【書評】「日本一感動する講演」が書籍化。号泣必至の経営書に

ネットでも「日本一感動する講演」と話題の、ある町工場の取締役の講演。その一部始終が携書化されました。『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』では、感動できる上に経営書としても役立つと絶賛しています。

nasayori

NASAより宇宙に近い町工場』植松努・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン

こんにちは、土井英司です。

「言葉は人を励ましてくれる」

そう信じて、このメルマガを発行し続けていますが、本当に人を励ましてくれるのは、じつは言葉ではありません。「背中」です。憧れの人物や尊敬する父親、上司、先輩…。そんな人たちの「背中」以上にわれわれを励ましてくれるものはありません。事実、たくさんビジネス書を読んでいくと、著名な方々のキャリアには、誰かの「背中」が影響していることが少なくないのです。

そこで本日ご紹介したいのが、「NASAより宇宙に近い町工場」。

日本一感動する講演」と言われ、TED×でも大反響となった講演を書籍化したもので、すでに6年前にベストセラーとなったものの携書版です。

北海道の小さな町工場にもかかわらず、宇宙ロケット開発を手掛けているという植松電機専務取締役の植松努さんが、大人たちに夢を語ったもので、まさに今の時代に求められている価値観だと思います。

「『どうせ無理』という言葉をこの世からなくす」ことを目標に活動しているという著者の強烈なメッセージ、そして感動のエピソード。これを読んで、元気にならないはずがありません。なかでも、著者が宇宙に興味を持つきっかけとなった祖父(じいちゃん)とのエピソードは、読んでいて思わず涙が出てきます。

経営書として読んだときも、考えさせられる内容で、モノ作りや販売、顧客との関係性まで、改めたくなるような言葉が並んでいます。

国家に文化が蓄積するようなモノを作っているかどうか、顧客を成長させるサービスができているかどうか、間違った動機・やり方でモノを売っていないかどうか…。本書を読んで、いろいろと考えさせられました。

これを読んで、来年どのような働き方をするか、どのような経営をするか、どのような生き方を始めるか、考えてみてもいいと思います。

台湾人少女に謝罪を強要。中国が致命的な墓穴を掘った台湾総統選

先日行われた台湾総統選で初の女性総統となった蔡英文氏。立法院選でも彼女が率いる、中国からの独立志向の高い民進党が圧勝しました。民進党大躍進の要因は多々ありますが、メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』著者の黄さんは、「周子瑜事件」をめぐり中国が犯した大失態の影響を紹介、併せてこれまで台湾を牛耳ってきた国民党の悪事を糾弾しています。

【台湾】中国が致命的な墓穴を掘った台湾総統選

<台湾総統選・立法院選>民進党が初の単独過半数

台湾での総統選挙と立法委員選挙が終了しました。結果は下馬評通りとなり、台湾は事実上中国に別れを告げ、新しい時代へと突入します。得票数は以下の通りです。

<総統選挙得票結果>
蔡英文ペア:6,894,744票 56.1234%
朱立倫ペア:3,813,365票 31.0409%
宋楚瑜ペア:1,576,861票 12.8357%

<立法委員比例選挙政党得票結果>
民主進   :5,370,953票 44.0598% 68議席
中国国民党 :3,280,949票 26.9148% 35議席
親民党   :794,838票   6.5203%  3議席
時代力量  :744,315票   6.1059%  5議席
台湾団結聯盟:305,675票   2.5076%  0議席
その他   :818,180票   6.7118%  2議席

立法院でも民進党は単独過半数を獲得して大躍進、国民党は歴史的大敗となりました。

選挙をめぐっては、とにかくいろいろありました。最も大きな騒動だったのが「周子瑜事件」でした。韓国語を学んで韓国で「TWICE」というグループの一員としてデビューし、人気絶頂にあった16歳の周子瑜(ツゥイ)という女性アイドルが、テレビ番組で台湾の国旗である晴天白日満地紅旗を振ったことが騒動のきっかけです。

その様子を見た台湾出身で北京在住の黄安という往年の男性歌手が、「彼女は台独派だ」と名指しで批判したことで、中国では周さんへの批判が燃え上がり、彼女だけでなく、同じ事務所に所属しているタレントは、すべて中国での活動を拒否されそうになりました。

韓国アイドルグループ「TWICE」の台湾出身ツウィに「台湾の旗を振った」と批判殺到 中国での活動休止にビデオで謝罪 総統選への影響も

そこで、事務所は彼女に謝罪会見を強要し、彼女は「大変申し訳ないことをしました。中国は1つであり、私は中国人として誇りを持っている」と謝罪しました。その様子はネットで全世界に拡散されたのです。

スパイの真実を暴露。世界各国の情報は「等価交換」で取引されている

みなさんは、「スパイ」と聞いてどんなイメージを抱きますか? 映画のようなスリルとサスペンスに満ちた感じを思い浮かべるのかもしれません。しかし、スパイが所属する情報機関は、そんなに華やかなところではないようです。命の危険にさらされながら、秘密情報を収集するスパイ。メルマガ『異種会議:戦争からバグパイプ~ギャルまで』の著者である加藤健二郎さんが、このスパイのアブナイ裏事情についていろいろと暴露してくれています。

情報機関の質が劣化する時

官僚機構の縦割りの壁がなくなることによって、情報機関の情報収集能力の質が劣化することは、本メルマガ2015年12月11日発行号(号外)に書いた。その具体例の1つともいえるのが、元外務省職員でロシア通の佐藤優氏の著書だ。特に初期の著書は、検察の取り調べや外務省上層部の動きを克明に書いているので、「こんなことを安易に曝露されちゃうと、日本外務省に情報提供していた外国人は怖がって、際どい情報を上げてくれなくなるだろうなあ」と感じたのは、カトケンだけでなく、日本国内の外国人から情報を貰ってる警察や公安関係の人たちもだったようだ。ただし、そのリスクを冒しているがゆえに、内容はなかなか濃くて参考になる良書だ。

さて、リスクとは。まず、外務省の中で佐藤優氏のような重要な立場にいた人でも、一転し政敵扱いになると失脚させられ尋問によって秘密を暴露する側になることに、情報提供者は危機感を持つ。佐藤優氏に情報提供していたロシア人達のその後の身の振り方がどうなるかを考えれば、その危機感は想像つくであろう。

日本に情報を提供していたロシア人は、自分の身を守るために日本へ出す情報の質を落とし、また日本政府にとっての情報源だったロシア人たちは、自分の持つ日本情報とともにロシア情報機関側に鞍替えせざるをえない。あちらは、日本と違って、命の危険があるお国なのだから。ロシアのお得意は毒殺ね。

情報は、金で買うだけでは価値の高いものはなかなか手に入らず、情報戦においては、お互いの求める情報と情報の等価交換だから、日本外務省がロシア情報をゲットできているということは、相手のロシア人は等価交換で日本の情報を貰っている。情報屋は、相手機関に寝返るときに、そういった情報を手土産として部分的にキープしておくもの。

日本では、一般庶民でも、スパイなんか殺されたってしょうがない、と思っている人が多く、消耗品か犯罪者の扱いである。しかし、ロシアなど旧共産圏は、日本人の感覚以上にスパイを大切にしている。特に大切なのは、科学技術や経済の発展した外国から情報を提供してくれる外国人スパイだ。経済力や科学技術で遅れを取っていた旧共産圏では、親米圏からの最先端情報を持ち込んでくれる人は、発明家と同じくらい、自国の科学技術の発展に貢献してくれる人ともいえる。そのようなお国柄の違いもあり、日本が「スパイなんか危険承知のビジネスなんだから捨てられて当たり前」と冷酷に切り捨てたロシア人協力者が、ロシア情報機関に拾われる。

第2次大戦後のスターリン時代に、NATO軍の中枢情報をモスクワに送ってくれる情報提供者がいた。しかし、スターリンはその情報を元にした政治的な動きをしなかったといわれている。それは、もしスターリンがそのような動きをすると、NATO中枢内の情報提供者が特定されてしまうからだったと。もちろん人道的な配慮などではなく、その後も長く情報を吸い上げたいからではある。一発の爆発力ある有力情報を利用することよりも、その後も何年間にも渡って継続して情報を取れることを重視した。スパイアクション映画などを観ていると、スパイの仕事は1ミッションごとに難易度の高い任務をこなしてゆくが、本当に大事な情報は、気づかれず目立たず地味に継続して取れる情報源の確保だ。長年かけて構築したそのような情報源を失うことは、実はかなり痛い。

英国のように、自国にろくな産業もなく経済も武力もパッとしない元帝国がなぜ、偉そうに世界に君臨しているのか、それは、情報網によって、米国などの痛いところを握っているから、といわれている。元大英帝国のブランドだけで食っていけるほど世の中は甘くない。

image by: Shutterstock

ぎこちない手の動きは偽りのサイン?相手の嘘を見破る5つの方法

刑事ドラマでよく聞く「臭うな…」というセリフ、あれは本職の刑事さんが犯人の「嘘の臭い」を嗅ぎとった時に口にする言葉なんだとか。無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では、その「臭い」の判別法、すなわち嘘の見抜き方が紹介されています。が、注意点もあるようで…。

暮らしと科学:嘘を見抜く方法

基本的に100%という方法はなく、あくまでその人の観察力と経験値に依存するものなので、文章にするとソレっぽいですが、基本以外はあとは場数です。そしてわかるようになってくると、対人関係を悪化させる場合もあるので練習するかどうかはなんともいえませんw

ちなみに自分は、よっぽどのことがない限りあまり人を見ないで話すのは、無駄に訓練したせいで以下略だからです(笑)。察しろ。

1)表情

ウソを付くときに視線が変わる。例えば人によってはウソを付くときだけ目をそらし、悟られないようにします、一方でウソをつくときだけ相手の目を見る人もいます。男性はやましい気持ちからウソの際に目をそらす傾向が強く、女性は自分に対して攻撃性を相手が出さないか、ウソがばれないかどうかという点から目を見てくると逆転の反応をする傾向がある…となります。

顔の表情は専門書が多く出ていますが、特別な訓練をしなければ一瞬の変化を見抜くことは難しく、もっぱら目と口がどのように動くか…程度を追うのが一般人には限界です。そして解説を始めるとこのページに収まりません(笑)。

2)手の動き

ろくろ…。IT長者がインタビュー写真でろくろを回しているとよくいわれる、あの手の動き。人間はリラックスすると手が勝手に動きいろいろなアクションをします。一方、ウソをつくとぎこちない一定の動きをとったり、首や顔をこすったりする人もいます。これはあくまで一般論であり、人それぞれのクセや個性が反映されるので、~~だからウソという判定材料には直接なりません。

3)足

足を向いている方向で相手に対する好意・悪意・敵意などが出るとされています。足を組んだ先が相手に向いていれば好意的、また回数が多いと退屈、自分と連動して組み替える場合、好意ありなどとさまざまな解釈があります。

日本が慰安婦像に神経質なのは「恨」への恐れ?移設許せぬ韓国世論

安倍首相と韓日議員連盟の徐清源(ソ・チョンウォン)会長が13日、首相官邸で会談し、慰安婦問題の日韓合意について意見を交わした。安倍首相は「最終的、不可逆的に解決されたことを嬉しく思う。日韓新時代を築く幕開けとしなければならない」と述べ、徐氏は「合意の精神が害されないよう管理していく必要がある」とする朴槿恵(パク・クネ)大統領のメッセージを伝えたと報じられている。

両国政府による昨年末の合意以降、こうした形で日韓関係の雪解けが徐々に進んでいるように見える。しかし、一方で、自民党の桜田義孝元文部科学副大臣が、慰安婦は「職業的な娼婦だった」と発言し、これを韓国政府が強く批判するなど、慰安婦問題を巡る小競り合いが依然続いている。韓国メディアの間でも、合意に応じた朴大統領や日本側に批判的な論調が目立っており、世論は「最終的かつ不可逆的解決」を受け入れているとは言えない状況だ。

米識者は約束の履行には懐疑的

米政治コンサルタント会社、テネオ・インテリジェンスのアナリスト、トビアス・ハリス氏と笹川平和財団USAの研究員、ジェフリー・W・ホーナン氏は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)で、「難しい日韓関係において、およそ考えうる最良の合意だった」と、日韓合意を評価する。特に、以前は「全く謝る必要はない」という態度だった安倍首相が謝罪の言葉を述べたことは、「大きな進展だ」と記す。

しかし、合意の内容ついては、「相手の顔色を伺ったあいまいな表現が目立つ」と、本当に「最終的、不可逆的な解決」になったのか、慎重な見方をしている。はっきりとした強制力や言質に乏しいため、両国政府が約束を履行する保証はなく、「お互いに相手を信じるしかない」と懐疑的だ。また、日韓共に国内で合意に対する不満がくすぶっているとも指摘する。歴史問題を巡る長年の対立により信頼関係が足りていない中で、「韓国の元慰安婦団体」や「日本の歴史修正主義者」は、両国政府が少しでも約束を破る兆候を見せれば「必ず相手を非難するだろう」としている。

その上で、両氏は、両首脳は「日韓関係の改善による恩恵は、慰安婦問題で妥協しただけの価値はあると、世論を説得しなければならない」と主張。また、今月6日の北朝鮮の核実験により、地域安全保障上でも日韓関係の改善がより強く求められる状況になり、米国政府もそれを強く望んでいるとしている。「それは、両国のリーダーが将来に渡って、歴史カードを切ることで政治的な点数稼ぎをする誘惑に抵抗することによってのみ、達成される」と言う。

韓国メディア「国民の認識とかけ離れた大統領の自画自賛」

朴大統領は13日の年頭記者会見で、「(政府が)最大限の誠意を持って最上の結果を受け取り、合意に至るべく努力したことは認めてもらいたい」と述べ、「最善を尽くした最上の結果」と、日韓合意を自ら評価した。また、野党の批判については「今になって無効化を主張し政治攻撃の口実としているのは残念」と、“難癖”だと主張した(韓国・ハンギョレ新聞)。

朴大統領は、この記者会見に先立って行われた国民向けの談話では、慰安婦問題に全く触れなかったという。ハンギョレのイ・ジェフン記者は、『「すでに終わったこと」と見て、国民の理解を求める必要はないと考えたか、世論の流れから見て「不利な懸案」であるのであえて先に話す必要はないと判断したようだ』と、皮肉る。加えて、記者会見での発言について、「国民の認識とかけ離れた大統領の自画自賛」と強く批判している。

一方、日本側では、桜田義孝元副文部科学相が14日の自民党国際情報検討委員会で、慰安婦に関して「売春防止法が施行されるまでは職業としての娼婦だった。ビジネスだ。これを犠牲者のように語る宣伝工作に惑わされ過ぎている」と発言し、後に撤回するという騒動が起きている。これに対し、韓国外交部(外務省)は、「歴史の前で恥を知らない一議員の無知な妄言にいちいち答える価値を感じられない」と批判した。ただし、「現時点で重要なのは被害者の心を再度傷つけることがないよう、合意のフォローアップを着実に履行できる環境や雰囲気をつくること」という報道官コメントを通じて、あらためて合意は有効であることを強調した(韓国・聯合ニュース)。

彫刻に宿る「恨」のエネルギー

ソウル・日本大使館前の慰安婦像の移転問題も、依然として韓国世論の不満の種になっている。年頭記者会見で、朴大統領が移転を明確に否定しなかったことが、それにさらに火をつけたようだ。ハンギョレのイ記者は「(大統領は)代わりに『政府がああしろこうしろと言えない事案』とか『韓日外交長官の発表、それ以上でも以下でもない』という外交部の曖昧な公式見解を繰り返すだけだった」と、強い不満を漏らしている。会見の場では、移転の有無をただす質問が矢継ぎ早に寄せられたようだ。

朝鮮日報は、慰安婦像に関して、『日本が「少女像」に神経質になる本当の理由とは』と題した記者コラムを掲載した。筆者のクァク・アラム記者は、像を制作した彫刻家夫妻の「元慰安婦のおばあさんたちに対する共感を引き出すよう祈りながら像を作った。2011年12月に現在の位置に像を置き、日本から心のこもった謝罪を受けるという願いを込めて拝んだ」というコメントを紹介。「少女像はもはや作品ではなかった。元慰安婦のおばあさん自身と考えられていた」と、像に寄せる市民の思いを代弁する。

そして、クァク記者は、「土で作った人形が人間の恨みや怒りを原動力として生き物になって動く」という、日本の宮部みゆきの小説『荒神』を引き合いに出し、「少女像の移転問題をめぐり、日本が神経質になっているのは、彼らがこの彫刻の力を誰よりもよく知っているからかもしれない」と推察する。日本人が恐れているのは、「元慰安婦のおばあさんたちの恨(ハン、晴らせない無念の思い)、そしてその恨を晴らしたいという私たち韓国人の願いのエネルギー」だというのだが、「恨のエネルギー」が、今もなお韓国世論にくすぶり続けていることだけは、確かなようだ。

(内村浩介)

【関連記事】

【海外で話題】イスラム系男性が荷物を置き去りにしたら、どうする?

公開1ヶ月で500万回以上も再生されたあるドッキリ動画を紹介。イスラム系に対する一般的な偏見を浮き彫りにしたこの動画ですが、海外のユーザーたちの間で話題になっています。一体どんな映像なんでしょうか?

一目散に、逃げる人たち

公共の場で撮影されたドッキリ動画「‪Public Bomb Scare Prank Compilation」が話題を呼んでいます。2015年12月に公開され、すでに500万回以上(2016年1月20日時点)も再生されています。

内容はというと…。

アラブ系の衣装をまとった男性がリュックサックを持って近づいてきます。そのリュックを置いて、いきなり走り出します。

その近くにいた人たちは…!

イスラム教に対して人々が抱くイメージがわかりやすく体現された動画です。

ユーザーの反応も様々。

ジョークの一種としてつくられた動画ですが、中には嫌悪感を示すユーザーもいました。

笑いすぎてお腹が痛いよ!オーマイガー!
私なんて50回もみちゃったよ。狂ったように笑ってしまったわ。
ちょっと笑えないかな。もしこれが本当の自爆テロだったらって考えると。こんないたずら動画のようなテロなんて日常茶飯事に起こっているんだから。
過剰に反応してる人もいるけど、これはジョークなんだよ!
この動画、好きでもあり、嫌いでもある。
恥を知れ。アラブ人はこんなんじゃないよ。


9.11のニューヨークテロから世界で起きている自爆テロ、イスラム国まで、一部のイスラム教徒が起こしたおこないによって、私たちの潜在意識にあるイスラムに対する歪んだステレオタイプが形成されました。

この動画を見ている分には笑えますが、もし自分が仕掛けられたらどうするでしょうか。

走って逃げる人がほとんどかも!?

source by: Youtube

文責/MAG2NEWS編集部

日本人が選ぶ「意味がわからないカタカナ語」1位に在米邦人が驚愕?

NY在住でメルマガ「ニューヨークの遊び方」の著者・りばてぃさんが、衝撃を受けた日本のあるランキングについて紹介しています。そのランキングとは「正直意味不明なカタカナ語」ランキング。日常会話がすべてカタカナ語(というか英語)のりばてぃさんですが、いったい何が衝撃的だったのでしょうか?

正直わからない…カタカナ語1位は?

特集記事で大きく取り上げた、今、アメリカで起こりつつある変化を理解するために欠かせない代表的な用語の1つ、サステナブル・ファッション(Sustainable Fashion)。

このサステナブルの名詞形で、類似の関連用語として、サステナビリティ(Sustainability)という単語も極めて重要になってくるのだが、なんと、つい最近(1月8日付け)のR25の記事によると、その「サステナビリティ」が、最近、日本の20~30代の男性会社員200人に行ったアンケート調査の結果、

正直よく意味がわからない カタカナ語

第一位に選ばれたというのである!!!

なお、「サステナビリティ」に対して寄せられた声には、

「意味不明ですよね」(25歳)

「普通の日本語での会話で出る方が不自然」(33歳)

「日本語で充分通じるから」(39歳)

「意味を聞いたら鼻で笑われた」(30歳)

「会議で客に使われて意味がわからず焦った」(37歳)

といったものがあったとのこと。

〔ご参考〕

正直わからない…カタカナ語1位は

ガーン!!!

大切なのは、出来事より気持ち。絶不調から救ってくれる日記の書き方

夢に向かって邁進していた時、家族や大切な人のことを思ってどんなことにも前向きになれた時…そんな自分のメンタルの調子が良かった時のことを覚えていますか?無料メルマガ『ビジネス発想源』の著者・弘中勝さんは、自分自身が好調だった時期の「内面の記憶」をきちんと記録しておけば、スランプで心まで荒んでしまった時、思わぬ助けになると言います。

内面の記録

「自分が最高に調子が良かった時」は、記憶しておくほうがいいと思います。過去の栄光にすがることになるからそんな良い時を思い出すなんてよくない、と反論する方がいると思いますが、私は決してそうは思いません。

記憶して思い返すのは決して、「最高に調子が良かった時の様子や結果」ではありません。過去の栄光というのはまさにそれであって、思い出すのはそこではなく、「最高の調子」のことです。つまり、その時に自分はどんな気持ちだったか、どんな考え方だったか、ということです。

イケイケドンドンの絶好調の時、という記憶には、例えば「ガバガバお金が入ってきた」とか、「ものすごく異性が言い寄ってきた」とか、そういう様子や結果の他に、

「あの時は、自分は陰口や批判とか関係なく、とにかくこれを実現しようと必死だった」
「何としてでも、この結果を出してやろう、という意欲が満々だった」

という、自分自身の内面の記憶があります。

「あの頃はよかったなあ」と過去の栄光を懐かしみ今の自分に嘆く、という人は基本的に、「絶好調の時の様子や結果」しか思い出しません。それでは、その頃の自分を羨んで終わるだけです。

大事なのは、その時の自分の内面です。その時にどのような信念で突き進んだのか、どのような発奮材料があったのか、という自分の内面のことを思い起こせば

「そうか、今はあの気持ちが欠けている」
「早くあんな気持ちにならないと」

という、再び参考になる部分が見つかります。再び、絶好調の波を取り返すことができるのです。

教科書が理解できない子供が急増中?読解力を上げる簡単な方法とは

国語といえばすべての教科の基礎となる重要な教科。ところが最近、この科目を苦手とする子供が多いのだとか。そこで今回は、無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』で取り上げられている「国語力をつける一番効果的な方法」をご紹介。さっそく取り入れてみてください。

読書をする子は尻上がりに学力が伸びる

すべての勉強の基礎になるのが国語の力です。でも、その肝心な国語が苦手で困るという話を、親からも先生からもよく聞きます。

国語の力をつけるのに一番いいのは、なんといっても読書です。読書の効用はいろいろありますが、まず挙げたいのは漢字が読めるようになることです。

子どもが読む本はほとんどの漢字に振り仮名がついているので、何度も目にしているうちに自然に漢字が読めるようになるのです。

漢字が読めるようになると、教科書や振り仮名のない本もすらすら読んで理解できるようになります。つまり、読解力が上がるのです。

漢字が読めないと読解力も上がりませんし、国語だけでなくどの教科の教科書も理解するのが難しくなります。読める漢字の量が、国語はもとよりすべての教科の学力を決めるといっても過言ではないのです。

読書の効用の2つめは、いろいろな言葉や概念を知ることができることです。本の中には、日常生活では使わない難しい言葉や抽象的な概念がたくさん出てきます。

例えば、「経済状況」「類推」「時代背景」「時間軸」などです。これらの言葉や概念を知っていると、高学年以降の勉強で大いに役立ちます。

3つめの効用は情報や知識が増えることです。本には大量の情報や知識が詰まっていますから、1冊読み終われば情報や知識の量が格段に増えます。

しかも、普段の会話やテレビでは得られないような内容が身に付くのです。これらの大量の情報や知識が学年が上がるにつれて学力に反映されてきます。

私の経験ですと、日常的に読書をしている子は、学年が上がるにつれて尻上がりに学力が伸びていきます。中学や高校、あるいはその後で、蓄積してきたものが花開いて一気に伸びる子がいます。

初出『Smile1』(学研エデュケーショナル)

 image by: Shutterstock

 

親力で決まる子供の将来
5年連続でメルマガ大賞の「教育・研究」部門賞を受賞!家庭教育メルマガの最高峰。教師生活23年の現場経験を生かし、効果抜群の勉強法、子育て、しつけ、家庭教育について具体的に提案。効果のある楽勉グッズもたくさん紹介。「『親力』で決まる!」(宝島社)シリーズは30万部のベストセラー。

<<登録はこちら>>

中国が南シナ海で“蛮行”を繰り返す理由は「孫子の兵法」か?

南シナ海周辺の滑走路建設やベトナム漁船への体当たりなどで、世界中から非難を浴びている中国。なぜ、中国は対外的に悪い印象を与えるような行為ばかり繰り返しているのでしょうか? 戦略学者の奥山真司さんは、自身のメルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』で、中国が「孫子の兵法」を利用し、あえて混乱を呼ぶような行動に出ている可能性があると指摘しています。

中国戦略思想の究極の理想とは?

おくやまです。

さて、新年になっても中国をめぐる問題は冷めやらず、とりわけ南シナ海情勢混沌としてきていることはみなさんもご存知の通りです。目立ったところでは、以下の2つのニュースが大きいでしょう。

南シナ海:ベトナム漁船、体当たり受け沈没 中国船か(毎日)

南シナ海、制空権確保狙う…中国の試験飛行

南シナ海に関しては、古典地政学の観点からいえばニコラス・スパイクマンの「アジアの地中海」という概念が参考になることはこれまでにも何度か触れた通りです。

ここで、私が注目したいのは、中国が南シナ海で戦略的に何を狙っているのか、という点です。

これに対する答えがあるとすれば、それは「中国の夢」、もしくは恥辱の百年」を経ての「国土回復運動」(レコンキスタ)ということになるでしょう。

つまり現在の中国は、それが歴史的に正しいかどうかに関係なく、彼らの感じる「失われた祖国の土地を取り返したいという感覚(や世界観)でこのような対外拡張的な行動に出ているとも言えるのです。

ところがそこから下の階層の話になると、外から見ているわれわれに混乱が生じてきます。

なぜならルトワックが拙訳「自滅する中国」の中でも解説していたように、実際の国家の行動としての戦略・戦術レベルでの行動は、周辺国の反発を呼ぶものであるため、むしろ「自滅的なもの」であるからです。

たとえば今回のような無理やりな滑走路建設というのは、対外広報的にも最悪で、アメリカを含む周辺国や世界的にも「中国は侵略的な国家だというイメージを拡大しかねませんし、実際に拡大してます。

ではこのような戦略を行っている北京側の担当者たちは、このような誤解されるようなメッセージを外に発信していいと本気で思っているのかというと、これもまた微妙。というのも、世界の中国ウォッチャーたちには、中国が対外政策や外交を内部闘争の延長として行っているとする見解も有力だからです。

私もその見解に同意する部分はあるわけですが、戦略学的に「孫子の兵法」を学んできた人間として一言そこに付け加えたいのが「無形」という概念です。