新型肺炎に打つ手なしか。伝染病に対応できぬマンションの不安

店頭からマスクが消えるなど、新型肺炎パニック一歩手前状態と言っても過言ではない日本。今後、爆発的感染は起きてしまうのでしょうか。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者でマンション管理士の廣田信子さんが、報道されている「無自覚感染」に注目し、エレベーターなどで密着するシーンも多いマンションの伝染病対策を呼びかけています。

新型コロナウイルス対策がないマンションへの不安

こんにちは!廣田信子です。

新型コロナウイルスによる肺炎での死者が100人を超えました。日本でも、武漢への渡航歴がない日本人に新型コロナウイルスの感染が確認され、いよいよ日本国内での感染の拡大が心配されるステージに入りました。

感染した日本人の方は、1月14日に悪寒やせきの症状が出て受診しています。1月の早い段階で、観光バスの運転手として武漢からのツアー客と強い接触があったことが感染の原因だと推測されます。しかし、ツアー客には発病の症状がなかったということです。

日本人感染者の方も、病院で受診していても25日まで新型コロナウイルスに感染していることがわからなくて、それまでは普通に周囲の人と接触をしています。潜伏期間が長い、症状が軽い人がいる等、感染の拡大を防ぎにくい状況も分かってきています。政府は、28日朝の閣議で、今回の肺炎について、感染症法に基づく、「指定感染症」にすることを決定しました。

中国の武漢市に閉じ込められている日本人を帰国させるため、チャーター機が派遣され、1月29日にはチャーター機で206人の方が日本に戻りました。チャーター機には、検疫官や医師、看護師が同乗し、帰国する人は、機内で、発熱やせきの有無などの健康状況や、国内での連絡先をチェック、必要に応じて検温も行われ、症状が確認された場合、応急隔離ブース内の席に座るなどの措置がとられたといいます。

気になるのは、帰国した時点では症状がない人への対応ですが、厚労省によると、新型コロナウイルスの潜伏期間は最大14日とされていて、帰国者には2週間程度「自宅待機」をして、不要な外出を避けるよう伝え、万が一、感染が確認された場合には、濃厚接触者を確認するなどして対応するといいます。

自分が感染していないかという心配に加え、自分たちが周りに感染させないか、周りから特別な目で見られないかという心配が加わり、武漢からの帰国した方の心労は計り知れません。早く、通常の生活に戻れるようにと願います。

しかし、一方で、前出の武漢からのツアー客の状況からみて、武漢からの渡航が禁止になる以前に、本人も気づかないうちに、日本に滞在し、知らないうちに新型コロナウイルスを持ち込んでいる方がいてもおかしくありません。中国の他都市にも感染が広がっていますので、検疫のチェックに引っかからないで日本国内に感染者が滞在している可能性も否定できません。

実は、先週、福岡出張時に、ホテルのエレベーターで中国人旅行者の方々の集団といっしょになりました。中国語での会話が飛び交う中に1人いて、新型コロナウイルスのことが一瞬頭をよぎり、1階に到着するまでの時間を長く感じました。ただ、会話が中国語だったというだけで、どこの都市から来た方々かもわからないのに…。

2002~2003年のSARS、2012年のMERSの流行の時とでは、明らかに、中国人の旅行者、滞在者の数が桁違いに多いのです。そして、その方々は、マンションの中にも数多くいらっしゃいます。先日、管理組合の役員の方から、中国人の方が所有していて、不特定の中国人の方が滞在しているとみられる状況があるが、親族や社員の方が使っていると言われたらどうしようもないか…と聞かれました。

中国の富裕層で、日本にセカンドハウスを持っていれば、新型コロナウイルスの感染を避けて、親族で日本に逃避していることも考えられる。その中には保菌者がいるかもしれないのに、マンションではそれに対応できないのか…と。

今後、新型コロナウイルスが国内で広がりを見せたら、私がホテルで一瞬頭をよぎったように、エレベータ─に住民ではない中国人の方と同乗することに不安を感じる方が出ても不思議はありません。ホテルは、宿泊者の住所等をチッェクし、それなりの対応を取れますが、マンションは、区分所有者が許可さえすれば、誰でも自由にマンション内に入れます。エレベーターや共用施設を利用することも可能です。管理組合には、どこから来た方かをチェックする権限もないのです。

マンションの危機管理の中で、伝染病対策は一番遅れています。まったくなさせていないといっても過言ではありません。何となくマンション住民の方が感じ始めている不安が杞憂に終わることを祈りつつ、やっぱり伝染病対策を考えることも必要だと感じています。

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注文をオウム返し。人気コンサルが飲食店を激変させた復唱法とは

「オーダーミスが多い」といった忙しい飲食店にありがちな問題ですが、これを放置しておくと店内の他の業務にも悪影響を及ぼしてしまう可能性が高いようです。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』の著者で飲食店コンサルタントの中西敏弘さんは、ある「メニューの復唱方法」を実践することで、オーダーミスの改善と料理提供時間の短縮が同時に可能になると記しています。

たかが「復唱」と思うな!「復唱」を徹底するだけでも、売上は上がる!

店長 「オーダーミスが頻繁に起こります」

僕 「なるほど。ちなみに、その原因は何だと思う?」

店長 「うむ~。たぶん、復唱を確実にやっていないことかな?と思うんですが…」

僕 「確かに、復唱を確実に行わないと、お客様の注文を間違えて聞いてしまう可能性は増えてしまうよね?ところで、復唱って、どういう風にやっているの?」

店長 「えっ?」

僕 「復唱っていっても2種類あるんだよね。一つは、すべてのオーダーを聞き終えてから、それまでに伺ったオーダーを全て確認する方法。『では、ご注文繰り返します。生ビールが4つとお刺身の盛り合わせが1つ、と…』とすべての注文を最後に確認する復唱の方法。これだと、お客様が誰も聞いていない事が多いから、スタッフもやりたがらないし、やっても意味ないじゃんと思ってしまう。だから、復唱を辞めてしまうってことが多い。

で、もう一つの方法は、“オウム返し”による復唱する方法。お客様に『生ビール』って言われたら、『生ビールですね!』とお客様が注文するたびに、オウム返しで行う復唱。この復唱方法だと、仮にお客様に、5~6個一気に注文されても、『ちょっと待ってくださいね。まずは、生ビールが4つとお刺身の盛り合わせ。それと、次は…』とお客様のペースで注文するのを“こちら側”でコントロールすることができ、また、確実にオーダーを聞き取ることができる。このやり方をアルバイトに伝えることができれば、オーダーミスが確実に減るはずなんだよね。もう一度、この復唱方法をロープレで徹底してやってみてはどうかな?」

オーダーミスはあってはならないことではありますが、人間がやることなので1日1回ぐらいは起こるかもしれません。でも、この確率を減らすことがすごく大切です。というのは、1回ぐらいのミスなら、それほどオペレーションを乱すことにはつながりませんが、もし、オーダーミスが頻発するようなら、その対処に結構な時間がかかります。

  • どこのテーブルのオーダーなのか、思いつく限り伝票を見直す
  • もし、料理が冷めてしまったら再度作り直す
  • 本当に頼まれたお客様のもとに、商品を持っていく

一つのオーダーミスでこれだけの行動が必要で、これが何度も繰り返し行わるとすると、本来やらなければならない、”お客様への対応”が絶対的に疎かになります。

10年ぐらい前の僕のご支援先での話ですが、業態は焼き鳥店。当時は、毎月1週間アンケートを実施し、また、アンケートを実施するだけでなく、アンケートを数値化するということを毎月実施していました。ある時、ある店舗のデータを精査すると、「料理の提供時間」の評価が3.4点(満点が5点)でした。そして、もう一つ評価が低かったのが「お客様へのお伺い頻度」(テーブルにどれぐらいスタッフが訪れているか?)の点数も3.4点でした。他の評価(商品の質、笑顔など)は、それほど低くなかったのですが、この2項目が低かったのです。

そこで、「料理の提供時間」の改善に取り掛かることにしました。まず、「提供時間が遅くなっている」と考えられ原因をできるだけたくさん出したのですが、その中に「復唱をやっていない」という原因がでました。他には、キッチンとホールの連携が悪い、注文が焼き鳥に集中する、という原因もあったのですが、すぐにできる「復唱」をとにかく徹底させたのです。先述したように、「オウム返し」の復唱です。

15歳から25歳の「Z世代」という若者たちを自社の顧客にする方法

15歳から25歳までの、いわゆる「Z世代」と呼ばれる若者たち。彼らを自社の顧客にするためには、どのようなマーケティングが必要なのでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんが、具体例を上げながらその方法を考察しています。

Z世代とスポーツショップ

「Z世代」という言葉をご存知でしょう。1990年代後半以降に生まれた世代を言います。おおよそ15歳~25歳の若者ということになるでしょうか。Z世代の前の世代は「ミレニアル世代」です。1981年~1995年前後に生まれた人たちを指します。25歳~30代後半ということでしょう。

この2つの世代の内、スポーツショップにとっての中心顧客となるのはどちらでしょうか。一般的なお店は中学生・高校生を主なお客様にしてきていますので、Z世代の方が中心顧客だと言えます。では、このZ世代の人たちにはどんな特徴があるのでしょうか。それが分かっていないと、うまくお客様として取り込むことは出来ません。

ミレニアル世代は、生まれたときからデジタル技術の進歩の中で暮らしてきました。デジタル技術を当たり前のように取り入れる世代です。一方、Z世代もデジタル技術が当たり前の中で育ってきましたが、ミレニアル世代との違いは「スマホ」にあります。つまり、Z世代はスマホのある暮らしの中で育ってきています。スマホが当たり前の世代です。ですから、パソコンを使えない人も現れています。そして、どちらの世代もデジタル空間から情報を取り入れる能力が高いです。デジタルを空気のように扱っています。

ところが、この世代は同じように見えても、ものごとのとらえ方が少し違うようです。おおざっぱに言えば、ミレニアル世代は、モノ余りの環境の世代ですから「コト」に興味を移しました。また「つながり」や「シェアをし合う」というのも特徴です。そして、Z世代も同じような特徴を持っていますが、大きく違っているのが「環境問題」への意識の大きさだと言われています。

そうです。世界は「環境問題」への意識が高まってきています。Z世代はその影響を受けているのです。あの、スウェーデンの17歳、グレタ・トゥーンベリさんはその象徴ではないでしょうか。つまり、私が言いたいのは、スポーツショップもこれからはそうした世代の人たちが主要なお客様になっていくということです。

スポーツ業界の環境対策

ということは、スポーツ用品業界も「環境問題」に配慮した商品やサービスが必要になってくると言えます。では、現在スポーツ用品業界では、どのように環境への配慮が行われているでしょうか。

メーカーさんの工場では、地球温暖化への対策として二酸化炭素の排出を抑える対策を施しています。産業廃棄物を減らすことも対策の一つでしょう。商品開発にもその努力が見られます。例えば、以前にもご紹介しましたが、アディダス社の「パーレイコレクション」がそうです。回収したペットボトルを再生した繊維や樹脂でシューズやウエアを作っています。しかも、プロのチームや選手がそれを使っているのです。また、使用済みのスポーツウエアやシューズを回収して、製品化もしています。

そして、アディダス社のオフィスではペットボトルの使用が禁止されているそうです。環境問題に配慮するスポーツメーカーとしては、先頭を走っているのではないでしょうか。もちろん、ナイキ社やアシックス社など、他のメーカーさんも環境問題に取り組んでいます。素晴らしいことです。

では、その一方で、スポーツショップの環境問題への取り組みはどうでしょうか。今のところ、大きな動きにはつながってはいないようです。しかし、小売店さんはお客様と近いところにあります。つまり、環境問題に敏感なZ世代が目の前にいるのです。それなのに、環境問題への配慮を訴えないのはどうかと思ってしまいます。

【書評】何を食べても良い。痩せたいなら空腹の時間を増やせ

ダイエットで平成を振り返ってみるのもおもしろい。りんごダイエット、痩せる海藻石鹸、バランスボール、黒酢ダイエット、乗馬型のフィットネス器具、ビリーズブートキャンプ、朝バナナダイエット、ロングブレス、糖質制限…「あったあった」と懐かしむ人も多いのでは?そして、現在流行しているダイエット方法が「断食」。半日の断食や一週間に一度まる一日断食をするなど、さまざまな方法が提唱されています。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さんがレビューしているのは「半日断食」の方法を記した一冊。食事内容ではなく、空腹の時間を増やすことが健康になるというお話。果たして、試す価値をあるのでしょうか?

偏屈BOOK案内:青木厚『「空腹」こそ最強のクスリ』

810A4uOno+L「空腹」こそ最強のクスリ
青木厚 著/アスコム

あっというまに完読。だって、章題で1ページ使い、本文は改行が多いうえ、行間スカスカの組版で、ページの天地左右の白地が多すぎ。大事なところはポイントを上げたゴシック。読みやすいというより、読みやす過ぎるというより、普通に組んだら半分以下のページで楽々収まるんじゃないかと思う水増し体裁。まあ、年寄りにやさしい組版といえなくもないが、情報量はあまり多くない。

タイトル通りのシングル・イシューである。カバーの折り返しにセールスポイントが記されている。

最新医学エビデンスに基づく本当に正しい食事法は、「何を食べるか」ではなく「食べない時間を増やす」たったこれだけだった。睡眠時間を合わせて「1日16時間は食べない」だけで、細胞内の悪いタンパク質や感染症を引き起こす病原菌が掃除され、全身の細胞がみるみる修復!この方法なら、炭水化物も、脂肪も好きなだけ食べても問題ない!空腹パワーであらゆる不調を撃退しよう!

最近の医学エビデンスは「食べものの内容を制限する」ことよりも「食べない時間を増やす」ことに、より注目が集まっている、のだそうだ。だから「1日16時間は食べない」だって。平日は朝軽めの食事、夜21時ごろ普通の夕食(1日2食)。休日は朝昼抜き、夕食のみ。

著者は内分泌代謝や糖尿病を専門とする医師で、さいたま市でクリニックを経営している。さまざまな経験を踏まえて考え出した「究極の食事法」がこれだという。「食べ過ぎは疲れやだるさの原因になるだけでなく、糖尿病や高脂血症などの動脈硬化性疾患、脳出血や脳梗塞、狭心症や心筋梗塞などの虚血性疾患、そしてがんの原因ともなるのです」。医師にそう断言されるとこわい。

糖質の摂りすぎによる最大の問題は、「糖質が血糖値を急上昇させる」点にあり、さまざまな病気にかかるリスクが高まる。そこで先生は、血糖値が下がり、脂肪が分解され、細胞が生まれ変わる方法として「ものを食べない〈空腹の時間〉を作る」ことをすすめる。さまざまな「身体のリセット効果」が期待できて(とりあえず省略)まさに「空腹は最高のクスリ」なのだという。

しかも、難しく面倒なカロリー計算は不要だ。空腹の時間以外は何を食べてもいい。空腹の時間中であっても、どうしても腹が空いた場合はナッツ類などであれば、いくら食べてもいい。連続して16時間以上の空腹の時間が必要だが、睡眠時間をうまく組み込めば、無理なく実行できるという。毎日続けるのが理想的だが、週一回、週末だけの実行でもリセット効果は得られるようだ。

先生も空腹の時間を作っている。平日は朝7時起床、軽めの朝食(ゆで卵と生野菜程度)、21時頃普通の夕食をとる。その間はものを食べない。ナッツ類を食べることもある。休日は、起床後、朝食と昼食はなし、夕食のみ。本人もかつては「食べ過ぎ」「糖質の摂り過ぎ」でメタボ体型だった。医者なのに。最大で78cmだったウエストは70cmになり、今も絶好調が続いているようだ。

「一日3食しっかり食べる」VS「空腹な時間を作る」、どちらが長寿と健康をもたらすか、医師の“人体実験”では「空腹」の勝ち。無理なく「空腹」を作り、身体を蘇らせる食事法がこれ。「糖」がもたらす毒を「空腹」というクスリで取り除く。これ、いいかもしれない。試す価値はありそうだ。

編集長 柴田忠男

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『親分はイエス様』のモデルが、裏社会と手を切り牧師になった訳

人間誰しも大なり小なり問題を抱えているものです。そして、それを誰にも相談できずに胸にしまっていれば、どんどん追い詰められてしまうばかりかもしれません。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、任侠の世界から牧師に転身した鈴木啓之氏の「平成駆け込み寺」の活動を紹介しつつ、出会いの大切さについて説いてます。

ヤクザから牧師へと私を導いたもの

穏やかな笑みを絶やさず、人生のやり直しを願う人々のために尽力する牧師・鈴木啓之氏。

驚くべきことに、その前身はヤクザであったといいます。様々な反社会的行為に手を染め、命の危機に瀕するまでの奈落を彷徨った鈴木氏は、いかにして劇的な回心を遂げたのか。その波乱に満ちた道のりを振り返っていただきました。


――やり直しの支援というのは、どのようになさっているのですか?

本気でやり直したいと願う人に、そのきっかけを提供することをテーマに活動しています。

私が回心を果たした後にこの千葉県で開拓させていただいたシロアムキリスト教会で、平成21年に「人生やり直し道場」というNPOを立ち上げて、借金や薬物、法的な行き詰まりや家庭内の揉め事など、様々な問題を抱えた人の相談に、専門家の方々の協力も仰ぎながら応じています。

26年にはある経営者の方から熱心なご依頼をいただいて、北海道のすすきのに「平成駆け込み寺」を立ち上げて同様の活動を行っています。

――なぜ、こうした活動をなさっているのですか?

過ちを犯して行き場を失った人が、門を叩ける場所の必要性を身を以て痛感しているからです。

平成11年に池袋で起きた通り魔殺人事件の犯人に、私は事件の数年前にアメリカで会っているんです。現地で知り合いの牧師のケアを受けていた彼に、「日本に帰ったら必ず来いよ」と声を掛けておいたんですが、彼が帰国した時に私は不在で連絡を受けられなかった。もしあの時彼に会うことができていたら、状況は変わっていたかもしれないと思うと、残念でなりません。

ある20代の子は、死に場所を求めて旅に出て、たまたますすきのの「平成駆け込み寺」を知って訪ねてきました。2時間くらい話をしたら突然泣き出して鞄から包丁を出し、「この包丁で死ぬつもりでした」と。一つ間違っていたら、何らかの事件を起こしていたかもしれません。

私はそういう体験を通じて、出会うことの大切さ、出会いの中に隠されている何かに気づくことの重要性を強く実感しているんです。

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味付けは自己責任。炒めただけの焼きそばを出す店が大人気なワケ

飲食店の人気を左右するのは常識的に考えて「味」ですが、あえてそこで勝負しないという選択肢を取り話題となっているお店があります。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では著者で繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、前代未聞の「味のない焼きそば」を出す専門店の戦略・戦術を解説しています。

「味のない焼きそば」で勝負する専門店とは?

北海道・札幌市に、ちょっと変わった焼きそば専門店があります。焼きそばを注文すると、探さなければ見つからない程度のキャベツともやしが入り、青海苔が掛かっただけの、味つけしていない焼きそばが出てきます。つまり、炒めただけ。

お客さまは、どのようにして食べるのでしょうか。テーブルにはさまざまな「味つけ調味料」が置いてあり、お客さまの好みに合わせて、自身で味つけするのです。「特製ソース」「ラー油」「ソース」「酢」「正油」「キムチ」「焼肉味ソース」「ゴマ酢正油」「特製カレーソース」の9種類+マヨネーズ+紅しょうが。これらを自分の好みでかけて、味つけするのです。

麺の量は、10段階。並(1玉)・大盛(1.5玉)・ジャンボ(2玉)・スーパー(2.5玉)・ミラクル(3玉)・ウルトラ(4玉)・グレート(5玉)・これでもくらえ(7玉)・死んでもしらねえ(9玉)・信じられねえ(12玉)。

トッピングは、玉子・ウインナー・ハンバーグ・カツ・ハムフライ・お好み焼・焼き肉など、15種類。

焼きそばを食べるだけなのに、これだけの選択肢があると、お客さまは迷ってしまいます。麺の量とトッピングを選んで注文し、出てきたら、調味料も選ばなければなりません。こうした「作業」を面倒だと思う人は、このお店を利用しないでしょう。知らずに入ったとしても、リピーターになることはないでしょう。

しかし、このお店は人気があり、長年営業を続けています。このお店のファンは、ここの焼きそばを評価しているということです。美味しいと思っているのです。味がついていないのに。これは、どういうことでしょうか。

その答えは、迷いに迷う、このお店のシステムにあります。お客さまが迷うことで、お客さまの「理想の味」に、より近づくことができるのです。

麺の量は、食べたい分だけ。つまり、適量。トッピングは、自分の好きなものだけ。すなわち、わがまま放題。そして味つけは、自分の好みで自由自在。そんな焼きそばが、美味しくないわけがないのです。

調味料の組み合わせや量を間違ったとしても、その場で微調整できるので、不満に思うこともほぼありません。もし、美味しくないと感じたとしても、それはお店が悪いわけではなく、お客さま自身の責任であることをわかっているので、次の機会には別の味つけにチャレンジしてみよう、と考えるのです。つまり、前向きに積極的に、再来店を決めてくれるのです。

お店にとって、これほどの楽な商売はありません。お客さま自身が、もっとも美味しい焼きそばを作ってくれるのですから。

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松下幸之助が毎朝正門に立ち「おはよう」と社員を出迎えた理由

社会で成功するために、いちばん重要なものは何なのか…。そんなある意味「根源的」とも言える問に対して「挨拶」と答えるのは、営業実務コンサルタントの島田基延さん。島田さんは今回、自身の無料メルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』で、経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏のとあるエピソード等を例に挙げ、挨拶の重要性をわかりやすく説明しています。

挨拶をする

言葉の中で大切なものに、「挨拶」があります。僕は、営業マンで成功するのって、「挨拶」だって思っているほど、「挨拶」は重要だと考えています。営業マンだけじゃなく、社会人にとって、挨拶って、最も重要なんじゃないかって、そう思います。それは「基本だから」です。

剣道も、礼に始まり礼に終わるって言いますが、礼って何なのか、挨拶なんです。お互いに頭を下げて、「よろしくお願いします」って挨拶します。終わったら、「ありがとうございました」って挨拶します。つまり、挨拶が「礼」なんです。

日本って儒教思想が入ってきて、武士の時代が長く続き、何を大切にしたかって、「礼」なんです。そのために切腹させられたりするぐらい、「礼」にうるさい国なんです!別に、武士の世界から戦争が終わり、昭和、平成、令和になったからって、この基本部分は変わりません。だから、挨拶が重要なんです!

会社でも、客先でも、「挨拶」をキチッとできていると、好かれます。あの若い社員は見所があるってなるんです。

松下幸之助さんが、毎朝、社員を出迎えたそうなんです。朝一番に会社に行って、正門のところに立って、「おはよう」って、経営の神様って呼ばれた人がだよ!?毎朝、毎朝、誰よりも早く起きて、「おはよう」って、やるんだよ、

幸之助さんが書いているんだけど、社員が100人を超えたときは、頑張らないといけないって思ったそうなんです。社員が1,000人を超えたとき、「よろしくお願いします」って、お願いしたそうなんです。毎朝、毎朝、社員を出迎えながら、「おはよう」って、言いながら、心の中で、「よろしくお願いします」って、一人一人にお願いしたそうなんです。凄いでしょう。

挨拶が基本って知っていて、率先してやったんだよね、これが、経営の神様の正体なんだよね、別に特別じゃないんだよ、自分にできることを、率先して、コツコツやり続けた。そして、基本を大切にし、人を大切にしたんだよね、だから、人がついていった。気が付いたら、世界の松下って、言われるようになったんだよね、でも、基本は毎日の挨拶なんだよ。

挨拶って、本当に大切だから、元気よく、気持ちのいい挨拶を、率先してやっていきましょう!

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軍事のプロが解説。河野大臣「日米同盟はプライスレス」の意味

1月19日、外務省飯倉公館で「日米安全保障条約60周年記念レセプション」が開催されました。その乾杯の挨拶で河野防衛大臣が「日米同盟はプライスレス」と発言し、双方にとって重要であることを強調。これを「変わってきた」と評価するのは、メルマガ『NEWSを疑え!』の著者で軍事アナリストの小川和久さんです。小川さんは一方で、「安保マフィア」と呼ばれ米国の言いなりになっているマスコミ、官僚、研究者たちの存在を憂い、果たすべき仕事は別にあると訴えます。

まだ生きている「安保マフィア」

日米安保調印60周年ということで、新聞各紙がスペースを割いて特集を組んでいます。そうした記事の中で、久しぶりに「安保マフィア」という言葉を目にしました。

「(前略)『日本はプランBを検討すべきだ』   1月中旬にワシントンで開かれた『日米安保セミナー』(日本国際問題研究所、米戦略国際問題研究所共催)で、複数の日本側参加者からこんな声が上がった。   『プランB』とは、米国に大きく依存した現在の日米安保の代替案を意味する。   『安保マフィア』を自称する日米双方の政府当局者や専門家らが集まる同セミナーでプランBが語られたことは、『米国はいざという時に守ってくれるのか』という疑念がくすぶっている現実を浮き彫りにした。(後略)」(1月20日付読売新聞)

実を言えば、私は「安保マフィア」と呼ばれてきた日本人を信用してきませんでしたし、評価したこともありません。それは、「安保マフィア」イコール「米国の言いなりの人々」という印象があるからです。官僚はもとより、研究者、政治家、マスコミの世界に広く棲息し、同調しない人間を排除するカルテルを形成してきました。

この人たちからは、それこそ耳にタコができるくらい、「日本はアメリカに守っていただいているのだから、逆らうことはできない。アメリカにノーと言った途端、米軍は日本から撤退し、日本は裸同然の国になってしまう」と、まるでお念仏のように聞かされてきたものです。むろん、私は排除されてきた人間です。

もちろん、「安保マフィア」の言っていることは根拠のない思い込みに過ぎません。日本の安全にとって唯一の選択肢は、日米同盟を徹底的に活用することがベストですし、それしか現実的な選択はありません。しかし、米国にとっても日米同盟は他の国との同盟関係に比べても群を抜いて重要で、ほかの同盟国は日本の代わりをすることができません。米国は日本なしに世界のリーダーでいられないほどなのです。

そういう日本の位置づけを直視すれば、日米同盟を日本の安全と繁栄に活用すべく、主張すべきは主張し、必要な提案をすることが日本に求められることは言うまでもありません。

さて、日米安保60年に当たって、そのあたりはどのように変わったのか。変わっていました、変わっていました。代表格は河野太郎防衛大臣です。

「改定された現在の日米安全保障条約の調印60年を記念する式典が19日、外務省飯倉公館(東京都港区)で開かれた。河野太郎防衛相は乾杯のあいさつで日米同盟について、『プライスレス(金銭に代え難い)』と述べた。トランプ米政権による駐留米軍経費負担増の要求を念頭に置いた発言とみられる。   英語が堪能な河野氏は、通訳を介さずに日本語と英語で交互にあいさつ。日米安保条約に関し『わが国の防衛のみならず、米軍の前方展開や地域と平和の礎となっている』と語った。   その上で『この同盟の価値は金銭では計れない』と強調。会場には米政府の関係者も多数出席しており、河野氏が繰り出した“ジャブ”に苦笑を浮かべていた」(1月20日付産経新聞)

あとは、米国にとってどのように日米同盟が重要かを事実とデータで客観的に示すことです。これはマスコミ、官僚、研究者の仕事ですが、こちらがおぼつかない。昔ながらの「安保マフィア」のレベルに終始しているのです。

日米安保70周年がきたとき、「安保マフィア」なる人々が姿を消し、当たり前に米国側と話ができるマスコミであり、官僚であり、研究者であって欲しいと願っています。(小川和久)

image by: 河野太郎 オフィシャルFacebook

人気コンサルが斬る。日本にカリスマ経営者が生まれない2つの理由

読者からのどんな質問にもスバッと回答してくれる、メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さん。今回は、「日本人は優秀だと言う意見もあるが本当にそうですか?」という質問に答えます。永江さんは、この国に蔓延するある風潮のために、平均的には優秀でも飛び抜けた才能は生まれない傾向が続いていると分析。構造的な2つの理由も加わって、日本にはカリスマ経営者が誕生しにくくなっていると解説します。

他国と比べて日本人は果たして優秀なのか

Question

shitumon

デービットアトキンソンさんなど、日本人は優秀だと言う方が多いですが私はこう思っています。

  • 世界で通用する経営者
  • 世界で通用する社員
  • 世界でまだ通用しないが、常に勉強と行動をしているので、いずれ通用する人
  • 常に勉強するが行動しない人
  • 学校までは勉強していたが、社会に出てから勉強をせず、会社から指示されたことを頑張る人
  • 単純労働しか出来ない人

上記の中で日本人は、勉強をせず、会社から指示されたことを頑張る人、が多いイメージです。他の国は、この層が少なく、世界に通用する人と単純労働しか出来ない人、の層が多いイメージです。

日本人は、少子高齢化が一番の問題ですが、もう一つの多きな問題は、社会人になってから勉強する人が少なく、勉強しても勉強したことに満足して知識だけ増やす人が、多いのが問題だと思っています。教養がある人は多いが世界に通用する優秀な人が少ないイメージです。

永江さんはどう思いますでしょうか?

永江さんからの回答

結論から申しますと日本では飛び抜けて優秀な人が育たない風潮が問題だとわたしは思います。日本人は識字率も高いし学力的な点では全体的に底上げされ粒が揃っていることは確かでしょう。

それとは対照的にアメリカ人はできる人とできない人の格差は激しいですが、代わりに突出して優秀な人というのが存在します。そういった一部の天才的な人が何十万という雇用を生み世界を代表する企業を作っているのだとわたしは思います。

Facebookのマーク・ザッカーバーグやAppleのスティーブ・ジョブズ、Amazonのジェフ・ベゾスなどが良い例でしょう。ソフトを生み出すには天才的なひらめきが大事ですからね。ずば抜けて優秀な人の存在は大きく、そういった天才が日本から出てこないために、この分野で大きく水をあけられてしまったのだとわたしは思います。

一方ハードを作ることに関しては日本人は秀逸で自動車のように1から確実にコツコツと作る能力には長けているといって良いでしょう。今だって日本のロボット産業は世界を席巻しています。工業ロボットを製造しているファナックなんて技術が高すぎて他国は真似すらできなくて一人勝ち(笑)。ただしこの分野でも昔のホンダの本田宗一郎やソニーの盛田昭夫のようなカリスマ経営者が今はなかなか生まれません。

これには2つの理由があると思います。1つは会社のトップに鎮座する爺のおかげで風通しが悪く新しいことをしようにも潰されてしまう。もう1つは、ハード関連のビジネスでは大きな資金を必要とするのに、肝心な投資家が日本には少ないという点です。ハードを永遠に売り続けることは難しいですから、この分野でも体制自体を見直す必要があるとわたしは思います。

障がい者の学びの場で感じる「学び」=「勉強する」の狭い理解

特別支援学校を卒業したあとも地域で学ぶことができる「障がい者の生涯教育支援」の取り組みが、徐々に広がっているようです。シャローム大学校のオープンキャンパスを今年度7回実施した引地達也さんが、その中で見えてきた支援する側の先入観など、いくつかの課題について、メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』で綴っています。引地さんは、新しい「学びの概念」に触れた福祉施設の側の戸惑いに理解を示しながらも、あきらめることなく推進していかなければならないと前を見据えます。

オープンキャンパスでの少しずつの前進で見えてくる地平線

2019年度の文部科学省事業「学校卒業後における障害者の学びを支援する実践研究」は、シャローム大学校での全7回の「オープンキャンパス」と重度障がい者向けの訪問講義を中心に行い、先日第7回目となるオープンキャンパスを実施し、本事業をほぼ終えた。

オープンキャンパスは、障がい者が地域で学ぶために、登壇する人がどのような学びを提供できるのかと、障がい者の方々を学びに導くために情報アクセスをどのように確保するのか、そしてハード面としての場所をどのように確保するのかが大きな課題となる。

その課題の解決に向けて取り組んできたオープンキャンパスは今年度で2年目だが、昨年度よりも前進したと思いつつも、やはり前進した分、見えてきた課題も新しい。今年度事業を整理して、2月開催の最終報告会で総括し、最終報告書でも新たに見えてきた地平線のようなものを示したいと思う。

昨年度、シャローム大学校の本拠地である埼玉県和光市を中心に行ったオープンキャンパスは、今年度の取組みとして他地域での開催の可能性を探る事も念頭に、和光市のほかにさいたま市で2回開催したほか、長野県佐久市、静岡県伊東市でも行った。障がい者が生涯を通じて「学ぶこと」が普通にできるようにするために、どの地域でも障がい者が各自治体のほかコミュニティが開催する生涯学習に気軽に参加できるようにするための方策の探究である。

この新しい取り組みを2年通じて分かっているのは、「障がい者が学ぶ」ことへの理解と納得へのハードル=障壁である。特に知的障がい者が「学ぶ」ことに戸惑う人も少なくない。それは「学び」は「勉強する」ことを前提に考えてしまっているからであり、その学びの概念を広く捉えなければ、障がい者の学びへの理解は一歩も進まない。

オープンキャンパスを実施することで知り合い、触れ合った自治体関係者や当事者、当事者家族や関係者、支援事業所の方々の多くはその数だけ、その新しい「学びの概念」について考えたはずだと思う。地域で生きる障がい者が支援施設に通所したり、入所している中でも、それぞれに「学びの可能性」はあるはずで、その可能性をあきらめるのではなく、追究することが、このオープンキャンパスの社会的な役割だと考えている。

その役割を全うしようと動いていると、案外福祉領域で支援する側が障壁になることもある。この福祉領域ではない「学び」の概念を入れることに本能的に抵抗を示すケースも見受けられる。おそらく、新たな価値観は管理に支障をきたし、適正な施設の運営が妨げられるとの感覚かもしれない。もちろん、事故なく、リスクを回避することを重点に置く施設の考えも理解はできるが、ここは福祉も「学び」を推進する役割も、当事者視点で考えていきたいと思う。