ウクライナ侵攻の3年前。黒海沿いの都市オデッサで死にかけた日本人の話

侵略戦争を続けるロシアがウクライナの要衝として狙いを定める、黒海沿いの港湾都市オデッサ。「黒海の真珠」と謳われる美しい街ですが、平時はどのような姿を見せていたのでしょうか。今回のメルマガ『大川原 明の「アキーラ海外見聞録」』では、世界93ケ国を訪れた経験を持ち、元大手旅行会社の社員として世界中に駐在してきた大川原明さんが、2018年にオデッサを訪れた際に実感したこと、そして遭遇したアクシデントを写真とともに紹介しています。

 

ウクライナ訪問時に死にかけた話

ロシアのウクライナ侵攻から早2か月経過。ウクライナ戦争はいつ終結するのか、多くの方々が気になっている事だろう。日本での諸事情があり、もうしばらく日本を離れる事が出来ないが、時がくれば出国、ウクライナも訪問したいと思っている。メルマガ限定での情報発信もしていくので楽しみにしていてください。

今回のお題は3年8か月前に訪問したウクライナの黒海沿いの港湾都市オデッサで死にかけた時の事を書かせていただきます。オデッサといえば、ウクライナ東部の殆どを占領下においたロシアが次に狙っている都市で、国内いや旧ソ連有数の海洋保養都市として知られている。

オデッサへは、ウクライナと同じくロシアに対して反露感情が強いモルドバ共和国のキシナウから国際バスを利用して移動。オデッサには合計で1週間程滞在し、市内の見所は殆ど訪れ、黒海での海水浴も楽しんだ。この時は既にロシアによりクリミア半島を併合された後だったので、ウクライナ人のロシアに対しての警戒心は非常に強いと現地人との交流で実感した。

オデッサ滞在時に2つの事に遭遇した。1点目は判断を間違えれば命を失う話し、2点目は、全身湿疹ができた件。

1点目は

交通事故被害に遭いそうに

オデッサ市街地を散策していた時の話し。日本では毎日のように事故が起こっているものの、世界的に見たら事故件数は少なく、交通法規を守る人々は殆どである。しかし、海外、特に発展途上国では交通法規を守らない人の比率が高く、道を渡る際、車などを借りて運転する際は十分な注意が必要である。

オデッサ市街地を歩いていて、前方の横断歩道の信号が青になったので、そのまま渡ろうとしたのだが、左右を確認して渡ろうとしたら左から赤信号を無視して突っ込んでくる車が。正当に直進した車にぶつかり、2台が横断歩道を越えて横転した。

下の白い車が正当に直進した車。全面が大きく大破。運転手の女性は無事。

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下が信号を無視して突っ込んだワンボックスカー。運転手の男性が頭をうちつけ、出血しているが、意識はあり、その後、救急車で運ばれた。

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海外留学や駐在で海外居住し、海外慣れや海外での運転に手慣れた自分は必ず横断歩道を渡る前に左右から車などが来ないかを確認して渡るようにしている。もし、左右を確認して居なかったら死んでいただろう。この時は近くの人と一緒に事故車を救出に。出血しているものの、意識はあり、周りの人に救急車を呼んでもらう事に。

国内でももちろんだが、海外では尚更、交通法規を守らない人が多いので海外での道路の横断や運転はより一層の注意が必要である。ちょっとした油断で命を失ったり、怪我をするので油断は禁物である。

 

亡くなった元代議士が語った、憲法を「求める沖縄」と「捨てる日本」

元衆議院議員で社民党の副党首などを務めた照屋寛徳氏が15日に亡くりました。照屋氏は1945年生まれ。1945年生まれでは、「キツネ目の男」と呼ばれた“突破者”の宮崎学氏も3月30日に亡くなっており、同い年として2人の故人を偲ぶのは、メルマガ『佐高信の筆刀両断』著者で評論家の佐高信さん。照屋寛徳氏は佐高さんを“心友”と語っていたとのことで、独特のユーモアのエピソードとともに、著書や対談などで示していた憲法への思いを紹介しています。

 

憲法を求める沖縄と捨てる日本

「突破者」の宮崎学に続いて沖縄選出の社民党代議士、照屋寛徳が亡くなった。共に同い年だけに寂寥感は深い。

宮崎は「キツネ目の男」と言われたが、アリバイがあるということだった。しかし、いわゆる極妻である彼の母親は息子に向って「わての目はごまかされへんでぇ」と言って、宮崎から100万円を巻き上げたという。

宮崎と照屋が会ったことがあるかどうかは知らないが、共に独特のユーモアがあった。

2014年6月20日にやった「日本の今を問う」3連続対談が忘れられない。最初に沖縄のドキュメンタリーを撮っていた三上智恵と照屋、次に早野透と私、そして「孫が祖父に聞く歴史認識」で雨宮処凛と村山富市だった。

まず、照屋がこう口火を切った。「みなさんこんにちは。社民党は反帝国主義者の集まりですが、今日は定刻通り進めていきたいと思います。1時限目の授業は、照屋寛徳が三上知恵監督にいろいろと話を聞いてまいります」。帝国と定刻、寛徳と監督をダブらせた言い方に三上が「いっぱい用意して来たんですね」と笑う。

そのころ、照屋は『憲法を求める沖縄 捨てる日本』(ゆい書房)という本を出した。それを踏まえて、照屋はこう提案する。
「沖縄は復帰以前、まったく憲法が適用されない無憲法下にあった。復帰後は憲法は適用されたものの、安保条約がその上位に立つ適用になっていて、反憲法的な状況にある。そういう中で安倍政権は憲法解釈を変えて、集団自衛権行使容認を閣議決定だけでやってしまう。憲法9条をぶっ壊そう、憲法を捨てようとしている。三上さん、この日本が捨てた憲法を沖縄が拾って、沖縄は独立しようかね」

声高でなく話す照屋の言葉には説得力があった。照屋はこんなことも言っている。
「三上さん、あんたは映画監督でもテレビのアナウンサーでもあったから機関銃のようにしゃべる。でも脳梗塞を発症した照屋寛徳は、水鉄砲みたい(笑)」

最後に照屋は三上に対して「今度映画作る時は、あなたが監督で僕を助監督に。僕もしかしカントクのキャリアは68年ですから長いよ」と提言していた。

当時、68歳だったということだが、これには、やはり同い年の早野透が「照屋さん、意外に笑いを取ってましたねえ。あんな人とは思わなかったですよ。NHKの『日曜討論』などを見ていると、真面目に話していらっしゃるから」と受けていた。

前掲書で照屋は私を“心友”とし、拙著『この人たちの日本国憲法──宮澤喜一から吉永小百合まで』(光文社、のちに『反憲法改正論』と改題して角川新書)を「名著」として「保守も革新も、護憲派も改憲派も購入のうえ、ぜひとも精読されることを望む」と書いてくれた。護憲を左派の“専売特許”にしないという私のすすめを真っすぐに受けとめてくれたのである。

 

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文在寅の膿を出しきる次期大統領。「天下り禁止」ユン氏が大ナタ振るうワケ

韓国では尹錫悦(ユン・ソンヨル)次期大統領が進む人選作業のなかで出した指針が話題となっています。その背景には悪手続きだった文在寅政権時代の膿を出したいとの思いがあるようです。そこで今回は、無料メルマガ『キムチパワー』の韓国在住歴30年を超える日本人著者が、現在韓国国内で起きている実態に迫ります。

尹錫悦の人事哲学=天下り人事を禁止せよ

尹錫悦(ユン・ソンヨル)次期大統領が、大統領秘書室の人選作業と関連して、「天下り人事を禁止せよ」などの指針を数回指示した。能力中心の人選をせよという人事哲学を尹次期大統領が再度強調したもので、大統領秘書室の人選を控えた状況でこの指示が大きく影響するだろうという観測が流れている。

24日、「大統領職引継ぎ委員会」の関係者によると、尹次期大統領は最近、人選作業の実務陣に

1.公務員の中で若くて有能な人材最優先選抜
2.天下りと請託人事禁止
3.大統領秘書室のスリム化

などを注文した。そして尹次期大統領は「わたしは政界に借金のない人だ」という言葉も改めて強調したという。

「引継ぎ委」の関係者は、「政治家など外部からの圧力に動揺せず、能力中心の人選をせよという尹次期大統領の要請と理解した」と話した。

卜斗圭(ボク・ドゥギュ)元最高検察庁事務局長が新政権の大統領室人事企画官(このポストはこれまでにはなかったポストだ)に取りざたされているのもこのような理由のためだという。

卜斗圭元事務局長は9級公務員として出発し、検察一般職の「星」と呼ばれる最高検察庁事務局長(1級)を務めた人だ。卜元局長は、「尹次期大統領の古い系譜人物(以前から縁のある人間)ではない。

尹次期大統領は検察総長在職当時、最高検察庁事務局長として卜元局長ではなく別の人物を推薦したが、チョ・グク当時法務部長官が卜元局長を最終的に指名したという。

最高検察庁人事事務官と人事書記官を務めた卜元局長は、検察内の代表的な人事専門家に挙げられる。

尹次期大統領側の関係者は、「卜元局長の場合、政界関係者との利害関係が全くない人だ」とし、「次期大統領の人事哲学を実践し、純粋に人材発掘に没頭する適任者だ」と評価した。

卜元局長は引継ぎ委でも内閣および大統領室人事推薦業務を担当してきたという。

これに先立ち、尹次期大統領が人事検証チーム長に検事出身のチュ・ジンウ弁護士を任命したのも、「人選作業の際、政界に振り回されるなという無言のメッセージ」というのが尹次期大統領側の説明だ。

勉強しなきゃいけない受験生。GW中はどれくらいなら遊んで良いのか?

長い連休になると遊びの予定を入れたくなるもの。しかし、受験生となれば話は別です。とはいえ、まだ春先なので、「勉強しなきゃ!」とはなかなか気持ち的になりませんよね。では、どうするのが受験生としてはベストなのでしょうか。そこで今回は、メルマガ『成績がイイ子の親だけが知っている!新「勉強の常識」』の著者で受験指導のプロであるタイガー山中さんが、GW中の勉強で注意してほしいことについてアドバイスしています。

GW中の勉強で注意して欲しいこと

こんにちは、タイガー山中です。

まもなくGWですね。今年はコロナ前同様とはいかないまでも、近場への旅行やバーベキュー、潮干狩りといったお出かけを予定しているご家庭もあるようですね。もちろん、受験生なので、お遊びはナシ!という方もいらっしゃいますよね。お遊びナシというのも大いに結構です。

ある進学塾では、毎年恒例のGW特訓と称した朝から夕方まで長時間の特訓が行われます。ライバルにリードするために、入試の傾向をいち早く体感するんだそうです。「夏までに先手を打って欲しい」と考えるのは、親技だけではないようです。今ならライバルたちも本気モードでないので、チャンスですから!

GW中にお父さん、お母さんの仕事が休みなら時間に余裕があるでしょうから、普段より親子でガンガン勉強して欲しいものです。

親技の考えは、受験生は勉強が大変であることは普通のことであって、どうせやるなら「親子で、お祭り気分で頑張ってほしい」わけです。

受験生の良い思い出になりますから。来年の今ごろは「去年の今ごろは勉強やってたよな~」と笑顔で話ができるように。

一方、気になるのは「GWは遊ぶぞ~!」の方ですかね。勉強、どうしてますか?

いつも言っているのは、「0(ゼロ)はダメですよ」なんです。

お出かけの日の勉強は、中途半端な勉強になるだろうから勉強しないという方針もあるでしょう。ただ、2日お出かけの予定があるとすると丸2日勉強しないことになります。

丸1日十分に遊べば、次の日は朝から勉強もロケットスタートするだろうと期待したいところですが、そうはいきません。勉強しないことに、体が慣れちゃうからです。

だから、0(ゼロ)にしないことが大事なのです。

松本まりかが深夜に闇ツイート連発でメンタル崩壊の危機。独自のデトックス?毒を吐かずにはいられない苦しい胸の内とは

女優・松本まりか(37)が25日深夜から自身のツイッターで“闇ツイート”を連発し、話題となっている。「言葉が出てこない どんな言葉を発せばいいか そもそも言葉がない 自分の中にもう、ない」など、長文のツイートを次々と投稿。ネットでは「メンタルが限界なのでは?」と心配の声があがっている。

松本まりかが深夜に闇ツイート連発でメンタル崩壊!?

そのツイートは深夜3時から突然始まった。

「言葉が出てこない どんな言葉を発せばいいか そもそも言葉がない 自分の中にもう、ない だから発したくても 誰かと繋がりたくても 私に言葉は、今もうない から、ちょっと待ってね(後略)」

それから数時間に渡り絶え間なく続いた、仕事の苦しさを吐露するツイート。こんな闇ツイートが連続投下されれば心配せずにはいられない。

松本といえば、2月27日にまとまった休みを今春に取ることを宣言。加えて、InstagramやTwitterの毎日投稿をしばらく休むと明かしたばかりだった。

現在はドラマ『妖怪シェアハウス』が(テレビ朝日系)が放送中で、同名映画や『極主婦道ザ・シネマ』の公開が控えるなど、女優業は順調そのものだといってよい。

「休みになったら何するの?問いに答えられなかった。久々の休みに自分が何がしたいのかすらわからない。びっくり。何年ぶりかに遊びたいとか、誰かに会いたい、も出てこないのね。」

投下されたツイートを1つ1つ拾っていくと、まとまった休みを取るはずだったものの、全く何をしていいか分からず、不安になり自ら返上。それでもやはり仕事が重なるとストレスが貯まって、我慢しきれず毒出しを行ったようだ。

松本がブレイクしたのは2018年に放送された『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)。不倫相手を奪い取ろうとする魔性の女役を演じ、その“あざとかわいい”演技が好評を博し、一気にその名が知られた。

とはいえ、実はかなりの苦労人で、15歳でデビューしたものの、世間一般に認知されたのは30歳を過ぎてから。山田孝之や栗山千明、勝地涼、山崎育三郎など、かつての同世代共演者たちが売れていく中で、一人だけ日の目を見ることなく芸能界を生きてきたのだ。

それゆえ、仕事がない不安を誰よりも知っており、来る仕事は拒まない姿勢で、CMやグラビア、ドラマ、映画、バラエティーと活躍の場を広げていった。

2021年2月に放送された『情熱大陸』(毎日放送)では、人に嫌われたくないため、求められることを察知して、自分の本心を押し殺して現場に過剰に合わせていることを吐露していた。

その頃はテレビ番組の中でも、なにげない一言でも泣いたりする姿を見せていたが、今回のツイートではそれさえも克服して、「敏感になりすぎた心を封じこめた」と語っている。

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毒吐きツイートは松本まりか流の“デトックス”?

これだけ闇ツイートを連発すれば、誰もが松本は「病んでいるのでは?」と心配するのは当たり前。しかし、当の本人は毒を吐きまくったことで冷静になったのか、最初は激しかった文面も、夜明け頃になって落ち着いてきた。

「お願いだから心配の声とかニュースになりませんよう どうか正しく、伝わりますように」「辛くとも何ともないので!休まず働くのを選んだのは自分」「負けてご迷惑をかけてきた罪と、進むため明かしたツイートとご理解ください」と結んでいた。

どうやらこの毒吐きツイートは松本独自の“デトックス”のようなもので、メンタルに異常をきたしたわけではないようだ。

さらに働きすぎているのは自らの意思で、「マネージャーにはずっと休めと言われ続けてきた」と説明している。

以前にも松本は闇ツイートしており、2020年の大晦日に「壊」という一文字ツイートをして、物議をよんだ。のちに情熱大陸でも紹介されて話題になったが、毒を出した本人はケロッとしていた。

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とはいえ、ファンからすれば心配になってしまうのは当然。だが、松本自身はこのデトックスを行うことで自分と向き合うことができ、また新たなステージへと向かうことができるのだろう。松本は女優として、また新たな魅力を見せてくれるに違いない。

学生がリモートで消え存続の危機に。東京・新宿の老舗食堂を救った感動の物語

東京・新宿区にある一軒の老舗食堂。コロナ禍で学生が街から消え、経営危機に陥りましたが、かつての学生たちであるOB・OGたちが店を救ってくれたといいます。そんな感動話を披露してくれるのは繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさん。自身のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の中で、客に愛される店作りの秘訣を紹介しています。

牛めし&カレー&豚カツ この3つだけで勝負する、学生ご用達食堂

牛めし、カレー、豚カツ。そのどれもが大食漢を魅了するメニューです。この3つを一度に味わうことのできるお店が、東京都新宿区にあります。

「三品食堂」。3つの料理が、そのまま店名となっているのです。

基本的に、料理はこの3つしかありません。単品もしくはその組み合わせがあるのみ。

牛めし+カレーの「あいがけ」、大盛玉子入り牛めしの「大玉」、豚カツ入り牛めしの「カツ牛」、玉子入りカツ牛の「カツ玉」、カツ牛+カツカレーの「ミックス」、ミックスの特大「赤玉ミックス」など。

この3つの組み合わせに、量の違いで、「並・中盛・大盛・特大」があります。ガッツリ食べたい人には、夢のようなメニューです。

カツカレーや牛丼とカレーのあいがけは他店でもありますが、この三つ巴は見たことがありません。

このお店は、早稲田大学の前にあるため、第2の学生食堂とも言われ、学生のために存在していると言っても良いでしょう。

創業56年。数多くの学生たちの胃袋を満たしてきました。

元々は、学生向けの帽子を販売するお店でしたが、時代とともに売れなくなり、廃業。店主は、勤めに出ることに。空いたお店を活用したいと考えた、店主の奥さんが、学生相手の牛めし屋さんを開業しようと決意。

しかし、牛めしだけでは飽きられるので、学生の好きなカレーライスと豚カツも出すことに。この3品の味とボリュームが評判となり、以来56年、学生たちに愛され続けています。

ロシアが日本に侵攻しない理由はない。それでも日本人が戦争に備えぬ訳

先日掲載の「平和ボケよりタチ悪い。自分は大丈夫という思い込みが日本を滅ぼす」等の記事で、日本人の自然災害以外に対する危機意識の低さを指摘してきた、ジャーナリスト・作家として活躍中の宇田川敬介さん。その理由は何に起因するのでしょうか。宇田川さんは今回、自身のメルマガ『宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話』で、欧州や中韓と日本の歴史的相違点を紹介しつつ、その理由を解説。我々日本人の多くが抱いている、「人は困った時は助けてくれる」という思考自体に疑問を投げかけています。

 

ウクライナ情勢を見て思う「我が国は生きのこれるのか?」:日本人の「戦争」に関する意識

前回までに、日本人の「危機」に関する意識を見てきました。

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日本人は、自然災害には非常に敏感に反応しますが、人的災害について、これは戦争ばかりではなく、犯罪や、広域犯罪、テロなどを含めてですが、「人が起こす危機」に関してはあまり備えていません。

ヨーロッパだけではなく、韓国も中国も、基本的には人間が敵になるというような状況を作りだし、そのような歴史になっていますが、しかし、日本の場合はそのような歴史がないので、人の作り出す危機に備えるということが少ないということになります。

単純に、日本の場合「人は困った時は助けてくれる」というものであるというように思っているということになっています。

「困った時は助け合い」などというような標語があり、昔は「歳末助け合い」など取って、年末には寄付をするというような者があったのです。

あの、テレビ番組『笑点』でさえも、一年の最後は「歳末チャリティ」と称して、座布団や出演者の個人の宝物などをオークションにかけて困った人に寄付するというイベントが恒例になっていたのです。

まあ、司会が三波伸介氏の時であり、それ以降はなかったような気がしますが、それでもそのようなことが通常に行われていました。

つまり、日本は基本的には「人は善人しかいない」という「性善説」で動いているということになります。

もちろん人が犯罪を起こすこともあるし、戦争を起こすことがあっても、その戦争が無くなれば、元通り仲良くなれるというような感覚でいるということになります。

これは、日本の歴史がそのようになっていたということを示しているのです。

日本は世界で最も古い王朝であるということがギネスブックに出ています。

それは、一つの王朝が滅ぼされなかったということを意味し、戦争などにおいて主権を奪われた経験がなく、日本人は常に日本人の政治の中にいたということを意味しているのです。

当然に「異民族や異宗教の人々に戦争に負けた場合、どのようになるのか」という経験はないということになります。

そのような経験がある国が、ヨーロッパや韓国や中国ということになります。

ヨーロッパは、まさに戦争の歴史を繰り返しているということが言えます。

そもそもギリシアという、民主主義的な最も古い議会制政治を行っていた国が、すぐにローマ帝国に変わられ、その後ローマも滅びて様々な王族が出てきて封建制になるのです。

世界史的には1618年から1648年にかけて、神聖ローマ帝国(現在のドイツの位置)を中心にヨーロッパ全土で行われた「三十年戦争」があり、それによって、ヨーロッパの人口の3分の1が犠牲になったといわれ、その時から国際法の概念が出てくるということになります。

この戦争は宗教的、政治的な戦争で「旧教徒と新教徒の対立」「神聖ローマ皇帝と領邦君主の対立」「国際的な主権国家間の対立。特にハプスブルク家とブルボン家の対立。」という三つの対立点が争点となりなかなか終わらなかったということになる。

当然に「困った時は助け合い」などというような話がなく、他国の人を見れば殺してしまうなどというような話があったのです。

三十年戦争の同時代に生きたフランスの銅版画家ジャック=カロは、戦争の実際に遭遇して、『戦争の惨禍と不幸』という連作を残していますが、その絵は気に多くの遺体が吊り下げられているような者であったり、今では考えられなおようなものが大きのです。

 

安倍氏の責任重大。日本衰退の原因が「アベノミクス」であるこれだけの証拠

4月20日には20年ぶりに1ドル129円を突破するなど、猛烈な勢いで進む円安。鈴木財務大臣も「悪い円安」と認めたこの流れを止める手立てはないのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、黒田日銀総裁が辞任するまで円安は続くとしてその理由を解説。さらに円安は日本復活の大チャンスとした上で、日本経済再興のために政府が取るべき政策を具体的に提示しています。

 

日本衰退の原因はアベノミクスだ

世界はインフレで日銀以外の中央銀行は利上げを行うが、日銀は利上げができない。なぜかと対処策を検討する。

NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、3月8日は32,632ドルまで下落したが、4月14日は34,451ドルで、18日は39ドル安の34,411ドル、19日は499ドル高の34,911ドル、20日は249ドル高の35,160ドル、21日は368ドル安の34,792ドル、22日は981ドル安の33,811ドル。

4月22日に、パウエルが初めて議長として0.5%利上げを示唆し、それを受けて、年末政策金利予測は2.74%まで上昇した。ということは、利上げペースは5月6月の連続0.5%利上げや0.75%幅の利上げもあり得ることになる。景気後退を意識して、景況感を映す10年債利回りはやや下げて2.90%になった。

このため、株価は大幅な下落になり、4月は株価の安定性がなくなり、4月20日までの1週間に米大型株から引き揚げられた資金は196億ドル(約2兆5,200億円)にも上るようである。

市場の混乱を見て、イエレン米財務長官は、米経済は一連のショックに対して「非常に耐性がある」ことが証明されており、リセッション(景気後退)に陥るとは想定していないと、市場に向けて述べた。

FRBが金利上昇を急ぐが、銀行は平静を保っている。これは銀行にある米国債を担保に無利子で貸し出すので、銀行は問題がない。銀行は貸出金利を上げられるので、銀行はOKである。

中国は、コロナで3億人以上もロックダウンしているので、経済停滞で、IMFではGDPを年間4.4%と前回に比べてマイナス0.4%にしたが、この大きな落ち込みは、ロックダウンである。

今後、米利上げと中国の景気後退で世界的な景気後退が来ると、今まで上げていた資源株も大幅な下落になっている。

ネットフリックスも会員数純減を受けて、株価が35%も下げて、コロナ特需で株価を上げてきたグロース株も下落した。世界経済は、ウクライナ戦争と中国のゼロコロナ政策と米利上げの3つの要因で、世界経済は縮小するとみていることがわかる。

しかし、ロシアとウクライナの生産減は、他国が生産増にするため相殺できるはずであり、短期な景気後退はあるかもしれないが、米国もシェール増産、小麦・トウモロコシの増産、軍備品増産などで潤うことになるはずであり、物価上昇も短期的なものであるとみる。

それでも、世界の投資家は、短期しか見ないので、一度大きく下げる可能性は否定できないが、そこが買い場になるとみる。

 

ウクライナ侵攻に対する中国人教授の不敵な発言は「良いリハーサル」

ロシアによるウクライナ侵略が現実のものとなってしまった今、もはやつ勃発しても不思議ではないとまで言われる台湾有事。世界はこの問題をどのように捉え論じているのでしょうか。今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤先生が、イギリスの有力誌『エコノミスト』に掲載された台湾有事に関する記事を翻訳し紹介。元米軍司令官の冷静な分析や中国人大学教授の不敵な発言等を引きながら、日本における当問題の真剣な議論の必要性を訴えています。

 

ウクライナとの比較:台湾有事

実際に起こるはずがないと思われていたウクライナ侵攻をプーチンがしたことにより、中国の台湾進攻も現実味をもって論じられることになりました。

この件について今週の英誌『エコノミスト』が論じていますので紹介しましょう。

台湾はアメリカを頼れるか?

 

アジアにはNATOに相当するものはない。アメリカは台湾を自衛するための手段を提供すると約束しているが、台湾をめぐって中国と戦争をするかどうかは明言しないままだ。

 

アメリカは、台湾のために戦い、(ウクライナと違って)核のエスカレーションの危険を冒す覚悟があることをほのめかしている。

 

しかし、これはジョー・バイデン大統領が言うように、NATOを防衛するという「神聖な義務」には程遠いものである。

 

このような「戦略的曖昧さ」は、中国による攻撃と台湾の独立宣言の両方を防ぐためのものである。しかし、パワーバランスが変化する中で、このような不確実性は、中国の攻撃を抑止できない危険性がある。

 

NATOの30の同盟国が相互防衛を約束するのとは対照的にアジアのアメリカ同盟国には相互義務はない。アメリカがオーストラリア、日本、韓国などとは個別に協定を結んでいるだけである。

 

しかもアジアのアメリカ同盟国の多くは台湾海峡を挟んだ現状を維持することに関心を示している。

解説

アメリカの台湾防衛の約束はNATOほど強固ではない。しかも周辺各国も現状維持に腐心しているだけであり、台湾防衛についての意見交換や調整もなくバラバラである、との意見です。

そんな中で日本の立場を特に取り上げて論じています。

日本の役割は、その強力な海軍力、近接性、沖縄やその他の領土にある米軍を考えると、重要である。両国は正式な関係はないが、互いに主要な貿易相手国の一つである。台湾の航路は、日本の貿易、特にエネルギーや食料の輸入に欠かせない。人と人とのつながりも強い。

 

日本は平和主義を掲げているが、台湾をめぐる戦争には必ず巻き込まれるという認識が広まっている。台湾を助けるために、アメリカは日本にある基地に頼ることになるだろう。中国は、先制攻撃や介入に応じた攻撃を行うかもしれない。日本が支配する台湾周辺の尖閣諸島を奪取したり、日本の領海・領空を侵犯したりする可能性がある。

 

安倍晋三元首相は昨年12月、「台湾有事は日本の有事であり、したがって日米同盟の有事である」と総括している。「習近平国家主席は、このことを認識する上で、いかなる誤解もあってはならない」とも述べた。

 

2015年の憲法解釈の変更により、日本が攻撃されていなくても、「存立危機事態」と判断されれば、日本の自衛隊は戦闘に出動できるようになった。

 

日本がどのように支援できるかは不明だ。日本の戦争ゲーム(議論)は、しばしば参加者が法的拘束を受ける形で終了する。

解説

憲法解釈の変更により、台湾有事の際に自衛隊が出動できるようになったにもかかわらず、その議論が「法的にできない」という形で終わる事を揶揄しています。

アジアで最も能動的に行動せざるえないのは日本である可能性が高いにも関わらずです。

いずれにしても日本が中国の台湾進攻時における重要な役割を果たすことはエコノミスト誌の目からみても自明のようです。

 

“青森の神様”が助言。性格を変えたい人が大切にしたい2つのこと

長い時間かけて形成された自分の性格を変えるのは難しいもの。それでも「この性格を直せたら人生は変わるかも」と欠点に向き合おうとしている人にアドバイスを送るのは、“青森の神様”と呼ばれ、ベストセラーを数多く世に送り出している作家の木村藤子さんです。今回のメルマガ『“青森の神様 木村藤子” あなたに幸福をもたらすメールマガジン』で木村さんは、性格を変えようとしている人たちが諦めてしまうありがちなケースを紹介。理想にがんじがらめにならず、2つのことを意識すれば、少しずつ確実に変わっていけると伝えています。

 

価値観という自分だけのモノサシ

みなさんは生きていく上で、自分だけの価値観(ものさし)を持っているでしょうか?

たとえば、「映画を見る必要はない」という価値判断が自分の中にあれば映画を見ることはないでしょう。この「映画を見る必要はない」というのはあくまで自分の価値判断であって、それが正しいということではありません。つまり、価値判断というものは「正しい」「正しくない」を決めるものではないのです。

森羅万象すべてのものはうつろいゆき、とどまるものは何ひとつありません。個々人の価値判断というものも、時代や年齢によって変化していくものです。

自分の価値判断をどこに置くかで、それが生きていく意味になったり、人生の指針になったりもします。しかし時に、その価値判断にとらわれるあまり、がんじがらめになってしまうこともあります。今回、私がお伝えしたいことは、「柔軟性」、「バランス感覚」といったものが非常に大切なんだということです。

自分の性格の欠点を直していくうえでも、この柔軟性、バランス感覚というのは必要になります。

性格を直すとき、まず目標を決めます。「プライドの高い自分を変える」「素直な人間になる」などなど。ここで注意したいことは、性格の欠点を直すというのはそうなのですが、100%プライドの高くない人間、100%素直な人間というのはほとんどいないということです。また、100%目的とする人間にならなくとも、50%にバランスを変えるだけでも、人生は好転するのです。

たとえば、高すぎるプライドが自分の不幸の原因となっているとき、日々の努力によってちょっとずつちょっとずつ変えていこうとします。そして、高すぎるプライドを持っている自分を意識することで、いつもならプライドが邪魔してしまうところでも、踏みとどまってこれまでとは違う言動ができたとします。

しかし後日、以前と同じようにプライドが邪魔をしてしまい、間違った判断をしてしまいます。そうすると、非常に落ち込んでしまうと思います。「この前はプライドを抑えることができていたのに…」と。現にそういった相談はとても多いです。

しかし、一度高いプライドを抑えることができたからといって、そのままスムーズに変わることができるというのは稀です。一歩進んで二歩下がるじゃないですが、人生とはそういうものなのではないかと思います。一歩ずつ一歩ずつ、しかし着実に前には進んでいく。その前進している自分自身を、まずはきちんと認めてあげること。これがとっても大切なことなのです。