医学博士が憂慮。世界に蔓延する「ワクチンの恐怖」を煽るウソ報道

新型コロナワクチンの接種が順調に進んできたアメリカでは、ここに来て接種率の伸びが鈍っているようです。そのため接種をすればインセンティブを与えるなどの話も伝わってきます。メルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』著者でボストン在住医学博士のしんコロさんは、ワクチンの恐怖を煽る虚偽情報により接種を躊躇う人が多くいる状況を危惧。自身がファイザー製ワクチンを接種して得た安心感を伝え、新型コロナに感染することによるリスクの方が遥かに大きいと訴えています。

コロナワクチン接種その後

みなさんおはようございます!ボストンは花粉の飛散が激しい日が続いています。花粉症とは縁がなかった僕ですが、ボストンに来てからこの季節はしんどいです。5月も半ばが近づき、日本の各地ではすでに蒸し暑さを感じるところもあるかと思いますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

さて、僕はといえば、ファイザーのコロナワクチンを接種してから今日で11日目です。臨床試験のデータによれば、11日目から感染率が大きく分かれ始めるタイミングです。つまり、免疫が立ち上がって血中の抗体の濃度が高まってきている頃です。

数日前までの自分とは新型コロナウイルスに対する抵抗力が格段に上がっていることを非常に嬉しく思います。もちろん絶対に感染しないわけではないので油断はできませんが、高い確率で感染を防げるし、重症化をすることもほぼなくなります。この安心感は何ものにもかえられません。

一方で、ワクチン接種への躊躇がパンデミックを長引かせ、変異種を生むリスクにつながることが専門家の間で懸念されています。躊躇する理由は色々ありますが、大きく分類すると「副反応が怖い」という理由と、「とにかくワクチン反対」という理由が多く見られます。

いずれの理由でも、正しい情報がなかなか広がらず、根拠のない情報や恐怖を煽るものが拡散されているために抱いてしまう恐怖からくるものです。コロナの感染自体非常に危険なのに、なんとなくその事実には慣れてしまい、コロナよりもずっと安全なワクチンに対してずっと怖いイメージを植え付けるような虚偽の情報が出回っているのは深刻な問題です。

マスコミもそういった情報を拡散するとクリックを稼げるのはわかりますが、その結果どういった悪影響があるかを真剣に考えてもらいたいものです。そろそろ、しょうもないツイートや情報は遠慮せず斬っていこうかと考えはじめています。

コロナは感染力が強いので、健常人がPCR検査をして陰性だったとしても全く安心できません。検査した帰り道に感染することだってあり得ます。サプリメントを飲んでも感染は防げません。何を飲んでいても、何を塗っていても、一定量のウイルスに暴露されたらほぼ間違いなく感染します。

感染に対抗する最強の武器は自分の抗体です。抗体を持つには、一度コロナウイルスに感染するか、ワクチンを打つかです。前者は後遺症と重症化と死のリスクがあります。ワクチンもリスクはゼロではありませんが、前号のメルマガにも書いたように圧倒的にコロナ感染のリスクよりも低いリスクです。

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なぜ、現役小学校教師は何もやりたがらない子どもに「何もしない」のか

「これは嫌い」「これはやりたくない」という子どもに、どうすれば理解してもらえるか、悩んでいる親や先生は多いのではないでしょうか。そんな多くの方が抱えている悩みに、現役小学校教諭で無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者である松尾英明さんが、目からウロコの回答を記しています。

〇〇をしない子どもにどう教えたらよいか

多くの先生の悩みの共通点は「〇〇をしない子どもにどう教えたらよいか」である。

結論から言うと、求めない相手に対しては何もしない、教えないことである。

子どもにとっては、その努力自体が余計なお世話ということがよくある。

学校の教師の辛いところは「学習指導要領に定められた内容を全員に身に付けさせる」という使命である。ここには、集団生活の様式も含まれる。

そしてここには、個人差などというものへの配慮はない。「私は図工だけやりたい」「体育はやりたくない」とかは原則認められない。給食のアレルギー対応の除去食のようなものの提供はできるが、学びの内容については除去による提供はできない。

だから、当然、それを欲しくない子どももいる。

なるべく何とか多くの子どもに興味をもたせるようにする工夫は必要である。しかしながら、最終的にそれを嫌いという子どもがいても仕方がない。

大切なのは、それを喜んで楽しんで享受する子どもへの提供である。それを嫌がる子どもがいるからといって、提供を止めてしまっては本末転倒である。「嫌い」に照準を合わせてしまっては、せっかくの興味の芽もしぼんでしまう。それぞれの分野における「好き」「得意」「もっとやりたい」に照準を合わせるのが基本である。

絶望に次ぐ絶望。ワクチン予約システムがクソゲー状態という悪夢

各地での大混乱が伝えられるコロナワクチン接種の予約状況ですが、もはや「苦行」と言っても過言ではない様相を呈している地域も多いようです。今回のメルマガ『久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽」』では著者でiU情報経営イノベーション専門職大学教授の久米信行さんが、母親の代わりに軽い気持ちで引き受けたものの、実に4時間以上もかかったという接種予約の全行程を詳細にレポート。その上で、苦労したからこそ気づいた問題点と解決策を記しています。

 

ワクチン接種予約という名の悪夢

みなさんはご両親のワクチン接種予約をしましたか?

あっさりサクッとネット予約できましたか?

この質問を見た瞬間、顔色が曇ったとしたら、あなたは私の同志です。おそらく、スマホとパソコンを前にして数時間もツライ難行苦行をしたのでしょう。

ことの始まりは、4月の下旬に81歳の老母から、ワクチン接種の案内状を見せられたこと。合わせて、ワクチン予約の方法が記された「すみだ区報」も手渡されました。

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見ての通り、これが高齢者にはなんとも難しい内容。残酷なことに、原則としてスマホを使わないと予約ができないのです。うちの母親には、かんたんスマホを買ってあるのですが、電話をしても出たためしがない活用レベル。おそらくQRコードの意味もわからないでしょう。

そんなスマホリテラシーゼロの高齢者は母だけではないはず。もし使えなければ、おそらくは、いつまでもつながらないであろう電話を延々とかけ続けなければ、ワクチン接種もままならないのです。

逆に言えば、ここは親孝行のチャンス!

「ダイジョーブ、ぼくがやっておくよ」

と、ワクチン接種の資料一式を預かりました。

そう。この時は、まだ、私はワクチン接種予約を甘く見ていたのでした。

もともとおっちょこちょいなウカツものの私。5月1日予約開始とだけ記憶して、深夜0時から予約開始、1時間半もトライしてつながらかったので、怒りのfacebook投稿をしたら、お友達から「8時半予約開始と書いてありますよ」と指摘され、ああ、恥ずかしい。

翌朝は、サクッと予約をして「昨日の深夜、早とちりして予約にトライしてつながらず、ハハハ私がバカでしたごめんなさい」というfacebook投稿をする予定でした。

しかし、状況は昨夜とまったく同じ、いやもっとヒドイことになっておりました。

症状1 まずはトップページにつながらない
症状2 券種番号と生年月日による認証もタイムアウト
症状3 名前・連絡先入力後、確認ボタンを押しても先に進めず
症状4 接種会場名が表示されてもカレンダーまで進めない
症状5 カレンダーで希望日を入力しても落ちてしまう
症状6 希望日時を選んだらトップページに戻れエラー
症状7 全入力完了し最終確認ボタンを押すとまたエラー

つまり、7つのステージでボスキャラをすべて倒さないと先に進めない激難しいゲームのよう。しかも負けたら「振り出しに戻る」で、ゼロから入力し直しなのです。

さらに心が折れるのは「なぜ負けたかもわからない」うちに「何も悪いことをしていない」のにゲームオーバーになってしまうこと。

 

『ドラゴン桜』指南役が断言。こんな子育てが我が子を不幸にする

日々我が子と向き合っていると、ついつい「できないこと」にばかりフォーカスし、なんとか改善させようと叱りつけてしまうのが世の親の常。しかしそれでは将来的に彼らを不幸にしてしまうようです。今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では著者で漫画『ドラゴン桜』の指南役としても知られる親野智可等さんが、子育てで何より大切なのは自己肯定感と他者信頼感を育んであげることと断言。さらにそのために親が心がけるべきことをレクチャーしています。

子育てで一番大切なことはこれ!

整理整頓・片づけが苦手、テキパキ行動できない、朝起きるのが苦手、忘れ物が多い、挨拶できない、などなど、子どもにはいろいろ苦手なことはあるものです。

わが子が苦手なことに対しては、合理的な工夫をしてあげてください。ハードルを下げて、やりやすくしてあげることが大切です。でも、それでもできないときは、一緒にやってあげたり、あるいは大人がやってあげたりしてください。

例えば、整理整頓・片づけが苦手なら合理的工夫をして片づけやすくしてあげてください。それでも無理なら一緒にやってあげたり、親が片づけてあげたりすればいいだけのことです。

朝自分で起きるのが苦手なら、起きやすいような工夫をしてあげて、それでも起きられなければ起こしてあげてください。

忘れ物が多いなら、親が一緒に仕度をしてあげてください。あるいは、最終の確認を毎日してあげるのも効果的です。

もし、いろいろ工夫するのも大変だという場合は、最初から手伝ったりやってあげたりすればいいです。親も努力しないのですから、子どもに求めることもできないわけです。実際問題、親も毎日忙しいですから、そういう選択もあっていいです。それでも、毎日叱り続けるよりはるかにマシです。

子どもが苦手でできないことばかりに注目して、毎日叱っているのが一番よくないことです。叱ってばかりいると、子どもは「どうせ自分はダメな子だ」と感じて、自己肯定感がボロボロになり、自己否定感にとらわれるようになります。

こうなると、がんばるエネルギーがなくなってしまい、ますますできなくなります。また、もともとあった長所や美点も伸ばせなくなってしまいます。

同時に、叱られてばかりいることで、親の愛情が実感できなくなります。すると、「お母さんは、ぼくのことをダメな子だと思っている。こんな自分なんていないほうがいいんだ」と思うようになってしまいます。

こういった親に対する不信感をもってしまうと、それがやがては他者一般に対する不信感にまで至ります。つまり、他者不信とか人間不信といわれる状態に至ってしまうのです。

ですから、大事なことをもう一度繰り返すと、工夫をしても無理なら一緒にやってあげたり、親がやってあげたりしてください、ということです。工夫も無理なら、最初から親がやってあげてください。

カギは観察。新しい仕事で「失敗する確率」を大きく下げる方法は

自分としてはこれまでないほど精一杯仕事に取り組んでいるつもりなのだけれども結果がついてこないという方、それはもしかしたら決定的に「あること」が不足しているのかもしれません。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、仕事ができる人の共通点として「観察能力の高さ」を挙げるとともに、ビジネスや人間関係に悩む人が観察すべき対象を具体的に記しています。

痛い思いをして分かるのはバカ

誰かがどこかで我々の人生を見ていて、良き行いをする人には良きことが、悪い行いをする人には悪いことが起こるように差配するというのなら(キリスト教圏ではそんな存在を、somebody up thereといいますが)、この世に悪はなくなるのですが、実際はそうなっていません。

それならそんな存在は無いのかというと、これが微妙にあったりするわけです。意味分かりません?

天網恢々疎にして漏らさずといって、やり過ぎるとしっぺ返しを食らうというか、どこかで自然界の調整弁が機能して、淘汰圧が効いてくるみたいなことってみなさんも体験してるでしょ。私の人生ではそれは20代でして、あれこれと天に唾するような行いをたくさんやった結果、人並み以上の苦労を背負うことになったりしたわけです。

私の場合には、そんな痛い思いをして、これじゃマズいんだと気付いて人生の軌道修正をしたわけです。それがどうにか間に合って今はどうにか平穏に暮らしているわけです。

でもね、やっぱり痛い思いをしてから行いを修正するのって、中の下の生き方なんですよね。賢い人は、痛い思いをする前に、これはヤバいんじゃないかと気付いて修正するものなんですよ。

どうして「これはヤバい」と気付くかというと、同じようなことをやっている人を観察しているからです。俚諺にいう「人の振り見て我が振り直せ」をかなり忠実にやれちゃう人なんです、賢い人って。つまり上の上の人の生き方は、他者の有様を見て、その人が痛い目を見るかを観察し、痛い目を見たら自分は同じ目に遭わないように進路を微調整するということです。

私みたいに痛い思いをしてから、これはマズいのかと気付くのはおバカなんです(そこで気付かないと国家権力による矯正機関が動き出しますから要注意です)。

実は仕事ができる人は、みなさんこの要素を持っています。この要素とは、「他者を観察する能力」のことです。自分が何かを始めようとした時に、同じようなことを直近でやった人がいないのか?を調べて、その結末を確認するということをサラッとやっちゃう人も、観察能力の高い人なんです。

ビジネスなんてのは、世界中の人がやっているわけで、そこには無限と言えるくらいの知見が溜まっているわけ。そこには自分がこれから取り組もうとしている課題に対する答えも存在しているわけですよ。どこかの誰かが、あなたがやるよりも前に、手を出していて、それに対する反応がどうだったのか(上手く行ったのか、痛い目を見たのか)が、情報として存在しているの。

そういうのを確認もせずに、

 ■ オレはこのやり方で頑張るぞ

なんて言って走り出しちゃうのは愚の骨頂で、たいていの場合は痛い目を見ることになるんですよ。

紗栄子が17歳少年にわいせつ行為!? 未成年男児との「淫行疑惑」浮上、禁断のショタコン愛で魔性ぶり発揮か

同世代の女性たちから圧倒的な支持を集めているモデルでタレントの紗栄子(34)。そんな紗栄子が当時17歳の少年と禁断の恋をしていたことがわかった。性別が反対だったら大問題となっていたに違いない恋愛。なぜ紗栄子は未成年の男子と極秘交際をしてしまったのか。

紗栄子に淫行疑惑報道 17歳少年をたぶらかした?

現在はカリスマインフルエンサーとして人気を博している紗栄子。YouTubeチャンネルの登録者数は22万人、インスタグラムは162万人ものフォロワーを抱えている。

昨年4月には栃木県内にある広大な牧場を買い取り、牧場経営に乗り出したことで話題となった。

そんな紗栄子が当時17歳だった少年と恋愛関係にあったことがわかった。週刊女性が報じた。

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気になるお相手はアーティストとして活動するYOSHI(18)。モデル、歌手、俳優とマルチな活躍を見せるYOSHIは、映画『タロウのバカ』で共演した菅田将暉(28)がその才能を絶賛したほどで、若手有望株として注目されている。

記事によると、2人が出会ったのは2020年3月で、大型台風被災地復興プロジェクト『YOUR RESTAURANT』に共に参加したことがきっかけだったという。

16歳の年の差などお構いなしに、YOSHIが紗栄子にベタ惚れ。はじめはやんわりかわしていた紗栄子も次第にYOSHIの魅力にハマり、恋人関係になったとしている。

紗栄子は筋を通すため、YOSHIが所属する事務所の社長や両親にも交際を直談判するも、返答は当然NG。人間不信に陥ったYOSHIは事務所を辞めて独立するなど言い始めるようになってしまったという。

YOSHIに大きな影響をもたらせた紗栄子だが、秋ごろには正気に戻ったのか、本人に別れを告げて交際は終了。

結果的に17歳の少年の純愛をもてあそんだかのような形になってしまった。

週刊女性の取材に対し、紗栄子の所属事務所はYOSHIは大切な友人の1人ではあるものの、恋人のような関係にはないと否定している。

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NEWS小山に小出恵介…“未成年絡み”で不祥事を起こした元彼ばかり

童顔でアニメ声優のような甘い声、とても34歳には見えないとはいえ、なぜ17歳の少年は紗栄子に恋心を抱いてしまったのか。

今でこそ2児の母としての印象が強いが、もともと紗栄子は男性からモテまくりの恋多き女として有名。

2007年11月11日、20歳で当時北海道日本ハムファイターズ所属していたダルビッシュ有(34)と結婚するも、わずか4年で離婚。

ダルビッシュとの結婚前にはNEWSの小山慶一郎(37)や俳優の小出恵介(37)と交際。

ちなみに、小山は2018年に未成年女性との飲酒が報じられて芸能活動を自粛、小出も2017年に未成年女性との飲酒及び淫行疑惑が報じられて無期限謹慎処分になるなど、どちらも“未成年絡み”の不祥事を起こしている。

ダルビッシュとの離婚後はしばらく子育てに邁進していた紗栄子だが、その後は実業家の前澤友作氏(45)やイタリア人デザイナーなどと交際していた。

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数々の男性たちと浮名を流し、男を踏み台にしてステップアップしてきた紗栄子。34歳となった今でもそのモテぶりは変わらず、恋の噂が常に絶えない。

スギ薬局の“不買運動”始まる。西尾市が会長夫妻のワクチン予約を優先確保、市民犠牲の「上級市民」優遇に批判殺到

愛知県西尾市が新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、スギ薬局などを展開するドラッグストア大手「スギホールディングス(HD)」の杉浦広一会長(70)と昭子相談役(67)夫妻に優先的に便宜を図った問題が波紋を広げている。スギHDはおわびのコメントを発表したが批判が殺到し、不買運動につながる動きを見せている。

スギ薬局の会長夫妻にワクチン接種で西尾市が便宜

市によると、4月中旬に同社の秘書から接種を担当する健康課に「会長夫妻を高齢者入所施設の枠で受けさせてほしい」との要請があったという。

担当者は断ったがその後も繰り返し要請され、健康福祉部長が近藤芳英副市長に相談。副市長は同社が市への寄付などで多大な貢献をしている見返りとして予約を優先的に受け付けるよう指示し、5月10日に開始した高齢者向け集団接種の接種券を確保した。

この問題は地元紙が11日朝刊でスクープしたが、同紙が10日に市に問題を指摘すると、市は慌てて杉浦夫妻の予約を取り消した。市からそのことを告げられた時、すでに杉浦夫妻は接種場所に向かっている最中だったという。

市は同社の秘書から、通常の働きかけより強い圧力、プレッシャーをかけられたというが、スギHDは「社員が何度か問い合わせをしたのは事実だが、便宜を図ってほしいとお願いした認識はない」としている。

一連の騒動を受け、スギHDは自社のホームページに経緯を発表。「日夜尽力されている全国の行政の方々の努力に水を差す結果となってしまったことに深くお詫び申し上げます」と謝罪したものの、「会長杉浦自身は過去にアナフィラキシーショックを経験しており、ワクチン接種は希望しておりません」とコメントした。

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苦しすぎる言い訳にスギ薬局の不買運動始まる

あってはならないワクチン接種に対する自治体の便宜。河野太郎ワクチン担当相も「みんなが順番に打てばスムーズにできる。何かを確保する必要はまったくない」と厳しく批判した。

大きな騒動となってしまった今回の一件だが、西尾市の発表とスギHD側の見解には多くの食い違いがある。

食い違い①杉浦会長のワクチン接種の意思

市は同社の秘書から「会長が接種を楽しみにしている」などと言われたことを明らかにし、相談や要請の域をはるかに超えたものと認識。

一方、スギHD側は杉浦会長は過去にアナフィラキシーショックを経験したことから、ワクチン接種は望んでいなかったとしたが、もしこれが事実なら秘書は会長をアナフィラキシーのリスクに“晒そうとした”ことになる。

食い違い②当日の杉浦会長の行動

内部からのリークにより、近藤副市長が慌てて接種当日に電話で杉浦夫妻に事情を説明。この時、夫妻は接種会場に向かう途中だった。

一方、スギHD側は妻の付き添いで同行していただけで、杉浦会長自身の予約の事実は知らなかったとしている。

徐々に詳細が明らかになってきたが、両社のコメントを見てみると、スギHD側の見解は明らかに苦しいと言わざるを得ない。

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ネットでは「全部秘書のせいにして政治家とまったく一緒」「じゃあスギ薬局のレジに並ばないで横入りしていいってことだね」「やっていることは脅しそのもの」「西尾市にも上級国民がいた」など、批判の声が高まっている。

スギ薬局ではもう買わないと意思表示をする人たちも現れ、不買運動が起きる可能性も懸念されている。

IOCとの契約を公開せよ。東京五輪「辞退で補償金1200億請求」の真偽

新型コロナ感染症の収束が見込めず国内外で五輪開催中止を求める声が高まる中、「開催辞退を申し出た場合、IOCから莫大な補償金を請求される」という風説がまことしやかに語られています。はたしてそれは真実なのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、そのような噂話が「怪談」のように語られることを危惧するとともに、政府や開催都市である東京都が全国民に今すぐ明らかにすべきことを記しています。

東京五輪をめぐるカネの話を怪談にするな

東京五輪の開催問題をめぐって、賛成反対さまざまな意見が飛び交っているようです。ちなみに、アメリカの雰囲気ですが、現時点では五輪そのものがそれほど話題になっていません。NYタイムスや、ワシントンポストが開催への悲観論を掲げ始めましたが、こうした論説は「一部のニュースマニア」にしか届いていないのが現状です。

アメリカの場合は五輪の独占中継権をNBC放送一社が保有しているので、NBC以外のTV各局は五輪に対しては冷ややかですが、これは独占中継権を持っていない中では、通常の開催に際しても同じですから、特に何かが起きているというわけではありません。

問題は独占権を持っているNBCですが、今でも画面の右下隅に小さく五輪のロゴを表示していますし、時折「代表選手の決意」インタビューを流したりしています。ただ、全体的には全く盛り上がっていないと言うのが実情です。NBCにしても、ネットには開催に疑問を投げ掛ける種類の論説を掲げていますから、態度としては決して開催へ向けて強硬というわけではないようです。

それはともかく、五輪の開催問題については、現状としては非常に不透明となっているのは事実です。漠然と不透明であるだけでなく、この問題は一種の怪談になっています。

それは、問題の所在が明らかでない中で、様々な憶測が出たり入ったりしているからです。今は隠して先送りしていても、やがては問題が起きることは不可避であることを考えると、「一種の怪談」としか言いようがありません。

怪談の何か恐ろしいのかというと、それは「カネ」の問題です。問題としては確かに複雑であるようです。まず、現時点では、ある俗説が大声で叫ばれています。それは、日本サイドが開催中止を言い出したら巨額な補償金を取られるとか、その場合に、未来永劫、五輪の開催は二度とできないだろう、などという言説です。

まず、巨額な補償金という説ですが、まことしやかに「五輪の収入の過半は、米国のNBCの放映権料から来る。だから、五輪中止の場合は放映権料の補償をしなくてはならず、日本が言い出した場合には、その分が日本に請求される」ということが言われています。その金額は1,200億円だなどと言う報道もあります。怪談とするには十分な金額です。

では、NBCの側はどうなっているのかというと、まず2020年の3月に7月の五輪が1年延期という決定がされたわけですが、この時点では既に2020年夏の五輪放映に伴うCMの販売はほとんどが成約していたようです。NBCは強気でキャンセル不可というような販売条件があったらしく、スポンサーは一斉に反発して再交渉の結果、2020年のCMはキャンセルとなりCM契約は2021年の五輪に延長されています。

ちなみに、NBC(コムキャスト・グループ)は自社ブランドと、ディスカバリーとのJV(ジョイントベンチャー)での2種類のチャネルで、ストリーミング中継も実施する契約をIOCと交わしています。ですから、NBC地上波、NBCストリーミング、ディスカバリー/NBCのJVでのストリーミングという3つのチャネルでの放映権をNBCは買っているわけであり、その3チャネルでの広告収入で利益を稼ぐビジネスモデルとなっています。

いじめ探偵がパワハラ教員を告発。東京高専の生徒を自殺に追い込んだ悪魔の所業

若き才能が集い切磋琢磨する東京高専で昨年10月に発生した、一人の学生の自死事件。なぜ彼は死を選ばなければならなかったのでしょうか。今回のメルマガ『伝説の探偵』では著者で現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、そのきっかけとなった2つの要因と、学生を死に追いやった東京高専の教職員のパワハラ行為を誌上報告。さらに今回の調査の中で明らかになった国立高専生の高い自殺率を挙げるとともに、設置者に対して早急な対策を求めています。

 

東京高専、学生会会長自死事件

2020年10月5日、午前1時から午前2時。

これが、野村陽向君の死亡推定時刻であった。

仲の良い家族で、野村陽向(のむら・ひなた)君は真面目で勤勉であった。家族の写真は笑顔であふれていた。

なぜ彼は死ななければならなかったのか。

本件は、ご遺族の意向により実名でお伝えします。写真について、ご遺族からご提供いただいたものを確認の上、使用します。

ご遺族は教職員による児童生徒への暴力やハラスメント、いじめ問題が二度と起きないことを願っています。

学生会の使途不明金問題

2020年当時、陽向君は東京工業高等専門学校の3年生だった。

高専1年生で学生会の会長選挙に立候補し、2年生から学生会の会長を務め人望があった。2回目の会長選挙を経て、学生会の会長に再任されたのが2020年のこと。

陽向君が会長に就任する以前の4年間にわたり、学生会で多額の使途不明金が見つかったのだ。

また、この使途不明金については監査されておらず、結果前任の責任者に話を聞く必要があった。学生会に直接関係する学生主事(教員)に対応を求めるが、前任者が応じないという理由で、この使途不明金は放置されていたが、後任であった陽向君が、この使途不明金は欠損金として取り扱うことを決め、2020年5月の学生総会で謝罪をすることになったのだ。

学生会会長として、難しい問題が山積みであり、険しいものだったのだといえる。

コロナ禍の文化祭開催についての対立

続いて起きたのは、令和3年の現在も日本、いや世界全体を苦しめている「新型コロナウイルス」の感染拡大だった。当然、高専ともあれば学園祭など、人が集まるイベントがある。

陽向君は文化祭の開催において、感染拡大に対して有効な手立てが講じられないとして、中止を提案していた。しかし、文化祭実行委員会と対立することになってしまったのだ。ただ、文化祭実行委員会も気持ちだけでイベントを開催することはできないことはわかっていた。

問題であったのは、文化祭を強引にも進めたいと考えていた学生主事補(教職員)の1人との対立であった。

教師によるハラスメント問題

2020年6月、陽向君はこの学生主事補からハラスメント行為を受けたとして学校長宛に「ハラスメント申入書」を作成し、学生主事(教職員、事実上の副校長)に面談の予約を取っている。

陽向君は学生主事補から、「学生会の暴走だ」「ただでは済まない」「信用が落ちる」など文化祭開催の是非を巡って対立関係が生じ、何の解消案も出されないまま、圧力をかけられていた のである。

しかも、高専生とは、事実上の高校生が、学校長宛に「ハラスメント被害についての報告と申し入れ」をするなどは異例であり、さらに言えば、学生会の会長が行うということだから、「異例中の異例」である事態が起きていたのである。

しかし、この訴えは学生主事補が陽向君に謝罪をする形となって、取り下げられることになった。

 

1日100万回でも遅い。菅政権「唯一の延命策」スピード接種は実現可能か

5月7日、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の延長と対象地域拡大について会見した菅首相は、ワクチン接種のスピード加速をコロナ対策の柱として打ち出しました。以前から、早期かつスピード感を持ったワクチン接種と、広範囲な検査の必要性を訴えてきた日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんは、メルマガ『国際戦略コラム有料版』で、「やっと」と少しだけ評価。しかし、首相の言う1日100万回の接種スピードは物足りなく、その倍の200万回を達成して初めて五輪開催に国民も納得し、その後の選挙での勝利にも繋がると、それを目指した施策を強く求めています。

今こそ、コロナワクチンの「ワープスピード作戦」を

やっと、菅政権は、ワクチン接種に積極的になってきた。コロナ禍を終わらせる方向にシフトしたようである。一歩前進。しかし、次にそのスピードを加速する必要がある。

4月25日から5月11日の緊急事態宣言は、延長になり12日から5月末まで延びた。案の定、旅行業界、エンタメ業界、レジャー関連と飲食店業界は、厳しい状態が続くことになる。しかし、緊急事態宣言でも人出は減らないので、感染者数の減少は期待ができない。

世界的な移動緩和のためにはワクチン接種が必要条件になっている。企業の業績に、ワクチン接種が直結することになる。大企業には必ず産業医がいて、企業ごとにワクチンを配布することで、社員やその家族を企業施設内に集まってもらい、産業医に打ってもらうようだ。早くしないと日本が逆鎖国状態になる。企業としても早くする必要がある。

5月11日までの緊急事態宣言は延長されて、5月12日から5月31日になり、対象地域も東京、大阪、兵庫、京都に加えて愛知、福岡にも宣言が発令された。蔓延防止等重点処置は、沖縄、埼玉、千葉、神奈川、愛媛、北海道、岐阜、三重の7道県に増えている。しかし、要請が出ていた石川、茨城、徳島3県への適用を見送った。対象地域であった宮城は外れた。

今、一番気を付けるべきはインド型コロナ変異種であり、しかし、既に日本に上陸している可能性が高い。今までのコロナ変異種とは大きく違い、アジア人が持っている免疫機能をすり抜けることが分かっている。10歳未満の子供も掛かり、早い速度で重症化するようだ。英当局も、インド型「B.1.617.2」と呼ばれるコロナ変異種を「VOC(懸念すべき変異株)」に指定した。そして、今の所、ワクチンは有効としている。

このインド型コロナ変異種の登場で、状況は大きく変化した。いち早くコロナワクチンを日本人全員に接種する必要になってきた。65歳以上の高齢者だけではなく、16歳以上の全員に接種することである。菅首相も会見でそのことを言っていたので、分かっているようである。

このコラムで提案したコロナ感染症対策がやっと、菅政権で初めて実行するようになったことは良いことである。尾身会長も、PCR検査、抗原検査を無症状の人にも行う必要性があると言及した。この無症状者への検査は、このコラムでは当初から強く実施するべきと主張していたことである。

やっと、日本もまともな感染対策を打つことになったようである。そして、現在もっとも重要なのが、コロナ・ワクチンの接種スピードを上げていくことである。既にファイザー製とモデルナ製ワクチンで、日本の16歳以上全員分を供給されたという。

このため、国家総出でワープスピード作戦とでもいう作戦を行うことである。65歳以上の接種は6月末に終わり、9月末には16歳以上の国民にワクチン接種を終わらせることだ。