「日本はLGBTの子どもを十分に守っていない」人権団体が指摘

5月6日、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(以下、HRW)が、日本国内のLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の若年者約450名を対象に実施した“いじめに関する調査”の報告書を発表した。

同報告書のタイトルは『出る杭は打たれる:日本の学校におけるLGBT生徒へのいじめと排除』で、86%の子供が学校で同級生等からのLGBTに関する暴言を経験し、そのうち29%には教員も加担していたことが明らかになった。また、生徒間の暴言やいじめを目撃しても“見ないふり”をして、いじめに対応してくれなかったという回答も多かった。

2011年に滋賀県大津市の中学校で起こったいじめによる自殺事件を受けて、日本では2013年に『いじめ防止対策推進法』が成立・施行された。同法第11条に基づき文部科学省が策定した『いじめ防止基本方針』について、同報告書は「日本の学校には、権利よりも風紀と和の維持を優先する風潮がある。国のいじめ防止基本方針は、いじめは生徒の権利を著しく侵害するとしているが、いじめ防止対策の1つとして規範意識などを育むための道徳教育を推進している」と、日本政府の形式的な対応を批判した。

教員もLGBTいじめに加担……問われる教育現場の意識

イギリスのゲイ専門メディア『Gay Star News』は、「教員研修が不足していることも、いじめ問題の原因のひとつだ。教員らは、自身ではいじめに対処できないと感じている」と指摘。教員の個人的努力に依存するのではなく、組織的な改革の必要性を強調した。

さらに、「(日本の)学校では通常、厳しい“ドレスコード”や“行動規範”が存在する。このことも、トランスジェンダーの生徒にとってはより一層プレッシャーとなっている」と、校則にも問題があることも指摘した。“皆と同じこと”を重んじる教育方針、日本社会全体に漂う“同調圧力”も差別に繋がっているとされている。

「日本は欧米に比べて遅れている」しかし、「もともと同性愛に寛容な国だった」

AFP通信は、「近年、LGBTは世の中に幅広く受け入れられるようになってきた。それにもかかわらず、ゲイの権利や同性婚に関して、日本はアメリカやその他多くの欧米諸国に遅れをとっている」と批判し、基本的にはHRWの報告書の内容に同調した。

しかし同時に、性的マイノリティへの差別意識はもともと西洋文化からもたらされたものだという歴史的背景も紹介した。

以下は、AFP通信の記事からの引用である。「歴史的に、日本は同性愛にはかなり寛容な国だった。文献によると、封建時代のサムライ・武士には男性の恋人がいたことが明らかになっている。また、浮世絵・木版画などの伝統的芸術作品には、同性間の性交渉も描かれている。

しかし、19世紀後半以降に日本が産業化・近代化の時代を迎えるとともに、西洋諸国から同性愛に対する偏見も輸入され、次第に日本社会に浸透していった」

今回のHRWの報告書に関しては、LGBTに対するいじめに加担していた教員が少なからず存在していたことに衝撃を受けた人が多かったようだ。本来、生徒を教え諭すべき教員がいじめに積極的に加わるなど言語道断だ。しかし、“見ないふり”をした教員の中には、本当は助けたいと思いつつ日々の業務量の多さに忙殺され、無力感を感じていた人もいたのではないだろうか。

教員現場で働く教員を個人的に責めるのではなく、教員が心の余裕と正しい知識をもって生徒ひとりひとりと向き合えるような“仕組み作り”が大切だ。

(北川恭子)

 

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中国外相、エゴ丸出し。それでも日本が冷静に考えるべき2つのこと

4月30日に行われた日中外相会談。中国の王毅外交部長が両国の関係改善について日本に突きつけた「歴史を反省せよ」「もっと中国と対等に向き合うべき」などの「4つの要求」がネット上で話題になっています。一方的な物言いに反発意見も多いのですが…、この件ついて、無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』の著者で戦略学者の奥山真司さんが、独自の見解を述べています。

中国 王毅 外交部長の要求を冷酷に利用することこそが戦略

おくやまです。すでにご存知かもしれませんが、北京を訪れていた岸田外相がカウンターパートである外交部長の王毅(おうき:Wang Yi)と会談し、彼から日本に対して、国交関係改善のための「4つの要求」をされたというニュースがありました。

中国外相、日本に脅威論あおらないなど要求

この4つの要求ですが、まとめますと、

  1. 歴史を反省し「1つの中国」の政策を厳守すること
  2. 「中国脅威論」や「中国経済衰退論」をまき散らさないこと
  3. 経済面で中国を対等に扱うこと(後進国扱いするな?)
  4. 国際・地域協力で中国への対抗心を捨てること

という中国のエゴ丸出しのもの。これに対する日本側の反応は、当然のごとく「日本国民の神経を逆なでするものだ」というものであり、

「なんて上から目線だ」
「その反対のことを主張してやれ」
「言いっ放しにされている外務省は役立たずだ」

というコメントがネット界隈でも多く見られます。もちろん私も最初にこの中国側の厚顔無恥な声明を聞いたときに、まさに同じ様な感想を抱いたわけですが、同時に戦略を考える身として、こう考えます。それは、「戦略家としてはこの国民に湧き上がる感情を利用しなくてはならない」ということです。

すでにお読みになった方は十分ご存知かと思いますが、私が編訳したルトワックの『中国4.0』では、大国が「激情」に襲われて大きな間違いを犯した例として、日本やアメリカの過去の例を引き合いに出しながら、中国の2.0という自滅的な戦略への転換を挙げております。

つまりルトワックによれば、中国は2008年のリーマン・ショック後に「西洋列強から受けてきた『百年恥辱』を今こそ晴らさん」という激情に襲われて、積極的かつ攻撃的な対外政策(2.0)に舵を切ったということなのです。

もちろんこれは計算されていたものではなく、むしろその異様な大国意識のおかげで中国は周辺国の警戒感を呼び起こしてバランシングを受けることになり、以前よりも弱い立場におかれるようになった、というのがルトワックの分析です。

ようするに、ここでルトワックは、えてして「大国の抱える集合的な激情は、国の進路や戦略を誤らせるものである」というネガティブな意味でとらえており、これに警戒しなければならないと示唆しております。

そこで、私はこの「激情」についてもう1つ別のことを指摘しておきます。それは、「戦略家として、この激情をどう利用するかを考える」ということです。

男から「今夜、一緒に過ごさない?」はNG。目からウロコの恋愛テク

最近は男性より気の強い女性が増えたようですが、「引っ張っていってくれる男」が理想という女性の意見もよく聞きますよね。果たして、男女関係のイニシアティブはどちらが握るべきか…その答えを『メイド喫茶元オーナーが教えるサブカル恋愛塾』の著者、ヒロNさんが教えます。モテたい男性、必読です。

恋愛リード役は男子?女子?

「世界一貧しい大統領」という本にもなった、ウルグアイの元大統領、80歳のおじいちゃん、ムヒカ氏がこの前来日し、その様子が特番にもなりました。

この時、学生を前に講演したムヒカ氏に質問した学生。

「人間は、やはり争いごとを避けることはできないと思います。たとえば、僕がある女性を好きだったとして、その子を好きな男が他にもいれば、どうしても争いになっちゃうじゃないですか」みたいな。

それに対して、ムヒカ氏は、

「争いという前に、あなたは、彼女の気持ちを考えたことがありますか?恋愛というのは、彼女の気持ちで決まるのですよ」
みたいな回答をしました。

ううむ、なかなかわかってらっしゃるムヒカ元大統領。

しかし、一方、よく、ラブラブになってる女子が、

「彼に押されているうちに、好きになっちゃいました」

なんてことをのたまうことがある。

さらに、「彼にリードされたい」とかね、そういう発言も。

しかし、またまた一方、この前、鳥取県の婚活を薦めるパンフレットに

「女性は受身で、男性から『好き!』と言われると好きになる傾向があります」

と書いてしまったおかげで、女性差別だ!とか物議を醸し、せっかく作ったパンフを回収するハメになったとか。

恋愛って、そもそも男性がリードするべきなのか、女性がリードするべきなのか

どっちなんだい!とわからなくなることにもなりますよね。

安倍総理の根回し大失敗。それでも伊勢志摩サミットを開催する理由

5月26、27日に行われる「伊勢志摩サミット」。かつては国際会議を開催すれば観光客も増え、経済効果が期待できるとされていましたが、現在は警備の都合上各国首脳たちが気軽に外出することもなくなり、地元からは一部反対の声も上がっています。にもかかわらず安倍総理がここまでサミット開催に力を入れる理由とは? 無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』で詳しく解説されています。

サミット直前、国際会議の招致で経済効果はあるのか?

本日は伊勢志摩サミット開催直前ということで、サミットの話をしたい。今回のサミット会場付近の伊勢志摩では観光客が減少しているともいわれる。私はこれまで30回ほどサミットの取材に行ったが、観光客の減少という側面のみならずサミットの意義が相当薄れてきていると感じる。

サミットの意義が薄れ始めた時期

北海道洞爺湖サミット(2008年)からG20、ロシアといった参加者も増え、意見の収拾がつかず、取るに足りないような共同声明を出すようになった。これらのことからもサミットの意義がなくなりつつあるように思う。

昔はステータスだったが…

今回の伊勢志摩サミットでは警備の話題が盛んに出ているが、安倍首相はこれから日本で国際会議を多数開催していく意向のようだ。だいぶ昔、国際会議を開催する意義は国威発揚であり、自国は安全だという宣伝にもなり、さらに世界の首脳が来ることで日本が世界の中心となるということが、一つのステータスであった。しかしながら今や国際会議を開催することに皆、賛成しているわけではなく、そういう意味からも今回の伊勢志摩サミットの開催を必ずしも皆、喜んでいるわけではないというように思う。

日本に来る留学生が初の20万人超え。311以降に起きたある逆転現象とは?

2011年に発生した東日本大震災の影響で、日本に来る留学生の数が著しく減少した日本ですが、2015年には海外から日本に来た留学生の数が初めて20万人を越えたと、The PIE Newsが報じています。日本語や日本の文化、技術を学びたいという留学生にとって、そして日本の教育業界のマーケットにとっても大きな回復の兆しとなりそうです。

昨年と比較して13.3%の増加 日本語習得の目的が最多

日本へ留学するため滞在した留学生の数は、昨年比13.3%増加したことによって、20万8379人という初の20万人越え快挙を成し遂げました

語学関連の業界においても、日本語を学ぶ留学生の数は25.2%も増加し56,317人という数にのぼったことは大きな変化です。

高等教育を受ける留学生の数が統計のほとんどの割合を占め、昨年度の統計と比較して9.3%も増加しました。

中でも、専門的な職業に関連した教科を習得できる高等教育の留学生が38,654人に増えました。

やはり、日本でプロフェッショナルな仕事の技術を手に入れたいと思う若者が増えたからでしょうか。

大学に関しては3年目の学期に日本へ来る留学生の数がもっとも多く67,472人でした。

また、2014年には減少していたものの、大学院生の数は4万1,398人。

大学へ入るためのコースを受けた留学生はたったの2,607名でしたが、18.7%というかなりの増加率です。

このうち、中国人留学生の占める割合が最も多いのですが、数は伸び悩み2015年には0.3%減少して94,111人とのこと。

減少したとはいえ、やはり中国人留学生の数は相変わらず多いようですね。

トップ3ヶ国は、韓国を差し置いて、中国、ネパール、ベトナムという意外な結果

一方で、ベトナムからの留学生はなんと47.1%という著しい増加を遂げ12,443名に。

ネパールに関しては55.5%アップの16,250名で、中国に続きこれらの国が留学生市場を占めるトップ3ヶ国となります。

また、初めて韓国人留学生(今回3.2%減少)を上回ったことも、2015年の大きな特徴といえるでしょう。

大学別に見ると、最も多いのは早稲田大学で、受け入れ留学生は4,603名、続いて東京大学は2,990名、そして日本経済大学は2,835名とのことです。

留学生30万人計画まであと一歩 今後の政府の対応策にも期待

留学生数を増やすことに成功した戦略的な一因としては、7.7億円という政府からの投資があったことが大きかったようです。

早稲田では、外国語で授業を受けることができるようにするなどして、8%から19%という倍以上の留学生増加に成功しました。

このように、2020年までに30万人の留学生を獲得すると安倍首相が提言した通り、「留学生30万人計画」の実現化に近づきつつあるのではないでしょうか。

日本経済の低迷が囁かれる中、シンガポールやタイなどの東南アジアの国々のパワーに押され気味の日本ですが、そうはいってもまだまだ経済大国。

日本独自の文化や言語に魅力を感じた、もしくは本格的に職を手に入れたいと思ったことで技術を学びに来る留学生が増えているのもうなずけます

観光やバケーションだけでは得られない日本での体験を、各国の若者達にもっともっと体験してもらいたいと思いますが、そこには政府の支援が不可欠といえるでしょう。

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source by: The PIE News, 日本留学総合情報ガイド

文/臼井史佳

なぜ「何でも気軽に教えてくれる父親」の子は勉強嫌いにならないのか

「お父さん、これどうやって解くの?」。宿題をしているお子さんに質問された時、あなたは何と答えていますか? 子どものためを思って「自分でよく考えてみなさい」などと口にしていませんか? でもその答え、お子さんの勉強嫌いの原因になっているかもしれませんよ。無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』で、その理由が記されています。

わからないことはどんどん教えてあげよう

私は今から15年くらい前にパソコン教室に通っていました。パソコンが苦手で、「このままではいけない」と思ったからです。

いつもは教師として子どもたちに勉強を教えている私でしたが、パソコン教室で教わる立場になれたのはとても新鮮な体験でした。

教室では、ある人はエクセル、またある人はプログラミングというように各自のコースが決まっていて、テキストや映像を見ながら自分で学習を進めます。そして、わからないことがあったときは手を挙げてインストラクターを呼びます。

この方法は自分のペースで進められてとてもよいと思いました。何よりありがたかったのは、わからないときすぐ教えてもらえるということでした。しかも、何度同じことを聞いても優しく教えてもらえるのです。

そのおかげで楽しく快調に学習を進めることができ、いくつかのコースを修了することができました。

私は、わからないときすぐ教えてもらえるということは本当にありがたいことだと実感しました。それで、私は「子どもたちに勉強を教えるときもこれが大切なのだ」と気づきました。

私たちは、子どもが勉強でわからないとき「自分でよく考えなさい」と言います。もちろん、もともと学力が高い子に教えるときなど、この方がよい場合もあるかも知れません。

でも、そうでない子の場合これが大きな苦痛になり、それで勉強が嫌いになっていることも多いのです。私もパソコン教室でわからないことがあったとき、その度に「自分でよく考えて」と言われていたらすぐ嫌になってしまったと思います。

子どもたちにももっと気軽に教えてあげて快調にどんどん進ませてあげた方がよい結果を得られる、ということもあると思います。

初出『Smile1』(学研エデュケーショナル)

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40〜50代、働き盛りの病気のシグナル「黄疸(おうだん)」とは?

40〜50代といえば、まだまだ働き盛りの年代。職場の第一線で活躍している人も多いでしょう。

同時に、身体のあちこちに不具合が生じ、病気にかかりやすくなる年齢でもあります。

人間の身体は、健康が損なわれると直接的・間接的に何らかのシグナルを出します。このシグナルに早期に気づくことで、重症化を防げる病気は少なくありません。

ここでは、そんな病気のシグナルのひとつである「黄疸(おうだん)」について解説します。

血液中のビリルビンが増加した状態=黄疸

「黄疸」とは、皮膚や白眼などが黄色くなった状態を指します。

これは、血液中に含まれる黄色い色素「ビリルビン」の濃度が高くなった状態です。

肝臓や胆嚢に病気がある場合や、胆管の閉塞などの異常がある場合に発生します。

組織が黄色くなるほか、全身の倦怠感(だるさ)や皮膚のかゆみが生じる、尿の色が濃くなるなどの症状が出ることもあります。

病気のシグナルとしては気づきやすい部類に入るでしょう。

黄疸が生じたら、放置せずにただちに消化器内科を受診してください。

黄疸はなぜ起こる?

古い赤血球や損傷した赤血球は、主に脾臓(ひぞう)で取り除かれます。

その際、赤血球中に含まれるヘモグロビンは、「ビリルビン」という緑がかった黄色の物質へと分解されます。

ビリルビンは血液に入って肝臓に運ばれ、胆汁の成分として胆嚢に蓄えられ、その後腸の中に排出されます。ビリルビンを胆汁にうまく排出できなくなると、血液中の量が増えることになります。

過剰なビリルビンが皮膚や粘膜などに沈着した結果、黄疸として現れるのです。

なお、ミカンなどを連日過剰に摂取すると、手のひらが黄色くなることがあります。これは「柑皮症」(かんぴしょう)と言って、黄疸とは異なり病気の心配はありません。

急性肝炎などが原因で起こる

黄疸を起こす代表的な疾患は「急性肝炎」です。

急性肝炎は、ウイルス感染、薬剤、アルコール、自己免疫など、さまざまな原因で起こります。一方、「慢性肝炎」の場合は通常は黄疸が出ません。

また、「肝硬変」でも黄疸が生じる場合がありますが、これは肝細胞の機能がかなり低下していることを意味しています。

ほかに、「閉塞性黄疸」があります。これは、結石や腫瘍などが原因で胆汁の排出路である胆管が詰まり、胆汁が血液中に逆流することで起こる黄疸です。

黄疸の原因となった疾患の診断と治療

黄疸の原因を決定するためには、臨床検査や画像検査が行われます。

急性肝炎では、肝臓の状態が改善するとともに黄疸は消えていきます。胆管の閉塞の場合は、早期に手術を行い、閉塞した胆管を開通させる必要があります。

働き盛りの黄疸 :黄疸時のケアは清潔が肝心

黄疸が出た際は、身体を清潔にしましょう。

肝障害があるときは、免疫機能が低下して病気に感染しやすくなっているからです。

口腔粘膜には、柔らかい歯ブラシを使いましょう。

皮膚にかゆみがあってもできるだけ掻くのは避け、ローションなどを塗布して対応しましょう。

無意識に掻いて皮膚を傷つけることもあるので、爪は短く切っておきます。あとは、医師の指示を守って原因となる病気の治療に専念しましょう。

執筆:南部洋子(看護師)
監修:岡本良平医師(東京医科歯科大学名誉教授)

 

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「何言ってるか全然わかんない」知らない言葉で恥をかかない方法

人気コンサルの永江一石さんが、さまざまな質問に答えてくれる人気メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』。今回は、社会人になったばかりの男性からのお悩み相談です。先輩社員との会話で、わからない言葉や話題が多くて話についていけず、分かったふりをしているとか。誰にでも経験があるこんなシチュエーション、知識豊富な永江さんが伝授する対処法とは?

会話で分からないことが出てきた時の対処法

Question
shitumon (1)現在広告代理店で働き、社会人になったばかりの24歳男です。私は会社の人との話についていけないことに悩んでいます。

よく会社の先輩などと話しており、最近のニュースや時事問題、政治、経済などの話になるのですが、これまでの人生で全く勉強をしてこなかったので話についていけません。この年にして無知であること、素直に分からないと言うことに恥ずかしいと感じており、いつも分からなくても分かったふりをして何とかその場を凌いでおります。勉強をしなかったこと、本を読まなかったこと、努力をせずに遊んで生きてきた自分を反省しています。

そこで長江さんに相談ですが、こんな自分でも分かるような時事、政治経済など世の中のことが良くわかるおすすめの本などあれば教えてください。また、その他に何か良いトレーニングの方法があれば教えてください。よろしくお願いします

永江一石さんの回答

この方はいつも一人でたくさん質問をしてくれる方ですね。いつもご愛読ありがとうございます。ただ、最後のわたしの名前に「長江さん」って誤字がありますがw

質問者さんはご自身の不勉強さを恥じておられますが、今の学生さんってみんなそうですよ。とにかく物を知らない人が多いです。わたしが以前大学の講師に呼ばれた時も、30人いてわたしのことを知ってる人は誰もいませんし、それどころかいくつか常識的な質問をしましたけどみんなポカーンでした。

普段ネットサーフもしないし、テレビが主な情報源なのでテレビに出ていない人のことはほとんど知らないんです。

ただし、大学生でも国公立と早慶上智クラスは別だと思います。先日わたしのブログの読者層を調査しましたが、大学生では東大を筆頭にほとんど偏差値上位校が占めていました。もちろんわたしのブログを読んでるから偉いわけではありませんが、「iPhone SIMフリー」や「iPad」なんかのビックワードで1位になったこともありますので、何らかのネットサーフや調べ物をしている人なら一度や二度は引っかかってくると思うんです。理系が中心ですが・・

学生は遊んでるからと思いがちですが、今の大学生はとにかくお金がないので必死にアルバイトをしているんです。以前ブログにも書きましたが、東京地区の私立大学生の平均仕送り額は月8万円ぐらいしかありません。ひと月の生活費なんて生活保護のおじいさんより少ないんです。にも関わらず食事や交際費など必要経費が大学生の方が格段に高いので、勉強してる暇がないんですよね。

その前提で言いますと、質問者さんは自分を振り返って反省できているという点でまず賢明だと思います。

また、新入社員の時は右も左も分からなくても、入社して2、3年経った先輩を見ると、時事問題や政治経済にも精通しているように見えますよね。一体どうしたらそうなれるのかというと、わたしが会社員時代に実際やっていた方法を伝授しましょう。

カレーを日本に伝えたのは英国人だった。カレーを巡る意外な旅路

最近は暑い日が続いていますが、季節を問わずいつでも食欲をそそるのがカレーライス。子供から大人までを虜にし、日本で堂々と「国民食」の勲章を手に入れた感のあるカレーですが、どのようなルートを辿って日本へやってきたのでしょうか。米ニュースサイトNPRにて、オーストラリア国立大学の博士課程で人類学を専攻中のマーカス・ベルさんが、カレー発祥のインドからイギリス、日本、そして北朝鮮のカレーまでを考察しています。それでは、カレーのルーツを巡る長い旅路を一緒にたどってみましょう。

大阪のカレーをきっかけに生まれた、カレーに対する疑問と好奇心

マーカス・ベル(Markus Bell)さんは大阪滞在中、路地裏にあるお店から漂ってきた美味しそうなカレーの匂いに魅了されて以来、すっかり日本のカレーライスの虜になってしまったそうです。

彼はその匂いにつられるまま、6人程が入れば満杯の小さな料理店に入りました。

太鼓腹の店主に薦められるまま、一つは辛め、もう一つは甘めのカレーを試食したそうです。

「舌が焼ける」ほどの辛さに驚きを隠せなかったものの、甘めのカレーを食べた瞬間から彼は「カレーライスと恋に落ちてしまった」とのことです。

大阪在住の北朝鮮人のコミュニティについて調査をしていた彼は、その北朝鮮の友人とのある会話から、北朝鮮にもカレーが存在することを知ります。

そこから1つの疑問が生まれました。

世間的にはインドが発祥と言われているカレーが地球上で最も孤立している国・北朝鮮の食卓にいつあがるようになったのだろうか?

そんな好奇心が原動力となり、その疑問を辿る旅をすることになったそうです。

植民地化とグローバル化なしでは語ることのできないカレーライス

カレーを巡る物語は、早期植民地時代やグローバリーゼーションの始まりを象徴するものでした。

学者達は紀元前2500年前からカレーは食べられるようになったのではないかと主張しています。

当時から人々の間では、中毒性を持つ食べ物だと見なされていたようです。

ただ、「カレー」という言葉のルーツは明確ではありません。

ある説によると、1390年に出版されたイギリスの料理本にてカレー(cury)が初めて使われたということです。

表向き上は、Curyという言葉はフランス語の料理をする」という意味を持つ単語「cuire」から派生したといわれています。

この言葉は、時代を経るごとにシチュー料理に対して使われることが多くなってきたようです。

また、他にもタミル語のKari(野菜、肉、スパイスで料理をしたもの)という言葉から派生したものではないか、という説もあるようです。

さすがは「食卓の王様」カレー、各国でさまざまな説が囁かれるのも納得です。

時は18世紀、インドの植民地化を実現したイギリス人たちは、「カレー風味」のパウダーをイギリスに持ち帰りました。

このことがきっかけとなり、イギリスでカレーの名は次第に有名になります。

18世紀の料理ライターハナー・グラス(Hannah Glasse)さんは、1747年に出版したベストセラー本「The Art of Cookery, Made Plain and Easy」の中で初めてインドスタイルのカレーのレシピを公開しました。

マーカスさんによれば、彼女のカレーの解釈は「ヒリヒリの激辛カレー」というよりは、カレーパウダーを入れることを特色とした「やさしくて良い香りのする」シチュー、というものだそうです。

墓じまい

実家の「墓じまい」、最も多いトラブルは?

「墓じまい」という言葉をご存知だろうか。

少子高齢化や、墓守の跡継ぎがいないなどといった理由で、すでにあるお墓を撤去して、遺骨を散骨したり、永代供養などに移すことを、墓じまいという。

ただし、これにも様々な問題が渦巻いており、トラブルが起きてしまうケースもあるという。そこでお墓一筋35年の「まごころ価格ドットコム」の石井代表に話を伺った。

まごころ価格ドットコム」は、日本初のインターネットを介しての墓石のカタログ通販をしかけた会社。今まで不透明だった業界のイメージを覆した、墓石のインターネット専門店だ。

墓じまいはご先祖様や子孫を大切に思った責任感の現れ

ーー今、墓じまいを行う人は増えているのでしょうか。

石井代表(以下・石井):墓じまいはすごく増えていて、一人息子と一人娘の結婚で、50歳になったとき、お墓はどうする? 両方のご両親はどうする? となって、墓じまいを考えるケースが一番多いです。

それに東京など生まれた土地から離れた場所で生活し、地方にご両親がいる場合も、お墓参りに行く、手入れが大変、などの理由で首都圏に持ってくるケースも多いですね。

ーー代々繋いできたお墓をしまうとなると、抵抗感がありそうなものですが……。

石井:私も最初は抵抗がありました。しかし実際に墓じまいを行った方々にインタビューしたところ、決してお墓を軽視しているわけではないということがわかりました。

現在、だれもお墓の管理をする人がいない、無縁のお墓が全国ですごく増えているんですよ。それを無縁にしたくないということで決断なさることが多いので、かえってご先祖様や子孫を大切に思った責任感の現れから、お墓をしまうんです。

宗教観の希薄化などと結びつけがちですが、家族形態が変わってきているために、選択肢のひとつとして出てきただけなんです。

ーーただ、仏事に関わることですから、トラブルなどもおこりそうですが。

石井:和尚さんに「墓をしまうことに加担するなどまかりならん」と言われてしまったこともあります。しっかり話せばわかる方もいらっしゃるんですけどね。

また解体屋さんもしっかり選んだほうが良いですね。過去に解体している最中に、隣のお墓を傷つけてしまったこともありました。遺骨の管理もポイントで、酷いケースだと、どれがどの遺骨かわからなくなってしまったというケースもありました。

散骨は心に穴を明けてしまうケースも

ーーそれはかなり問題になりそうですね。他にも抑えておきたいポイントなどありますか。

石井:墓じまいといっても、お骨を全て合葬や散骨するのではなく、一部を残すということがポイントです。これをしないで後悔したというケースも有ります。

ひとつは、すべて散骨をしてしまったケース。

お墓をしまって散骨してくれればいいという遺言から、子供はお墓をとじて散骨しました。その時に全部のお骨を散骨してしまったんです。

遺言だから親戚も何も言わなかったが、3回忌を迎え、「『千の風になって』のようには思えない。どこに手を合わせればいいかわからない。海のどこにいるのかわからなくて辛くなった」という思いを抱え、それが一端となったのか、うつ病になってしまった方もいました。

もうひとつは、永代供養で合葬(他の人と一緒の墓あるいは同じ納骨堂に納骨されること)を選んでしまったケース。

東北に実家があり、息子さんが東京で生活している一家で、お父様が「私たちが亡くなったら墓じまいをして、東京の永代供養にいれてくれればいい」と言い残されてお亡くなりになり、息子さんはそのとおりになさった。

ところが永代供養にはいろいろな種類があり、一般的には、一定期間は個別に管理をしてから、合葬する場合が多いのですが、息子さんが選らんだのは最初から合葬をする場合だった。

その後、実は本家だったことがわかり、亡くなったお父様のご兄弟たちから、「どこに参ればいいんだ。勝手に壊して」とすごい抗議を受けたそうで、親戚づきあいがゼロになってしまったということもありました。

ーーお墓じまい・お墓の建て替えで、盲点になってしまうようなことはありますか。

石井:古い石塔の問題ですね。魂抜きをしたからいいと。不法投棄をしてしまうという問題もでています。

それにお墓の引っ越しの場合、今までのお墓がお寺さんだった場合、檀家さんが減ることにすごい抵抗感をしめすので、そこでトラブルになってしまい、離檀料で何百万も請求されたといった ことも。

ただ、普段から、年一回でも行って、管理をしてくれているからとお金を包んだり、お付き合いをしていれば、そんな離檀料とかも言わないんですけどね。

墓じまいは手続きも大変

墓じまいには、上記以外にも、大変な一面が多く存在する。そのうちのひとつが手続き。

お骨を取り出すには、改葬許可が必要になり、改葬許可をとるためには、埋蔵証明(誰のお骨がはいっているか)と、お骨を移す先の、受け入れ証明を貰わないといけないため、労力としてはかなり高い。

このように、先祖を大切に思っていたりする気持ちがあれど、実行に移すのは難しい。現在では、今あるお墓の解体から受け入れ先のお墓まですべて行ってくれるサービスもあるため、そういったサービスを活用するのも手だ。

いつかは誰しも悩ませられるお墓問題だからこそ、元気なうちに情報収集を始めてみてはいかがだろうか。

●information
まごころ価格ドットコム