法律ではいじめ加害者を裁けない。犯罪者に優しい日本のもどかしさ

いつの時代でもなくならないいじめ。どんなに成熟した社会になっても、いじめはこの世から消えません。多くの人を自殺に追い込むいじめを犯罪にできない日本では、どのように今後動いていけばよいのでしょうか。無料メルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』では、精神科医でもある和田秀樹氏の著書を取り上げ、が日本のいじめについて語っています。

【一日一冊】いじめは「犯罪」である。体罰は「暴力」である。

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いじめは「犯罪」である。体罰は「暴力」である。

和田秀樹 著/潮出版社

2021年2月に北海道旭川で14歳女子中学生が自慰行為を強要されたうえに、わいせつ画像を拡散され、氷点下の旭川で凍死した殺人事件の記事を読んで手にした一冊です。

2013年と古い本ですが、学校における「いじめ」という名の殺人事件が多発している状況と原因について分析し、対策案を提言しています。

大人の世界でもそうですが、殴ってケガをさせるのでなければ、みんなで無視したり、罵倒したりしてもよほどひどくなければ犯罪とはなりません。

さらに学校では、傷害、恐喝、強盗、家宅侵入、レイプ、自慰強要、自殺幇助、SNSでの名誉毀損、わいせつ画像拡散は罪に問われないのです。特に14歳以下は心神喪失者と同じように刑法で罰せられることはありません。

1996年に起こった「旭川女子中学生集団暴行事件」…担任が日頃のわいせつ行為で少なくとも三度以上相談を受けたにもかかわらず、生徒指導を徹底していなかった(p101)

著者は、学校での「冷やかし」や「からかい」を否定しているわけではありません。大人になって、ちょっとした一言で傷つくことはあるはずなのです。そうしたときに、激怒するわけでも落ち込むでもなく「そういう言い方はやめてもらえますか」と口にできるかどうか、コミュニケーションの訓練をしていると見ることもできるのです。

いじめに対する著者の提案は、アメリカのように学校で細かい罰則を作って、厳格に運用することです。これは非寛容方式と言われ、例えば、遅刻、無断欠席、宿題未提出から武器の持ち込み、暴力、いじめなどについて罰則(居残り、問題児専用学校への転校)が課されます。

今の学校ではモンスターペアレントもいるし、ちょっと生徒を叩いたら暴力で訴訟となってしまうかもしれないし、出席停止にしたら学習の機会を奪ったと騒がれるかもしれないので、不良生徒への対処のしようがないのです。

まじめな学校の先生がうつ病になる前に、生徒がイジメ殺される前に、暴力やルール違反は罰するということを明確にして、学校に規律と正義を取り戻すという提案なのです。

平成23年度…校内暴力の件数が年間5万6,000件…学校側が出席停止を含む措置を講じた件数…中学校18件(p125)

安倍晋三も大パニック!?Netflix版『新聞記者』が森友問題を忠実に再現、“超リアル描写”で内幕を暴く

動画配信サービスのNetflixが配信中のドラマ『新聞記者』が今、大きな話題となっている。なぜなら、森友学園問題をモチーフに文書改ざんにまつわるエピソードがリアルに描写されているからだ。各話のエンドクレジットに「実在のものを描写するものではありません」と“一応”の断りを添えているものの、安倍晋三&昭恵夫人が真っ青になるほど詳細に描かれている。

Netflixのドラマ『新聞記者』が森友問題を暴く

東京新聞社会部記者の望月衣塑子氏のベストセラー小説を原作とし、2019年に映画化もされた『新聞記者』。日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞するなど、人気を博した作品だ。

そんな同作がNetflixのドラマ版では内容を一新。俳優陣も様変わりし、主人公の新聞記者を米倉涼子(46)、さらに綾野剛(39)、横浜流星(25)、吉岡秀隆(51)、寺島しのぶ(49)など、豪華キャストが名を連ねている。

配信がスタートされるやいなやあっという間に話題となり、連日ランキングでトップ1を獲得するほどの人気ぶり。その人気を支えているのは、「再現VTR?」と感じてしまうほど事細かい描写だ。

安倍元首相もビックリ!?リアルな描写で再現

「私や妻が関係していたということになれば、それはもう私は、それは間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきり申し上げておきたい」

このセリフ、どこかで聞き覚えはないだろうか?そう、安倍元首相が国会で強気に言い放った答弁。これがそのまま劇中に登場する。

これは主演の米倉が国会中継を聞くシーンで、声のみが聞こえてくるというものだが、1話目から“現実と錯覚する”ような、挑戦的な場面が描かれている。

問題の舞台となるのは森友学園を思わせる名前の「栄新学園」、他にも小学校の設置認可、財務局、改ざんなど、一連のモリカケを象徴するようなものばかり。

「答弁を事実にしないと」と語る佐野史郎(66)、「栄新学園」の土地取引をめぐる文書の一部が削除されるパソコン画面、黒塗りだらけの書類、「これは改ざんです」と苦悶の表情で訴える吉岡秀隆…など見どころ満載。

財務局員役の吉岡が「俺、大変なことしちゃったかもしれない」と妻に打ち明け、泣き崩れる姿は何とも言えないシーンだ。

こうしたリアルな描写にこだわったドラマは全6話。森友公文書改ざん問題や赤木氏の自殺問題を真正面から描いた意欲作となっている。

赤木氏の妻・雅子さんが国に対し1億700万円の賠償を求めた裁判は、請求の棄却を求めていた国が一転して賠償責任を認め「認諾」という形であっさり終焉。国が賠償金を支払うことで裁判を終わらせた。

突然の幕引きを図り、国民の記憶の中から薄れていくこと狙った国の不誠実な対応。しかし、今回のドラマでより鮮明に一連の事態は記憶されることになるだろう。

ネット配信の海外ドラマのファンであることを公言していた安倍元首相。是非、この作品の感想を安倍夫妻に聞いてみたい。

東京のコロナ重症者たった1桁。それでも「まん防」出す政権の政治的思惑

オミクロン株の感染急拡大を受け、11都県へのまん延防止等重点措置の適用に向け最終調整に入った政府。第5波までと比べ圧倒的に重症者数も少なく致死率も低いと言われるオミクロン株に対して、「まん防」の発出は果たして適切と言えるのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、「これは政治」とし、そう断言できる理由を詳述。その見え見えの「台本」の筋書きを白日の下に晒しています。

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2022年1月18日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

1都10県(?)のマンボウ適用要請という異常

マンボウというのは、「まん延防止等特別措置」の略称だそうですが、そもそも「蔓延」という漢語を使いながら「漢字の読めない人にも配慮」してひらがな表記にするというのは、有権者をバカにしているとしか言いようがありません。選挙でよく見る「すずき花子」とかいうやつで、ビジュアル効果をサブリミナルに使う悪質な世論操作とも思えます。

そのマンボウですが、こうなったら「慢性感染予防対策依存症+選挙恐怖症弱体政権維持の特別措置」という名称にしてその略語だとしたほうが良さそうです。

とにかく、小池百合子さんは病床使用率が21.1%だとか言っていますが、冗談ではありません。都の基準での重症者は「5名」だけで、重症病床の利用率は「1%」です。それどころか、都の新規感染者の数字は低下傾向にあります。そんな中で「マンボウ」というのは、人命優先などといった美しい話ではないと思います。

これは政治です。

この間の「水際対策」もそうですが、岸田政権というのは、前任の菅政権、安倍政権の「失敗」を教訓として、「とにかく強めで早めの規制」をかけて来ました。その結果として、鎖国をすればするほど内閣支持率が上がるという「手品」を実現してしまったのです。

この「手品」の前には大きな「幸運」がありました。それは、菅前総理の辞任、自民党総裁選、そして総選挙という一連の政治スケジュールが、「ワクチン接種率向上による感染激減」というトレンドに重なったのです。その結果として、大敗するはずの総選挙結果を「微減」にとどめることができ、自民党単独での過半数という奇跡を実現したのでした。

これは全くの「幸運」であり、岸田政権の成果ではありません。正確に言えば菅内閣の成果であり、菅=河野ラインの残した政治的遺産です。

岸田総理という人は、この「手品」つまり意味合いが薄くても、特にオミクロンの市中感染が始まって水際の意味が薄くなった後でも、「厳し目に実施すると世論が評価してくれる」という手法を意識的にやっています。その上で、「幸運」つまり前回の総選挙の勝因もしっかり分析していることと思います。

問題は、この後の「恐らく3週間のマンボウ」では、この「手品」と「幸運」を掛け合わせた「筋書きのあるドラマ」を仕掛けてくるということです。

南アの例、そして欧州の事例、更には私の住むニュージャージー州と、その隣のニューヨーク州の実例を踏まえていうと、オミクロン株というのは、感染力がデルタの3倍から4倍というのは実感として事実のようです。そこで、次のような現象が起きます。

1)市中感染が始まると、猛烈な勢いで拡大します。ニュージャージーの場合には12月中旬にオミクロンが出てくると、1日あたりの新規陽性者が3,000人台から2週間で一気に3万人まで10倍になりました。

2)ピークは一瞬で、その後は拡大と同じ速いペースで減少します。ニュージャージーの場合は、1月7日がピークで1日3万3,000人となり、「RT(拡大再生産=1人が感染させる人数)」も1.67という恐ろしい値になっていました。ところが、そこから僅か1週間経過した現在、本稿時点の16日には新規陽性者は1万4,000で、RTは1.09と激減しています。

この急速な収束ですが、「ワクチン2回+ブースター」の免疫の壁、そして感染して治癒した人の免疫の壁、これに加えて「感染を自覚しなかった」人の免疫の壁、この3つの壁が「集団免疫レベル」を急速に達成することによって起きる現象と考えられます。

 

なぜに竹中平蔵を?新自由主義否定も「権化」を重用する岸田首相の怪

先日掲載の「またも潜り込む竹中平蔵。岸田政権『新しい資本主義』の大ウソを暴く」でもお伝えしたとおり、定義が不明で矛盾点も多く見られる新しい資本主義ですが、この程首相自らが月刊誌に「新しい資本主義のグランドデザイン」についての論文を寄稿しました。その論文を精読した上で、「やはりどこが新しいのかはよく分からない」とするのは、ジャーナリストの高野孟さん。高野さんはメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で今回、「岸田文春論文」を引きつつそう判断せざるを得ない理由を詳しく解説するとともに、まずは天下の大愚策であるアベノミクスの総括が先決との厳しい意見を記しています。

【関連】またも潜り込む竹中平蔵。岸田政権「新しい資本主義」の大ウソを暴く

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2022年1月17日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

岸田首相の「新しい資本主義」のどこが新しいのか?/『文藝春秋』2月号の論文を精読する

岸田文雄首相が『文藝春秋』2月号の巻頭で「私が目指す『新しい資本主義』のグランドデザイン」を“緊急寄稿”した。何が“緊急”なのかと思えば、冒頭の一節「私の提唱する新しい資本主義に対して、何を目指しているのか、明確にしてほしいといったご意見を少なからずいただきます。……このような声にお答えすべく、私が目指す新しい資本主義のグランドデザインについて、お話をしたいと思います」で明らかなように、彼の「新しい資本主義」の何が新しいのかが明確でないという声が圧倒的なので、何とかそれに答えなければならなくなったということなのだろう。

しかし、結論から言うと、これを読んでもやっぱり彼の「新しい資本主義」のどこが新しいのかはよく分からない。本誌はNo.1,127「日本政界を覆う『哲学の貧困』の深刻/例えば『デジタル田園都市構想』の浅薄極まりなさ」でそれを論じているので、一部は繰り返しになるけれども岸田文春論文を吟味しておきたい。

【関連】またも潜り込む竹中平蔵。岸田政権「新しい資本主義」の大ウソを暴く

福祉国家論は無評価、新自由主義は否定?

1.「資本主義は、市場を通じた効率的な資源配分と、市場の失敗がもたらす外部不経済、たとえば公害問題への対応という、2つの微妙なバランスを常に修正することで、進化を続けてきました」(P.95)

これはもちろん「資本主義」の本質論ではなく機能面のみを取り上げている。

2.「20世紀半ばの福祉国家に向けた取り組み、その後の新自由主義の広まりは、いずれも、そうした資本主義の修正、……進化の過程の1つです」(P.95)

北欧に代表される福祉国家論は、確かに資本主義の進化形態の1つであるが、それがいかなる意味で「進化」を実現したのか、それが良かったのか悪かったのか、日本が取り入れるべきなのかどうかについては何も言及がない。

3.「市場や競争に任せれば全てがうまくいくという新自由主義の考え方は、1980年代以降、世界の主流となったが、他方で弊害も顕著なってきました」(P.95)

その弊害としては、(a)「欧米諸国を中心に中間層の雇用が減少し、格差や貧困が拡大」、(b)「自然に負荷をかけ過ぎたことで気候変動問題が深刻化」、(c)「短期的な効率化重視の企業経営ゆえに、サプライチェーンやインフラの危機に対する強靭性が失われた」──が例示される。これにより、米英型の新自由主義とはきっぱりと決別するつもりであることは分かるが、それにしては(No.1,127でも指摘したが)首相肝入りの「デジタル田園都市国家構想実現会議」のメンバーに日本的新自由主義の張本人である竹中平蔵=慶應大学名誉教授を呼び込んだのは一体どう言うわけなのか。彼に一体何を期待しているのか、きちんと説明してほしかった。

 

副業も独立も意のままに。全ての働く人が身につけるべきメソッドとは

コロナ禍を例に出すまでもなく、不安が渦巻く世界の現状。このような世を前向きに生きるために、我々ができることはあるのでしょうか。今回のメルマガ『尾原のアフターデジタル時代のモチベーション革命』ではGoogle、マッキンゼー、リクルート、楽天の執行役員などを経て、現在はIT批評家として活躍されている尾原和啓さんが、人生から不安がなくなり、仕事の上でも頼られる人間になることができ、さらにモチベーションを持ち続けられることが可能になる「STAR」なるメソッドを紹介。さらには副業力をつける方法も惜しげなくレクチャーしています。

 

【指名される存在になる】シンサラリーマンで最も大事な1つのメソッド

今日は『シン・サラリーマン』の著者、サラタメさんと以前対談した中で、実は一番大事なところを盛り上がりすぎて、対談中に解説するの忘れてたので、シン・サラリーマンの中の、一番大事な、シンの安定を作る、つまり、

  1. 人生から不安がなくなり
  2. 指名される存在。何者かになり
  3. モチベーションが湧き続ける魔法の質問

この3つを今日は説明していきたいと思います

たった一つのメソッド、STARとは

人生において、シンの安定、人生の不安をなくすっていうことと、指名される存在になる、何者かになるっていうことと、モチベーションが湧き続けるって実はね、たった一つのメソッドでできるんすよ。

これがSTARってやつなんですね。

要は何かっていうと、あらゆるものを、人から言われてやる存在ではなくて、自分で状況を分析して、自分で課題を設定して、自分で行動を工夫して結果が出たかどうかを検証する。

  • Situiation
  • Task
  • Action
  • Result

この頭文字を取って、STARっていうんですけども、これをやる人とやらない人ってのが、できる人とできない人の違いなんですよね。

特に大事なことって、STARのSから始まってるところなんですよね。仕事って、なんでモチベーションが湧かないし、なんで仕事ってやっててもこれで安定できるのかなって不安になるし、最終的に自分が指名される存在にならないかっていうと、単純に言っちゃうと、「誰でもできる仕事をただ請け負ってるだけの人」っていうのが、部品になって、取り替え可能になるので、自分の安定がなくなるし、人から言われたことをただやらされてるだけだから、モチベーションも高くならないし、さらに言うと、誰でもできることをずっとやっていれば、それは〇〇部署の人にやってもらってるって話でだけで、尾原にお願いするって話にならないですね。

それを変えていくためには、どこから変えるかっていうと、一番大事なSのシチュエーションの分析から入るってことなんですよね。

 

大噴火のトンガ王国を救え。日本ラグビー界から続々と贈られる「エール」に感動の声

日本時間15日13時ごろに巨大噴火を起こした、トンガ王国付近の海底火山「フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山」。依然として被害の全容はつかめていませんが、遠く離れたここ日本でも津波に似た潮位の上昇や気圧の変化などの影響が…

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日本人の的外れな「ユニクロ叩き」。これでは中国政府の「思うツボ」だ

中国新疆ウイグル自治区での強制労働の疑いにより「新疆綿」の使用禁止の動きが欧米で広がり、日本でも主にネット上でユニクロなど新疆綿使用で目立つ企業への風当たりが強い状態が続いています。しかし実は、日本人のほとんどが新疆綿に依存していること、太陽光パネルやLEDの生産過程でも強制労働の疑いがあることを伝え、「ユニクロ叩き」の現象に疑問を呈するのは、メルマガ『j-fashion journal』著者で、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんです。坂口さんは、新疆綿規制は米国の事情を反映したものであり、日本は独自で直接中国に対して意見すべきと訴えています。

 

中国人権問題とユニクロ叩き

1.日本人は新疆綿に依存している

ユニクロがネットで叩かれています。その前提は、「中国はけしからん国」であり、ユニクロはけしからん中国で商売をして金儲けをしている、ということのようです。

中国の最もけしからんのはウイグル族を人権弾圧していることです。強制収容所に入れて、思想教育をして、不妊手術や臓器摘出手術を強制的に受けさせられていると報道されており、私もその報道は間違っていないと思っています。

そして、奴隷労働を利用しているのは、輸出企業ではなく、内販企業が多いのです。中国国内では安い商品しか売れません。強制収容所や刑務所で行われている奴隷労働はほとんどコストが掛からず、政府とのパイプがあればそれを利用できます。ある種の特権であり、高い価格でも買ってくれる輸出企業に特権を使わせる意味はないわけです。これは私が実際に中国で聞いた話です。

ウイグル族が住む新疆ウイグル地区の代表的産業は綿花栽培です。新疆綿といわれるその綿は、繊維長が長く良質で比較的安価です。日本に輸入される多くの綿製品には新疆綿が含まれています。

日本に輸入される中国産の綿製品の多くは素材を現地調達しています。中国で流通している綿布の7~8割には新疆綿が含まれています。また、日本人が着用しているアパレル製品の6~7割は中国製品ですから、新疆綿の製品を使っていない日本人はほぼ皆無ということになります。

ユニクロ、無印良品は、タグに新疆綿と表示しているから目立ちますが、あらゆる量販店、ホームセンター、大型専門店、中小専門店等で販売している綿のアパレル製品、肌着やソックス、インテリア製品、寝装品、スニーカー、雑貨等の全てに新疆綿が使われています。そして、綿製品の繊維を顕微鏡で調べても、それが新疆綿であるか否かは分かりません。

2.綿花栽培と奴隷労働

「新疆ウイグル地区で行われている綿花栽培でウイグル人の奴隷労働が行われている」というのが米国の主張です。そして、奴隷労働ではないという証拠を見せなければ、それは奴隷労働の産物だと認定されます。

「綿花栽培=奴隷労働」は、昔の米国の黒人奴隷の労働を連想させ、とても説得力があります。しかし、現代の綿花栽培は高度に機械化されており、手摘みで行われることはほとんどありません。新疆綿の機械化もかなり進んでいます。従って、新疆ウイグル地区の一部で奴隷労働が行われているとしても、それはごく一部だと思います。

 

うろたえるな。北朝鮮によるミサイルの先制攻撃があり得ないワケ

新年早々、4度もミサイルを発射した北朝鮮。弾道ミサイルの性能の向上が伝えられ、17日の施政方針演説で岸田首相は「敵基地攻撃能力を含め、あらゆる選択肢を排除せず現実的に検討する」と危機感を表明しました。こうした政府やメディアの反応に、「うろたえるな!」と諭すのは、軍事アナリストの小川和久さんです。今回のメルマガ『NEWSを疑え!』で小川さんは、もし北朝鮮が1発でも日本や韓国にミサイルを打ったらどのような事態が起こるか、米韓の反撃について具体的に言及。そうしたなかで日本が担う役割を整理し、本当に必要な備えがあるはずだと訴えています。

 

極超音速ミサイルでうろたえるな!

今年になって北朝鮮が次々と新型ミサイルを発射し、日本国内でも危機感を持って受け止める向きも少なくないようです。

「岸信夫防衛相は12日、北朝鮮が11日に発射したミサイルについて、変則軌道を描きながら最高速度マッハ10で飛んだとの分析を明らかにした。事実上、北朝鮮が極超音速ミサイルを発射したとの認識を示したことになる。防衛省で記者団に語った。極超音速ミサイルは日本のミサイル防衛(MD)で迎撃困難とされ、北朝鮮の脅威が現実に迫っていることを如実に示した。(中略)一方、北朝鮮はミサイルが約1000キロ飛翔し、標的に命中したとの認識を示した。仮に北朝鮮東岸から日本に向けて発射した場合、首都圏をうかがう距離となる。(後略)」(1月12日付産経新聞)

しかし、そもそものところから考えないと北朝鮮の術中にはまり、日本の防衛力整備に混乱をきたす恐れがあります。

その射程距離だと西日本の米軍基地にも届きますし、高度50キロほどの大気圏内を高速かつ変則で機動することで、従来のミサイル防衛では対処に困難が生じることは間違いありません。といっても、極超音速ミサイルが射程1000キロを備え、音速の10倍マッハ10で飛んだとしても、慌てふためく必要はないのです。

それはなぜか。ミサイルや砲兵職種の専門家ならわかっていることですが、通常弾頭の破片と爆風による破壊の効果が限定的な範囲にしか及ばないからです。

確かに不意を衝かれれば、ミサイルを撃ち込まれた場所で死傷者が出るかもしれません。しかし、何発を撃ち込めば、例えば在日米軍基地に壊滅的な損害を生じさせることができるというのでしょうか。仮に100発撃ち込んでも、それが通常弾頭である限り、被害が限定されるのは湾岸戦争や最近のイランによるイラク駐留米軍への弾道ミサイル攻撃でも明らかです。

そして、北朝鮮が1発でもミサイルを日本や韓国に向けて発射したら、まず韓国が備えるキル・チェーンによる反撃が行われ、合計1700発ほどの弾道ミサイルや巡航ミサイルが北朝鮮の重要目標を直撃することになります。そこに横須賀を母港とする米国の空母打撃群と巡航ミサイル原潜によるトマホーク巡航ミサイル、空母の艦載機が加わることになります。これは、北朝鮮版イスカンデル(KN23)や北朝鮮のミサイルが生物・化学兵器の弾頭の場合も同じです。

従って、基本的には北朝鮮がミサイルによって先制攻撃に出ることはありません。

 

書家・武田双雲が伝授。焦った時こそやるべき“心を整える”ワザとは

トンガ沖火山噴火の影響で深夜に津波警報が鳴り響き、眠れぬ夜を過ごした人も多かったのではないでしょうか。緊急事態や危険が迫っている時にこそやるべき“心を整える技術”を人気の書家・武田双雲さんが自身のメルマガ『武田双雲の極上機嫌になるための言葉』で語っています。

 

緊急な時、危険な時こそ、やるべきこと。

昨日(1/16)は津波情報によるスマホの警報が何度も鳴りました。しかも夜中に。

子供たちも起きてきて不安がよぎります。

こういう時は、焦りますよね。呼吸は浅くなり、アドレナリンが出ます。

しかしこういう時こそ、このメルマガでずっとお伝えしてきた「心を整える技術」が役立ちます。

危険で緊急な情報が入ったら人間は必ずアドレナリンが出て、筋肉と血流に一気にエネルギーを流します。

これはもう本能のなせる技なのでありがたいものです。

その次が大事です。

焦ったあとに、そのまま行動しないこと。焦ったまま行動すると判断ミスするし、マイナスな行動をしてしまいます。

緊急な時ほど、焦った後はすぐに深呼吸をしましょう。

頭の中を冷静にしようと「考え」てもそうはなりません。より焦ってしまいます。

焦りを焦って焦りエネルギーで消そうとするからより焦る(笑)

焦(こ)げる。

だからこそ最もシンプルな行動が「深呼吸」なのです。

深呼吸すると力みが取れます。
そしてもう一つオススメなのが

深呼吸する時に同時に表情を柔らかくする。

表情を柔らかくするだけで焦りは落ち着いてきます。

落ち着く

という言葉はまさに

「落ちて着地する」

うわついた心が、地に足をつけると冷静な判断、賢い行動が取れるようになります。

これは緊急の時だけはありません。

不機嫌になった時
イライラした時
不安になってる時
モヤモヤしてる時

にも効果的です。

さぁ、やわらかな表情で深呼吸してみましょう。

どうですか?

落ち着いてきたでしょう。

今週も極上機嫌で生きていきましょう!

 

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「年金の支給額が聞いていた見込額と違う」なぜそんな事態が起きてしまうのか

50歳をすぎると、年金事務所で年金見込額を出してもらうことができます。しかし、そのときに聞いた金額と実際に貰った金額に大きく差がある場合もあるようです。今回のメルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、なぜそうなってしまうのかを事例を含めて詳しく解説しています。 

あの時聞いた遺族年金額と、実際貰い始める時の金額がどうしてそんなに違ったのか

おはようございます!年金アドバイザーのhirokiです。

年金事務所に行くと年金がいくらほど貰えるのかの試算をしてもらう事が出来ます。

老齢の年金であれば50歳以上で、年金受給資格の10年以上を満たしていれば年金見込み額を出してもらえます。

なお、毎年誕生月にねんきん定期便が届くのでそれを見てもらってもいいです。

定期便は50歳未満と、50歳以上では見込み額の出し方が違うので気を付ける必要があります。

50歳未満の人は今までの納付記録にて算出してますが、50歳以上の人は今現在の記録が60歳まで続いたとしての金額であります。

このように年金貰う前にある程度の年金の見込みを知っておくと、将来の計画がしやすいと思われます。

さて、年金には老齢だけではなく遺族年金や、障害年金がありますが、老齢の次に見込みを知りたいという人が多いのは遺族年金ですね。配偶者がもし亡くなった場合の、大切な資金になるので遺族年金額を前もって見込んでおく事も大切です。

例えば生命保険等に入る時には公的年金からの遺族年金額を把握しておかないと、無駄に高い保険に入って無駄に高い生命保険料を支払い続ける事になります。

まず公的な給付をベースとして考える必要があります。

で、見込んだ時の金額と、その後に実際に貰うようになった時の金額が多少違うのならまだしも、大きく違う事があります。まあ時間が経つと条件も変わってきたりするからですね。

試算をしてもらう時に注意点などは説明されますが、お客様がその事を忘れてたり、どういう事なのか理解されていなかった場合があります。

細かい事はよくわかんなかったけど、担当者が言った金額の部分だけはしっかり覚えてるとかですね^^;

やはり人は印象に強く残る事が記憶に残るものです。

じゃあどういう時に遺族年金額が全然違う事になりやすいのかを見ていきましょう。その一例です。