ブレイク間違いなし!?剣道芸人が語る「剣道界の変な常識ベスト10」

剣道五段の腕を誇るマニアックお笑い芸人・そのせんさんが、自身の発行する『剣道メルマガ』で、剣道界では未だに常識とされている、一般人にとっては笑ってしまうレベルの「変な常識ベスト10」をご紹介。剣道をやっている方は思わず「あるある!」と言ってしまうこと間違いなし! 剣道をやっていない方は「細かすぎるネタ」としてお楽しみ下さいね。

そのせんが不必要だと思う「剣道界の変な常識ベスト10」

剣道大好きーー!!

プロダクションHIT所属の剣道五段芸人そのせんです!

このメルマガは、私「そのせん」が日本の心である「剣道」の素晴らしさを「広く・わかりやすく・楽しく」伝え、いずれは「剣道」という地味な武道が、サッカーや野球などの人気スポーツと肩を並べられる知名度になるまで、ひたすら発信を続けるという「剣道家の剣道家のための剣道家による剣道的メルマガ」であります。

サッカーや野球と肩を並べられる知名度になるまで発信を続けますので、ゴールの見えない戦いとなります!

剣道が爆発的に有名なものになるのか、はたまた私の寿命が先なのか…

とりあえず、頑張ります(笑)

さて!本日のコーナーは、

剣道界の常識に一石を投じてみよう!!

です。 

皆様、ご存知だと思いますが、剣道界って、ものすごく閉鎖的な武道なんです。

もちろん、変えてはいけない「精神性」などは絶対に変えてはいけない思います。

しかし、「剣道界の常識」という名において残されてきた「負の文化」に関しては、21世紀剣道界において不必要だと私は考えるわけです。

剣道芸人として、これから剣道人口を増やすために!

また「ラグビーブーム」のように「剣道ブーム」を巻き起こすために!

そして、そのブームに乗っかって剣道芸人・そのせんがブレイクするために!

剣道界に一石を投じてみよう!と思います。

それでは参りましょう!

剣道芸人そのせんが不必要だと感じていた「剣道界の変な常識ベスト10!」 

1. 頑なにオリンピック競技にしない

柔道がオリンピック競技になってルールが大幅に変更されてしまい、本来の「精神性」が失われたことを教訓にしているのが剣道界なんです。

でも、自然普及には限界があるので、思いきってオリンピック競技にしちゃっても良いんじゃないかなーと私は思っています。 

2. 袴の下はノーパンじゃないといけない

中学校の剣道部に入った途端、「パンツ脱げ!」ってめちゃくちゃ怒られました

たしかにパンツ履かないほうがムレないし、自由に動けるのは確かなんだけども、転んだ時にアレがこんにちわ」してしまうんです! 

これからはパンツ履いて良いんじゃないかって私思います。

3. 段が上であればワガママも通る

7段の先生に教わっていた、かなり強い6段の先生が、あれよあれよという間に8段を取ったんです。

その後、お世話になった7段の先生の言うことを聞かなくなり、ついにはタメ口になって、さらには地方の剣道連盟にワガママ言い放題に。

剣道の理念に相反しています。

【剣道の理念】剣道とは、「剣の理法の修練による人間形成の道」である。

全ての有段者がそういうわけではありませんが、少なくとも近くにたくさんいたので、この文化はやめたほうが言いと思います(^^)

4. 強豪校は坊主にさせられる

私も中学・高校と坊主でしたが、多感な時期ですから、やはり嫌でしたね。

今のご時世、不必要です。

茶髪はアカンけど、スポーツ刈りで強い学校が増えることを願います

【閲覧注意】悪魔、日本最西端へ!与那国島でフェリーと泡盛に酔う

沖縄を徒歩で征服しようと企んでいた『ママチャリで日本一周中の悪魔』こと大魔王ポルポルさん。日本最南端の銭湯に入ったりソーキそばや「てびち」を食し路上の沖縄そば屋を直撃したりしていましたが、ついに沖縄本島を離れて、はるか南の与那国島に上陸したとか。島で泡盛「どなん」に酔いしれるはずが、どうやら別のものに酔わされてしまったようで……。

悪魔をも酔わせた!与那国島の泡盛「どなん」と激揺れのフェリー

がッハッハッハ!! 我輩は、日本を征服(一周)している大魔王ポルポル。征服と言っても、兵器などは使わない。我輩はママチャリ1つで日本を征服しておるのだ。ガッハッハッハッハッハ!! そして今、我輩がいるのは、日本の最西端である「与那国島」だ。与那国島は、魔族によって「よ魔ぐに島」へと変わってしまった。

だが、しかし! 我輩はその代償に、日本の最西端で、船酔いをし、スマホを水没させ、与那国島の地酒でフラフラになってしまったのだ。

本日は、我が魔族の手中に収めた与那国島の話をしようではないか。ガッハッハッハッハッハ!!

あれは、ひと月前…

そう、いまから遡ること1か月前……。我輩は日本一周の最南端の地として沖縄に立っていたのだ。沖縄でソーキそばを食べたり、ヒッチハイクをしたり、ステイツサイドタウンを訪れたりと南国ライフを満喫。そして、それは何不自由ない南国生活を送っているかのようにみえた。

しかし、我輩には1つ不満があった。それは、日本の最西端である「与那国島」に行きたくてたまらなかったのである。

「ガッハッハッハッハッハ!! 我輩は確かに沖縄に来た。日本をママチャリで征服し、ついには沖縄まで支配を伸ばしたのだ。この上ない栄華である。がッハッハッハッハ!! だがしかし!我輩には不満がある。それは、魔族なのに日本の最西端まで行かないのはどうかしてると思っておるのだ。貴様もそう思わぬか? ガッハッハッハッハッハ!! なので、せっかくだから、日本の最西端の地である、与那国島に行こうではないか」

と独り言をいいながら、魔族の威厳を保つために与那国島行きを敢行することにした。

思いついたら即行動。我輩は、沖縄本島から石垣島へ飛行機で渡った。そして、石垣島から与那国島へフェリーで渡ろうとしていたのである。

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「大丈夫だ。魔族は着々と支配を拡大させている。それは、ニンゲンに真の恐怖を見せつけているといえるだろう。ガッハッハッハッハッハ!!….ん?なんだと、空を飛べば一発で与那国島に行けるじゃないか、だと? ……もちろん、我輩は空を飛べる。しかし、それは航空法に引っかかる恐れがあるのだ。なので、やらない。がッハッハッハッハ!!」

そのまま我輩は、ワクワクしながら石垣港から出港するフェリーに乗り込んだ。この与那国島へ行くフェリーは、通称ゲ●船」と呼ばれている。これは、与那国島の近くは天気が不安定で、船内がものすごく揺れる。という意味で、とても酔いやすい船なのだ。なので、●ロ船というあだ名で呼ばれている。

そして、魔力の力も重なり、この日の天気は大荒れ。雨と風がものすごく吹いていた。しかし、船内に乗り込むと、我輩は嬉しくなった。

「ガッハッハッハッハッハ!!なんと、天が味方をしておる。嵐ではないか。いいぞ!いいぞ!ガッハッハッハッハッハ!!」とワクワクする気持ちを抑えて、口にチャックして言った。第一、恥ずかしい。

そして船は、ブオォォォと音を出し、与那国島を目指して走り出した。先ほども申したが、天気は大雨。それでも力強く出港したのだった。

「おお!良いではないか。座り心地も抜群。我輩は満足だ。がッハッハッハッハ!!」と、大魔王は満足げな顔をした。しかし、走り出して5分我輩は酔い始めた。船内は物凄く揺れている。

「お●…」

その酔いは、留まることを知らない。座っているのもしんどく、立ってもいられないくらい船内は揺れる。

「ス…スマホが…。お●●●ぇ」

我輩は、スマホを見るのもいやになった。

フェリーに乗ると、スマホの地図を見て「おー! 今このへんの海を走ってるのか―!」という遊びをするのが大好きなのであるが、それもできない。

「こ、こんなはずでは……。ガッハッハッハッハッハ!!」船内はグラグラ揺れ続ける。与那国島に着くのは4時間後。出港からまだ30分も経っていなかった。

「我輩ともあろう者が、船の揺れで弱っていたら、征服などできぬ」

そう思い、必死にこらえたが無理。我輩は頑張ってトイレに駆け込んだ。

「おぉぉぉぉ!!」そして、●いた。その姿はまるで、ピッコロ大魔王が口から卵を産む姿に似ていた。写真に撮りたかったのだが、そんなことを思いつく余裕すらない。そのまま30分トイレに籠り、トイレの魔人になったのだった。けれど、船内は揺れ続ける。そして、酔いは止まらない。

「おぉぉぉぉぉぉ!!」●いて●いて●きまくって、グダーッとした気分に陥った。

すると、揺れの勢いで、我輩のスマホが飛んだ。陸上選手の走り幅跳びのように華麗に宙を舞う。

「キレイだ….」そして、ゲ●に向かってポンッ!と着地した。

スマホはプカプカと浮いていた。

「えっ!」我輩のスマホは、そのまま●ロに浸かったのだった。「こ、ここは、どこなのだ……」我輩は素に戻った。

気が付くと、フェリーは与那国島に着いていた。与那国島は雨が降っていた。手元には、水濡れ厳禁のスマホを水で洗い、まだ少し●色いスマホを持っていた。与那国島の地はなんだか切ない。そして、大魔王は与那国島で第一声を放った。

「すみません。ドコモショップありますか?」と、港の漁師さんに聞いたが、当然ない。 

スマホが使えないので、何も調べられない。写真も撮れない。腰を重くした素の大魔王が日本の最西端に立っていた。

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しかし、念のため、予備でiPadを持っていたのだが、それは、wi-fi専用だった。そして、第二声が、

「あのー。Wi-fiって、あったりします?」と、町の人に聞いたが、

「なんだいそれ」と、与那国島にWi-fiはなかった。

「与那国島の人はケータイをどないしてんねんやろ」「台湾のWi-fiを奇跡的に拾わんかな」「意外と家にWi-fiある人なら外から拾うから、拾ったら土下座して使わせてもらお」と、いろいろ考えたがなかった。全く拾わない。けれど、地図だけは見たい。そう思ったが、ないものはない。ここは気を取り直すしかなかった。

「ガッハッハッハッハッハ!!スマホは水没したが、我輩の支配は止まらない。与那国島を「よ魔ぐに島」に変えてやるのだ。がッハッハッハッハ!!」

と、叫びと同時に、ため息が漏れた。そして、適当に与那国島を歩き出した。

与那国島は、小さな島なので、すぐに一周できてしまう。そして、我輩は重い荷物を背負っている。そして、歩きだ。雨も降っていたので、歩ける距離には限界があった。当然コンビニはない。

観光客は朝に訪れて、夜には飛行機で帰るニンゲンばかり。もちろん、我輩は往復分のフェリーのチケットを買ってしまっているので、当日の飛行機では帰れない。帰りのフェリーは明日である。明日を逃すと、次は4日後だ。歩いて遠くに行くと明日のフェリーも間に合わなくなる。

「なんなんだー!!」 

大魔王は彷徨った。日本の最西端でスマホが水没して、ここが何処か分からず、人も車もそんなにない。そんな場所を歩いていた。 与那国島には、何もないのだ。

しかし、一件の個人商店のようなお店を発見した。そのお店は、名前もないお店で、中に入ると与那国島産の泡盛が売っていた。「どなん」と書いてある。

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「こんな場所で、スマホが水没して、ここが何処かも分からない。やってられるか!がッハッハッハッハ!!」

と、我輩はそれを購入し、一人で杯を交わすことにした。もうやってられないのだ。

この「どなん」という酒は与那国島の地酒だ。アルコール度数が60度のものから、45度のものなど様々な種類がある。我輩は一番度数の低い30度の物を買った

「えっ?なぜ大魔王なのに度数の低いものかだと? それは、記憶をなくして、明日のフェリーに乗り遅れそうだから怖いのだ。がッハッハッハッハ!!明日を逃せば4日後だからな。け、けして酔いやすいとかではないぞ」

と、我輩は独り言でも酒にビビっていた。そして、公園で一人杯(さかずき)を始めた。魔界にはない酒で嫌なことも吹っ飛んだ。

「ガッハッハッハッハッハ!!なんと後味スッキリなのだ。これは魔界にはない。素晴らしい味だ。ガッハッハッハッハッハ!!」

と、大魔王は3口飲んで、お茶を飲んだ。口の中では、アルコールの味が染みわたっていく。地酒というと独特の苦みがあったりするのだが、そんなものは無い。むしろ魔界の閻魔様が好みそうな味だった。

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「ガッハッハッハッハッハ!!お茶も美味いが、このどなんも美味であるぞ。だがしかし!我輩はあと3口飲んで満足であるがな。ガッハッハッハッハッハ!!」と、残りの3口飲んで、飲むのをやめた。我輩に合計6口も飲ませる与那国島の泡盛「どなん」。これは、ただものではない。すぐに閻魔様に報告をせねば。

と思って、もう寝るしかない。寝て、明日フェリーに乗って帰り、泣くしかない。そう思った我輩は、テントを張って寝ることにした。日本最西端で、船酔いを起こし、スマホを水没させ、どなんに魅了された。

次の日も、また、同じ「ゲ●船」に乗ってガンバって沖縄本島へ向かう。与那国島はもうイイ。思い出いっぱいだ。そう思った我輩は、沖縄本島へと戻っていった。

【参考】どなん公式HP

※本文中、一部を自主規制しています。 

 

『大魔王ポルポルの日本征服の旅』
著者/大魔王ポルポル
日本一周の旅をしている大魔王ポルポルである。旅の裏側、隠れた小話など話したいことは盛り沢山!! だがしかし! タダで公開はできない。メールマガジンで日本のいろいろなことを掲載するのだ。メルマガに記載のアドレスに悩みや質問を送ってくれればメルマガで公開回答するぞ! ガッハッハッハ!!
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北海道新幹線「新函館北斗」駅って、どこにあるの?

いま話題の北海道新幹線ですが、長めな駅名が多いのが特徴です。駅名と駅にまつわる情報を、無料メルマガ「客車隊報」の発行者であり、「海峡同盟」で代表を務める中尾一樹さんがかなりディープに解説してくれます。駅弁情報も見逃せません。

「奥津軽いまべつ」に「新函館北斗」。なぜ駅名が長い?

北海道新幹線最大の特徴は、駅名がやたら長いことです。

JR東日本との境目となる新青森駅と、北海道最初の駅である木古内駅ははまともな?名前ですが、他は「奥津軽いまべつ」に「新函館北斗」…。

長げーよ!と思った方も多いでしょう。

今回は長くなった理由と、その駅にまつわる話題をとりあげます。

まずは連載最初の記事に登場した「奥津軽いまべつ」駅ですが、ここは開業すると日本の新幹線史上もっとも人口が少ない町にある駅となります

その町の名は今別町

津軽半島にある小さな小さな町で、町役場もいまどき平屋。

応接にはスリッパを履いてあがるというなかなかの田舎町です。

なぜこんなとこに新幹線の駅ができるのか?

それには理由があり、万が一青函トンネルでトラブルが発生した場合に避難場所や列車の折り返し地点として使うことが想定されています。

ただそれなら旧「知内」駅みたいに信号場扱いでもいいじゃないか?といわれそうですが、この場所にあった(正確には現在ももあることになってますが)津軽今別駅の代替という側面を持っています。

実際に通学していた人がいたかは甚だ疑問ではありますが、通学客の利便を図るということで、今別町では通学定期を買う町民に対して補助金を出すようです。

※参考記事はこちらから。 

そしてもうひとつの特徴は「乗換駅になりうる」ということです。

青春18きっぷで北海道に行く場合はいやでもこの奥津軽いまべつ駅に降り立つことになりますが(詳しくは連載初回参照)、実はそれ以外にも乗換駅として使える可能性があります。

1つ目はこの奥津軽いまべつ駅から津軽鉄道の終点津軽中里までのバスが運行されることが決定しました。

津軽鉄道はストーブ列車で有名ですが、今までは来た道を戻るしか選択肢がありませんでした。

しかし、このバスの登場で「通り抜け」が可能となり、北海道へ渡る前にストーブ列車から新幹線に乗り継ぐなんて旅も可能となります。

2つ目は「竜飛岬」へ行く場合で、ここから津軽線で三厩駅へ。

そこから外ヶ浜町営バスで行くことになるのですが、この町営バス、片道たったの100円!

本数こそ少ないですが、津軽線全列車に接続しており、鉄道で竜飛岬を目指すにはなかなか便利です。

青春18きっぷで移動する際に立ち寄るには(列車の本数的に)ハードルが高いかもしれませんが、今後もし奥津軽いまべつ駅から直通するバスが出来るようであれば、新幹線乗り継ぎの時間調整を兼ねた観光ができるようになるかもしれません。

※竜飛岬行き外ヶ浜町営バス時刻はこちらから。

トランプ氏の日本観は80年代のまま? 繰り返される日本批判

米大統領選への出馬の意向を表明し、現在、共和党の候補者指名争いをリードするドナルド・トランプ氏は、選挙活動でしばしば日本批判を繰り広げている。氏によれば、日本はアメリカとの通商、また安保同盟において、不当に利益を得ているというのだ。通商問題での氏の日本への批判は、かつての日米貿易摩擦の時代のようだとの指摘がある。また氏は不均衡な安保同盟への不満を、1980年代からすでにアピールしていたという。その反面、トランプ氏には、昨今の中国の経済的、軍事的台頭によって、アジアにおける日米同盟の重要性が増しているとの認識は薄いようだ。一部米メディアや識者が、その点からトランプ氏の主張に反論を行っている。

トランプ氏の日本批判は見当違い?

トランプ氏の日本批判は、通商と安保同盟に及ぶ。インターナショナル・ニューヨーク・タイムズ紙(INYT)によると、トランプ氏は、日本は不当な経済的優位を得るために為替を操作しており、またわずかなリスクとコストで自国を防衛するため、アメリカとの軍事同盟につけこんでいる、として日本を非難している。

米外交専門誌ナショナル・インタレスト(NI)では、笹川平和財団米国のトバイアス・ハリス、ジェフリー・ホーナング両研究員が、「トランプ氏は日本叩きをするべきではない」と題する論考を発表している。トランプ氏は「アメリカを再び偉大にする」ことを求めていると言っているが、それならばなぜ、世界で最も重要な地域の、軍事面、経済面でのアメリカの最重要パートナーである日本を彼は絶えず非難しているのか、と両氏は問う。トランプ氏は経済政策と軍事政策の両面で日本を何度も非難しているが、彼がそうするのは間違っている、と両氏は主張する。

米外交専門誌フォーリン・ポリシー(FP)では、米フーヴァー戦争・革命・平和研究所のKori Schake研究員が、主にアジアの安全保障の見地から、トランプ氏が「日本を完全に誤解している」さまについて説明している。

日米貿易摩擦の時代と同様の日本への非難

INYTは、トランプ氏の日本批判のうち、通商問題に関するほうを重点的に取り上げている。3日に行われた共和党候補者のテレビ討論会で、トランプ氏は、貿易問題でアメリカをひどく圧迫している国として、中国、メキシコと並べて日本を名指しし、厳しく非難したという。

INYTによれば、トランプ氏の訴えは、日本経済が活況で、日本企業が映画スタジオやロックフェラーセンターといったアメリカの格式ある資産を買っていた時代を思い出させるものだという。米民主党系シンクタンクの「センター・フォー・アメリカン・プログレス」のグレン・フクシマ上級研究員は、「トランプ氏の日本についての発言は、日本がアメリカの経済的優位に対する危険なライバルとみられていた、1970年代後半から90年代半ばの時代を思い起こさせる」とし、「日本経済が20年間停滞しているにもかかわらず、トランプ氏が現在、日本がアメリカの雇用を奪うライバル経済国だとの考えをよみがえらせようとしていることは、関心を引く」と語っている。

また、韓国国立釜山大学の東アジア専門家、ロバート・ケリー氏は、討論会の最中にツイッターで「またもや日本、日本、日本。トランプ氏はマイケル・クライトンの(小説の中の)80年代に生きている」と投稿したという。INYTによると、1992年に出版されたマイケル・クライトンのベストセラー小説『ライジング・サン』では、アメリカに対して冷酷な経済戦争を行う日本が描かれているという。

実際、氏は何十年間も多数の同様の主張を続けている、とINYTは語っている。もしかすると、トランプ氏の日本への認識は、その間更新されていないのかもしれない。

日本は本当にアメリカの雇用を奪っているのか

ハリス、ホーナング両氏はNIの論考で、トランプ氏の世界観では、日本は、アメリカにつけ込み、アメリカの中間層の暮らし向きを悪くさせた一握りの国の1つである、と述べている。トランプ氏は2015年6月の立候補表明の際、「中国、メキシコ、日本、たくさんの国から、わが国の雇用を取り戻すつもりだ」と語った。両氏は、トランプ氏は日本よりも中国に注意を向けてはいるが、このように中国と日本を一緒くたにする性向は、日米関係を根本的に誤解しているものだ、と指摘している。

INYTも、トランプ氏は日本が(中国と同様に)アメリカの雇用を奪っているとして非難している、と語る。氏がこういった主張を行う背景として、グローバリゼーションが雇用に対する米国民の不安をかき立てており、トランプ氏はそこに目を付けている、とINYTは語る。

しかし実際には、グローバリゼーションの進行によって、日本企業がアメリカに工場を作り、雇用を生み出すといった現象も生じている。国外、国内企業の境界はあいまいになっているが、トランプ氏の批判の中ではその点が説明されていない、とINYTは語る。

NIの論考によれば、日本からアメリカへの対外直接投資の累計額は、2012年時点でイギリスに次ぐ2位だった。日本の自動車メーカーは、アメリカ人から雇用を奪うどころか、アメリカ中に工場を建設しており、アメリカ人労働者数千人を直接雇用している、と著者らは指摘している。

日本にもっと防衛負担をさせるべきだとの主張は昔から

日米安保同盟に関しては、トランプ氏は、日本が応分の負担をしておらず、アンバランスだとの不満を持っているようだ。特に安保条約において、日本が攻撃を受けた場合、アメリカには日本を防衛する義務がある一方、逆の場合には、日本はアメリカを防衛する義務を負わない点をトランプ氏は問題視している。

Schake氏はFPの論考で、トランプ氏のこういった見解が昔からのものであることを伝えている。トランプ氏は関心を引くためにどんなことでも言うと多くの人がみなしているが、実際にはトランプ氏は一貫した世界観を持ち続けている、とSchake氏は語る。

トランプ氏は1987年、レーガン大統領(当時)の国家安全保障政策を批判する全面広告をニューヨーク・タイムズ紙に出した。彼は当時、アメリカの同盟国はアメリカにつけ込んでおり、それらの国には強制的により多くのことをさせなければならない、と考えていて、現在も再びそう主張している、とSchake氏は語る。特に、トランプ氏は、(大統領になったあかつきには)日米の防衛同盟を再調整するつもりだと主張しているという。

実際はアメリカのアジア政策に日本が重要な貢献

そういったトランプ氏の非難に対して、ハリス、ホーナング両氏や、Schake氏は、日本が実際には基地などで相当の負担をし、また多くの貢献を果たすようになっており、それらのことがアメリカのアジア戦略に多大な貢献をしているといった面から反論している。

Schake氏は、トランプ氏は(オバマ政権も)同盟国はアメリカとって負担だという点で誤解している、という旨を語る。実際には、同盟国の貢献のおかげでアメリカ主導の体制が持続可能になっており、同盟国は負担を分担し、時間とともにアメリカをより強くしている、とSchake氏は語る。そして、世界にアメリカがしっかりと関与することの利点の典型が日米同盟である、としている。日米同盟はアジア全体の平和と繁栄にとって欠かせないものになっている、と氏は語る。

中国への対処は、今後もアメリカにとって重要な政治課題であり続けるだろう。ハリス、ホーナング両氏は、中国経済の減速による影響と、中国の軍事力拡大、海洋進出への対処が、次期大統領の政治課題になる旨を語っている。そのような折、アメリカは、得られる友好国は全て、とりわけ日本のような信頼できる友好国が必要だろう、そのような国であれば、アメリカは利益と価値観のどちらも共有できる、と両氏は語っている。

反対に、もしトランプ氏が大統領になったとして、日本にあまりにも強い圧力をかけるとしたら、日米関係に破壊的な影響を及ぼし、アメリカのアジア政策を難しくするかもしれない、としている。

Schake氏は、日本はアジアで、他の国から、現在最も重要なパートナーであり、将来もそうだとみなされている国である、と語る。日本は他国から最も信頼できる国だとみなされており、ASEAN諸国の国民の9割が、日本がより積極的に関与することは有益だと考えているという。そこで、アメリカが日本を遠ざけることは、日米間の直接関係への損害が大きいばかりでなく、他のアジア諸国内でのアメリカの地位にも損害を与えることになるだろう、と語っている。

(田所秀徳)

 

【関連記事】

東大タレントが語る、ビートたけしと志村けんから学ぶ「家庭教育」とは

お笑いのみならず、映画監督としての才能も世界的に評価されているビートたけしさん。そして、子どもからお年寄りまでを笑いに引き込む日本一のコメディアン・志村けんさん。そんなお二人を知る東京大学大学院修了のタレント・木村美紀さんが自身のメルマガ『木村美紀が明かす家庭教育の秘策』でお二人から学んだ「教訓」について語ってくださいました。

ビートたけしさん、志村けんさんから学ぶ、家庭教育の教訓とは?!

特に私が導いてくださった大師匠だと感じているのは、ビートたけしさんと、志村けんさんです。

今回は、私が尊敬するお二人の師匠から学んだことを話しつつ、家庭教育にも通じる点を自分なりに考察してみたいと思います。

ビートたけしさん

ビートたけしさんには、お仕事で長年お世話になりました。

フジテレビの「たけしのコマ大数学科」という番組で、2006年~2013年まで、7年半ほど共演させて頂きました。

たけしさんは博学で、幅広い知識はもちろん、芸術・文化・映画のお話などもよく教えてくださいました。そして生きていく上で大切なことをたくさん学ばせて頂きました。

たけしさんのお話を伺っていると、どんな出来事があっても笑いなどプラスに変える力があって、その発想力や破壊力を尊敬しています。

変換力”こそ大事なスキルなのではないかと学びました。

ベクトルの方向を変えればいいんだ!

ベクトルの方向をどう変えるかは自分次第だ!

そんなふうに思えるようになって、ちょっとやそっとのことでは落ち込まなくなりました。生きる強さみたいなものを学ばせて頂いた気がします。

たけしさんは、見抜く力が素晴らしくて、自分が悩んでいる時も察知してくださるのか、その時に欲しいお言葉をくださいます。

的確でハッとするアドバイスを直接くださったり、ときには背中で示してくださったりして、これから進むべき道へと導いてくださるので、ずっとついていきたいと思うのです。

番組が終わってしまってからは、なかなかお会いする機会がなかったのですが、先日お久しぶりにお会いすることができました。

2月28日に東京スポーツ映画大賞授賞式があり、会場の東京プリンスホテルに足を運ばせて頂きました。

この授賞式は、ビートたけしさんが審査員長をつとめ、ガダルカナル・タカさんと江口ともみさんが司会で、会場は笑いに包まれたり、激励もあって感動したり、たけしさんらしいユーモアに溢れた授賞式でした。

最後にたけしさんのシメのお言葉が心に残っています。

一言一句おぼえているわけではないのですが、ニュアンスだけざっくりまとめると…

映画は最近、CGや映像のすごさが目立ってきて、「映像がすごかった!」で終わってしまうと、解釈が一義的なものになってしまう。

でも本来は、映画って、大きなスクリーンで誰かと見て、終わった後に感想を言い合ったりして、受け取る側がいろんな解釈をすることで完成するもの。

携帯電話のサイズでみる映画と、映画館の大きなスクリーンでみる映画は、確実に違うし、携帯サイズでは伝わらないこともある。

やはり映画館の大きなスクリーンの迫力でみてほしい。

そして、見たらいろんな解釈があっていいと思う。

見る側がいろんな解釈ができる映画をつくったのが、「女が眠るとき」という最新映画。

ぜひ見てほしい。

そんな内容のお話をなさっていたように感じました。もし私の解釈が間違っていたら、すみません。強く心にささるメッセージでした。

震災から5年。「AC」のTVCMが当時の記憶を呼び起こす

東日本大震災から5年が経った。

テレビでは津波映像や地震の映像などが連日報道されていたが、CMは自粛した状態になり、ACジャパンが制作したものが流された。

「あいさつの魔法」「こだまでしょうか」、あなたの記憶にこびりついていないだろうか。

あいさつの魔法

こだまでしょうか

その気持ちをカタチに

子宮頸ガン

震災時のCM集

今、わたしたちにできること

これらのCM映像が、当時の記憶を呼び起こしてくれる。あの時どのような心境だったのか、5年後の今日、振り返っておきたい。

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(banana5388)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

記事提供:ViRATES

 

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信長なら新国立競技場を500億円で作れる。堺屋太一氏の大胆な考察

3月22日、致知出版社より発売される『歴史の遺訓に学ぶ』。無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』にて、堺屋太一・渡部昇一両氏が徹底討論した最新刊の中から、堺屋氏が織田信長について述べた評論の一部が特別公開されています。さすがは信長、と妙に納得してしまうエピソードです。

もし、信長が新国立競技場をつくったら?

信長は安土城で相撲の興行をよくやりましたね。

その第1回目の相撲の興行が終わって、人がいっぺんに退散したらたちまち混乱して石垣から落ちて怪我人が出たんですよ。それで家来の丹羽長秀に「この次は怪我人が出ないようにしろ」と命令したんです。

そうしたら奉行たちが集まって、道路を広げたらいいとか、橋を付け替えなきゃいかんとかいろいろ議論をして、「費用もかかるし、時間もかかるけれど、いかがいたしましょうか」と信長に具申すると、信長は

「おまえたちは馬鹿だな。混乱するのはみんながいっぺんに帰るからだ。それを分散させる手を考えればいいじゃないか。最後に何か1つ付け加えれば、それを観るやつと観ないで帰るやつに分散するから混乱しないだろう」

といって、弓取り式というのを考え出したわけです。確かに最後に弓取り式をやると、それを観る人もいれば観ないで帰る人もいますから混乱しないんですね。

ハードではなくてソフトで解決する。これは天才的な発想だと思います。

2020年の東京オリンピックの新国立競技場の問題も、そういう柔軟な発想がないからお金ばかりかかってしまうわけですよ。あれは織田信長だったら500億円でできますよ(笑)。

歴史の遺訓に学ぶ(日本を拓いた偉人たち)」(堺屋太一・渡部昇一/致知出版社)より抜粋

image by: Wikimedia Commons

足を組む姿勢が、カラダに悪いって本当?

「足を組む」姿勢の影響について、「骨盤が開く」「骨盤がゆがむ」ということを耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。姿勢による身体への影響について、考えてみましょう。

あなたの今の姿勢は?

今、あなたはどんな姿勢でこの記事を読んでいるでしょうか。足を組んでいる人もいるかもしれません。「足を組む」ということが、身体にどのような影響を与えるのかを考える前に、「あなたはなぜ足を組んでしまうのか?」を考えてみましょう。以下を確認してみましょう。

  • 足がおもだるくなってきた
  • 足裏が付かない高さの椅子に座っている
  • まっすぐ座るのが辛い、寄りかかりたい
  • 同じところに長時間座っている

同じ姿勢を続けることは難しいことです。足を組んだとき、ふと、身体のどこかが楽になるとすれば、それが足を組む理由の一つでしょう。身体を調整しようと、足組みをしているのです。

「骨盤が開く」とは

骨盤は8個 の骨が合わさったつなぎ目のある一群の骨ですが、手足の関節のようには、動くことはできません。一般的に言われる「骨盤が開く」こと自体はとくに問題ではありませんが半関節である仙腸関節は動くことができ、また恥骨結合部は、分娩時に開いて分娩を助けます。
姿勢の変化によって、骨盤も常に微妙に動いているのが自然、ということです。

身体への影響

身体の使い方や生活上の習慣が、身体の癖を作っているということは、確かに誰でもあることでしょう。使い過ぎによって、一定の部分に痛みが生じたり、障害がでる例に、テニス肘や野球肘などのスポーツ障害があります。
身体の癖や習慣が強いほど、ある一定の部分に負担がかかり、障害が起こりやすくなります。足組みをする癖も、いつも足を組まないと座れない程だと影響はあるかもしれません。

足を組む癖を治すには

できるだけ長く座っていられるように、体幹(胴体)のインナーマッスル(腰部多裂筋、腹横筋、内腹斜筋、骨盤底筋群など)などを鍛えると良いでしょう。
頭を持ち上げる腹筋運動のようなトレーニングよりも、姿勢を正すことが訓練になります。また、長時間座る習慣がある人は、まめな休息も必要です。「ながら運動」のつもりで以下のことを試してみましょう。

長時間椅子に座るとき

・骨盤や背中を支えるようなクッションや補助道具を使う
・こまめ(30分~1時間ごと)に、体勢を変えたりストレッチをする
・足裏が床につくように椅子の高さを調整する(足台などを使う)

いつでもできること

・背筋を伸ばすことを意識する
・膝を閉じて足裏を床につけて座る

まとめ

足を組むことは、必ずしも骨盤が開いて身体に悪いということではありません。
良い姿勢を意識することで、おのずと体も鍛えられ、足を組まずに座れるようになってきます。姿勢を見直してみましょう。

執筆者:座波朝香(保健師)
監修医:坂本忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)

 

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これはセクハラにも同じことが言えます。「何を言ったらセクハラなのか?」とは、よくご相談をいただく内容ですが「この言い方はダメです」とは一概には言えない場合があるからです。指針ではセクハラとは下記のように定義されています。

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  • 性的な内容の情報(噂)を意図的に流布すること
  • 性的な冗談やからかい
  • 食事やデートへの執拗な誘い
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