「もうゆるして」結愛ちゃん虐待死で探偵が見抜いた一家の真実

死亡した女児が遺した、ひらがなだけのノートが日本中に衝撃を与えた「目黒虐待死事件」。多くの虐待問題を解決に導いてきた、現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんは、自身のメルマガ『伝説の探偵』で、報道前に阿部さんが把握していた今回の事件の背景と、過去の虐待の事例などを分析しつつ、これ以上同じような被害を増やさないために、行政、児童相談所、民間企業、そして私たちができることについて提言しています。

「もうおねがいゆるしてゆるしてください」探偵が知っていた、目黒虐待死事件の背景

ママ、もうパパとママにいわれなくてもしっかりと じぶんからきょうよりか もっともっとあしたはできるようにするから もうおねがいゆるしてゆるしてください おねがいします ほんとうにもうおなじことしません ゆるして

きのう ぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおす
これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだからやめるので もうぜったい ぜったいやらないからね わかったね ぜったいのぜったいおやくそく あしたのあさは きょうみたいにやるんじゃなくて もうあしたは ぜったいやるんだぞとおもっていっしょうけんめいやって パパとママにみせるぞというきもちで やるぞ

船戸結愛ちゃん(5歳)は、ひらがなの練習帳に、そう記していた。

これを読んだ関係者はみんな涙し、なぜ救えなかったのか?そう世間に訴えかけている。

事件の概要

東京目黒区のアパートで、船戸結愛ちゃん(5歳)が虐待により3月2日に死亡した。死因は、肺炎による敗血症であり、継父である船戸雄大、実母である優里は警視庁に逮捕されている。

もともと、香川県善通寺市に住んでおり、この時から児童虐待があって一時保護を受けていたが、2018年1月に目黒区へ転居した。各種報道によれば、2016年に県の児童相談所が虐待を通報により認知、簡易の経過観察となったが、同年9月に雄大氏と優里氏の間に子が誕生したことで、より観察すべきということになっている。2016年12月に結愛ちゃんが一人で歩いているところを香川県警が保護し、児童相談所が対応、医師の診断では日常的な身体的虐待があるとされた。

その後、一時帰宅するも再度保護されるが、条件付きで一時保護は解除された。児童相談所では、結愛ちゃんが怪我をしていることや継父である雄大氏から殴られたり蹴られたりするという報告があったものの、保護者はやっていないよく嘘をつくようになったなどと否定していた。

そして、2017年末頃になると、東京へ引っ越すと保護者らは言うようになり、転居先などを児童相談所など関係先には頑なに明かさなかった。重大な事案であるため、転居先を調べ、目黒区を管轄する品川児童相談所に連絡し、すぐに家庭訪問で結愛ちゃんに面会するよう求めたが、当の児童相談所は保護者に拒否されたことを理由に、何の措置も講じなかった

2018年1月頃から雄大氏の暴力は酷くなり、食事なども十分には与えなかった。母親は自分に累が及ぶことを恐れ、見て見ぬ振りをした。

2018年3月2日、病院に搬送された時は、死亡が確認されたのみであった。結愛ちゃんの身体には複数の痣などあり、5歳児の平均体重20キロに対し、12キロしかなかった。また、自ら立ち上がることもできないほどであり、オムツを履いていた。

児童虐待

児童虐待について児童相談所が対応した統計を見てみると、平成28年度でおよそ12万件、最も多いのが心理的虐待のおよそ6万3千件となるが、身体的虐待およそ3万2千件、育児放棄などのネグレクトおよそ2万5千件、性的虐待およそ1600件となっていて、年々増加傾向にある。

また、警察の発表を見てみると、こうした児童虐待で逮捕となるのは年1000件ほど、被害児童はおよそ1100人で、60~70人が死んでいる

結愛ちゃんの継父であり今回逮捕起訴されている雄大氏は、各報道機関によれば、目黒区に引っ越す前にいた香川県当時、結愛ちゃんへの暴力で2度逮捕されているそうだが、2度とも不起訴処分、つまり無罪放免となっている。

つまり、警察に逮捕されたとしても、検察の段階で不起訴となる事例があるということだ。

私は20代前半から児童虐待についての問題で、救助活動を行ってきており、T.I.U.総合探偵社は、子供のいじめ無償調査をいろいろ取り上げてもらい、少しは世間の方々に知ってもらうところになってきたが、発足当初から「児童虐待についての調査及び救助に関する活動」は、私のライフワークでもあることから、無償対応枠を持っている。

だからこそ、児童相談所や地域行政の怠慢対応、司法判断の甘さ、そして再発した時の卑劣さ、虐待事件を起こす保護者の背景についての問題や親権の強さを身に染みるほど感じている。

そして、世間や大人社会がこの問題に熱し易く冷めやすい傾向があることも知っている。

頭でっかちで、お上がやってくれる精神の大人たちが、児童相談所が動いてくれる、そういうシステムになっている、親権の停止や分離も要件を満たせばできると、現場の問題や虐待を行う保護者が激しく抵抗してくることも知らずに立派な顔をして薄っぺらい知識をひけらかすのを何度も見てきた。

あるSNSで救いを求めた子を何とか救おうと動いた時、保護者が激しく抵抗してくることが予測され、児童相談所が機能しないことが見えていた時、私が民間の活動団体の支援を求めたおり、現実を知らない大人たちに大批判と吊し上げをされたこともある。

”十数年もこの問題をやっている人間として知識が無さ過ぎる。”

”探偵ごときが何ができる結局金だろ?”

結果、彼らが児童相談所(以下「児相」という)に通告、児相から保護者に問い合わせ、1ヶ月の軟禁状態となった少女は、私と私が支援を求めた民間の活動団体による呼びかけにより近隣住民が警察に通報してくれたことで、保護された。

私が知る限り、児童虐待についての現場をよく知る活動家は多くはないし児相が積極的に動くなどということは無い

総務省がまたも横槍。ケータイ「2年縛り行政指導」でどう変わる?

6月6日、総務省は携帯3大キャリアに対して、いわゆる「2年縛り」の違約金の撤廃を含めた行政指導を行いました。これを受け、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんは自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で、各社が打ってくると予想される対抗策により、ユーザーは半永久的にキャリアに縛られることになるとの予測を記しています。

総務省が3キャリアに「2年縛り」を行政指導――数年前のアメリカ市場のような激変は日本でも起こるのか

WWDC取材に夢中になっている間に総務省が3キャリアに対して行政指導を行っていた。

特に注目は2年縛りの条項だ。来年3月末までに「2年縛りの料金プランで、2年経過時に解約する際、25カ月目の料金や違約金がかからないようにすること」を求めた。

現在、2年経過後に、継続して2年縛りのプランにするか、違約金なしで解約できる2つのコースが用意されているが、その抜け道は通用しなくなったということだろう。今後は2年契約が経過してもいつでも負担なく解約できるようにしなればならないことになりそうだ。

おそらく、数年前にアメリカで起こったことが、日本でも起こるのではないか。アメリカではT-Mobileが「Uncarrier戦略」の一環で2年縛りを辞め、ユーザーを一気に獲得。それにつられて、他キャリアも2年縛りから脱却した経緯がある。

アメリカは1社の勇気あるキャリアによって市場が動いたが、日本は総務省に行政指導されて仕方なく、2年縛りを辞めざるを得ない状況に追い込まれているというのが情けない。本来ならば、ソフトバンクがあたりがUncarrier戦略をぶち上げ、上位2社を攻めるぐらいの気概が欲しかったものだ。

ストレスで薄毛に。元駐車監視員が暴露する「警察のパシリ」実態

「みなし公務員」という誘い文句につられて、勤めていた警備会社で「駐車監視員」の仕事に従事した結果、ストレスで頭髪が薄くなるハメに……。そんな辛い経験を持つ旧友O氏にインタビューした、メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』の著者で交通ジャーナリストの吉田武さん。親しい間柄だからこそ笑いながら明かす、駐車監視員のダメダメな内情暴露話ですが、はたしてそのヒドい取り締まり実態とは?

2006年から2年間、駐車監視員をしていた友人のお話 その1

<はじめに>

警備会社で働いていた友人のO氏。駐車監視員制度が始まるというので、彼が勤めていた警備会社が民間委託先として選ばれたことで、みなし公務員の道を選択。だが、その内情とはストレスだらけで、ふさふさだった髪の毛が抜け落ちて無くなってしまうほど、警察から使いっぱしりにされているだけの鉄砲玉だった。現在は北海道の地元に戻って仕事をしているO氏だが、10年ぶりに東京へ遊びに来て、メルマガを出している吉田のためにと、2年間と短い期間だが、駐車監視員を務めていた時の舞台裏を披露していただいた。

吉田:まさに10年ぶりだよね。Oとこうやって直接顔合わせして話するのって。

O氏:たまたまネット見ていたら吉田が交通ジャーナリストと名乗ってジョブチェンジしてたから驚いてしまい、今度東京へ遊びに行くついでに、駐車監視員やっていた頃の舞台裏暴露話でも教えてあげようかなと思ったんだよね(笑)。

吉田:2006年の駐車監視員制度が発足された直後に「俺、公務員になったんでよろしく!」とショートメールがお前から届いたのは忘れられない記憶なんだがな(苦笑)。

O氏:あのメールだけで駐車監視員になったんだと理解できた吉田も凄いと思ったけど、あくまでもみなし公務員という公務員の中の底辺であり、警察官の使いっぱしりなだけだったんで、実際に仕事してみてガッカリしたんだよなぁ。

吉田:そのストレスで頭がハゲちゃったのかよ?

O氏:そうなんだよ。あんなふさふさだった俺の頭が松山千春みたいにつるっぱげに…。

吉田:なるほど。ハゲちまったお前の頭が気になるけども、それはさておき、まず駐車監視員になるきっかけから教えておくれ。

O氏:俺が正社員として10年ほど勤めていた警備会社でさ、ある日突然、部長から「今年の6月から(2006年)道路交通法が改正されるんだけども、そこで駐車監視員制度が発足されるんだってさ。

そんで、うちの会社が行政側と組んで路上の放置車両を見つけて駐禁ステッカーを貼って反則金を集める役目をすることになった。そこでみなし公務員となり、駐車違反を取り締まりしたい者はいるか?」と告げられたんで、これは面白そうだなって思い、社内では俺含め8人がみなし公務員を希望したってわけ。

吉田:つまり…権力者になれそうだなって思ったんだろ?(笑)

O氏:そうそう。路上で駐車しているクルマを見つけたら放置車両としてステッカーを貼りまくってお仕置きしまくれると考えたら、こんな楽しい職はないと最初は思ったんだよなぁ。

小室哲哉と何があったのか? SAMが語るTRFの知られざる結成裏話

1990年代、日本を席巻した音楽ダンスユニットTRF。その中心メンバーで、ダンス界のレジェンドとも言えるSAMさんが6月13日、有料メルマガ『TRF SAM 「メルマガでしか言えない、年齢に勝つトレーニングの話」』を創刊しました。今年でデビュー25周年を迎えたTRFの「意外な結成秘話」や「小室哲哉さんとのこと」、そして自身の名前の由来など、SAMさんご本人にいろいろとぶっちゃけていただきました。

SAM本人がぶっちゃけ! TRF結成秘話

──まずはTRFデビュー25周年おめでとうございます。四半世紀という長きに渡って活躍しているTRFですが、意外にも結成当初のことは知られていないと思います。一体、どのようなきっかけでグループ結成となったのでしょうか?

SAM:当時(1990年)、フジテレビで放送していた「DANCE DANCE DANCE」という、最初の半年はダウンタウンが司会で、後半の1年間はそこにラッパーとかも加わってたダンスコンテンストの深夜番組があったんです。TRFを結成する前に、僕とCHIHARU(チハル)とETSU(エツ)は、その番組でレギュラーダンサーをやっていて、僕は、審査員もやっていました。

番組の中では、MEGA-MIX(メガミックス)というグループだったんですけど、その番組が終わる頃、小室哲哉さんから番組のプロデューサーに、リーダーの僕と「話をしたい」と連絡が入ったんです。番組が終わるのに合わせて、MEGA-MIXとして渋谷のクラブクアトロで卒業公演みたいな最後のライブをやったんですが、それを小室さんが見に来てくれて、終わった後に楽屋で話をしたんですね。そのとき「普段どんな曲で踊ってるの?」って最初に言われて、「既製の曲で踊っています」と答えたんですが、「オリジナルの曲で踊ってみない?」と誘われたんですよ。

──小室さんとの出会いは深夜番組がきっかけだったんですね。しかも、僕のオリジナル曲で踊らないか、と。

SAM:ただ、MEGA-MIXは、ダンサーがしっかりメインになっていこうというポリシーを持っていました。「歌手のバックでは踊らないというポリシーですね。そのグループに対して、オリジナルの曲をくれると言ってくれたんで、大喜びしたんですよ。「ぜひお願いします!」と答えました。その後、何も細かい説明がないまま2~3ヶ月が過ぎた頃、小室さんから突然「ちょっと、みんなが聞いてる曲をまとめたものが欲しいんだよね」って連絡が来たんです。

──当時、全部で何人くらいのグループだったんでしょうか?

SAM:男5人と女の子3人で、メンバーは8人いました。それぞれがマイベストのカセットテープを編集してきて、小室さんに渡すことになったんです。そのとき、小室さんはまだTM NETWORKをやっていたんで、レコード会社はソニーに所属していました。だけど、「エイベックスと何かやる」と決まっていたらしく、特例で「ソニーに所属しながらエイベックスでやる」ということだけチラッと聞いていて、そんなもんかなと思ったのは覚えてるんですけど。

小室さん、それは……。想定外の事態が次々発生

──小室さんに、普段何を聞いているか編集したテープを出すなんて、ものすごく緊張します。しかも、まだTM NETWORKをやってたという。

SAM:小室さんは当時、赤坂プリンスホテルに住んでいたんですけど、そのロビーで待ち合わせました。僕らはメンバー8人で、ソファに座ってずっと待っていたんですけど、約束から1時間経過しても降りてこない。やっと降りて来たと思ったら、彼女と手をつなぎながらごめんねー」って(笑)。そこでメンバーそれぞれのマイベスト曲を渡したら「じゃあ、ちょっとこれを聞いてからレコーディングするからさ。また連絡するよ」と言われて別れたんです。

それから、またしばらく連絡なくて、3ヶ月後ぐらいですかね、忘れた頃に電話がかかってきました。その頃は携帯とかもなくて、夜11時くらいに小室さんから家の電話にかかってきて「今レコーディングしてるんだけど来ない?」って言うんですよ。もちろん「行きます!!」って。自分たちの曲なんだからと、仲間2人を誘って3人で行ったんです。

──すごいですね、次に会ったのが、もうオリジナル曲をレコーディングしてる最中という。

SAM:スタジオに着くと、ちょうどレコーディング中だったので、もうガンガンに音が鳴ってて。そこに「失礼します!」と入ってミキサーの後ろ側に3人で座りました。スタジオでは、テクノがガンガン流れていたんですね。僕らは当時、ドロドロのヒップホップとか、アシッドジャズとか、そんな曲で踊ってたんです。テクノとかユーロは、もう絶対に拒否してたんですよ。「マイベストのテープも渡してたし、これは俺たちの曲じゃないよな。たぶん終わったら聞かせてくれるんだよな」と思ってて、おとなしく座っていたんです。

しばらくして音が止んで、小室さんが、ようやく後ろを振り返って「…こんな感じになっちゃった」って、もうギャグですよ(笑)。こっちは、ズルっとコケるみたいな感じで(笑)。それから今度は、奥のブースから女の子が1人出てきて、「ボーカルのYU-KI(ユーキ)です」って(笑)。

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──それはズッコケますよね(笑)。しかも、マイベストのテープを渡していたにもかかわらず。

SAM:もう頭ん中真っ白ですよ。「えぇぇぇ~! ボーカルってどういうこと!? テクノでボーカル?」って。でも「あぁ、はいこんにちは」みたいな感じで挨拶して(笑)。そのまま小室さんに「また進んだら連絡するね」って言われました。

その帰り道、男3人で深夜3時くらいの築地の道をとぼとぼと肩を落として帰りながら「どうしようか?」「どうする? テクノだよ」「ボーカルってなんだよ」「これどうするやめる?」って(笑)。断ろうっていう話も出たんですけど、「とりあえず、ひとつの仕事としてやっていこうか。せっかくだから」ってなったんです。

──なるほど、TRFはそんなスタンスでスタートしたんですね。とても意外でした。

SAM:それから、しばらくして「アルバム作ってるからメンバー全員で来てと連絡があって、コーラスをレコーディングしたりしたんですよ。そのとき、12月に横浜のベイサイドクラブでファーストライブをやるという話が出ていて「ベイサイドでやります! このグループは今まで日本にはない画期的なグループで、ドカンと大きくデビューライブやります! お金かけてやります」って盛り上げてたから、どんな凄いことになるんだろうと思っていました。

そこで、ライブ前に皆で合宿しようといって、そこから小室さんと密に連絡を取るようになったんです。三重県の「ねむの里」っていうところで合宿すると言われて、小室さん含めてみんなで行きました。「ねむの里」のリハーサルスタジオで僕らが振り付けをしたんですね。そのとき、YU-KIちゃんはレコーディングしてて。夕食の時だけ小室さんと一緒に食べて、そのときにちょっとだけ話すという感じでした。だから「別にここで合宿しなくてもいいな」って思いながらも1週間ぐらい合宿して、衣装はベネトンが協賛に入っていたんで、そういう衣装を選んだりしていましたね。

──小室さんも一緒に合宿というのがすごいですね、初めて聞く話ばかりで感動しています。

SAM:ベイサイドクラブでのライブが近づいてきて、リハ行く前にフライヤーを見せてもらったんですけど、ものすごいかっこいい、きらびやかな写真で。後ろからサーチライトがワーッと空に向かって伸びている、そんな感じだったんです。で、実際に行ってみたら普通のクラブで「えぇぇ~、違うじゃん」って(笑)。

お客さんは基本、TM NETWORKのファンでしたね。それでも年末から1週間年明けに1週間全部で2週間ほどライブをやって、ファーストアルバムをリリースしたんです。そのライブの時に、初めてTRFって言う名前を見たから「TRFって何?」って読めなくて。「これはタルフ? トルフって読むの?」という感じだったんですよ。

僕たちは「歌手のバックで踊らないということをポリシーにしていたので、合宿で振り付けを作るときも、小室さんに「ボーカルの後ろにはいたくないんです。ボーカルを後ろにしていいですか」とお願いしてました。

──当時、ボーカルが後ろに立つというグループは前代未聞ですよね。

SAM:実際のライブでは、YU-KIちゃんに後ろに立ってもらったんです。フロアがあって、フロアの前にコーラス用のマイクが5本あって、そこにダンススペース。当時はDJが2人いたんで、 DJブースが2つあって。そして、小室さんのキーボードセットがあるという形でした。フロアの1番後ろのお立ち台にYU-KIちゃんが立つんです。それでライブやったんですけど、やっぱりしっくり来なくて(笑)。ボーカルが後ろにいて、自分たちがコーラスを歌ってるのに前にいるというのは何か違うな、みたいな(笑)。そこからはいろいろ話し合って変えていきました。

ファーストアルバムは、まったく話題にならなかったんです。でも、その後5月くらいに「次のシングルができた!」って言われて、これが「EZ DO DANCE」だったんです。スタジオで聞いたときに「これはかっこいい!」と思いました。「小室さん、これは絶対売れますよ!」って。そこからシーブリーズとのタイアップが決まって、ダンサー8人、DJ2人、ボーカルを入れて全部で11人でシーブリーズのCMを撮りにLAに行ったんです。

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SAMの名前の由来とは? 真実を公開

──なかなか聞けない結成秘話、ありがとうございます。これ以上の言えないレベルの話はメルマガ内で読めるということで、そこも楽しみにしています。ところで秘話といえば、SAMさんのニックネームの由来、ネット上ではいろいろな説が流布していますね。

SAM:これは、ウィキペディアに載っている内容で合ってます高校1年生の冬に家出したことがあったんですよ。当時、ディスコに行きたくて行きたくてしょうがなくて。でも、やっぱり高校生なんで、夜中に抜け出すわけにもいけないし、こっそり行ってたんですけど、それが親にばれて家出したんです。

でも、怒られると思って、2週間ぐらい家出をして、当時よく行ってた埼玉の大宮の「モップス」っていうスナック・ディスコによく行ってたんで、そこに転がり込んだんです。「バイトさせてくれ」って言って。その「モップス」で、そこの店長に名前をつけられたんです。

真冬に着の身着のまま、Tシャツに革ジャン1枚で飛び出して、お金も所持金5000円だけだったんです。もう寒くて。バイトが終わった時にいつも「寒い寒い」って言ってて。それで、バイトしている時に、クリスマスパーティーを店でやるっていうことがあって、皆で、じゃぁちょっとあだ名をつけようぜ、みたいなノリになって。「お前は寒い寒いって言ってるからSAMだ」って、そんなノリだったんです(笑)。

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ジムに行かなくても年齢に勝てる!

──今回のSAMさんのメルマガは、年齢に勝つトレーニングと言うタイトルなんですが、SAMさんは、実際に年齢を感じたことはありますか?

SAM:ありますね。45歳を過ぎたあたりから、キレがなくなってきた。今までできていた動きが、スピードが乗らなくなって「アレ?」という感じになったんです。当時、ちょっとトレーニングを怠けていたというのもあるんですけど、そんなにがむしゃらにやらなくて動けていたものが、急にガクンと落ちたんです。

──そこからは戻らないんですか?

SAM:そこからは戻らないですね。本気でちゃんとやれば戻るのかもしれないですけれどもね。相当気を入れてやらないと、時間をかけてやらないとだめですね。

──でも、いまのSAMさんの体を見て、運動は何をやっているか?と聞かれることは多いでしょうね。

SAM:まったくジムに行ってないんですよ。自重トレーニングで、腕立て伏せと腹筋だけです。後は、まぁ、ふくらはぎと太ももと内筋を鍛えることは意識しているけど。

──やっぱり毎日トレーニングをするんですか?

SAM:毎日はやらないです。腹筋は1日おき腕立ては3日に1回。そんなもんなんです。毎日やると筋肉の疲労が取れなくて。後は踊っているっていうのはもちろんあります。ただ腕立ては、自分なりの腕立てというのがありますね。ベンチプレスなみの負荷がかかる感じでやるんです。20回5セットか30回3セットとか、1日で100回やったり。腹筋は150~200回はやります。

──結構な回数やりますね。

SAM:普通の人はそこまでやらなくても、自重のトレーニングで締まっていきますよ。僕の場合は、仕事が仕事なんで、ジムに行っちゃった方が楽なのかもしれないですけど。ほんとに僕にはマシン・トレーニングが合わなくて。一時期トータル・ワークアウトにも行ったんですけど、まった身体が強くならずに、疲労だけが残る感じでした。ジムでぐったりして、帰ってきて踊る気力もなくて、これじゃぁ練習もできないみたいな状態で。

あと「ズバッといってください!」みたいな、追い立てられる感じも苦手で、自分でやりたいと思っちゃうんですね。自分のペースでも、その方がしっかり筋肉がついたんで。トータル・ワークアウトは3週間のプログラムっで、肉体改造というのをやったんですけど、食事制限をしても全然実感がわかなくて、ちょっと筋肉質になったかなぁぐらいな感じでした。自分で考えてやった方が確実に身体が変わりましたね。

──そのあたりの具体的な運動法はメルマガでも書いていただけるということですね。SAMさんはあまりネット上で何か発言したりされるイメージはなかったんですが、メルマガではどのようのうなことを発信していく予定ですか?

SAM:ブログをやろうと思ったこともあったんですが、いかんせんマメじゃないんで。もうSNSでギリギリぐらいで。でも、メルマガを出す機会をもらったことで、やっぱり伝えたいことはたくさんあるんですよ。身体のこともそうですし、「ダレデモダンス」という社団法人を作って、ダンスを生活の一部にして身体を健康にしていこうという運動もしています。あとは、ダンサーのコアとなる部分を教えたり、本当にかっこいいダンサーたちや、かっこいい舞台を紹介したり、そういうことを伝えていけたらいいなと思っています。

──ありがとうございました。メルマガの配信、毎回楽しみにお待ちしています。

外国人労働者50万人の受け入れを決めた日本に起こる、6つの変化

日本政府は2025年までに外国人労働者50万人増を目指す方針を発表しました。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、差別的「3K労働者」としてだけの受け入れになるのであれば反対すると切り込み、ロシアに16年住み考察した外国人労働者を取り巻く問題を6つ掲げ、日本社会も同じ轍を踏む可能性があると結んでいます。

「日本政府、外国人労働者を【50万人】増やす方針」てどう?

日本政府は、外国人労働者の数を、【50万人増やす】そうです。

外国人労働者50万人超必要 25年までに 人手不足深刻化で転換

Sankei Biz 2018.6.6 06:15

 

政府は骨太方針の素案で、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた新たな在留資格の創設を盛り込んだ。新資格で2025年ごろまでに50万人超が必要と想定する。人手不足の深刻化を受け、実質的に単純労働分野での就労を認める方針転換となるが、現行制度でも受け入れ後の生活保護受給者増や悪質な紹介業者の存在など解決すべき課題は山積しており、一筋縄では行きそうにない。

私は10年前、『隷属国家日本の岐路~今度は中国の属国になるのか』という本をダイヤモンド社から出しました。そこで、1章使って「移民問題」を語っています。今日は、この本から引用しようと思っています。

いくつか注意点があります。一つ目は、この文が書かれたのは「10年前」だということです。情報は当然古いですが、問題の本質は変わっていません

二つ目は、「移民と外国人労働者は違う話だ」という批判が出ることでしょう。私は、「外国人労働者はいずれ移民に転化する」という意見です。実際、欧米、ロシアでそうなっているのですから、日本だけそうならないとは思えません。この件については、有本香さんの記事、「『移民ではなく、外国人労働者』という詭弁は幾重にも罪深い」に賛成します。

三つ目、私は「移民」「外国人労働者」全般に反対なのではありません。「外国人差別が根底にある」「差別的3K移民3K外国人労働者の大量受け入れに反対しています。どういうこと? 以下、08年9月出版『隷属国家日本の岐路』からの引用です。

3K移民受入れで起こること

少子化対策のもう一つの方法は、「移民を受け入れること」。「少子化で労働力が不足するから、移民を大量に入れよう」と主張している人がいますね。2050年には人口が9,000万人になる。それなら、「移民を3,000万人入れれば1億2,000万人で、今の経済規模を保てるではないか」というのです。そして最後に、「欧米もやっているでしょ?」と必ずいいます。

私は、3K移民の受入れに大反対です。

最初にお断りしておきますが、私は外国人嫌いでも人種差別主義者でもありません。私はモスクワに16年住んでいます。大学時代は、ロシア人と、東欧諸国・中国・韓国・東南アジア・欧米の学生達と共に仲よく学んでいました。今も接する人々の90%以上は外国人です。主にロシア人ですが、モスクワは他民族都市ですので、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、グルジア、アルメニア、アゼルバイジャン、ウクライナ、モルドバ、中国、ベトナム等々の人々が山ほどいます。私個人は、どこの国の人々にも偏見を抱いていませんし、問題なく暮らしています。

しかし、社会的現象として、移民を大量に受け入れた国では必ず問題が起こるのです。

「欧米も移民を大量に入れているではありませんか」と主張する人は、現実を知らないか、知っていて一部しか分かっていません。欧米でもロシアでも、移民は大問題になっているのです。

フランスでは移民による大暴動が発生し、イギリスではテロがあり、アメリカでは大規模デモがあり、ロシアでは民族主義者の移民殺害が相次いでいます。皆さんも、05年11月に起きたフランスの移民大暴動を、テレビでごらんになったでしょう。市内の自動車をかたっぱしから焼き、商店の窓を無差別に破壊していく移民たち。どこで手に入れたのか、移民の若者がライフルをぶっ放し、34名の警察官が負傷したと報じられています。

移民の人々も、毎日ハッピーに暮らしていて、ある朝起きたら「今日は暴動起こそうかな?」と思いつくのではないでしょう。日ごろの恨みが積もり積もって暴動になったに違いありません。07年2月5日の毎日に以下のような記事があります。

<フランス>黒人の56%が連日の差別 民間団体が初調査

 

【パリ福井聡】仏民間団体「黒人の代表評議会」が先月実施した、フランス在住の成人の黒人を対象とした初めての意識調査によると、回答者の56%が「連日、差別の犠牲になっている」と感じ、61%が「過去1年間に1件以上の差別にあった」と述べたということです。

どうですか? 移民先進国フランスでもこうなのです。

【堀江貴文×井戸実】ホリエモンも興奮「これからは天ぷら2.0の時代」

メルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』も大好評な、ホリエモンこと堀江貴文さん。そんな堀江さんの人気YouTubeコンテンツ『居酒屋ホリエモンチャンネル』に、メルマガ『<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ』の著者で「ステーキけん」の経営者としておなじみの井戸実社長がゲストとして登場しました。第1回目の和牛と日本酒第2回目の寿司職人の話題に続き、最終回となる第3回目は和食の王道「天ぷら」について。新しい流れが始まりつつある、と堀江さんが興奮気味に語る「天ぷら2.0」とは?

“天ぷら2.0”の時代がやってきた!

堀江:あとは、最近だと天ぷらがすごいよね。今は“天ぷら2.0の時代だよ。

井戸:またまた……そんなの聞いたことないけど(笑)

堀江:ほら、「たきや」ってあるじゃない。……要は今までの天ぷらって、それこそ茅場町の「てんぷら みかわ」みたいな伝統的な天ぷら屋さんと、ニューウェーブの天ぷら屋さんがあって。その「たきや」はニューウェーブの天ぷら屋さんなんだけど、“断面萌え”なんですよ。例えば、和牛を大葉で巻いたやつを揚げて、半分に切って断面を見せるとか。あとは海苔で巻いたウニを揚げて、半分に割って断面を見せるとか……。

寺田:よくインスタで見る気がします。

堀江:あれって「たきや」の発明だったと思う。そもそも天ぷらって、インスタ映えしないもん。

井戸:中身わかんないからね。

堀江:天ぷらって、寿司業界みたいにしがらみがそんなにないし。それに天ぷらって家庭でも作れるじゃん。家で握り寿司はあんまり作らないけど、天ぷらは揚げるじゃん。だから世の中のイメージとして、そんな高級な天ぷら屋さんってほとんど知られていない。だから「みかわ」みたいな店って、数店舗しか存在しない。だから、なんて言えばいいんだろう……「温野菜が始まる前のしゃぶしゃぶ屋さんのような状況?

井戸:……あぁ、なるほどね。

堀江:温野菜」で西山さんが反省してたのが、「しゃぶしゃぶを毎月食べる習慣を持ってるのは、港区の一部の人だけだったんだ」ってことで、そこから“月一回は家族でしゃぶしゃぶ”っていう習慣を作るのに10年以上は掛かったって。確かに昔だと、家族でどこかに出掛けるかっていう時に「焼肉!」とか「お寿司!」っていうのは出てくるけど、「しゃぶしゃぶ!」っていうのは……。

井戸:確かにそうですよね。

寺田:最近は「しゃぶしゃぶ!」って出るかもしれないですけどね。

井戸:でもあの時、「牛角」がバーンと「温野菜」を出した時に、社内中はみんな「温野菜」が大好きで、「絶対売れる」「いい業態だ」って言ってたんだけど、でもやっぱり大変だったんですね。今でこそ定着したけど。

堀江:そう。今でこそなんだけど、当時はしゃぶしゃぶを食べる習慣が無かったから、みんなの選択肢に入んなかったと。そこに最近やっと天ぷらのたきやが高級天ぷらという業態を確立したのよ。で、「成生」とかさ「くすのき」とか、そういうのも出てきて。……あと、最近はリッツカールトン出身の料理人が天ぷら屋作ったのよ。

井戸:あ、そうそう。南青山の……。

堀江:まさみつ」ね。

井戸:「まさみつ」行きました? まだ行けてないんですよ。

堀江:行きました。名刺代わりのウニが……。

寺田:わー、おいしそーう。

井戸:コレを揚げてくれると思ったら、テンション上がりますよね。

堀江:この人は、「照寿司」のワタナベさんの後輩なんだって。そうだ、彼が言ってたんだ。「素材は全部直接仕入れてる」って。小さいどんこ椎茸があるんだけど、大きくなる前の椎茸なの。こっちのほうが、味が濃くて美味しいんだけど、それまでは流通してなかったんだって。白身魚の粕漬の天ぷらを俺、初めて食ったけど最高

寺田:食べてみたーい。

堀江:これは美味い。でも、そんなにお客さん入ってないから、まだ。あとはフキノトウを開いて……。

寺田:すごい。これはインスタ映えですね。

堀江:いや、結構センスがイイのよ。で、素材はみんな直接仕入れてると。そして、なぜか最後に冷製のタイカレーが出ると。

寺田:確かに天ぷらって熱々でずっと来てるから冷製がいいんでしょうね。

堀江:そういうことです、“天ぷら2.0”って。

寺田:確かに、まだまだ行きそうですよね。海外の人も天ぷらって興味あるだろうから。

井戸:そうなんですよ。僕自身、大量消費時代に対しての商売とかっていうのに、なんか疲れちゃって。だから、堀江さんがやってるWAGYUMAFIAでの活動とかを見てると、言いたくないですけど「羨ましいな」って思うんですよね。

堀江:井戸ちゃんもやればいいじゃん。

井戸:やればいいじゃんって簡単に言うけど(笑)、一応持ってるものがあるので、この持ってるものをやっぱりね、手放すわけにはいかないですし。

堀江:でも、WAGYUMAFIAはすごいよ。あの広さで、月商ずっと1000万超えてるの。

井戸:どこどこ?

堀江:西麻布

井戸:西麻布のあそこで? へー。

堀江:2月は1500万ぐらいいったって。

井戸:嘘でしょ? それはすごすぎるんですけど。

寺田:え、2月に驚いてるっていうのは……。

井戸:日数も当然一年で一番少ないし、特に今年の2月は飲食業界ではホントにひどい2月だったんですよ。

堀江:ちょうど神戸ビーフのチャンピオン牛の会を立て続けにやって……。

井戸:でも、あそこは特殊ですもんね。

堀江:特殊って言うけど、世界中の富裕層の数を考えると、まだまだ供給は足りてないと思うよ。和牛はとにかくまだまだ安い。だって、チャンピオン牛の個体今年は800万ぐらいだよ。牛のランクは、去勢が一番ランクが高いのよ。で、最高ランクを取ったものを、我々が一昨年・去年と落札したんだけど。それでも800万ぐらいだったから。

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井戸:マグロと比べたら安いですよね。

堀江:全然安いよ。

井戸:それにマグロは獲ってくるだけでしょ。牛は3年ぐらい育てて、初めてそのサイズにして、売るわけじゃないですか。

堀江:子牛買ってきて育てるわけよ。それで普通の牛なら200万~250万、よくて300万とかで売れるわけじゃん。でも、800万でもまだ安いんじゃない。

井戸:それで商売できるんですか?

堀江:だから一人当たり13万円を……。

井戸:だからそこでしょ?(笑)

堀江:でも、そういう商売を求めている人はいるわけじゃん。来年ぐらいからチャンピオン牛が話題になると思うよ。「今年は1000万超えました」みたいなニュースが出てくると、多分みんな絶対食いたがるはずだよ。

(この対談の完全版は、堀江さん、または井戸さんのメルマガにご登録いただくと読むことが出来ます。この機会にぜひご登録ください)

撮影:上岡伸輔


……と話の尽きないお二人ですが、対談は今回で最終回です。堀江さんがブログでは書けないとっておきの情報を毎週月曜日にお届けしているメルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』のご登録はコチラから。また「ステーキけん」の井戸社長が毎週水曜日に発行するメルマガ『<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ』のご登録はコチラ。この機会にぜひご登録してみてはいかがでしょうか。まだまだ続くお二人の熱いトーク、6月中にお二人のメルマガにご登録いただくと今回のトークのフルバージョンを全文お読みいただけます。ぜひご登録をご検討ください。

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堀江 貴文
(SNS株式会社ファウンダー)
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著者/井戸実
神奈川県川崎市出身。寿司職人の修業を経て数社の会社を渡り歩く。2006年7月にステーキハンバーグ&サラダバーけんを開業。レストラン訪問記やQ&Aが充実のメルマガは毎週水曜配信。
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DA PUMP、話題騒然の「U.S.A.」リリイベに2000人熱狂!

DA PUMPが6日、3年半ぶりのニューシングル「U.S.A.」をリリース、これを記念したイベントを東京・池袋サンシャインシティ噴水広場にて開催した。

新曲「U.S.A.」はグループ史上初のユーロビートナンバー。ジャケットが発表されるとすぐにその“絶妙なダサさ”が本気なのか?狙ったのか?計算されてなのか?どうした?等、SNSで話題騒然になり、続けてミュージックビデオが公開されると、“ダサくてやばい”から“ダサかっこいい”“なぜか頭から離れない”“中毒性がある”と話題を集め、公開から3日間で視聴回数100万回を突破、公開から2週間が経ち390万回以上(6月6日時点)再生されている。

SNSではこの「U.S.A」の歌詞の世界観についての感想や中毒性の原因を探る理由や、踊ってみた動画を投稿する人が続出している。また、サビで踊る“イイね!ダンス”は、アメリカで流行っている“シュートダンス”を取り入れ、渡辺直美やベッキー、ブルゾンちえみといった著名人がInstagramで「U.S.A.」を熱唱する動画や踊ってみたダンスを公開するなど、“イイね!ダンス”ブームを巻き起こし、発売前から盛り上りを見せていた。

また、リリース日の6日には「U.S.A.」のミュージックビデオが「iTunesトップミュージックビデオランキング」1位を記録!「iTunesトップミュージックランキング」2位、「DA PUMPのプレイリスト」が”Apple Musicトッププレイリストランキング”でトップ10入りを果たし注目度が高まっている。

リリースイベントの会場は、地下1階のステージから地上3階までの4階層の観覧エリアには、ステージを囲んで360度、後方までぎっしり囲む程の大勢の観客が集まり、まさにすし詰め状態。

司会のお笑いコンビ・キャンキャンの呼び込みでDA PUMPがダンスナンバーの登場と共に、キレキレの息のあった迫力のあるダンスを披露し、大歓声が上がる中イベントをスタートさせた。ISSAの「盛り上がっていこうぜ!」の声を合図に「ごきげんだぜっ!」から「if…」と、立て続けに往年のヒットナンバーを圧倒的な歌唱で会場を響かせ、世界的なダンスパフォーマンスを披露しさらに会場の熱気を高めた。

自己紹介パートではDAICHIが「今日はここを『U.S.A.』しましょう!」、続けてKENZOも「“ダサかっこいい”、いいじゃないですか」と反響の大きさに喜びの声を発した。ISSAは会場を各階層を感慨深く眺め、「サンシャインにこんなに(人が)集まるというのもなかなかないので本当にうれしく思います。本当にありがとうございます! 3年半ぶりのリリースということですが、その間もいろいろライブをやったり制作をしていたんですけど、なかなか発表できる所までいかなかった。今回この『U.S.A.』に巡り会え今日というこの日にこの場所でライブができてうれしいです」と喜びを爆発させ感謝の言葉を発した。

キャンキャンからのこの新曲『U.S.A.』をリリースする経緯を聞かれると「非常に……あの……」と口ごもりながら「正直最初に曲を聴いたときは『おい、今これかよ』って。そのあと歌詞が乗ったものを聴いて『おお……これか!』って(笑)。うちのボスから『お前の声で聴いてみたい』と言われて、どうせやるなら真剣に録ろうと究極に突き詰めてレコーディングして聴かせたら、『よし、これで行こう』と言われました(笑)。何事も本気で突き詰めた結果です(笑)」。続けてKIMIは「確かに最初は『これか……』と思いましたけど、年代的にユーロビート世代で育ったので意外とスーッと入ってきました。そこでどうせなら“イイね!ダンス”と名付けようと」。続いてTOMOが「どうせなら、現代風にアレンジしようと、アメリがで流行っているシュートダンスを“イイね!ダンス”として取り入れ、またMCハマーのオマージュとして、驚異のインベーダーダンスを取り入れました。インベーダー先生がいるので披露します」と、U-YEAHが先生に扮して、足をバタつかせ胸を回す動きを紹介。YORIが頭の高さは変えてはいけないという事で、手で高さ制限を示す中、DAICHIと共に左右横にクロスしながら移動するダンス“インベーダーダンス”を披露すると会場が湧き上がった。 

 また、キャンキャンからの「この“イイね!ダンス”はどんなシチュエーションでもできるもの?オフィスでもできるものなのか?」という無茶振りに“イイね!ダンス オフィス編”と称し、ISSAが社長に扮して出社する際に、各メンンバーがデスクワーク・お茶汲み・名刺交換・コピーをしながら社長に気づかれずにこっそり“イイね!ダンス”をする見本を披露し、結局社長も巻き込んで踊ってしまうという、即興のダンスにオチをつけ会場の笑いを誘った。

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トークコーナーが終わり続けて新曲の「U.S.A.」を披露。イントロのダンスに合わせて会場から「オイ! オイ!オイ!」と通常女性アイドルでよく聴く掛け声が上がると、ISSAは「ちょっとちょっとSTOP!」と曲を中断。「オイ!オイ!聞いてないぞ?!もっと声出せんじゃねえの!?」と会場の観客を煽った。その後「U.S.A.」を再開、会場からは更に大きくなった「オイ! オイ!オイ!」「L・O・V・E! ラブリー! ISSA!」「フッフー!」「フワ! フワ! フワ! フワ!」と、通常男性アーティストでは上がらないコールも加わり、DA PUMPのパフォーマンスと共に会場が一体となって盛り上がった。また、イイね!ダンスでは観客も一緒に踊り、“インベーダーダンス”のパフォーマンスでは、「オォー!」と更に歓声が上がってライブ会場のように熱気に包まれた。

イベントが終了したにも関わらず会場の熱気が冷めない中、一度控えに戻ったメンバーが再度舞台に登場。急遽アンコールで「U.S.A.」が披露されると、更に会場は湧き上がった。終始笑顔のメンバーと観客も笑顔で声援を送る中、リリースイベントが終了した。

DA PUMPは現在、「U.S.A.」のリリース記念イベントを開催中。9日には神奈川・たまプラーザでも行われる。ミニライブは入場無料となっている。さらなるDA PUMPの中毒性のある『U.S.A.』現象、今後の動向に注目!

<関連サイト>
DA PUMPの新曲「U.S.A.」 渡辺直美ら芸能人も中毒者続出
http://www.entameplex.com/archives/43580

ISSA“ダサかっこいい!”と話題の新曲MVへの反響に感謝
http://www.entameplex.com/archives/43522

「ダサかっこ良すぎ?」DA PUMPの新曲の中毒性が話題に
http://www.entameplex.com/archives/43354

 

 

記事提供EntamePlex

【動画】うぉ痛い!シュートしたボールがポストに当たった直後…

ゴールに向かってシュートを決めようと振りかぶる男性。

キーパーも置いていざシュート!しかしこの後キーパーに災難が・・・

 

 

シュートしたボールは弧を描き右に逸れていく。

微妙な距離感だが、ギリギリゴールの外に逸れたと思ったのだろう。キーパーも足を緩めボールを見送る。

するとボールはポストに当たって跳ね返り、横をみたキーパーの顔面に見事命中!!

突然すぎてキーパーも呆気にとられた様子。これは痛いっ・・・!

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(RM Videos)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

店の若い子に「笑顔で接客を」と教えても上手くいかぬ当然の理由

多くのショップが「若いスタッフの教育に悩んでいる」という現実は、現場で働いている方なら「そうそう!」と共感できるのではないでしょうか。無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、そんな悩みを抱えた現場に対して「スタッフの教育に肝心な部分が抜けている」と指摘。さて、その部分とは一体?

やらせる前に意味の理解

昨今の流れなのか何なのかはわかりませんが、今、現場では若年層スタッフの育成に苦しんでいる人が相当に多くいらっしゃいます。

「やらせてみてもなかなか思う通りに動いてくれない
「店長たちがいる前ではやるんだけど、いざ周りに店長たちがいなくなるとやらなくなってしまう

こういった悩みを抱えている教育者(マネージャー)が本当に多いんですね。

そんな苦しんでいる方々に話を聞いてみると、確かに、動き方ややり方を教えてはいるのですが、その前の肝心な部分が抜けていることがあります。

やる意味の理解をさせることです。

例えば、接客の中で言いますと、お客様を笑顔でお迎えするという、当たり前のような行動がありますよね。無愛想な表情でお客様対応をしてしまうと、印象も悪く、お客様は気持ちよくサービスを受けることができません。ですから、笑顔でお迎えをするというのは、接客における基本行動だと言えます。

しかし、「笑顔で対応してね」とだけ、教育をしても、そううまく笑顔で対応してくれることはありません。なぜなら笑顔で対応する意味を理解してもらえていないからです。

「そんなの考えなくてもわかるでしょ?」と思うかもしれませんが、実は今、当たり前と思っていることが当たり前ではなくなっています。理由はいくつもあるのでしょうが、そのひとつに、若年層の人たちが、接客を受け慣れていないことがあります。

過去は、買い物をしようと思ったら、お店へ行って、直接接客を受けて買うということが当たり前でした。その経験をしている人たちは、何も言われなくても、笑顔で対応してくれれば気持ちよく買い物ができることを知っています。

しかし、今はもう時代が違います。

セルフ物販と呼ばれるような、あまり接客をしないタイプの業態もとても多くなりました。何より、ネットの進化により、お店へ行かなくても、買い物ができることが普通になっている時代です。若年層の人たちにとっては、その状況が当たり前なので、まともに接客を受けるような機会がそもそも少ないのです。(誤解を恐れずに言うなら)だから、笑顔で接客されることがどんな効果をもたらすかを、本当に意味で理解している人も減ってきているのですね。

そんな人たちを馬鹿にしているわけでも何でもなく、初めからサービスのあり方自体が違っているのですから、誰が良い、悪いという話でもありません。接客を受ける機会自体が少ないのですから、これは仕方のないことだとも感じます。

【動画】科学者が「ねるねるねるね」を魔改造したら大変な事に!

水だけで簡単にスライムが作れるシュワシュワスライム、カラフルなグミやキャンディーが作れるカラフルピース、お店屋さん体験を提供するポッピンクッキンなどなど、知育菓子は科学への好奇心を刺激します。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では、著者で科学者のくられさんが、「ねるねるねるね」の改造版を事例に、重曹・クエン酸などが起こす科学の不思議を解説します。

ねるねるねるねの魔改造

今週の科学動画なのですが、ねるねるねるねの魔改造です

実は、魔改造というほどたいしたことはやっておらず、入れたものは3つだけです。

● バタフライピー抽出液

ブルーマロウとも呼ばれる青い花で、青いお茶として知られていますが、アントシアニン系色素でpHで変色するという働きがあります。通販などで安く買えます。少量の水で湿らせてしばらくしてから絞るとヤバいくらい濃い色素がとれます

● 重曹クエン酸

動画ではより凶悪な酸味を味わってもらうために、クエン酸より酸っぱい、酒石酸を使ったのですが、あまりにうつ氏がリアクションが薄かったので、中和してマズくなっただけかと思った…、がそうではなかった。

ねるねるねるねは、グアーガムなどの増粘多糖類ネバネバ成分とデンプン質ベースと水でねっちりしたものになるところに、重曹が入っており、それが2番の粉に含まれる酸と反応して炭酸ガスが発生し、それが粘性の高い基剤に捕まって発泡状態となる…ついでにpHが変わるので、中の着色料が変色するので色が変わって…へっへっっへという仕組みなのです。

仕組みは非常に簡単ですが、少量の水をいれるだけで誰でも簡単にしかも安定的にねっちりした質感を出すというのはまさに職人芸で、知育菓子としての本懐は実はそこだったりします。

お菓子もそういった意味で、どうやってこのお菓子が成り立っているのか…を考えると意外な発見があるかもしれません。

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