ダルビッシュも大谷翔平も。日ハム栗山監督に学ぶ、健全な勘違い

目標は達成してしまえばそれで満足という方、案外多いのではないでしょうか。一つの目標の達成は次の目標へ向かうための通過点とも言われますが、そのように考えられるほど強いメンタルの持ち主ばかりではありません。今回の無料メルマガ『生きる!活きる!『臨床力』』では著者で獣医師と臨床心理士の資格を持ち、大学で教鞭も執られている渡邊力生さんが、目標を高く設定する効果、目標達成の後、さらに前を向くための考え方を紹介しています。

チャンスはピンチ!よりも、ゴールはピンチ!という考え方に震える

みなさん、こんにちは。「サッカーが上手くなりたければ心が成長しなければならない」とは、亡き師匠の教えの根幹、極意中の極意であったと私は認識しています。その言葉の本当の重み、大切さを実感できるようになったのはずっと後になってからのことでした。

同じように、「野球が上達したければ心を成長させるしかない」と書かれたインタビュー記事をNewsPicksの有料記事内でみつけました。日ハムの栗山茂樹監督です。NewsPicksは私が日経新聞と並んで毎日欠かさず読んでいるアプリで、ご存知の方も多いかと思いますが良質で骨太な記事を数多く配信されています。ここでも私は特に自伝や伝記的なモノが好きで、自分よりも遥かに能力の高い方々が、それぞれの中にある「言葉にしがたいもの」を言語化しているような記事に強く魅かれます。

栗山監督の記事も「幸福論というテーマをプロ野球人という切り口で鮮やかに言語化されていまして、プロとしてのキャリアを積んでいくという視点で読むと気づきがメチャクチャ多いインタビュー記事でした。またインタビューアーの質問のクオリティが高い。

生粋のホークスファンとしては敵将を褒めるのは不本意なところもありますが(汗)、素晴らしい監督だと思いました。ホークスに来てくれないかな、と本気で思います。ダルビッシュ選手も大谷選手も清宮選手も、本当に良い球団に入ったな…、いや、良い指導者に出会えた、と敢えて言っておきましょう。

長野県松本市のある高校で脈々と続いていた「カレーコンパ」秘話

どこか懐かしい食べ物を愛情込めて紹介する無料メルマガ『郷愁の食物誌』。今回は、誰もがなんらかの思い出や思い入れ、さらには現在進行系のこだわりをもつ人もいるであろう「カレー」にまつわる思い出です。著者が通っていた松本の高校で続いていたという「カレーコンパ」とはどんな催しだったのでしょうか?著者によれば同じ市内でも他校ではなかった伝統で、全国の学校で同様の催しがあったのかは不明のようです。

カレーコンパの思い出

カレーは、昔も今も食卓の人気メニューである。それだけに、みなそれぞれにカレーについては、なつかしい思い出なり、思い入れみたいなもがあるに違いない。

ところで、私が昔々、通っていた松本のF高校校舎と校舎の間に小さな棟があり、そこには大きなかまどが並んでいた。果たして、二つだったか四つだったか、思いだせない。とにかくかまどがあった。ごはんを炊くかまどであり、大きな鍋でカレーを煮るかまどであった。

高校生だから、コンパといっても、酒をのんで宴会というわけにはいかない。われわれ高校生にとって、コンパとは、みなでワイワイいいながら飯を炊き、カレーを煮て、またワイワイいいながら、カレーをむさぼり食うことだった。

こういう習慣が、いつごろから行われていたのか、ひょっとして前身の旧制中学校時代のころからあったのか、当時の松本市内の高校全般に行われていたのか、はてまた全国的なものだったのかわからない。ほんとうは、私が通った高校だけのことかも知れないが、当時はなんとなくどこでもやっているものとも思っていた。

コンパは、クラスでやる場合もあるし、自分の属しているクラブでやる場合、あるいは出身中学校別の親睦会の場合もあるし、生徒会の役員の集まりなどの場合もあるなどさまざまだった。いろんな集まりでやるので、かまどと調理場は予約でいっぱいというかスケジュールの取り合いだったのだろう。

コンパのカレーは、とにかくうまくて楽しくて、その印象が強いせいか、薪は(もちろん燃料は薪)どう調達したのか、野菜や肉は買うとして米はどうしたのか、多分持ちよったのだと思うのだけれど、そこら辺の記憶は欠落している。煙にむせながら火吹竹を吹いたり、かまどのまわりで火の番したような気がするが、ここら辺もおぼろだ。

ところでコンパとなれば、ここぞというばかりに活躍するやつがいて、カレー作り、ごはん作りのそれこそ名人が、どこのクラスなどにもいたものである。あれから、半世紀以上も過ぎ、あのコンパの伝統は、果たして今も続いているのだろうか。あの校舎の間にあったかまどはどうなっただろうか。

母校の創立百年を記念して発行された分厚い記念誌には、このコンパのカレーについては記述はなかった。

会議で意見が出ないと嘆くリーダーが気づかずやらかしていること

職場の会議や商談、または友人との飲み会などで、会話が途切れてしまうシーンはままあるものです。そんなとき、「否定」「横取り」「独占」のどれかが起こっているのかもしれません。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを! 』では著者の石丸智信さんが、良好なコミュニケーションを阻害する3つの「制止」について考察しています。

相手とのコミュニケーションにおいて、制止してしまうと…

企業の業種、業態や、階層などに関係なく、コミュニケーション能力が求められているのではないでしょうか。これまでに聴講した研修においても、経営者や管理者など、職場のリーダーを対象とした研修をはじめ、様々な研修の中で、コミュニケーションに関する内容が出てきました。

本号では、その内容の中で、コミュニケーションにおける制止について考察していきたいと思います。

コミュニケーションには、「プラスのストロークマイナスのストローク」というものがあり、コミュニケーションにおける「制止」は、マイナスのストロークに含まれます。ストロークというのは、自分が能動的な行動として相手に対して投げかけることです。

具体的に、プラスのストロークには、笑顔やお礼、目を見る、聴く、元気づける、褒める、相手に向き合うなどといった自分がしてもらいたいと思うようなことが挙げられます。反対に、マイナスのストロークには、怒りや制止、叩く、目をそらす、顔をそむける、無表情、腕組み、脚を組む、にらむなどといった自分がして欲しくないことが挙げられます。

では、マイナスのストロークの中にある制止」について取り上げていきます。コミュニケーションにおける制止には、3つの項目があります。1つ目が否定」。2つ目は横取り」。3つ目が独占」です。

1.「否定」とは

相手の話や行動を受け付けないことです。まさに、言葉通り相手を否定することです。リーダーが、メンバーの話や行動などを即否定したり、否定し続けたりすると、そのメンバーは心を閉ざしてしまいます。

メンバーがそのような状態でも、一時的にはリーダーの指示、命令などには従うかもしれません。しかし、そのメンバーは、リーダーから正解を与えられることが当たり前となってしまい、自ら考え行動するような自立・自律した人財ではなくなる可能性が高くなります。

2.「横取り」とは

相手が話しているのにその話を取ってしまうことです。例えば、相手が何らかの話をしている最中なのに、「そんなことよりさぁ…」などと言って、自分の話に移ってしまうことが挙げられます。

他にも、自分がある地域を旅行した話をしようと、「この前、どこどこに旅行行ったんだ」と話した途端に、相手が「私もそこに旅行したことがあって…」と話しが続く状態も、相手の話を取っているので、横取りといえます。相手の話を横取りしているリーダーほど、「メンバーはなかなか意見を出さないと言って嘆いているケースが多いと言われます。

これまでに、私自身も経験がありますが、自分の話を取られた経験も、相手の話を取ってしまったという経験もあるのではないでしょうか。

やはり親の関わりが重要。何事にも尻込みしない子供に育てる方法

起業や転職、職場の異動など、我々の周りにはチャレンジしなければならない事案が数多く存在します。新しい事に挑むのはいくつになっても大変なものですが、それは子どもにとっても同じこと。今回の無料メルマガ『子どもが育つ“父親術”』では、子どものチャレンジ精神を高めるため大人がとるべき姿勢を紹介しています。

チャレンジしようよ!

今日は「新しいこと・まだできないことへのチャレンジ」について。

従来の私の考えでは、

  • 「こんなことができると、こんな良いことがあるよ」とだけ見せる、伝える
  • 本人に心の準備ができるのを待つ
  • チャレンジしている時はよく見守る
  • 準備ができる前に背中を押すのは、かえってチャレンジを遠ざける

との方針でした。ですが、最近になって、新しく

  • 場合によっては、周囲から促す・背中を押してあげることも効果的

との考えを持つようになっています。きっかけは、息子がサッカーを習っている時の観察から。コーチが、利き足でない方の足を使うことや、新しく習った技術を実践することを子どもたちに勧めながら、

「どんどんチャレンジしようよ!」
「失敗していいんだよ。失敗するから、上達できるんだから」
「その代わり、チャレンジしないでチャンスから逃げたらダメだからね!」

と言っていたのを聞いて、気づかせてもらいました。その働きかけに対して、子どもたちは萎縮することもなく、徐々にチャレンジするようになっていったのです。

もちろん、チャレンジを始められるタイミングは個人差が大きい(言われてすぐトライする子もいれば、その日の最後に初めてトライしてみる子もいる)ものの、みんな新しいことにチャレンジしていました。

こうした「チャレンジを促す」という働きかけは、日常生活でも可能ですが、やはりスポーツや習い事などの方がやりやすい側面があります。

  • 子ども自身の中に、最初から「上達するために練習する」という意識があること
  • 失敗しても、実際に困ることは何もないということ

がその主な理由です。もし身近な子どもに対して、ちょうど良い状況があったら、「チャレンジを促す」という働きかけを試してみていただいても良いと思います。

チャレンジできなかったら励ましを

「あれ~、今、左足で蹴らないで右足に持ち直しちゃったね~」
「持ち直している間に、相手が来てシュート打てなかったね」
「次は、左足で打ってみような!」
「ミスしてもいいから、思い切ってやってみよう!」

チャレンジしたら認めてあげる

「お!今、左足でシュートしたね!」
「すぐシュートしたから、相手が来る前に打てたね!」
「次もやってみような!」
「続けていれば、必ず狙った所に行くようになるよ!」

堀ちえみ舌がん公表の衝撃。がん罹患2人に1人時代の向き合い方

タレントの堀ちえみさんによる自らの舌がん公表がメディアで大きく取り上げられ、衝撃が広がっています。健康社会学者の河合薫さんは、自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で今回、アメリカのがん患者に対する手厚い処遇を紹介するとともに、日本社会に対してがん患者の「声にならない声」へのさらなる取り組みを求めています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2019年2月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

ドナー休暇と世界対がんデーと。

「トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦した」という驚愕の事実が報じられる中、「安倍首相 ドナー休暇支援」とのニュースが飛び込んできました。18日の衆院予算委員会で、競泳の池江璃花子選手が白血病と診断されたことを受け「希望する人が(骨髄の)ドナーになりやすい環境整備が重要だ」とし、来年度から「ドナー休暇制度の普及啓発活動を支援する考えを示したというのです。

池江選手の公表以降、日本骨髄バンクにドナー登録に関する問い合わせが通常の50倍も急増したことは既に報じられていました。ドナーは患者さんと適合してから採取後の健康診断に至るまでに、8回程度平日の日中に医療機関に出向く必要がありました。

そこでその日数を、ドナー自身の有給休暇を使うのではなく、勤務先が特別休暇として認めるのがドナー休暇制度」です。ドナー登録していても日数の多さからあきらめる人も多く、日本骨髄バンクを中心にこれまで「ドナー休暇制度」の普及を行ってきました。

直近のデータでは全国で347社で導入されています。詳細はこちらでごらんいただけますが、企業だけでなく大学や病院なども協力しています。

ドナー休暇制度導入企業・団体(日本骨髄バンク)

政府が、しかも安倍首相のトップダウンでドナー休暇支援に乗り出すことは、とてもすばらしいことです。

が、その一方でひねくれ者の私は「利用されてる感」を抱き、なんとも言葉にし難い気分になりました。

念のため繰り返しますが、今回の決断は支持します。でも、タイミングがイヤラシすぎる。厚労省の勤労統計問題に加え、桜田五輪相の「がっかり」発言問題がありましたから、それらをデフォルメするための支援策だろ!と、“脳内のおサルさん”が騒いでやまないのです。

もし、安倍首相がドナー休暇支援だけだけなく、すべてのがん患者への支援策を打ち出してくれていたら話は別

だって2月4日は「世界対がんデー」。がんへの誤った情報を正し、意識の向上と予防、検出、治療への取組を促すために世界で定められた記念日です。

伊藤忠社員をスパイ容疑で1年拘束する、中国という不可解な地獄

2月14日、伊藤忠商事の日本人男性社員が中国で1年もの間、長期拘束されていることが明らかになりました。繰り返される中国当局による外国人のスパイ容疑での逮捕劇。習近平政権はいったい何を守ろうとしているのでしょうか。台湾出身の評論家・黄文雄さんが自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で分析・考察しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2019年2月19日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】中国でまたもや発覚した日本人拘束

中国広州、伊藤忠社員を1年拘束 市国家安全局、スパイ容疑か

伊藤忠の40代の男性社員が中国に1年間もスパイ容疑で拘束されているというニュースです。具体的にどんな行為がきっかけで拘束に至ったのかという詳細は報道されていないのでわからないし、中国の報道官も「詳細は未確認」とのコメントしか出していませんが、拘束は事実です。

伊藤忠側も公式見解は出していません。朝日新聞の報道を以下に一部引用します。

社員は拘束当時、東京本社に在籍し、私的な旅行の最中に拘束されたとみられるという。数年前まで広州市のリニア地下鉄プロジェクトに従事し、その期間に関わる何らかの嫌疑がかけられたとみられるという。

 

別の関係筋によると、社員は中国に出張中、休みをとって旅行している時に拘束されたとの情報もある。具体的にどのような行為が問題にされたかは不明だが、「国家の安全に危害を与えた罪」に問われた可能性がある。広州市の裁判所で初公判が終わっているが、判決は出ていない。

伊藤忠社員を中国が拘束 1年前、私的旅行中か

以前のメルマガでも述べましたが、ここ数年で中国で日本人が逮捕される事件は少なくありません。彼らの容疑は一様にしてスパイ容疑です。

2015年、上海市で日本人女性が逮捕されました。東京都新宿区の日本語学校幹部で中国出身の日本人女性です。彼女はその後、スパイ罪で懲役6年の実刑判決を言い渡され、5万元(約82万円)を没収されました。

そのほか、「中国当局は15年5~6月、日本人をスパイ容疑で相次いで拘束した。17年3月には温泉開発のための地質調査に入った邦人男性6人が山東省と海南省で拘束。うち4人は帰国したが、男性2人は正式に逮捕され、今年6月までに起訴された」

日本人女性に懲役6年 中国「スパイ罪」

なぜ沖縄県中部地区の住民には心筋梗塞や脳卒中患者が多いのか

2018年10月10日、世界保健機関(WHO)ヨーロッパ地域事務局は、騒音に曝されることによって、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病を発症する可能性が高まるということを明言し、新騒音ガイドラインを発表しました。1年半前の沖縄帰郷で、自身も騒音汚染に苦しんだ現役医師の徳田安春先生は、自身のメルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』で、沖縄県内の騒音による健康被害の実態を解説。日本が含まれるWHO西太平洋地域事務局でも新ルール適用の必要性を訴えています。

騒音汚染に悩む私

2017年4月から沖縄に戻りました。約10年ぶりの帰郷です。帰郷してホッと一息つくことができたものの、私と家族はある汚染に苦しむことになりました。それは「騒音汚染」です。騒音の出現元は自動車だけでなく、米軍基地所属の航空機があります。

騒音によって、血液中のアドレナリンとコルチゾールが上昇します。アドレナリンは交感神経や副腎髄質から分泌されるもので、血圧と心拍数を上昇させます。コルチゾールは副腎皮質から分泌され、これも血圧を上げる作用があります。また、全身の血管は収縮します。これらにより、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病が起こりやすくなります。

夜間の騒音は睡眠を妨げます。睡眠の質は低下し、疲労とストレスが蓄積します。睡眠負債が増えていきます。夜間の騒音により、睡眠開始時刻は遅れ、覚醒時刻は早まります。睡眠の深さは浅くなり、途中覚醒が増えていきます。長期化することによって、日中の活動でのパフォーマンスは低下します。

騒音のおかげで、私の睡眠の質は低下しました。家族の血圧も上昇し、減塩もかなわず、病院に通院して血圧を下げる薬を飲むことになりました。少しでも静かな環境を求めて、私と家族は県内の別の市町村に引っ越ししました。今のところ、移り済んだ家では自動車騒音は少ないですが、米軍機は相変わらずです。最近私は、睡眠時にはノイズキャンセリング付きのヘッドフォンを装着するなどをして対応しています。

基地と騒音、そして健康被害

世界的にも、騒音がもたらす健康被害は空港周辺が最も深刻となります。イギリスのヒースロー空港周辺の騒音は歴史的にも有名です。民間空港をはるかに超える騒音被害をもたらすのは軍事空港です。実際、米軍戦闘機の騒音は凄まじいものがあります。

私は琉球大学医学部を卒業してから約15年間沖縄県立中部病院で診療していました。その頃から私は、心筋梗塞や脳卒中が沖縄県中部地区の住民にかなり多いことに気づいてました。その原因の大きな部分は、米軍機がもたらす騒音であると考えています。

嘉手納基地爆音差し止め訴訟で専門家意見を提出した、北海道大学の松井利仁教授は次の試算を発表しました。米軍嘉手納基地の航空機騒音によって心筋梗塞や脳卒中にかかる人は、毎年約30人にもなると試算されています。夜間騒音が原因の睡眠障害に悩まされている基地周辺住民は約1万人います。松井氏は、戦後70年の間に約300人が騒音による心筋梗塞と脳卒中で死亡したと試算し、これは「大規模な公害病だ」と述べました。

子ども向け田舎体験ビジネスで農業体験を組み入れてはいけない訳

読者からのさまざまな質問に回答してくれる、メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さん。今回は、子どもを対象にした田舎体験ビジネスの可能性についての相談が寄せられました。永江さんによれば成功のカギは、子どもを預かる家庭選びと田舎選びにあるようで、具体的にアドバイスを送っています。

田舎体験ビジネスの可能性を探る

Q.
私は九州の田舎の出身です。私は東京に住んでいますが、田舎でのビジネス(田舎の衰退を止める側面もあるもの)を何かできないか考えています。そこで以下のアイデアを考えました。

【田舎(自然)体験合宿】
対象:田舎を持っていない家庭(の子ども)。両親共に関東圏出身で、田舎がない。仕事が忙しく、子どもをどこかへ連れていけない家庭。

期間:夏休み等の長期休暇内の一週間程度。

内容:親元を離れ集団生活をしながら、キャンプや釣りなどの自然遊び、農業体験、歴史探訪等の学び分野などを体験。

料金:高所得層をターゲットにし、安くない料金設定にしたい。(子どもの質をあげるため)

永江一石さんからの回答

これって実は既にやっているところが多くて、わたしの周りでも子どもたちが学校のサマーキャンプのようなイベントで沖縄の離島に約1週間泊まりに行っていました。学校側もキャンプの道具を一から揃えたり、滞在中の手配を全部するのが非常に大変なので、業務委託する専門の事業者さんがいて、滞在先をコーディネートしてくれるわけです。

なので、特に私立の学校などに営業かけるのが良く、仕事は取れると思います。ただ問題なのは、滞在先の人選ですね。万が一にも事件があってはいけないので、宿泊先の審査はかなり慎重に行わないといけません。男性だけの家とかはもちろん不可で、夫婦揃っていることは大前提でしょう。日中に子どもを一人にするわけにもいかないので、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいるご家族が良いです。

またまともな家であっても、一日に数千円の謝礼で子どもたちのご飯を作ってお風呂に入れて洗濯までしてくれるなど負担は大きいので、お金のためではなく本当に子どもが好きで進んで面倒を見てくれる家庭であることが必須です。

協力してくれる家庭を探しやすくするためにも、プログラムは滞在先に負担がない方が良く、子どもたちは自由に虫捕りしたり川で泳ぐなど好き勝手に遊んでもらうのがベストです。農業体験なんてやると農家さんは一日仕事を止めなきゃいけないので大打撃になってしまいます。

そうすると、放っておいても子どもが自分で遊んで楽しめるくらいの自然が必要なので、東京の郊外と変わらない地方の市街地ではなく、山奥や離島など結構なレベルの田舎が良いでしょう。東北や北海道は人が閉鎖的でよそ者はいじめられたりするリスクもあるので、人懐っこい人が多い九州や沖縄などが良いと思います。あくまで個人の偏見です。w

例えば沖縄の離島や九州の沿岸部のど田舎で、ご夫婦揃っていて夏休み中にはお姉ちゃんやお兄ちゃんもいる甲斐甲斐しくて明るいご家庭を見つけて、釣りをしたり海に潜ったり島や浜辺を探検して一週間過ごす、といった田舎体験合宿などは良いのではないかと思います。

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プーチンの危険な決断。ロシアが大規模ネット規制に踏み切る理由

2月12日、「国内のインターネット通信を国外サーバーから切り離す」という、現在の日本では考えられない事態も含んだ法案の採決を行なったロシア。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、ロシア動向を懸念する読者のメールを切り口とし、今、ネット規制強化対策がロシアで重要視されている理由について持論を展開しています。

北野がモスクワを離れた理由、その後

先日、シリコンバレー在住Aさまから、こんなメールをいただきました。

以前ご指摘のロシアのインターネット事情ですが、ますます険しくなってきたように見受けられます。アメリカ情報ピラミッドの情報で恐縮ですが、以下にようと、ロシア全体をインターネットから切り離す実験が計画されているようです。

 

Russia to disconnect from the internet as part of a planned test

 

取り急ぎ、お知らせのみにて失礼致します。

皆さんご存知のように、私は28年モスクワに住んでいました。モスクワは、なかなか快適でした。なんといっても28年住んで、一度も反日ロシア人にあったことがないのです。周りが「親日だらけ」というのは、すばらしいこと。その辺、中韓とロシアは違います。

しかし、去年の11月離れることにした。いろいろ理由はありますが、最大のものは、「インターネット規制で実害がではじめたこと」でした。

この記事も閲覧できない。いまロシアで起きている信じがたい現実

シリコンバレー在住のAさまは、このことを覚えておられ、「北野さんが離れた後も、プロセスは進行していますよ」と伝えてくださったのです。その後、日本の新聞にも出てきました。

ロシア下院、インターネット隔離法案を支持 「北朝鮮式」可能に

2/13(水)8:30配信

 

【AFP=時事】ロシア下院は12日、同国のインターネット通信を国外のサーバーから切り離すことを可能にする法案の1回目の採決を行い、賛成334、反対47で可決した。反対派は、これは検閲強化の取り組みだと批判。さらに、北朝鮮のような外部から隔離されたネットワークの構築につながる可能性があるとしている。

ところで、なぜロシア政府は、ネットを規制するのでしょうか?私の理解は、以下のようなものでした。

プーチンは、ロシアのメディア、特にテレビを支配しています。ロシアのテレビでプーチン批判を聞くことは、一切ありません。ところが、ネットは反プーチン派の天下。それで、ロシアでは、「テレビ中心の年配層は親プーチン」「ネット中心の若い層は反プーチン」というはっきりした傾向がみられる。

「テレビ中心の年配層」(親プーチン)は、毎年たくさん天国に旅立ちます。一方で、「ネット中心の若い層」(反プーチン)は、年々増えていく。クレムリンが、「ネットを支配しなければ政権は危うい」と考えるのは当然でした。

それで、私が未来を考えたとき、「規制がどんどん強まるのは当然だな」と見通しをもった。だから、モスクワを離れることにした。今回、「やはりそっちの方向にむかっている」ことが明らかになりました。

大企業と中小企業の「正しい違い」は?現役社労士に聞いてみた

働き方改革により誕生する数々の新制度ですが、その施行日は企業の規模によって異なります。皆さんはご自分の会社の規模を正しく把握されているでしょうか。今回の無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』では著者で現役社労士の飯田弘和さんが、「大企業と中小企業の違い」について解説しています。

大企業と中小企業の違い、ご存知ですか?

働き方改革に関連して、様々な法律が改正され、新たな制度が誕生しています。早いものは、今年の4月から新制度がスタートします。

ところで、これらの新制度の中には、施行日が大企業と中小企業で異なるものがあります。たとえば、36協定として皆さんに馴染みのある時間外労働の上限規制。この施行は、大企業については2019年4月中小企業について2020年4月からとなります。

たとえば、今まで中小企業については適用を猶予されていた、月60時間超の残業への50%以上の割増率の賃金支払い義務。大企業については既に適用されていますが、中小企業については2023年4月からの適用になります。

たとえば、同一労働同一賃金。これについては、大企業は2020年4月中小企業については2021年4月からの施行になります。

ところで、大企業と中小企業について、きちんと違いを理解しているでしょうか?大企業か中小企業かを判断するときは、事業所単位ではなく企業単位で判断します。

36協定などは、事業所ごとでの協定締結・届出が必要ですが、大企業か中小企業かの判断は企業単位です。ですから、たとえ従業員が数人の事業所(支店等)であっても、企業規模でみたら大企業といった場合には36協定は今年の4月から新様式での届け出が必要です。