阪神タイガースには本当に「カーネル・サンダースの呪い」がかかっているのか?

日本のプロ野球で最も有名な「呪い」があるのをご存知ですか? この呪いについて、阪神ファンの方なら誰もが知っているのかもしれませんね。今回、メルマガ『歴史時代作家 早見俊の無料メルマガ』では、時代小説の名手として知られる作家の早見さんが、 阪神タイガースにかけられた「カーネル・サンダースの呪い」と、その主役であるカーネル・サンダースの人生について紹介しています。

カーネル・サンダースの呪い

投打二刀流に亘る大谷翔平選手の活躍が報道されていますね。アメリカでは球聖と称されるベーブ・ルースと比較されています。

ベーブ・ルースには数多の逸話があります。「バンビーノの呪い」もその一つです。バンビーノとはベーブ・ルースの愛称、呪いをかけられたのはボストン・レッドソックスでした。ルースは1918年にレッドソックスからニューヨーク・ヤンキースにトレードに出され、それまでは投打二刀流であったのが打者に専念、ホームランを量産し野球に革命をもたらしました。

対してレッドソックスは1918年を最後に2004年までワールドシリーズで優勝できませんでした。優勝から遠ざかっていた間、野球ファンの間でルースをトレードに出した報いを受け、レッドソックスには、「バンビーノの呪い」がかけられたと面白がられたのでした。

日本のプロ野球にも呪いがあります。「カーネル・サンダースの呪い」です。1985年、阪神タイガースが21年ぶりに優勝した際、歓喜した阪神ファンは大阪の道頓堀川にダイブ、勢い余ってケンタッキーフライドチキンの店先に飾られたカーネル・サンダースの人形を道頓堀川に投げ捨ててしまいました。

当時の道頓堀川は汚染が激しくヘドロが堆積しており、サンダースの人形は行方不明、サンダースに呪われ阪神は優勝から遠ざかった、何とも大阪らしいジョークです。

また、それくらいサンダースは日本人にも親しみを抱かせるキャラクターだったのです。白髪に白い髭、黒縁の眼鏡、上下白のスーツ、好々爺然としたおじさんは見知らぬケンタッキーという土地にも親近感を抱かせてくれたのでした。

大変に親しみやすいキャラクターですが、サンダースの生涯は決して平坦ではありません。転職、倒産、離婚、人生の辛酸を舐め、挫折どころか死を選んでも無理からぬ体験が目白押しです。

コミュ障なのを理由に解雇された社員。会社を訴えた裁判の結果は?

会社で人と接する以上、コミュニケーション能力は多かれ少なかれ求められるのがビジネスパーソンというもの。今回の無料メルマガ『「黒い会社を白くする!」ゼッピン労務管理』の著者で特定社会保険労務士の小林一石さんが、 コミュ障状態の社員を解雇して会社が訴えられた事例を紹介。その裁判の判決とは?

「コミュ力不足で解雇」は認められるのか

私は基本的には人見知りです。

仕事でもプライベートでも人と会うことは多いですし、しかも初めての人と会う機会も結構あります。

ただ、人見知りなため大変なことも多いのです。

ずっと以前に、自分で申し込んだ交流会に会場まで行っておいて、なんとなく(人と会うのが苦手で)帰ってしまったこともあります。

最近だと、自分で企画した飲み会になんとなく「行きたくない」と感じたことまでありました(さすがにこの飲み会は行きましたが)。

そういう場に行くと誰とでも、気軽に、楽しそうに、うまくコミュニケーションをとっている人が必ず何人かいたりしますが、本当に羨ましくてたまりません。

このコミュニケーション力(いわゆる「コミュ力」)は交流会や飲み会に限らずですが会社でも当然ながら求められます。

では、逆にこのコミュ力があまりにも低い社員がいた場合、その社員を解雇にすることはできるのでしょうか。

それについて裁判があります。

ある金融会社で、中途採用で入社した社員が就業規則の解雇事由である「協調性を欠き、他の従業員の職務に支障をきたすとき」に該当するとして解雇されました。

これに納得がいかないとして解雇無効を主張してこの社員が会社を訴えたのです。

具体的には以下のような状況でした。

・(この社員は)他部署の社員を見下したような高圧的な態度を取ったり、上司ともトラブルを起こしていた
・他の社員との業務上のコミュニケーション等の関わり方に問題があることや、このままでは解雇になる可能性があることを
書面で伝えて、改善の機会を与えた
・その後も(この社員の)態度はさらに悪化し続け、部署内の人間関係を悪化させていったほか、勤務時間中にインターネットのサイトに業務と無関係の書き込みを繰り返していた

これはもう客観的にみると、いわゆる「コミュ障」状態ですね。

ではこの解雇は認められるのか?

ライバル減少で今がチャンス。ケータリング事業で儲けるコツとは?

コロナ禍で大口の利用客がゼロになるという大打撃を受けながら、協力金なども得られなかった飲食系の業種にケータリング業があります。そのため撤退する企業が後を絶たず、以前の生活が戻ってきたいま、なんとか生き残ったケータリング業者には、以前にも増して多くの依頼があるようです。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、6月の売上が過去2番目の月商となった企業についてPLも明らかにしながら紹介。これから参入を考える人に向けて、気をつけるべき点を伝えています。

V字回復中のケータリング事業のメリットとデメリット

以前から紹介しているケータリング事業。これのV字回復ぶりが半端ないです。6月は何の需要期でもなくむしろ閑散期のはずが、ある大商圏型でシェア2位のご支援先が創業来で2番目の月商を実現されました。なぜか。遂に来ました「残存者利益」です。

  • 需要は数年間完全な「ゼロ」に
  • 補助金なども飲食店じゃないので「ゼロ」
  • ケータリング専門企業は厨房がでかく「固定費」が高い
  • ケータリング片手間企業は需要ないので撤退

これが3年続いたので主要プレーヤーが東京でも大阪でも福岡でも、本当にいなくなってしまいました。その結果、需要と供給のバランスが崩れ、超V字回復が起こっている感じです。

つまり、参入するなら今!という状況。そのため、改めてビジネスモデルと仕掛け方、そしてデメリットもシェアします。

ケータリングとは?

昔ご支援先と作ったキャッチコピーでしっくり来ているのがこれです。
「あなたのオフィスがホテルのビュッフェに」
実際この通りなんですよね。

社内懇親会なんて、
・冷めたピザ
・温いコーラ
これでも食として満足されていました。満足の理由は「コミュニケーション」が目的となっているからですね。

この中で、
・生ビール含めた冷たいドリンク提供
・料理もヒートランプなどで温かい
このギャップに価値を感じてもらえ、コロナ禍前からも伸び続けていました。

ケータリングの収益

売上 :100%
原価 :22%
人件費:20%
広告費:10%
消耗品:5%
減償 :3%
水光費:3%
家賃 :3%
その他:3%
営利 :31%

このような感じです。昔よりも少しだけ変わりましたね。

・原価が安い理由
一人辺り可食グラムが「350g」なので、そもそもイートインの6掛けなんですよね。これが原価率が低い一番の理由です。あとは装飾などで価値を出す分、食材グレードは問われない事も一つです。

・人件費が安い理由
商品は基本的に既製品になるので、「人件費=製造人件費+営業人件費」。上記で見ると製造人件費は基本的にアルバイトさんやタイミーで成り立ちます。

営業人件費に関しては、50名までのパーティーはワンオペ、それ以降は50名単位で一人ずつ増える。このような感じなので効率が良いです。

50名のパーティーということは1件単価は250,000円くらい。人件費20%ということは、それを50,000円の人件費で回すということ。

製造:35,000円≒時給1,100円×5時間×6名
営業:15,000円(基本は社員想定)

このような感じです。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

なぜ、あなたは幸せになれないのか?その答えは「この1冊」で分かるかもしれない

幸せな人生とはいったいどのようなものでしょうか、そして幸せになるために私たちは何をすればいいのでしょうか?無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』では、 現時点でわかっている人間の幸福の条件をまとめたという究極の一冊を紹介しています。

ハーバード成人発達研究の成果⇒『グッド・ライフ』

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グッド・ライフ

ロバート・ウォールディンガー、マーク・シュルツ・著 児島修・訳 辰巳出版

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、TEDトーク歴代ベスト10(2023年7月時点で2,430万回再生)、ロバート・ウォールディンガー教授による「What makes a good life?」の待望の書籍化。

著者は、ハーバード大学医学大学院・精神医学教授で、マサチューセッツ総合病院を拠点とする「ハーバード成人発達研究」の現責任者と副責任者です。

「ハーバード成人発達研究」は、ハーバード大学が84年にわたり追跡調査してきた、幸福追求のための研究。

昨今の幸福論で引用されるあらゆる話がこれ一冊にまとまっており、現時点でわかっている人間の幸福の条件を短時間でおさらいすることができます。

幸福な人生の実現には、人間関係が大事だということ、選択肢のある人生が必ずしも幸せとは限らないこと、今、ここへの「注意」が人生を豊かにするということ…。

残念なことに、書かれている原理原則は、広く人口に膾炙したため、目新しく感じられないかもしれませんが、個別のケースやアドバイスを見て行くと、より詳細に幸福になるためのヒントが見えてくると思います。

パートナーや家族とどういうコミュニケーションを取るといいのか、間違った時にはどう軌道修正するといいのか、有用なアドバイスが示されており、じつに勉強になります。

日々の生活が仕事に偏りすぎて、バランスを失いかけた時に、ぜひ紐解きたい一冊ですね。

経験上、若い頃本当に忙しい時には、なかなかこういうアドバイスは耳に入らないものですが、ちょっと一段落した30代後半や40代前半に読めば、大切なものを失わずに済むはずです。

「岸田を呼べ」統一教会・韓鶴子総裁の言葉で露呈した自民党の骨絡み

安倍元首相の銃撃事件がきっかけとなり、改めて世間の注目を集めることになった旧統一教会による献金被害。政府は現在、粛々と解散命令請求に向けた動きを進めていると伝えられますが、そんな中、教団の総裁が放ったという言葉が大きな話題を呼んでいます。今回、メルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』著者の伊東さんが、韓鶴子総裁の「岸田首相を呼びつけろ」という発言と、韓氏の人となりを詳しく紹介。さらに旧統一教会がいまだ抱える「闇」の存在を明らかにしています。

プロフィール伊東 森いとうしん
ジャーナリスト。物書き歴11年。精神疾患歴23年。「新しい社会をデザインする」をテーマに情報発信。1984年1月28日生まれ。幼少期を福岡県三潴郡大木町で過ごす。小学校時代から、福岡県大川市に居住。高校時代から、福岡市へ転居。高校時代から、うつ病を発症。うつ病のなか、高校、予備校を経て東洋大学社会学部社会学科へ2006年に入学。2010年卒業。その後、病気療養をしつつ、様々なWEB記事を執筆。大学時代の専攻は、メディア学、スポーツ社会学。2021年より、ジャーナリストとして本格的に活動。

安倍晋三元首相銃撃事件から1年を前に「岸田首相を呼びつけろ」とまで言い放つ、旧統一教会総裁・韓鶴子とは何者か? 日本の植民地支配を先祖解怨とし、多額の献金を巻き上げる

安倍晋三元首相銃撃事件から1年が経過した。事件を機に再び注目された旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の解散命令請求に向け、国が質問権の行使をする中で、また教団側から“とんでもない”動きが。

教団の韓鶴子総裁(80)が日本の幹部らおよそ1,200人を前に、「岸田総理や日本の政治家を韓国に呼びつけて、教育を受けさせなさい」と発言していたことが分かった。BS-TBSの報道番組「報道1930」が独自に入手した、韓鶴子氏のものとされる音声によると、韓氏は、

「日本は特に第二次世界大戦の戦犯国だということ。原罪の国なのよ。ならば賠償すべきでしょう、被害を与えた国に」(*1)

と発言。音声は、6月28日、教団が「聖地」と呼ぶ韓国の清平で日本の幹部らに語ったとされる。ほか、音声では、

韓鶴子氏のものとされる音声 「今の日本の政治家たちは統一教会に対して、何たる仕打ちなの。家庭連合を追い詰めているじゃない。政治家たち、岸田を、ここに呼びつけて、教育を受けさせなさい。分かってるわね」

 

信者 「はい」

 

韓鶴子氏のものとされる音声 「私を“独生女”(救世主)だと理解できない罪は許さないと言ったのに、その道に向かっている日本の政治はどうなると思う」

 

信者 「滅びます」

 

韓鶴子氏のものとされる音声 「滅びるしかないわよね」(*2)

などと、韓氏を「救世主」として認めない日本は滅びるしかないともする。

安倍元首相銃撃事件を機に再び“あぶり出された”旧統一教会の問題は、メディア上では、「宗教問題」として矮小化されてしまった。

ことの本質は、宗教問題というよりも政治問題だ。旧統一教会は、「国際勝共連合」という関連団体をソフトウェアに、自民党と結着、日本の“戦後体制”というハードウェアに深くしみ込む。しかしメディアは、その実情を深く見ようとはしない。

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

死してなおアンチを刺激。なぜ安倍晋三氏は左派にここまで嫌われたか?

安倍晋三元首相というリーダーを失ってから1年、未だに後継者が決まらない清和会(安倍派)。自民党最大派閥が置かれているこの現状を、識者はどう見るのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、5つの側面から清和会を取り巻く状況を分析・解説。その上で、彼らの今後に対する大胆な提言を記しています。

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2023年7月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

未だに決まらぬ安倍氏の後継。自民党保守派「漂流」の背景は?

安倍元総理の死去から1年という「節目」にあたって、自民保守派が「漂流」しているとか、安倍派=清和会の後継体制が決まらないといったニュースが一斉に流されました。

話としては、自民党という一政党の、その中の清和会という派閥の問題ということで、誰でも好き勝手な感想を口にする事はできるわけです。ですが、少し考えてみるとこのエピソードそのものに、日本の政治の持っている不安定性のようなものが濃厚に浮き出ているのを感じます。そう考えると、単なる興味本位で流して良い話題ではないことが分かります。

今回は、この点について箇条書き的に整理してみたいと思います。

(1)まずポスト冷戦期にはハッキリあった「親米保守」という立ち位置が変質しているのを感じます。勿論、日本や自民党が親米ポジションから離れたわけではありません。依然として、自民党は保守であり、親米なのは間違いないのですから、言葉としては「親米保守」ということになると思います。

ですが、その意味合いが大きく変化しているのです。まず、旧来の親米保守というのは、例えばですが、橋本龍太郎が政権を奪還してから、小泉がブッシュの反テロ戦争に同調した際もそうですが、3つの意味合いを持っていました。1つは、西側同盟に帰属しつつ、政治的には親NATO、親EUであり、アジアにおいては日米韓台の事実上の4カ国同盟の一員という意味合いです。ブッシュの戦争に同伴したのも、その延長です。2つ目は、軍需産業の深化や武器輸出入の拡大を積極推進する一方で、アメリカの「負担拡大要求」を上手くかわしつつ、軍事費の急拡大を抑制するという軍備管理の立場です。3つ目は、「遠い未来には自主憲法、自主防衛」というややファンタジー的な「ポスト戦後」的な保守イデオロギーが絡んでいました。そこには「枢軸日本の名誉回復」というスローガンも薄っすらと伴っていたのでした。

つまり、軍事外交の方針としてはほぼ100%米国に同調するが、軍備の管理に関しては意外にリアリストであり、けれども心の奥には「枢軸日本の名誉」を回復しつつ「いつの日か自主防衛を」という理念的な目標を内包していたのです。

3番目については、実はアメリカの利害からすれば危険極まりないものですが、とにかくこの3つがセットメニューになっていて、この3点目だけは外せないのと、いくら危険な戦前回帰だと言っても「あれは国内向けのエンタメであり、アメリカにとっては人畜無害」ということが、知れ渡ることで許容されていたように思います。

この記事の著者・冷泉彰彦さんのメルマガ

4万円割引はiPhoneだけ?スマホ割引上限引き上げにメーカー側が漏らした“不安”

回線とセットでスマホを販売する時の割引の上限を2万円から4万円に引き上げる総務省の案は、メーカーにとって追い風となるはずですが、シャープの通信事業本部長は、意外な不安も口にしたようです。今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』では、著者でケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川さんが、直接聞き取りした内容を紹介。高性能スマホを購入する人が増えることに期待しつつも、iPhoneを念頭に、上限いっぱい割引される機種が限定されることへの不安を漏らしていたと伝えています。

割引上限4万円に引き上げ検討にメーカーの本音は?──シャープ・小林繁通信事業本部長に聞いてみた

7月3日、シャープはスマーフォン「AQUOS」シリーズの新CM完成披露イベントを開催した。同社の通信事業本部、小林繁本部長に聞きたかったのが、「割引規制のルール変更についてどう思っているか」という点だ。

総務省のワーキンググループでは現在、端末の割引上限規制を2万円から4万円に引き上げようとしている。当然のことながら、割り引きできる金額が増えるということで、メーカーにとっては追い風になるのではないだろうか。

小林本部長は「個人的な意見」としつつ「4万円になったら、例えばAQUOS senseシリーズなど、満足度の高いものを手軽な価格で手に入れられるようになる。メーカーとしてもブランドイメージを高めることができる」と期待する。

確かに、AQUOS wishシリーズは、割引上限が2万円ということで、誕生したといえる。そういったスペック的に制限のある機種よりも、AQUOS senseシリーズのように「これで十分」といえる満足度の高い機種を気軽に買えるようになるのは大きいだろう。

一方で、小林本部長は悲観的な見方もする。「2万円の割引でもユーザーが端末を購入することをキャリアが理解している。いま、2万円で作れているのだから、わざわざ4万円のスマートフォンを作り、売る必要はないのではないかと考えてもおかしくない」というわけだ。

仮に割引上限が2万円から4万円になったとしても、現場では今後も2万円割引が常態化する可能性もゼロではないという。キャリアとしても、「いかにARPUを上げるか」に腐心しているところもあり、本来であれば、サクサクと動く5Gスマートフォンを普及させ、ユーザーにデータを使いまくってもらうというのが本筋だろう。

本来であれば、割引上限規制は取っ払うべきだし、仮に4万円に改定されるのであれば、AQUOS R8やAQUOS R8 Proのようなハイエンドスマートフォンを普及させ、ARPUをじゃんじゃん上げる方向に持って行くのがキャリアのやるべき事だろう。

小林本部長は「特定の端末に対して大量の金額が投下される状況はあまり幸せにならない」と釘を刺した。このままでいくと、iPhone SEのような端末に4万円の割引が適用される一方で、他のAndroidスマートフォンは渋い割引設定ということになりかねないだけに、そこは避けるような仕組みが必要なのかも知れない。

この記事の著者・石川温さんのメルマガ

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花王もキリンビールも。売れる企業はどう「仮説」を立てているか

今やあらゆるビジネスシーンで求められる、マーケティング戦略の立案。その際に重要な役割を果たすものをご存知でしょうか。今回のメルマガ『理央 周の売れる仕組み創造ラボ【Marketing Report】』ではMBAホルダーの理央 周さんが、「仮説構築」こそが重要である理由と、その立て方をレクチャー。さらに花王の日焼け止め商品を例に取り、仮説構築の具体的なステップを解説しています。

売れる企業はなぜ先手が打てるのか?」 “風が吹けば桶屋が儲かる”の発想で仮説を立てる 花王に学ぶ仮説構築の重要性

企業各社が、この夏商戦に向けて、夏向けの商品を新発売したり、増産したりしています。

6月20日の日経新聞によると、花王は日焼け止めを増産し、キリンビールも、ビールやチューハイの生産量を増した、とのことです。

なぜ、このような動きをするのでしょうか?暑くなれば、日焼け止めやビールが売れて当然ですよね、という声が聞こえてきそうです。

もちろんその通りなのですが、この背景には、コロナが5類に分類されて、「ここ2、3年よりも多くの人が、外に出るようになる」「外出の際に日焼け止めを必要とする」といった具合に仮説を立て動いているからです。

今号では、仮説とマーケティングでの成果の、関係について考えてみましょう。

売れる企業はなぜ先手が打てるのでしょうか?それは、仮説が立てられるからです。

そして、その仮説の立て方と内容が、企業が次の一手を先んじて打つかどうかを決める鍵になるからです。

仮説とは何か?

まずは、仮説とは何か?を、定義していきましょう。

仮説とは、まだ確認されていない、“未来の事象や現象を予想”するための、前提や仮定のことを指します。

これから起きるだろう、ということを予測して、「仮に結論」を出すことです。

これは、経済やビジネスだけでなく、科学的な研究でも重要な役割を果たします。

マーケティングでは、特に消費者の行動や、市場の動向を予測するために仮説を立てます。そもそもわかりにくいですからね。

マーケティングプランを立てる時の仮説の事例

マーケティング活動で例えてみましょう。

たとえば、新製品の販売を開始する前に、どのような人々がそれを購入するのか、どのような価格設定が適切か、どのようなマーケティング手段が効果的か、などを予測する際に、仮説を立てます。

なぜ仮説が重要なのか?

仮説はビジネスにおける、戦略的な意思決定を行うための、出発点となります。

仮説構築が、マーケティングの戦略立案で、重要な役割を果たすのでしょうか?その理由をいくつかあげてみます。

方向性を提供

仮説は、チームが集中すべき方向性を示します。企業は限られたリソースを効率的に使うために、特定の目標や視点に焦点を絞る必要があります。仮説は、どこに労力を注ぐべきか,を決定するための道しるべとなります。

学習を促進

仮説は検証されるため、正確なものであれば確認され、誤っていれば改善のための学習機会となります。失敗から学んだ結果は、ビジネスを改善し、さらに成功するための道筋を示すことがあります。

リスクを軽減

ビジネスには常にリスクが伴いますが、仮説を通じて検証と評価を行うことで、
不確実性を減らし、リスクを管理することが可能になります。

結果を予測

仮説は未来の事象や結果についての、予測を立てることを可能にします。これは新製品の市場導入、新規事業の立ち上げ、マーケティング戦略の実行など、企業のあらゆる決定において重要な役割を果たします。

革新を促進

新たなアイデアやアプローチを試すための、枠組みを提供します。それらのアイデアやアプローチが成功すれば、それが新しいビジネスモデルや、製品の開発へとつながる可能性があります。したがって、仮説はビジネスの成功を促進し、組織の学習と成長をサポートする、重要なツールとなるのです。

この記事の著者・理央 周さんのメルマガ

母乳に含まれる糖質「ガラクトース」が赤ちゃんにとって重要なワケ

赤ちゃんが飲む母乳にはさまざまな栄養素が入っているものですが、今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』で、糖質制限食の提唱医として知られる江部康二医師が注目したのは、そのなかでも「糖質ガラクトース」というもの。果たしてどのような役割があるのでしょうか?

母乳に含まれている糖質ガラクトースの役割について

母乳に含まれている糖質、ガラクトースの役割について検討してみます。

日本食品標準成分表2020年版(八訂)によれば、人乳100g(61kcal)中、

・炭水化物:7.2g 
・脂質:3.5g

です。

炭水化物のうち、単糖当量が6.7gで、このうち乳糖が6.4gを占めています。

乳糖は「ガラクトース+ブドウ糖」で構成されています。

ヒトが吸収できる単糖には、ブドウ糖、果糖、ガラクトースがあります。

エネルギー補給だけならブドウ糖だけでもいいはずなのに、人乳を含めた哺乳類の乳に、ガラクトースが含まれていることの意味はなんでしょうか?

乳糖が母乳の糖質の80% 以上で、全エネルギーの 約38%を占めます。

乳糖以外には微量のグルコース、ガラクトース、種々のオリゴ糖などを含有しています。

次に糖鎖について考えてみます。

「糖鎖」とはグルコースやガラクトースなどの糖が共有結合で連結し鎖状になった分子です。

糖鎖は、糖転移酵素の反応により多くのタンパク質や脂質に結合し、それらの分子を正しく働 かせるために必要です。

それらの中で、ガラクトース糖鎖は自然免疫のブレーキ的な役割を果たすということがわかってきました。(*)

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

逮捕される前に「犯人の顔にモザイク」をかけるテレビ局の偽善ぶり

私たちの身近なマスメディアといえばテレビが一番に思い浮かびます。しかし、今も昔も「テレビ局には偽善が多い」と語るのは、精神科医の和田秀樹さん。今回のメルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』では、テレビが 偽善だと感じる理由について具体的な例を挙げながら詳しく語っています。

テレビ局の許しがたい偽善

テレビの偽善というと、またまたあおり車を報じていて、地域住民が恐怖を感じているというインタビューをいくつも取りながら、相変わらず、そのあおり車の映像では、ナンバーを隠していた。

タクシー強盗のドライブレコーダーの映像でも犯人(いくらなんでも映像が捏造ではないだろう)の顔にはモザイクがかかる。

そのくせ、警察が逮捕すれば、すぐに実名で報道し、モザイクも消える。

市民の立場からすれば、逮捕される前のほうがよほど、そういう人間の顔やナンバーを知りたいし、そのほうが安全が守られる。逮捕されてからであれば、そういうものを知っても興味レベルの話だ。

加害者の人権を守るというのなら、逮捕されても推定無罪なのだから、モザイクもかけるべきだし、実名報道も避けるべきだろう。

要するに、テレビ局は警察に忠誠を尽くすことを示したいのだろう。

いくら冤罪が出ても平気だ。

取材費を浮かして、社員の年収1,500万円を守るためになら、警察の言いなりになるしかない。警察から情報をもらわないと事件報道ができないのだ。

そして、警察に都合のいい情報を流し続ける。

そしてゲスト解説者も、昔なら鬼塚八兵衛さんのように、ものすごい捜査の実績のある人間が出ていたが、今は、なんで警察をやめたのかわからないし、現在の肩書もわからないが、警察のヨイショばかりしている警察のOBが選ばれる。

こんなに犯罪が増えても、まじめに捜査をしないで交通取り締まりばかりやっていても絶対に批判しない。

この記事の著者・和田秀樹さんのメルマガ