李克強68歳で急死。70歳の習近平に訪れてもおかしくない「Xデー」

10月27日に滞在先の上海で急死し、11月2日に北京で荼毘に付された中国の李克強元首相。しかし心臓発作とされる死因については、中国国内で疑問の声も上がっているようです。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、中国の国営メディア新華社通信の元記者で共産党員の男性が、李克強氏の火葬を焦っているようにも思える習近平政権に対して上げた声を紹介。さらに民衆の中に広がりを見せる当局への疑念と不満を取り上げ、今後何らかの形で爆発する可能性を指摘しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2023年11月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

李克強氏の早すぎる死と、検死の公式報告なき火葬。不信感が広がりつつある中国国内で何が起こるか

李克強死因成謎?黨媒新華社退休記者顧萬明具名要求調査(李克強の死因は? 共産党のメディア新華社を退職した記者が調査を要求)

10月27日、中国の李克強前首相が心臓発作で急死するという衝撃的なニュースが世界を駆け巡りました。今年3月に首相を退任したばかりであり、また68歳という年齢からしても早すぎる死が、暗殺説などさまざまな憶測を呼んでいます。

そんななか、中国当局は11月2日に李克強氏の火葬を行うと発表しました。新華社通信によると、李克強氏の遺体は10月27日に特別機で上海から北京に運ばれ、11月2日に北京で荼毘に付され、同日には天安門広場、新華門、人民大会堂などで半旗が掲げられるとのことです。

しかし、その一方で追悼式や告別式についての発表がなかったため、中国国内では当局への不信感が高まっています。

台湾の「自由時報」によれば、新華社通信の退職記者で共産党員の顧萬明氏は、李克強氏の急死の原因究明を直ちに行うべきであり、火葬を急ぐべきではないという嘆願書を中国当局に提出したとのこと。顧氏は、もしも真相究明をせずに火葬を急げば党と国家のイメージに影響を与える可能性があると主張したそうです。

顧萬明氏は「34年前の胡耀邦の死後、彼の評価や追悼式と一般民衆の要求との間に矛盾が生じたことが、社会の不安定を引き起こした要因の一つであった」と指摘し、李克強氏の死に対する万人の哀悼の意を表すためには、李克強の地位と貢献に沿った追悼式を行うべきだと述べました。

また、時事評論家の蔡慎坤氏は、顧万銘氏の発言をソーシャルメディア「X」に転載し、その中で、

  1. 李克強氏の遺体の火葬の手配を直ちに中止し、死因が究明されるまで火葬の手配を急がないこと
  2. 中国共産党中央委員会と国務院の合同調査グループを直ちに立ち上げ、上海で李克強氏の死亡調査を行い、死亡の真相を明らかにすること
  3. 李克強同志の遺体を直ちに検視し、その死について虚偽の発言をした者は党規律と国家法に基づき責任を追及し、その罪の程度に応じて処分すること
  4. 李克強氏の追悼式を行なわないことは、李克強同志の「国家一級」の「党と国家の指導者」としての地位や、改革開放により豊かな国を建設した貢献度からかけ離れたものである

という4つの要求を行いました。

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稼げる年末に稼ぎ切る。飲食店が客単価を上げるためにやれること

宴会が少なくなったとは言え、今でも年末は飲食店の需要期で繁忙期。12月にどれだけ売上を上げられるかが年間目標を達成するためにもとても重要です。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、年末に「異常値」と言うほどの売上を叩き出すための取り組みを細かく紹介。客単価を上げるために値上げやメニューでどんな工夫をするのか詳しく説明し、そのうえで差別化を図るための接客の強化ポイントをレクチャーしてくれます。

年末異常値に向けた様々な取り組み

以前にも紹介した年末対策ですが、どんどん変化させつつ各社異常値を狙い中。観光やインバウンドに強くない限り、1月2月は反動は絶対に起こり得ます。しかもその反動は2019年以上の予測。

それであるならば需要期に伸ばし切る。これが年間PLを最良にする一つです。その為、各社色んな取り組みを進めています。

客単価の追求

飲食は席数で限界が来るので、やはり客単価の追求は欠かせません。狙いとしては、

  • 異常に低い客単価を防ぐ
  • 通常客単価よりも1.1倍~を狙う

この辺りを取り組んでいます。その為に取り組んでいる事をあげるなら下記があります。

繁忙期前に値上げ!

値上げをするなら繁忙期前です。そのため10月11月にご支援先では結構値上げを行いました。割と半年に1回見直しているので、今回は3-5%程度ではあります。

ただ前年比だと10%前後は確実にアップするようにしています。

コースやセットは高く!

単品居酒屋ではこの辺りはKPIでないのですが鍋業態・レストラン業態ではKPIです。その際には結構大きく変えていて、

  • 下限メニューを無くす
  • 通常メニューも無くす
  • 通常よりプチ豪華で単価110%以上
  • インバウンドは日本人より1.5倍価格
    (内容も若干変更)

このくらいの内容にしています。絶対に客単価が上がる内容ですね。

ノンアルの拡充

飲まない人の客単価を下げない。その為には平均1.5杯以上注文頂けるようノンアル・ソフトドリンクは強化します。

お通し1.5倍

お通し必要・不要論ありますが、ある業態であればここで1.5倍にして客単価が高まるように設定。もちろん内容自体は魅力あるように内容の見直しは進めました。

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斉藤由貴、“元”不倫相手が経営のクリニック前で号泣の修羅場。大女優は不倫愛を「卒業」できていないのか?

尾崎豊、川﨑麻世、そしてイケメン医師…不倫癖というのは治らないものなのか。女優で歌手の斉藤由貴(57)が、6年前にW不倫を報じられた医師との間に警察が出動するトラブルを起こしていたと文春オンラインが1日に報じ、大きな話題となっている。

件の医師が院長を務めるクリニックの玄関前で泣き叫んでいたという斉藤は、現在放送中のドラマ『いちばんすきな花』(フジ系)に今田美桜の母親役として出演していることもあり、当ドラマへの影響を心配する声も多い。元アイドルにして現在は「お騒がせ女優」となってしまった彼女に、いったい何があったのだろうか。

世間が驚いた尾崎豊との不倫騒動

1984年の芸能界入り以来、清純派女優としてのキャリアを築いてきた斉藤に世間が驚かされたのは、1991年のこと。カリスマ的ロックシンガー・尾崎豊氏との“不倫旅行”が写真週刊誌「フライデー」に掲載されたのだ。さらに発覚後の会見で2人の関係を問われた際に口にした「同志みたいな感じ?」という彼女の発言にも視聴者は度肝を抜かれた。

それから2年後の1993年、またも「フライデー」が彼女の“密会不倫”をスクープ。お相手はタレントで俳優の川﨑麻世だった。この時話題となったのは、川﨑の謝罪会見。鬼の形相で立ち会う当時の夫人・カイヤの姿が全国の男性を震え上がらせた。

その翌年の1994年に斉藤は2歳年上の会社員と1年の交際期間を経て結婚するも、2017年に3度目の不倫を「週刊文春」がすっぱ抜く。その相手こそが医師のX氏で、今回彼女が大立ち回りを演じたクリニックの院長なのだ。当時斉藤は謝罪文に「もう、終わりにしました」と綴り、関係を解消するとしていたが、2人の仲はまだ続いていたのだろうか。

しゃがみ込みすすり泣く斉藤の衝撃的な姿

文春オンラインが伝えるところによると、10月28日の夜にX氏が経営するクリニックの玄関前で、医院内に入れろ入れないで大モメ。記事には閉ざされたドアのバーハンドルをすがるように握りしめ、しゃがんですすり泣く斉藤の写真も掲載されている。

今回の件について斉藤の所属事務所は、「(斉藤が)当日X氏と会ったのは事実」としながらも、「2017年以降、(X氏と)の付き合いはない」と不倫関係の継続は否定している。

不倫は「卒業」できなかった?

斉藤由貴といえば、昭和時代の後期に中学高校生活を送った世代の間では、『スケバン刑事』や『はね駒』の主演女優、そしてアイドル歌手として絶大な人気を誇っていた。『卒業』や『MAY』、井上陽水の名曲をカバーした『夢の中へ』といった楽曲も大ヒットとなっている。また、モルモン教の信者ということも広く知られる事実だ。

当時の人気ぶりを知る、元テレビ関係者の50代男性はこう語る。

「明星食品の『青春という名のラーメン』のCMを見て一発で心を奪われたというファンが多かったですね。インタビューの間も独特で、その不思議な雰囲気も人気を支えた要因だと思います。“危うさ”も持ち合わせていましたが、こんな騒動を起こすような危うさではなかったような…」

今回のトラブルは、斉藤とX氏との不倫愛が6年間変わらず続いていたことを証明しているのだろうか。仮にそうだとした場合、彼女は代表曲のタイトル通りに不倫関係を「卒業」できてはいないことになる。心配である。

なぜ、経営者は中小企業診断士試験を受けたほうがいいのか?

経営者ならば経営を学ぶ必要がある。それは当然のことですが、効果的な経営の勉強方法はないでしょうか。無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』の著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんは、中小企業診断士試験の勉強をすることがその近道となる、という提案をしています。その理由とは?

経営について勉強する

1.経営を体系的に学ぶ

中小企業の経営者には、戦略を立てる能力や、問題を解決する能力が必要です。何もしなければ、経営力が衰えていきます。

大企業は、経営者だけでなく、周りのスタッフが戦略や解決策を考えてくれますから、安心です。ところが、中小企業はそうはいきません。経営者の能力次第です。

ですから、中小企業の経営者は、「経営」を学ぶ必要があります。もちろん、現場での実行そのものが、経営の勉強です。とはいえ、それだけでは体系的に経営を学ぶことはできません。何かいい方法はないでしょうか。

そこで、中小企業診断士試験の勉強をされてはいかがでしょう。この資格を取得するには、それこそ中小企業の経営についての体系的な知識が必要です。ここでは、次のような科目を学ぶことになります。

・企業経営理論

・経済学

・生産管理

・販売管理

・経営情報システム

・経営法務

・財務・会計

・中小企業政策

いかがでしょうか。

これらが経営全般に必要な知識です。

それぞれの科目について、もう少し詳しく学ぶ内容を紹介します。

デキる人は信じてない。「自分には無限の可能性がある」の大ウソ

あの人は何もしていないのに仕事ができる……そんな人がいるはずはなく、あなたの見えないところでしていることがあるのです。今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者、土井さんは、仕事ができる人がやっている見えない努力について語っている一冊を紹介しています。

【できるビジネスパーソンになる!】⇒『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』

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仕事ができる人が見えないところで必ずしていること

安達裕哉・著 日本実業出版社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、『頭のいい人が話す前に考えていること』がベストセラーとなっている、安達裕哉さんによる既刊本の新装版。

『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478116695/businessbookm-22/ref=nosim

もともと、『「仕事ができるやつ」になる最短の道』というタイトルで出されていたものを、再構成および加筆修正して、(多分)今売れている装丁を踏襲して出し直したものです。

著者の安達裕哉さんは、デロイトトーマツコンサルティング(現アビームコンサルティング)を経て、マーケティング会社「ティネクト株式会社」を経営する方。

自身が運営するメディア「Books&Apps」は月間200万PVを超え、ソーシャルシェア数千以上のヒット記事を毎月のように公開しています。

本書は、そんな著者が、経験の浅いビジネスパーソンに向け、仕事ができる人になるコツをまとめた一冊。

ある程度経験のあるビジネスパーソンでも、いまいち会社に認められていない、と思ったら読むことをおすすめします。

なかでも、

・「仕事ができる人」が必ず知っている3つのこと
・「話がわかりやすい人」になる8箇条
・「仕事を任されたら絶対すべき」8箇条
・「頭のいい凡人」になってしまう5つの原因

あたりは、読んでおいて損はないと思います。

人と働いて成果を出し、かつ認められるには、「頭がいい」だけではダメ。

本書には、社内政治が下手な人が、組織やチームに愛され、やがてリーダーになるための行動習慣が書かれています。

店員が休憩時間じゃなくても「小休止」をとれる店ほど売上を伸ばせる納得の理由

あなたのお店は、お昼休憩や30分休憩のほかにも小休止をとれますか? 今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、小休止をとれる体制づくりは意外と必要だとして、その理由を説明しています。

小休止を取れる体制

販売員の仕事は、ある程度仕事の仕方が決まっています。

1日8時間労働だとして、出勤して数時間経ったら1時間程度のお昼休憩を取る。

その後またしばらく働いたら、今度は30分程度の休憩を取る。

そしてまた働いて退勤を迎えるという流れが一般的でしょう。

出勤状況にもよりますが、大体1時間30分程度の休憩があって、それをスタッフ同士でうまく回しながら働いています。

まぁ労働基準から考えても、妥当と言えば妥当なやり方です。

中には人員不足でその休憩すらまともに取れない!と嘆く人もいるとは思います。

これはまた別の問題になるので今回はあえて横に置かせてもらいますが、僕の考えをちょっとだけ喋ります。

小休止を取れる体制づくりをした方が良いんでないかい?という話です。

僕がこれまで勤めてきた店では、前述したような休憩の取り方が基本になっていました。

しかし、店によっては、その間で5分、10分程度の小休憩を取れることもあったのです。

店長がどうするかにかなり左右されますし、時給を含めた給料を支払う会社に対して大っぴらに言えることでもありません。

ですが、このちょっとした小休憩が僕自身はものすごくありがたかった。

1日店頭に立っていれば、気持ちに上がり下がりも生まれてきます。

人間ですから疲れも出ますし、接客の内容がうまくいかなかったりしてちょっとテンションが下がることもある。

そういうタイミングで、「ちょっとだけリセットできる時間」があることはとても有効的だったのです。

僕がそうだったので、自分自身が店長をしている時にもスタッフにはちょこちょこ小休憩を取らせていました。

元国税が怒りの解説。あの経団連が「消費税を推進」する身勝手な理由

導入時の3%から10%となり、将来的にはさらなる税率アップが確実視されている消費税。そんな消費税推進の姿勢を鮮明にしている経団連ですが、なぜ彼らはここまで消費増税に執着するのでしょうか。今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』では元国税調査官で作家の大村さんが、その単純かつ勝手極まる理由を解説。さらに経団連が「投資家に対する減税」を働きかけてきた訳を白日の下に晒しています。

国民の生活など二の次。経団連が消費税を推進する勝手極まる理由

「将来のためには消費税などの増税から逃げてはいけない」

去る9月19日、経団連の戸倉会長がこういう発言をして物議を醸しました。今回の発言に限らず、経団連は消費税を推進させてきた張本人でもあります。なぜ経団連は、消費税を推進させてきたのでしょうか?今回は、そのことを掘り下げたいと思います。

「経団連」とは、正式には、日本経済団体連合会といいます。上場企業の経営を中心につくられた会合であり、いわば日本の産業界のトップの集まりです。経団連には、上場企業を中心に約1,500社が加盟しています。

この日本経済団体連合会の会長は、財界の首相とも呼ばれ、日本経済に大きな影響力を持ちます。この経団連は、加盟企業が一流企業ばかりで、しかも1,500社もいるということで、それだけでも大きな政治権力を持ちうるのですが、さらにたちの悪いことに、政党への企業献金も非常に多いのです。

経団連は政権に対して、通知表ともいえる「政治評価」を発表し、その評価に応じて加盟企業に寄付を呼び掛けるのです。特に自民党は、経団連の加盟企業から、毎年数十億円の政治献金を受けており、収入の大きな柱になっています。いわば、経団連は自民党のオーナーのような立場なのです。当然、自民党は経団連の意向に沿った政策を行うことになっています。

この記事の著者・大村大次郎さんのメルマガ

在日米軍の要請で編成。ドラマ「VIVANT」で注目された“別班”の正体

10月30日に裁判が結審した元隊員の五ノ井里奈さんへの強制わいせつ事件をはじめ、数々の不祥事が明るみとなっている自衛隊。国土防衛を担う組織は今、どのような「現在地」にあるのでしょうか。今回のメルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』では著者の伊東さんが、慢性的な人員不足等を含む自衛隊が抱える問題を紹介。さらにかねてから主張されている「陸自縮小論」を解説しています。

プロフィール伊東 森いとうしん
ジャーナリスト。物書き歴11年。精神疾患歴23年。「新しい社会をデザインする」をテーマに情報発信。1984年1月28日生まれ。幼少期を福岡県三潴郡大木町で過ごす。小学校時代から、福岡県大川市に居住。高校時代から、福岡市へ転居。高校時代から、うつ病を発症。うつ病のなか、高校、予備校を経て東洋大学社会学部社会学科へ2006年に入学。2010年卒業。その後、病気療養をしつつ、様々なWEB記事を執筆。大学時代の専攻は、メディア学、スポーツ社会学。2021年より、ジャーナリストとして本格的に活動。

改善の余地なしか。セクハラやパワハラが絶えぬ自衛隊の現在地と行く末

自衛隊という組織が揺れている。昨年6月下旬、YouTubeに2本の動画が上がった。

「セクハラ告白 自衛隊を退職に追い込まれた女性」
「隊員15人に囲まれ強引に……」

若い女性が、言葉を慎重に選びながら自身が受けた性暴力の様子を赤裸々に語っている(*1)。

被害を受けたのは、五ノ井(ごのい)里奈さん(23歳)。2020年4月に陸上自衛隊に入隊。

彼女が入隊した動機は、5歳から始めた柔道を極めたかったこと、自身が被災者となった東日本大震災のとき支援してくれた女性自衛官への憧れ。

大学を中退して受験、合格する。半年間の研修期間を経て、東北方面の中隊に配属が決定したとき、

「あの中隊はセクハラがひどいらしい」

という噂を耳にしたという。だが初めての配属を拒否などできるはずもない。しかし着任すると早速、新入隊員の彼女への「セクハラ」が始まる。

他方、今年に入り、陸上自衛隊の高機動車が海外に流出していたことが発覚した。陸上自衛隊が解体処分するため民間業者に売り払ったはずの「高機動車」が、解体されないまま海外に不正流出していた。

主な流出先は東南アジアだが、その一部と思われる車両を、ロシア軍がウクライナ紛争で使用したという疑惑まで浮上。

6月30日には、防衛大学校等松春夫教授が「防衛大論考」を発表する。防衛大とは、将来、陸・海・空の各自衛隊の幹部自衛官となる者を育成する、防衛省の機関。

等松教授は、防衛大で、教育体制・事務体制から、教官人事・指導官人事、ガバナンスにいたるまで、重大な問題を長年にわたって放置してきた結果、学生の教育環境が危機的状況に陥っていると指摘した。

自衛隊は、日本の領土や領海、領空を守る組織。陸・海・航空自衛隊の3つの部隊に、計23万人の各自衛官、2万人の事務官を擁する。

1950年の朝鮮戦争に米軍が出撃して日本に軍事的な空白ができ、治安の乱れを怖れたGHQが日本に警察予備隊を作らせる。それが、のちに自衛隊となった。その組織に何が起きているのか。

目次

  • 相次ぐ「改善が期待できない」セクハラ・パワハラ
  • 自衛隊から高校・大学卒業時に届く「赤紙」
  • 日曜ドラマ「VIVANT」で注目された別班の起源

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

ホンマでっか池田教授がジープで谷から転落した時に考えていたこと

不慮の事故に遭遇し「死ぬかもしれない」と思ったときに、人は何を思うのでしょうか。「死にたくない!」という気持ちよりも、やり残したことが思い浮かんで後悔したと語るのは、CX系「ホンマでっか!?TV」でもおなじみの池田教授です。今回のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』では、30代の終わり頃、ジープごと谷に転落し一命をとりとめた体験を述懐。76歳になったいまは、ミニトマトはよくできても大玉トマトはなかなかできず諦めた庭仕事をしながら、突然命の危険にさらされる熱中症の予防には気を使っていると伝えています。

熱中症を心配しながら庭でミニトマトを作る

定年になってから、家庭菜園で様々な野菜を栽培し始めて、いろいろ勉強になったけれども、76歳なので勉強した成果が将来に役立つかどうかは定かではない。そうだ、来年はこうしよう、と思っても来年生きているかどうか分からない歳になってしまった。

若者と老人の違いは、若者は客観的には自分の余命は有限だと思っていても、主観的には余命はまだ無限だと思っており、老人は客観的にも主観的にも、自分の余命は有限だと思っていることである。私も70歳くらいまでは若者だったけれど、今や立派な老人である。

しかし、客観や主観がどうあろうと、実のところ人はいつ死ぬか分からない。主観的には無限に生きると思っていた若者が事故でいきなり死ぬこともあるし、呆け老人で、あと数年の命と思われていた老人が、呆けながら20年くらい生きることもある。私は30代の終わりの頃、虫採りに行ってジープごと谷に落ちたことがあった。落ちながら思ったことは、「まずいこれは死ぬかもしれない。構造主義生物学の本を書いておけばよかった」ということだけだった。

当時私は、柴谷篤弘先生と共に、構造主義生物学という新しいパラダイムを掲げて、その最初の本格的なマニュフェストを書くと公言していたので、本を書く前に死ぬのは勘弁してもらいたいと思ったのだ。落ちながら、死ぬだろうな、とは思ったけれど、不思議なことに死ぬこと自体は怖くなかった。本を書かなかったことの後悔の方が大きく、死ぬというところまで頭が回らなかったのだ。全身打撲で、1カ月ほど寝ていたが、命が助かって初めて死ぬのが怖くなり、死なないでよかったとしみじみ思った。

それでも助かってしまえば、その後の余命は主観的には無限だという状態に戻ってしまったが、いつ死ぬか分からないから「構造主義生物学」の本だけは書かねばならない、という気持ちになり、この年の夏に、ねじり鉢巻きで本を1冊書き上げた。私の最初の理論書『構造主義生物学とは何か』である。

畑仕事は車の運転ほど危なくないので、事故で死ぬ確率は少ないと思うけれど、石に躓いて転んで、別の大きな石に頭をぶつけて死ぬ可能性はゼロではない。今年の夏はことのほか暑く、夢中で畑仕事をすると熱中症になる確率は相当大きかったに違いない。若者は運動能力も体温調節能力も優れているので、躓くことも熱中症になることも滅多にないだろうが、老人はやばいのである。

この記事の著者・池田清彦さんのメルマガ

アップルができていない生成AI搭載でAndroid陣営は優位に立てるのか?

10月24日、クアルコムが年次イベントを開催。そこで発表された新チップセット「Snapdragon 8 Gen 3」は生成AIに対応し、既に搭載されているAndroidスマホもあって、今後続々発売されていくことになるようです。今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』では、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川さんが、スマホがさらに賢くなっていく未来を解説。AIでは遅れを取っている感のあるアップル「iPhone」に対して、Android陣営がアドバンテージをどう生かしていくか注目しています。

クアルコムが生成AI対応の「Snapdragon 8 Gen 3」を発表──生成AIに対応できていないアップルに一矢報いるか

クアルコムは10月24日、アメリカ・ハワイ州マウイ島で年次イベント「Snapdragon Summit」を開催した。今年の注目はなんといってもAIで、スマホがさらにAIで賢くなる未来を実感した。

特に驚いたのがSnapdragon 8 Gen 3で、オンデバイスAIとして、機内モード状態でネットにつないでいなくても、MetaのLlama 2によって「東京からマウイ島への行き方」などの質問に答えてくれていた。

当然のことながら、最新情報などには疎いのだが、そのあたりはクラウドと連携する「ハイブリッド」によって利便性を上げていくことになりそうだ。

とりあえず、オンデバイスAIであれば、レスポンス良く会話ができるだろうし、何よりデバイスから出て行くデータが限られることになるので、プライバシーを守ることにもつながる。アップルはこれまでユーザーのデータをできるだけデバイス上で処理し、プライバシーを守るというスタンスを貫いてきたが、オンデバイスAIであれば、そうした取り組みを維持することができるだけに、来年あたりのiPhoneでもオンデバイスAIによるボイスアシスタントが登場してきてもおかしくないだろう。

カメラに関しても、AI処理によって、動画でも余計な人物を消せたり、夜間の撮影が強化されたり、実際には撮影できてない場所をAIが描いてくれたりといった機能が盛り込まれている。今後、各メーカーがどのような工夫を凝らしていくのかが興味深いところだ。

特にAndroidメーカーは、グーグルのPixelが提供する「消しゴムマジック」に「なんでうちらに提供してくれないのか」と不満を持っていそうなだけに、Androidメーカーが独自にSnapdragon 8 Gen 3で「なんちゃって消しゴムマジック」などを搭載してくる可能性は十分にありそうだ。

イベント最終日にSnapdragon 8 Gen 3の開発責任者に話を聞くことができたが、節々に「iPhone」という言葉が出てきて、相当、アップルのA17 Proを意識しているのだなという雰囲気が伝わってきた。

Snapdragon 8 Gen 3としては生成AIに対応しており、このあたりのアドバンテージがあると自信を持っているようだ。実際、いまのところはアップルとしてもAIに関しては苦手な感じがあるため、クアルコムとしても攻めどころだと思っているのだろう。

ただ、ティム・クックCEOは「アップルは何年も前から生成AIを研究している」と今年8月にメディアで語っていただけに何か秘策があり、来年あたりに投入してくる可能性もあり得そうだ。

とはいえ、Snapdragon 8 Gen 3を搭載したスマートフォンはすでに発売され始めているだけに、Android陣営としてこのアドバンテージをどれだけ生かせるかが気になるところだ。

この記事の著者・石川温さんのメルマガ

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