ホリエモンが今秋開校する「ゼロ高等学院」は何がスゴいのか?

ホリエモンこと堀江貴文さん主宰の「ゼロ高等学院」(通称:ゼロ高)が、2018年10月1日に開校します。このゼロ高は、メルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』も大好評な堀江さんが、「学校教育を壊す(ディスプラトして再構築する)」と発言したことをきっかけに「座学を目的とせず行動を目的とする学校として立ち上がりました。はたして「行動を目的とする学校教育」とは、どんなものなのでしょうか? その一部が、7月26日に行われた記者会見で明らかにされました。

3年間の学生生活で、さまざまな「プロの仕事」を実際に体験できる学校

ゼロ高は、その設立を目的として立ち上げられた企業「SNS education株式会社」(内藤賢司社長)が運営します。今回、同校の学校責任者を務める内藤社長による「入学案内」の説明から会見はスタートしました。

入学資格は、高校を卒業していない日本全国民であること。ゼロ高に入学すれば、将来にさまざまな選択肢があることを知り、仲間とともに学び、行動しながら「成功するまで失敗すること」ができます。

たとえば、ファッションデザイナーをやってみたいと挑戦してみたものの、途中でセンスがないことに気づき、やっぱり寿司職人を目指す。入学してからの3年間で、そんなふうに様々な分野を何度も経験できるのがゼロ高の一番の魅力といえるでしょう。

また、既存の広域通信制高校である「鹿島山北高等学校(神奈川県)」と提携することにより、在学中にあらゆる社会活動に参加しながら、高校卒業資格も取得できます

学校顧問には堀江さんの主旨に賛同した各界のさまざまな著名人が名を連ねており、ベストセラー『ビリギャル』の作者でもある坪田信貴さん(坪田塾・塾長)もその一人。

本会見では、内藤社長の説明が終わった後に堀江さんと坪田さんが登場し、これからの教育についてのトークセッションが行われました。

「2月の『ホリエモン祭で話が挙がってから半年で実現したのはスゴい!」と、そのスピード感に驚く坪田さん。

堀江さんが「高校を作りたい」という構想が出た後、たまたま既存の通信高校と提携すれば簡単に高校をつくることができるということを知る機会があり、今回のスピード開校になったとか。

坪田:この『ゼロ高等学院』っていう、名前がいいなと思って。寿司をいかに握るかとか、科学的にどんな変化をするからどんな味になるというのと同時にビジネスも学ぶ。ゼロ高って起業家をつくろうとしている。これは圧倒的に(ほかの学校とは)違うなと思う。

 

堀江ホワイトカラーの仕事からなくなっていく時代が、もうそこまで来ている。生き方を変えて、アップデートしなければいけないんです。いまHIU(堀江貴文イノベーション大学校)にいる約1700人は、そういう生き方を実践し始めている。『高校生でも(HIUに)入れますか?』ってよく聞かれて、1万円払えば誰でも入れるけど、学校やめて入ろうっていうやつはなかなかいない。だったら、高卒の認定資格はペーパーで取れるから通信制でもいいのかなって。

「とりあえず高校くらいは卒業するのが当たり前」というのが、常識となっている現代。インターネットの普及でさまざまな学びや活動のチャンスが増えた今でも、何の疑問も持たずに高校へ進学する人はまだまだ多くいるのが現状です。

堀江学校教育の弊害って、同世代としかつるまないことだと思う。ロケットをつくりたいと思ったら、まず何をします

 

坪田:僕はまず、ペットボトルでロケットをつくってみますかね。

 

堀江すごい! それは優秀ですね。ロケットをつくろうと思ったら普通はいい高校に入ってJAXAとか三菱重工を目指すわけですよ。その中で実際にロケットをつくれるのは100分の1。運も必要だし、運よくロケットをつくれることになっても予算切られたら終わり。だけど、ゼロ高ならすぐにロケットエンジンをつくれる。そして、センスがよかったら雇われる。授業としてロケットをつくる工程を全部見られるんですよ。

トークセッションの後半になると、漫画『ドラゴン桜の編集を手掛けた佐渡島庸平さんが合流。画像とテキストを融合した漫画が、今後さらに世界に広がっていくという話題で盛り上がりました。そんな漫画について学ぶチャンスもありそうです。

参加できる活動は宇宙ロケットの開発・発射のほかに、和牛の生産・販売、寿司職人になるための技術や経営、ファッションやエンジニアリングなど、多岐にわたる予定。それぞれの分野の「第一線で活躍しているプロから学べる環境が用意されています。

そんな課外活動の提供先のひとつとして、まぐまぐの有料メルマガ『最も早くオシャレになる方法』の著者である、人気ファッションアドバイザーのMBさんも参加

堀江MBさんは面白いですよ。一緒に靴下とか、メンズ向けのインソールとか、ジッパー付きのブーツをつくってるけど、アパレルに関する彼のセンスはすごい! ゼロ高でも、デザインやパターンができない人は、できる人にやってもらって、クラウドファンディングでプライベート・ブランドをつくるというのも面白いと思いますね。

ますます情報過多となるこれからの時代、「価値あるものを選ぶ人」いわゆる「キュレーターが重要だと話す堀江さん。すでにあるものを組み合わせるというだけではなく、すでにある「技術」と「アイデア」を組み合わせて新しいものをつくるキュレーターになることが求められているのかもしれません。

そんな「新しい時代」の幕開けに一石を投じる堀江さん、そしてMBさんら豪華著名人の方々。堀江さん、MBさんのメルマガにも、そんな「新しい時代のヒント」がたくさん隠されています。お二人のメルマガご登録・詳細は下記のリンクをご覧ください。どちらのメルマガも初月無料です。(MAG2 NEWS編集部 CK)

なぜ、ファミリーマートは異業種の「ドンキ」の手を借りたのか?

コンビニ大手のファミリーマートが苦戦しています。既存店客数は3月~6月ともに減少、既存店日商は3月こそ前年を上回ったものの、4月~6月で前年を割りました。そんなファミマが、打開策として模索しているのが「異業種とのコラボ店」です。あのドン・キホーテから、フィットネス、コインランドリー、ついには書店ともコラボした店を続々と増やしています。フリー・エディター&ライターでビジネス分野のジャーナリストとして活躍中の長浜淳之介さんが、こうしたコンビニのコラボ店の出店加速の動きについて、現地への取材を重ねながら詳しく分析しています。

プロフィール:長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)
兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。共著に『図解ICタグビジネスのすべて』(日本能率協会マネジメントセンター)、『バカ売れ法則大全』(SBクリエイティブ、行列研究所名儀)など。

ファミリーマートが加速する、異業種店とのコラボレーションは成功するのか?

ファミリーマート異業種とのコラボ店の出店が加速している。

同社の広報担当者によれば、今年2月14日にオープンしたフィットネスジム併設店では、「フィットネス会員が当初計画していた2倍のペースで増えている」(ユニー・ファミリーマートホールディングス広報室・篠崎直人氏)とのこと。今年6月にオープンした、ドン・キホーテとの融合店3店でも「売上が通常の店の1.5倍に伸びた」と、予想を上回る反響に手ごたえを感じているようだ。 同社が次々と進めている異業種コラボ店の今を取材した。

ドンキとファミマという「異色コラボ」の手応え

ドン・キホーテとのコラボ店は6月1日、東京都立川市に「ファミリーマート立川南通り店」、東京都目黒区に「ファミリーマート大鳥神社前店」、同月29日東京都世田谷区に「ファミリーマート鎌田三丁目店」をそれぞれオープンした。

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これは、ユニー・ファミリーマートHDと、ドンキホーテHDが昨年11月に締結した資本・業務提携に基づいて、直営の共同実験店舗を運営するものだ。

まずは、ユニーの総合スーパー「アピタ」及び「ピアゴの6店舗を、コラボ業態「MEGAドンキ・ホーテUNYに改装。横浜市神奈川区、名古屋市港区などにあるこれらの店の3~4月の売上が前年の2倍を超える成果を上げた。

そこでコンビニにも、ドン・キホーテワクワクする売場づくりノウハウを導入。ネットでは体感できない「お買い物の楽しさ」を追求するという趣旨だ。コラボ3店にはドン・キホーテが推奨する日用品加工食品等約2800種類を導入した。立地を変えて、顧客の反応を見極めているところだ。

47坪の「ファミリーマート立川南通り店」の場合、取扱商品数は約5000種類通常の1.7倍。そのうちドン・キホーテの商品は約2800種類だ。

実際に店を訪れてみると、ドン・キホーテとのコラボ店だからと、遠方から目指して来る人が多く、通常のコンビニでは置いていない激安商品をまとめ買いする顧客が目立った。1人あたりの購入量が多いので、売上が増えている。店の中を一通り見て回るので、顧客の滞在時間も長くなっている。おにぎりとお茶だけ買って帰る人のほうが少ない。

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陳列の仕方は天井のほうまで棚をつくって商品を高く積み上げたり、通路にわざとはみ出して什器を置いたりと、ドンキ流演出を導入

商品も、扇風機、携帯アクセサリー各種、精力剤、ホッピーやバイスサワーなど立ち飲み屋にありそうなお酒、人生ゲーム、ペロペロキャンディー、うまい棒各種、老舗カレーショップのレトルトカレー各種など、一般のコンビニではまず置いていない商品がたくさん置いてあってついつい手に取ってしまう

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立川駅南口はファミリーマートの店が多く、「ファミリーマート立川南通り店」から半径500メートル圏内に8店もの店がある。また、すぐ斜め前には「ローソンストア100」があり、棚の高いところまで商品を並べ100円均一で激安販売している。

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自社競合を避け安さでローソンストア100に売り負けないようにする目的としては、ドン・キホーテとのコラボ店への転換は有効な対策と見受けられた。

ソフトバンクも参入へ。スマホ決済の競争激化が面白くなってきた

ソフトバンクとヤフーの合弁会社は7月27日、2018年秋よりバーコードやQRコードを使って決済ができるスマホ決済サービス「PayPay」(ペイペイ)を開始することを明らかにしました。すでに中国、特に上海ではほとんどの店で使えるようになった「スマホ決済」。ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんは、自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で、ソフトバンクの参入によって「スマホ決済」がどこまで普及するのか、どのサービスが残るのか、競争激化が面白くなってきたと期待感を示しています。

ソフトバンクとヤフーが連携してスマホ決済「PayPay」を開始━━「ソフトバンクの営業ノウハウ」をどこまで生かせるか

ソフトバンクとヤフーは、2018年秋よりスマホ決済サービス「PayPay」の提供を開始すると発表した。PayPayを提供するにあたり、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが出資し、インドで最大の決済サービス事業者であるPaytmと連携していく。

座組としては、ソフトバンクと口座数4000万を超える「Yahoo!ウォレット」の顧客基盤を活用。Yahoo! JAPANアプリから「PayPay」の機能を利用できるようになるという。

決済方法は店舗側がレジ付近に提示したQRコードをユーザーがアプリで読み取る方法と、ユーザーが提示したバーコードやQRコードを、店舗のレジでスキャンする2つの方法が提供される。

前者の場合、店舗側が負担する決済手数料を開始から3年間無料とする。この施策は、筆者が日経電子版「モバイルの達人」で7月5日に報道したとおりだ。

店舗開拓においては、リリースによると「ソフトバンクが持つ営業ノウハウを活かした加盟店の獲得」とある。

3週間前のこのメルマガで「理髪店で髭を剃ってもらっていたら、営業マンが『ソフトバンクです』といって、Yahoo!スマホ決済の資料を置いていったのを見せてもらった」と書いたが、まさに営業マンが「ソフトバンクです」と名乗った背景には、ヤフー独自で展開するサービスではなく、ソフトバンクががっちりと絡んでいる、グループの総力をあげたプロジェクトだったというわけだ。

「オオカミくん」出演、藤田ニコルの妹分「めるる」って誰?

「女子中高生500人が選ぶ、好きな恋愛リアリティーショー」1位に選ばれた人気番組 AbemaTV「オオカミくんには騙されない」のシーズン4が7月29日(日)から放送される。

同番組は、本気で恋をしたい女子高生たちが、イケメン男子とデートを繰り返しながら恋に落ちて行くまでを追いかける恋愛リアリティーショー。しかし、イケメン男子の中には、嘘をついたり、好きでもないのに好きなフリをしてちょっかいを出したりと女子高生たちの恋を邪魔する“オオカミくん”が最低でも1人混ざっている。女子高生たちは誰が“オオカミくん”なのかを見極める必要があり、また男子たちも“オオカミくん”に負けずに自分の真剣な思いを女子高生たちに伝えなければならない。

現在シーズン4のメンバー紹介動画がYouTubeに公開されており、一人のPopteenモデルに注目が集まっている。
彼女の名前は生見愛瑠(ぬくみ める)、通称「めるる」。

「この子は、将来Popteenを背負うモデルになる」

元ニコプチ出身で、中学生の時に「名古屋一可愛い女子中学生」として話題に。
その後人気ティーン雑誌Popteenの専属モデルとして活動。同誌編集長から「この子は、将来Popteenを背負うモデルになる」と太鼓判を押されるほど、そのスペックはずば抜けているのだそう。

にこるん(藤田ニコル)やみちょぱ(池田美優)との姉妹ショットも

Popteenといえば、今をときめくにこるんやみちょぱが専属を務めていた人気雑誌。

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そんな先輩モデルとの2ショットが「姉と妹感がする!」「みちょぱとめるる姉妹みたい!かわいい」と話題になったことも。

めるるは2018年3月に初のpopteen表紙を飾っており、同誌看板モデルへの道を着実に歩み始めている。

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見た目とは正反対「真面目」「ファンを大切に」

足長い、顔小さいといった驚異のスタイルと、目鼻立ちの整った顔が印象的なめるるだが、意外にも性格は真面目。
Twitterではかなりの頻度でリプ返するなど、忙しい合間を縫ってファンを大切にする姿勢がうかがえる。
そんな彼女が今回「オオカミくんシリーズ」に出演するということで、ファンからは「めるる騙されないでー!」と出演を喜ぶ半面、心配の声も上がっている。

<関連サイト>
生見愛瑠(めるる)「オオカミくん」出演決定!
http://www.entameplex.com/archives/43984

『オオカミくん』初回放送直前イベントでMC陣が初対面!
http://www.entameplex.com/archives/44589

『オオカミくん』新シリーズ主題歌にSEKAI NO OWARI!
http://www.entameplex.com/archives/44423

 

 

記事提供EntamePlex

【動画】まるでSF映画のような未来感。爆速ホバーボードが凄い!

人を載せられるドローンの登場などからわかるように、「人が気軽に空を飛べる時代」はすぐそこまで来ているように感じる。

そして今回紹介する動画を観たら、我々が思い描く未来をよりリアルに感じることができることだろう。

 

 

こちらの動画に映っているのは、なんとジェットエンジンを載せた1人乗りのホバーボード。

手がけたのは水を吹き出して水圧で宙に浮くジェットボードを製作しているフランス企業だ。

時速166kmを叩き出すパワーを持ちながらもサイズは小型で、人がそのまま空を飛んでいるかのような外見はまるでSF映画のワンシーンのよう。

高度の高いところを飛ぶのはもちろん低空飛行もターンも自在。乗っている本人はまさに『鳥になったよう』な気分だろう。

こんなの絶対楽しいに決まってる・・・!一生に一度はぜひ乗ってみたい!

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(devinsupertramp)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

とにかく「憲法を改正した総理」の称号が欲しいだけの安倍首相

歴史的豪雨災害に押されたことを理由に「モリ・カケ問題」を収束したかのように見せかけ、安倍総理に都合の悪い議論は論点ずらしで逃げきった感のある通常国会は閉会しました。元全国紙の社会部記者で、メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者である新 恭(あらた・きょう)さんは、安倍総理は「とにかく憲法を改正させる」ことしか頭になく、その後にやってくるであろう「アベノミクス破綻」の責任からも逃げようとするのではないかと予測しています。

アベノミクスこそ打ち砕くべき岩盤だ

長かった通常国会が終わり、安倍首相はさぞかしほっとしているだろう。

嘘をつき通し、数に驕る自民党の国会運営で、なんとか乗り切った。国会や国民にどんなに不誠実であろうと内閣は維持できると自信をつけたかもしれない。クロであってもシロと言い続ける。すると、いつかは追及する側も、疲れ果て、飽きてくれる。

あとは、強力なライバルのいない総裁選を勝ち抜き、自衛隊明記の憲法改正にこぎつけさえすれば、アベノミクスの後始末という最大の難事など知らんぷりして、勇退の花道に進める。よもやそんな算段では。

これほどコケにされながら、我ら国民、なんたる寛大さか。安倍官邸という密室で全てが決められ、国民の代表が集まる国会は形骸化した。真実は何も知らされない。

与党議員は、安倍政権の手柄を首相や閣僚に語ってもらう機会提供者に甘んじ、野党議員の追及は、論点ずらしとごまかしの答弁で時間潰しされた。

災害史に残る豪雨が始まった夜も、安倍首相や小野寺防衛大臣らは、竹下亘自民党総務会長ら自民党議員有志との飲み会で親睦に励んだ。その席で、雨の災難に遭っている人、遭うかもしれない人への想像を政治家たちは働かせただろうか。

国民の大多数は諦めに似た気持ちかもしれない。いろいろ問題はあるけど安倍さん以外に誰がいるんだ、と。地盤、カバン、看板が幅を利かせ世襲議員が議席を占めてしまっている弊害が人材不足を招いているのは否定できない。だがそれほど人材が枯渇しているのであれば、日本はお先真っ暗だ。

安倍首相がやってきたことは、秘密保護法共謀罪安保法制といった戦前回帰の政策ではないか。その上に緊急事態条項を憲法に盛り込めば、国民の主権人権といった面倒なものに気を使わなくともよい国家権力はさらに凶暴になりうる。そのぶん、平和や個人の自由は脅かされる。

銀座のど真ん中に謎の看板。気になったので作者に連絡した結果…

銀座4 丁目の地下道に「謎の看板」が大量に展示。これは一体何なのか?

先日、野暮用で東銀座へ出かけたMAG2 NEWS編集部。地下鉄の改札口から歌舞伎座方面へ抜ける地下道を通り抜けたのですが、その途中に「奇妙な看板」がいくつも展示されていることに気づきました。

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おやおや? ここは銀座のど真ん中、銀座4丁目交差点の真下です。しかも同じ看板がたくさん、すべて『あの時の「○○○」』とだけ書かれています。

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実はここ、「銀座プロムナード・ギャラリー」という晴海通り沿いの地下道を利用したギャラリー/貸し画廊。申請して許可がおりれば自由に展示できるのが特徴で、普段は書道や油絵、写真などが主な展示物だったはず。しかし今回、展示されていたのはこの謎の看板のみ。

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これは一体なんだろう?と思ったMAG2 NEWS編集部は、この謎を解こうと、作者の情報が掲示されているパネルを確認したところ、、、なんと作者の解説は「QRコード」が1つ掲示されていただけ、名前の表記すらありません。ううむ、ますます怪しい……しかし余計に気になる! この作品は何なのだろうか?

銀座プロムナード・ギャラリー」のスケジュール表を確認すると、7月21日から8月4日まで、「太田勝之」さんという人が展示をおこなっていることがわかりました。作者の名前はわかったけど、まだ作品の謎は解けぬまま。。

そこで、怪しいと思いながらも例の「QRコード」を読み込んでみることに。。。スマホで読み込むと、一つのブログがヒット。

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なんと、作者による作品に関する解説が出てきたのです。なんという秘密感、なんという現代美術感。 

こんな不気味な展示の、意味も分からないQRコードを読み込んで、ウィルスやフィッシングサイトだったらどうするんですか?と、思いながらもこんな所までご覧いただきましたあなたの勇気と好奇心、そして、時間と心のゆとり。その全てに感謝と敬意を送りたいと思います。

 

本当にありがとうございます。心からお礼申し上げます。

 

もしかしたら、美術とか芸術。そういう類のものは、こういう気持ちの集合体、あえて言葉にするなら「善意」によって成り立っているのかもしれないと思ってしまいます。

 

申し遅れましたが、自分は、この展示の作者で、太田勝之(おおたかつゆき)と申します。

 

趣味でこんなことをやっている、しがないサラリーマンでございます。

た、たしかに、こんなに怪しいQRコードを読み込んだのは生まれて初めてでした。しかし、銀座のど真ん中の地下で、こんな不思議な看板が展示されていれば誰だって気になるハズ。そう思って、私は思わずここにたどり着いてしまったのです。

しかも、なんと作者はサラリーマン! なぜ、こんなところでこんな展示を。。。謎は深まるばかりです。

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ブログの解説を見てみると、どうやらこれは、今はすっかり見かけなくなった「捨て看板(略して、捨て看)」だとか。そういえば昔、国道沿いや街角で、分譲マンションの宣伝や風俗店の案内など、完全に違法の広告媒体だけど、街中の電柱によく針金でくくりつけられていた「捨て看」をよく見かけたことを思い出しました。

この捨て看と『あの時の「○○○」』にはなんの関係が? この分岐する線路は何を意味するのか? その答えは、例のブログに書かれていました。

● あの時の「〇〇〇」展開催にあたり

ふむふむ、なるほど、そういう理由でこの捨て看だったのか。。。詳しい解説は、上記のリンク先で各自で読んでいただくとして、これを読んで妙に納得してしまったMAG2 NEWSは、どんなサラリーマンがこの作品を作っているのか、俄然興味が湧いたのです。

せっかくなので、このブログにコメントを残し、今回の展示をMAG2 NEWSで紹介したい旨をお伝えし、アポをとっていろいろ質問してみることに。

すると翌日、メールとfacebookとブログのコメント欄にテンションの高いコメントが。

コメントをいただきありがとうございます!!
このような話をいただきまして大変うれしく思っております。
また、初めてのことでもあり、右往左往しております!

展示場は解説もなく「寡黙」なのにこのハイテンション、、、そのギャップに驚きつつも、MAG2 NEWSは太田さんにメールインタビューを試みてみました。以下、太田さんによる作品展示のQ&Aをお楽しみください。


『あの時の「○○○」』太田勝之さんインタビュー

──今回、銀座プロムナードギャラリーで展示をしたきっかけを教えてください。

太田:以前から、通路とか、そういうところで展示をしたいと思っていたのですが、たまたまのきっかけでギャラリー検索したところ、この「銀座プロムナード・ギャラリー」の存在を知りました。

1.いろんな人が常に通る通路であること
2.会社から最寄り駅であること
3.展示期間の長さ(2週間)と費用の安さ
4.銀座は「立体展示は不可」であること

自分にとっては、これらは全て好条件だったので、展示希望を出しました。

──今回の「捨て看」ですが、自作ですか? それとも捨て看の業者に作ってもらったレディ・メイド(既成品による芸術作品)ですか?

太田:この捨て看板は、デザインを自分が行い、業者へ発注させていただきました。やはり「餅は餅屋」だと思いました。

──各看板に、それぞれ職業や年齢などが設定されていましたが、あの設定のルール(取り決めの方法)などありましたら教えてください。

太田:自分が今、持っているスマホのアドレス帳は、自分が大学生の時から、機種やキャリアが変わってもずっとそのまま移植してきたものです。なので、相当数のアドレスが溜まっていますが、その分、疎遠になってしまった方、申し訳ないが、誰だかよく覚えていない方もたくさんいます。そのメモリ登録されている全ての中から、無作為に52名をピックアップしました。

ピックアップされた方のほとんどが今は疎遠になってしまった方々ですが、その人に関する風の噂で聞いた今の状況であったり、付き合いのあった当時こんなことをしたいと言っていたということや、付き合いがあった時そのままのプロフィールを載せました。

でも、これも個人情報にあたるかもしれない、怒られることがあるかもしれないという可能性のある方もいましたので、一部をフィクションにしています。実在するプロフィールのほうがリアリティがあると考えたからです。

この説明パネルを設置すること自体を最後まで悩みましたが、この説明パネルがあることによって「この捨て看板は、誰かの捨て看板である」という事が、少し分かりやすくなったかなと思っています。

──普段は会社員をされているということですが、どうやって作品を作られているのか教えてください。

太田:よく聞かれることで、いつもちゃんと答えられていないので不安ですが……。自分の制作の基本は、インスタレーション(空間作品)ですので、まずは展示してもいい空間がないと実質的には進まない部分があります。

空間が決まってから、そこで何をするか?そもそもその場所はどんな場所なのか? その空間をどう変化させたり、いつもとはちょっと違う切り口で見せることで、そこに日常的にいる人たちや、その展示にために来る人、美術に興味がある人、ない人、様々な場所の状況や人の中から、何を見せていくのかを最大公約数に近いであろうテーマや、モチーフを抽出してイメージを練り上げていく感じです。

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やると決めたけど、やるまでの腰が重いので、とにかく無鉄砲に場所と期間を押さえて、追い込む。場所も期間も決まっているんだから事前にとっとと準備して、ゆとりを持って進めればいいのに、やっぱり追い込まれないとできなくて、搬入日前日は徹夜作業のドタバタ騒ぎ。これが現実です。(笑)

──今まで他の作品を制作(展示)していたことはありますか?

太田:20代後半、いろいろな鬱憤が溜まりまくりまして、30歳になってはじけた感じです。辛いだけじゃ生きてられないから、これからは毎年、何かしら作って発表していこうと決めています。今までは、普通のギャラリーをはじめ廃屋工場や、喫茶店、ビルの屋上で発表したこともありました。

と言いつつ、ここ2、3年ほど、結婚だなんだとバタバタしてサボってしまいましたので、今回は久しぶりの展示です。

──作品を作ること、発表することを子供の頃から意識していたことはありますか? 小さい頃の「将来の夢」は何でしたか?

太田:母親が洋裁をやっていた影響もあって、手先は器用な方でした。また発表は考えてはいませんでしたが、何かを作ること自体は好きでした。

あと、何かを作ると周りからリアクションがあって、それが嬉しかったです。その延長上的な感じが今につながっているのかと思います。今でも、作品だけでなく小物とか料理とか何か作ることが好きです。

小さいころの夢は特になかった気がします。正直、大人になった今のほうが、やりたいこととか夢みたいなものは多い気がします。

「ある程度、大人になって小銭を使えるようになると、小中学生のころの他愛もない欲望を叶えられるようになるから、そういうおっさんがどんどん、そのころの欲望を叶えてこじらしていく」みたいなことをどっかの誰かが言ってましたが、そんな感じがします。(笑)

──まさに、私たち「中年サラリーマンの希望の星」ですね、この度はお忙しいところありがとうございました。


というわけで、創作意欲満々のサラリーマン太田さんは今後も毎年、積極的に作品を発表していくようです。ぜひ、銀座の地下を埋め尽くすこの「捨て看」をご自身の眼で確かめに行かれてはいかがでしょうか。東京・銀座の銀座プロムナード・ギャラリー『あの時の「○○○」』展は8/4(土)まで。(MAG2 NEWS編集部)

太田勝之さん展示情報

2018年8月4日まで、東京・銀座駅、地下道「銀座プロムナード・ギャラリー」にて開催

観覧料:無料

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接客の極意は「動いて待つ」。ではどう「動く」のが正解なのか

店内で自由に商品を閲覧しているお客様に、「営業トークの声掛け」をしないと売上げに結びつかないのは当然ですが、声をかけるときの動き方ひとつで購入率に大きな差がでるのはご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、「売るぞ!」という気持ちが滲み出てしまうNGな動き方を紹介しながら、ストレスを与えにくい接客方法を記しています。

「動いて待つ」の意味

第一印象やファーストアプローチのような場面で、「動いて待つ」(=動待機)ことの重要性は、読者の皆様もよくお分かりのことと思います。

大昔の百貨店のように、手を組んでただじっとお客様を待っていたり、入店してきたお客様をじっと見つめていては、獲物を狙っている鷹のような状態になってしまい、お客様は逃げてしまうからです。

お客様に精神的なストレスを与えないようにするためにも、常に動いておくことは重要ですよね。

しかし、このことをわかっていても、結局同じようにお客様にストレスを与えてしまう販売員もいます。なぜなら、「動いて待つ」の「動く」の部分をあまり理解していないからです。

実は先日も、ある研修の中でロールプレイングをやっていたら、こんなようなことがありました。お客様役の人が商品を見ていると、販売員役のスタッフはとにかく動いているのですが、結局声かけを失敗してしまうのです。

というのも、確かに動いてはいるのですが、その動き方に問題があったんですね。お客様役の後をつけるように移動しているだけだったり、手を組んだまま位置を変えているだけだったりしたのです。

これでは、物理的に動いてはいるものの、じっと待っているのと何ら変わりはありません。お客様は「私、狙われてるな」としか感じず、販売員を敬遠してしまいます。

「動いて待つ」の意味とは、そういうことではありません。大事なのは、お客様にストレスを与えないような動きができているかどうかということです。それができて初めて、「動いて待てている」状態になります。

旅行にはデニムよりキレイめの紺パンを持っていった方がいい理由

クルマでのドライブ旅行ならいざ知らず、キャリーバックを引きずってえっちらおっちらとなれば、当然持って行ける服にも限りがあります。一方で、宿泊先でアイロンをかけたり洗濯機を回したりするのも容易ではありません。とは言え、必要最低限の確保も必要。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、「旅行に持っていく服選びのコツ」等を紹介してくださっています。

旅行服

さて、本日は旅行に持っていく服のお話

アッツイ夏になってきましたね! 私の住んでいるところでも、窓から外を見ていると日中は誰もいませんね( ̄∇ ̄)。ま、この暑さの中農作業なんかやったら死んじゃうモンね。

ま、こんなに暑くても、まとまった休みの取れる夏に旅行をされる方は多いでしょう。今年の旅行の計画は立てましたか?

こういうイレギュラーなイベントがあると家事の量は激増するモンですよね。是非旅行の準備が必要なことを考慮にいれていろいろな家事を前倒ししてくださいね。

旅行の準備といえばまずはパッキング。とりわけ洋服の準備がメインですよね。旅慣れた方は、旅行の荷物は

  • 少なめがイイ

と言います。なければないでなんとかなる(する)し、あっても使わなければ重くて行動を制約するだけだからです。なので、洋服は少なめに持って行って足りなくなったら旅先で洗濯するのが、セオリーなんです。

けどね( ・_・;)。モンダイは、日本人は

  • 洗濯な必要な長期で旅行なんかしない

ってことですよ( ̄∇ ̄)。どこに1ヶ月のバカンス~なんてヤツがいるのさ。もっとも長期の休みが取りやすいといわれるゴールデンウイークでさえ連続9連休!! とか言っているくらいなんですから。

だから、長期旅行を念頭に置く必要はないんです。そして、短期から中期くらいの旅行を考えるなら、洗濯はしないつもりで

  • ちゃんと日数分

で用意しましょう。コインランドリーに張り付いている時間がもったいないし、部屋で洗ったなら乾かなかった場合に着る服がないという悲劇に見舞われてしまうからです。

もちろんムヤミにたくさん持って行く必要はナイですよ。重たい荷物はメンドーですから。なので、旅行の目的に沿うよういろいろ着回しを考えてくださいね。

この前提で考えると、避けた方がいいのが、

  • デニム( ̄△ ̄)

です。デニムはどんなにオシャレでもブランドでも所詮は

  • 作業着

の位置づけです。旅行の最中にちょっと改まったお店などに入るには、ふさわしくないんですよ。しかも、かさばって重たいしね。なので、それ以外のパンツをオススメするわけです。

逆にボトムスでオススメは、男性も女性も

  • ストレッチの効いたキレイめのパンツ

です。やっぱり移動が多いし歩き回って観光しますからね。活動的なものを選ぶ方がいいんです。なおかつ、一応はちゃんとしたパンツですからソレナリのお店でもモンダイないわけですよ。センタープレスの紺パンとか、ほとんどベストです。

セブンイレブンのシステムを半年で作った男の「異常」なスピード感

日本人の働きすぎへの反省から「働き方見直し」が叫ばれています。もちろん大切なことですが、勝負がかかった場面では、それこそ時間を惜しんで働かなければ敗れてしまうのもまた事実。無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、フューチャー株式会社を一流企業に育て上げた金丸恭文会長の経験談を通じ、ビジネスに求められる「中身とスピード」について考察しています。

「中身とスピード」が勝負です

時代をリードする変革者の一人と謳われる金丸恭文さんが世の中に出るきっかけとなったエピソードが秀逸です。

いかに変革を続けるか 金丸恭文(フューチャー会長兼社長)×牛尾治朗(ウシオ電機会長)

牛尾 「金丸さんは、上場する前から大変活躍をされていたけれども、一躍その名が知られるようになったのは、やっぱりセブン-イレブンの情報システムを手掛けた時からでしょう」

金丸 「あれはロジック・システムズ・インターナショナルに在籍していた31歳の時でしたけれども、あの仕事をやり遂げていなければいまはないし、その前にTKCで16ビットパソコンの開発を手掛けていなければ、あの仕事はできていなかったと思います。

いま振り返ってみると、すべての道が繋がっていたことを実感します。

その頃は、せっかく手掛けていた16ビットのパソコンの能力を十分に活用してもらえる企業が少なかったんですが、先進的なシステムを導入しているセブン-イレブンならきっと扱ってもらえると考えました。

ただ、セブン-イレブンのシステムは大企業が担っていて、なかなか我われベンチャーには入り込む隙がなかったんです」

牛尾 「どうやって売り込んでいかれたのですか」

金丸 「中身とスピードです。キーマンは非常に厳しい名物役員の方で、どこの会社も手を焼いていたんですが、その人の懐に飛び込んでいきましてね。

普通は提案書を却下されたらつくり直すのに1週間くらいかかるものですが、私は3時間後に持っていくんです。

牛尾 「それはすごいですね」