「ChatGPT」の質を上げるのは使う人次第。上手なプロンプトの使い方

今後、会社でChatGPTを導入するようなのですが、プロンプト(応答を生成するための文章)をなかなかうまく使うことができません……。そんなお悩みに、メルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』著者で、世界的なコンサルティング会社マッキンゼーで14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんが回答しています。

Question

shitumon

ChatGPTが大ブームなので、いろいろ触ってみています。会社にも6月から導入されるとのことで、楽しみにはしていますが、プロンプトがうまく使えません。質問しても、わかりきったような答えしか返ってきませんし、今有名な「深津式プロンプト」をやっても、一般的な回答しかなく、しっくりきません。どういうふうにアプローチすればいいのでしょうか。事業部会議をうまく進める方法とか、面倒くさい同僚をうまくあしらう方法とか、新事業案を効果的に出す方法とか知りたいのですが。

 

 

赤羽さんからの回答

ご相談、どうもありがとうございます。おっしゃる通りで、ChatGPTはプロンプトをどう作るかが重要です。今後、プロンプトを自動生成するとか、簡単なプロンプトであとは自動的に動いて聞いてくれるとか、もありますが、まずは今の状況でプロンプトを工夫し、使いこなせるようになることが今後も活用し続ける鍵になりますね。

従来は、「会議をうまく進めるにはどうしたらいいんだろう」と思ったときは、検索エンジンに「会議 進め方」といった言葉を入れて検索し、いくつかの記事を見つけて読み、そこから一定の理解を得ていたと思います。

検索ワードの選び方が重要でしたが、工夫してもそこまで差がないので、何度か検索したり、記事を多く読んだりして、必要な情報を選び取っていたと思います。

いっぽう、ChatGPTは普通に会話ができるので、何も考えずに思ったまま、「会議をうまく進めるにはどうしたらいいですか」と聞いてしまいますよね。

これが問題です。

この記事の著者・赤羽雄二さんのメルマガ

ムダの極致「PTA」は即廃止せよ。絶望的な“現状維持型”組織が対応できぬ5つの大問題

かつてはそれなりの役割を果たしてきたとされるも、今や多くの保護者から忌避される存在となっているPTA。何がこの現状を招いたのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、PTAが直面している5つの問題を列挙。それらに真摯に向き合わない限り組織の将来はないとしつつも、「現状維持型の彼らに自己改革は困難」との見方を記しています。

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2023年5月23日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

終焉に向けひた走るPTA。現状維持型人材が結集した団体の悲劇

PTAの評価が大きく揺らいでいます。そんな中で、ここ数年、個々の家庭がPTAから脱退するだけでなく、学校の中でPTAを廃止するとか、更には広域圏のPTAの連合組織が日本PTA全国協議会(日P)から脱退するなどの動きも出ています。

そんな中、この夏、8月には日Pの「全国研究大会、広島大会」が開催されるのですが、その企画の中にある研究者の講演が予定されているとして、問題になっていました。一部の日P関係者によると、その講演の演者は「『男性脳・女性脳』といった言葉を強調した言論活動をしてきた」のだそうです。そこで日Pに対しては、講演の企画の経緯や理由を問う「公開質問状」が送られたとして、朝日新聞(電子版)が報じていました。

そこで、その「広島大会」の内容を調べてみました。確かに日Pの会報にあたる『日本PTA』にはその分科会の構成が書いてあります。また、前年度に山形で行われた大会の詳細や、各ブロックでの研究大会の内容も出ていました。

驚いたのは、その内容です。いい例が昨年の山形大会ですが、「第1分科会『学校教育』、迷わない子育てはない!子育ての悩みを共有できるPTA活動」に始まって、10の分科会があったのですが、そのどこにも「PTAの危機」について触れているものはありませんでした。各地のブロックでも
そうですが、今回の広島でもそのようです。

今、全国のPTAは危機的な状況にあります。具体的には、次の5つの問題に直面しているのです。

(1)なり手がいない。イメージが悪い。くじ引きで負けた人が役員になるという情けない組織に対して、多くの家庭では裏で親子で悪口を言っている。

(2)そもそも「共働き時代」への対応が完全に欠落している。

(3)ベルマークをチマチマ切り抜いて台紙に貼るなど、全く時代遅れで非生産的な活動。DXへの対応ができていない。

(4)ジェンダー平等の思想にも対応していない。

(5)会費の学校へのダイレクト寄付や、多くの会員保護者が不快に思う酒席などへの支出など、カネの流れへの厳しい目がある。

仮に、日Pがこれからも教育界で「役に立ちたい」と思っているのなら、この5つの問題に対して真摯に向き合い、自己改革をしないと組織の将来はないのではと思います。

この記事の著者・冷泉彰彦さんのメルマガ

「失われた30年」の元凶。霞が関も大企業も向き合おうとしない“時代遅れの文化”

もはや「凋落」と表現する他ない日本産業界の惨状。この先我が国はどこに活路を見出すべきなのでしょうか。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では、Windows95を設計した日本人として知られる中島聡さんが、自身が注目する2つの分野を上げるとともにその理由を解説。日本が再び世界を席巻するため策定すべき国家戦略を提示しています。

【関連】ChatGPTで「君、クビね」続々。AI失業の米国最新事例とは?Windows95の父・中島聡がAuto-GPT、BabyAGIを「今すぐ使え」と叫ぶ訳

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

日本の失われた30年を経産省から見続けた経済産業政策局長インタビューを読んで思うこと

なぜ「失われた30年」を止められなかったのか…経産省が「結果を出せなかった」と反省するバブル崩壊後の誤算

日本の「失われた30年」を経産省から見続けた飯田祐二・経済産業政策局長のインタビューです。

飯田氏によると、「失われた30年」の原因は、日本企業が売り上げを増やすことよりもコストカットを優先し、同時に、国内投資よりも海外投資に力を入れた結果、日本国内の賃金が伸びず、国内経済の活力が失われた結果だとのことです。

今後は、官も一歩前に出て大胆な国内投資を呼び込もうとする「新機軸」戦略を進めるが、その中で注目すべき領域が、

  1. 炭素中立型社会
  2. デジタル社会
  3. 経済安全保障
  4. 新しい健康社会
  5. 災害に対するレジリエンス社会
  6. バイオモノづくり革命の実現

とのことです。

いかにも霞ヶ関の官僚が言いそうな優等生的な答えですが、過去30年間、彼らが頭を絞って色々とやってきながら、なぜ失敗しづつけて来たのかに関する、しっかりとした考察なしには前に進めないように思います。

霞ヶ関の官僚たちが決して向き合おうとしないのが、日本社会に蔓延する「天下り文化」です。日本では、役所から民間への天下りはもちろんのこと、民間企業から子会社や下請けへの天下りも横行しています。霞ヶ関や大企業の偉い人たちが、自分たちの天下り先確保のために会社を作り、そこに仕事を流し込むようなことが、堂々と行われているのが日本社会なのです。

この日本社会に蔓延している「天下り文化」が、企業間の自由競争を阻み、ベンチャー企業が成長しにくく、企業や人の新陳代謝がなかなか進まない日本社会を作っている事実から目を背けてはいけません。

私が20年前近くから批判している、日本のIT産業の「ゼネコン構造」も、「天下り文化」と非常に親和性が良く、いつまで経っても解消されないのです。

この記事の著者・中島聡さんのメルマガ

子どもにとって罵倒は「毒」と同じ。スポーツ指導者の暴言から我が子を守る術

少なからず存在する、子供たちに対して心無い言葉をぶつけるスポーツ指導者。そんな叱咤激励を超えた暴言は、子供たちにとっては大きなマイナスにしかならないようです。今回のメルマガ『サッカー家庭教師:谷田部のブログでは書けない話』では、サッカーの悩みを改善する動画サイト(谷田部真之助.net)を主宰するサッカー家庭教師の谷田部さんが、悪い言葉の影響は「毒」と同じだと断言。さらに言葉に毒された状態では競技の上達も見込めないとして、子供たちから毒を抜く重要性を訴えています。

悪い言葉の影響は「毒」と同じ。サッカーでの「いじめ」を克服するために

こんにちは谷田部です。

サッカーでのいじめ。あまり使いたくない言葉なのですが、あまりに大人(監督・コーチ・自称指導者)の言葉の暴力がひどくダメージを蓄積している子が非常に多いため今日はあえていろいろと書いていこうと思います。

それに伴ってクソみたいな金魚の糞の加担する子供たちを相手取るときにも使える内容にはなります。

簡単に言うと「メンタルトレーニング」というくくりになるかと思います。これも上記と同じく谷田部的には好きな言葉ではないのですが、この抽象的な「メンタルトレーニング」なるものをもう少し具体的にお話ししていく内容になります。

悪い言葉の影響は「毒」と同じ

罵倒や文句、とにかくダメ出し…、そういった言葉でのモチベーション低下している状況。

言葉という目に見えないダメージは「毒」の蓄積と同じようなダメージを負わせます。そのダメージは「自信」という一番大切な部分をしっかりと傷つけて損傷させます。

RPGであれば薬草や呪文で治せるところですが、実際のところこうした治癒の方法というのは時間が解決するほかありません。それでも現代のサッカーの環境ではこうした毒が抜けきる前にまた「毒される」という負のスパイラルから抜け切れていない子が大勢います。

そして、この影響は子供本人だけでなく、親御さんたちにまで知らず知らずに影響を与えているのが怖いところです。

「毒」を抜け。まずはデトックスから

言葉の暴力の渦中、それを鵜のみにして、何とかこの状況を脱しよう。

精神的にダメージを負った状態で「上手くならなければ」、とトレーニングをしてもそれは逆効果になることが多いです。

肉体的なダメージ(怪我)においてはしっかりと治さないとトレーニングを無理にはしないですよね。それと同じく、精神的ダメージにも回復させることは大切です。

手負いの状態で、いきなり必死にどうにかしようともがいてもそれは意味を成しません。

デトックスをしないで練習をしてもそれは上手くならない

精神的ダメージのある状態でトレーニングをしてもすんなり入らないどころかゆがんだ状態で入るため、定着力も下がります。さらに定着したとしてもいいイメージで入っていないためネガティブスキルになります。

言葉の暴力の場合は、上記に挙げた「毒」に侵された状態です。本来であればまだ時間をかけて休むことから始めなければなりません。

もっと言えば、毒を受けない状態にすることが実は一番大事だったりします。

この記事の著者・谷田部真之助さんのメルマガ

月商950万円をプラス。売上が戻らぬ地方の飲食店が獲得した「ある需要」とは?

コロナ制限も解除され、賑わいを取り戻した都市部の飲食店。しかしながら地方や郊外に目をやると、戻らぬ売上にあえぐ店舗が多数存在するのも事実です。そのような中にあって、宅配弁当で月商950万円のプラスを実現した店舗がありました。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、1,000万円に迫る売上の付加を実現させた和食系飲食店の戦い方を紹介。組単価が高い「ある需要」の獲得法をレクチャーしています。

※ 本記事は有料メルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2023年5月22日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読どうぞ。

売上が戻らない地方×郊外店舗が店外売上950万円作った方法

4月も過去最高月商!みたいな景気が良いパターンもあるのですが、真逆で消費が弱いままのエリアもあります。

それが地方都市の更に郊外店舗。

大手チェーン店の立地別売上で見ても、最も戻りが弱いエリアです。

中小企業の場合だと和食系の業態が多く100坪くらいの大箱店舗ですね。法事や宴会が主な利用シーンです。

日々出張していると、東京→人口10万都市みたいなケースだと、消費への捉え方の差に愕然とします。

えっ、まだそんな状況ですか!?みたいな。

そのため、法事や宴会が主な利用シーンだと特に売上が戻らない状況です。

そんな中で人口数十万人台の地方都市かつ郊外で戦われているご支援先が月商950万円を弁当宅配で付加されました。

他都市においても再現性が高いため、下記またご参考頂ければと思います。

■月商950万円の内訳

  • 売上=組数×組単価

上記で見るとこんな感じ。

  • 950万円=264組×3.6万円

地方においての魅力はこの組単価!効率が非常に良いですよね。

■なぜ組単価が3.6万円なのか?

年間を通じて高い組単価。

何故なの?という部分ですが、これが冒頭の元々の強みである利用シーンの話です。

法事法要と宴会。

特にこの法事法要における受注が組単価の大きな押し上げ要因になっています。

■法事法要の獲得

売上に占める法事法要の比率が50%!

ちなみに法事法要だけの注文単価は4.5万円を超えています。

お店ではやらないけれども、自宅やお寺では実施する。

この辺りが地域特性を感じますよね。

何故ここまで法事法要の獲得ができるのか?リピーター様・新規様の視点で見ます。

<リピーター様の視点>

法事法要を伸ばす一番の方法。それは顧客データベースです。

  • 通夜→葬儀→初七日→四十九日→一周忌→三周忌→七周忌→…

このように流れがあるにも関わらず、「周忌ヒアリング」をしないお店が多すぎです!

大分類の法事とだけ把握し、結果的に次のフォローができないという。

こちらの企業様が素晴らしいのが、店内法事の頃からしっかり法事ヒアリングを行い、顧客データベースがバチっと揃っていました。

あとはそこにDMを行うだけ!それで着実に売上が伸び続けていらっしゃいます。

<新規様の視点>

チラシを継続的に実施しています。

今更チラシ!?と思いますよね。そうなんです、チラシなんです。

もちろんWEB媒体も強化しており、CVRも3.5%以上とかなり効率的。

CPAもたった850円!案件が入れば入る程に売上と利益が伸び続けます──(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2023年5月22日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

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KDDIがIIJの筆頭株主に。競合やJR東日本との止まらない「協調」

効率を高めながらビジネスを広げるためには、異業種はもちろん同業他社とも「協調」できるところはしたいもの。大手キャリアKDDIの「協調」路線に注目するのは、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さん。今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』では、KDDIがIIJの株式をNTTから買い付けて、同社とともに筆頭株主になることや、楽天とのローミング接続の見直しなど、競合と協調する動きを紹介。異業種では2025年春に高輪ゲートウェイへの本社移転を控えて、JR東日本との良好な関係に期待を示しています。

KDDIがIIJの筆頭株主に。競争と協調がさらに加速

KDDIの「競争と協調」が止まらない。2023年5月18日、KDDIはインターネットイニシアティブ(IIJ)と資本業務提携を締結したと発表した。IIJの発行済み株式総額の10.0%にあたる普通株式1870万7000株を総額512億円で日本電信電話(NTT)から買い付ける。これによりKDDIはNTTとともにIIJの筆頭株主となる。

IIJは世間からは「NTTの関連会社」というイメージで見られていたようだが、なかのひとに話を聞くと、そんな雰囲気は全くない感じがしている。逆にNTTが筆頭株主にいるというのを煙たがっている風にも見える。

IIJにとってみれば、KDDIも筆頭株主となることで、かなりバランスがよくなるのではないだろうか。それにしても驚きなのが、IIJの株式がNTTからKDDIに売られるという点だ。しかも、報道によれば田中プロが間に入っているという。KDDIがIIJの株を欲しがるのは理解できるが、一方でNTTがIIJ株をライバルのKDDIに売り渡してしまうのがイマイチ、理解できなかったりもする。

ここ最近、KDDIの「協調」っぷりが加速している感がある。先日は楽天モバイルに対して、ローミング接続の見直しを実施。楽天モバイルが飲める条件になった模様だ。高橋誠社長は「そんなに貸さないからね」と一言、筆者に語っていたことから、楽天モバイルのローミングが、KDDIと同等のネットワーク品質にならないとされる。あくまで99.9%の人口カバー率で圏外の場所がなくなるということに過ぎないようだ。

KDDIはソフトバンクに対しては「5G JAPAN」として5G基地局のシェアリングでタッグを組んでいる。KDDIはソフトバンクとシェアリングすることでNTTグループに対抗していくかと思いきや、NTTグループが注力しているIOWNのフォーラムに加入してしまった。まさかライバルであるはずの3陣営とうまいこと協調してしまうとは思わなかった。

また、今週、2025年春に高輪ゲートウェイに本社を引っ越すという発表があった。JR東日本が開発を進めるTAKANAWA GETEWAY CITYに本社を移転し、1万2000人の社員の人流データなどを収集し、デジタルツインで活用していく。

KDDIとJR東日本は、かつてUQコミュニケーションズを立ち上げるときには出資もしてもらっているし、アップルがiPhone7でモバイルSuicaに対応するという発表をした際には、なぜかKDDIの田中孝司社長の横にJR東日本の小縣方樹副会長がいたときもあった。

高輪ゲートウェイへの引っ越しはKDDIとJR東日本の仲の良さを改めてアピールした感がある。今後、KDDIがどこかの企業に対して巨額な資本業務提携を仕掛ける際、ひょっとするとJR東日本がサポートするなんてこともあり得るのかも知れない。

この記事の著者・石川温さんのメルマガ

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テレビ千鳥「デニムいじり炎上騒動」にTV関係者が苦言。原因は“芸人の地位が上がりすぎ”?

5月4日放送の「テレビ千鳥」(テレビ朝日系)の一部内容について抗議が殺到した件を受けて、テレビ朝日は22日、謝罪文を発表した。問題となったのは、番組内「春服買いたいんじゃ!!」企画で、お笑いコンビ・千鳥の2人がセレクトショップ「STUDIOUS」に訪れたときの場面。ファッションブランド「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」のデニムを試着した大吾(43)は、「正面チャック2枚ち◯ぽ出し変質者やん!」と自虐し、文言が番組テロップにも表示された。これに、同ブランドのデザイナー・柳川荒士氏が猛抗議。騒動に至ったというわけである。なお、テレビ朝日は「ブランド側に許諾を求めておりませんでした」としている。

賛否が分かれる中、テレビマンは何を思う?

今回の件はネットでも賛否が分かれているが、「デザイナーも服もかわいそう」「作った人がムカつく気持ちもわかる」といった苦言が目立つ。また、千鳥の「芸風」を疑問視する意見も出ているようだ。

この騒動を、業界関係者はどう見ているのだろうか? バラエティ番組などの放送作家をしている30代男性に話を聞いた。

「テレ朝が『性的表現を想起されるような演出~』と謝罪していましたが、まさにそれで、面白くて笑えても、この時代にそぐわない演出でしたね。千鳥さんは大阪時代から“攻め”の芸風を貫いていて、それが東京でも受け入れられました。本人たちやスタッフは平常運転のつもりでやっていたんでしょうけど、ちょっと配慮が足りなかったと感じます」

こうしたテレビ番組への批判は近年、珍しいものではない。中には、「過剰なクレームがテレビをつまらなくさせる」といった声を上げる人は昔から一定数いるが、それについてはどう思っているのだろう?

「……そうですね。まあ、スポンサー企業もクレームには敏感ですから、制作サイドもそれを意識して作らねばならず、批判を浴びる可能性の低い“クイズ番組”といったジャンルが増えていることに不満がないと言ったら噓になります。しかし、今は昔と違って簡単に“批判”を受ける時代、というのが現実でして、それに合わせて面白いものを作っていかないとダメなんですよね。なので、クレームが番組をつまらなくさせているかもしれないけど、テレビマンがもっと工夫して、批判されないギリギリのモノを制作していくしかないんだと思っています」(前出の放送作家) 

悪平等の消費税で“庶民”を苦しめる立憲と自民の「財務省派政治家」の名前

4月24日に投開票された衆院千葉5区の補選で、立憲民主党の矢崎堅太郎候補が僅差で敗れたのは、政見放送の人選と時間配分に問題があったとする説があるようです。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』で、評論家の佐高信さんは、立憲民主が2人の元財務大臣経験者を登場させたのがいかに愚策であったかを解説。麻生太郎氏を筆頭として、財務省による庶民イジメを後押しする政治家の名前をあげ、そうした政治家たちによって「財金分離」がなし崩しにされる現状に憤っています。

立憲民主党 自民派もしくは財務省派

ユーチューブで流れる「デモクラシー・タイムス」の「3ジジ放談」で平野貞夫が怒っている。先の衆議院千葉5区の補選で、立憲は勝てる戦いを負け戦にしてしまったというのである。何と政見放送に立憲は野田佳彦と安住淳を登場させ、現代表の泉健太もしゃべったので、10分の枠で肝心要の候補者(矢崎堅太郎)は少ししか話せなかった。

それまでの予想では維新を含めた野党乱立にもかかわらず、矢崎がリードしていた。ところが、この政見放送の後、自民が盛り返す。平野によれば、選挙区の浦安や市川はリベラル無党派が多く、民主党政権で消費税を10%に上げた野田と安住に反感を持っている。当時、野田は首相で安住は財務大臣だった。

平野は『フォーラム21』の5月号に「2人の政治犯を政見放送に出す愚策。2人を出したとたんに支持率が下がった」と書いている。

松下政経塾卒の野田は、もともと自民党にいるような人間で、防衛費拡大にも反対せず、原発はむしろ推進派である。その手下のような安住と組んで、私が応援に行った山口2区の平岡秀夫を公認にしなかったのだろう。幹事長の岡田克也を筆頭に、こんな人間たちが幹部である限り、立憲に未来はない。

民主党の鳩山(由紀夫)政権で、鳩山は元財務官僚の藤井裕久を財務大臣にした。その時の副大臣が野田で、そこで野田は財務省に洗脳される。

そもそも消費税は貧富の別なく悪平等にかけられる大衆課税で、これが導入されて以来、消費税が上がるたびに法人税が下げられ、格差はさらに広げられている。購買意欲は鈍り、会社の内部留保だけが天文学的に肥大した。

そうしたことに目をつぶる財務省派、すなわち旧大蔵族には、自民党では小泉純一郎、麻生太郎、そして、さきがけの武村正義が挙げられる。竹中平蔵を重用した小泉と、竹中に反発した麻生とで意見が分かれるように見えるが大蔵族ということでは一緒なのである。

その大蔵省を揺るがしたのが、財政と金融の分離だった。銀行、保険、証券を支配下に置いて権勢をふるう大蔵に対し、金融スキャンダルを機にメスをいれようとしたのが財金分離だった。

私は城山三郎や内橋克人、あるいは田中秀征と共に分離を主張したが、当時、村山(富市)内閣で蔵相だった武村が煮え切らず、その後の橋本(龍太郎)内閣で分離されて、財務省と金融庁がスタートした。しかし、麻生が財務大臣になるや、金融担当大臣も兼務し、財金分離はなし崩しにされる。

卑怯なのは大蔵省で、財金分離を主張する城山に、突然、税務調査を行った。私に対しても、テリー伊藤編の『お笑い大蔵省極秘情報』(飛鳥新社)で、匿名大蔵官僚が「必要経費を認めなければ彼が困るだろう」と脅しをかけたのである。麻生は財務官僚の意のままに長く財務大臣をやり、その後を義弟が継いだが、実質的に現在も麻生財相だと言われる。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

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芸能事務所の平野紫耀“争奪戦”の可能性。5人の『キンプリ』終了に悲しみの声

22日限りでグループを脱退した、アイドルグループ『King & Prince』の平野紫耀(26)神宮寺勇太(25)岸優太(27)の3人。平野と神宮寺は同日、ジャニーズ事務所を退所し、ファンからは悲しみの声が集まっています。今回、5人の『King & Prince』活動終了に言及するのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんです。才能溢れる彼らの分裂に思うこと、脱退した平野の今後について語ります。

5人の『King & Prince』が終了

先週土曜日、5月20日の夜は『King & Prince』で胸が一杯になりました。

5月22日付けで岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が脱退。CDデビュー5周年記念日の今日23日から、永瀬廉、高橋海人2人のキンプリになります。

19時からの『嗚呼!!みんなの動物園』ではリーダー・岸優太のトリミング挑戦、続く19時56分からは『King & Princeる。』2時間スペシャル最終回、22時55分からは5人体制では本当に最後となってしまった『Venue101』…にわか“おっさん’s ティアラ”になっていました。

ここまでじっくり“キンプリ漬け”になると、故・ジャニー喜多川さんが“『嵐』の次はキンプリだョ…”と漏らした意味も、遅過ぎますがようやく理解できたような気持ちになりました。

『キンプる。』では『シンデレラガール』の生歌を披露しながら熱波師となった平野、その平野に玉砕した岸や、幼稚園の頃女の子に「廉こん!」と呼ばれて泣きながら母親が迎えに来るのを待っていた永瀬、そしておそらく誰しもが胸熱くなった大輪の花火打ち上げを観て、5人のそれぞれの個性というか人柄、メンバー内での役割みたいなものを感じ取れました。

そして待ち遠しくもあり、この時間が来なければいいとさえ思えた『Venue101』がスタート、13分少々経ったあたりでいよいよキンプリの順番が回ってきました。

ライブで2022年6月29日発売『Made in』から『ichiban』、VTRで『シンデレラガール』、そして今年の4月19日に発売されたベストアルバム『Mr.5』から『Beautiful flower』がラストの生歌唱でした。

今までの楽曲の歌詞が散りばめられた『Beautiful~』の時は、導入部分の岸の涙目に、私も思わず年甲斐も無く泣きそうになってしまいました。

少し前、有名な脳科学者がツイッターでー

“歌も踊りもへたくそな若い男の子たちの学芸会のパフォーマンスを、「スター」というキャラ設定で垂れ流しして、番組のMCや大河の主役に起用して、日本のエンタメのレベルを落としてきた”

と呟き炎上しましたが、改めてこの呟きは見当違いも甚だしいと確認できました。

背中を向けた平野の涙、腰に回した5人の腕、平野の肩に優しく手を置く永瀬…そして全身全霊を込めた息が詰まるようなこのパフォーマンスに「Youたち、最高!」と言うジャニーさんの声が聞こえてきたような気がしました。

映画『TOKYO MER』に登場する「ERカー」が実際の医療現場で使えないワケ

興行収入が約35億円と、大ヒットとなった映画『TOKYO MER~走る緊急救命室~』。同作に登場する「ERカー」は、車内で緊急手術も可能な特殊車両で、実際に医療現場から「欲しい」と希望があるそう。しかし、現実的にそうはいかない事情があるのです。作家でユーチューバーの顔も持つ、ねずさんこと小名木善行さんは自身のメルマガ『ねずさんのひとりごとメールマガジン』の中で、その理由について語っています。

ヒット映画『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の不思議

いま封切り中の映画に『TOKYO MER~走る緊急救命室~』という映画があります。もともと2021年にTBS系「日曜劇場」枠で放送されたテレビドラマシリーズで、これを映画化したものです。

ドラマの方は、現在動画配信で全話を観ることができます。ドラマも映画も、緊迫感があり、ものすごくできの良いドラマです。ものすごく面白いです。

ただ、不思議な部分もあります。男性の俳優陣には、主演の役者さんだけに笑顔があって、他の男性の俳優陣に、番組中の笑顔がまったくないのです。つまり、かなり意図的に主人公だけに人物の魅力が集中するように描かれています。

さらに不思議なことがあります。男性の俳優さんたちが、なぜか下唇にだけ口紅付けています。

とてもおもしろい番組であり、映画であり、そのことは良いのですが、どうも韓流ゴリ押し的なものが強すぎるきらいがあって、その点がせっかくの役者陣の熱演や、ドラマのできの良さを半減させているように思います。

あくまでもドラマですので、そのあたりは割り引いて観なければならないものなのでしょうけれど、どうにもゴリ押しというものは、臭味になってしまうものです。あまり感心できません。

現実に「ERカー」が使われない理由

さて、この映画に「ERカー」というものが登場します。車内で緊急手術も可能な特殊車両で、多くの緊急医療機関が、ぜひ、この種の車が欲しいという声もあがっている車両なのだそうです。

けれど実は、こうした医療カーは、日本では世界に先駆けて戦前から用いられていたものです。

陸軍は、戦地において負傷したり疫病に感染した病人やけが人に対し、即座に手術が可能なように、特殊な医療用車両を開発し、これに医師を乗せて稼働させていました。つまり当時の日本には、最先端の医療車両があったのです。

現在でも、東京消防庁には、特殊救急車(スーパーアンビュランス)といって、災害現場でボディを左右に拡張することにより、最大約40m2のフラットな床面になり、最大8床のベッド数を備えることができる車両や、応急処置が可能な特殊救急車などが備えられていますが、車内で医療処置そのものを行うことを目的とした車両は、ありません。

一方海外では、ドクター・カーといって、医師や看護師が同乗し救急現場などに駆けつけて初期治療を始め、救命率を向上させることを目的とした車両が稼働しています。つまり、海外の諸国では、日本がかつて運用していたドクターカーを、採用し運用しているわけです。

ところが戦後の日本でこれが稼働しないことには理由があります。それは、自動車内での緊急治療のコストをどのように負担するかの仕組みが整っていないことです。

車内で行われる医師や治療の費用には、もちろん医療点数が計上されることになっています。けれど、それらの点数は、3割が患者に費用転嫁されること、そこでの収入だけでは、ドクターカーの購入、メンテナンス等の費用を賄いきれないのです。

結果、日本ではドクターカーはほとんど普及していない。

この記事の著者・小名木善行さんのメルマガ