『バック・トゥ…2』の自動靴ヒモ結びシューズが来春正式発売へ!

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が描いた未来がまたひとつ、具現化される。

主人公のマーティが履いていた自動ヒモ結びシューズ「NIKE MAG」の発売が、正式に発表された。
 

ボタンを押すと、シュッと靴ヒモが締まる夢のアイテム!

 NIKEでは2011年に「NIKE MAG」レプリカが1500足限定で製品化されているが、その際には自動ヒモ結び機能はなかった。今回は、自動ヒモ結び機能があり、2016年春の発売を予定している。

オークションで販売されるため、価格高騰が予想されるが、売り上げ金は「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」に寄付されるという。

 

画像出典:NIKE

 

自動靴ヒモ結び、ぜひ体験してみたい!

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:NIKE/NIKE MAG
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

 記事提供:ViRATES

サラダ油を買ってはいけない。細胞が自殺や壊死を起こす危険物質とは

本気で健康のことを考えるなら、サラダ油は使わないほうがいいって本当? 現役医療研究者のしんコロさんがご自身のメルマガで、サラダ油に含まれるトランス脂肪酸と並ぶ「危険な物質」について詳しく記しています。

Question

サラダ油は危険? どんな食用油を使えば安心できる?

shitumon

トランス脂肪酸の危険性と同じくもう1つ気になる油があります。それは日本で作られている「サラダ油」が、製造工程で何度も高熱処理されてヒドロキシノネナールという、脳神経細胞を破壊する物質を発生させているという事を本で知りました。この数年増えてる認知症ガン・うつ病もサラダ油が原因の1つとも書かれてました。

その一方でアマニ油やエゴマ油(オメガ3系脂肪酸)を摂りましょうとも書かれてます。オメガ3系脂肪酸に関して、アメリカのドナルド・ラディン博士が臨床実験で心臓病・糖尿病・関節炎・消火器病・前立腺肥大・偏頭痛・慢性疲労・生理不順・精神疾患・皮膚病・アレルギーなど抱える患者45名に亜麻仁油を毎日大さじ2杯から4杯与えたところ、多くの患者の症状が3ヶ月~1年半で改善、あるいは完治したそうです。今ならサルバチア(チアシード)の方がいいのでしょうか?

こんな事を知ってから米油やゴマ油で調理したり、スーパーでの買い物も野菜・魚・納豆のワンパターン。アメリカで普段使う油ってどんな油なんでしょうか? 日本とは違うのですか? 差し支えなければ教えてください。

しんコロさんの回答

安価なサラダ油はコーン、菜種、大豆などが原料ですが、ご指摘の通り精製過程で何度も熱処理が行われます。油を抽出する溶剤を揮発させるための熱処理や、脱臭するための熱処理など、数回に渡って熱が加えられます。この時にヒドロキシノネナール発生します。

ヒドロキシノネナールは細胞内で低濃度存在する時には細胞を活性化させたり、発達を促したり、抗酸化作用があります。ところが、高濃度になると毒性を示し、DNAの損傷を引き起こしてアポトーシス細胞の自殺)や壊死を起こします。また、質問者さんのご指摘の通り、ヒドロキシノネナールが神経疾患動脈硬化がんなどを引き起こす可能性があることも報告されています。ヒドロキシノネナールはサラダ油の精製過程で発生しますが、家庭で揚げ油として何度も使用したりする場合にも発生します。

安心は傾かず?欠陥公開の裏で描かれた「三井のシナリオ」

前回、なぜ横浜の大型マンションで傾き問題が起きたのかを検証してくださったマンション管理士の廣田信子さん。今回のメルマガでは、今後住民の方の身に起こりうることや三井不動産への要望について記しています。

三井不動産レジデンシャルの対応は?住民の合意形成は?

こんにちは!廣田信子です。

「パークシティLaLa横浜」の杭打ちの施工不良に関する昨日の話の続きです。私の備忘録として読んで下さい。

問題が発覚しても、内密に済ませようという体質がある中、今回、このように大きく報道され、まるでシナリオができていたかのように、問題を起こしたのは、下請けの下請けの一監督者であるということが、早々と報じられ、そして、いち早く、三井不動産は、建替えにも買取りにも応じ、転居費用も負担するという方針を打ち出しています。

このことの意味を私なりに考えてみました。

この一連の行動は、ブランドイメージの低下を最低限に抑えようという売主の意向と、こうなってしまった以上、できるだけ多く実をとろうという管理組合の中心的な方々との戦略が一致したのではないかと、私は勝手に感じています。

この状況で隠し立てしてもマンションの資産価値を維持することは不可能。だったら、問題をしっかり世の中に知らしめて実を取ろうというのは、管理組合として当然の大変かしこい選択だと思います(これも私の勝手な推理です)。

そして、それにいち早く、ある意味、満額回答を出すことで、三井不動産もイメージダウンを最小限にすることができているような…。

私の周りの反応は、「一体いくらかかるんだろう。さすが『三井』だね」というものが多かったです。

マンションは、どんなに設計をしっかりしても、パンフレットにきれいごとをうたっても、施工が悪かったら、どうしようもありません。

そして、実際に施工不良は当たり前のように発生していることをみんなよく知っていますから。

で、どこが施工しようが施工不良が発生するのを避けられないから、結局、売り主にいざという時に対応できる力があるかどうかだと改めて、今回のことで思った訳です。

中国のサイバー攻撃に最も悩んでいるのが習近平というパラドックス

習近平・オバマ首脳会談の翌日に米企業にサイバー攻撃を仕掛けた中国。評論家の黄文雄さんのメルマガによれば、この信じがたい行為に一番頭を悩ませているのは習氏本人だというのですが…、いったいどういうことなのでしょうか。

中国のサイバー攻撃に最も悩まされているのは習近平だ

米企業7社に中国のサイバー攻撃、首脳会談後=クラウドストライク

先週は中国で逮捕された日本人スパイの話題でした。今週は米中間でヒートアップしているサイバースパイ合戦について紹介しましょう。

報道によれば、習近平がオバマ大統領と会談し、「サイバー攻撃実行せず、支援せず」で合意した翌日に、米テクノロジー企業5社と製薬会社2社がサイバー攻撃を受けたといいます。そして、犯人中国政府と関係していることも突き止めたそうです。

これに対して、中国政府は何の反応も示していません。これまでは頑なに中国も被害者だと言い張っていた態度に比べれば、サイバー攻撃はしていないと関与を否定するだけでも進歩したと言えますが、証拠を提示されても白を切る図々しさは健在のようです。

中国問題が非常にわかりづらいのは、このサイバー攻撃は、はたして習近平指示によるものなのかということです。中国の特徴は、国内の権力闘争が「外に向かう」という点にあります。

鄧小平は軍権を握るために中越戦争を起こし、毛沢東を支持した許世友の南京軍区の軍隊と、林彪の部隊、つまり鄧小平の政敵の部隊をベトナムの最前線に殺到させて、それで敵に殺してもらい、軍権を握ったということがありました。

9月末の習近平の訪米直前には、中国軍機アメリカ軍機異常接近するという事件がありましたが、これから米中首脳会談をしようというときに、習近平がわざわざアメリカと揉め事を作るというのもおかしな話です。

● 黄海上空で中国機が米軍機に異常接近 「危険」と国防総省

米中首脳会談のちょうど1年前、2014年9月末に、習近平はインドを訪問しましたが、このときも人民解放軍が国境を超え、インド軍と一触即発の事態となりました。インド訪問中の習近平の顔に泥を塗るような行為だったわけです。

● 習近平主席の訪印中も紛争地帯で両軍対峙…一触即発の事態も中国報道官は「友好協力の大局には影響しない」

習近平の腐敗追放キャンペーンによって、前軍事委員会副主席の徐才厚や郭伯雄が失脚しました。また、宴会や贅沢の禁止令によって、軍部には相当な不満が高まっているとされています。

習近平への怒りをぶつけるために、軍部がいろいろや嫌がらせをしている可能性も否定できません。とはいえ、習近平としても一国の最高指導者として、「自国の軍が暴走している」とは言えません。あくまで中国側の立場に立った物言いしかできないわけです。

狙われる富裕層、マイナンバーに監視されるヤバイ節税対策

前回の記事ではマイナンバーで一儲けできる職種について教えてくださった『もう、資格だけでは食べていけない』の著者・横須賀輝尚さんですが、今回は逆に「損する人」たちについて詳しく説明しています。実はこの制度、富裕層ほど嫌がっているのだとか。

マイナンバーで損する人たち

マイナンバーで損をする。本来は制度なので、そういうことはあってはなりません。しかし、世の中には制度を掻い潜って不正なことをしている人もいるもの。マイナンバーはそういう人たちに鉄槌を落とす可能性があります。

1.生活保護の不正受給者は、バレてしまう

前回の連載でも触れましたが、不正に生活保護を受給していた人は、バレてしまう可能性があります。ですから、今後は本当に必要な人に受給されることになると言われています。

2.生前贈与の脱税がバレる可能性が出る

年間110万円までの贈与には税金がかかりません。こんなことをしてはいけませんが、口座を分けて振り込んでおけば、110万円以上振り込んでも、税務当局も調べにくい…、という噂を聞いて、脱税をしていた人。マイナンバーが口座とひも付けされるようになったらバレてしまいます。これも怖いですね。

そのほか、マイナンバーによって全般的に、脱税行為は難しくなると予測されると言われています(そもそも違法な行為ですが…)。ですから、マイナンバーは正しく生きている人にとっては便利になり、違法行為をしている人にとっては、管理されるようで損をしている感じがある、ということになります。

また、このマイナンバーという制度は、富裕層泣かせとも言われています。様々な資産運用などをして、お金を持つ人たち。こうした人たちはマイナンバーを恐れています。一般的に資産家は、税金対策に長けています。そのため、過去の税制では純資産に課税するという「富裕税」というものがあったのですが、その節税対策が優れていて、あまり課税できず、廃止したという経緯があります。ですから、現在の税法では、そういったことはありませんが、総資産に課税することで、富裕層からも税金がもっと徴収できるのではないか、という考え方があるのです。マイナンバーで資産を管理できれば、そういったことも可能になる。そうすると、富裕層はマイナンバーによる節税対策をしなければならなくなるという予測があるのです。

こうなれば、海外へ移住…、なんて人も出てくるでしょう。ただでさえ、高い法人税率を誇る日本。シンガポールや香港などの法人税の安い国に移住していく人も増えるかもしれません。そうすると結局、マイナンバーで資産を管理できるようになっても、税収は増えないのでは…、ということになりますが、これはまだ想像の範囲を出ないものなので、今後の動向を見守りたいところです。

しば漬けに秘められた哀しい物語。京都三大漬物の歴史を紐解く

京都名物数あれど、やはり漬物は外せません。そこで今回は、無料メルマガ『おもしろい京都案内』で紐解かれている京都三大漬物の歴史をご紹介。しば漬けにまつわるエピソードは、ちょっぴり寂しくて心を打つものがあります。

京都三大漬け物の歴史

京都の三大漬け物と言えば、「千枚漬け」、「しば漬け」、「すぐき漬け」です。10月になると、京都の漬け物屋さんの軒先に「千枚漬け入りました」の札がかかります。それはまるで、初夏に「冷やし中華はじめました」という紙が壁に貼られるラーメン屋さんのようです。

京都三大漬け物の中で一番全国的に出回っている商品がしば漬けでしょう。発祥は三千院など古刹がある大原で、その歴史はナント800年以上と伝わります。

すぐき漬けの発祥は桃山時代まで遡ることが出来ますが、明治維新までその製造は門外不出でした。そのため、やや知名度は劣るものの、最近は健康食材として、国内外から注目を集めています。

京都三大漬け物の歴史を1つずつ知ることで、今後食べた瞬間に一層美味しさが加わると思います。それではそれぞれの歴史や経緯を見てみましょう!

千枚漬け

千枚漬は、今から約150年前江戸時代後期に生まれました。当時、御所内で江戸時代最後の天皇である、孝明天皇宮中大膳寮(皇室の食事当番)に仕えていた料理人が生み出しました。その料理人の名は、大藤藤三郎といい、聖護院かぶら(大根ではありません)を使った浅漬けを作りました。当時漬け物は保存食として大変重宝されていた時代でした。薄く輪切りにされた大判の聖護院かぶらの漬け物は、見栄えもそれまでの漬け物とは違い、宮中で喜ばれたそうです。

慶応元年、御所から職を退いた大藤藤三郎は、京都市内に千枚漬け本舗「大藤」の暖簾をあげました。この店で売り出された千枚漬けが起源となり、今もなお千枚漬けの本家として約150年間その暖簾と味を受け継いでいます。現在は、中京区麸屋町通錦小路通下がるに本店を構えておられます(京都の台所・錦市場のすぐ近くです)。明治23年に京都で開かれた全国博覧会で全国名物番付けに入選して以来は、需要が急増し今日の千枚漬の地位を築いています。

早稲田大学の「恋愛学入門」は、なぜ学問として成り立つのか?

早稲田大学で「恋愛学入門」という授業が行われています。その授業の教鞭をとる森川友義さんが「恋愛学」とはどのようなものなのか、自身のメルマガ『恋愛学者・森川教授の秘密の恋愛、結婚、浮気講座』で解説しています。

はじめまして。

早稲田大学国際教養学部教授の森川友義と申します。本職は政治学者ですが、近年はめっきり「恋愛学」者としてメディアに出ています。

大学でも「恋愛学入門」という授業を教えていますが、「恋愛学」関係の授業はその1科目だけ。ほかの授業はすべて政治学に関する授業です。ところがわが国初の「恋愛学」を2008年から大学で教えているということで、メディアに取り上げていただくことになり、今日に至ります。

わが国の最大の政治問題である「少子化(高齢化)問題」を恋愛の立場から解決をライフワークとしているので、みなさんに恋愛(や結婚や浮気)に関心を持っていただくのはたいへんうれしいことです。

連載の目的

冒頭に、この連載の目的を述べておきます。目的は、みなさんがこの連載を読むことによって「モテ男」、「モテ女」になってもらうことです。お話しする内容はかなり濃いですが、そのかわり、科学的な根拠のある「モテ」を習得することができます。

「モテ」の定義はおいおい述べますが、とりあえず「自分が好きな人と結ばれること」とでもしておきましょう。素敵な恋愛ができるということです。もちろん、この連載は「学ぶ」ということですので、学んだあとに「実践」していただかなくてはなりません。ただ、その実践がより効率的で、最短距離で行ける方法を手に入れることができるということです。試行錯誤、無駄打ちがぐっと少なくなります。

「恋愛を学ぶ」なんて、いままでの学校での授業では絶対になかったはずです。小学校でも、中学校でも、高校でも、大学でもありませんでした。唯一あるのが、私が教えている「恋愛学入門」という早稲田大学の授業ですから。

そもそも「恋愛学」という言葉は私が特許庁より登録商標(登録第5393778号)を獲得しているので、ほかの方は使うことができないということもあります。同じように、「結婚学」(登録第5501271号)という言葉も登録商標として取得しています。

人間の根源的欲求、「食料獲得」と「異性獲得」

進化生物学者は人間(ヒト、ホモサピエンス)が生きる目的を「食料獲得」と「異性獲得」の2つに集約させて考えます。

「食料獲得」は生きるための栄養補給です。「異性獲得」はセックスすることによって子どもをもうけて次世代に自分の遺伝子を受け継ぐことです。ホモ・サピエンスが誕生したのは今から20万年前のことですが、ずっとこの2つはおこなってきました。食料獲得ができなかったり、異性獲得ができなかったりしたら、その人の遺伝子は地球上から消えてなくなるので、みなさんが存在するということは、両親、そのまた両親、そのまた両親の産物(サバイバルとセックスの産物)ということになります。

「食料獲得」については、実践が必要ですし、義務教育でも高校でも大学でも教えてくれます。こちらは小学校1年生からずっと学んでいます。「読み書きそろばん」を習うとは、この「食料獲得」能力を習得することにあたります。

しかし、「異性獲得」のほうは…。全然学ばせてくれないのです。人間界の権力者による壮大な陰謀とも言えるくらい「学問としての恋愛」が抜け落ちているのです。

ですから、人によっては、恋愛は実践するものであって学ぶものではない、とか平気で言ってしまったりします。おかしいですよね、どう考えたって。「食料獲得」は学んで、「異性獲得」は学ぶものではないなんて。

だからこそ、この連載は読者のみなさんには大チャンスなのです。学校では学ばない「秘伝の書」になるわけですから。

机上の空論はもういらない!すぐ実践できるコンテンツマーケティング

ネットやスマホの普及により、消費者の購買活動は大きく変化しています。物を買うにも第三者の口コミを調べる、広告バナーはクリックしない、ソーシャルメディアで欲しい情報だけを受け取る等など、従来のマーケティングでは消費者の心を動かすことは難しくなっているようです。多くの情報があふれ返り、自分たちにとって価値のある情報だけを取捨選択する時代になったいま、国内外で注目を集めているのが「コンテンツマーケティング」。表立った宣伝せず価値ある情報コンテンツを提供することでファンを増やしていくという、この古くて新しい手法を、どうすれば自分の業務に活かせるのか? このたび、新刊『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り』(インプレス刊)を上梓したばかりの、株式会社イノーバ 代表取締役社長CEOの宗像 淳氏、同マーケティング部リーダーの亀山 將氏に、コンテンツマーケティングをいますぐ実践するためのポイントをお聞きしました。

 

日米のマーケティング手法がここまで違う理由

まぐまぐニュース!編集部(以下、編):このたびは新刊『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本』の出版おめでとうございます。前回の著書『商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる』(日経BP社刊)は「コンテンツマーケティングとは何なのか」という概要事例の部分が多かったと思いますが、前著の内容を踏まえながら、新刊の狙いをお聞かせください。

宗像淳氏(以下、宗像):今回の新刊は、コンテンツマーケティングを実際にやるための実務的な本、という点が前著と一番違う点ですね。インプレスという出版社の「いちばんやさしいシリーズ」という実用書的なシリーズの一つなので、パソコンの横に置いてもらって、パラパラめくって必要な時に読んだりできる、そういう本です。前著は、あまりマーケティングを行っていないような中堅の会社の部門長や経営者がターゲットだったんですが、今回は会社で直接現場に関わっている担当者の方、あるいは自分で小さな会社を経営しているような個人事業主の方などがターゲットですね。

編:発売前に「立ち読み」機能で少しだけ中身を読ませていただいたのですが、今回の新刊は現場若手社員にも役立つ内容だと感じました。宗像さんは以前、アメリカでマーケティングを学ばれて、アメリカ企業についても熱心に調査をされていたそうですが、アメリカでのコンシューマーとのコミュニケーションと、日本のコンシューマーとのコミュニケーションの違いはありますか?

宗像:そうですね、日本は良くも悪くも、とても「出来上がった市場」じゃないかと思うんですね。消費者は洗練されていて目が肥えている。いい商品を作って、テレビでCM打って、棚に並べるという黄金方程式があります。それに比べて、アメリカは移民の国ですから、人種豊かさも服の好みもみんな違うわけです。そこで、アメリカでは商品を売る前に、Sセグメンテーション)して、Tターゲティング)して、Pポジショニング)を確認するという「STP」と呼ばれるものを必ず実践します。でも、日本はこの辺をすっ飛ばしても何とかなってしまうんですよ。

亀山將氏(以下、亀山):日本人は買い手のリテラシーレベルがほとんど同じなので、メッセージを発信したときの解釈の仕方が均一なんですよね。だから、ワンメッセージでマスに届けるという手法がとてもやりやすい。それが「出来上がった市場」ということなんです。アメリカはそこが多様なので、受け手が誰なのかを考えてメッセージを作る必要があります。そこが一番の大きな違いですよね。

編:そういった日米の背景や習慣の違いはあると思うのですが、今回の新刊でアメリカの手法を参考にした部分はあるのでしょうか。

宗像:これは当然ですが、アメリカのほうが日本よりもネットが早く発達していますから、EC市場の最新動向やSNSを使った宣伝方法やファンづくりといったものはとても参考になります。

注目すべき国内企業の取り組み

編:アメリカにおけるコンテンツマーケティングの事例については前著でも触れられていましたが、日本で注目すべき企業取り組み最新事例などがありましたら教えてください。

宗像:最近注目しているのは、ニキビケア製品の「プロアクティブ」で有名なガシー・レンカー・ジャパン社の「ニキペディア」ですね。美容業界に長年勤めていたライターによるニキビなどの肌荒れの悩みをもつ方に向けたコラムや、ニキビ治療の過程をうつした写真等をふんだんに使って、スキンケアについて詳しく解説した本格的な読み物を掲載していて、とてもよくできている情報サイトです。

編:注目されているという「ニキペディア」の取り組みについて、ポイントをいくつか教えてください。

宗像:たとえば「背中ニキビ」の治し方について、という話があります。これは、どういうシチュエーションで治したくなるかというと、たとえば結婚式の二次会に呼ばれてドレスを着なきゃいけないとき。「あ、背中ニキビがある、どうしよう!」といったことがあった場合、まず最初にネットで検索するそうなんです。このキーワードで検索をかけたときに、ちゃんとこのページが上に出てくるようにコンテンツ群を増やしている。どういったキーワードで見に来るのか、どういうシーンで情報を探しているのか、ということをきちんとリサーチしているんですよね。そういった取り組み方は、このサイトの大きなポイントですね。

編:先ほど、アメリカの事例でお話しいただいたときの「STP」に近い取り組みですよね。

宗像:その通りです、そういったことをしっかり押さえれば、消費者と良いコミュニケーションが取れるということですね。

亀山:外資系の会社は、もともとコンテンツマーケティングの取り組みを積極的におこなっているところが多いんですよ。でも、最近では今まで本格的にマーケティングをやってこなかったBtoBの企業や中堅の国内企業が始めている傾向は嬉しいですね。

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成功する企業、失敗する企業

編:こうした動きが国内にも広がりつつあるなか、今までイノーバさんが支援されてきた国内企業でも成功した例と失敗例があると思いますが、成功と失敗それぞれの具体的な事例をお聞かせください。

宗像:成功例では、BtoBの事例になりますが、セールスフォース・ドットコムがうまくやっていますね。実際に数字も上がっていますし、サイトのアクセスも問い合わせも増えているそうです。それは、同社のマーケッターが、コンテンツ作りにかなりの時間をかけていて、どういったテーマがクリックされるのか、次に注目されるテーマはなにか、といった具合に、とてもよくリサーチされているんです。そうした取り組みのなかで、私たちとも一緒に協議しながら作り上げていくという感じですね。つまり、どこかに「丸投げ」じゃない。そうした姿勢が結果につながっているんじゃないかなと思います。失敗例は名前を出せませんが(笑)、ブログをたくさん作ったはいいが、問い合わせにつなげるための動線やリードを獲得するためのコンテンツがなくて、集客だけで終わってしまった企業がありました。他にも、私たちのソフトを入れてもらったのはいいんですが、自分たちでどういったコンテンツを作っていいのかということがわからず、手も回らず、サイトの更新がされずに終わってしまった企業もありましたね。

編:先ほど成功例に出されていましたセールスフォースさんのような「一緒に作っていく」という姿勢は両者ともに必要だということですね。検索キーワードのリサーチや消費者のニーズに応えることもそうですが、少し一歩先のニーズを予測して、それに応えるコンテンツ作りを考えることも重要になってきますよね。

宗像:とても重要だと思います。昨今は情報があふれているといわれますが、その状況のなかで、どのようにして見てもらうかという工夫として、まずは情報の「速報性」と「先進性」、この2つが最も重要だと思いますね。

メールマガジンは死んでいない

編:イノーバさんと弊社(株式会社まぐまぐ)の共通点として、「メールマーケティング」というものがありますが、コンテンツマーケティングにおけるメール、あるいはメールマガジンの役割についてお聞かせいただけますでしょうか。

亀山:メルマガは開封率が落ちているとか、見られなくなっているという話はよくあると思いますが、それは情報の総数が多くなった上に、みんな仕事が忙しくて毎日何百通というメールを受け取っているわけですから、そう簡単には開かなくなっているというのが現状ですよね。ただし、自分が欲しいと思っていることがあるタイミングで、その情報を目の前に提示されれば確実に見るわけです。つまり、コンテンツを用意するときに、「どのような」状態の、「どの」人たちに、「いつ」見てもらうのか、ということをきちんと設定して、それをデリバリーする手段として「メールマガジン」というものを使えば数字もついてくると思います。だから、私たちも欲しい情報を確実に届ける手段として、メールマガジンは死んでいないし、今でも「使える」と思っていますね。

編:それを踏まえると、先ほどアメリカの事例であった「STP」のTに「タイミング」も入りますよね。

宗像:そうですね、まさに、メールマガジンの「タイミング」という役割はマーケティングにとって重要だと思います。また、私たちが自分でメールを送るとき、あるいは受け取るときにも思うのは、受け取る側との間にどうやって」を芽生えさせるか、「いい関係性」を作るか、ということが大事だと思うんですよね。メールの送り方頻度中身も気を使った方がいいと思いますが、メール以外にもイベントなどで直接対面して接触する機会を作ることも重要だと思いますね。

編:メールの話になると、必ずソーシャルメディアの話が出てきます。コンテンツマーケティングは基本的にページへ来てもらったり、情報を発信している場所にユーザーを連れてくる形がメインだと思いますが、ソーシャルメディアの役割についてはどのように考えているのでしょうか。

宗像:企業がソーシャルメディアを利用することは、すでにユーザーが盛り上がっているところに「間借り」をすること、と私は思っています。ユーザーとの距離感を近づけるために、嫌がられない程度にさりげなく情報を出したり、Facebookの「いいね!」などを通じて、企業ユーザーお互いに仲良くなっていく、という役割があると思います。簡単に言えば「思い出してもらう頻度を増やす」という感覚なんですね。ソーシャルメディアを見るたびに、会社名を頻繁に目にすることで、社名なりブランド名なりを記憶するわけです。そのときにポジティブな印象が強ければ、思い出しやすくなりますよね。それを実現できる場がソーシャルメディアだと思います。ただし、プライベートな場ではあるので、情報売り込みバランスを考えなければならない。もちろん、自分たちで流すより、第三者の口コミで「このブログいいよ」と流してくれるのが一番説得力が増すわけですから、みんながシェアしたくなる情報流すことが一番ミソかなと思いますね。

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では、実際にコンテンツマーケティングをやるには?

編:今回の新刊を読んで「コンテンツマーケティング、やってみたい!」と感じる方が多くいらっしゃると思いますが、私たちが実践するためには、まずどのようなことからはじめたら良いのでしょうか?

宗像:まずは「何を発信したいか」「何を発信しなければならないのか」ということを明確にすることが第一ですね。私たちのところに相談にやってくる企業でも、「何を」の部分がボンヤリしているケースが多くあります。だから、最初は本を読みながらでもいいですし、自分と同業種の会社がどのようなものを出しているかをリサーチすると、なんとなくイメージが湧いてきますよね。そのようなことを繰り返しながら、「何を発信すればいいのか」ということを具体化していくところから始めればいいと思います。そういった意味では、企業の広報に近い役割ですよね。広報も企業のアピールでありながら、その情報を誰かに拾ってもらわないと意味がないですから

亀山:「何を」というところも大事なのですが、コンテンツマーケティングは、マーケティングの取り組みなので、「何のためにやるのか」というところが明確になっていないと意味がないわけです。企業側が「これを言いたいから言おう」という、発信したい側の視点になってしまうと誰にも読まれないし、指標がないので辛くなって途中でやめてしまうということに陥りがちなんですね。そもそも「何のためにやるのか」「何のためのコンテンツマーケティングなのか」というところを考えていくと、必然的に「誰に」「何を」というものが出てくると思います。だから「何のために」というところは、当たり前のことのように聞こえますが、最初にきちんと設定しておくことは大事なことだと思いますね。

編:途中でやめてしまう企業も多いとのことですが、成功と失敗を分けるポイントはどこにあるのでしょうか?

宗像:コンテンツマーケティングは「トライアンドエラー」なんですよ。正解というものがなくて、やりながら試行錯誤していかなきゃいけないところがあるんですね。それがあと3年くらいしたら「」みたいなものが出来てくるのかもしれませんが、現時点ではそういった「型」みたいなものはないので、どれだけ試行錯誤を繰り返していけるかがポイントだと思います。普通の広告とは違うので、お金払えば何とかなるでしょ、と思っていると失敗します。逆に、自分がユーザーだったらどんなものがいいのかということを常に考える「編集マインド」みたいなものは必要ですね。

編:ユーザー目線になって、根気強く続けていくことが大事だということですね。

亀山:新刊の中にも書いていますが「継続する」ということが一番のポイントで、継続するために何が必要かを考えることです。続いているところと続かないところの差は「戦略があるかどうか」、それと「責任を持つ人がいる体制が整っているかどうか」です。責任を持つには、評価の基準が必要になってくるので、それには戦略が必要になってくる。その両方がないと続かない。続かないともちろん成功はしないわけです。そのためには、続けられる体制を作ることは重要だと思います。

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 編:最後に、イノーバさんおよびコンテンツマーケティングの今後の展開についてお聞かせください。

宗像:いま、オウンドメディアづくりがとても流行っていますが、必要なものではあるけど、それだけではすべてを解決できないと思っています。コンテンツをユーザーに届けるには、まぐまぐさんがやっているようなメールマーケティングをきちんと運用する必要がありますし、ユーザーデータを集めて分析することも必要だと思います。あとは、ここ数年で企業の活用が一般化してきたネイティブアドをうまく使って、ユーザーにコンテンツを届けていくことですね。これから環境も整っていくでしょうし、すでに成果が上がっているという話も聞いています。そのあたりは要注目ですね。

編:本日はありがとうございました。

《インタビューを終えて》最近よく耳にするものの、言葉ばかりが先行して、まず何をしたら良いか、すぐにできる方法はないか、という具体的な実践法が見えにくい印象の強かった「コンテンツマーケティング」。しかし、今回のインタビューを通じて、目的とターゲットと見せ方を考えるだけで、魅力的かつ実際に役立つコンテンツづくりによって従来の広告よりも大きな効果を得られ、企業とユーザーとの間に良い関係が構築できる可能性を感じました。いますぐ実践したいと思った方は、まずは宗像氏らの新刊を参考に、コンテンツマーケティングを自分の業務でどう活かすか、検討してみてはいかがでしょうか。

 

取材協力:株式会社イノーバ

聞き手:まぐまぐニュース!編集部

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『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り』
宗像 淳、亀山 將・著
インプレス

イクメンよさらば!子育ては親本人が楽しむだけでいい

「子育てって本当に大変!」。イクメンブームに煽られたお父さんの苦労話、最近よく耳にしますよね。でも、人気の無料メルマガ『ビジネス発想源』の著者・弘中勝さんによれば、ある1つのコツをつかむだけで、とても楽しくなるそうですよ。

圧倒的に面白がる

近年のイクメンブームで、雑誌などではパパの子育てノウハウのような記事がやたらと多くなりました。

でも、特に父親の場合は、「子育ては想像以上に大変だ」と心配したり「子育てをもっと楽しもう」と義務的に思ったりする必要は、全くないと思います。

最適なコツがあるとすれば、一つです。

「子どもよりも圧倒的自分面白がる」ということです。要するに、独身時代に自分の趣味にハマったように、自分が面白いと思うものを自分だけが面白がっておけばいいのです。

 子どもが喜ぶもの、子どもが面白がるものを探して自分がその目線に降りてあげる必要はありません。

子ども向けの職業体験施設のようなものを探して他のパパママの行列に並んで体験させる、みたいなことをわざわざ考えなくてもいいんですね。

例えば自分がドライブが好きならば、好きなだけドライブをすればよくて、子どもを連れ回せばいいのです。

ただし、重要なのは「圧倒的に面白がる」ことです。子どもは大人の趣味には興味がなさそうですが、実を言うと「誰かが圧倒的に面白がる」ことには何かと興味が向きます。

ドライブが好きだからといってただ黙々と助手席に乗せているだけだったら、もちろん子どもは退屈します。

しかし「圧倒的に面白がる」人は、運転していること自体がものすごく面白いから、運転中も車のメカニズムや外の風景などを、何が面白いのか事細かに説明するのです。

ずっと話しているから話題が豊富なので、その中の何か一つは子どもが食いついてきます。

「僕も大きくなったら運転したい」とか、「窓を開けたら涼しくて気持ちいいね」とか、「サイドブレーキって何?」とか、何かしら感じてくれるのです。

そういう頭が働かない子であっても、少なくとも、何かに詳しくて楽しそうな父親は輝いて見えるのです。

個人ブログをビジネスにしたい人が忘れている「ある視点」

読者から寄せられた様々な質問に、人気コンサルの永江一石さんがズバリ答える『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』。今回は、ウェブマガジンを立ち上げ将来的には広告も……と考えている読者に対し、「その前にやることがあるだろ」とばかりにダメ出しを展開。さて、気になるその内容は?

ハワイのブログをビジネスにしたい

Question

shitumon私が運営するブログ/ウェブマガジンについて質問です。

8月よりハワイで仕事をスタートさせ、その1つとして、ウェブマガジンをやっております。

「俺たちのハワイ」というタイトルで、日々更新しておりますが、そのUUは100~150名で推移している状況です。将来的にはバナー広告ではなく、タイアップ広告をメインに狙い、編集色の強いコンテンツにすることで、ユーザーアクションを図り、収益化を図りたいと思っております。

バズるための永江さんの記事を拝見して、
・訪問者の役に立つ事。
・何度も来たいと思うこと。
・みんなに知らせたくなること
・タイトルに気をつけること、
どうこの先オーガニックに増やしていくことができる方法があるかをお聞かせ頂けると嬉しいです。

(因にライターとして、現在、街角のクリエイティブという日本のウェブマガジンで執筆しており、来月より、LIGという会社のオウンドメディアでライティングを行う予定です。)

宜しくお願い申し上げます。

永江一石さんの回答

実はわたし、昔ハワイ島の移住本を書きまして、3万部以上売れていまでもマガジンハウスの単行本の歴代2位にいるはずです。

ぱっと見の感想をいいます。

ズバリ、誰に向けてのメディアかさっぱりわかりません……コンセプトみますと「せっかくハワイに住んだのだから、これから来る人にも」とあるので、これは「ハワイに移住したい人」向けですか?

だとすると、こういう内容じゃなくてハワイの不動産紹介とか、子供を通わせる学校とか生活に密接した、つまり「移住者が知りたい内容」のものでないと人は来ませんよね。カフェとかは別に移住すればわかるんで、事前に調べようなんて人はいないでしょう。

では観光客向けか……というと、ハワイにいって火鍋やラーメン食べたいと思う人はそうそういないし、逆に言うと「ハワイに行ってまで食べたい火鍋やラーメン」ならまだわかりますが、不味かった話を書いても全く役に立ちません。

つまりこの内容は、「ハワイに住んだ俺様がハワイ生活を楽しんでる」というブログに過ぎず、今日何を食べたとか、今日は何したとか、いわばアメブロの個人ブログみたいなもので、全然メディアじゃないんです。

メディアというのは、「想定する読者がいる」→「その読者が読みたいであろうコンテンツを揃える」わけで、その視点が全くありません。

また、紹介しているものも、地図もなければ住所もなく営業時間もない……リンクがあるものもあるけど、自分で探せと? 自分のサイトから離脱させてどうすんの的な。

ぶっちゃけ、最初にしないといけないのは上の作業で、「書きたい物を書く」「書ける物を書く」というスタンスから、「対象の読者が読みたい物を書く」(自分に興味がなくても)ようにしないとメディアではないため、当然ビジネスとしては成立しません。

実際に編集作業というか、最低限の「台割」から作らないとダメでしょうね。

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