働きたくない瞬間が「ある」84%も。理由は「職場の人間関係」

仕事中に「働きたくないな」と思う瞬間がある人はどれくらいいるのか。そう思うのは何が理由なのか、株式会社ビズヒッツが仕事をしている人1000人に意識調査を行ったところ、実に8割を超える人が「働きたくないと思った瞬間がある」と回答したということです。

回答者の年齢層

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回答した1000人は、20代の若手から40〜50代のベテランまで幅広い年齢層の方々でした。

仕事をしている人の84%は「働きたくない」と思う瞬間がある

仕事をしている中で「働きたくないと思う瞬間があるか?」を質問した結果、1000人中845人(全体の84%)の人が「ある」と回答しました。8割以上の人が働きたくないと思ったことがある中で、働きたくないと思ったことがないというわずか16%の人は、比較的良好な職場環境にいるということでしょうか。

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働きたくないと思う1番の理由は「職場の人間関係がつらい」

働きたくないと思う1番の理由は、196人が挙げた「職場の人間関係がつらい」でした。5位の「上司が嫌い」の55人も人間関係の中に含めると、250人以上(全体の約20%)が職場の人間関係に対して、働きたくないと思えるほどのストレスを感じていることがわかります。また、2位の「疲れる/体がつらい」や、3位の「休みがない/残業が多い」を見ると、昨今の働き方改革の流れの中でも依然として時間的・体力的に楽になっていない人が多くいることもわかります。

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働く理由は1000人中740人が「生活のため」

働く理由を質問した結果、1000人中740人が「生活のため」と回答。ダントツ1位の結果となりました。働きたくないと思えるぐらい辛いことがあっても、生活のために我慢して働いている人が多いことがわかりますね。

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男性が働く理由は大黒柱として家族を守るため

「生活のため」が8割とダントツの1位ですが、生きるのに必要なお金を稼ぐため家族を養うためなど、「一家の大黒柱として家族を守るために働いている」と感じられる回答が多かったです。一家を支える覚悟は頼もしい限りですが、一方で夢や自己実現・社会貢献を目的にしている人は非常に少なく、誰もが割り切って仕事をしている印象です。

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女性が働く理由はより良い生活と将来のため

男性と同じく「生活のため」が1位となりますが、生活の質を下げないため、家族で楽しく生活できるだけの収入を得たい、など、より良い生活のために働いている回答が目立ちました。さらに、将来を考えての「貯蓄や老後の蓄え」「子供の教育費」のために働いているという回答が多かった点も女性ならではと言えるでしょう。「生活のため」と一口にいっても「今の生活のため」という観点と「今後の生活のため」という観点があるとおもいます。

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キャリアコンサルタント中村氏の考察

令和元年度の世論調査における「働く目的」を問う設問では、56.4%が「お金を得るために働く」と回答しています。年齢階級別では30~39歳が最もお金のために働いていると回答しており、将来の生活を強く意識する時期でもありますから当然とも考えられますが、生活はお金によってのみ構成されるものではありませんから、「統合的な人生設計」を視野にいれた生活を意識していきたいものです。

どんな職場環境や条件なら積極的に働きたいか?

「どんな職場環境や条件なら積極的に働きたいか?」を聞いたところ、「給料が多い/仕事に見合った報酬がもらえる」(255人)、「人間関係の良い職場」(250人)がほぼ同数となりました。

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給料は単に高収入を希望している人よりも、生活に困らない給料仕事量に見合った給料がほしいといった現実的な回答が目立ちました。また、「お互い助け合いの気持ちがある」「仲が良い」「信頼できる上司がいる」など、人間関係の良い職場なら多少仕事がキツくても頑張れるという声が多く聞かれました。

さらに、ネット環境が整備されつつある現代社会ならではの回答として特筆すべきなのが「リモートワークができる」(91人)です。1000人中91人が回答していることからも、リモートワークが徐々に浸透してきていることが見受けられます。

キャリアコンサルタント中村氏の考察

気持ちよく働けない、自分自身が納得して力を発揮できない状態であれば「仕事に見合った収入」といえるでしょうか?
あなたにとって、何を基準に見合った収入と感じることができるか今一度考えてみることをおすすめします。気持ちよく働ける職場というものは経営陣の努力だけではつくりあげることはできませんから、あなた自身がより良い仕事・職場をつくっていくよう、積極的に働きかけることが大切です。意外と知られていませんが、報酬の高さと仕事の量仕事の質に関係がない場合があるので注意しましょう。

働きたくないと思っている人はごく少数

「働きたくない」と思ったことがある人の中で、「そもそも労働が嫌い、働かずにラクして暮らしたい」と考える人は1,000人中36人とわずか3.6%。多くの人は、「人間関係のつらさ」「休みがなく疲れがとれない」「働きに見合った給料が得られない」「通勤がつらい」のように、本当は働きたいけれども心が折れてしまう瞬間があることがわかりました。
現在、内閣府は「ワーク・ライフ・バランス」を勧めていますが、それと並行して、働く人同士が互いに思いやりをもち、気持ちよく働ける職場の雰囲気を作っていくことが大切なのかもしれません。

キャリアコンサルタント中村氏の総括コメント

働きたくないと思っても、ほとんどの人は働きます。また、今回の調査でも働きたくないと思っている人はごく少数でした。サラリーマン、自営業をするのか、ボランティア、家事労働、さまざまな仕事のあり方があり、仕事は幸せな人生をおくるためには切り離せないもの。人間は「社会的な生き物」であり、社会の中でより良く生きたいと考えることは遺伝子に組み込まれた本能的欲求なのだそうです。
「仕事に行きたくないな」とおもう日があっても、人生の大事な役割の中での意味を考え、うまくバランスをとりながらあなたらしいキャリアを組み立てていただきたいと思います。

全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
https://media.bizhits.co.jp/archives/2652

source/image by: PR Times

桜を見る会で数千万に関与した疑いのある安倍首相「お友達」の名

来年の開催中止が急きょ発表された首相主催の「桜を見る会」を巡り、その不透明な招待客の選定基準などが野党の追求の的となっていますが、さらに物議を醸しそうな「疑惑」が明らかになりました。有名ブログ「きっこのブログ」の著者にして、メルマガ『きっこのメルマガ』で毎週社会問題を独自の視線で斬り続ける「きっこ」さんは今回、「桜を見る会」でもっとも多額な予算が計上されている飲食関連を一手に請け負う会社の取締役と、安倍首相とのただならぬ関係を白日の下に晒しています。

桜を見る会の裏側を見る会

11月8日の参院予算委員会で、日本共産党の田村智子議員が、安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」についての質疑をしました。毎年4月に新宿御苑で開催される「桜を見る会」は、2012年末に第2次安倍内閣が発足してからというもの、招待者数が毎年増え続け予算は当初の3倍の5,000万円を超えるようになっていました。人数と予算が増え続けていることは今年の5月から指摘されていましたが、増加した招待客の多くが、安倍首相を始めとした自民党議員の地元の後援会員や公明党の議員の地元の後援会員であることが分かったのです。

自民党と公明党の議員が地元の後援会の会員らを招待し、お酒や料理を振舞い、お土産まで持たせて帰していたのですから、これを政治家個人がやったとしたら完全に公職選挙法違反になります。しかし、安倍首相は、これを国民の税金で白昼堂々とやっていたのです。ちなみに、今年の春の「桜を見る会」では、安倍首相の地元の山口県下関市の「安倍晋三後援会」の会員らが前日に飛行機で東京入りし、ホテル・ニューオータニの大広間を貸し切って「安倍晋三 桜を見る会 懇親会」という前夜祭を行ない、安倍夫妻が支援者らをおもてなししました。その人数なんと850人です。

そして翌朝、ホテル・ニューオータニから大型観光バス17台を連ねて新宿御苑へ向かい、新宿御苑が開門する1時間前に「首相案件ということで特別に開門させ、他の招待客が入苑できない間に、安倍首相の支援者らが個々に桜の下で安倍夫妻との記念写真を撮ったのです。その後、他の招待客が続々と到着し、新宿御苑では1万8,000人を超える大宴会が始まりました。樽酒を始めとした、本来は苑内に持ち込み不可のアルコール類がすべて無料で振舞われ、オードブルや高級スイーツなども並び、帰りには記念の升などがお土産に配られました。実際に参加した後援会員のブログには「去年は土産を10個持ち帰ったが、今年は3個しか貰えなかった」などと書かれています。

ま、この辺のことは、田村智子議員の質疑や各報道などでも明らかにされていますので、ここでは詳細には触れませんが、この問題、実は「安倍首相による税金の私物化ということだけでは済まないのです。田村智子議員も質疑の中で「5,000万円を超える予算のうち、もっとも多額なのが飲食費用です」と指摘していましたが、その飲食関係をすべて一手に請け負っているのが「株式会社ジェーシー・コムサ」という会社なのです。

この「ジェーシー・コムサ」の取締役は「アーネスト・M・比嘉」という日系アメリカ人の男性で、その姉が会長をつとめています。この「アーネスト・M・比嘉」という人物は、安倍昭恵夫人のフェイスブックに何度も登場しています。いろいろな高級レストランの個室で、安倍夫妻と楽しそうに食事をしている画像を複数見ることができます。そして、安倍首相自身も古くからの友人だと公言したことのある人物なのです。安倍首相は加計孝太郎のことを「腹心の友」と公言しましたが、この「アーネスト・M・比嘉」という人物も加計孝太郎と同様に安倍首相自身が認める友人なのです。

英語教育に罪なし。日本語力のない日本人に英語が身につかない訳

「中学・高校で6年間教育を受けているのに話せない」という点のみがクローズアップされ、改革の対象となっている日本の英語教育。文法・訳読方式の「偏重」が元凶と槍玉に上がっていますが、果たしてその批判は的を得ているのでしょうか。健康社会学者の河合薫さんは今回、自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、英語力が低いそもそもの問題は日本語力の低下にあると断言した上で、現在の日本に本当に必要な教育について持論を展開しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2019年11月13日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

日本語の価値を忘れたニッポン人

大学入学共通テストへの英語民間試験導入のすったもんだが問題になっている中、またもや日本人の英語力に関する残念な結果が明らかになりました。国際語学教育機関が、英語を母語としない100カ国・地域を対象に行った調査で、日本の英語力は53位。去年より4つ順位を下げ、4年連続で5段階のうち下から2番目の「低い」に認定されてしまったのです。

トップはオランダで、スウェーデン2位、ノルウェー3位。日本の順位は2011年には44カ国・地域で14位でしたが、参加国が増えるにつれて年々下落。また、アジアの25カ国・地域で比べても、韓国37位)、中国40位などに次ぐ11番目でした。

同様の結果はその他の調査でも明かされていて、グローバル化が進み多くの国々が「話せる英語教育」を進める中、日本が取り残されている状況が続いています。

確かに日本の英語教育は文法と訳読方式をとってきたので、当然といえば当然の結果です。こういった結果が出るたびに、「日本の英語教育はダメだ!もっと話せる英語教育にしなくちゃダメだ!」という議論が繰り返されてきました。そこで小学校から英語教育を始めることになったり、「大学入学共通テストで民間の英語試験を取り入れよう!」といった流れになっているわけです。

でも、これって理にかなっているようでかなっていない。つまり、日本人がコミュニケーションツールとしての英語力が低いからといって、これまでの文法と訳読方式を否定するのはちょっと違うんじゃないか、と。そもそもの問題はそこじゃないだろ!と。問題のすり替えをするのではなく、それぞれのいい面をきちんと考えた上で、英語教育のあり方を議論しないと英語力の向上は無理です。

一方で、大学生の日本語力の低下は近年著しく、大きな問題になっています。

学校の成績は国語力が9割」とも言われるように、日本語の読解力、記述力は国語だけでなく全ての教科で必要な基礎知識です。ところが「英語が話せないと経済成長できない!」と英語教育に過剰に力をいれるあまり、国語教育の比重が相対的に軽くなっているのです。

日本語の読解・記述力が不十分だと、数学の文章問題は理解できません。理論構成が支離滅裂な回答しかできないのです。極論ではありますが、英語力の低さも実際には母語である日本語力の低下、具体的には語彙力が低下していることが英語力が低いそもそもの問題なのです。

もう少しわかりやすく説明しましょう。

銀座から潮の香りを感じなくなった男が驚いた知人女性の匂い記憶

ある匂いを嗅いだときに、記憶の中の匂いが鮮明に蘇る…誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。実は、そういったことを経験する回数も、経験に繋がる匂いの種類も女性の方が男性より多いようなのです。メルマガ『8人ばなし』著者の山崎勝義さんが、その理由を説明しつつ、匂いの同定能力が極めて高い知人女性のエピソードを紹介しています。人間の脳は記憶の同定を喜ぶ傾向があると言われていますが、他人の同定体験にも人を幸せにする力がありそうです。

匂いのこと

世の中には匂いに敏感な人がいる。但し、ここで言う敏感さとは異臭や悪臭などに対しての反応の強さを言うものではない。目下の匂いと記憶の中の匂いを結びつける能力の高さ、言い換えれば同定能力の高さを言うのである。

時間や空間の隔たりを一気に飛び越えて発動するこの同定は脳にそれなりの快感をもたらすようで、この状態にある時大体の人はテンションが高い。

これは私自身にも経験がある。東京に出て来たばかりの頃は、有楽町の駅を出て晴海通りを銀座方面に歩き出すとすぐに潮の香りを感じたのである。ちょうど数寄屋橋の交差点のところ、「この交差点は右折禁止です!」の交番のアナウンスとともに東京の第一印象として今猶記憶に残っているところなのだが、その時一緒にいた東京都中央区出身の友人は「何の匂いもしない」と至って平静であった。因みに私の通った中学校は海のそばにあった。

ところが2、3年の後には自分にもその潮の香りが分からなくなってしまった。自分にとってその場所が時間の隔たりも空間の隔たりもない当たり前になってしまったということなのだろう。

私の知り合いの女性にこの同定能力の極めて高い人がいる。ここで少し説明しておくが、一般的に匂いに対しての反応(例えば、同定能力など)は女性の方が優れていると言われている。

これは視覚や聴覚などと違い、嗅覚だけが大脳辺縁系と直接リンクしていることによるものである。もっともこのリンクに関しては男女間での差はない。差があるのはリンク先である。大脳辺縁系には帯状回、扁桃体、海馬など情動や記憶に深く関わる部分が含まれている。こちらが女性の方が発達しているのである。それに関しては、心配や不安や恐怖といったものが子育てをより安全に遂行するために何より必要な情動であるから、と説明されている。

女性と匂いの親和的関係性はそこかしこに見られる。例えばアロマがそうである。市場をざっと見ただけで女性向けの品物の方が圧倒的に多いことが分かる。

さて件の女性の話である。その匂いの同定能力たるや凄まじい。「この駅の階段と出身都市の駅の階段の匂いが同じ」、この程度は序の口である。「このビルのエントランスは高校の音楽室の1時間目の匂いと同じ」といったように時間的概念も入る。

さらには朝昼晩、あるいは春夏秋冬でも匂いは変わって来ると言う。ここまで来ると何となくあやしい気もするが、少なくとも本人的には嘘をついていないことは確かである。こういう話をする時には決まってハイテンションになるからだ。

私のように僅か2、3年のうちに環境に取り込まれてしまう軟弱者からしてみれば、彼女は随分と自他の境界意識の強い人のように思える。でも、もしかしたら時間や空間の隔たりをいつまでも意識せずにはいられないという意味においては、あるいは不器用な人なのかもしれない。

それでも彼女のハイテンションを見ればどういう訳だかこっちまで楽しくなる。それくらいには他人を幸せにする力が彼女の匂い同定能力にはあるみたいである。

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現役アナが伝授。「反対」の考えをポジティブに伝える言い換え術

人前で話すあらゆるシーンに役立つプロの技を伝えてくれるメルマガ『話し方を磨く刺激的なひと言』の著者で、アナウンサー歴30年の熊谷章洋さんによる「話し方の表現力を上げる5つのアプローチ」シリーズ。前回は「ネガティブワードを使わず伝える言い換え術」として、「嫌い」の言い換え方を教えてくれました。今回もネガティブワードの言い換え術の1つ、「反対」を表明するときの言い回し「賛成しかねる」が優れている理由と具体的な使い方を伝えています。

ネガティブワードを言い換える方法

話す時の語彙力を高める方法について、シリーズでお伝えしているなかで、ちょっと寄り道で、ネガティブワードを使わずに、他の表現に言い換える方法について考えています。

ネガティブワードを使わないことのメリットは、自分自身にとっては、ネガティブな言葉を別の言葉で言い換えようとする時の、イメージのスイッチの切り替えが、脳に良い働きを与え、また、聞き手に対して、誤解、不快感を与えない、敵を作らない、人間関係を円滑にする、などの効果が考えられます。

「ものは言いよう」「そんな言い方もできるのか!」という気づきが大切であり、そういう言葉遣いが定着してくると、ネガティブな考え方をする機会すら減ってくるものです。

前回は、「嫌い」と言わない話し方の具体策をご紹介しましたね。まとめますと、「嫌い」と言い切ってしまう表現は、自分の嗜好性を表明するのには便利ですが、自分とは違う嗜好性を持つ人の価値観を全否定することにつながり、それに携わるすべての人を敵に回す恐れがあります。

言い換えのコツは、

  • それが好きな人の価値観をまず認めること
  • それが「嫌い」なのは自分に限った価値観であること
  • 感情ではなく、事実を
  • どこが、どう、どうして、を明確に
  • 好きになるには、それがどうなればいいのか?

このようなニュアンスを込めること。

さらには、

  • 人間にとって限りある資源である、時間、お金、労力を理由にする
  • 勉強や、病気の治療、努力していることなどの大義名分を入れる
  • 相手が知らなそうなテーマで話す

など、別ジャンルの理由で話題を転換することも、話の成り行きで言い訳が必要な場合には有効です。くわしくは前回記事をご覧ください。

「タワマンは危ない」は本当か。マンション管理士が検証した結果

閲覧数が増える、ネットや雑誌の「マイナス心理を増幅させる記事」ですが、タワマンの将来を過度に煽るようなトピックもそれに当たるようです。しかし、「タワーマンションの未来が危ないとは思わない」とするのは、マンション管理士の廣田信子さん。廣田さんは今回、自身の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』に、そのように判断する根拠を記しています。

タワーマンションはそんなに危ない?

こんにちは!廣田信子です。

最近、タワーマンションの将来を心配する記事を様々な媒体で見かけます。これを書くと、雑誌が売れ、インターネットの閲覧数が多くなるそうです。実態が分からないというので、自治体の調査等も始まっています。

価格が高騰し過ぎたタワーマンションを金利が安くて多額の借り入れが可能だからと言って、共働きで世帯年収1,000万円の家族がぎりぎりの家計設計で7,000万の物件を購入する場合は注意をしてほしいことを、ずっと書いてきました。ローン返済が難しくなる等の経済的事情が発生したら、売却すればいいんだから…。うまくいけば、値上がりしているかも。そう考えるのは危険だと。

希少価値がある都内一等地以外の、同じ地域に何棟も建てられているタワーマンションは、大量に売り希望が出て、値崩れが始めるとほんとうに早いのです。オーバーローン状態で、売るに売れない事態にもなります。かといって、投資用に購入している人と違い、居住用に購入している人は、生活の場であるマンションを、子供の学校等の都合と関係なく、売りやすい時に売ろう…なんていうわけにもいかないのです。

近年は、ビジネスの現場の浮き沈みが激しいので、今、景気がいい業種が5年後もそうである保証はありません修繕積立金が大幅に上がることも想定しなければなりません。…と、そんなことを言っているのですが、それは、あくまで、マンションをこれから購入しようとしている方に向けて、書いていることです。子育て中の家族の住まいは、安心して、そこに安定して暮らせることが第一だと思うからです。

バブル崩壊直後、様々な家族の悲劇を見てきた者のおせっかいな思いです。

でも、別に、タワーマンションの未来が危ないとは思いません。一等地でなくても、便利な地にあるマンションは、それなりの価値を維持するでしょうし、経済的に余裕がある方々が多いでしょうから、維持管理に必要な投資はされていくでしょう。子育て世代が多ければ、それなりのコミュニティもできるでしょう。

当初より価格がぐっと下がったとしても余裕を持って住み続けている人にはあまり影響がありません。もし、売りに出されたら、それは恰好の投資物件ですから必ず購入者がいます。修繕積立金が上がれば、利回りが悪くなる分、市場価格は下がるかもしれませんがそれだけのことです。

居住目的ではなく投資目的の組合員が増えれば、何かと合意形成はたいへんになると思いますが、だからといって、維持管理が放棄されるようなことにはならないと思います。

お金持ちの方の居住割合が下がれば、豪華な共用施設やホテルのようなサービスが必要か…というような議論にもなり、それが、住み心地に影響し、出ていく人もいるでしょうが、お金持ちは、喧嘩せず…で、自分の感性に合わないと思ったら、住まいを変えるだけです。

管理組合運営に関しても、組合員の中には専門家がわんさといますし、会計規模が大きいので、外部の専門家を使うことも簡単です。維持管理に想定外のお金が掛かると分かっても防災上不安があると分かっても、それは、売買価格に反映されるだけで、新たな評価で購入した組合員によってそれなりの方針が決められていくでしょう。

20年後、タワーマンションの価格がどの水準を維持しているかは読み切れませんが、買った時の価格と比べて、こんなはずじゃなかったのに…という方はいるかも知れませんが、それなりの評価はあるはずです。

市場で一定の評価があるものは、維持管理が放棄されるようなことにはなりません。だから、「タワーマンションの未来が危ない」というようなことはないのです。

人口減少時代に、一定の地域にタワーマンションを乱立させるようなマンション供給の方法には、当然、賛成できませんでしたが、もうできてしまって、たくさん暮らしている方がいるのに、過剰に、将来危ないと危機感を煽るのはなぜか…とこのごろ感じます。

少なくても、危機感を煽って、何かをさせようというのは、タワーマンション住民には合わない気がするのです。一定の市場価値があり、経済的な余裕がある方が多く暮らすマンションのことを、今の段階で周りがあまり心配することはない…と思うのです。

結局は、自分たちが気づくしかなく、気づけば、何とかできる条件はそろっているのですから。

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【中島聡×夏野剛】真のキャッシュレス時代の到来を阻む日本的事情

メルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で、「Windows 95を設計した日本人」として知られる世界的エンジニアの中島聡さんと、「世界初のモバイルインターネット i-mode を世の中に送り出した男」こと夏野剛さんが、共同で立ち上げたNPO法人「シンギュラリティ・ソサエティ」。先日その設立一周年を記念し、早稲田大学 日本橋キャンパスにて創立者のお二人による対談イベントが開催。「シンギュラリティ世代の経済とテクノロジー」をテーマに、闊達な議論を交わしました。今回は、その対談の模様の一部をMAG2NEWSに特別掲載いたします。

テクノロジーを受け入れる欧米と拒絶する日本

夏野 ……まぁ東京なら、だいたいどの店でもキャッシュレス決済ができるようになりましたけど、まだ時々やっぱりね。この日本橋の近くにも、すげー美味い立ち食いそば屋さんがあるんですよ。「よもだそば」っていうんだけど、マジで美味い。で、そこは何故かインドカレーがまた美味い(笑)。でも、そこは現金しか払えない。

だから、社会がちゃんとITに適合してきてるなというか、社会のシステムの中に普通のことのように取り入れてるのがヨーロッパだったりアメリカだとすれば、無理やりテクノロジーを社会の中に溶け込ませないようにしてるのが、日本のような気がして。

中島 そうですね。日本のコンビニなんかでチケットを買う時でも、機械からバーコードが出るんだけど……。

夏野 それをレジに持って行かないといけない。

中島 アレも変ですよ。あそこでもう払わせて欲しいですよね。

夏野 まったくその通りです。しかも、そういうインターフェイスもあるんですから。BluetoothにWi-Fiも赤外線も付いてるし、一部のコピー機にはNFCも付いてますし。それなのに、やんないっていう……。

中島 日本の銀行もすごいですよね。この前、一時間半ぐらい待たされて、もう怒っちゃいました。

夏野 何をしようとしてたんですか?

中島 前に頼んでた海外移住者向けのお留守番サービスっていうのを、取り消そうと思って。でも、それで一時間半ですよ。もう、ねぇ……。

夏野 そういえば、どこかのケータイショップは、いま予約制になったんですけど、なんと解約手続きの予約はできないんですよ(笑)。「並べ」ってことで。ちょっとした嫌がらせですよね。

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……ちなみに僕、ベネチアでiPhoneをスられたっていうか、盗られたんです。ポケットに入れてたのをさっと盗られて、うわって怒ったら、ぶわぁって逃げられて。で、最初は追っかけたんだけど、こっちは子ども連れだから追いかけると危ないじゃないですか。だから、子ども連れを狙ってるんでしょうけど。

中島 あぁ、なるほど。

夏野 で、盗られたけど位置とかが全部分かるじゃないですか。「あぁ、ベネチアのこの辺にいる」っていうのが分かるんですけど、そこに行ったらヤバいじゃないですか。だから「しょうがねぇなぁ」って思いながら、銀行のカードとクレジットカードを止めて、iPhoneもデリートしてすべて消去したんです。

それで日本に帰って来て、速攻AppleストアでiPhoneを買ったんだけど、よく考えたらSIMがない。SIMがないとさすがに電話番号が入らないので、SIMを再発行してもらうためにDoCoMoショップに行ったら、5時間も待たされるっていう。しかも、その時間はまだDoCoMoショップは空いてないというか、窓口応対が始まっていなくて。お客さんは誰もいないんですよ。「だったら、やってくれりゃいいじゃん」「SIMの発行なんて一発なのに……」って怒り狂って、そのことをツイートしたら、炎上しちゃいました。

中島 (笑)

夏野 それで「そんな人には構ってられない」とか色々言われたんですけど、それを構わなきゃって話ですよ。スマホの使い方をわからない人が、操作の仕方を教わりに来てるのとはワケが違って、ケータイを無くしたんだから至急対応してくれたっていいし、それが価値なんじゃないですか。で、窓口には人はいないけど、案内の人が2人立ってて、その2人は暇なんですよ。

中島 それなのに、なんで5時間もかかるんでしょうね。

夏野 だから、それは予約の順番ですよ。でも、まだお客さんは来てないんです。だったら「お前がいるじゃねーか」って話じゃないですか。でも「いや、私たちは案内の者ですから」って言うんですよ。「あぁ、もう日本は終わってる……」みたいな。

中島 まぁ、でも日本は人を切れないっていうか、人を切る圧力があんま掛かんないから。アメリカなんかは、とにかくコストを減らそうってことで……。

夏野 確かに。アレはだから、コストを減らそうとしてないから、ああなるんですかね。「時間を掛けて対応する」みたいな。

中島 そういえば、夏野さんのいまの話で思い出しましたけど、Appleのクレジットカード。アレはすごくいいですよ。

夏野 え、どこがどう違うんですか? 日本では発行されてないですよね。

中島 まだ日本では発行されてない。で、カードが僕のApple IDと紐づけされてるんです。だから、何かちょっと問題があったりした時に、iMessageでコンタクトするんですけど、まず本人確認がないんです。いきなり「中島さん、どうしましたか」ってなるんですよ。

夏野 あぁ、Apple IDと紐づけされているから……。

中島 それで「おとといの何十ドルってやつは一旦取り消したいけら、取り消してくれる?」とか言うと、「はい、わかりました」みたいなのが、チャット上のやり取りでできるんです。

夏野 あぁ、なるほど。それってしかも、どこまでが人でどこまでがAIかが分かんないっていうのがいいですね。

中島 そうそう。たぶん、ある程度のところまでAIがやって……。

夏野 AIが振り分けをしたりして。でも、僕は最近、チャットボットの話は面白いなぁって思っっていて。テクノロジーが進化して、Siriのような音声入力が一度主流になったように見えたんだけど、実際はみんな使わない。結果的にAIでいろいろ処理しようと思うと、チャットのほうがいいんですよね。テキストだから間違えないし、認識能力も高いし。で、それ故にいいサービスが提供できるんで、いまはチャットのほうがだいぶ盛り返しましたよね。

だから、eコマースのサイトに行くと、必ずチャットボットがいるじゃないですか。で、どこで人に切り替わってるのかが、全く分からない。アレは最近のITのなかでも面白いなって思います。

中島 そもそも電話って面倒臭いじゃないですか。待たされたり、向こうから掛かってきたり……。でもチャットなら、仕事しながらでもできますから。

夏野 そうなんです。「ながら」でもできる。で、すぐに返ってこなくても怒りが沸かない。だから皆さん、チャットはぜひあえて使ってみてください。ECサイトとかに行くと出てるし、使ってみるとすごく便利だから。

中島 電話だと面倒なところを一瞬ですからね。

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夏野 ……でも、そのAppleのクレジットカードですけど、そういうのってやっぱりみんな「マイルが貯まるんじゃないか」とか、そういう邪な考えを持ってるじゃないですか。

中島 あぁ。これはキャッシュバックがあって、それもいきなり付くんです。

夏野 あぁ、Amazonのポイント方式ですか。全然貯まらないってやつ。

中島 Appleカードが面白いのは、ポイントがAppleキャッシュに貯まるんです。で、そのキャッシュはiMessageで誰にでも送れる。

夏野 それ、すごくラクでいいじゃないですか。

中島 だから割り勘にした時とかはすごく便利。まぁ、iPhone同士しか通用しないけど。

夏野 でもiPhone同士でいいですよ。Androidとか使ってるやつとは、付き合わないですから。美学が合わない(笑)。あと、Windows使ってるやつとも。

……ていうか、いまウチのマインクラフトが大変なことになっていて。ホント、中島さんの古巣をバカにして申し訳ないんですけど、僕の古巣もバカにして全然構わないんで(笑)。あのMicrosoftアカウントが、ものすごく使いにくいんですよ

中島 あぁ、アカウントが。

夏野 いまマイクラをやろうとすると、Microsoftアカウントと紐づけしないとダメなんですけど、なんか認証が全然上手くいかなくて。なんであんなに使いづらいんだろうって。で、分かんなくなったんで、パスワードを再発行したりと、ループ状態に陥っていて、いま我が家ではマイクラが使えない状態になってるんです。

Apple IDがすごくよくできてるのは、本当に全部紐づけるじゃないですか。Microsoftアカウントは、セキュリティホールをすごい気にして、ああいう使いにくいものになってるのかなって。よく分からないですけど。

中島 ただMicrosoftもいまや分裂状態で、あそこは、本当はエンタープライズに集中するのがいいんですよ。稼いでるし。ただ、マイクラとかXboxはちょっとズレてるけど。

夏野 でもマイクラって、子どものプログラミング教育の第一弾としては、最高なんですよね。

中島 そうですね。それは確かに。

夏野 えー、じゃぁ分離して欲しい(笑)。Microsoftアカウントから分離して欲しい、とりあえず。……でも、Appleのクレジットカードの話ですけど、今後に期待ですね。「ユーザーインターフェースで、どこまで金融を支配できるか」っていう、新たなテーマですね。

中島 その上、後ろがゴールドマンサックスで、そのゴールドマンサックスは、店舗を持ってないじゃないですか。だからコレって、実は殴り込みなんです。バンカメとかチェースとか、そういう店舗を持ってるところに対しての。だから、もう異常なんですね。ゴールドマンサックスっていう巨大な資本を持ったフィンテックが、Appleと組んで、ユーザーインターフェースを担当させてっていう。だから、手数料とかべらぼうに安い。

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夏野 へー。

中島 僕はいままでアメリカのクレジットカードは日本で使わなかったんですよ。手数料を取るから。でも、ココは取らないんです。……なんか為替レートの宣伝をしてるみたいだけど(笑)。

夏野 いいですね。コレって、日本で発行できる日が来るんですかね?

中島 たぶんするんじゃないですかね。ゴールドマンサックスがどう出るかですけど、もし出たら日本の銀行はヤバいですよ。だから、UFJとかに就職したがっている子どもたちの気持ちが、僕はよく分かんないんだけど。

夏野 バカですね(笑)

中島 店舗を持ってる日本の銀行はみんなヤバいですよ。こういうのが出てきたら。

夏野 金融庁は認可しないかもしれないですね、そうすると。

中島 そうですね、日本の銀行を守りたいから。でも、アメリカはそういうことがないから、こういうのが現れて、新陳代謝がバッと起こるんですよ。

夏野 ちょっと……欲しいですね、Appleカード。

中島 今日は自慢のために持ってきたんです(笑)

夏野 で、日本でも使えるんでしょ?

中島 はい、全然使えます。為替レートもいいですよ、108円ぐらいかな。で、どこで使ったのがGPSで出るから、よくレストランとかで覚えてない時ってあるじゃないですか、どこで使ったのか。履歴を見た時に「なんだ、この店は?」って思った時に、地図が出るから「あ、あの店か」って分かるんですよ。

夏野 ほう。でも、テクノロジー的に見れば、何も大したことがない。

中島 そう。組み合わせただけなんですよね。

夏野 何にも新しくないんだけど、全部が組み合わさるとめっちゃ新しいですよね。……で、iPhoneですべて管理出来て、最終的には銀行から引き落とすと?

中島 そう。それに自動引き落としじゃなくて、いつ引き落とすかを自分で決められるんです。そこも気持ちよくて……。日本のクレジットカードって、勝手に引き落とすじゃないですか。

夏野 じゃぁ、チェックを払うような感じで?

中島 そう。iPhoneを見ながら「コレとコレとコレはいいや」って感じで。それで「いま払うと金利が掛かりませんよ」「何日後に払うと、これだけ金利が掛かりますよ」っていうのがグラフで出てきて。もう、iPhoneですべて完結。だから、iPhone好きの人にはたまらないですよ。

夏野 ほしーい(笑)。でも、僕はそういう世界を作りたかった。ケータイにすべてを集約させたくて、ケータイに色々と機能を付け始めたんですよね。で、ケータイひとつあれば、どこでも生きていける。災害があった時でも、ケータイさえ持って出れば、それで生きていけるっていう世界を作りたくて、それでいろいろおサイフケータイとかやったわけですけど、それをやってくれた感じがありますね。……終わった、俺の夢は終わりましたよ(笑)

中島 でも、やっぱりiモードはすごかったですよ。

夏野 いやいや。でも、何か引き継がれたような感じはします。

中島 iモードの魂がね。

夏野 うん。そういえば、Appleの最初のiPhoneのデベロップメントチームの人には、すごく言われました。「すげー、iモードを研究したから」って。

中島 そりゃ、そうですよ。

夏野 すごく引き継いでもらった感があって、うれしいですよね。だから、先月iPhone無くして新しいのを買ったばかりなんだけど、もう明日にはiPhone11を買う予定(笑)。もうしょうがない、これは。

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でも、そうやって理想の社会がやって来たというのに、地下鉄はみんなSuicaじゃないといけないとか、チケットは必ず発券しないといけないとか……。日本のそういうところは、もうそろそろ止めにして欲しいですね。

香港デモや米中貿易戦争は序の口。習近平を追いつめる貿易法改正

GDPで世界第2位となった後、一旦は通信やAIの世界首位も射程にとらえた中国に、米中貿易戦争や香港デモなどで急ブレーキがかかったことは明白と言えますが、国内外からの反発はそれだけではないようです。数々のメディアで活躍中の嶌信彦さんは今回、自身の無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』で、中国が強硬に推し進める数々の政策と、それらに対する各国の反応を紹介。さらに中国の「強硬路線」の今後についても言及しています。

強硬路線変えない習近平政権

香港市民の反発に習近平政権は、少したじろいだかにみえる。

香港市民で犯罪を起こした人物を中国本土に送り裁判にかける、という香港行政府の発表した「逃亡犯引き渡し」条例は市民の大デモの反発に遭い、香港政府が遂に引っ込めた。このところ強硬路線で中国を引っ張ってきた習政権にとっては珍しい妥協的対応だった。ただ建国70周年を祝った今年の軍事パレードでは数十万人の軍と民衆を動員して過去最大級の規模で盛り上げ、習氏は「中国は70年で世界が目を見張る偉大な成果を成し遂げた。建国100周年には世界一流の軍隊を建設しアメリカに匹敵する大国を築く」と演説、共産党を核とした“中国の夢”を追い求め続けている。

中国は2010年にGDPで日本を抜き世界第2位となった。1950年代は300億ドル(約3兆2,400億円)程度だった中国のGDPは、2018年に400倍以上の13兆ドル(約1,400兆円)を突破した。2020年代にはアメリカを抜くといわれ、次世代の通信規格の5G、人工知能(AI)などのハイテク分野でもアメリカと肩を並べてきた。中国軍の当面の課題は台湾や南シナ海、東シナ海などでアメリカ軍を上回ることで、かつては陸軍国だった中国を習政権は2015年頃から海、空軍を増強。サイバーや宇宙分野の軍改革にも力を入れてきた

中国では言論、人権などに厳しい統制

ただ、その一方で、自由な発言人権の尊重政治批判などには厳しい取締りを行ない、これに嫌気がさした高所得者層や知識層の人々は海外に移住したり、厳しい外貨規制に中国を離れ、東南アジアなどに移転する企業も増えている。

また、リーマン・ショック(2008年)後は、率先して国内のインフラ整備や海外に資金を貸し付け国際経済の成長に協力したが、今日では財政事情などが悪化しておりかつてのような大判振る舞いは出来なくなっている

それどころか、アジア、太平洋だけでなくインド洋でも覇権を握る意図をみせ、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ミャンマーなどに資金援助を行ない、西アフリカの産品を安く手に入れ、東南アジアの鉄道建設に協力して輸出入物資を中国へ運び入れたり、港の建設資金を支援する代わりに港の使用権や租借契約を次々と結んだりしてきた。

日本も第二次大戦で敗戦した後、焼け野原となった国土を再建するためアメリカや世界銀行などの資金を仰いでインフラ整備に力を注いだが、東南アジア、インド洋周辺国、西アフリカなどで中国は資金を貸し付けた見返りに港湾などの使用を自由にできる契約も結んでいるのだ。こうした中国のやり方に警戒心を持つ国も増えており、選挙で親中国派の政権がひっくり返ったりする現象も起こっている。

大統領選挙も絡み高関税で対立

トランプ政権の支持層は農村や「ラストベルト」といわれる中西部地域とされている。このため、次の大統領選挙に向けて、トランプ政権は同地域が関心を持つ製品に高関税をかける貿易戦争を仕掛けている。

トランプ氏は「賢い指導者は常に自国民の利益を考える。それがアメリカ・ファースト(米国第一主義)だ。未来はグローバル主義者のものでなく愛国者のものだ」と訴え、中国や日本の対米黒字製品に高関税をかけ、中国の産業補助金は不公正貿易の源泉だと批判を強めている。

万能ではない。それでもインフルエンザワクチンを打つべき理由

首都圏ではすでに流行が始まっているインフルエンザですが、そのワクチン接種に関しては様々な議論があり、打たないという選択肢を取る方も多く存在します。しかし、ワクチンは「社会全体を守るためのもの」であるとするのは、現役科学者のくられさん。くられさんは自身の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』で今回、データを示しつつ「ワクチンを接種すべき理由」を記しています。

ワクチンを打つべきなのはどうしてか?

インフルエンザのシーズンですね。インフルエンザのワクチン受けましたか?

特にどこかの寒い中並ぶ神社やコミケのような大人数のイベントに行く人は必ず受けましょう。いや、帰省する人でさえ受けておくべきです。

インフルエンザワクチンに限っては、受けたからといって必ずインフルエンザにかからなくなる…というわけではありませんが、それでも受けるべき理由があります。

まず、重症化する危険性と死亡率がぐっと下がることで、この時点でメリットはゼロではないわけですが、実は個人のそういう都合だけでなく、実は一番重要なのが、ワクチンというものは「社会全体を守るためのものである」ということ。この認識が極めて大事なのです。

それというのも、例えばインフルエンザワクチンは卵アレルギーの人や乳幼児には打つことができません。卵アレルギーの人や乳幼児はインフルエンザウイルスに晒されると当然ワクチン未接種の人より感染率は高くなります。乳幼児の場合はそれが生涯残る脳の後遺症などになることさえあります。

感染…というのがピンとこない人が多いと思うので実際に流行マップをみてみましょう。

インフルエンザ流行レベルマップ

このURLは2017~2018年のインフルエンザの流行分布です。

まず最初に新潟でインフルエンザがありますね。本来ならば陸続きで感染は広がりそうなものですから、新潟の次は隣の富山か山形、群馬…という感じですが、実際は宮崎県にいきなり発生しています。

新潟と宮崎を移動する人というのは極めて限られると思うので、おそらく一人二人の罹患者が飛行機で宮崎県にピンポイントでウイルスを運んだことを示してると思ってもよいでしょう。もちろん厳密に調べたわけではないので偶発的な可能性はありますが。

そしてあとは人の流れのまま一度広がりだしたインフルエンザウイルスは瞬く間に日本中を真っ赤に染めていきます。

なので、「別に打っても打たなくてもかかるし、お金もかかるから俺はいいや」みたいな感じで、打たずに罹患して、それをワクチンが打てない人に感染させてしまうリスクの部分がヤバいのです。

インフルエンザはワクチンで100%押さえ込める病気ではないので、ワクチンが万能とは言えないのですが、それでも毎年200~300人の乳幼児が重い後遺症体が不自由になるなどになるインフルエンザ脳症になっています。もしかしたらその中の何人か、何十人かは、誰かがワクチンを打っていればなってなかったかもしれないわけです。

それがインフルエンザなら運否天賦の部分もありますが、麻疹はしかだと別次元です。今、ワクチンの効能で忘れられるくらいに撲滅に成功していたヤバい病気、麻疹がこの国にまた広がりつつあるわけです。しかも反ワクチンとかいう病原体の味方まで湧いてきて非常によろしくないですね。

はしか感染で免疫システム「リセット」、米研究で明らかに

麻疹(はしか)に関しては免疫をリセットするというとんでもない副作用が最近発見されています。つまり他のワクチンやなんとか持ちこたえた病気に対する免疫情報を白紙に戻すというにわかには信じられないとんでもない能力です。

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販売のプロも称賛、お客様に「欲しい!」と思わせる商品説明テク

お客様に気持ちよく、そして納得して商品をお買い上げいただくため心を砕く販売員。しかし、肝心な商品販売が「流れて」しまっているため買い手側にきちんと伝わらず、結果につながらないというケースもままあるようです。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、そんな状況に陥らないための簡単なテクニックを紹介しています。

商品説明を流さない

日々、商品のことを勉強している販売員ですから、お客様にとって、有益な情報はたくさん持っている人が多いと思います。歴史の長い会社や商品であること、一流の職人さんが作っていることによって、信頼がある商品であること、そういった商品知識を仕入れることには、きっと余念がないことでしょう。

しかし、そうした商品知識も、伝え方を誤ると、価値が薄れてしまうこともあります。特にそうなってしまうのは、商品説明が流れてしまうような人です。

「こちらの商品は良いですよ。一流の職人が1つ1つ手作業で作っています。メンテナンスもできますから、いかがですか?」

こうした商品説明になってしまうと、せっかくアピールできるポイントがあるのにも関わらず、お客様にはうまく伝わりません。本当はその説明だけで欲しくなってしまうかもしれないのに、とてももったいないのです。

では、どうすればいいかというと、やることはとてもシンプルです。商品説明の重要な場面で、その情報が重要であることをアピールするための方法を入れ込むことで、お客様にも、商品知識がきちんと伝わります。

例えば、多くの人がやっているのは、タメを作ることです。先ほどのように、一連の流れで商品説明をさらっと伝えるのではなくて、あえて、その説明の前にタメを作るためのキーワードを差し込みます。

「実は、こちらの商品には、大きな特徴があるんです」
「この商品、素晴らしいポイントがあるんですよ」

あえてこうして、重要な情報を伝える前にタメを作ることで、お客様は、「なんだろう」という期待が湧きます。そのタイミングで情報を伝えられればお客様にきちんと届くということです。

ほんのちょっとした伝え方の違いだけで、同じ商品説明でも、受け取られ方が大きく変化するのですね。

あくまでもこれは一例ですが、お客様に重要な情報だと受け取ってもらうための方法は色々とあるでしょう。ぜひ、ご自身に合った方法を見つけて、お客様に伝えてください。

今日の質問です。

  • お客様に伝えるべき重要な商品情報には、どんな情報がありますか?
  • その情報をきちんと伝えるためには、どんな方法が考えられますか?

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