渋沢栄一が重視したのは“結果平等”ではなく「機会平等」。 子孫が語る新しい日本型資本主義に通じることとは

異例の短期決戦となる選挙戦がスタートし、各党がさまざまな公約を掲げています。自民党の岸田文雄総裁は「新しい資本主義実現会議」を設置しましたが、渋沢栄一の子孫で、世界の金融の舞台で活躍する渋澤健さんもそのメンバーとして参加。岸田氏が訴える「成長と分配」を渋澤さんはどう考えているのでしょうか。

プロフィール:渋澤 健(しぶさわ・けん)
国際関係の財団法人から米国でMBAを得て金融業界へ転身。外資系金融機関で日本国債や為替オプションのディーリング、株式デリバティブのセールズ業務に携わり、米大手ヘッジファンドの日本代表を務める。2001年に独立。2007年にコモンズ(株)を設立し、2008年にコモンズ投信会長に着任。日本の資本主義の父・渋沢栄一5代目子孫。

渋沢栄一、最大の功績は「未来へのストックづくり」

謹啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

コロナ禍により経済社会のこれまでの常識の多くが「破壊」され、日本の人口動態の激変による新たな時代への門が開きつつある中、新たな自民党総裁および総理大臣が決まり、自民党幹部と内閣の陣容も刷新されました。新首相の調整・調和力で地盤が固められ、新しい時代への突破力が発揮されることを期待しております。

岸田総理は「新しい日本型資本主義」を国家ビジョンとして掲げられております。6月中旬に「新たな資本主義を創る議員連盟」を会長として立ち上げられ、そのキックオフ会合に私が講師として招かれましたので、総理は渋沢栄一の『論語と算盤』にご関心があると推察いたします。

本議連のサブタイトルが「すべての人が成長を実感できる一体感ある国へ」でありましたので、現在の社会課題である格差の是正を念頭に置かれている一方、成長を度外視していないことも明らかです。

現に「成長と分配の好循環」の経済政策を表明されています。『論語』が「分配」、『算盤』が「成長」と解釈しても良いかもしれません。

もちろん渋沢栄一の時代と現在は状況が異なります。しかし温故知新という観点で『論語と算盤』は「新しい日本型資本主義」の参考となる側面がありそうです。

まず、新しい時代を拓くためには、栄一は王道を歩むべきだと提唱するでしょう。

「もしそれ富豪も貧民も王道をもって立ち、王道はすなわち人間行為の定規であるという考をもって世に処すならば、百の法文、千の規則あるよりも遥かに勝った事と思う。」(注:『論語と算盤』はただ王道あるのみ)

「定規」とは線を描くときに用いる道具です。要は、真っすぐ進む規範という意味が含まれているのでしょう。そういう意味で、法律や規則を万能薬ととらえるべきではないと栄一は主張しています。

人間一人ひとりが王道を真っすぐ進むこと。これが、何より大事なことであると。

テレワークが根付かぬ日本企業「対面以外は安心できない」問題の深刻度

政府の旗振りに一部企業は呼応する姿勢を見せてはいるものの、多くの職場で未だ遅々として進まないテレワークの普及。なぜ日本はここまで世界の潮流に逆らうかのような状況となってしまっているのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、我が国のテレワーク普及を阻害する理由を考察。その根本にあったのは、国家衰退の元凶とも言える「複雑怪奇な集団合議制」と、非正規社員に対する「許されざる差別」でした。

【関連】世界中で日本だけ。4割の企業が「テレワークで生産性低下」の異常事態

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2021年10月19日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

緊急告知・第4弾LIVE配信のお知らせ

 

政治経済からエンタメ、スポーツ、コミュニケーション論まで多角的な情報を届けしている冷泉彰彦さんが、メルマガ読者を対象にライブ配信を行います。この機会にぜひ初月無料のメルマガお試し購読をどうぞ。

 

テーマ:総選挙展望と日本の課題
日時:2021/10/22(金)21:00~ ※90分程度を予定

 

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テレワーク後進国、日本の問題

コロナ禍を通じて浮き彫りになった問題として、日本ではテレワークの活用が進まないということが言われていました。2020年の春にはかなり強引な形で利用が進んだものの、現場では不評であり、その後は一進一退という格好になっています。どうしてなのか、このメルマガでは、これまで幾つかの仮説を提示してきました。

【関連】世界中で日本だけ。4割の企業が「テレワークで生産性低下」の異常事態

まず、紙、つまり原本とハンコ、そして紙の郵便物に縛られた事務作業の環境があるという問題があります。続いて、ネット環境におけるセキュリティ確保だとか、セキュアされた中での自由なチャット環境の必要性など、インフラの問題もあると思います。ネット環境や、PCなどハードウェアへの投資不足という問題もあるでしょう。

更に言えば、日本のあらゆる制度設計が「グレーゾーン」を前提としており、建前としての実定法と、本音としての運用がかけ離れているという議論もしてきました。そのために、仕事を回すためには「本音の運用」をしないといけないが、その詳細については堂々と語れないために、対面で口承伝承しないと安心できないという問題があります。これは、単にテレワーク推進というだけでなく、日本の生産性を考える上での結構大事なポイントだと思います。

更に考え方を進めると、いわゆる「日本の終身雇用ホワイトカラー」にとっては、職場というのは城のようなものであり、転勤命令つまり参勤交代を義務付けられていることと同じように、幕府イコール「ご本社」に縛られているという問題があると思います。

単なる形式だと言えばそれまでですが、この登城と参勤交代というのが、それこそ江戸時代の「士農工商」とか「旗本、御家人、外様、陪臣」などの序列、そして、大大名から小名まで「江戸城における控えの間に序列がある」のと同じように、現代でもヒエラルキー制度として残っているのです。

その目的ですが、単に高齢者の役員とか、過去の実績がある(だけ)の執行役員などが威張っているというだけでなく、そのヒエラルキーがあるために、決定ができ、同時に決定への責任から逃げられるという複雑怪奇な集団合議制を作り上げているわけです。それ自体が非生産的であり、現状維持型の判断の源、イコール国家衰退の元凶であるわけですが、江戸時代の侍が「そのように行動するしかできなかった」のと同じように、そのようなヒエラルキー制度を維持するしか、組織を動かす術を知らなかった、それが現代の日本の民間企業に巣食う官僚制の正体なのだと思います。

だとするならば、組織を維持するにはどうしても職場で対面して、相互の序列確認をしないといけないし、能力とはいかに乖離していても、その序列に基づくヒエラルキーを使って組織を動かさないと安心できないのです。

そうなると、リモートの会議をやる中で、何の権限もない若手が、情報とノウハウを握って上役に対抗する、上役はこれに対して画面内では権威を示すことはできないというのでは、組織は回らないということになります。問題は、その若手に年俸15万ドル払って権限を与えれば済むことですが、それはできない、となるとオンライン会議というのは修羅場の連続となります。俺が社長だから、みんな画面では俺が上に映るように設定してくれとか、そう設定していない奴が見えるようにしてくれ、などという悲喜劇が起こるのはそういうことだと思います。

 

このままでは一億総貧困に。与野党とも経済成長策が無い亡国ニッポン

10月31日に投開票を迎える衆議院選挙に向け、有権者へのアピールに余念がない各党。しかしそのどれもが「分配」ばかりを謳うもので、経済成長の具体策を挙げる党首は皆無という状況です。果たしてこのままで日本は長引く不況から抜け出すことはできるのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、各党の主張通りに進む先には「共同貧困化」しかないと切って捨てるとともに、成長戦略として「輸出立国化」を提言。その上で、世界で売れる製品を作るため国を上げて取り組むべき施策を示しています。

 

岸田政権も野党も「分配」中心だが、一番は「経済成長」をどうするかだ

岸田政権も野党も分配中心の公約になっているが、今一番必要なのがパイを増やすこと、経済成長をどうするのかである。これを検討しよう。

自民党も野党も分配を公約して、経済成長の具体策がない。これでは、日本は「共同貧困」化した社会になる。野党では日本維新の会が構造改革と言うが、この具体策もないし、構造改革は、さんざん今まで実施してきたが、国鉄民営化、電電公社民営化、郵貯民営化のような大規模な改革でしか経済成長ができていない。どちらにしても、明確な経済成長の具体策がないことが問題なのである。

日本の人口が減少しているから経済成長は無理とか、物価を上げれば経済成長できるとか、どうも頓珍漢なことを言って、まともな議論を聞いたことがない。

日本が輝いた30年前は、どうであったかだ。この時代を思い出して、日本経済を復活した方が良い。勿論、問題点が除去する必要はあるが、この時代の日本を研究して、中国も韓国も経済成長してきた。

その中核の考え方は、輸出立国である。日本の輸出はGDPの11%と小さいので、この輸出を増やすことが必要なのである。農業でも工業でも優秀な商品を作り、世界に売ることである。

円安にして輸出を増やすことはできるが、東南アジア諸国の労働賃金との競争で負けるので、円安での輸出増はできない。

ハイテク製品やグローバル経済の元でのサービスの世界展開をするしかないが、ITサービスでは米国に勝てない。

よって、技術的なハイテク製品を作り、世界に輸出するしかない。これができているのが、半導体のウエハー生産の信越化学とサムコである。これに続く企業を各分野で作り、日本で生産しても勝てる製品を作ることである。

農業食品分野では、旭酒造の獺祭やニッカの赤ワイン「YUHZOME」であろうが、大量生産ができない。このため、工業分野での製品を作るしかない。

ということで、ハイテク製品を開発して、かつ世界で売れる製品を作るためには、実用化研究と基礎研究をリンクして行う必要がある。

しかし、民間企業では、研究開発の多額の投資はできないので、研究開発の補助金が必要になる。しかし、現時点を見ると、研究開発が製品化に結びついていない。

補助金があると、それを狙って、利益を出す指向になり、結果が実用化に結びつかず、無駄な補助金となってしまっている。これを是正しないと、難しい。

米国の軍事研究や、韓国の民間企業の製品技術開発への補助、中国の国営企業での研究などの方向でしか、実用化に結びついていない。日本の研究開発は、何かが中途半端である。このため、研究開発が実用化に結びつかずに、他国に先を越されることになっている。

半導体の製造では、技術力のある企業は、キオクシアしかないが、そのキオクシアもWDに売り払うというし、何かが変である。日本の経済成長には、産業振興が必要という概念がなさすぎである。

 

昨秋とは大違い。スピリチュアル系アーティストがNYで感じたパワーの復活

2017年のニューヨークを皮切りに、世界各地でスピリチュアルアートの個展を成功させてきた、メルマガ『オーラのにしまりちゃん』の著者で的中するオーラ鑑定が話題のにしまりさん。そんな彼女は現在、10月30日までの予定で開催中の今年二度目のニューヨーク個展のため現地滞在中とのことですが、昨年の同時期、そして今年の春とは街のエネルギーがまったく違うといいます。にしまりさんは今回の記事中でその様子に触れるとともに、運気が上がると話題の絵画の中から12月のテレビ番組で紹介される2点を披露。さらにこれから先、注意すべき「災害」についても記しています。

 

NYは強かった。ニューヨークレポ第1弾 ニューヨークパッション復活。

さて、ニューヨークに到着しましたので1ヶ月はニューヨークレポのメルマガになります。

まず驚きました。

えっと何がかってニューヨークのエネが戻っているからです。あのパッションブリリアントレッドがちゃんと戻ってきている。

昨年の秋にいったニューヨークとはえらく違ってます。4月にのニューヨークともまた全然違う。もはや日常をほぼ取り戻したな。と。さすがです。ニューヨーク。

まずはアパートで日用品を取り揃え。画材をしっかりかって、いつもの生活を整える。からはじめる。そこを大事にしたいので、着いてから寝ないでスーパーに行き翌日には画材屋を2往復。

スーツケースの中身は着いたその日に全部あるべき場所においていつもの暮らし。ただ場所がニューヨークなだけを守りつつ。

私のソウルスポットはさすがにいつも私にパワーをくれます。みなさんにとってのソウルスポットもぜひみつけてみてください。

ここにくるとなんだかわけもわからず元気になる。そんな場所が日本に海外に、どこかに必ずあるはず。

ふるさとがそうだ、という人も多いけど、残念ながら私はふるさとは、幼少期のつらい思い出と、大変だった時代の思い出と、トラウマとでパワーではなく試練のスポットになってます。

そこから、自分の人生がはじまるゼロ地点というか。

だからいい思い出もあるので嫌いではないけれど、私にとっては振り返らない場所とも言えるのです。

詳細は割愛しますが、まあ、出発前にも新たな境地を迎えた私の母と妹。でも母が記憶を少し取り戻しLINEが一言きていたりなんだかんだセンチメンタルな気持ちにはなるものです。

でも、機内で思ったんです。

しかし、私は私の人生を精一杯生きることが両親がくれたこの魂への感謝の形である、と。だから身内がなんと言ってこようと私は自分の人生を貫く以外に何もないなと。

色々ありますがやはり人生は瞬間です。だから、行きたい場所で生きたい場所で心から好きなことをして生きる。これが何よりも、大切なこと。だと。

ソウルスポットでいろんな出会いといろんなやりたいことを形にして帰るつもりです。いや今回はミッションが多いのであっというまだなと思うのですが。

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ドコモの通信障害で見えた「IoT、仮想化、グローバル」の暗い未来

10月14日木曜日の夕方、NTTドコモのネットワーク障害が全国的に発生し、音声通話やデータ通信ができない状態が長いところでは5G・4Gで約12時間、3Gでは30時間近く続きました。ドコモはオンライン会見で障害理由を説明。メルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』著者でケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんがその内容を分析し、モノのインターネット(IoT)が人のネットワークに及ぼす影響の大きさに通信業界全体が震撼したはずで、取り組むべきことが多くあると伝えています。

 

ドコモ通信障害。IoT、仮想化、グローバルの未来に警鐘

10月14日夕方からNTTドコモにネットワーク障害が発生した。翌15日に説明会がオンラインで開催されたが、関係者から出てくる言葉の数々が、なんとも興味深かった。通信障害の原因が、この先、Beyond5G時代に向けて勢いづこうとしていた通信業界に警告を発しているようで、とても印象的だった。

今回の障害はIoT機器の位置情報を管理する設備の切り替え工事で発生した。新設備に移行しようとしたが失敗し、旧設備に戻そうとしたら、20万台に及ぶIoT機器から位置情報が大量に上がってきてしまい、障害が発生。輻輳がスマホユーザーの音声通話、データ通信に影響を及ぼした。

IoTといっても、タクシーの決済端末や自動販売機など、おそらく3G回線をメインにつかっていた機器だと思われる。とはいえ、IoT機器の通信で障害が起きると、NTTドコモの全ネットワークに影響を与えるということ自体が驚きだ。これからの通信業界はIoT分野が成長領域と言われる中、IoTと人へのネットワークをどのように共存させていくかが課題になってきそうだ。

また、今回、切り替え工事が行われた「新設備」とは「仮想化設備」のことだった。長年、安定して稼働していた旧設備から仮想化設備に移行する際に失敗したとは、他社関係者も背筋が寒くなる思いだろう。Beyond5G時代に向けて、仮想化設備に切り替えることで、IoT機器向けの通信処理能力を飛躍的に向上させようとしたら、その切り替え作業で大コケしてしまった。

数年前、楽天モバイルの三木谷浩史社長がやたらと「これからは仮想化だ」と息巻いていたころ、他社関係者に「仮想化はどうするのですか」と聞いて回ったとき、ほとんどの関係者が「仮想化はこれからの技術であることは間違いないが、まだ信頼性や安定性などで不安なところも多い」と語っていた。今回はその前段階、移行時の失敗であるが、キャリアとしては安定稼働している設備からわざわざ新設備に移行するというのは、できれば避けたいものだろう。

線路の切り替え工事や銀行のネットワークなど、週末や夜間に業務を休止して設備を入れ替えることができれば大した問題ではないが、タクシーの決済端末や自動販売機など24時間、稼働するのが前提な機器だけに「稼働しながら設備を切り替える」というのは相当、難儀な作業をしているといえる。

 

「前倒し」で“都民ファースト潰し”に成功。新党なき総選挙の見どころは

19日に衆院選が公示され、選挙戦がついにスタート。前回掲載の「縁起の悪い「仏滅」総選挙。それでも岸田新総理が決断したウラ事情」で、異例の「前倒し」選挙を決めた裏側を指摘した元衆議院議員の石川知裕さん。今回のメルマガ『石川ともひろの永田町早読み!』では、「前倒し」が岸田自民党にとって有利に働く要素として、都民ファーストの会の準備が間に合わなかった点を上げます。さらには、自民同士の戦いの回避も進み、注目選挙区が少なくなったことを今回の選挙の特徴として取り上げています。

 

サプライズなしの総選挙/前倒し解散で損をしたのは…

衆議院が解散した。2017年10月の選挙から丸4年。安倍政権から菅政権を経て、岸田政権による初めての解散である。

過去には麻生政権が就任後すぐの解散総選挙を目指したが、リーマンショックにより断念、菅政権も就任後すぐの解散を検討したがコロナ禍で解散を断念した。双方とも後に支持率の低下にあえぎ退陣を余儀なくされた。共通点は就任後すぐに解散していれば強い政権になっていた可能性があるということである。

岸田氏は、解散時期を選ぶ余地がほとんどなかったが、それでも当初予想されていた日程より1週間前倒ししたことはプラスに働くと思われる。過去の2例を見ても、先延ばして良いことはないと踏んだと思われる。

この前倒し解散は、都民ファースト潰しにもなった。都民ファーストは公募の締め切りを10月17日に設定していた。19日の公示なので2日間しか猶予はない。事実上、公募を断念する形になった。都民ファーストは事前説明会で20人分の資料を持ち帰ったということなので、一定数の候補者を立てる意欲はあっただろうが、資金力もない。上田新党も旗揚げを断念した。

目玉となる新党がないというのが、今回の総選挙の特徴である。注目選挙区が無くなりつつあるのも特徴だ。

注目の山口3区も、自民党は林芳正・元文科大臣を公認し、河村建夫・元官房長官を不出馬とする代わりに息子を比例名簿に登載することとなった。新潟2区も同様で細田健一氏が公認、鷲尾英一郎氏が比例に転出、北海道7区も伊東良孝氏が公認、鈴木貴子氏が比例に再選出となり、自民党同士の戦いの選挙区がほぼなくなっている。静岡5区は、細野豪士氏が無所属で立候補する。自民党現職を破っても相手が比例で勝ち上がれば、自民党入りがまた遠のく。総じて二階派が公認争いで負けている構図だ。

他に面白い選挙区もないので、再び全国で唯一の女性同士の一騎打ちとなる北海道11区が注目選挙区で特集されるかもしれない。だが、前回ほどではないだろう。

 

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電車の運転士になる夢を絶たれたパン職人の店が「鉄ちゃんの聖地」になった話

小さなころからの夢は一度絶たれたけれど、違う形で同じ夢を持つ人たちの「聖地」となる場所を作り上げたパン職人さんがいるそうです。 今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、とあるパン屋さんのマーケティング方法を紹介。自分の趣味を押し出して、同じ趣味のお客さんを掴むという、とても夢のあるお話です。

鉄道マンを夢見た少年は、「電車パン」を作る職人になった!

電車の運転手になりたい。少年の頃、そんな夢を持った人はたくさんいます。京都府宇治市のパン屋さん「ぶんぶん」の店主もそのひとり。

父親が国鉄職員、兄がJR職員という家庭で育った店主は、子どもの頃から電車の運転手に憧れていました。しかし、当時は「目が悪いと電車の運転手になれない」という規定があり、進路を考え始めていた中学生の時に、断念せざるを得ないことに。

悩んだ末に、少年だった店主は頭を切り変え、パン職人の道を目指すことにしました。夜間高校に通いながら、京都にあるパンの名店で修行。16歳からパン作りや商品企画を学び、32歳で独立。苦労しながらも、地元のパン屋さんとして、人気店へと成長しました。

ある日のこと、お客さまである鉄道会社の運転手さんから、「イベント用に電車のパンを焼いて欲しい」という依頼が舞い込みます。電車の運転手は諦めたものの、鉄道好きであることに変わりはないので、この依頼には大喜び。店主の鉄ちゃん魂に火がついた瞬間です。

大好きな電車をデザインしたパンを作るのですから、気合いが違います。まず、電車を正面から見た車体をパン生地で作り、かぼちゃや抹茶を入れたクッキー生地で部品を。次に、車体に部品をつけ、チョコクリームで縁取りし、石窯オーブンに入れて焼きます。焼けたら、シュガーペーストで白いラインを描きます。

あとは、車体と同じ大きさのパンに、カスタード、イチゴ、チョコレート、抹茶、粒あん、オレンジなどのクリームをのせ、その上に正面の車体をのせて、完成です。

デザインは、いろんな鉄道会社のもので、「空港行き特急電車」や「黄色い新幹線」、「嵐山行き電車」「梅田行き電車」「レトロ電車」など、33種類もあります。お店では、この中から日替わりで5種類を販売しています。お客さまは全国からやって来て、中には、電車の運転手さんもいます。

【書評】人気No.1予備校講師が教える「人から好かれる話し方」

「また会いたいな」と思ってもらえる話し方ができれば、プライベートだけでなく、ビジネスにもプラスに働きますよね。今回の無料メルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』では、大手予備校で大人気となり、多くのベストセラーも著している犬塚壮志さんが、話し方について自身の苦い体験をまじえながら語る一冊を紹介しています。

【一日一冊】「また会いたい」と思われる話し方

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「また会いたい」と思われる話し方

犬塚壮志 著/朝日新聞出版

予備校講師が、聞き手に良い印象を与え、口コミを発生させる話し方を教えてくれます。

予備校講師といえば、学生にガチンコで評価される立場。評判が悪ければ、すぐにクビになってしまいます。著者は予備校講師になりたての頃は、生徒から辛辣なフィードバックをもらい、先輩講師を研究したという。

生徒からの受講後アンケートで「生徒に媚を売っているみたいで、なんかイヤ」「授業に関係ない話はすんな」という辛辣なコメントをもらった…。ようやく「話すときには、聞き手が何を聞きたいか、知りたいかが最も重要だ」と気づくことができたのです。(p6)

結論から言えば、先輩講師は生徒が求めることを話していたというのです。それは講義の内容で合格できること。入試の出題傾向を分析した内容であること。講師も元受験生であり、共に戦うこと。つまり、聞き手の心を動かし、内容に実利があることを明確に伝えていたのです。

生徒に伝えていたのは、3点です…。これから自分が行う講義は、志望校に合格するために必要な点が取れる内容である…。過去の入試の出題傾向を分析…。講師である自分もかつては受験生で、不安や苛立ちの多い1年を共に歩むパートナーであること。(p42)

育児のプロ伝授、我が子を「卑怯な子」にさせないために出来ること

 SNSにおける匿名の誹謗中傷など、今の世の中には子供に教えておきたい「卑怯」の事例が数多くあります。しかし、どのように教えれば「卑怯」というもののニュアンスがうまく伝わり、そのような子にならなくなるのでしょうか。今回の無料メルマガ『幸せなお母さんになる為の子育て』では、著者であるパピーいしがみさんが 、我が子に「卑怯な子になってほしくない」と願うママさんからのお悩みに真摯に回答しています。

卑怯はダメ!を教えたい

こんばんは。パピーいしがみです。

「卑怯(ひきょう)」って言葉、このごろあまり聞かなくないですか?でもそれはもしかしたら「卑怯」という言葉自体があまり使われなくなってしまったからなのかな?って思っています。例えば、以前ちびまる子ちゃんで藤木君が卑怯者と言われていました。もしクラスで「〇〇君は卑怯者だ!」なんて言ったら、その子をいじめる事になってしまうこともあり、そんな言い回しが少なくなったのかもしれません。

昔の戦隊ものや、アニメでは卑劣な悪役に対して、ヒーローが一人で立ち向かい勝つことで、「カッコいい!」「やっぱり卑怯ってダメだよな」と子供も自然に学べたのですが、今は、正義の味方が数人で協力をしながら悪役をやっつけたり、武器や刀を持って相手を切りつけたりと、相手を倒すためには何でもアリの風潮もあって、子供たちに「卑怯」が分かりにくくなっているのかもしれません。

これでいいのかな~?という疑問を私も持っていましたところ、スッキリママさんから「子供に卑怯を教えたい」というご相談を頂きました。スッキリママさんとしては、子供たちに「卑怯な事は止めなさい」と言いたかったけど上手く説明できなかったそうです。

きっとあなたもご自分のお子さんには「卑怯な子」になって欲しくはないと思います。では子供に卑怯を教えるには?又、子供を卑怯な子にしない為にはどうしたらいいでしょうか?

まずスッキリママさんからのご相談をご覧ください。

パピーさん。今回はご相談の機会をありがとうございます。私がお聞きしたかったのは「子供に卑怯を教えるにはどうしたらいいか?」という事です。

我が家には小学校1年生と2年生(年子)の男の子がいます。二人とも元気で学校に行っていますし、運動にも積極的に参加するし、一番になりたい!と負けず嫌いな面があります。元気すぎるので母は大変ですが、それでも一生懸命に頑張ろう!としている姿がいいなと思っていて、ついていくのは大変ですが何とか毎日過ごしています。

それで、今日は「卑怯な事をやめさせたい」と気になってご相談をさせて頂きました。

事の始まりは兄弟げんかでした。パピーさんから「兄弟げんかは自分を守る最大の練習、自分の意思を貫こうとする良い機会」とお聞きして、今まで逐一介入していたのをやめて、そろそろ1年になります。年子でもある為か、兄弟ゲンカは日常茶飯事でした。

でも介入するのをやめたら、「お兄ちゃんが××…」「弟が××…」と何でも訴えてくるようなことはなくなりました。今は、基本的には仲が良いですし、ケンカをしても自分たちで仲直りをしたり、時にはケンカになる前にじゃんけんで決めるなど、二人ともすごく成長したな~と感じています。

衆院選の公示日に安倍元首相がYouTuberデビュー!? 「あべ晋三チャンネル」開設に保守層は大歓喜&リベラル静観

衆議院選挙が公示された19日午後1時、安倍晋三元首相(67)が自身のツイッターに「選挙期間中、私の決意と地域に対する想いをより多くの皆様にお届けするためにYouTubeチャンネルを開設しました。チャンネル登録の程、宜しくお願い致します。」と投稿し、公式のYouTubeチャンネル開設を告知した。これについて、ネット上では早くも多くのコメントが投稿されているようだ。

件の安倍氏公式YouTubeの名は「あべ晋三チャンネル」。19日午後3時現在、まだ1本の動画しかアップロードされていないが、その記念すべき1本目の動画タイトルは「【公式】チャンネル開設にあたって」。わずか42秒の動画で、このYouTubeチャンネルを開設した理由、そして、ここで伝えていきたいことなどを述べている。

● あべ晋三チャンネル(YouTube)

安倍氏は、コロナ禍の選挙戦にあたって、政策や理念を伝える方法として「やはりSNSを活用しなければならないと考えました。このYouTubeを使って、私の政策を理念を語っていきたいと思います」と述べ、YouTube上を積極的に活用して選挙戦にのぞむ決意を語っていた。

この動画のコメントは「オフ」になっており、ネットユーザーたちからの反応をYouTube上で直接確認することはできないが、早くもTwitterなどのSNS上では、大騒ぎとなっているようだ。