韓国メダル獲得数世界16位の屈辱。東京五輪で「大不振」の原因は

国技のテコンドーでもすべての階級で優勝を逃すなど、東京五輪での不振が際立った韓国。メダル獲得数も前回リオ大会の8位から16位へと大幅に順位を下げてしまいましたが、その理由はどこにあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年を超える日本人著者が、龍谷大学社会学部教授の李相哲氏の分析を参考にしつつ、その「意外な原因」を紹介しています。

東京五輪での大不振=韓国

今回の東京五輪で、日本はよくがんばったが韓国はメダル数からいうと16位とふるわなかった。金は6個とっているが、4個はアーチェリーでのもの。いつもはメダル数からいえば6位とか8位とかにつけていた韓国。なぜに今回はこんなにも急にダウンしてしまったのか。

どこの国でも選手らは開催まで不安な日々を送ってきたことだろう。本当に開催されるのか。またお流れになるんじゃないのか。開催が危ぶまれる状況がずーっと続いてきた今回の東京2020五輪。結局は開催されたが、関係者の努力には拍手を送りたい。大会に参加した選手たちにも大きな拍手を送りたい。

韓国がなぜ今回こうもダウンしてしまったのか。選手らの開催に対する不安感は韓国の選手だけにあったのではない。日本も米国も中国もみないっしょだ。韓国のダウン現象には理由があると語るのがyoutube李相哲TVだ。これを参考に今回は書いてみたい。

今回のダウン現象を考えるまえに、押さえておかなければならないのが、パク・クネのときのこと。韓流がおおいに花開いていたときだったから、政府指導部は、携帯や半導体などの製品を売るのも重要だが、芸能やスポーツなどで国を盛り上げるのがもっと勢いもあり金にもなることだと考えた。それでスポーツ財団を作ってスポーツを奨励しようとしていた。大企業、大財閥から資金提供を受けてやろうとしていた。

その一つの表れが、サムソンの乗馬への支援だった。チェ・スンシルの国政壟断問題のあれだ。チェ・スンシルの娘(ジョン・ユラ)がその前にアジア大会で乗馬で金メダルをとっていたこともあり、サムソンのほうで外国から馬3匹を買って来て乗馬での優秀な成績を目指し、これで練習してほしいとして乗馬関係団体にこの馬を提供した(お馬さんは想像を絶するほど高い買い物だ)。ところで契約書をみれば、ジョン・ユラに贈与したという部分はなくてあくまでもサムソンの所有となっていたのだが、これが、サムソンの贈賄とみられ副会長であるイ・ジェヨン氏が逮捕されて今に至っている(8月13日に出所した)。

【関連】栗山監督が中田翔を見限る。日本ハム退団はほぼ確定、暴力行為の“問題児”を獲得する球団ゼロで迫る「現役引退」の現実味

この事件を受けて韓国の財閥たちの間に、スポーツに手を出すのは危険だというムードが生じ、スポーツからすーっと手を引いてしまったという。その中でもアーチェリーは現代の会長さんがアーチェリーの会長をしていることもあり、財力面で莫大な協力をしてきているおかげで、アーチェリー部門は今回も金4個と健闘した。五輪9連覇というじゃないか。これはこれで、すごいと思う。ただ、ものすごいサポートがあるらしい。選手の脳波を測定して一番安定なパフォーマンスを導き出す研究をするとか、矢を射る場所の風景を東京五輪のときの風景と同じような模型をつくって練習するとか、それはそれはものすごい研究があるようだ。

三木谷社長が何度もボヤいた。楽天グループの足を引っ張るモバイル事業

今月11日に行われた楽天グループの決算説明会で、「第4のキャリア」として参入した携帯電話事業が大きく足を引っ張っていることが明らかになりました。その原因を分析するのは、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さん。石川さんは今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で、赤字体質から脱却できない大きな要因としてKDDIとの「1GB500円」のローミング契約を挙げるとともに、今後の楽天モバイルの課題について考察しています。

 

楽天、ネット通販と金融は堅調も携帯電話事業が足を引っ張る――KDDIとの「1GB500円」ローミング契約がドツボ

8月11日、楽天グループの決算説明会が開催された。メディアやアナリストの関心は携帯電話事業が中心であった。

金融やネット通販が堅調に成長する中、やはり携帯電話事業が全体の足を引っ張っている。基地局整備などの初期投資が重くのしかかっているのだ。説明会では、三木谷浩史CEOが何度も「ローミング費用が高すぎる」とボヤいていたのが印象的であった。新規契約者を獲得しても、高すぎるローミング費用により、赤字体質から脱却できないでいるのだ。

KDDIへのローミング費用は1GBあたり500円と言われている。

楽天モバイルの料金プランは1GBまでゼロ円で、1~3GBは1,078円、3GB~20GBは2,178円、20GB以上で3,278円という設定だ。

仮にユーザーが楽天モバイルの自前ネットワークではなく、KDDIローミングエリアで5GBを使った場合、ユーザーは楽天モバイルに2,178円しか支払わないが、楽天モバイルはKDDIに約2,500円、支払う計算となる。

そもそも楽天モバイルとしては、1GB500円という条件を飲んだのが失敗だった。さらに、当初は、ローミングは2GBまでという設定であったが、本格サービス開始時には5GBまで引き上げた。これが結果として、赤字体質を生んでしまった。さらに、本来であれば月額2,980円だけの使い放題プランであれば、それでもなんとか500円が残ったが、階段制を導入したことで、利益が出ない設計になってしまった。

1GB500円を設定した当時は、ここまで料金競争が進むとは思ってもみなかったが、1GB500円を見直す条項を盛り込んでおけば、ここまで厳しい状態には追い込まれなかったのではないか。

今回の決算説明会でもうひとつ注目しておきたいのが実際の契約者数が判明したと言うことだ。これまで楽天モバイルは「累計契約申込数」を全面的にアピールしてきた。今回も6月までで累計契約申込数が442万という数字を訴求していたのだが、「楽天カードの顧客獲得スピードより4倍、楽天モバイルの方が早い」というスライドの中で、うっかりなのか、実際の契約者数を開示してしまっていた。今年3月現在で289万という数字だったのだが、同じ3月時点での累計契約申込数は351万なので、60万近い差が出ていることになる。

楽天モバイルではこの誤差を手続きなどで遅れているとしているが、やはり、それなりに契約したものの解約したというユーザーが多いのだろう。決算説明会でも、当初は電話番号の新規発行申し込みが多かったが、最近ではMNPによりメイン回線を移行してきたユーザーが増え、解約率の改善が見られるとしている。

楽天モバイルとしては早期に全国ネットワークを完成させつつ、MNPで移行してきたユーザーの満足度を上げ、解約されないようにいかに囲い込んでいくかが課題となってきそうだ。

【関連】栗山監督が中田翔を見限る。日本ハム退団はほぼ確定、暴力行為の“問題児”を獲得する球団ゼロで迫る現役引退の現実味

 

image by: StreetVJ / Shutterstock.com

始まったコロナ「インフラ崩壊」。職員感染でゴミ収集休止、JR渋谷駅員12人陽性etc. ライフライン断絶なら“人工透析難民”多数、医療崩壊に拍車も

浅草や上野などを抱える東京都台東区は、複数の清掃職員に新型コロナウイルスへの感染が確認されたとして、不燃ゴミの収集を8月末まで休止すると発表した。一方、JR東日本は渋谷駅の社員12人が新型コロナウイルスに感染したことを明かすなど、新規感染者が増加する中、「いよいよインフラ崩壊が始まった」と不安の声が広がっている。

収集休止&駅員感染…インフラ崩壊の恐怖が表面化

台東区によると、15日までに職員148人のうち16人が新型コロナに感染。保健所からクラスター認定はされていないものの、業務に必要な職員の確保が困難となったことから、16~31日に区内全域で「燃やさないごみ(不燃ごみ)」の収集を休止することを決めたという。

なお、燃やすごみ(可燃ごみ)、資源ごみ、粗大ごみは、通常通り収集する。人員が確保できないため、より多く出る可燃ごみの収集を優先させた形だ。

コロナ感染がインフラに影響を及ぼす中、JR東日本でも渋谷駅でみどりの窓口や改札などで業務を担当する社員12人の感染が明らかになった。

JR東日本によると、7月27日~8月12日に20代6人、30代3人、40代2人、50代1人の社員の陽性が判明したといい、感染経路は不明としている。

業務中は、常にマスクを着けており、いずれも体調不良になった後や、陽性が判明した後は休んでいて、濃厚接触者に当たる駅利用者はいないという。なお、クラスターではないため、列車運行などに影響はないと説明している。

【関連】京大教授が嘆く、ワクチンと死亡者数の関係を「数字」で理解できない人々

コロナ感染のリスクに晒されるエッセンシャルワーカー

恐れていた事態がいよいよ表面化してきたといっても過言ではない。

行政サービスや交通機関といった社会インフラを支える人たちにも広がり始めたコロナウイルスの恐怖。これまで大きなクラスターが出ていなかった業種でも続々と陽性者が出てきている。

清掃職員や鉄道社員は典型的なエッセンシャルワーカー(必要不可欠な労働者)であり、テレワークでは代替不可能な私たちの生活基盤を支える重要な仕事を担っている。

そんな彼らは感染リスクと常に隣り合わせで働いており、いつコロナを発症して業務を遂行できなくなってもおかしくない状態だ。

「今回のような感染がより広まれば、生活・社会インフラにも影響が及びかねません。電力、ガス、上下水道、通信、鉄道、道路、物流など、どれも私たちの生命維持には欠かせないもの。これらが万一ストップすれば、2次被害、3次被害が出てしまう可能性は十分に考えられます」(都内の病院に勤務する医療関係者)

北海道札幌市では今年春以降の新型コロナウイルス感染「第4波」で、人工透析を受けている患者118人が感染し、半数余りの53%の人が死亡していたことが市の調べでわかったとNHKが報じた。

亡くなった患者のほとんどは糖尿病や高血圧などの持病があり、重症化のリスクが特に高かったため、クラスターが相次いだことが背景にある。

ただでさえ医療が逼迫した状況が続いている中、そこに加えてライフラインまで寸断されてしまってはとんでもない事態になってしまう。

実際に2018年9月に発生した北海道胆振東部地震によって大規模な停電が起き、人工透析に支障をきたした病院が多数あった。自家発電で透析可能な施設もあったが、ほとんどの施設が患者の引受先探しに追われたという。

【関連】ラムダ株“隠蔽”の菅政権に「ふざけるな」国民激怒。人命より五輪、最凶ウイルス日本上陸を隠しクソ開会式を決行していた?

新型コロナの感染拡大が止まらず医療崩壊が叫ばれる中、インフラまで崩壊するような事態になることは絶対に避けなければならない。

成功者は「話し上手」という誤解。ビジネス心理研究家が明かす“意外な共有点”は

ビジネスで成功をおさめた億万長者たちに共通する能力と言われるのが「コミュニケーション能力」。しかし、この「コミュ力」はしばしば「話し上手」「自己アピール力」と誤解されがちです。成功者たちがビジネスを成功へと導いた本当の「能力」とは何だったのでしょうか? 8月2日に創刊されたばかりのメルマガ『神岡真司の人生逆転の心理術』著者で、法人対象のモチベーショントレーニングや組織活性コンサルティングなどで活躍するビジネス心理研究家の神岡真司さんは、ビジネスの上で欠かせない「人に好かれるための心得」を心理学の見地から解説するとともに、成功者が大事にしている「意外な能力」とその理由を明かしています。

※本記事は有料メルマガ『神岡真司の人生逆転の心理術』2021年8月9日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

いかにして人からの好意を多く獲得できるか?

皆さま、こんにちは。「人生逆転の心理術」をお届けするビジネス心理学講師の神岡真司です。

今回のテーマは 「いかにして人からの好意を多く獲得できるか 」について解説していきます。

米国での調査で、一代で1000万ドル以上(約10億円強)の資産を築いた成功者たちに、「あなたが成功するのに最も寄与した自分の能力は何だと思いますか?」と尋ねたところ、最も多かったのは、「コミュニケーション能力」だったそうです。

コミュニケーションを日本語で噛み砕いて言うと、「人と人との知覚・感情・思考の伝達や分かち合い」ということになります。相手と好意的な関係を作るのがうまい人といってもよいでしょう。

他人と好意的関係を作るのがうまければ、情報交換もスムーズで、多くのことで協力関係も築けます。

コミュニケーション能力の高い人というイメージでは、 よく勘違いしやすいのが、「話のうまい人」や「自己アピール力に長けた人」といった人物像です。しかし、これだと一方通行の自己主張の強い話し手といったイメージになってしまいますが、これは違います。コミュニケーションとは「相互理解」に他ならないからです。つまり、コミュニケーション能力の高い人に共通するのは、実際には「聞き上手な人」ともいえるのです。

自分の話したいことをペラペラ話すのではなく、相手に気分よく話させ、相手の意見を理解し、共感する能力の高い人こそが、コミュニケーション能力の高い人といえるからです。

誰でも自分の意見や話したいことを、相手が辛抱強く、よく聞いてくれると、大抵の人は気分がよくなります。ゆえに、相手に対しても好意をもつのです。

相手の話をうまく引き出し、しっかり聞いてあげることこそが、他人からの好意をもたれる秘訣といってもよいでしょう。

心理学では、「返報性の原理」というのが、よく知られています。

相手に好意をもつと、相手もこちらに好意をもってくれるという原理で、この場合は「好意の返報性」がはたらいていることになります。

反対に「悪意の返報性」というのもあります。相手を否定したり、嫌っていると、相手もあなたのことを嫌いになってくるのです。

こうしたことは、きっと経験したことがあるのではないでしょうか。

相手から好意をもたれるコミュニケーション能力こそ、磨かなければならないスキルといえるのです。

アフガン首都は陥落寸前。それでも米国がタリバン勢力を殲滅せぬ無責任

アフガニスタンで息を吹き返したタリバンの攻勢により首都カブール陥落の恐れが高まったとして、米軍部隊3,000人の増派を発表した米国防総省。しかしこの措置はあくまで一時的なもので、8月末のアフガンからの米軍完全撤退に変更はないとも明言しています。このアメリカのアフガン政策に対して批判的な感情を隠さないのは、元国連紛争調停官の島田久仁彦さん。島田さんは自身のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』で今回、アメリカに対して憤りにも似た疑問を感じる理由を明確にするとともに、中国やロシア、さらにアフガン周辺諸国それぞれの思惑を分析。その上で、蚊帳の外に置かれていると言っても過言ではないアフガニスタンの市井の人々についての思いを綴っています。

【関連】米アフガン撤退で思い出す、ベトナム戦争「アーミテージ氏の勇断」
【関連】池上彰氏の甘すぎる論考。米軍アフガン撤退で戦争は終結などしない

 

帰ってきたタリバン支配-米軍なきアフガニスタンが歩むいばらの道

今月に入ってタリバン勢力による政府軍への攻勢が止まりません。すでに北部タハール州のタロカン、サマンガン州のアイバラ、北部バルフ州のマザリシャリフ、クンドゥズ(交易と交通の要所)、北部ジョズジャン州の州都シェベルガン、南西部ニムルズ州の周到ザランジなど主要都市を制圧し、首都カブールも陥落寸前と聞きます。

多くの州都では、政府軍の兵士たちがタリバンからの攻勢に会い、次々とタリバン側に寝返っているという情報もあり、日に日にタリバンが国内の勢力圏を拡大している様子がうかがえます。

この状況に直面し、すでに8月末での全面撤退の方針を決めている米軍は、タリバンの拠点を空爆していますが、その規模と方法は非常に限定的であると言えます。おそらくアメリカは撤退に係る国際社会からの批判逃れで空爆をしているという見方が有力で、支持を約束したガニ大統領率いるアフガニスタン政府からの批判も交わしたいようです。

しかし、一方では「アメリカに対するテロに今後一切加担しない」ことを条件にタリバン勢力への全面的な攻撃は行わず、実際にはアメリカ政府はタリバンによる支配の復活を容認する姿勢ではないかとも思われます。その証拠にタリバンの幹部が滞在している中東カタールに米政府のアフガニスタン問題特使であるハルリサド氏が赴き協議を行っているようです。その詳しい協議内容はまだ漏れてきませんが、アメリカ軍撤退後のアフガニスタン統治に向けて何らかのアレンジメントがなされていると思われます。

それはまた8月10日の国防総省報道官の発言からも読み取れます。「アフガニスタン政府とは密接に協力するが、アフガニスタン政府軍も空軍戦力を保持ししている。ゆえに自国の未来と安全を切り開く責任も能力も、アフガニスタン政府は持っており、それはもうアメリカの責任ではない」との内容です。

メッセージを読み解くと、「8月末までの全面撤退の方針に変更なし」ということであり、もっと踏み込むと、「アメリカ政府(バイデン政権)はすでにガニ大統領率いるアフガニスタン政府を見限った」というようにも理解できます。

 

無神経なロシアに日本が示し続けるべき、ソ連「スパイ事件」の違法性

長崎に原爆が投下された日であり、ソ連が日ソ不可侵条約を一方的に破って日本への侵攻を開始した日である8月9日、ロシアの情報機関が「日本がソ連で破壊工作を準備していた」とする機密文書を開示しました。自らの不法行為を正当化する動きの一つに過ぎませんが、こうした地道な主張こそ日本政府が国際社会に向けて取り続けなければならない態度と伝えるのは、メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストの小川和久さんです。小川さんは今回、ソ連による諜報活動として「ゾルゲ事件」を取り上げ、忘れていないと示し続けることが重要と訴えています。

ロシアよ、情報戦はお互い様だ

東京オリンピックが終わり、祭りのあとの寂しさが漂っていますが、日本にとっては広島と長崎の原爆記念日、終戦記念日と続く、戦争と平和を考える重要な時期でもあります。そういう日本の神経を逆なでするような動きをした国があります。ロシアです。

「ロシア通信によると、ロシアの情報機関、連邦保安局(FSB)は、第2次世界大戦末期にソ連が対日参戦してから9日で76年となったのに合わせ、『日本がソ連で破壊工作を準備していた』とする機密文書を初めて開示した。

 

ソ連は1945年8月、日ソ中立条約を一方的に破って対日参戦し、日本のポツダム宣言受諾後に北方4島を占領した。文書の開示で、対日参戦と北方領土の不法占拠を正当化する狙いがあるとみられる。

 

開示されたのは、FSBの前身であるソ連国家保安委員会(KGB)が保管していた複数の文書で、ロシア通信が内容を報じた。

 

日ソ中立条約を締結後の43年7月に日本の関東軍が作成したとする資料に、ソ連領内の鉄道や飛行場、通信回線の破壊を想定した訓練に関する記述があったと主張している」(8月10日付読売新聞)

戦後76年も経ったのに、国際世論を動かしていささかでもロシアに違法行為を認めさせることができていない日本は、世界から外交的能力について疑問を持たれていることは言うまでもありません。

しかし、上記のFSBの動きについて言うなら、1941年4月に日ソ中立条約が締結される前からソ連が日本で諜報活動を行ったゾルゲ事件のことを持ち出さない訳にはいきません。

ゾルゲ事件とは対米戦争突入直前の日本を震撼させたソ連軍情報部員リヒャルト・ゾルゲらによるスパイ事件です。ドイツの新聞の特派員として在日ドイツ大使館と関係を結んだゾルゲは、近衛文麿首相のブレーンで南満州鉄道嘱託だった尾崎秀実らの協力を得て、日本の南進政策決定の情報などをソ連に伝え、ソ連は日本軍に背後を突かれる心配なくドイツとの戦争に兵力を集中することができるようになりました。ゾルゲは駐日ドイツ大使オイゲン・オットにも食い込んでおり、ドイツ軍のソ連侵攻の日時もそこからもたらされたものです。

ゾルゲと尾崎が1941年10月に治安維持法や軍機保護法などの違反容疑で逮捕されたほか、検挙者は30人を超えました。2人はロシア革命記念日の1944年11月7日に巣鴨拘置所で処刑されました。ゾルゲの墓は多磨霊園にあり、戦後も毎年11月7日にはソ連とロシアの大使館から大使や制服姿の駐在武官が墓参しています。

今回のFSBの文書開示に対しては、日本政府はその事実と墓参の画像などを公表し、反論の形を取らなければなりません。負け犬の遠吠えにならないよう、しかしソ連とロシアがしたことは決して忘れないという毅然たる姿勢を示し続けることが求められています。外交にはこうした小さな積み重ねが重要なのです。(小川和久)

image by: Shutterstock.com

なぜ、昨今のクイズ番組にあふれる「高学歴芸人」は面白くないのか?

「テレビをつければクイズ番組に当たる」といっても過言ではないほど、昨今はタレントや芸人が出演する難問系クイズ番組をよく見かけます。中でも、高学歴であることをウリにしたお笑い芸人が難解な問題にチャレンジする様子を放送するクイズ番組が激増しました。「謝罪のプロ」として知られ、さらに「危機管理のプロ」としてコンプライアンス研修の講師も務める増沢隆太さんは、まぐまぐのコンテンツプラットフォーム「mine」内で、こうした「高学歴」であることや「ビジネスでの成功」を強調するお笑い芸人が「つまらなくなった」理由について私見を述べるとともに、「お笑い」を生業とする「芸人」という仕事のあり方について持論を展開しています。

高学歴を売り物にしたり、笑い以外のビジネスで「成功」する人は芸人なのだろうか?

今、テレビ番組を見渡せば、バラエティはクイズ、ドラマは刑事ものが圧倒する。これは制作費やクレーマー対応という、がんじがらめの状況を象徴する。ひょうきん族や全員集合、コント55号やゲバゲバ90分といった昭和のテレビバラエティ全盛期を堪能できた世代として、現状の規制だらけの番組制作を強いられる制作者や芸能人の皆さんには心から同情申し上げる。特に本格的コント番組は、制作費がかさむことや、言葉狩りのようなごく一部のクレーマーによるスポンサーへの気遣いからほとんど減った。

クイズ番組も、かつてのような普通の素人参加型のようなものは限りなく減り、代わって東大生や高学歴有名人、インテリ芸能人による難問が増えている。同時に、クイズ番組で活躍するインテリ芸人と呼ばれる人たちを生んだ。弟子修行せずともプロダクションの養成学校を経ることで芸人になれる道もでき、東大やらハーバード大やら、高学歴を売り物にする芸人もどんどん出ている。

しかし、こうした高学歴芸人は、笑いで勝負できているのだろうか。ネタ番組も減り、ひな段トークなど機会も限られている環境は同情できる。しかし芸人である以上、わずかなチャンスをも逃さず笑いを取りにいくように見えないのはどうなのか。

笑いへのガッツ

明日のスターを夢見る芸人さんたちは、コンテストや深夜のガヤ番組でも必死に爪痕を残そうと頑張っている。高学歴芸人と呼ばれる人々は、どちらかといえば深夜番組で熱湯を浴びたりやローション相撲するより、笑いではないニュース特番系バラエティやNHKなどで見かけることが多いように感じる。

中にはビジネスでの成功を語る講演やセミナーで活躍する人もいるが、正に本末転倒としかいいようがない。

必死にわずかなチャンスも活かそうと、ガヤなのに食いついてくるようなギラギラしたアクや、せっかくのチャンスを得てもうまく回せずに大スベりのような、これはこれでバラエティとしては「あり」なオチになることも少なくない。もちろん芸能は笑いだけではない以上、全員が笑いをとらなければならないものではない。しかしそれは芸能人一般のことであって、少なくとも俳優や歌手などのシリアスな本業を目指すならばの話である。

元スポーツ選手のような、単なるタレントと呼ばれる人たちもいる。こうした人たちが緩い笑いを取ることに問題はない。本業があるからだ。では高学歴「芸人」はどうか? 芸人部分がなければ、それはただの高学歴者である。高学歴であることに一定の価値があるのは、現在の社会では当然であり、少子化でかつてほどの厳しさは無くなってきているものの、高偏差値大学のハードルは厳然と存在する。

優秀な販売員は、誰かに「褒められたとき」に何をしているのか?

プロとしての意識が高い人は、常に「次」につながる一手を考え続けているようです。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、褒められたときであっても忘れたくない、「成長を続けていくために求められる感覚」を紹介。満足だけで終わらないことの大切さを説いています。

褒められた時ほど

仕事をしていると、いつかどこかで誰かに褒められる機会があると思います。お客様に褒めてもらうこともあるかもしれませんが、例えば上司や先輩などに褒めてもらえることもあるのではないでしょうか。

そういう時、「やった!褒められた!」と喜びを噛み締める人も多いでしょうが(私もそうです)、本当にプロとしての意識が高い人ほど、それで満足をしないなと思わされるものです。勝って兜の緒を締めよとはよく言われますが、褒められた時ほど、それで満足をせずに反省点を探したりして、次はさらに良い結果を残そうとする人はいるのですね。

昔、上司と話していた時にこんなことがありました。

その上司はある店の店長だったのですが、店の売り上げ記録を達成した時に、当時の社長からそれはもう褒められていました。当時ではあくまでも理想の数字というレベルの数字を実際に上げて見せたので、社長は当然喜び、上司を盛大に褒めてくれていたわけです。私もそのメンバーの一員だったので、社長に褒められたということに有頂天になり、とても嬉しく感じていました。

しかしその上司はというと、褒められたことは素直に喜び受け取りながらも、その場で社長に「結果は良かったですが、でも反省しないといけないこともあると思います。今はこういう問題があると思っているんですけど、社長から見て何か気になることはありませんか?」と尋ねたのです。

正直私は驚きました。だって今の今、結果を出して褒められたところで、反省を口にしているのです。でも社長の口からは、まずは喜びの声が出つつも、「そうだな、今はこういうところがあるから改善していかないとな」という声が出てきました。本当の意味で結果を出す人ほど、成果を上げた時、周りから褒められた時でも、それで満足せずに先を見据えて改善をしていくのだと思いっきり学ばせてもらったものです。

販売員として店頭に立っていて成果を出すと、確かに褒められる機会はあります。そこで「良かった良かった」と満足すること自体はとても簡単なことですが、満足をした時点で、それ以上の結果を生み出すことはできなくなります。将来をさらに良いものにしていくためには、たとえ結果を出して褒められていても、そこに隠れている改善点を見つめ直して、さらなる修正をすべきなのです。

私も今はその教訓を生かして、仕事で取引先にお褒めの言葉をいただけても、反省点は何か無いか探していますし、自分でわからないことがあれば取引先に直で聞いてみたりもします。

褒められた時ほど、足りない部分は見えなくなりがちです。その瞬間に何に意識を向けなければいけないのか。成長を続けていくためには、こうした感覚も求められるのではないでしょうか。

今日の質問です。

  • ここ最近で、誰かに何かを褒められたことはありませんか?
  • その内容について、改善しなければいけないと感じることは何ですか?もしわからなければ、褒めてくれた人に聞いてみましょう。

image by: Shutterstock.com

なぜ幼少期に刷り込まれた「親の教え」は人を一生縛り続けるのか?

幼い頃に親に教わったことは、自分の人生の基盤を作ります。しかし、それに縛られすぎてしまい、大人になっても親の教えの悪い部分から抜け出せないという人も多いのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『東北の人気メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では、著者で心理カウンセラーの吉田こうじさんが、自身も親の教えに縛られてきたとして、その体験を明かすとともに「呪縛から脱却する方法」についてお話ししています。

幼い頃に身につけた親の教えを改めて疑ってみよう

僕は幼い頃に「世の中には悪人が多い」ということを、何かにつけては母親から教え込まされていました。友達関係についても「あんな子と遊んではダメ」と、何かと口を挟んできたことを覚えてます。

そうやって友達関係にまで「親の価値観」でいいとか悪いとかジャッジを受けているうちに、いつしか自分の選択や決断を、自分で信じることができない、周りの顔色を伺う子供になっていきました。

自分で自分のことを疑い信じることができない…。つまり自分に自信を失っていたのです。

自分のことを信じられないということは、他人のことも信じることができません。なので、他人に心を開くことができない、恥ずかしがり屋で内気で、癇癪持ちな子供でした。

私たちは幼い頃から体験を通して与えられた環境を生き延びる術を身につけていきます。そして、その時、最善と思われる術を使って生き延びているうちに、いつしかそれが習慣化(癖)となり、あたかも持って生まれた人格かのように心の奥深くまで浸透していきます。

当時の僕が身につけた最善の生き残り策は、たとえば

  • とにかく目立たないこと
  • 表面上愛想よく取り繕うこと
  • 取り繕うために嘘を磨くこと
  • 本音がバレないようにすること

こんな感じでした。なので、近所の人たちからは愛想のいい可愛い坊ちゃんみたいなことをよく言われてました^_^

でも、心の中では、いつも何かに怯えて何かが心配で、後ろめたさをずっと抱えていました。そして、そんなビクビクしなければならない社会全体に対して、漠然とした憤りも感じてました。他人の幸福を妬み、他人の失敗を非難するばかりで、自分自身が本気で幸せになるために前向きな努力をすることは完全に放棄していたのです。

まだNYは大丈夫。在米日本人が偶然遭遇したこの街の「真の魅力」

先日掲載の「コロナ関連の規制もほぼ解除。ワクチン接種率7割に達したNYの今」等の記事で、コロナ禍を乗り越えたアメリカの様子をライブ感を持って伝え続けてくださる、NY在住の人気ブロガー・りばてぃさん。そんなりばてぃさんは先日、この街の本当の魅力を感じるとともに、文化的活動が意識している以上に我々の生活を支えていると思うに至る経験を得たといいます。今回のメルマガ『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』ではりばてぃさんが、ハドソン川に新たに建設された人工島・リトルアイランドで偶然遭遇した、とあるイベントのリハーサルの模様とそのイベントが企画された背景について紹介するとともに、そこで抱いた感情を綴っています。

【関連】コロナ関連の規制もほぼ解除。ワクチン接種率7割に達したNYの今
【関連】日本のはるか先を行く。ワクチン接種率7割到達で飲食店も賑わうNYの今

 

ニューヨークは復興するのかしないのか?

(1)NYの復興を考える

メルマガやYouTube動画でワクチン接種が進んだニューヨークはすっかりコロナ後の雰囲気で一気に経済再開が進んでいるとお伝えしてきましたが、果たしてこの復興モードはいつまで続くのか?企業は未だに多くがリモートワークです。中には永遠にリモートワークにした企業もありますし、もしくは、オフィス自体を一旦解約し、新たなオフィスをオープンするのは未定という企業も少なくありません。

逆に早速オフィスをオープンし従業員をオフィスに戻そうという動きも出ていますが、一方でリモートワークに慣れてしまったことでオフィスに戻りたくない社員は思いのほか多いそうで、出勤しても週2回までとか、週休3日は成り立つのか?みたいな話題が散見されます。

しまいにはオフィス勤務するくらいなら転職する人も出てまして、これについてブルームバーグが少し前に報じてましたが、実際、友人の会社でも同じ理由で転職する人がでていて人材不足に陥っているのだそうです。そうです、報道機関が一部の珍しい人たちの珍しい行動を取り上げているのではなく、本当にアメリカ人はオフィスに出るくらいなら転職するといって転職をはじめているのです。

加えて、コロナのパンデミック経験が精神的な安定や何が自分にとって幸せか、時間の使い方などなどを考えるきっかけになったようで転職する人の増加を後押ししているのだとか。

そんなわけでブルームバーグに限らず様々なメディアが関連事情を報じはじめています。

ご参考:

Employees Are Quitting Instead of Giving Up Working From Home

As The Pandemic Recedes, Millions Of Workers Are Saying ‘I Quit’

ニューヨークの話に戻りますが、オフィスに戻る従業員もいるけども転職するという人もニューヨークにもいるわけで、街を歩くと人が戻ってきた印象はあるものの、コロナ以前同様の経済的な動きがあるかというと様子見の部分もまだまだ多いのではと感じています。

特にビジネス会食や出張はまだ制限されているので個々人では復興消費が増えているけども、企業ごとではどうなのか?旅行や出張者が多かったニューヨークはこのまま戻らないのではないか?なんて心配の声は当然あるわけなのです。

実際はもう少し様子見が必要ですが、NYは復興するのかどうか考える材料になるエピソードがあったので、前置きが長くなりましたがご紹介したいと思います。

そのエピソードとは、今朝、YouTubeで公開したプロのミュージカル歌手によるディズニー映画『ヘラクレス』の名曲「Go The Distance」に関するお話。

これリハーサルのワンシーンですがリハーサルとは思えないほどの大盛り上がり。なぜそれほど盛り上がったのか?その背景を考えることでNYはまだまだ大丈夫と思えたので皆さんにもシェアしたいと思います。