イスラム国は中国をも敵視。米に代わってテロの標的になる習近平

米軍撤退後のアフガニスタン統治を担うタリバンと、彼らへの協力姿勢を示し続けている習近平政権。しかしその新生アフガニスタンを巡っては、中国に対する「不穏な動き」も見られているようです。今回、外務省や国連機関とも繋がりを持ち国際政治を熟知するアッズーリ氏は、米国に代わり中国がテロの標的になるリスクが高まっている現実を伝えるとともに、その背景を詳細に解説。さらに中国がタリバンとの関係強化を求めている「抜き差しならない理由」についても明らかにしています。

イスラム過激派に狙われる中国

反政府勢力だったタリバンが実権を奪還して以降も、アフガニスタンでは女性の人権やテロ、食糧危機など多くの課題が残っている。タリバンが事実上のアフガン政府となるが、中国やロシアなどはタリバンとの関係構築に積極的な姿勢を示す一方、欧米諸国の中にはタリバンを懐疑的に見る国が少なくない。

そのような中、アフガニスタン北部クンドゥズにあるイスラム教シーア派モスクで10月8日、大規模な自爆テロがあり、50人以上が死亡、100人以上が負傷した。このテロは8月31日に米軍がアフガニスタンから完全撤退して以降、最悪の被害となった。しかし、このテロ事件で注目されるのは、イスラム過激派「イスラム国のホラサン州」が犯行声明を出し、「タリバンとシーア派住民を狙い、自爆犯はウイグル人で、タリバンが中国の要求に従ってウイグル族を排斥しようとしている」と動機を示したことだ。

要は、イスラム国が中国を敵視していることが示されたのだ。2014年6月、当時の指導者アブ・バクル・アル・バグダディ容疑者がイラク・モスルで一方的な建国宣言をして以降、イスラム国はイラク・シリアで一時期広大な領域を支配したが、イスラム国のホラサン州は2015年にアフガニスタンで台頭した。実は、イスラム国が中国に敵意を示すのは今回が初めてではないが、中国はアフガニスタンを一帯一路上の要衝と考え、同国に眠る天然資源を獲得する狙いがある。

米国信用格付大手のフィッチ・ソリューションズによると、新タリバン政権の誕生となるが、アフガニスタン経済の成長率が著しく低下する見込みで、今年の成長率はマイナス9.7パーセント(以前は0.4パーセントを示したが大きく下方修正)、来年はマイナス5.2パーセントになると予測した。そのような中、たとえば、中国の産銅会社である江西銅業は首都カブールから南東40キロメートルの地点にあるメス・アイナク地区の銅鉱山(推定で1,108トンもの銅が埋蔵されている)について、今後の情勢にもよるが時期を見て開発を進めていく方針を明らかにしている。他の中国企業もアフガニスタンでの活動、展開を今後進めていくとみられる。

“中国も顔負け”な日本のデタラメ経済政策「アベノミクス」が招いた悲惨な結末

金融緩和、財政政策、成長戦略を「3本の矢」として、安倍政権のもとで進められたアベノミクス。株価の上昇や企業利益の大幅増等をもって「成功」とする向きもある一方で、我々庶民はその恩恵にあずかれた実感に乏しいというのが現状です。では、識者はアベノミクスについてどのような評価を下しているのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、アベノミクスは「経済学というより詐欺師的な心理操作ゲームの発想が裏づけとなっていた」として、そもそもの大元となる部分の“犯罪性”を指摘。その上で「現在の日本に必要なのは、アベノミクスの出発点にまで遡った徹底総括である」との見方を示しています。

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年11月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

アベノミクスは一体どこへ行ってしまったのか?/中心ブレーンだった学者もまともに総括できない虚妄の経済学

アベノミクスの中心イデオローグで安倍政権の内閣官房参与も務めた浜田宏一=東京大学名誉教授が11月12日付毎日新聞夕刊の「特集ワイド」に登場し、アベノミクスの中心目標だった2%の物価上昇が達成できなかったことについて、「僕は物価目標の未達は国民にはマイナスではないので気にしない」と言い放ったのは驚愕した。

「この道しか無い」と宣言したのに

もはや皆さんの記憶も薄れているかもしれないが、安倍晋三首相(当時)は浜田らのアドバイスを受けて、日本経済が陥っていた停滞を「デフレ」と認識し、デフレと言えばモノが余ってカネが足りない状態を指すのであるから、日銀をして「異次元金融緩和」に踏み切らせ、カネをどんどん印刷して日銀を通じて世の中に供給させればいいとし、「この道しか無い」という毛筆のフリップまで得意げに掲げて記者会見した。

しかも、その効果はたちまち現れて、1~2年中に2%程度のインフレが実現して経済は好循環を取り戻すという楽観的な見通しが想定された。どうしてそうなるのかと言えば、これは浜田というよりノーベル賞経済学者のポール・クルーグマンが大元なのだろうが、「一時的な財政出動」や「紙幣の大量印刷」によってカネをじゃぶじゃぶにすれば、人々は金持ちになったかのように勘違いし、しかも近々インフレがやってきて金利が上がりそうだから、今のうちに住宅を買ったり車を乗り換えたり大きな買い物をしてローンを組んだ方が得かもしれないという心理に追い立てられて消費がブンブン回り始めるという、「騙しのテクニック」のような、経済学というより消費者を弄ぶ詐欺師的な心理操作ゲームの発想が裏づけとなっていた。

当時から私は、これは「ブードゥー(お呪い)経済学」で、こんなものにノーベル賞を与えたのはノーベル財団の恥だと正面切って異を唱え、とりわけ為政者の都合で人為的に物価を吊り上げて国民を騙したり脅したりして消費に駆り立てるなどもってのほかだと主張した。しかし、浜田や安倍はそれが景気回復への道筋なのだと信じて突っ走った。

※ 文末にINSIDER No.812のクルーグマン批判を添付する

その張本人の浜田が、今になって「物価目標の未達は国民にマイナスではないので気にしない」とはどういうことだ。それさえ達成すれば魔法のように日本経済が蘇るかのように言って掲げた「2%の物価上昇」は、実現しようとしまいとどうでもいいようなことだったのか。実現しなかったことで国民にマイナスを与えなかったのでむしろよかったということなのか。ふざけた話である。

【関連】維新が自らの手柄にすり替え。1日100万円の文通費を“仕方なく”全額寄付へ、吉村知事の疑惑を大手メディアが報じないワケ

 

「分配、分配」が招く日本の貧困化。岸田政権に見えぬ“育成策”

先の衆院選では自民党単独で絶対安定多数を確保し、順調な船出を迎えたとも言える第2次岸田内閣。しかし経済財政面に関しては難しい舵取りを強いられる可能性も高いようです。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、岸田政権の経済対策について、分配ばかりが目立ち産業育成策やインフレ対策が見えないと批判。さらにこのまま進めば日本は確実に衰退する、との厳しい見解を記しています。

 

岸田政権にインフレ対策はないのか?

日本は給付金を十分に国民に実施しなかったことで、株価は上昇していないが、今の状態の方が米国のバブリーな株高に比べて、正常であろうと思う。

しかし、コロナが収まった来年1月に18歳未満の子供に付き1人10万円が支給される。これは、遅いし、困っているときでもない。なにかが変である。この10万円は貯蓄に回るだけでなので、半分をクーポンにするという。また、困窮家庭や学生にも10万円給付するという。

そのほかに、介護士、看護師、保育士などの給与を上げるというが、これは良いことであるが、利用者の料金を上げないで行うと、これも一種の給付金である。

今困っているのは観光業関係者であり、早くGoToトラベルを始める必要があるのに、来年2月以降と当初言っていたが、クレームがきたのか来年1月になった。困っている国民の声を反映するのが遅い。

今、コロナが下火になっているときに、観光業界に観光客を増やして、売上金を入れないと、来年中期に再度コロナが再流行したら、観光業界全体が倒産してしまう事態が起こりえる。観光業を政府は潰すことになる。

産業政策として、中小企業への250万円の支援金はあるが、これも産業育成策ではない。給付金の一種であろう。1つだけ、コロナ飲み薬の開発支援が盛り込まれたが、外国企業分の可能性もあり、国内企業への支援でない可能性がある。

ということで、給付優先で産業育成政策がなにもない40兆円の補正予算になってしまったようだ。

今まであった、国土強靭化、脱炭素での資源再利用、再生可能エネルギー、半導体の国内企業育成などの言葉が見えないことになっている。

これでは、政策期待の手がかりを失い株価上昇も起きないことになり、新興市場は活気がなくなっている。

それより、日本のインフレ対策はどうするのかが見えない。原油価格は上昇するし、日銀が量的緩和継続という限りは、円安に振れることになり、輸入物価の上昇で、一層のインフレ懸念は大きい。

世界の中央銀行と同様に、日銀もテーパリングを公表する方向で、政策を転換する必要になっているはずだ。そうすると、今までのような財政支出の膨張もできないことになる。もし、財政支出の縮小をしないと、金利上昇になり、国債費の膨張になる。

MMTでもインフレが起きたら、財政支出の縮小が必要としているので、その理論を信じた人たちも、財政拡大から財政縮小方向での主張変更が必要であるが、そのように見えない。

財政縮小の時期に来ているのに、給付金を配る日本は、世界の方向と逆行しているように見える。これでよいのでしょうかね。

財政縮小でも増税でも、日本国民は確実に貧困化することになる。今までの金融緩和と財政赤字垂れ流しの上に、製造業育成政策なしの付けを払う時期に来たようである。産業政策なしでは、日本は確実に衰退する。

しかし、円安になるということが悪いことだけではない。日本を再度、輸出立国にするために必要なことでもある。輸出競争に勝つためにウォン安に韓国は為替介入しているが、日本は長年の量的金融緩和で通貨膨張が起き円安になるので、為替操作ではなく米国も文句が言えない。

 

菅田将暉と小松菜奈が電撃結婚!新居は4億円!?交際歴2年&同棲を経てついにゴールイン!

かねてから交際が噂されていた俳優の菅田将暉(28)と女優の小松菜奈(25)が結婚したことがわかった。菅田は自身のツイッターで「この度、菅田将暉と小松菜奈は結婚したことをご報告させていただきます」と発表し、連盟で報告をした。

菅田将暉と小松菜奈が電撃結婚

菅田はツイッターの中で「出会った頃から変わらず私達は、戦友であり、心の支えであり、これからは家族になります」とツイート。

「人生を共に考え進んでいくこと、とっても楽しみです!」と幸せいっぱいの報告をした。

2019年の秋頃から交際をスタートしたといわれる菅田と小松。今年6月には2人の同棲が報じられていた。

女性セブンによると、「小松が住んでいたマンションの別の部屋に菅田が引っ越してきた」といい、いわゆる最近の芸能人の流行りでもある“マンション内同棲”のような形になったとみられる。

【関連】菅田将暉&小松菜奈、同棲解消で結婚遠のく?交際は事実上“認める”も急ブレーキ、ゴールインは「2年後」の現実味

結婚は秒読みともみられたが、その後事態が一転。小松が住むマンションとは別の場所へ菅田が帰宅する様子をフライデーが報じていた。

そこは分譲なら最高4億円、賃貸なら2LDKで50万~60万円という、庶民にはとても手が届かないハイグレードな物件で、駐車場には外車しか止まっていないマンションだという。

同棲は解消したとみられていたが、どうやら結婚に向けた新居へ菅田が先に引っ越しをしていたのかもしれない。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by : 左 菅田将暉公式サイト / 右 小松菜奈公式サイト

「NYコミコン」で知る小売の最前線「ライブコマース市場」の現状

今年10月、2年ぶりにリアルイベントとして開催されたアニメ、コミック、コスプレなどの祭典「ニューヨーク コミコン」。以前の記事「なぜNASAがNYコミコン初参加を決めたのか?」に続き、注目を集めたトピックを『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』著者でNY在住人気ブロガーのりばてぃさんが紹介してくれます。今回は、ライブコマース企業のWhatnot(ワットノット)を取り上げ、ライブコマース市場の米中での成長ぶりなどを伝えています。

 

NYコミコンで見かけた成長著しいライブコマース企業のWhatnot

NYコミコンはその名のとおり、コミック関連の大規模イベントですが、出展するのはコミックや漫画、そしてこれらを題材にしたテレビ番組や映画、ゲーム、グッズ関連企業が多め。

なので、これらの最新情報を知りたい方は参加したり関連情報を確認すべきイベントの1つとなっていますが、同時に小売の最前線を知れる場にもなっていたりします。

そして今年出会ったのが、ここ数年で成長著しい新興ベンチャー企業のwhatnot(ワットノット)。アプリ・ベースのライブストリーミング・マーケットプレイスで主にマニアやオタク向け、コレクター向けの希少品を生配信で販売できるものです。

類似サービスには、
・ebay
・ヤフオク
・メルカリ

アメリカの競合他社には
NTWRK(ネットワーク)
QVCモバイル・ショッピング (ショッピングチャンネル大手)

上記2社ほど大手ではないですが他には、
Popshop
Loupe
YouTubeによるLive shoppingのテスト
Amazonのライブ・セッション …などがあります。

他にもライブコマース専用プラットフォームではありませんが、インスタライブやフェイスブックライブなどもあります。こうやってみるとすでにライブコマース戦国時代に突入しているのかも?

実際、ライブコマース市場自体は急成長中でして、アメリカの市場規模は2021年末で110億ドルが、2023年には250億ドルとの予測がでています。わずか1~2年で2.3倍に増加です。

さらに、中国では2020年時点でアメリカの15.5倍となる1,710億ドルと言われており、2022年までに4,230億ドルに成長すると報じられています。こちらはわずか1~2年でアメリカよりも成長する約2.5倍の市場規模です。

そんなわけで、whatnot(ワットノット)は今からわずか2年ほど前の2019年12月1日にロサンゼルスで創業したばかりですが、今年2021年に3度の異なる資金調達に成功し、2億ドル(1ドル=110円換算で220億円)以上の資金を調達。企業評価額は10億ドル(1,100億ドル)以上に!!

 

「何もない」日常にも喜びを発見。阿佐ヶ谷姉妹的生き方のススメ

心が動かない、つまらない人生です──。40代独身女性からの静かでありながら悩みの深さが感じられる相談に答えるのは、メルマガ『公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」―それってアドラー的にどうなのよ―』著者で公認心理師の永藤かおるさん。穏やかで代わり映えしない日常を送っていても、少しの変化に気づき楽しむ阿佐ヶ谷姉妹のような生き方を提案しています。

 

ちょっと御相談がありまして:自分の人生がむなしい

皆様からお寄せいただいたご相談や質問にお答えしたり、一緒に考えたりしていきます。

Q.
40代女性。独身です。いつからかは定かではないのですが、何をするにも全くやる気が起きません。新卒の頃から一般職として同じ会社にずっと勤めていて、事務仕事をしています。若い頃はそれなりに友人と遊びに行ったり、彼氏ができたりしていたのですが、30代前半あたりから、友人たちは続々と結婚し、子どもが生まれ、なんだかステージが変わってしまいました。その頃に恋人と別れ、それからはずっと一人です。

趣味もこれと言って特になく、周りがハマっているという韓流ドラマなども見たりしたのですが、「ふーん、おもしろいな」くらいの感想です。親も周りも結婚についてなど、もう何も言わなくなりました。コロナ禍になり、3、4日他人と一言も言葉を交わさないなんてこともザラです。

朝起きて、出社するか在宅かどちらかで仕事をし、食事を一人でし、お風呂に入り、寝る。もうずーっとこんな生活です。このままが60歳とか65歳まで続いて、そして死んでいくのかな。今のままだとそうなりそうですが、なんだかむなしいです。だからといって、なにかを始めようとか、新しい出会いをとかの気力が湧かないのです。心が動かない、つまらない人生です。

永藤より愛をこめて

すごく静かに流れていく川みたいな印象を受けました。私はあなたよりも少し上だけど、結婚して家庭をもった友人たちを見て「ステージが変わったな」と思ったりしたことも同じようにありました。何とも言えない喪失感というか、置いてけぼりを喰らった感というか。

話は変わりますが、今、テレビで見ない日はないと言えるタレントさんの中に、阿佐ヶ谷姉妹さんたちがいます。同じ疑似姉妹でも、超ゴージャスな叶姉妹とは大違いな、本当に近所に住んでいそうな普通の中年女性である彼女たちがこんなにも年代を超えて支持され、愛されるのには、どんな要因が潜んでいるんでしょう。

それは、「普通」であることのパワーだと思うのです。スーパーの野菜の値段に一喜一憂し、近所に美味しい和菓子屋さんがあればひいきにし、たまのぜいたくに鰻や洋食を食べたりし、100均で買った便利グッズに感心し、隣町のスーパー銭湯に行くのが月に一度の楽しみだったりするのです。

デジタルに強い子どもを育てる。親がすべき「ネットリテラシー」の高め方

「デジタルネイティブ」という言葉を耳にするようになって久しいですが、今ではさらに細分化されていることをご存知ですか?そんなデジタルネイティブな子どもたちによって、現在の大人たちが想像することすらできない未来が近い将来やってきます。今回のメルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』の著者で家庭教育アドバイザーの柳川由紀さんは、デジタルネイティブ世代の我が子に対してどのように接したらよいかを紹介しています。

 

デジタルネイティブ世代

今回のテーマは、「デジタルネイティブ世代」です。生まれたときからデジタルの世界にいる子ども達の特徴、そうした子供へのアプローチ法についてお伝えします。

1.デジタルネイティブ世代とは・・・

アメリカの作家:マーク・プレンスキーが提唱した言葉です。生まれた時からIT環境に囲まれている世代を「デジタルネイティブ」と定義しています。

日本では、子どもから学生時代にかけて携帯電話やインターネットなどに親しんで来た1990年生まれ以降を「デジタルネイティブ世代」、それ以降、概ね10年ごとに「スマホネイティブ世代」(2000年生まれ以降)、「クラウドネイティブ世代」(2010年生まれ以降)と呼ばれています。それ以降は「AIネイティブ」などと呼ばれるのでしょう。

今の小学生は「クラウドネイティブ世代」です。パソコンや端末にアプリをインストールすることが当たり前だった2010年代までとは違って、Googleサービスやクラウド上にあるアプリにスマホからアクセスして利用することが当たり前の時代に生まれ育っています。

この世代は今まで以上にネットに常時接続し、サクサクとクラウド上のサービスを使い分けていくでしょう。

SNSの世界では誹謗中傷、詐欺、炎上など多くのトラブルがあふれています。そんなトラブルに遭わないためにはネットリテラシーを高めることが大切です。「ネットリテラシー」とは、「ネットにおけるマナーやモラル」と言う意味のほかに、「ネット情報の取り扱い方を知り、それを活用する能力」と言う意味が含まれています。

この能力が低いと、様々なトラブルに巻き込まれます。子供のうちからネットリテラシーを高めておく必要があります。

2.先駆者は藤井聡太棋士?

子供達はまるでスマホが体の一部であるかのように、クラウドサービスを当たり前に利用しています。

写真や動画、絵や文章をクラウドに上げてソーシャルメディアで拡散するのも当たり前です。常にスマホがインターネットに繋がっています。これからは、人工知能が人を超える「シンギュラリティ」が始まるとも言われています。その最先端を走っているのが藤井聡太棋士でしょう。

彼は、自作のPCを使って、AIとハイレベルな対戦を繰り返すことでこれまでに無い打ち手を研究しているそうです。まさに藤井棋士は「AIネイティブ」の先駆けですね。

簡単にAIの技術を利できるインフラが整うと、誰でも情報通信技術(ICT)を使って課題を解決することが出来ます。そういう人たちを「デジタルイノベーター」と呼びますが、「誰も」がなり得るのです。人生経験の少ない若者も、老齢の方も「ICTを活用できれば」可能です。

本人が何の気なしに投稿した情報でも、悪意あるリツイートやデマとして拡散されてしまう危険性があります。

例えば、煽り運転の事件が挙げられます。ニュースになったドライブレコーダーの映像から「ガラケー女性を特定」したというデマが流れました。「犯人を見つけてあげよう」と言う善意からの行動から、犯人探しをがスタートし、特定された女性の実名や写真が拡散していきました。しかし、特定された女性は、全くの別人だったのです。犯人扱いされた女性は、投稿者と拡散者を起訴し勝訴しました。

そもそも善意から始まったものが、思わぬ危険を孕み、人を傷つけてしまった例です。同じように、コロナ禍における「トイレットペーパー買占め騒動」も発端は、「トイレットペーパーは中国で生産されているため、コロナ禍で物流がストップして品薄になるのでは?」という何気ない一人のつぶやきでした。

一方で、気を付けていても個人情報が分かってしまうこともあります。自分は「個人情報」を投稿したつもりがなくても、「投稿した写真」が個人情報の手掛かりになります。数年前にも、瞳に写った背景を手掛かりに住所を特定され、ストーカー被害に遭ったという事件がありました。

SNSに何気なく投稿する写真、コメントは大量の情報元です。例えば、「今、塾からの帰り」などと毎回投稿すると、何曜日の何時ごろに塾が終わるかが分かってしまいます。ネットリテラシーが低いために、投稿して大丈夫か、リツイートしようとしているのは、正しい情報か、このコメントは誹謗中傷にならないか、などを考えずに行動してしまう危険性があります。

親として子供たちにリテラシーを高く持たせ、情報を判断する能力を身に着けさせることが求められます。

 

歴代最多の受験者数。韓国版「宅建」資格試験に老若男女が群がるワケ

文在寅氏が大統領に就任して以来、不動産価格が高騰し続けている韓国。そんな隣国で、日本の宅地建物取引士に当たる公認仲介士という資格取得が大ブームとなっていることをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年を超える日本人著者が、加熱の一途を辿る公認仲介士試験の現状と、資格保有者の行く末を危惧する不動産業界関係者の声、さらに管轄省庁により予告された試験方式の変更点等を紹介しています。

公認仲介士試験が大人気

韓国のバス料金は1,300ウォン(=126円)。これでソウル圏ならどこへでも行ける。タクシーは初乗りが現行3,300ウォン(320円)。これは値上がりする可能性はある。こうした中、住宅は、たとえばソウルの比較的高い部類にはいるが、34坪(112平方m)アパートが11億5,000万ウオン(=1億1,000万円)くらいである。韓国の住宅(アパート:日本式にはマンション)の価格が文政権に入ってから天井がないほど高騰しているせいだ。

こうした世相と相まって、今こちら韓国では公認仲介士試験が猛烈な人気となっている。不動産屋さんをやるために必要な資格である。ニュースやメディアを参考にしていかなる状況か鳥瞰してみたい。

旅行ガイドだったソ・ジュヒ(37)さんは最近、公認仲介士試験の2次試験を受けて結果を待っている。彼は9か月間、平均して週に40時間ほど勉強した。ソさんは「昨年コロナで休職することになり、未来が不透明な状況で新たな挑戦をしなければならないと心に決めた」とし「仮り採点してみると合格ラインは越えたようだ。周囲でも公認仲介士の試験を難しい試験だと思っているのかたくさん祝ってくれた」と話した。

もうすぐ定年を迎える大企業の部長キム(56)さんも、今年同じ試験を受けた。キムさんは「本を買ってから勉強を始めてもう6-7年も過ぎた」とし「毎回願書を提出しただけで、まともに試験を受けることができなかったが、引退が近づいてきて、切迫した状態になった。仮り採点してみたら合格してるようだと言ったら妻が、娘が大学に合格した時と同じくらい喜んだ」と笑った。

先月30日に行われた公認仲介士試験には、ソさんと金さんのような人が40万人集まった。1985年に公認仲介士試験が始まって以来、歴代最多の受付人員だ。韓国産業人力公団によると、第32回公認仲介士資格試験の1・2次受付人員は40万8,492人、過去最多だった昨年(36万2,754人)をはるかに上回り、今や修学能力試験(昨年49万3,434人)の受験者数を脅かしている。修学能力試験というのは、スヌン試験といわれているもので日本の大学入試センター試験にだいたい相当する。

韓国ではなぜ、今、公認仲介士の試験場に集まるのだろうか。公認仲介士試験は一時、「中年の考試」と呼ばれた。経歴断絶者や引退後の第2の人生を準備する中高年層が多く応募するという認識からだ。最近は「大人の修学能力試験」というニックネームが付けられている。老若男女を問わず、同試験に大挙飛び込んでいるからだ。今年の試験の場合、受付人員のうち30代以下が16万1,904人で全体の39.6%を占める。

10代も936人もいる。若年層はすぐに不動産事務所を設けようという考えより、年々困難になる就職の壁に「保険用」で資格証を準備する場合がほとんだ。大学を休学中の李ヒョンジョンさん(22)もその一人。李さんは今回、公認仲介士試験の1次試験を受けた。李さんは「最近は公認仲介士の資格があれば加算点を与える企業もあり、とりあえず加算点を目標に勉強した」としながらも「もし就職に失敗しても資格を取っておけば、少なくとも不動産に関する面では多少人よりも知識が豊富になる」と話す。

維新という「半グレ」政党に屈しなかった吉本女性芸人“魂の叫び”

先日行われた衆院選で大きく議席を伸ばし、吉村大阪府知事がマスコミを利用する形で選挙戦の前面に立ったことから、「吉村旋風」などと報じられた日本維新の会の大躍進。大阪では19の小選挙区で維新が15、公明が4、自民と立憲は全敗という結果に終わりましたが、そこにはどのような「力学」が働いていたのでしょうか。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では著者で評論家の佐高信さんが、公明が獲得した4議席を「維新のおこぼれ」と言い切りそう判断する理由を解説。さらに維新が掲げる「身を切る改革」を極めて欺瞞に満ちたものとして強く批判しています。

【関連】吉村知事こそ税金泥棒?維新新人が“衆院1日満額100万円支給”暴露も「アンタももらってたやろ」特大ブーメランで大炎上

※本記事は有料メルマガ『佐高信の筆刀両断』2021年11月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

半グレ維新の躍進にショック

大阪で社民党候補の応援をしていたら、相手は自民でも公明でもなく、維新だと言われた。確かに、大阪の小選挙区19のうち、維新の当選が15で、公明のそれが4である。自民も立憲も全敗。

全国的にも維新の躍進が目立ち、自民、公明、維新で3分の2を占めた。改憲可能となったのである。これが「民意」なのかと、いささかならず絶望的になる。

公明党は改憲に慎重だとか言われるが、大阪で公明は維新に脅され、都構想の住民投票に賛成し、そのおかげで、今回、小選挙区の4を確保できた。おすそわけというか、オコボレにあずかったのである。

2019年春の大阪府知事と市長のダブル選挙で維新の吉村洋文と松井一郎は圧勝し、4月21日の衆議院大阪12区補選でも勝った。

そのころ、維新の創業者の橋下徹は、「公明党がいる6つの衆院選挙区すべてに維新のエース級を立てる」と宣言し、公明は震え上がった。さらに、「第2幕は公明党を壊滅させる。そうすると日本の政治構造が大きく変わる。自民党との協力が公明党じゃなく維新となって憲法改正の方に突入していく」と橋下は追撃して、公明は完全に屈服した。その結果が大阪での4議席確保となって表れたのである。これは維新に与えられた議席と言ってもいい。

よく、公明党は改憲には慎重で自民党のブレーキ役になるのだと広言しているが、アクセルの維新が加わったら、ブレーキは完全に利かなくなるだろう。

 

なぜ「コンビニのおでん」は、売れ残っていても腐ったりしないのか?

普段、私たちが何気なく口にしている食品も、モノによってさまざまな温度管理が工夫されています。さて、加熱処理することなく食べられる食材のうち、なぜコンビニのおでんは煮詰めても腐らないか、回らない寿司はなぜ美味しいのか、考えたことがありますか? 今回の無料メルマガ『食品工場の工場長の仕事』では著者の川岸宏和さんが、食品を扱う工場長ならではの豆知識を公開。私たちの生活にも役立つことを教えてくれています。

RTE(Ready To Eat)について知っておこう

コンビニのおでんはなぜ腐らないか

RTE(Ready To Eat)とは、加熱調理すること無く、直ぐに食べられる食材をいいます。

RTEも何時までも食べられる訳ではなく、室温にしばらく置いておくと、カビが生えたり、腐ってしまうため、それぞれの食材に応じた、適切な保管方法が必要になります。レタスなどは、茶色く変色してしまい、ケーキなども、クリームがだれてしまい、商品価値がなくなってしまいます。

RTEの食材を煮ている、コンビニのおでんは、なぜ、腐ったりしないか考えた事がありますか。コンビニおでんは、煮詰まってカピカピになっても食中毒を起こすことはありません。常に60℃以上を保っているため細菌が増殖しないのです。凍結する、冷蔵する、乾燥させるなど、RTEの食材を保管するためには、理論、理屈が必要なのです。

カウンターの寿司はなぜ美味しいか

美味しい寿司は、温かいシャリに限ります。座っただけで高そうな寿司屋の寿司は、シャリが人肌で、ネタも握る前に切り身の状態で室温に戻してから口に入れるとほどける強さで、握ってくれます。

しかし、この美味しい寿司も、「お土産にするから」と言うと、シャリを冷やしてから固く握ってくれます。回転寿司のシャリは、25℃程度まで冷やして、ネタは冷たいまま握ります。

スーパーの寿司は、売り場自体が15℃と冷えているので、シャリのおいしさが伝わりづらいものです。

どのように保存すれば、RTEの食材を美味しく、安全に食べる事が出来るかを科学的な考え方で説明できる事が大切です。

■教育のポイント

  1. RTEの取り扱いの注意点を説明出来る
  2. RTEの適切な保存温度を説明出来る
  3. RTEを室温に放置した場合の注意点を説明出来る