接種率たった3%の国。打ちたくても打てぬ中米ニカラグアのワクチン事情

国によって大きな開きがある、新型コロナワクチンの接種率や優先順位。日本の「ほぼ裏側」に位置する中央アメリカは、どのような状況なのでしょうか。今回の無料メルマガ『出たっきり邦人【中南米・アフリカ編】』ではニカラグア在住の日本人著者・げーこさんが、同国のワクチン事情をレポート。紹介されていたのは、途上国が直面しているワクチンを巡る厳しい現状でした。

ニカラグア・ブルーフィールズ発 住めば都?!ブルーフィールズ 第138回 ニカラグアでロシア製のワクチン接種

ワクチン接種についてはいろいろ議論あるけど、先進国では打てる状況なのに自分で選択して打たない人がいる一方で、途上国ではそもそも打ちたくても打てない状況である。

ニカラグアのワクチン接種状況は、接種完了した人が人口のわずか3%という、世界でも信じられない低さ。自分では買えず他国に買ってもらうものなので、しょうがない。

その時々で他国に恵んでもらうワクチンが違うので、種類は選べない。冷凍設備が整っていないニカラグアではファイザーなどは難しく、打てるのはアストラゼネカまたはロシア製のスプートニクVである。我々が打った期間に接種していたのはスプートニクだった。

真っ先に優先されるのは医療関係者ではない。優先順位は、まず65歳以上の高齢者、持病のある人、そして警官・兵士、国境の入国審査官、そしてやっと医療関係者。高齢者枠は、65歳の次は55歳、50歳、45歳まで下がってきている。人口の半分が15歳以下という若い国なので、45歳から高齢者扱いである。

我々は、会場は7時に開くけど早めに6時頃行った方がいいと言われて6時ぴったりに到着した。入り口で検温、手指のアルコール消毒を終え、たぶん一番だろうと思いきや、奥にはたくさんの人がいて、もらった整理番号はなんと90番。

日本ではワクチン接種招待状が届くそうだけれど、こちらでは居住地の接種会場に直接行って身分証明書を見せて年齢制限をクリアして接種する。整理番号をもらうまでが大変である。長い列で待っているうちに本日のワクチンは終了しましたと言われるのがオチなので、みんな早朝から列に並ぶ。

人口の多い首都では前夜11時半から徹夜で待つ人もいる。地方の知り合いは、午前4時前に会場に到着したが、整理番号はなんと800番台。一つの会場に配布されるワクチン数は1,000本なので、ギリギリで打てたそうだ。ちなみに外国人でも規制は全くなく、居住許可証を持っていれば打てる。会場では私が唯一の外国人だった。

無事に整理番号をもらって着席したら、5人くらいの看護師集団がどやどやとやってきて血圧を測ったり年齢を聞いたり同意書に署名させたりする。これは任意の接種なので、副作用で何かあっても一切責任はとらないけどいいね?という同意である。

血圧が高い人たちには降圧剤をその場で飲ませている。インフルエンザ予防接種を15日以内に受けた人はいないか大声で全員に聞いている。接種前の注意事項はこれくらいである。個人的な問診はないので何か心配事がある人は自分から聞きに行かないといけない。

その後は流れ作業で、どんどん進んだ。コンピューターに個人情報を入力してから、いよいよ接種。ただの水じゃないかという疑惑が消えなかったが、目の前で小指くらいの大きさの小瓶を開封して注射器に入れていたのできっと大丈夫。

その後はしばらく列で待たされ、その後大きな部屋で椅子に座って待機。その時初めて住所、電話番号を聞かれる。既に連絡先を把握してから招待状を送るんじゃなくて、打った後で連絡先を入力するシステムである。

金正恩が北朝鮮人民軍の統帥権を喪失か?疑惑を裏付けるこれだけの証拠

北朝鮮における全ての権力を掌握していると考えられてきた金正恩総書記ですが、ここに来てその変化を指摘する専門家の声もあるようです。今回のメルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』では北朝鮮研究の第一人者である宮塚利雄さんが、「金正恩が軍統帥権を喪失した可能性がある」との韓国人北朝鮮研究家の考察を紹介。複数の証拠を挙げ、その見立ての信憑性の高さを示唆しています。

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金正恩が軍統帥権を喪失か

アフガンからの米軍撤退に北朝鮮は8月20日以降、連日のように米国批判を続け、8月24日に北朝鮮外務省は「民主主義モデルをアフガンに強要しようとした米国の20年間の努力が失敗に終わった」と、米軍の撤収を「米国の没落」と言い放った。

北朝鮮にとって在韓米軍撤退は宿願であり、これまで北朝鮮側から韓国側に飛ばされてきた多くのビラには「駐韓米軍撤退」の文字が記されていた。北朝鮮にとって軍撤収に伴うアメリカの混乱に乗じて、挑発行為をエスカレートしてくると予想されるが、このような最中、朝鮮中央通信は21日に、金正恩朝鮮労働党総書記が平壌市内の普通江沿いの住宅区の建設現場を視察したと報じた。

金正恩の動静が伝えられるのは7月以来で、北朝鮮は8月16日に始まった米韓軍事演習に強く反発し、金与正朝鮮労働党副部長が8月1日に「(先の南北通信線復旧により)信頼回復の歩みが再び進むことを願う北南首脳の意思をひどく傷つけ、北南関係の行く末をさらに曇らせるつまらない前奏曲になるだろう」と警告し、中止を求めていたのだが、金正恩の視察報道は軍事部門ではなく、住宅建設現場であった。これは一体どういうことか。

伝えられるところによると、金正恩は人民生活の向上を掲げており、不足する住宅の建設に力を入れており、この住宅区を建設着工などの際にも視察しており、金正恩は「すべてが不足している困難の中」でも建設が順調に進められている」として、「大きな満足の意を示した」とのこと。金正恩は昨年も、平壌市内に近代的な大病院を建設すると喧伝したが、工事関係者や資材不足などで未だに完成していないのに、新たな住宅区の現場視察とは解せない。

韓国の知り合いの北朝鮮研究者によると、「金正恩は軍の統帥権を喪失したのではないか?」とのこと。その理由として、金正日の「先軍政治」時代には、36年間も党大会が開催されなかった労働党だが、金正恩時代に活発化している。これは必然的に労働党、組織指導部の浮上をもたらした。金正恩はいつの間にか首領・最高司令官から、頻繁に開催される党集会の司会者になった、と言うのである。

以前、本欄で「金正恩は軍と党の操り人形か」と書いたが、軍と党の熾烈な争いが、金正恩を米韓軍事演習中に軍部隊の視察・激励ではなく、住宅区の工事現場の視察に向かわせたのか。これを証明するものとして、改定された党規約では「人民軍は首領の軍隊」ではなく、「党の革命を武装で擁護し、党の指導を先頭に担いで進む、朝鮮労働党の革命的武装力」と規定し、さらには、「労働新聞」の先軍節(8月25日)特集報道では「朝鮮労働党の血筋を引き継ぎ、党中央委員会を武装で擁護する。党と国家の苦情、人民の痛みを軽減する、真の党の軍隊、人民の軍隊」と宣言したことからも、金正恩が軍統帥権を喪失したことを伺い知ることができる。(宮塚コリア研究所代表 宮塚利雄)

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「安倍―麻生支配」の終焉か。乱戦必至「自民総裁選」の舞台裏

誰もが驚いた、菅首相の総裁選不出馬という決断。これにより事実上「菅vs岸田」の一騎打ちと見られていた局面が一変、女性2人を含む5人以上の立候補が取り沙汰される乱戦の様相を呈しています。そんな総裁選を読み解くのは、小沢一郎氏の秘書を長く務めた元衆議院議員の石川知裕さん。石川さんは自身のメルマガ『石川ともひろの永田町早読み!』で今回、複雑に絡んだ各政治家や派閥の思惑を解説するとともに、野党が狙い定めていた「次期総選挙での政権交代」が難しいものになったとの見立てを記しています。

 

約10年間続いた「安倍―麻生支配」の終わりか/乱戦・自民党総裁選

「菅総理 総裁選不出馬」

この一報を聞いて、苦労人の菅義偉総理は最後まで粘るかと思っていたので、驚いた。総裁選前の党人事断行や総裁選の先送りを模索したことで党内から猛反発を受けても突き進むと思われていたが、「撃ち方止め」となってしまった。

理由は以下の2つだろう。

総裁選を前に人事を行うとしても、総裁選で敗れれば1ヶ月だけの幹事長・政調会長となってしまうので、誰が受けるのだろうかと思っていたが、やはり引き受け手がいないことが退陣へのダメ押しとなったと推測する。

また、総裁選を行った場合も、党員票で岸田文雄氏に大差で負けることを恐れたのだろう。昨年の総裁選は各派閥が雪崩を打って菅氏を応援した。しかし、今回は各派とも派閥をまとめ切れていない現状だ。党員票で負けて議員票で挽回するということも難しい状況だった。

さて、次の自民党総裁選挙の構図はどうなるのか。一言でいえば乱戦だ。

2012年から続いていた安倍―麻生体制が崩れるかもしれない。安倍─麻生の関係は、戦国時代でいえば織田─徳川、昭和でいえば田中派─大平派のようにお互いが一致結束することで権力を維持してきた。二階俊博幹事長以上に歴代最長の財務大臣を続ける麻生太郎氏はその象徴だ。

安倍─麻生は何としても自分たちの権力基盤を維持したい。麻生氏は昨年の総裁選で二階氏が主導したことに反発していたので、今回は自分たちが主導権を持つ形で安倍晋三氏と協力し、「麻生派─細田派―岸田派」連合で岸田総理誕生を目指したいと考えていると思う。

しかし、ここで河野太郎ワクチン担当相(麻生派)が立候補の意向を表明した。麻生氏の理解を得たという報道もあるが、別の報道では「賛成も反対もしない」という表現で、麻生氏の意中ではないことは確かだ。そうなると麻生派は岸田と河野両氏で割れるだろう。

一方、安倍─麻生の仇敵である二階幹事長が誰を推すのか。

二階氏が岸田氏を推すことは考えにくい。岸田氏も二階氏から応援をもらうようでは党員票が離れてしまう。二階氏が石破茂氏を担いで「二階─石破連合」で石破総理を目指すことが予想される。竹下派参議院は前々回、元官房長官の青木幹雄氏の指示で石破氏を応援した経緯がある。「二階─石破─竹下連合」まで広がる可能性もある。

元総務大臣の高市早苗氏も推薦人を確保したとされている。岸田氏を勝たせるためには乱戦の方が良いと安倍氏が判断すれば、細田派も自主投票にして政調会長の下村博文氏も立候補させるかもしれない。

連日目まぐるしく変わる政局なのでまだまだ波乱要因はあるだろう。

さて、自民党にとっては総選挙前にイメージアップを図れるチャンスが訪れた。逆に野党にとっては、「菅攻撃で一気に政権交代まで」と夢を見ていたが、これで厳しくなったと言える。

だが、総理の顔を変えたとしても、新型コロナの感染状況が総選挙を左右することになるだろう。

 

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熊田曜子が“激安賃貸”転居でピンチ?ウーマナイザー不倫で収入減、金ビキニ披露の次は「夜の玩具ヌード」解禁観測も

タレントの熊田曜子(39)が5日、大阪市の京セラドーム大阪で開催された「関西コレクション 2021 AUTUMN&WINTER」に出演した。5月の離婚騒動後、初のイベント出演となった熊田は、大人っぽい曲に乗ってランウェイを闊歩。途中でビキニ姿を披露するなど集まった5000人の観客を沸かせた。一方、泥沼の離婚劇が繰り広げられる中、熊田に関する厳しい現状も明らかになってきた。

イベント復帰を果たした熊田曜子がビキニ姿を披露

一連の騒動を受けて沈黙を続けていた熊田は先月6日、およそ2カ月ぶりに自身のインスタグラムを更新し、「関西コレクション」への出演を告知していた。

この日久々に公の場へ姿を見せた熊田は黒のコートと帽子、ピンヒールという装いでランウェーに登場。途中で身にまとっていた服を脱ぎ捨て、ゴールドのビキニ姿を披露し、とても3児の母とは思えぬ見事なスタイルで観衆の目をくぎ付けにした。

終了後に取材に対応した熊田は「緊張しました。スペシャルステージの場を用意していただいたので、私の制服でもある水着で出させてもらいました」としたうえで、「いろいろな角度からの目があるので、この2週間は夜ご飯を控えめにしたり、食べる時間を変えたり工夫しました」と語った。

 
 
 
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久しぶりに元気な姿を見せた熊田に対し、ネットでは「さすがのプロポーション」「きれいです」「びっくりしたけど、やっぱり水着似合うね」など、好意的な意見が寄せられている。

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収入激減で豪邸から家賃半分の新居に引っ越し?

熊田が夫からDVを受けたとして被害届を提出し、今年5月に夫が逮捕されたことに始まる一連の離婚騒動。その後、釈放された夫が熊田の不倫疑惑を暴露したことで、収拾がつかない状態となっていた。

週刊誌の記者は「当初は熊田さんに同情的な声が多く聞かれました」と語る。

「しかし、熊田さんが大人の玩具を持ってテレビ局関係者と密会していたという不倫疑惑が報じられると、そちらばかりに注目が集まりました。熊田さんにとってかなりのダメージとなったのは確実で、DV報道はどこかにいってしまいました」(前出・週刊誌記者)

熊田が3人の子供を連れて家を出る形で別居生活がスタート。週刊女性によると、当初は駅近で家賃が約35万円の2LDKのマンションに住んでいたものの、熊田は築30年以上で家賃も部屋の広さも以前の約半分ほどのマンションに最近引っ越したという。

熊田が住んでいるエリアは都内でも有数の一等地。子どもの学校や習い事の都合もあるためこの場所を離れるわけにはいかず、新居を探したのかもしれない。熊田は自身の母を呼び寄せ、現在は5人で生活しているようだ。

「記事によると当初住んでいた物件の半分程度の家賃だといいますから、10万円台になるとみられます。5人で住むには手狭かもしれません。不倫疑惑が発覚したことで、仕事面ではかなり厳しいはずです。切実な懐事情になっていることは間違いありません」(同・週刊誌記者)

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崩れ出した熊田曜子のセレブ生活。久々の表舞台で仕事復帰した熊田だが、これからどのような困難が待ち受けているのだろうか。

ワクチン証明書オンライン化で「また中抜き?」危惧。フランスでパス不所持の女性が警察からボコボコ、“反対派は人に非ず”広がる懸念

政府は新型コロナウイルスワクチンの接種証明書を12月からオンラインで発行する。スマートフォンのアプリでQRコードを表示し、情報を読み取る仕組みを想定。証明書の申請もオンラインで済むようにすると日本経済新聞などが報じた。しかし、「ダメアプリまた誕生?」と制度の低さや事業費用の“中抜き”を危惧する声もあがっている。

政府がワクチンパスのオンライン化も「また中抜き?」

欧州をはじめ世界でワクチンパスポート実用化の動きが始まっている中、日本でもようやくオンライン化がスタートする。

6日に菅義偉首相と全閣僚が出席するデジタル社会推進会議を開き、「ワクチンパスポートの電子化」の方針を決める。1日に発足したデジタル庁が取り組む重点計画に明記する予定で、5日にフジテレビの番組に出演した平井卓也大臣も「指示さえあれば実現できる。年内にはできる」との見通しを示した。

政府は12月中にできるだけ早く電子証明書を発行したい考えで、空港などでスマホのアプリで表示したQRコードを読み取って確認する手法の設計に着手した。ワクチンパスポートがスマホで提示できるようになることで、飲食店や旅行、イベント時の入場などで活用することが見込まれている。

こうした動きを歓迎する声があがる一方、新型コロナウイルス陽性者との接触を知らせるアプリ「COCOA(ココア)」の開発で、厚生労働省の委託先の企業が別の3社に、契約金額の94%で事業を再委託していたことから、「また新たな中抜き事業がスタート?」など批判する声もあがっている。

東京新聞によると、ココアは不具合が続出して信頼性を失い、導入から1年間で、利用した陽性者は全体のわずか2%にとどまっていたことがわかっている。

ココアの実例から、ネットでは「ちゃんと活用されるのか」「ダメアプリになってしまう可能性大」「不具合ばかりで、結局“紙の運用”になるとかは避けてくれ」などの心配があるようだ。

フランスではパス不所持の女性が警官から暴行

一方、世界ではすでにワクチンパスポート実用化に向けた動きが始まっている。

フランスは8月9日からカフェやレストランへの入店の際にワクチンの接種完了や陰性の証明書の提示が義務化された。提示しない客は135ユーロ(約1万7000円)の罰金が科されるほか、確認を怠った店も業務停止となる可能性がある。

証明書の提示義務化における取り締まりが強化される中、ワクチンパスポートを持たずに外出した女性が警察官から暴行を受ける動画が拡散している。

大勢の警察官で取り囲み、警棒のようなもので女性を殴打する行為に批判が殺到。「いくら何でもやりすぎだ」「ワクチンパスを持たないとこんなことになるの?」「日本もここまでやるのか」などの声があがっている。

まるで“反ワクチンは人に非ず”ともとれる動きに、義務化は事実上接種の強要につながり個人の自由を奪うとして、フランスでは8月中旬から毎週土曜日に抗議デモが呼びかけられ、8週連続で起きる事態となっている。

日本ではあまり報じられていないが、ヨーロッパ各国ではワクチンパスの是非で国民が揺れているのだ。

そんな中、専門家らで構成する新型コロナ対策分科会は3日、希望者に対するワクチン接種が行きわたるとされる11月以降の日常生活に関する提言をまとめた。

これによると、ワクチンの接種証明や検査の陰性証明を提示することで、県境を越える出張や旅行、大規模イベントの参加を可能としている。しかしその一方、飲食店については“ワクチン・検査パッケージ”の活用は要検討とされるなど、分科会のなかでもかなり意見の食い違いがあるようだ。

日本のワクチンパスポートはこれからどのように活用されていくのだろうか。ワクチン接種証明書のデジタル化が進むことで、今後はさらに議論が進むとみられている。

登録者100万人超のYouTube講演家が明かす、ビジネスで生き残るためにリストアップすべき2つのこと

コロナ禍で先が見えず、消費行動もネガティブになっているのは世界共通ですが、そんな状況の中でもビジネスで生き残っていくためにはどうしたら良いのでしょうか? 日本マクドナルドで25年間の勤務を経て、現在は人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「YouTube講演家」として活躍中で、YouTubeの登録者が100万人を超える鴨頭嘉人(かもがしら・よしひと)さんは、7月に創刊したばかりのメルマガ『【退屈な人生からの脱出法】鴨頭嘉人が教える「成長を続ける大人の情報源!チームカモガシラジャパン」』の中で、コロナ禍でもビジネスで生き残るために「必ずやるべきこと」を分かりやすく伝授しています。

【プロフィール】鴨頭 嘉人(かもがしら・よしひと)
講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「YouTube講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。

 

ビジネスで生き残る為には『コレ』をやらないと売れないぞ!

今日はビジネスの話をしようと思いまーす*\(^o^)/*

今の時代のビジネススタイルは2種類に分類できて、

  • 大企業と言われている会社がやっている「グローバルハイクオリティノーコミュニティ型」

と、

  • 個人の会社や中小零細企業のような会社がやる「ローカルロークオリティコミュニティ型」

があります。

そう考えた時に、中小企業がなぜ大企業がやっている「グローバルハイクオリティノーコミュニティ型」をやってはいけないのかというと、こちらの世界は一人しか勝てない世界だからですよね!

例えば、大企業であるユニクロと闘おうと思ったら、ユニクロよりも自分が提供する商品を安く売らないと、ユニクロには勝てないですよね!!

「ユニクロの次に安くて、ユニクロと同じクオリティのアパレルブランド」を購入したいと思う人はいないですよね!

だけど、代替えのきかないオリジナリティ溢れる存在になると、ちゃんと生き残ることができるんです*\(^o^)/*

例えば、ランボルギーニのような高級車は他にも、フェラーリ、ポルシェ、そしてテスラなど、それぞれにオリジナリティがあるから生き残っていますよね!

これはもう、グローバルハイクオリティの戦いではなくて、個性やオリジナリティの世界ですよね! そういうものは価格競争にも巻き込まれないし、死に絶えないということです*\(^o^)/*

もちろん経営状態というのは経費の使い方など他のファクターもありますが、少なくとも全体の顧客から見た時に、そのブランドやその商品を選ぶかどうかの基準が、「価格」やインターネットで検索した時に一番上に出てくる「認知」というものの勝負になってしまうと一人だけが勝ち、あとの全員は負ける。そんな世界になってしまいます!

だから、中小企業はそちらの世界に行かないほうがいいというのが僕の意見です*\(^o^)/*

 

すべては米国の「お芝居」か。アフガン首都陥落と自爆テロに残る“疑念”

米軍の完全撤退により、再びタリバンが政権を担うこととなるアフガニスタン。欧米諸国は引き続きこの地での影響力を維持したい構えですが、事はそう簡単には運ばないようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、「欧米諸国の企み」の無力化を図る中国とロシア、そしてトルコ等の思惑と戦略を解説。さらに島田さんが抱いているという、カブール国際空港での自爆テロに対する「疑念」を記しています。

 

力の空白に近づく悲劇の足音 漂流するアフガニスタンと国際情勢

8月末。米軍の輸送機が最後のアメリカ軍兵士たちを乗せてカブール国際空港を離陸した際、20年にわたった“自由民主主義陣営の挑戦”に幕が降ろされました。

「8月末までに米軍を完全撤退させる。役割は終わった」と宣言し、公約を完遂したバイデン政権。

しかし、それはアメリカとその友人たちが描いた“成功”を受けての栄光の離任ではなく、多くの犠牲者を出したうえでの完全なる失敗の結果の退避となってしまいました。

1975年のベトナム戦争のサイゴン陥落、1979年のイラン革命後の米大使館占拠事件へまずい対応、2021年2月に起こった10年にわたるミャンマー民主化の失敗、そして今回のカブール陥落はアメリカと自由主義世界にとっては、ぬぐえない大きな失敗として記憶されることでしょう。

「土足で踏み込んできた者たちが敗走し、私たちは完全なる独立を勝ち取ったのだ」

そう声高に叫んだタリバン勢力ですが、タリバンとアフガニスタンを待つ未来は、そう明るいものではないかもしれません。

一つ目の理由は【欧米・国際機関による対アフガニスタン支援の凍結・停止】です。タリバン勢力によるカブール陥落については、予想より早く実現してしまったものの、それ自身を批判して支援停止の決定を各国が行ったわけではありません。

8月15日の陥落を受けて、「予想していたよりもかなり早かったが、自国の軍隊を持ち、しっかりとした装備まで与えられているにもかかわらず、自国を守ろうとしない政権に肩入れする気はない」というバイデン大統領の言葉にもあるように、ガニ大統領は自国を捨てて逃亡し、政府軍はろくな反撃もしなかったことで、カブール陥落は概ね無血開城といえる状況で行われました。

問題はその実行者がタリバンであるということ。

20年前にタリバンが権力の座から引きずり降ろされた際に非難の的となった、数々の人権無視ともいえる行いが再現されるのではないかとの懸念が、欧米諸国の中で再燃したのが一番の理由でしょう。

タリバンはその疑いを払拭すべく、「女性の就学も就業も認める」「これ以上の争いは望まず、融和的な新政府を樹立する」という姿勢を公言してきましたが、人権重視という原理原則を掲げる欧州各国とバイデン政権はまったく信用せず、タリバンによる新しいアフガニスタンを承認せず、復興支援も凍結するという決定に至りました。

その決定に引きずられるように、統治の透明性や女性の権利、そして人権重視を支援の条件に掲げる国際機関も、即時に支援をストップしています。それに呼応して、IMFの対アフガニスタン融資も凍結、世界銀行のプロジェクトも凍結、国連各機関の復興事業も凍結といったように、ドミノ倒しのように20年間にわたった国造り・再興支援が止まりました。

アフガニスタンにとっては、海外からの支援が経済の6割から7割を占めているという統計もあり、それらがストップすることで、今後、タリバンが目指す国造りのモデルの見直しが必要となることを意味します。

その1つが、芥子の栽培の拡大によるアヘン・コカインといった麻薬取引の再開が資金源になる可能性で、これは実際には、すでにタリバンが勢力を伸ばす中、農民たちへの手厚い保護を盾に、どんどん再拡大している動きです。これは、今後、アフガニスタンの未来を占ううえで、何とか解決策を見つけなくてはいけない喫緊の課題です。

 

父が原因。あの松方弘樹がオレンジジュースに手を出せなかったウラ事情

ある世代には銀幕の大スタートして、またある世代には笑い上戸のバラエティ番組出演者として知られる松方弘樹氏。2017年に惜しまれつつ世を去った松方さんは、時代劇の人気俳優と元女優を父母に持つ芸能一家の長男として育ったサラブレッドでしたが、父親に対しては複雑な思いを抱いていたようです。今回のメルマガ『秘蔵! 昭和のスター・有名人が語る「私からお父さんお母さんへの手紙」』ではライターの根岸康雄さんが、松方さんが生前語った放蕩三昧の父、そしてそんな夫を支えた母とのエピソードを紹介しています。

 

松方弘樹「夫婦はわからない。オフクロに鼻で笑われたあの時、放蕩した親父がオフクロを亡くし早く逝きたかった心情」

松方弘樹といえば『仁義なき戦い』シリーズである。映画が公開されたのは私が高校生の時で、強烈なインパクトがあった。「のう、メシ食いに行かんかのう」とか何とか、仲間がみんな広島の呉弁になっていた。「神輿が勝手に歩けるゆうなら歩いてみいや」とか、「ささらもさらにしちゃれ(滅茶苦茶にしろ)」とか何とか。松方弘樹演じるヤクザのセリフを飲み屋で真似ると、今も同世代の親父の一部には大ウケである。憧れの銀幕スターだった。父親の近衛十四郎主演のテレビドラマ、『素浪人 月影兵庫』も小学校の頃に観ていた。クモが大嫌いでオカラが大好物、そんな月影兵庫は近衛十四郎の当たり役だった。(根岸康雄)

あーすごい人が俺の親父なんだ…と、…思った記憶が…

東京の赤羽の家に、親父が戦争から復員してきたのは、昭和21年。僕が4歳の頃だった。

当時の親父は30代の前半で、そりゃもう元気で。親父に遊んでもらった思い出といえば、戦時中防空壕があった家の前の小山に、ダーッと駆け上がった親父がてっぺんで腕を組み、「浩樹、ここまで上がって来い!」と。4、5歳の子供にとって30mほどの小山は、ものすごく高く感じるわけで。雑草をつかみ、四つんばいになって登りながら、

あー、すごい人が俺の親 父なんだ……

子供ながらにそう思った記憶が残っている。

新潟の長岡出身の親父は、9歳で芸能の世界に飛び込み、若い頃はマイナーな映画会社を渡り歩き、近衛十四郎一座という大衆演劇の座長として、全国を回る興行もやっていた。

オフクロは水川八重子という芸名の映画スターだった。親父と一緒になって女優はやめたが、戦時中、親父が召集されていた時は、オフクロが一座を継ぎ地方を回っていた。

復員した直後は戦後の混乱期で芸能界の仕事はなく、川口のオートレースに通っていた時でも、親父は家長として君臨していた。戦前の日本の多くの家がそうであったように、我が家も親父が絶対的な存在だった。食事のときは親父が箸をつけるまで、家族は食べ物に手をつけられなかったし、オフクロが親父に面と向かって口答えをした姿は、見たことがない。

昔は大方の親父が怖かったが、うちの親父も怖かった。僕にとって何が苦痛かといって、親父との夕飯の時で。酒を飲む親父だったから、晩酌がはじまると、食事の時間が長い。当時は仕事がなくて暇だったこともあって、食事に4時間も5時間もかかる。その間、僕は横に座って親父の相手をしなければならなかった。

あまり酒癖のいい親父ではなかった。酔っ払って親父がしゃべることといえば、戦地で痔でもないのに痔だといって尻を切り、前線行きを免れたとか、いつも同じ話で。

「歌を歌え!」と親父にいわれ、食卓の上に立って、ディック・ミネや岡晴夫の歌を唄ったこともよくあった。

 

中国は米露レベルまで核ミサイル保有数を拡大できない。専門家が断言する根拠

今年7月、中国が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の地下式格納施設(サイロ)を約120基も建設していると米大学が確認した、と主要メディアなどで報道されました。この中国「地下サイロ建設」の動きですが、軍事的には「核ミサイル」保有数の拡大を意味してるのでしょうか? 軍事アナリストの小川和久さんが主宰するメルマガ『NEWSを疑え!』の執筆者の一人である静岡県立大学グローバル地域センター特任准教授の西恭之さんは、中国が米・露と同規模に核ミサイルの数を拡大しているという可能性を否定。その根拠となる「核兵器物質」の保有量をあげ、実際の核ミサイル保有数を独自の分析で割り出しています。

核兵器物質から見た中国の核ミサイル数

中国が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の地下サイロを新たに数百基建設していることが、米国の官民の専門家に発見され、中国側の目的についてさまざまな憶測が飛び交っている。しかし、核兵器約320発を保有し200発強を配備している中国が、核戦力を現在の米国・ロシアの規模に拡大しようとしている可能性はほぼない。中国が配備できる核ミサイルの数の上限は、保有する核兵器物質の量で決まるが、中国は約730発分を生産した後、1987年に生産を停止しており、再開の動きはみられないからだ。

アメリカ科学者連盟(FAS)研究員のマット・コーダ氏とハンス・クリステンセン氏は今年2月24日、内モンゴル自治区西部のアルシャー盟ジランタイ(吉蘭泰)ロケット軍訓練場にミサイルサイロ16基が建設中とする、商業衛星写真の分析を発表した。コーダ氏とクリステンセン氏は2019年9月、新型サイロ1基とみられる施設がジランタイに建設中との分析を示していた。

ワシントンポストは6月30日、甘粛省酒泉市瓜州県の砂漠にミサイルサイロ119基が建設中という、ジェームズ・マーティン不拡散研究センター(CNS カリフォルニア州モントレー)による商業衛星写真の分析を報道した。同紙もCNSも、現場の地名を隣の市の名の「玉門」と呼称している。

FASのコーダ氏とクリステンセン氏は7月26日、新疆ウイグル自治区東部のクムル市(2016年1月までハミ市)にはジランタイおよび玉門のようにドームで覆われて建設中のサイロが14基、基礎工事中の19基があり、格子状の配置からすると最終的に120基が建設されるとの分析を示した。

米空軍大学の中国航空宇宙研究所(CASI)は8月12日、内モンゴル自治区西部のオルドス市ハンギン旗に、上記の3か所に似た工事現場があり、おそらく29基以上のサイロが建設中と発表した。根拠としては商業衛星写真を示した。

中国から米本土やハワイを攻撃可能なICBMは、旧式のDF-5A/B(東風5A/B)が10発ずつあり、サイロ配備型だが、平時は核弾頭を搭載していない。弾頭の数はDF-5Aが1発、DF-5Bが最大5発だが個別の目標へ誘導されない。後継機のDF-41(東風41)は自走式発射機に搭載されて2019年10月1日の建国70周年記念パレードに参加したが、米国防総省によるとサイロからも発射可能という。