じゅんいちD、本田圭佑選手との2ショットにSNSが沸いた!

3月5日に放送されたBS番組「じゅんいちダビッドソンの世界ドリームツアー – あなたの夢叶えますね~ -」への反響を受けて、TOYO TIRESのYouTube公式チャンネルにて同番組の本編映像が公開された。

同番組は、イタリア・セリエA「ACミラン」、イングランド・プレミアリーグ「レスター・シティー」、そして日本・Jリーグ「ガンバ大阪」の3チームのサポーターに向けて、かなえたい夢や挑戦したい夢を募集し、全面的にサポートするという企画。サッカー日本代表:本田圭佑選手のものまねでお馴染みのお笑い芸人:じゅんいちダビッドソンがサプライズサポーターとして、「6歳の息子に岡崎選手と練習をさせてあげたい」「ACミランの選手とドリブル対決がしたい」「ガンバ大阪の遠藤選手にハグされたい!」といったサポーターたちの夢をかなえた。

「ACミランの選手とドリブル対決がしたい」という夢では、じゅんいちとサッカー少年がイタリアへと飛び立ち、そのドリブル対決の相手が本田圭佑選手というサプライズも!

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じゅんいちと本田選手のの2人がメディアで並ぶのは初とあって、番組オンエア直後からSNSには、「本田とじゅんいちダビッドソンが並んでるの面白すぎるだろw」「じゅんいちダビッドソンの番組面白い。伸びしろですねー」「じゅんいちと本田さんが交互で話すとどっちがどっちか、わからなくなる」「本田とじゅんいちダビッドソンのしゃべり方がお互いに近づいてるw」といった反響が数多く寄せられ、盛り上がりを見せていた。

また、本田選手とじゅんいちの貴重な2ショットを見逃したと残念がるコメントも多かったため、今回の本編映像の公開でさらなる反響を呼びそうだ。

  

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じゅんいちダビッドソン、本田選手と2ショットが実現!

記事提供:EntamePlex

 

温故せぬ国に知新なし。大切な「古典教育」を見下す文科省の愚

「ゆとり教育」「総合学習」と、学校教育に次々と新しい試みを導入してきた文科省。しかしそれらの取り組みの成果は、当初の予想とかけ離れたものになっていると言わざるを得ません。今回の無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』では、その文科省が新たに実施する「アクティブ・ラーニング」の問題点を明らかにしながら、現代の教育で隅に追いやられがちな「古典教育」の大切さについて、著者の伊勢雅臣さんが力説しています。

古典教育が国家を発展させるという逆説

文科省はゆとり教育総合学習の反省もないまままた新しい事を始めようとしている」というのが、文科省の「学習指導要領改訂の方向性について」の説明ビデオを見た感想である。

その説明パネルでは、「他者と協働しながら、価値の創造に挑み、未来を切り拓いていく力が必要」などと、立派な理念が抽象的な言葉で語られているが、そこに決定的に欠けているのが現状の事実分析である。今の教育で何が出来て、何が出来ていないのか、という事実の把握と分析がない。

実業の世界では、仕事の基本はPlan-Do-Check-Actionのサイクルである、と良く言われる。計画(Plan)を立て、実行(Do)した後で、その結果をチェック(Check)し、必要な修正アクション(Action)をとる。このPDCAサイクルの要がCheckである。Plan-Doの後、反省もせずに、次のPlan-Doに行くのは「プランプランのドードー巡り」だと、からかわれる。

日本の教育行政は、1980年代からの「ゆとり教育」、2000年代からの「総合学習」と、どう見ても成功したとは見えない施策をとってきた。その評価反省もなく、今回2020年から実施する新しい学習指導要領でアクティブ・ラーニングを柱に進めるというが、今回もCheckもActionもない「プランプランのドードー巡り」を繰り返しているのではないか。

「こんにゃくの作り方」

新しい学習指導要領の目玉とされる「アクティブ・ラーニング」とは「課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び」と定義されているが、教育学者の齋藤孝・明治大学文学部教授はその実施例を見学して、こう述べている。

私が実際見学した例でも、小学校において、「こんにゃくの作り方」というテーマで1時間生徒に話し合わせる授業があった。一見、熱心に話し合っているようには見えたが、生徒たちはそれぞれ自分の言いたいことを言うだけで、的確な根拠に基づいて思考し、判断し、次の課題にいくという過程は見られなかった。そして、それを教師や他の生徒が「評価しよう」とする場面もなかった。
(『新しい学力』齋藤孝・著/岩波書店)

「的確な根拠に基づいて思考し、判断し、次の課題にいくという過程」とは、上述のPDCAサイクルと同じである。言いたいことを言うだけで、その評価反省がないのでは進歩はない。教育現場も文科省官僚と同じ過ちを犯すだけだ。

教育現場の事実を知らない文部官僚が、机上で作成した理念を教育現場に押しつけ、教師がそれに右往左往し、子供たちもわけがわからないままに貴重な授業時間が過ぎ去っていく、そんな光景が目に見えるようだ。

日本国民を救うため命を張った出光石油創業者・出光佐三の偉業

先日掲載の記事「『海賊とよばれた男』の子孫が反乱。出光の泥沼合併騒動に新展開」でも詳しくご紹介したように、「昭和シェル石油」との合併を巡ってお家騒動が勃発している「出光興産」ですが、その創業者である出光佐三はかなりの大人物だったようです。今回の無料メルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』では著者で営業実務のコンサルタントを手がける島田基延さんが、出光佐三の命を張った偉業を紹介しています。

名経営者に学ぶ 出光佐三

戦後ゼロからの再出発をした出光は、苦難を乗り越え、どうにかタンカーを有するまでになったのですが、独資を貫いたためにアメリカメジャーから締め出しに合い、遂には油の輸入ができなくなります

会社にあるお金であと半年で会社は立ち行かなくなります。出光佐三は、これだけあれば、社員の再就職先を決めるには十分と考えて、会社の整理にかかろうとしていました。

そんな矢先、イランの石油を買わないか? と、話が舞い込みます。

当時のイランはイギリスから独立したばかり、石油施設の全てはイギリスが建設し、イギリスが石油の権利を主張していました。

イランが海外に石油を売ろうとすると、イギリス海軍が邪魔をします。タンカーを拿捕し、イギリス軍が取り上げるのです。実際に、イタリアのタンカーが拿捕され、世界中どこもイランの石油を買おうとはしていなかった。非常に危険性が高く、拿捕だけではなく、撃沈される恐れまであったからです。

さて、あなたが経営者なら、この時どんな決断をしますか? アメリカメジャーに頭を下げ、資本提携をして、油を供給してもらう。そうすれば、普通に油を買うことができます。

ただ、出光佐三は、日本の油が外資に握られることは日本の独立性を妨げると考え、ここまで、独立独歩を貫いていました。

商売を変える。油以外の商品を売るという判断もできます。実際戦後は、ラジオ修理から漁業まで食うために何でもやった会社です。

潔く会社をたたむ。社員を引き受けてくれる会社を探し、会社を整理して綺麗にたたむ。これも一つの考え方です。

さあ、あなたはどんな判断をするでしょう?

 

絶対に住みたくない名前のアパートを発見…「終の住処かな」

Twitter上で、あるアパートの名前が嫌すぎると話題になっている。

影 the shadowmen(@sarutobee18)さんが発見したようだ。

その驚きのアパートの名前がコチラ。

 

 

アパートの名前は、「Rest in Peace Ⅱ」。

和訳すると、「安らかにお眠りください」という意味になる。

この名前は破壊力ありすぎる・・・。

■Twitterの反応

 

 

 

 

 

 

記事提供:ViRATES

 

【書評】コメダ珈琲店創業者が語る、行列のできる喫茶店の作り方

激化するコーヒー市場において、圧倒的な存在感を誇るコメダ珈琲店。同社の成功の秘訣はどこにあるのでしょうか。無料メルマガ『ビジネス発想源』の著者・弘中勝さんは、コメダ珈琲店創業者の「本質を見抜く力」に迫った一冊の本を紹介しつつ、どの業界でも共通する「差別化の手法」のヒントを記しています。

昔から決まっていること

最近読んだ本の内容からの話。

1945年に米穀店経営の長男として名古屋市で生まれた加藤太郎氏は、生家の米穀業を継がず、学生時代から様々な飲食店企業に取り組んだ。1968年、23歳の時に、名古屋の下町・那古野で喫茶店を開業。自分は米屋の太郎だから、店名は「珈琲所 コメダ珈琲店」とした。

コメダ珈琲のクリームソーダの容器は、長靴型をしており、独特である。これは、お客さんを楽しませる工夫としての加藤氏の創業時からのこだわりであった。

開業前に食器メーカーの部長と商談をしていて、「これがジュースのグラス、これがデザートのサンデーグラスとなります」と、容器についての説明をされた。「どうしてこの形なの?」と聞いたら、「いや、昔から決まっている」という。「この方が飲みやすくて食べやすいから」と言ってくれれば「なるほど」とも思うが、昔から決まっているでは説得力がない

そこで加藤氏は、その部長と一緒に半年間、食器メーカーから百貨店の食器売り場まで行脚してこれはと思うモノを探し続けた。そして百貨店でブーツ型のグラスを見つけ、コメダオリジナルとして取り入れた。ダルマ型のグラス、フタつきだから長い間、冷たさが維持できるので、その時に導入を決めた。山盛りのソフトクリームが載ったソーダが長靴型のグラスに運ばれてくるコメダのクリームソーダは、子供や若い女性にも人気のメニューとなった。

もともと名古屋は喫茶店が多く、石を投げると喫茶店関係者に当たると言われ、過剰なモーニングサービスが攻勢する喫茶店やカフェの激戦区である。コメダ珈琲店が開業直後に苦戦した時に、加藤氏は紹介されてコンサルタントに会った。「どんな客層に絞っていますか?」と聞かれた。「気軽に利用できる喫茶店で何を言っとるんだ」と加藤氏は呆れ、二度と頼まなかった

なぜイチローは「ウェイトトレーニング」をパタッとやめたのか?

40歳を越えてもなお現役メジャーリーガーとして活躍するイチロー選手がウェイトトレーニングをしないことはよく知られています。無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では、著者で現役弁護士の谷原誠さんが、イチロー選手が筋トレをやめた理由とその考え方を紹介しつつ、「英語学習」を例に取りビジネスパーソンとしての自己研鑽のあり方について持論を展開しています。

イチローはなぜ筋トレしない?

こんにちは。

弁護士の谷原誠です。

今回は、おなじみ、メジャーリーガーのイチロー選手のお話をします。

イチロー選手は、42歳となった今もトップ選手であり続けています。バッティングはもちろん、走力、フィールディング、送球などに衰えは見えず、大きなけがもありません。

また、ベテラン選手になると体つきが変わってしまうものですが、イチロー選手の体は見るからにシャープかつ柔軟。どのような体作りを行っているのか、プロの間でも興味の的となっています。

イチロー選手も、トレーニング方法には試行錯誤があったといいます。一時期、メジャーリーガーのパワーに対応するため、ウェイトトレーニングでの筋力アップに力を入れていた時期があったといいますが、それをやめたそうです。

その理由は、ウェイトトレーニングを行うと目に見えて筋肉が大きくなるので、うれしくなって続けるものの、実際の野球のプレイをすると、体の回転が鈍くなり、スイングスピードが落ちてしまう事に気づいたから。また、筋肉を大きくすると、それを支える関節や腱など、自分がもともと持つ、鍛えにくい部位とのバランスが崩れ、故障しやすくなるとも感じたからだそうです。

結局、行きついたのは、野球で行われる動作を、正しいフォームで反復して行うシンプルな練習。打つ、走る、投げるといった動作を研ぎ澄ませることに集中し、良いコンディションを保っているのだそうです。

イチロー選手は、冗談めかして、面白い表現をしていました。

「トラやライオンは、(獲物をとるために)ウエイトトレーニングはしないでしょう」。

このイチロー選手の考え方、ビジネスにおける自己研鑽にもいえることだと思います。ビジネスパーソンは、仕事に生かすため、さまざまな研鑽をします。しかし、その能力が本当に必要なのか、ということを見失ってしまいがちです。

【八王子】ラーメン官僚が奇跡的に食せた、丸鶏軍鶏らーめん【麺処鴨と軍鶏】

日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・八王子の新店「麺処鴨と軍鶏」の丸鶏軍鶏らーめん。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、「丁寧な造りが光る秀作」と絶賛する、丸鶏軍鶏らーめんのお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】麺処鴨と軍鶏

麺処鴨と軍鶏@京王八王子にて、丸鶏軍鶏らーめん。

本年2月16日にオープンしたばかりの新店。店主は大和製作所の出身。店舗の場所は、京王八王子駅から徒歩5分程度と至便。

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店構えも、黒、赤、白の3色で統一されたオシャレなものだ。

屋号が示すとおり、鴨と軍鶏を用いたラーメンを作り分ける。いずれの素材も最旬の部類に属するものであり、この内容でマニアが飛び付かないはずがない(笑)。

特に、私がオーダーした「丸鶏軍鶏らーめん」は1日10食の限定メニューであり、夜の部開始時点で残っていたことが奇跡的と言える。

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軍鶏独特のコク深い味わいと落ち着いた薫りが、ひと啜りで全面的に立ち上がる。

塩カドを敢えて立たせず、軍鶏の質感を大切に育んだ味構成。食べ進めていくうちに徐々に輪郭を露わにする昆布のうま味と節の滋味が、軍鶏の存在感をより一層際立たせる。

スープのうま味を存分に吸い込み、かつ、麺肌に絡み付かせる麺は、国産小麦「春よ恋」を使用。

派手さこそないものの、随所で丁寧な造りが光る秀作。これからの展開が大いに楽しみな新鋭だ。

自身が食べて美味かったラーメンのみUPする、田中一明さんの記事をチェックしたい方はこちらでフォロー

DATA

麺処鴨と軍鶏

営業時間 11:30〜14:30 17:00〜20:00
住所 東京都八王子市新町1-17
定休日 火曜

 

かっぱ寿司も餌食に? 過激発言で炎上「コロワイド」の黒い本性

「牛角」や「かっぱ寿司」などを運営する外食大手コロワイドで発生した、社内報の大炎上騒動。やる気のない社員に同社会長が浴びせた言葉が「馬鹿野郎」「アホ共」などと過激だったことから、SNSであっという間に拡散、激しい批判を浴びる事態となりました。無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』の著者で店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんは、一連の騒動に「プロとしてあまりにもお粗末だった」と苦言を呈すとともに、「かっぱ寿司」の業績不振にも触れ、今回の騒動によるブランドイメージの低下がコロワイド・グループ全体の崩壊を招きかねないと厳しい見方を示しています。

「牛角」や「かっぱ寿司」のコロワイド会長の言葉が炎上。グループ崩壊の危機

●関連記事「営業利益9割減で「溺死」寸前。かっぱ寿司は息を吹き返せるのか?

佐藤昌司です。

「お馬鹿は、会議が意味もなく長い」
「人の話も聞いてない馬鹿野郎」
「こういう自己中馬鹿は、言っても治らないので、転職を勧める」
「パワーと意識が希薄な無能な善人達ヨ」
「現実が見えないアホ」
「お馬鹿と利口を分けること、これが格差社会」
「そのアホが、何故会社にいる?」
「生殺与奪の権は、私が握っている。さあ、今後どうする。どう生きて行くアホ共よ」

上記の言葉は、「かっぱ寿司」などの飲食店を展開するコロワイドの蔵人金男会長が、同社傘下で「牛角」や「しゃぶしゃぶ温野菜」などを運営するレインズインターナショナルの社員らに向けて社内報で述べた言葉を抜粋したものです。

社内報はツイッターなどのSNSで拡散し炎上しました。同社は問題となった社内報をホームページ上で公開し、「当該文書はビジネス・商売の基本となる考え方を同会長の独特の言い回しで述べたもので、本来の意図が伝わらなかった」と釈明しています。しかしそれにしてもお粗末と言わざるを得ません。

社内報で同会長は、経営学者のピーター・ドラッカーの「人は貢献によってのみ報酬を得る事が出来る。単なる努力は、賞賛の対象となるに過ぎない」という言葉を引用し、会社に貢献していない社員を非難しています。

もしかしたら一部の社員は非難されてしかるべきなのかもしれません。会社や組織に対して貢献していない社員がいるのかもしれません。指摘の通り、人の話を聞かない社員がいるのかもしれません。ただ、社内報で一方的に社員を非難するのは如何なものかと思います。ドラッカーは次のようにも述べています。

組織の目的は、凡人をして非凡をなさしめることにある。組織は天才に頼ることはできない。天才は稀である。当てにはできな。凡人から強みを引き出し、それを他の者の助けとすることができるか否かが、組織の良否を決める。同時に、組織の役割は、人の弱みを無意味にすることである。
(『マネジメント[中]』99頁/P.F.ドラッカー著/上田惇生訳/ダイヤモンド社)

ドラッカーは人の弱みを無意味にし凡人から強みを引き出すことが組織の役割であると述べています。組織に対して貢献していない社員がいるのは、その社員自身にも問題はありますが、その社員の弱みを無意味にできない組織にも問題があるといえます。組織として機能していないのです。そのことを棚に上げて公然と社員を批判はできないでしょう。組織を構築するのがトップの責任だからです。

ドーナツ戦争が消耗戦に突入。ミスドの「調理廃止」は吉か凶か?

先日、ドーナツ大手のミスタードーナツは、全店舗約1,200のうち500店での店内調理を廃止すると発表しました。経費の削減と客席の確保がその理由に挙げられていますが、外資やコンビニの参入により競争が激化するドーナツ市場において、はたしてこの戦略でミスドは成功を収めることができるのでしょうか。メルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』の著者でMBAホルダーの理央周さんがその行方を探るとともに、今回の同社の業態変更から学ぶべきポイントについて考察しています。

ミスタードーナツの500店舗での調理廃止に学ぶべきこと

ミスタードーナツを運営するダスキンが、2020年までに、ミスド500店舗で、調理することを廃止したとのことだ。

全店舗の約4割にあたるこの500店舗では、ドーナツを揚げるための専用の設備を廃止し、テイクアウト専門店への業態変更や、簡単な調理のみをできる店にしたりと、客席を増やす方向にあるようだ。

競争の激化

クリスピークリームドーナツが、数年前に日本に新規参入した時も話題になったが、ドーナツというカテゴリーは、日本でもかなり人気がある。記憶に新しいのは、ここ数年で一般的になってきた、「コンビニドーナツの台頭

生活者の立場から見れば、どこででも買いやすくなり、反面、売り手の立場から見れば、新規参入してきた「黒船」に、市場でのシェアを奪われている、ということになる。

ミスタードーナツは、高い知名度や歴史、ヒット商品や店舗数の多さなどのブランド力もあり、業界大手のドーナツ専門店としてここまで来たが、コンビニ大手の相次ぐドーナツ投入で、業界の競争状況が変わったのだ。