「ジャニーズ忖度」の存在を裏付けた“証拠メール”。香取慎吾主演ドラマの裏で行われた恐ろしい報復

芸能界でよく聞かれる“忖度”という言葉。特に大手の事務所や大物芸能人に対して気を使うテレビ局などがする行為だと捉えられています。中でも一度は耳にしたことがあるのが“ジャニーズ忖度”。実際にいつ、どんな現場で行われるのでしょうか?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが、ある一通のメールで証明されてしまったジャニーズ忖度について解説していきます。

“ジャニーズ忖度”の存在を裏付けてしまったメール

3年前の夏、公正取引委員会がジャニーズ事務所に『新しい地図』のテレビ出演に際し各局に圧力をかけた疑いがあると注意処分を下した騒動が再燃しています。

『文春オンライン』がその証拠となるメールを公表したからです。この騒動、当時芸能マスコミの間では“忖度”という表現が流行語にもなりました。

そこまではしないと思いますが、もしこれが捏造ではないとしたら、それを裏付ける、今までになかった証拠の公開になるわけです。

そのメールは2020年10月頃、『King & Prince』をプロデュースする『ユニバーサルミュージック』の執行役員が部下に送ったとされるものでー

邦楽MD各位

お疲れ様です。
大変デリケートな話をさせて頂きます。

で始まるメールです。

その内容は、この執行役員が香取慎吾主演のテレビ東京系のドラマのエンディング・テーマから、『ユニバーサル~』所属のアーティスト『HY』が“ジャニーズと弊社との関係性を鑑み”辞退することを伝えているものです。

ドラマの主題歌に関しては今までも度々トラブルが発生することはありましたが、“忖度”が理由としたら極めて異例の出来事でしょう。

私も長い間、ジャニーズ事務所の取材をしていますが、こんな重要なことが1本のメールで処理されていたことに正直驚きました。

こういった“秘め事”は証拠は残さないこと!…が大原則だからです。

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携帯やスマホのメールはその場で消去できても、復元できる方法はある事をこの執行役員は知らなかったのでしょうか、それとも誰が見るかわからないメールをそんな重大な“秘め事”に使うことを全く気にしていない人物なのか…。

三幸製菓火災で6人死亡。食品工場で起きた悲劇は防ぐことができた

売上高560億円を誇る米菓業界No.2メーカー、三幸製菓の荒川工場(新潟県)で火災が発生し、6人が死亡するという大惨事が起きました。報道によると以前からボヤを出すなど問題も多かったというこの工場火災を受けて、メルマガ『食品工場の工場長の仕事』の著者である川岸宏和さんが、 改めて自らの工場の再点検を促しています。 

食品工場の火災を受けて

消火器の置くものと一緒に置いてある場合がありますが、できれば、壁に消火器と掲示し、その前に消火器を置くことで、消火器がずらされた時でも、気がつくことができます。さらに、天井から、消火器、三角の赤いものを下げるなどで、遠くから消火器の位置がわかりやすくなります。

消火器の次は、避難経路の確認です。どの部屋からも、避難経路が、二方向あるかどうか、確認し、非常ドアが開くか実際に開けて確認します。場所によっては、非常ドアの外にシャッターがあって、すぐに開かない構造のところ、非常ドアの周りに、ゴミ、不用物があって開かないところもあります。

スーパーの玄関などには、カートなどが置かれ、すべてのドアが使えない場合があります。一般的には、ドアの前に買い物カートを置きがちですが、避難時には、邪魔になってしまうかもしれません。

2階、3階建ての場合は、非常階段に何も置かれていないことを確認する必要があります。非常階段の踊り場にも、何も置かないことが大切です。スーパーなどでは、消防の検査の時だけ、非常階段を綺麗に片付け、日常的には、踊り場が、在庫置き場になっている場合を多く見かけます。

2階、3階の窓には、窓から逃げることができる、避難梯子が必要です。避難階段から火が回ってきた場合、窓からしか逃げられない可能性があります。避難梯子、避難ロープがあるだけで、助かる可能性が増えます。

火事が起きた前提で、あらゆる避難方法の検討が必要です。特に、外が暗くなってから、火災が発生し、停電した場合、避難する方向、非常ドアが、わからなくなる場合があります。

フィギュア・ワリエワのコーチが“ほぼクロ”で確定。「新薬が必要」と過去発言、同行医師はドーピング前科ありの問題児

北京五輪の女子フィギュアスケート、女子シングルのフリーが17日に行われ、ドーピング疑惑の渦中のカミラ・ワリエワはミスを連発して4位に終わった。優勝・準優勝は共にワリエワと同じエテリ・トゥトベリーゼ・コーチが指導するアンナ・シェルバコワとアレクサンドラ・トゥルソワ。ワリエワ失速の中で金、銀のメダルを獲得した指導者のトゥベリーゼだが、ロシアの大衆紙モスコフスキー・コムソモーレツは10日付の記事で、「メルドニウムに代わる新薬を探している」と2019年に行われたインタビューの中で語っていたことを報じた。

コーチのトゥトベリーゼに新疑惑発覚

メルドニウムはWADA(世界ドーピング機構)が2016年に禁止した薬物だ。

メルドニウムは疲労回復に効果があり、今回ワリエワ選手から検出したトリメタジジンはメルドニウムと同じような効果があると言われている。

トゥトベリーゼコーチは当時、「メルドニウムが使えなくなる日は分かっていた」としたうえで、「アスリートの疲労回復に役立つビタミンのようなものが必要だった。私たちは何か他の薬を探さなければならなかった」と語っていたという。

トゥトベリーゼコーチはワリエワはじめ、指導する選手に薬物を処方していた形跡があるとモスコフスキー・コムソモーレツは報じている。

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ROC同行医師はドーピング違反の前科あり

疑惑の目を向けられているのはトゥトベリーゼコーチだけではない。

ROCの同行医師であるフィリップ・シュベツキー氏は、2008年夏の北京五輪のロシアボート連盟のコーチを務めていた大会前に選手達に不正輸血を行い、6選手が資格停止処分を受け、ロシア代表は1年間、国際ボート連盟主催の試合に出場停止になった。

シュベツキー医師も同様に処分され、2007年から2010年の4年間の資格取得処分を受けたのだ。

他国のスポーツ界では永久追放処分になるところ、シュベツキー医師は処分が解除されると、ROCフィギアスケート代表の医師として復帰。

2016年のアイスダンスで選手から違法薬物が検出された際には、シュベツキー医師の関与が疑われていた。

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「選手は使い捨て」卑劣なやり方に怒りの声

トゥトベリーゼコーチはフリーの演技でふがいない結果に終わったワリワラに同情する素振りは見せず、詰めより「なぜあきらめたの?なぜ戦いをやめた」と責めた。

その様子は海外だけでなくロシア国内でも批判され、Twitter上では「#トゥベリーゼは国辱だ」というハッシュタグも存在した。

銀メダルを獲得したトゥルソワも競技後に、トゥトベリーゼが祝福のハグをするのを身をよじって拒絶、コーチに厳しい言葉を投げかけ立ち去った。

報道ではトゥルソワがライバルのシェルバコワに金を奪われ、銀どまりだったことに不満を持ったからだと報じられたが果たしてそうか?

トゥトベリーゼコーチのやり方の犠牲になったのは今回のワリワラだけではない。

ソチ五輪で金メダルに輝いたユリア・リプリニツカヤは極度の食事制限の弊害で拒食症に陥り、19歳で現役を引退。

平昌五輪の金メダリストのアリーナ・ザギトワも19歳で代表選手から外れている。

トゥトベリーゼコーチの若い選手を使い捨てするやり方はロシア国内でも以前から批判されており、これが今回のドーピング疑惑で世界に晒されてしまった形となっている。

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フィギュア界に一石を投じる出来事になるか?

10代半ばでピークを迎えてしまうロシア選手に対して、銅メダルを獲得した日本の坂本花織は21歳。記者会見では目を輝かして次の五輪への挑戦を宣言した。

男子フィギュア・ソチ五輪代表で国学院大学助教授の町田樹氏は日刊スポーツのインタビューで選手の若年化を危惧し、今後加速化するのではないかと推測。

「選手の競技人生が長く続かない競技に希望を見いだされることはない」と語っている。

未来ある15歳の少女に“ドーピング違反者”というレッテルを貼ることになってしまった今回の騒動。フィギュアスケートのみならず、あらゆるスポーツでドーピングとの闘いは続いていきそうだ。

誰でも絶対に“合格ゾーン”に入れる。正しい受験勉強の方程式とは?

今年中学受験をした多くの受験生はすでに長い戦いを終えた後だと思います。合格できた子、思い通りにいかなかった受験生…それぞれが結果を受け止めている頃でしょう。そして、中学受験業界ではすでに来年に向けた戦いが始まっているのです。そこで今回はこれから頑張ろうと思っている小学生の皆さんに朗報。無料メルマガ『中学受験 偏差値の壁を突破するための非常識な合格戦略』では、誰にでもできる合格への確実な手段を紹介しています。

誰にでもできる合格への方程式

新6年生の皆さんへ、ぜひお伝えしておくことがあります。それは合格への確実な手段があることです。

夢でも、希望でもなく確実な方法があることです。多くの受験生は実はこの事実を知りません。ですからほとんどの受験生が第1志望校の合格を逃しているのです。

ではその方程式の中身を解説します。本当に簡単です。

正しい学習方法を知る×学習時間=合格ゾーン入り

では初めに「正しい学習方法」とは。

これは志望校の出題傾向に沿った学習を領域を決めることです。

算数で流水算の出題確率が高いなら、初めにここを攻略すべきです。しかし、多くの受験生は、まったくこのことを気にしていません。あるいは塾のカリキュラムの言いなり。

従って十分な対策を講じないまま、入試本番を迎えます。これで受かるわけないですよね。不十分な準備で入試会場に向かっているのです。

では次です。「学習時間」これはいわゆる、正しい方法による学習時間のことです。

多くの受験生は満遍なくやろうと時間を無駄にしています。学習すべきは、入試に出そうで、かつ自分が苦手な分野です。得意な分野や入試に出ない分野は学習する必要がありません。

こうして、ただいい方法を知らず、さらに無駄な学習に時間を取られて、準備不足。

準備不足で登山に出掛けて、悪天候になったらどうなるかはっきりしています。でもでも、多くの受験生がそんな状態で入試当日を迎えているのです。

今からちょっとでも準備を始めたあなたは、相当優位に立てるのは間違いありあせん。

多くの受験生は、頭で理解しても実行しません。ですから、今日からちょっとでも始めたあなたはもう合格ゾーン入りなんです。

(無料メルマガ『中学受験 偏差値の壁を突破するための非常識な合格戦略』2022年2月16日号より一部抜粋)

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YOASOBIにまたパクリ疑惑!?新曲『ミスター』ジャケットがSony「BRAVIA」の基板とそっくり、災難続きに同情の声

イラストレーター・古塔つみ氏による盗用疑惑、いわゆる“トレパク”騒動で大迷惑を被った音楽ユニット「YOASOBI」。古塔氏に次から次へと新たな疑惑が出てきたことで、YOASOBIに対する声も落ち着きを見せていたが、今度は配信リリースされたばかりの新曲『ミスター』に注目が集まっている。実はこのジャケットがSonyの「BRAVIA」の基板に“そっくり”だというのだ。

YOASOBIの新曲ジャケットが「BRAVIA」基板と瓜二つ

今月16日に配信リリースされた新曲『ミスター』。これは直木賞作家とのコラボレーションプロジェクト第1弾となる楽曲で、島本理生氏の書き下ろし小説を原作にしている。

主人公のアンドロイドである僕が、所有者のMr.ナルセに抱いたはじめての感情から綴られる、切なく儚いシティポップに仕上がった一曲だ。

YOASOBIのツイッターによると、ジャケットのデザインを手掛けたのはきくちともこ氏で、音楽好きが高じてデザイナーになったという。

しかし、このジャケットをめぐって、今ネットが盛り上がりを見せている。

というのも、ジャケットに描かれたデザインが、Sonyの「BRAVIA」の基板とそっくりなのだ。

ジャケットはやや斜めに配置されているものの、確かにパーツのある場所や細かい部分まで同じようにみえる。これはBRAVIAの基板を模したということなのだろうか?

ツイートで指摘したのは「YOASOBIが好き、美しい基板パターンも大好きなエンジニア」をやっている方で、基板には詳しいとみられる。

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ネット上では芸能人の交際をめぐって、SNSに掲載された画像の場所を推測したり、匂わせをみつけたりするツイッター民はよくいるが、さすがに“基板を特定する”というまさかの特殊能力に仰天。

「何でこれが特定できるんだ?」「基板特定なんていう分野もあるのか」「変態的すぎてすごい草」などの声が聞こえてくる。

「今回の特定は早かったですね。ネット界隈でも騒然となっています。もしかしたら、古塔つみ氏の件でもともとYOASOBIさんに注目が集まってしまっていたのかもしれません」(ネット事情に詳しいフリーライター)

古塔氏のトレパク疑惑が一段落したと思ったら、今度は別の騒動に巻き込まれてしまったYOASOBI。もはや災難としか言いようがないが、これからどのような展開を見せていくのだろうか。

読売や産経が猛批判キャンペーン。小泉、細川、鳩山ら元首相5人EUあて書簡を「総攻撃」の怪

小泉純一郎氏や菅直人氏ら5人の首相経験者がEUに宛てた脱原発を訴える書簡が、政府や一部メディアから猛批判を受ける状況となっています。彼らが「袋叩き」に遭わなければならない理由はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、「脱原発」を風評問題にすり替え批判を展開する岸田政権やマスコミの巧妙さを紹介するとともに、裏に見え隠れする「原子力村」の思惑を考察。その上で、元首相たちの書簡に正面から論戦を挑まぬ原発推進派を強く非難しています。

 

元首相5人のEUあて脱原発書簡に批判キャンペーンの怪

小泉純一郎氏ら5人の元首相がEU(欧州連合)欧州委員会に送った書簡をめぐって一部のメディアが批判キャンペーンを繰り広げている。

「脱原発・脱炭素は可能です─EUタクソノミーから原発の除外を」とタイトルがつけられたその書簡は、1月27日付でウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長あてに送られた。

差出人は小泉純一郎、細川護熙、菅直人、鳩山由紀夫、村山富市の各氏。いうまでもなく、5人とも日本の元首相である。

タイトルから分かる通り、「脱原発」を欧州委員会に求める内容だが、読売新聞、産経新聞、夕刊フジなどは、「“原発事故で多くの子どもたちが甲状腺がんに苦しんでいる”とする書簡」と、ごく一部分の記述のみ切り取って問題視している。

EUタクソノミーとは、2050年までにカーボンニュートラル(気候中立)を達成すべしというEUの目標に適う企業活動にお墨付きを与えるための基準で、「グリーン」な投資を促進するねらいがある。

欧州委員会は今年に入り、EUタクソノミーに「原子力や天然ガスを含める方向で検討を開始した」と発表した。再生可能エネルギーを中心とする未来エネルギーへの移行を促進するために、原子力や天然ガスも、担うべき役割があるということらしい。

ヨーロッパ諸国の原発に対する姿勢は二つに分かれる。ドイツ、オーストリア、ルクセンブルクなどが原発廃止をめざす一方、原子力への依存度が高いフランス、フィンランドなどは化石燃料からの脱却に原子力は欠かせないと主張する。欧州委員会の新方針は後者の声に押された形だ。

小泉純一郎氏ら元首相5人の書簡には、以下のように反対意見が綴られている。

福島第一原発の事故は、米国のスリーマイル島、旧ソ連のチェルノブイリに続き、原発が「安全」ではありえないということを、膨大な犠牲の上に証明しました。そして、私たちはこの10年間、福島での未曾有の悲劇と汚染を目の当たりにしてきました。何十万人という人々が故郷を追われ、広大な農地と牧場が汚染されました。貯蔵不可能な量の汚染水は今も増え続け、多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみ、莫大な国富が消え去りました。この過ちをヨーロッパの皆さんに繰り返して欲しくありません。原発推進は、気候変動から目を背けるのと同様に、未来の世代の生存と存続を脅かす亡国の政策です。(中略)EUタクソノミーに原発が含められることは、処分不能の放射性廃棄物と不可避な重大事故によって地球環境と人類の生存を脅かす原発を、あたかも「持続可能な社会」を作るもののごとく世界に喧伝するものです。

書簡の主眼が、EUタクソノミーで原発推進を容認することへの反対表明にあるのは、一読すれば明らかである。

ところが、山口壮環境相と福島県の内堀雅雄知事は2月初め、「多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみ」という記述のみを問題視し、「現時点では放射線の影響とは考えにくいという評価がされている」などと、元首相5人に抗議文書を送付した。

 

女性から男性へ、男性から女性へ。2度の性転換をした本人が語る「あの時、スカートをはかない選択ができたなら」

「多様なセクシュアリティのあり方を認めあう」。それは令和に生きる私たちの課題です。しかし、つい「男はこうあるべきだ」「あの人、女っぽくないよね」など旧態依然とした性別観に縛られた発言をしてしまうケース、あなたにはないですか。なかなか古い概念を消し去れない、それが実情です。

そんななか、幼い頃から性同一障害に苦悩し、女性から男性へ、男性から女性へ、2度の性転換を実行した人物にお話をうかがうことができました。女と男のグラデーションのなかで生きた彼女の発言は、性別について考えるための、多くの示唆を含んでいたのです。

「自分は本当に女の子なのか?」と疑いをいだいた幼少期

「往復性転換」の経験があるユズシカさん(51)。彼女は訪問介護をする看護師です。SNSで性同一障害と2度の性転換を打ち明け、性別不合に悩む人たちの力になっています。

ユズシカさんは名古屋にお住まい。十代は奈良で暮らし、二十代は大阪で働きました。その後は北陸~東海と、居住地を転々としています。

自分の性別が女である。ユズシカさんがそこに「違和感をおぼえた」のが幼少期。

「女の子として扱われるたびに、しっくりこない感じがありました。なので、物心がついたときから、自分のことを僕と呼んでいました」

自分は本当に女の子なのか? ちぐはぐな不一致感にさいなまれた子ども時代。しかし、なぜ自分の性別が心地よくないのか、幼稚園児だったユズシカさんには、まだ理解ができずにいました。

「母親が買ってくるかわいい服を着たり、お人形を与えられたりするのがつらかった。とにかく、『女の子はかわいいものが好きだ』と決めつけられるのがイヤだったんです。散髪屋さんへ行っても、自分が納得できる髪型にしてもらえず、憂鬱でした。でも、イヤだといってはいけない気がして、我慢していたんです

急増する「身内の不幸」への嘆き。3回目接種の遅れはなぜ起きたのか?

新型コロナの感染者数はピークを超えたとの見解が示されましたが、一方で死者数は2月15日に全国で236人と過去最多を記録。翌16日も230人とピークは見えません。この惨状にSNSには身内を亡くした人の嘆きの書き込みが急増しています。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では、健康社会学者の河合薫さんが、知人もその一人と書き込みを紹介し、家族と医療従事者の窮状を訴えます。そのうえで、高齢者の命を救うはずだったワクチンの追加接種が2ヶ月も遅れながら、「最大限の努力」をすると嘯く厚労大臣の言葉に怒りを滲ませ非難しています。

 

見捨てられる「命」と10億円

コロナ感染拡大が高止まりの様相を呈する中、知人のお父様がコロナ感染で他界するという、悲しい出来事が起こりました。介護施設のスタッフから「高熱が続いている。コロナ感染の可能性がある」との連絡後、PCR検査で陽性が判明。そのわずか5日後、亡くなったそうです。

「面会制限で一年以上、会うこともできなかった。最後も亡くなる二日前にタブレット越しで顔を見れただけ。あっという間の出来事で、現実を受け入れられない。テレビに出ているコメンテーターたちは『オミクロンはインフルエンザと一緒。経済を回さないと』というけど、高齢者は死んでもしかたがないとでも思ってるのか。メディアが多用する『軽症』って言葉も気になる。介護現場は第一波の時から後手に回され続けている。違和感しかない」

知人はこう悔しさをSNSに綴っていました。改めてSNSの投稿を見渡してみると、知人と同じような悲しい経験を綴っている人が少なくありませんでした。高齢の親が施設でコロナ感染した、あっという間に寝たきりになった、会えないまま亡くなってしまったetc.etc…先週から急増していました。

コロナ感染で亡くなる人が急増している大阪では、「第6波」の死者のうち80代以上が7割を占め、昨年12月17日~今年2月5日の死者133人のうち69.9%が80代以上。60~70代も加えると96.2%を占めると報じられています。

また、厚労省の集計では70代以上の新規感染者は3週間(8日まで)で10万人超。高齢者施設でのクラスター件数は、1月10~16日62件だったのが、翌週の17~23日には136件に倍増。さらに、24~30日252件、31日~2月6日292件と1カ月で5倍に増えている。昨夏の第5波で最も多かった43件を大幅に上回る件数が、報告されているのです。

一方、「コロナで高齢者の死亡増加」を報じるWEBメディアの記事には、「コロナとは関係ない。高齢者はノーマルな状態でもこれくらいは亡くなっている」といったコメントも散見されます。問題の本質って…“そこ”なのでしょうか?

 

原資は税金。元“公明党のプリンス”が手を染めた口利きの悪質度

ロシア軍による侵攻の危機が依然として続くウクライナのゼレンスキー大統領と、「公明党のプリンス」と呼ばれるも貸金業法違反の罪で起訴された遠山清彦元財務副大臣。一見すると何の繋がりもないように思えるこの二人ですが、過去に意外な接点があったようです。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、そんな二人の関係を明らかにするとともに、現在までに判明している遠山被告の悪事の手口を紹介。さらに遠山被告と同じく口利き疑惑が指摘されている甘利明衆院議員の名を挙げ、こうしたタイプの人間が学ぶべき心得について論じています。

 

国民のしもべ

2月14日(月)、ネットニュースのヘッドラインのトップに、次の2つの見出しが並びました。

ゼレンスキー氏、バイデン氏にキエフ訪問を要請

遠山元財務副大臣、初公判で起訴内容認める

最初の見出しは、ウクライナのゼレンスキー大統領と米国のバイデン大統領が約50分間の電話会談を行ない、その中で、ゼレンスキー大統領がバイデン大統領に、緊張緩和のために数日中に首都キエフに来てほしいと要請した、というニュースです。

バイデン大統領と言えば、12日にロシアのプーチン大統領との電話会談が決裂した上、13日にはサリバン大統領補佐官を使って「今週中にもロシア軍が攻撃を開始する可能性もある」などと発言させてロシアを煽っている人物なのに、そのバイデン大統領がウクライナを訪問したら、緊張緩和どころか逆に緊張が高まると思ったのは、あたしだけ?…なんて、だいたひかるさんの懐かしいネタも散りばめつつ、ゼレンスキー大統領って、さすがは元コメディアンですね。

どんなにロシアがイケイケだとしても、バイデン大統領がウクライナを訪問中に攻撃を開始したら、これは速攻で米国との直接対決、第三次世界大戦へと発展してしまいますから、プーチン大統領は突撃ラッパを吹くことができません。つまり、ゼレンスキー大統領がバイデン大統領に「数日中のキエフ訪問」を要請したのは、緊張緩和のためではなく「人間の盾」として必要だからなのです。もちろん、そんなことはバイデン大統領も分かっていますから、ゼレンスキー大統領の要請への明確な返答は避け、お茶を濁しました。

アフガニスタン撤退を巡る大失態をキッカケに、支持率低下に歯止めが掛からなくなったバイデン大統領は、今回のウクライナ問題で強いリーダーの姿を示そうと、威勢よく拳を振り上げました。しかし、それは逆効果でした。米国のメディアが11日に実施した世論調査では、バイデン大統領のウクライナ対応について、過半数の53%が「米国はウクライナ問題から距離を置くべき」と回答したのです。

結局、振り上げた拳をおろすタイミングを見失ってしまったバイデン大統領と、もともと絶賛迷走中だったゼレンスキー大統領との「電話漫才」は、M-1グランプリなら1回戦敗退という下馬評通りの結果となってしまいました。

そんな「電話漫才」のツッコミ役、ウクライナのゼレンスキー大統領は、1978年1月25日生まれで44歳になったばかり。高校教師が大統領になって政治の腐敗と戦うというテレビドラマ『国民のしもべ』の主役を演じた元コメディアンです。記憶にも新しい2019年のウクライナ大統領選に無所属で出馬し、ドラマのように圧倒的な得票数で大統領に当選しました。フルネームは「ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー」、名前の一部がナニゲにケラリーノ・サンドロヴィッチさんぽいです。

 

尖閣諸島問題にも影響。日本はロシアの現状変更の試みを糾弾せよ

ロシア軍によるウクライナ侵攻を回避するため、フランスやドイツが交渉に当たる一方で、差し迫った状況を示す情報も飛び交っています。その中の1つ、ロシア軍が輸血用血液などの医療物資を国境付近に移動とのニュースについて2014年のクリミア併合時と比較し分析するのは、メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストの小川和久さん。ロシアの圧力に、アメリカも自国民への退避勧告というカードで対抗し予断を許さないとした上で、日本が示すべき態度についても言及しています。

 

ロシア軍の輸血準備は情報戦か?

10日からロシア軍とベラルーシ軍の大規模な合同軍事演習が始まりました。演習を装った動きがそのままウクライナへの越境攻撃につながらないかと、緊張が高まっています。

そんなおりですから、気になるニュースをご紹介しておきます。1月28日付のロイターによる配信ですが、地味なニュースなので話題にはならなかったようです。

「ウクライナとの国境付近で軍を増強させているロシアが、戦闘で負傷者が出た場合に備え、輸血用の血液を含む医療物資を国境沿いに移動させたことが、複数の米当局者の話で分かった。ロシアが侵攻の準備を進めていることを示す重要な動きとして警戒されている。匿名を条件にロイターに情報を提供した3人の米当局者のうち2人によると、輸血用血液がウクライナとの国境沿いに運ばれたのはここ数週間のことだった。ただ3人とも、米政府がこれを察知した時期については明らかにしなかった。米国防総省は、ロシアが軍増強の一環として『医療支援』も国境沿いに配備していることはこれまでも察知していた」

「ただ専門家は、輸血用血液の準備はロシア軍の準備具合を推し量るに当たり、重要な指標になると指摘。退役軍人で現在は欧州政策分析センターに所属するベン・ホッジズ氏は『攻撃実施を保証するものではないが、輸血用血液を準備せずに攻撃が行われることはない』としている。この件に関してロシア国防省からコメントは得られていない。米国防総省はコメントを控えている」

これについては、専門家にとって忘れることができない出来事がありました。ロシア軍は2014年2月26日、中央軍管区とウクライナ北東部と国境を接している西部軍管区で15万人を動員した大規模な軍事演習を抜き打ちで実施しました。ウクライナ侵攻の可能性も排除できず、関係各国は身構えましたが、やがてこの演習に野戦病院などを展開するための医療部隊が参加していないことがわかり、ウクライナ侵攻はないと判断され、警戒を緩めることになりました。

その隙を衝いたのがクリミア半島へのロシアのハイブリッド戦です。上記の軍事演習と重なる2月27日、国籍不明の武装集団がクリミア半島の空港と自治共和国の議会庁舎を占拠し、ウクライナ軍施設を包囲、ロシア系住民の支持のもと、クリミア半島を無血併合してしまったのです。