あれ? 何でだろう…勝手にきた「手の震え」が伝える病気の前兆

「あれ?自分の意志と関係なく震えている!」

こういう経験をされたことはないでしょうか。

自分の意志とは関係ない動きを「不随意運動(ふずいいうんどう)」といいます。不随意運動のなかでは「瞬き」や「頭を振る」などもありますが、「手の震え」が一番多いものです。

そしてそれには、もしかしたら病気が隠れている可能性もあります。詳しく見ていきましょう。

手の震えはなぜ起こる?

手の震えは、医学的には「振戦(しんせん)」といいます。

筋肉が弛緩と収縮を繰り返して起こるのが震えです。加齢とともにその頻度は増します。

手の震えがひどい字を書いたり、コップで水を飲む、などという動作にも不自由が生じてきます。またこの震えは緊張したときや興奮したときにも起こります。

軽いものは誰にでも起こるものなので心配ないですが、病気が隠れている場合もあります。

本態性振戦(ほんたいせいしんせん)

手の震えで一番多くみられるものです。

原因となる病気が見つからない場合、遺伝的素因が関連している場合があります。脳にも異常は全くありません。

手を伸ばした時に手が細かく震える、首が細かく震える、声が震える、などの症状があります。

家族にも同様の症状があるときは、思春期から青年期に出て、同一家族内に同じような手の震えをみることがあります。

震えが気になって、人前に出ることを躊躇するなどという場合は、受診して医師に相談してみましょう。

高齢者の手の震え

高齢者の場合は以下の病気の可能性があります。

パーキンソン病

パーキンソン病は、脳の黒質という部分である神経細胞の変性で起こる難病です。

初期の症状としては、手を止めていていると振戦があり、何かをしようと動かすと消えます。他には筋肉の硬直が起こります。

病気が進んでくると振戦以外に、顔の表情があまり変化せず、動きが乏しくなります。動作がゆっくりで、歩くときは、前かがみになっており、急に方向を変えるとか立ち止まるなどの行動が困難になってきます。パーキンソン病の診断は専門医の診察が必要です。

老人性振戦

老人性の振戦は、パーキンソン病のものとよく似ていますが、意識するとかえって震えが強くなります。パーキンソン病のその他の特徴がないため鑑別ができます。

寒さやストレス、緊張が原因で、一時的に起きることがあります。振戦は、頭、あご、腕、唇にでます。本態性振戦が高齢になってから発症したものでしょう。

薬剤性振戦

薬剤による振戦は、プリンペラン(吐き気止め)やドグマチール(抗潰瘍薬)などの薬を長期に服用していると現れることがあります。

中毒性振戦

中毒性振戦は、アルコール、タバコ、水銀、コカイン中毒などでみられることがあります。

動作や姿勢で起こる手の震え

姿勢振戦

手を一定の場所で保つと手が震えてしまうものです。新聞を読むときなどに起こりますが、生理的なものや本態性の場合もありますが、甲状腺機能障害の場合でも起きます。

単純運動時振戦

コップを持って口に運ぶ時などに起きることがありますが、口に届くまで震えは一定で、口に届くと止まります。本態性振戦の場合が多いです。

不安障害による手の震えも

書痙(しょけい)

書痙とは、字を書こうとすると痙攣や不随意運動などで字を書くことができなくなる病気です。人前で記名をする時に、緊張して書きづらいことは誰でもありますが、書痙ではそれが著しくでて、書くことの障害になります。

手の震えは「神経内科」へ

軽度の場合は治療は必要ないことが多いのですが、ひどくなって生活に支障がでるならば薬剤があります。疾患がある場合は、その疾患の治療をすることでなくなってくるでしょう。
 
震えが気になるならば、神経内科を受診しましょう。

他の薬剤を服用しているならば、持参して医師に見せましょう。
 
振戦だけをみていると、いろいろな疾患の可能性があるのため、震えのタイプを診て診断していきます。鑑別診断のために、脳のCTやMRIを撮影する必要があります。場合によっては血液検査の必要があります。
 
 
いずれの場合も、専門の医師に直接診せて診断してもらうことが大切です。
 
少しでも気になる症状がある場合、速やかに神経内科を受診しましょう。

 

執筆:南部 洋子(看護師)
監修:岡本 良平(医師・東京医科歯科大学名誉教授)

image by: Shutterstock

 

<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー

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ドーナツの語源は?答え出ず穴があったら入りたい人に贈る豆知識

毎回さまざまな豆知識を届けてくださる無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』さん。今回取り上げられているのは、ドーナツの語源なのですが…、アメリカ英語のスペルじゃわからない「正解」、思わず「へ~」と声を上げてしまう内容です。

ドーナツはどこからきたの?

A:ものすごくお腹が減ってたんで、ドーナツの穴まで食べたよ。
B:穴だけ残せるのか?
(アメリカン・ジョーク)

細かいことは忘れましたが、たしかこんなジョークがあります。これはいつ頃からある問題なのかわかりませんが「ドーナツの穴」というのは哲学的な命題としてよく出る話です。いろんな学問分野からのアプローチがあるようで、大阪大学では12人の大学教員が難題に挑戦する…、という本まで出しました。

ここではそんな難しいことはおいといて…、ドーナツってなんだろう ということだけ調べてみました。日本のドーナツ屋さんのサイトを見ても、「ドーナツとはどんな食べ物か」というのが意外に載っていませんでした。

いつごろから食べられているのか、国・地域によって違うのか、材料は変わらないのか、などなどもっといろいろあってもいいのになぁと思ったのですが、あまり詳しいことは載っていません。それだけ「ドーナツってもう当たり前の食べ物でしょ?」ということなのかもしれません。

もともとを調べていくと、doughnutは、doughを焼き上げたもの、という解説を見つけました。doughというのは日本語でいえばパン生地粉を練ったものです。

では、nutは?

ドーナツはもともと謝肉祭、誕生祭など非常に特別な時に作り、互いに贈りあいっこしていたものだそうです。かつては材料の油にしても砂糖にしても貴重なものだからです。そしてその揚げた生地の上にくるみの実を乗せていたそうです。それが「nut」です。

doughnut = dough + nut (ドーナツ=パン生地+ナッツ

という意味だったんですね。ちなみにイギリス英語とアメリカ英語でスペルが違っています。

  • イギリス英語:doughnut
  • アメリカ英語:donut

えらく短縮されていますね。アメリカ英語みたいに略してしまうと、音からはわかりますが、意味は辿りにくくなりますね。個人的には「dough」という単語を知ったのが一番の驚きでした。

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家賃を倍払え。NY人気レストラン突然閉店の裏に複雑な不動産事情

日本人に限らず、アメリカにおいても飲食店などの経営者にとって「NY支店」を持つことはステイタスであり、それを目標に頑張っている会社は多いと思います。メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者で米国の邦字紙「WEEKLY Biz」CEO 兼発行人の高橋さんは、NYの観光名所として知られていた名物レストラン「カーネギーデリ」が突然閉店したことを例に挙げ、NYという土地の抱える複雑な賃貸、不動産事情について詳述しています。

NYのいびつなビジネス形態

先日、マンハッタンはミッドタウンにある有名名物レストランカーネギーデリCarnegie Deli」が、今年いっぱいをもって、閉店することが報道されました。

ニューヨーカーにとっては、結構、衝撃的なニュースらしく、大手の新聞社も表紙でそのニュースを扱ったり、知り合いのアメリカ人にも、その話題を振られたり。

あまりに有名なそのアイコン的レストランは、多くの日本の方もご存知かと思われます。 ニューヨーク観光される方が必ず1度は足を運ぶお店であり、冗談か!と思うほどの、分厚いパストラミサンドイッチを食べたことがある方も少なくないと思います。

逆に、住んでいる人間で行く人は少ない観光客のメッカというイメージのお店に、わざわざ僕たちが日常足を運ぶことはありません。

閉店となった理由は、オーナーいわく「競争が激しくなりすぎたから」とのことですが、この街の飲食店が閉店する多くの理由はリース切れ」のタイミングです。

この街は、というよりこの国はユダヤ人が支配しています。 特に不動産業界は、顕著です。

彼らのビジネスは、端から見てもスゴい!と言わざるを得ません。 どうスゴいか。

例えば、テナントが入っている多くの物件はオーナーがユダヤ人です。

彼らはリース契約の更新時、今までの倍の家賃を要求するそうです。

倍です。 実際、あるコリアンレストランのオーナーに、要求額の明記された契約書を僕も見たことがあります。

倍なんて払えるわけがない。

仮に、払えたら、オーナーは儲けものです。

でも、多くのテナントは払えない。 払えないとどうなるか。 出て行くしかない。

テナントが出て行くと同時に家賃をもとの額に戻します

戻したら、どこかのテナントが入る。 損はない

ドン・キホーテは安売りなのに、なぜ「27期連続」増収増益なのか?

27期連続の増収増益を記録中と、まさに破竹の勢いが続くドン・キホーテ。向かうところ敵なしといった快進撃の要因はどこにあるのでしょうか。メルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』では、ドン・キホーテの「3つの戦略」を分析、そこから他社は何を学ぶべきなのかを詳述しています。

顧客満足では不十分 ドン・キホーテに学ぶ「顧客歓喜」

ドン・キホーテが元気だ。2016年6月期決算で27期連続の増収増益とのこと。

私の地元の名古屋の、中心地栄の、さらにど真ん中にも大規模店舗を構えている。この店は、錦という名古屋有数の飲食の町の入り口の角地に立っていて、夜もさながら、不夜城のごとく煌々と街全体を照らしているかのようだ。

中に入ってみると、今もインバウンド需要の恩恵を受けている感じで、アジア系の観光客も多いし、場所柄、高校生や、週末には家族で買いに来ている様子も見られる。

ドン・キホーテの「何を」~プロダクトの特徴

同じ小売の最大手、イオンが総合スーパー事業の不振によって苦戦している中、なぜ、ドン・キホーテは好調を維持しているのだろうか?

ドン・キホーテの「小売店」としての特徴は、お得感あふれる低価格戦略にある。それに加えて、豊富な商品ラインアップも見逃せない。天井近くまで高く積み上げられた商品に、埋もれそうになりながら買い物をする。後述するが、タワー陳列、というあだ名まで付いている。ここまでくると、単なる陳列の域を超えて、もはや一種のブランドだ。

実際に買い物にいくと、ショッピングカートを持って、楽しそうに選びながら買い物をしている人たちが大半だ。実際に、触れてみることができるので、商品の多さももちろんだが、そこに「選ぶ楽しさが加わっている。単なる買い物ではなく、まるでエンタテーメント・パークにいるようだ。

ドン・キホーテでは、モノを安く売っているだけでなく、「楽しさも提供している

異例の「食料備蓄」勧告も。「ドイツ銀行」崩壊の足音はホンモノか?

ドイツ最大の銀行「ドイツ銀行」が今、破綻の危機にあるというニュースをご存知の方も多いと思います。金融関係者の間では「破綻率50%」とも言われているそうですが、なぜドイツ最大の銀行がこのような状態に陥ったのでしょうか? ヨーロッパの事情に精通した高城剛さんは自身のメルマガ『高城未来研究所「Future Report」』で、ドイツ銀行の経営危機の「意外な原因」について解説。日本のバブル崩壊後に大手銀行が破綻した過去を例に挙げ、ドイツ銀行が破綻する「Xデー」はそう遠くない、と大胆な予測をしています。

「破綻確率50%」と言われるドイツ銀行の行方

今週は、金融関係者の間で「破綻確率50%」と言われる、ドイツ銀行につきまして、私見たっぷりにお話ししたいと思います。

すべての原因は2000年代初頭のユーロバブルと、その崩壊にあります。

通貨ユーロの登場によってユーロバブルが起きて崩壊し、その後ギリシャをはじめとする南欧諸国が苦しんだのは多くの人々が知るところですが、ドイツも無傷ではありませんでした。

ドイツ銀行という名がドイツの中央銀行(=ドイツ連邦銀行)を指しているように思えますが、実は民間銀行で、ただし、その規模は桁違いなことは確かです。

まず、現在抱えるデリバティブ残高が、日本円にして8000兆円あります。

これは全世界のGDPを超える金額で、ドイツGDPの20年分と同じです。

その上、多くの起訴を抱えており、数年前にこのコーナーでお話ししましたように、LIBOR(ロンドン市場においての銀行間取引金利)で不正を行っていたことが明るみに出て、莫大な賠償請求がきています。

なかでも、米国司法省はドイツ銀行に科すモーゲージ担保証券(MBS)の不正販売問題をめぐる罰金について、当初科すとしていた最大140億ドルから54億ドルに大幅に削減することで合意するとされていましたが、今週交渉決裂したことが明らかになりました。

この話は、2008年リーマンショック前の2000年代初頭に戻ります。

プーチンは本気なのか。ロシアがアメリカに突きつけた最後通牒

停戦中にアメリカが行ったシリアへの空爆を境に米ロ両国の関係が悪化していることは、先日掲載の記事「すでに軍艦も出港。米の誤爆に激怒のプーチン、米ロ戦争を決意か」でお伝えした通りですが、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者でモスクワ在住の北野幸伯さんは、プーチン大統領がアメリカに事実上の「最後通牒」をつきつけ、戦争へまた一歩近付いたとしています。

プーチンがアメリカに「最後通牒」

モスクワの最高気温は、プラス5度。どんよりと曇り、近々雪が降るといわれています。そして、私の心も、モスクワの天気と同じく、寒く、暗く、今にも雪が降りそうな感覚。なぜでしょうか? プーチンがアメリカに、「最後通牒を出したから。

今回の話は、昨日のつづきです。必ずこちらからご一読ください。

すでに軍艦も出港。米の誤爆に激怒のプーチン、米ロ戦争を決意か

アメリカとロシアは、シリア停戦を実現すべく、共に作業を進めてきました。それで9月12日、停戦合意が発効した。ところが、9月17日、アメリカ軍の空爆でアサド軍の兵士60人が亡くなります

アメリカは、「誤爆しました。すいません」と謝罪。しかし、ロシア側は、「停戦をぶち壊すために、カーター国防長官がわざとやらせた!」と激怒。これでアサド軍は9月19日、「停戦終了」を宣言。10月3日、アメリカはロシアとの「停戦協議中止」を発表します。米ロ関係は大変険悪になりました。

ここから、ロシアは、あらゆる面で強硬になっていきます。プーチンは10月3日、「余剰プルトニウムの処分に関する米国との合意を停止する大統領令を出した。

<ロシア>米との合意停止 余剰プルトニウム処分で

毎日新聞10月4日(火)12時43分配信

 

【モスクワ杉尾直哉、ワシントン会川晴之】ロシアのプーチン大統領は3日、米露の核軍縮合意により生じた余剰プルトニウムの処分に関する米国との合意を停止する大統領令を出した。「米国の非友好的な行動の結果、状況が根本から変化した」としている。

「米国の非友好的な行動の結果、状況が根本から変化した」

この「非友好的な行動」とはなんでしょうか?

プーチン氏は3日、米露合意を破棄する法案を露下院に提出した。提出理由として、米側が余剰プルトニウムを発電で消費せず、合意に違反して「貯蔵」しようとしていると指摘。さらに、米国による

 

  1. 東欧・バルト3国の軍備強化
  2. ウクライナ問題を巡る対露制裁
  3. ロシア国内の人権侵害に対して米国が制裁を科す「マグニツキー法」(12年成立)

――などを列挙した。
(同上)

この三つなんですが、日本の新聞とロシアの報道では、かなりニュアンスが違っています。ロシア国営放送RTR「ヴェスティ ニデーリ」10月9日では、「ロシアはアメリカに最後通牒をつきつけた!」と報じられていました。どんな「最後通牒」?

【こちらアート広報部 Vo.3】日本的なアートって?

おはようございます〜♪ A子です。

とうとう、東美特別展のオープンを迎えました!
多くのVIPの方々がいらっしゃいますが、メディアの方々もたくさんいらっしゃいますので、私は芝にある東京美術倶楽部の中を走り回る一日となりそうです。
当日入場できるチケットも販売しておりますよ、ご興味ある方は是非!

今までは、骨董や茶道具などどちらかというと陶磁器などのお話をしてきましたが、海外でアートの勉強をしてきた私としてはファインアートといえば絵画と彫刻。特に美術館で見るものと言ったらやはり絵画ということになります。
古美術の世界では書画として書と絵画は一括りにされてきたようです。書はまたの機会に置いておいて、今回は日本の絵画について考えて見たいと思います。
古くは屏風絵や襖絵、掛軸が奈良・平安時代から普及してきたようです。東京美術倶楽部に程近い平山堂にお邪魔する機会がありました。

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別の案件の写真撮影で”女性モデルが映えるような屏風や掛軸を用意してください!”という私の無茶なお願いに対応していただきました。その中で一番心に残ったのが円山応挙でした。
日本の絵画作品というと古くは夢想した中国の風景を墨一色で描く水墨画の掛軸があり、安土桃山時代になり居城が作られると、政治的な意味でもダイナミックで大きな襖絵が描かれます。

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江戸中期の作家である円山応挙は、経済的に発展する町人社会を背景に普及する俳句と同様、
自然や社会を写生するということを行いました。また技法も素晴らしくて、拡大鏡で見せていただきましたが、髪の毛の生え際や、瞳の描写がすごく細かいんです!その中にも応挙独特のフォルムがこめられていて、そのバランスがすごいです。江戸時代の発達した技巧と文化の品の良さみたいなのを両方感じることができました。

平山堂は東美特別展では、江戸時代末期に作られたミニチュアの絵巻を出品されます。
これを見ながらお酒でも飲んでいたのでしょうか、オサレー!

さらに時代を下って、明治時代になると急に洋画と言われる油絵が出てきます。
銀座の中央通り沿いの東京のど真ん中とも言えるところで、やや入りづらい感のある至峰堂にうかがう機会がありました。ふかふかの絨毯、今までのところとは異なり、洋風なお店です。
ゴージャスな額縁の絵が並んでおります。この感じ、明らかに今までの見てきたものと違います。逆算すると、それぐらい明治維新がショックだったとのこと。服も家も今よりもっと洋風だった階級・エリアが存在した明治〜戦前までの時代を象徴するかのように、絵画も洋風だったのですね。日本から多くの画家がヨーロッパに渡って衝撃を得ながらも、そこに日本的なものを表現していて、それを読み取る面白さがあります。
梅原龍三郎を拝見しましたが、しがらみを感じさせない突き抜けた存在感がありました。
東美特別展では鳥海青児を出品されます。
厚塗りの美!ヨーロッパで格闘した日本人の力強さを是非会場でごらんください。

何か伝統的な日本というものがあるというよりは、時代の社会の波によって、アートも変わってくるというのを実感しました。
今後のアートはどこに行くのかな?新聞の苦手な時事面もきちんと読まねばと思った、秋の一日でした。

10月16日(日)17時まで開催しておりますので皆様のご来場をお待ちしております。
私も会場のどこかで走り回っていますヨ!

Text:A子

未知の細菌に感染。今、SFみたいな話が身近で起こっている

SFのような出来事が南九州で起きていました。脳脊髄炎に罹患した患者の脳の一部を調べたところ、今まで自然界では生きられないとされていた「古細菌」が発見された、というのです。無料メルマガ『Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報』に、鹿児島大や京都大の研究グループが発表した研究結果が紹介されています。

脳脊髄炎は、第三の生物・古細菌による感染症

脳脊髄炎は物忘れや鬱などの認知症の症状を示しますが、その原因は患者さんの脳に、ウイルスや細菌とは異なる第三の生物として知られる「古細菌」が感染したためであることが分かりました。これは、鹿児島大や京都大のチームが米国神経学誌に発表したものです。

古細菌は火口や海底など特殊な環境にのみ存在し、我々の世界では生育できない生物です。そのため、病気の原因となるとは従来考えられていませんでした。ところが今回、脳脊髄炎が古細菌による感染症であると報告され、非常に注目されています。

小池知事の誤算、都の欺瞞。「豊洲問題」で透ける各々の思惑

中央卸売市場長の更迭人事が伝えられるなど、混乱が続く豊洲市場問題。解決に向け専門家会議を再び招集した小池知事ですが、メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんは、その知事の姿勢について「本気度を疑う」としその論拠を記すとともに、そもそもこの土地に市場をつくるのは極めて危険と断言しています。

役人の追認機関に豊洲地下空間の安全評価をさせてどうする

豊洲市場の建物地下に盛土がなく空洞だったことを東京都がひた隠しにしてきたのは、日本の役所の隠ぺい、ウソつき体質を象徴する問題であるに違いない。

だが、この間のメディアの報道によって、盛土なら安全だと勘違いする傾向も強まっているのではないだろうか。

盛土など土壌汚染対策の原案をつくったのは都庁の役人だ。それに、お墨付きを与えた「専門家会議」には、かつて多くの疑念の声が上がっていた

忘れてはならないのは、どんな対策をほどこそうと、東京ガスの工場跡地に食料品の市場をつくるのは極めて危険ということだ。

にもかかわらず、計画を決めた当時の都知事、石原慎太郎は「日本の土木工学をもってすれば豊洲の地下に何があろうと、汚染物質は除去できる」とうそぶき、反対の声を無視して、強行突破したのである。

そのさい反対論の広がりを食い止めるため頼りになったのが、「専門家会議」であり、その座長、平田健正和歌山大工学部教授(当時)だった。

元通産省地質調査所主任研究官、坂巻幸雄は「豊洲埋立地の土壌汚染と地質特性」(2009年7月)という論文のなかで、平田教授について、「行政の立場に理解が行き届く研究者としての名声が特に高い」と皮肉まじりに評している。典型的な御用学者ということだろう。

コントロールしやすい学者を有識者会議のトップに据えられるかどうかが、事務局をあずかる役人の腕のみせどころである。自分たちの政策なり計画に、学問的な権威によって客観性、公正性を与えてくれる存在として役人たちは有識者会議を利用している。

事務局が原案をつくり、会合で先生たちの意見を聞いて若干の修正を加えながら、役所の基本方針に都合のいいところに着地させる。それが常套的な行政手法だ。

坂巻は同じ論文で、専門家会議の安全評価について「危険サイドに評価すべき問題点を、あえて安全側に読み替えようとした意図が、あちこちに散見される」と批判している。