悪魔もおもわず舌を巻く、これが超絶品「そうめん巻寿司」だ!

神戸に別れを告げて岡山へと向かった、「ママチャリで日本一周中の悪魔」こと大魔王ポルポルさん。そのちょうど中間地点にあたる兵庫県たつの市で、隠れた名物グルメ「そうめん巻寿司」なるものが食べられるとの情報が、まぐまぐニュース!編集部に持ち込まれました。さっそく食レポをお願いしたものの、大きなアクシデント2回も発生したようで……。

そうめんの神に見放された悪魔

夏の定番メニューといえば「そうめん」を思い浮べる人は多いだろう。

お中元で貰ったそうめんが、まだ家の隅に残っているのではないか?

そんなそうめんを使った、ちょっと風変わりな料理を扱うお店を、この大魔王ポルポル様が支配したので紹介しよう。

兵庫県たつの市。

周囲を山々に囲まれたこの場所は、近くに揖保川が流れ、のどかな風景が広がっている。

そんな市内に「そうめんの里」という、そうめんブランド・揖保乃糸資料館がある。

施設内には、そうめん料理が味わえる「レストラン庵」や、そうめんを売る土産屋などが隣接しており、「そうめんのテーマパーク」となっているのだ。

大人も子供も楽しめる、そうめんスポット。そうめん好きにはたまらない場所だ。

しかし、そうめん支配の前に大魔王ポルポルは気になる「ある場所」に立ち寄っていた。

その場所とは…

「ニンゲンも遂に、そうめんに祈るようになったのか。ガッハッハッハ!」

と不気味な笑い声が響いた。我輩は「素麺神社」という場所に来ていた。

この素麺神社は、そうめんの里から500m程の場所にあり、そうめんに祈りたいというニンゲンどもが集う場所。

ここも人気スポットらしいが、神社の前が自動車学校というのがなんだか面白い。

我輩は、素麺神社の「そうめんの神」に、

日本征服が上手くいくように……ガッハッハッハ!」と願をかけてから、そうめんの里へと向かった。

そうめんの神に別れを告げ、無事にそうめんの里へ到着。

ポルポル様は、レストラン庵のメニュー「そうめん巻寿司」なるものを支配しようとしていた。

入口の前に魔魔チャリ(ママチャリ)を置いて、扉に手を置き、ガッハッハッハ! と叫ぶ。

ところが入り口が開かない。ガチャガチャ……やはり開かない。ガチャガチャ。なぜか鍵がかかってる……。

なんで閉まってんねーーーん!」、敷地内に叫び声が響いた。

よく見ると、扉横の「本日は休館日です」という文字が寂しく目に入ってきたのだ。そうめんの神に悪魔払いされた。

訪れた10月13日は祝日翌日で、その日は休館日だったのだ。

そうめんの神に「ガッハッハッハ!」なんて言うから罰が当たったのだ。きっとそうだ、そうに違いない。

ボー然と立ち尽くして、いろいろ反省し、空に向かって無意味に謝った

そして我輩は、翌日に再度、そうめんの里を訪れることにした。

翌日。

そうめんの里に再び到着した我輩は、またも魔魔チャリ(ママチャリ)を扉の前に止めた。

そして扉に手を置き、入口が開いていることを確認。

「ガッハッハッハ! 昨日は閉まっていたが、今日こそは征服してやるぞ」と一言お見舞いしようとしたら、従業員が現れた。

「キミ、何しに来たの?

「えっ……あのー、食レポの記事をネットで連載してましてですねー……」と経緯を説明した。

お店側の事情を聴くと、お年寄りのお客さんが多く、大魔王というギャグが通じないそうだ。

なのでお昼の時間を避けないとお店に入れないとのこと。

なんやね―――ん!

と、心で叫びながら即座に店から退散した。我輩は、またまた悪魔祓いにあってしまった。

お店側によると、14時を過ぎれば入店していいそうだ。なので、それまで時間をつぶせばいいだけだった。

そこで、またも素麺神社で時間を潰すことにした。現在の時間は11時45分。 あと2時間弱の辛抱だ……けれど待ちきれない。

「ちょ……ホンマ勘弁してください……」

と、我輩は、そうめんの神にお願いした。悪魔であることも忘れて、平穏なお昼の時間をそうめんの神と過ごしていたのだ。

14時過ぎ。やっと入れてもらえたレストランの中に忍び寄り、

「ガッハッハッハ! では、我輩が食べたかったそうめん巻寿司を用意するのだ」

と、(心で叫びながら)用意させた。2日かかって出会ったそうめん巻き寿司に、やっとご対面。

その姿は、見た目が白く鮮やかで、酢飯の代わりに使われたそうめんが白く光っておる。

このそうめんは甘酢に付け込んであり、醤油をつけなくても味がついておるのだ。

我輩はその一つを口に入れると、その旨さ驚愕した。あっさりとした味わいで、口の中にツルッと入ってくる。

甘酢と言っても甘くはない。程よい酸味が効いて美味なのだ。

これは魔界にはない! 揖保乃糸、なかなかやるではないか。と感心して、次は醤油につけてみた。

醤油をつけてもまた美味い

巻き寿司を食べているはずのに、とても噛みやすくてしつこくない味。

全て食べ終わると、とても満足した気分になった。

「ガッハッハッハ! とても美味。素晴らしき料理であったぞ」とご満悦のまま店を後にした。

閉店していたり、 入店拒否させられたり、ふんだりけったりな2日間だったが、大魔王ポルポルの旅はまだまだ続く。

 

DATA:

そうめんレストラン」(いおり)

住所:  兵庫県たつの市神岡町奥村56番地

営業時間:11時〜21時(オーダーストップ20時)

休館日: 月曜日(祝日は翌日)・年末年始

 

メルマガ『大魔王ポルポルの日本征服の旅』

著者/大魔王ポルポル

日本一周の旅をしている大魔王ポルポルである。旅の裏側、隠れた小話など話したいことは盛り沢山!! だがしかし! タダで公開はできない。メールマガジンで日本のいろいろなことを掲載するのだ。メルマガに記載のアドレスに悩みや質問を送ってくれればメルマガで公開回答するぞ! ガッハッハッハ!!

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前向きパワーが全開に!書道家・武田双雲から届いた言葉まとめ

「頑張ることに疲れた!!」と絶叫したい時にピッタリな、私の心のサプリは『書道家 武田双雲メールマガジン』。読むたびに人生の”気づき”を与えてくれる言葉たちが、ささくれ立った心を包んで前向きなパワーを与えてくれるんです。今回は私のお気に入りの中から「自信がわいてくる言葉」をまとめてみました!

「渋滞ダカラコソデキルコト」

渋滞でイライラする時は

先を意識してるとき。

渋滞を楽しめる時は

瞬間を意識してるとき。

渋滞ダカラコソデキルコト

このメンバーダカラコソデキルコト

人生という道も同じ。

先を急がない。

今ダカラコソデキルコト

 

「毎瞬感動していると」

僕は、作品づくりのために

感覚を研ぎ澄ます生活をしているのではなく

朝の光、

子供達の表情、

あらゆる人々の営み、

感情の機微

食べ物、体、分子、宇宙、、、

毎瞬感動していると

自然の流れで筆を通して産まれたものが

たまたま人間界では作品と呼ばれたりする。

こうしてふとどこからか湧いてきた概念が

思考として紡がれ、

言葉によってメルマガに書き込まれ、

光に変換された情報として

誰かの目を通り脳で処理され、

解釈され反応していく過程にも。

 

「関心エネルギーを膨らまそう」

多次元で醸造された

意思、思考、感情、思想、夢、、

をブレンドし

この三次元の世界に

一滴一滴

実現させていく。

何に意識を向けているか。

向けた関心エネルギーが膨らまし粉によっと増幅していく。

いやなこと

こわいこと

より

あっちを膨らませていこう

 

「基準が世間にあると、いつまでたっても満たされない」

字がうまいと言われるには

どうすればよいですか?

という質問。

そもそもうまく見られたいというのは、

幸せと思われたい、

成功してると見られたいに似ている。

基準が世間にあると、

いつまでたっても満たされない。

うまくなっていくプロセスより

ダメなところを責めたり、

否定していく辛さの方が上回っていく。

評価が気になる

ほめられるために書く

比較競争の世界にはまる

ということが起こりやすくなる。

書くことを純粋に楽しむこと。

瞬間瞬間の感触を味わい尽くすこと

書環境の宇宙を感じること。

 

「丁寧さは、最速にも繋がる」

丁寧に物事と接するというと

スピードが遅くなるんじゃないかと思われがちですが、

書もスポーツなども同じで

超微細なところにまで意識がまわっています。

そして繊細に体を動かしています。

ものすごく丁寧だけど

ものすごいスピードになることもできます。

つまり

丁寧さは、最速にも繋がるのです

雑さは、結局遅くなるのです。

 

「自分を信じられる人は強い。」

人と比べての自信は脆い。

自分を信じられる人は強い。

ご自愛を。

 

image by: Shutterstock

 

吉高由里子の“彼氏”が登場!? 「秩父さんぽ旅」新CMがオンエア開始

女優の吉高由里子がイメージキャラクターを務める「秩父さんぽ旅」をテーマとしたテレビCM第6弾「2015年 秋・紅葉編」が22日より放映開始となった。

2013年3月の第1弾放映開始から3年目、第5弾となる前回は“週末ちち部”をサブテーマに、吉高ら女子グループが「長瀞ラインくだり」「フォレストアドベンチャー・秩父」など秩父の名所を巡り、自然豊かなアクティビティを満喫している様子や「そば打ち体験」をして楽しむ様子を描いていた。

そして今回の第6弾「2015年 秋・紅葉編」では、「秩父さんぽ旅」初の男性キャラクターが登場。「仮面ライダードライブ」などの出演で知られる俳優の松島庄汰が、カップルで紅葉を楽しもうと秩父へ初めての遠出をすることにした2人を吉高とともに演じている。前回の「女子グループで行く秩父」のイメージから一転、第6弾では「カップルで楽しむ秩父」を描いている。

初めて遠出をする2人が、秩父へと向かう特急レッドアロー号の車中で喧嘩をしてしまい険悪なムードが漂う中、車窓越しに臨む美しい紅葉に思わず感動の声を漏らしてしまう微笑ましい様子や、一緒にあゆの塩焼きを頬張ったり、西武秩父駅から「札所4番金昌寺」や「秩父ミューズパーク」へとサイクリングを楽しむ姿、さらには、荘厳なライトアップできらめく「三峯神社」など、それぞれの場所で見られる紅葉も収められており、秩父の新たな魅力が発見できる仕上がりとなっている。

「この景色を一緒に見たかったんだ♪」と、吉高が松島に語りかける印象的なシーンにもあるように、2人の距離を自然と縮められそうなスポットが満載の秩父。そして肝心のアクセスだが、池袋駅から西武秩父駅まで「秩父紅葉特急」レッドアロー号を利用すれば“最短78分”と都心からの利便性も良く、手軽に紅葉やアクティビティが楽しめるので、カップルはもちろん、夫婦でも秩父デートに出掛けてみてはいかが?

さらに、本日の新テレビCMのオンエアに合わせて「秩父さんぽ旅」の公式サイトもリニューアルしており、おすすめ紅葉スポットも公開予定なので、ぜひチェックを。

<関連サイト>
「秩父さんぽ旅」公式サイト http://sanpotabi.seibu-ensensanpo.jp/
西武鉄道CM「秩父紅葉特急2015 仲直り編」30秒 https://youtu.be/UcAN3IDRO0w
吉高由里子が素ではしゃぐ姿が印象的な「秩父さんぽ旅」新CMがオンエア開始 http://www.entameplex.com/archives/20073

『バック・トゥ…2』の自動靴ヒモ結びシューズが来春正式発売へ!

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が描いた未来がまたひとつ、具現化される。

主人公のマーティが履いていた自動ヒモ結びシューズ「NIKE MAG」の発売が、正式に発表された。
 

ボタンを押すと、シュッと靴ヒモが締まる夢のアイテム!

 NIKEでは2011年に「NIKE MAG」レプリカが1500足限定で製品化されているが、その際には自動ヒモ結び機能はなかった。今回は、自動ヒモ結び機能があり、2016年春の発売を予定している。

オークションで販売されるため、価格高騰が予想されるが、売り上げ金は「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」に寄付されるという。

 

画像出典:NIKE

 

自動靴ヒモ結び、ぜひ体験してみたい!

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:NIKE/NIKE MAG
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

 記事提供:ViRATES

サラダ油を買ってはいけない。細胞が自殺や壊死を起こす危険物質とは

本気で健康のことを考えるなら、サラダ油は使わないほうがいいって本当? 現役医療研究者のしんコロさんがご自身のメルマガで、サラダ油に含まれるトランス脂肪酸と並ぶ「危険な物質」について詳しく記しています。

Question

サラダ油は危険? どんな食用油を使えば安心できる?

shitumon

トランス脂肪酸の危険性と同じくもう1つ気になる油があります。それは日本で作られている「サラダ油」が、製造工程で何度も高熱処理されてヒドロキシノネナールという、脳神経細胞を破壊する物質を発生させているという事を本で知りました。この数年増えてる認知症ガン・うつ病もサラダ油が原因の1つとも書かれてました。

その一方でアマニ油やエゴマ油(オメガ3系脂肪酸)を摂りましょうとも書かれてます。オメガ3系脂肪酸に関して、アメリカのドナルド・ラディン博士が臨床実験で心臓病・糖尿病・関節炎・消火器病・前立腺肥大・偏頭痛・慢性疲労・生理不順・精神疾患・皮膚病・アレルギーなど抱える患者45名に亜麻仁油を毎日大さじ2杯から4杯与えたところ、多くの患者の症状が3ヶ月~1年半で改善、あるいは完治したそうです。今ならサルバチア(チアシード)の方がいいのでしょうか?

こんな事を知ってから米油やゴマ油で調理したり、スーパーでの買い物も野菜・魚・納豆のワンパターン。アメリカで普段使う油ってどんな油なんでしょうか? 日本とは違うのですか? 差し支えなければ教えてください。

しんコロさんの回答

安価なサラダ油はコーン、菜種、大豆などが原料ですが、ご指摘の通り精製過程で何度も熱処理が行われます。油を抽出する溶剤を揮発させるための熱処理や、脱臭するための熱処理など、数回に渡って熱が加えられます。この時にヒドロキシノネナール発生します。

ヒドロキシノネナールは細胞内で低濃度存在する時には細胞を活性化させたり、発達を促したり、抗酸化作用があります。ところが、高濃度になると毒性を示し、DNAの損傷を引き起こしてアポトーシス細胞の自殺)や壊死を起こします。また、質問者さんのご指摘の通り、ヒドロキシノネナールが神経疾患動脈硬化がんなどを引き起こす可能性があることも報告されています。ヒドロキシノネナールはサラダ油の精製過程で発生しますが、家庭で揚げ油として何度も使用したりする場合にも発生します。

安心は傾かず?欠陥公開の裏で描かれた「三井のシナリオ」

前回、なぜ横浜の大型マンションで傾き問題が起きたのかを検証してくださったマンション管理士の廣田信子さん。今回のメルマガでは、今後住民の方の身に起こりうることや三井不動産への要望について記しています。

三井不動産レジデンシャルの対応は?住民の合意形成は?

こんにちは!廣田信子です。

「パークシティLaLa横浜」の杭打ちの施工不良に関する昨日の話の続きです。私の備忘録として読んで下さい。

問題が発覚しても、内密に済ませようという体質がある中、今回、このように大きく報道され、まるでシナリオができていたかのように、問題を起こしたのは、下請けの下請けの一監督者であるということが、早々と報じられ、そして、いち早く、三井不動産は、建替えにも買取りにも応じ、転居費用も負担するという方針を打ち出しています。

このことの意味を私なりに考えてみました。

この一連の行動は、ブランドイメージの低下を最低限に抑えようという売主の意向と、こうなってしまった以上、できるだけ多く実をとろうという管理組合の中心的な方々との戦略が一致したのではないかと、私は勝手に感じています。

この状況で隠し立てしてもマンションの資産価値を維持することは不可能。だったら、問題をしっかり世の中に知らしめて実を取ろうというのは、管理組合として当然の大変かしこい選択だと思います(これも私の勝手な推理です)。

そして、それにいち早く、ある意味、満額回答を出すことで、三井不動産もイメージダウンを最小限にすることができているような…。

私の周りの反応は、「一体いくらかかるんだろう。さすが『三井』だね」というものが多かったです。

マンションは、どんなに設計をしっかりしても、パンフレットにきれいごとをうたっても、施工が悪かったら、どうしようもありません。

そして、実際に施工不良は当たり前のように発生していることをみんなよく知っていますから。

で、どこが施工しようが施工不良が発生するのを避けられないから、結局、売り主にいざという時に対応できる力があるかどうかだと改めて、今回のことで思った訳です。

中国のサイバー攻撃に最も悩んでいるのが習近平というパラドックス

習近平・オバマ首脳会談の翌日に米企業にサイバー攻撃を仕掛けた中国。評論家の黄文雄さんのメルマガによれば、この信じがたい行為に一番頭を悩ませているのは習氏本人だというのですが…、いったいどういうことなのでしょうか。

中国のサイバー攻撃に最も悩まされているのは習近平だ

米企業7社に中国のサイバー攻撃、首脳会談後=クラウドストライク

先週は中国で逮捕された日本人スパイの話題でした。今週は米中間でヒートアップしているサイバースパイ合戦について紹介しましょう。

報道によれば、習近平がオバマ大統領と会談し、「サイバー攻撃実行せず、支援せず」で合意した翌日に、米テクノロジー企業5社と製薬会社2社がサイバー攻撃を受けたといいます。そして、犯人中国政府と関係していることも突き止めたそうです。

これに対して、中国政府は何の反応も示していません。これまでは頑なに中国も被害者だと言い張っていた態度に比べれば、サイバー攻撃はしていないと関与を否定するだけでも進歩したと言えますが、証拠を提示されても白を切る図々しさは健在のようです。

中国問題が非常にわかりづらいのは、このサイバー攻撃は、はたして習近平指示によるものなのかということです。中国の特徴は、国内の権力闘争が「外に向かう」という点にあります。

鄧小平は軍権を握るために中越戦争を起こし、毛沢東を支持した許世友の南京軍区の軍隊と、林彪の部隊、つまり鄧小平の政敵の部隊をベトナムの最前線に殺到させて、それで敵に殺してもらい、軍権を握ったということがありました。

9月末の習近平の訪米直前には、中国軍機アメリカ軍機異常接近するという事件がありましたが、これから米中首脳会談をしようというときに、習近平がわざわざアメリカと揉め事を作るというのもおかしな話です。

● 黄海上空で中国機が米軍機に異常接近 「危険」と国防総省

米中首脳会談のちょうど1年前、2014年9月末に、習近平はインドを訪問しましたが、このときも人民解放軍が国境を超え、インド軍と一触即発の事態となりました。インド訪問中の習近平の顔に泥を塗るような行為だったわけです。

● 習近平主席の訪印中も紛争地帯で両軍対峙…一触即発の事態も中国報道官は「友好協力の大局には影響しない」

習近平の腐敗追放キャンペーンによって、前軍事委員会副主席の徐才厚や郭伯雄が失脚しました。また、宴会や贅沢の禁止令によって、軍部には相当な不満が高まっているとされています。

習近平への怒りをぶつけるために、軍部がいろいろや嫌がらせをしている可能性も否定できません。とはいえ、習近平としても一国の最高指導者として、「自国の軍が暴走している」とは言えません。あくまで中国側の立場に立った物言いしかできないわけです。

狙われる富裕層、マイナンバーに監視されるヤバイ節税対策

前回の記事ではマイナンバーで一儲けできる職種について教えてくださった『もう、資格だけでは食べていけない』の著者・横須賀輝尚さんですが、今回は逆に「損する人」たちについて詳しく説明しています。実はこの制度、富裕層ほど嫌がっているのだとか。

マイナンバーで損する人たち

マイナンバーで損をする。本来は制度なので、そういうことはあってはなりません。しかし、世の中には制度を掻い潜って不正なことをしている人もいるもの。マイナンバーはそういう人たちに鉄槌を落とす可能性があります。

1.生活保護の不正受給者は、バレてしまう

前回の連載でも触れましたが、不正に生活保護を受給していた人は、バレてしまう可能性があります。ですから、今後は本当に必要な人に受給されることになると言われています。

2.生前贈与の脱税がバレる可能性が出る

年間110万円までの贈与には税金がかかりません。こんなことをしてはいけませんが、口座を分けて振り込んでおけば、110万円以上振り込んでも、税務当局も調べにくい…、という噂を聞いて、脱税をしていた人。マイナンバーが口座とひも付けされるようになったらバレてしまいます。これも怖いですね。

そのほか、マイナンバーによって全般的に、脱税行為は難しくなると予測されると言われています(そもそも違法な行為ですが…)。ですから、マイナンバーは正しく生きている人にとっては便利になり、違法行為をしている人にとっては、管理されるようで損をしている感じがある、ということになります。

また、このマイナンバーという制度は、富裕層泣かせとも言われています。様々な資産運用などをして、お金を持つ人たち。こうした人たちはマイナンバーを恐れています。一般的に資産家は、税金対策に長けています。そのため、過去の税制では純資産に課税するという「富裕税」というものがあったのですが、その節税対策が優れていて、あまり課税できず、廃止したという経緯があります。ですから、現在の税法では、そういったことはありませんが、総資産に課税することで、富裕層からも税金がもっと徴収できるのではないか、という考え方があるのです。マイナンバーで資産を管理できれば、そういったことも可能になる。そうすると、富裕層はマイナンバーによる節税対策をしなければならなくなるという予測があるのです。

こうなれば、海外へ移住…、なんて人も出てくるでしょう。ただでさえ、高い法人税率を誇る日本。シンガポールや香港などの法人税の安い国に移住していく人も増えるかもしれません。そうすると結局、マイナンバーで資産を管理できるようになっても、税収は増えないのでは…、ということになりますが、これはまだ想像の範囲を出ないものなので、今後の動向を見守りたいところです。

しば漬けに秘められた哀しい物語。京都三大漬物の歴史を紐解く

京都名物数あれど、やはり漬物は外せません。そこで今回は、無料メルマガ『おもしろい京都案内』で紐解かれている京都三大漬物の歴史をご紹介。しば漬けにまつわるエピソードは、ちょっぴり寂しくて心を打つものがあります。

京都三大漬け物の歴史

京都の三大漬け物と言えば、「千枚漬け」、「しば漬け」、「すぐき漬け」です。10月になると、京都の漬け物屋さんの軒先に「千枚漬け入りました」の札がかかります。それはまるで、初夏に「冷やし中華はじめました」という紙が壁に貼られるラーメン屋さんのようです。

京都三大漬け物の中で一番全国的に出回っている商品がしば漬けでしょう。発祥は三千院など古刹がある大原で、その歴史はナント800年以上と伝わります。

すぐき漬けの発祥は桃山時代まで遡ることが出来ますが、明治維新までその製造は門外不出でした。そのため、やや知名度は劣るものの、最近は健康食材として、国内外から注目を集めています。

京都三大漬け物の歴史を1つずつ知ることで、今後食べた瞬間に一層美味しさが加わると思います。それではそれぞれの歴史や経緯を見てみましょう!

千枚漬け

千枚漬は、今から約150年前江戸時代後期に生まれました。当時、御所内で江戸時代最後の天皇である、孝明天皇宮中大膳寮(皇室の食事当番)に仕えていた料理人が生み出しました。その料理人の名は、大藤藤三郎といい、聖護院かぶら(大根ではありません)を使った浅漬けを作りました。当時漬け物は保存食として大変重宝されていた時代でした。薄く輪切りにされた大判の聖護院かぶらの漬け物は、見栄えもそれまでの漬け物とは違い、宮中で喜ばれたそうです。

慶応元年、御所から職を退いた大藤藤三郎は、京都市内に千枚漬け本舗「大藤」の暖簾をあげました。この店で売り出された千枚漬けが起源となり、今もなお千枚漬けの本家として約150年間その暖簾と味を受け継いでいます。現在は、中京区麸屋町通錦小路通下がるに本店を構えておられます(京都の台所・錦市場のすぐ近くです)。明治23年に京都で開かれた全国博覧会で全国名物番付けに入選して以来は、需要が急増し今日の千枚漬の地位を築いています。