なぜ日本では「恋人がサンタクロース」になってしまったのか

もはや日本にもすっかり定着したクリスマス。未だに「キリスト教徒でもないのに?」などと否定的な立場を取る方もいますが、実はそういった意見に「異文化接触」の本質がある、というのは無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』の著者・須田將昭さん。須田さんは今回、クリスマスやハロウィンなどを例に取り、異文化接触についてわかりやすく解説しています。

クリスマスと異文化接触

クリスマスの雰囲気に、「キリスト教徒でもないのに!」「本来、クリスマスはカップルだけのものじゃない!」といったこともよく聞かれます。クリスマスに限らず、バレンタインデーにしても、最近ではハロウィンでもそうですね。

「本来は~~とは違う!」というものと「日本では~~はなじまない」というのがセットになった意見。実は、ここに異文化接触の本質があるのです。

異文化接触というのは、二つ以上の異なる文化がなんからの形で接触するものです。たいてい全く同じ大きさ、規模のものではなく、何かが大きなところに含まれるような形で異文化接触が起こります。

たとえば「クリスマス」という風習も、「日本」という、すでに宗教、伝統などをしっかり備えた文化の中に入ってきました。そうすると、日本という文化の中にある種の変化が起きます。これまで何もなかった時期に「イベント」が行われるようになるなどがそうです。クリスマスプレゼントというのもそうでしょう。大きな文化、受け入れた方に変化が起きます。

一方で溶け込んだ側、今回なら「クリスマス」の方も、接触した文化(日本)から影響を受け、変化を起こします。元がどうであれ、その受け入れた文化にふさわしい形に変化するのです。これが異文化接触というものなのです。

【高城剛×三宅洋平】2040年代に世界は激変し日本が世界を牽引する?

世界を股にかけ、幅広いメディアで活躍する、メルマガ『高城未来研究所「Future Report」』の著者でクリエーターの高城剛さん。また、2016年の参院選挙で現在の自民党による改憲の危うさなどを訴えて25万票以上を集めた、メルマガ『三宅洋平マガジン「感覚と科学」』著書で音楽家・政治活動家の三宅洋平さん。一見まったく接点のなさそうなお二人ですが、初対面にもかかわらず、関心を持っているものが共通していたり、お互いに政治の裏側に精通していたりと、話題は尽きないようです。今回、お二人の有料メルマガをご購読いただいている読者限定で公開する対談を、ほんの一部だけ特別にお見せいたします。 高城さんと三宅さんの眼には、日本や世界の未来はどのように映っているのでしょうか?

三宅洋平が新しい世界の大統領に? 2040年代に世界は大きく変わる

―――今回は高城剛さんと三宅洋平さんの対談ということなんですが、お二人が共通して関心をもつこととして、オーガニックや、パーマカルチャー界隈の話題というのが、あるかと思うのですが……。

三宅:そうですね。この前もポートランドとかシアトルに行ってきて、あっちのパーマカルチャー系団体のアクティビストたちと会ってきたんです。で、現地で大きな話題になってたのが、あのロックフェラー財団が、パーマカルチャーをやってる団体にお金を出し始めてるんですよ。

高城:そんないい話を、鵜呑みにするほど、僕は子供じゃありませんよ(笑)。

三宅:ロックフェラー財団が、俺たちに25万ドル出すって言ってきてさぁ」みたいなことを言ってるんで、先方とどういう話をしたのかを聞いてみたら、食糧危機の際に、どうやって食べ物を作るかとか、海面上昇に備える家だとか、インフラがなくなった時にどうするかとか……。で、それはもう、地域のコミュニティを取り戻すしかないっていう結論になったんだけど、「それって全部、俺たちが何十年もやってきたことだよ」って話になって。みんなちょっとワクワクしながら、「そこまで来たか」っていう、ちょっとアップセットした感じもあって。

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高城:でも、それって絶対なにか裏があるよね。ロックフェラーに限りませんが、そう簡単にお金を払うわけがないから。

三宅:免罪符ってことなのかなぁ。

高城:いや、違うなあ。本当の免罪符なら、表に聞こえてこないでしょう。地球の破滅に備えているようにも聞こえるね。

三宅:石油からちょっと手を引く的なスタンスは、見せてるじゃないですか。

高城:実はとっくに手を引いてると思うよ。エネルギーは、分散時代に入っているね。サウジアラビアも原油安で実質的に財政破綻直前で、IMFにローンを申請したんだよ。1996年に韓国は同じようにIMFにローンを申請して、翌年に破綻したんだけど、それ以来初めてIMFにローン申請した国家なんだよ、サウジって。

三宅:じゃあ、それってどんな裏があるんですか。あり得るとしたら。

高城:なにをもって裏というのかわからないけど、今のサウジは、かなり問題ある状況なのは確か。王子同士が内紛して、捕まっている。身内から90兆円を没収したと言われている。財政破綻に備えて、身内が亡命する前に、捕まえたように見えるね。その裏には、米国内の旧勢力と新勢力の対立構造があるんだけど、どちらにしろ、原油安が問題。だからロックフェラーとしても、まっとうなシナリオで考えても石油ビジネスが長くないことは理解してて。……というか、もう全く違うエネルギーが出てくるんじゃないかな、そろそろ。

三宅:なるほど。

高城:僕は年に10日ぐらい全く電気がない所へ行くの。今年はエチオピアのケニア国境にある、全く電気がない村に行って、空や星みながら、しばらくそこで考えたんですよ。断食道場ならぬ、断電道場みたいな感じ。当然、スマホは使えないし、コンピューターも使えない。

何でそういうことしてるのかというと、ここ何年も推奨している「圏外」に行く旅やグランピングの次のオフグリッドの楽しさもあるんだけど、今後、今までの世界が大きく変わるのって電気がなくなることだと思ってるんだよ、ある日突然ね。それは短期間かもしれないけど、電気がなくなる理由は、太陽フレアのせいかもしれないし、震災のようなものかもしれないし、電気にとって変わる転換かもしれないし、それは分からない。でも3.11で、僕らはそれに近いことを経験したわけだ。世の中はAI化の将来だとか何とか言ってるけど、結局は全部電気で動いてることを、もう一度再認識すると同時に、防災訓練じゃないけど、断電訓練は行った方がいいだろうね。

 ―――確かにそうですよね。

高城:AIでも自動運転でも何でもいいんだけど、全部電気が必要なんですよ。短期間でも、ある日突然電気がなくなってしまう可能性があるし、しかもこれからは、電気が不安定な時代に突入するんです。その大きな理由のひとつが、世界的な人口増と電気のバランスが合わなくなるから。だから、電気をどうやって確保するかは、個々の重要なサバイバル要素の一つで、あわせて電気がなくてもやっていけないとダメなんだよね。ネットにATMはじめ、電気に依存した移動手段がなくても、1〜2週間生き延びないとね。

三宅:世界には今420基ぐらい原発があって、少なくとも冷却だけはし続けなきゃいけないしね。

高城:でも、すぐに原発を捨てるわけにいかないだろうから、実は、ロックフェラーや世界的なエネルギー支配層は、その次のものを見つけたんじゃないの、さっきの話だと。

三宅:ああ、そっか。他の方法論で電気をつくれれば、まだ原発を制御できるのか。

高城:もう次元を変えてとり出せるという話もあるよね。スイスで今、実験をやってるけど。

三宅:あぁ、大型ハドロン衝突型加速器でしたっけ。次元を変えて……。

高城:もしかしたら、あれでエネルギーとれるのが分かったんじゃないかな。やってるの、CERNだからね。原発よりヤバい話だと思うし、だからこそスイスで実験やってるわけです。あそこはEUでもないし、アメリカでもないから。冷戦終結以降、ヒトゲノムと並ぶ最大のビッグサイエンスがスイスで行われている。その上、発見者というか、マイニングしたら、すべて自分のものにできる。……だって、あのプロジェクトって、どこからお金が来てるのか、いまひとつ不明なんだもん。どう考えても、表に出ている予算と合わないのに「誰が出してんだよ」って話じゃない。それに、有名な物理学者が何人も頻繁に行ってるよね。

―――それって、表向きはどういう理由でやってるんですか。

高城:ヒッグス粒子の発見とは一応言ってたけど、本当の目的は、わかりません。たぶんTevスケール関係。最近の実験で、研究所の上空に紫色の渦が登場して異次元への入口が開いたと言われていたね。映画の『インターステラー』みたいな話だけどね。

三宅:なるほどね。でも、そんな実験なんだ。

高城:で、大金かけて、あんな何百キロのトンネルを掘ってというのを、なんでスイスでやるのかというと、あそこがユダヤ人にとって新しいエルサレムなんだと思いますよ。大型ハドロンはあたらしい神殿のようなもの。異界とつながるね。主要なユダヤ人は、これから紛争が起きるエルサレムからスイスに、そっと移動してますね。その昔、エチオピアに引っ越そうとして失敗したから、同じ過ちは繰り返さないように、そっとね。いまもエチオピアには、昔のエルサレム移転の跡が残っている。見に行ったことあるけど、あれはスゴかったよ。神殿の名前とか、全部名前が同じなんだもん、エルサレムと。

三宅:へえ。それはスゴい。

高城:いまもイスラエルとエチオピアに、ブラック・ジューイッシュ(黒人のユダヤ教徒)がいっぱいいてね。でも、エチオピアはもう何百年前に失敗してるから、次はスイスなんでしょ、別の世界につながる神殿造り

三宅:それって大元のユダヤ教徒っていうか、セムを経由してヨーロッパに行ったような人たちなんですか?

高城:セム系かどうかは問題ではく、今は両方の遺伝子が混ざってるからね。あえて言うならシオニスト系か、グローバル系か、かな。

三宅:そっか。

高城:基本的に東欧系のユダヤ人のほうが強いよね。よくアシュケナジー系って、言われる人たち。アシュケナジーって、ヘブライ語でドイツって意味だから、いわゆる東欧系。彼らは圧倒的にグローバリストだし、シオニズムとか実は関係ないもん。そう装ってるだけの人が多いね。

三宅:アメリカでいうユダヤ系の人たちって、東欧系が多いですよね。

高城:アメリカに限らず、イスラエルもスイスも、力があるのは東欧系がほとんど。金融もそうだし、トランプの大スポンサーでもあるラスベガス・サンズのアデルソン会長もそう。強いよね。その強さや賢いと言われる理由は、遺伝子調査でわかってて、600年前に十字軍の弾圧とペストで滅亡の危機になった。人種の人口わずか300人。だから、強い遺伝子だけが残って、そこから立ち直ったんです。いまだに特殊な疾病も多い。いまは、あたらしいエルサレムをスイスに作りながら、古いエルサレムも奪還する。その話は、この間行われたエルサレム奪還50周年記念祭典にトランプが来た時に大きなフレームが決まったんです。日本は、そのような米国とイスラエルの力学の元にカジノを推進してるわけです。

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三宅:ところで東欧系のユダヤといえば、トランプと大統領選を争ったバーニー・サンダースは、高城さん的にはどういう見立てですか。

高城:ちょっと、歳を取り過ぎかな。

三宅:まぁ、それはそうですね。本人も感じてるだろうけど。

高城:でも、彼がもし当選してたとしても社会の機運は変わるけど良くならなかったと思う。

三宅:それは社会主義だから?

高城:いや、そうじゃなくて。彼は民主的に物事を考える、いい人だと思うんですよ。ただ、民主主義っていうものは、もう機能してない、というかバーニー同様古い仕組みになってしまった。なぜなら、民主主義って、その国にしか影響を及ぼさない。ところが今の問題は世界レベルじゃない? 企業を見れば明らか。だから、それを民主主義的にやっても、このグローバルな環境は良くならない。グローバルな環境を変えなければ、各国はよくならない。だから、いままでとは違ったグローバルなルールがまずできないとダメなんです。

三宅:それは、国連ではないと。

高城:国連じゃない

三宅:それは思いました。本当の市民社会が……。

高城:いまは、まだまだ無理だね。世界は、再び分断の時代に入ったから。いま、世界のあちこちで、第二次世界大戦後から冷戦終結を経た統合の時代から、分断の時代に突入してしまった。これが20〜25年続く。その後だろうね。僕は2040年か50年代に世界市民社会が本格的に起きると思ってる。そこで日本人に頑張ってほしいと思ってるんですよ、誰か世界を引っ張る日本人リーダーの登場に期待している。

こういう風に僕が考えてるようになったのは、30代のときに霞が関で審議会に出てたり、日本的なシステムでドップリ働いてて、このままじゃダメだと思ったことから始まっている。なぜかというと、やっぱりアメリカとの関係性がちょっと普通じゃないから。

三宅:うん、確かにそれは思う。

高城:日本は小さい国だし、当面はアメリカとやってくしかないかとは思うんですが、逆にどこかでアメリカから要らないって言われる可能性も十分にある。その時にどうするかというと、日本は日本だけでやっていくってなるよね、当然。でも、それでは立ち行かなくなるんですよ。じゃあ今度は中国の属国になるかというと、多分それは問題がすごく出て来る……ということで、3番目の道として、もしかしたらこの方法があるんじゃないかって考えたのが「EUに日本が入る」ってことなんだよね。

―――それって、なんだかスゴい話ですよね。

高城:EUってもともとキリスト教圏だけど、今やトルコでさえもEUに入れる状況まで変わった。現在はトルコのトップがオスマン帝国の復活を目指すエルドアンだから入らないけど、違う人物がトップだったら入る可能性が高まるわけですよ。もう、EUもキリスト教圏がどうのと言ってられないほど立ち行かなくなってるし、この時代、地域も関係なくなってきてるから、今後はニューオリエンタリズムを含んだEUっていうのができると思うんです。

で、EUの人口は5億人しかいないでしょ。そこに1億人の日本が入ったら、われわれはマジョリティーになれるんですよ、絶対に(笑)。日本がEUに加盟する日。それが、2040年か50年ぐらいに起きたら、それはもうEUじゃなくてGU……Tシャツ屋の名前みたいだけど、グローバルユニオンみたいなものになったら、それが新しい世界のひとつの基準になるんじゃないかな。今の国連ってアメリカ中心だけど、そうじゃない新しい世界の共通のプラットフォームになるんじゃないかと考えて、10年前にEUに移住してみた。

でも、それは世界が一回ぐちゃぐちゃになった後……大きな戦争じゃなくて世界的な経済破綻だと思うけど、それがこの先、どこかで起きるはず。で、GUが誕生して、われわれ日本人がそこのマジョリティーになったときに君が何代目かのGU大統領になってくださいよ。それくらい、大きな話じゃないと面白くないじゃない、駅前でチマチマやってても。どう?

三宅:それって、2050年ぐらい? その頃には俺もバーニー・サンダース世代ですから(笑)。

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高城:でも、いいんじゃない。黒ひげが白ひげになって、信頼感出るし。日本人がマジョリティーになってグローバルユニオンってなって新しい東と西をつなぐ時代になると良いと僕は思ってる。というのも、十年前にヨーロッパに引っ越して、いろいろな国を見て回ってみて、「これはいけるな」と思ったんですよね。日本人は真面目で優秀だから。

ひとつ例を挙げると、工業国であるドイツなんかは、いま困ってんだよね成長著しい中国に。でも日本とドイツが一緒になれば、中国を挟み撃ちにできるし、お互いの高い技術力を補完しあうこともできる。それに、ヨーロッパで今後イスラムがすごく増えるっていうのもある。ベルギーなんか典型的で、今でもベルギスタンって言われてるぐらいだけど、この後2040年代になると、ついに半数以上がイスラムになるんです。そうすると、いままでの民主主義に則れば、イスラムの大統領が誕生するわけなんですが、それは困るっていう人たちもいっぱいいるわけで。そういう人たちは「だったら、もっとグローバル化したほうがいいだろう」っていうことになると思いますよ。それが2040年代……もう20年ちょっと先。

三宅:アフリカ系のムスリムが増えてるんですね。

高城:いや、もう全部。トルコや南アジアからも来てるし、北アフリカからももちろん来てる。

三宅:そうすると、ベルギーはサッカーが強くなりそう(笑)。


……と話の尽きないお二人ですが、対談はこのあと第二弾の記事に続きます。今月(2017年12月)に、高城さん、三宅さんどちらかお一人の有料メルマガにご登録いただいた方には、今回の対談の全文を読むことができます。お二人のメルマガとも、初月無料で読むことができますので、この機会にぜひご登録して見てはいかがでしょうか。それでは、以下のリンク先の対談第二弾をお楽しみください。

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● 【高城×三宅対談2】三宅さんは自民に行けば?高城剛が「爆弾発言」

 

高城未来研究所「Future Report」

著者/高城剛(作家/クリエーター)
1964年生まれ。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。毎週2通に渡るメルマガは、注目ガジェットや海外移住のヒント、マクロビの始め方や読者の質問に懇切丁寧に答えるQ&Aコーナーなど「今知りたいこと」を網羅する。
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三宅洋平マガジン「感覚と科学」

著者/三宅洋平(音楽家/政治活動家)
三宅洋平メディアの中心円となるメルマガ!2度の選挙フェスを経て、音楽と社会をつなぐメインフィギュアとなった三宅洋平マガジン。彼の目に映る政治のリアルなど、ここでしか語られない話、彼と仲間達による政策アジェンダの遂行、パーマカルチャーな実践や見聞の旅、様々な社会活動報告、バーチャル討論会まで。 頭の中身から音楽まで、最速出しのチャンネル。
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学級崩壊の原因は教師にあり。なぜ優秀な先生は体罰を与えないのか

いじめと違い、体罰などによる指導死や学級崩壊となると、被害に遭った側に非があったような見方をされるケースが多々あります。しかし、無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、それらの原因はすべて「教師」にあると断言。その理由と、保護者の心得についても詳しく記しています。

教師の体罰やパワハラから子どもを守るには

体罰については、これまでも色々と意見が交わされています。「体罰はいけない」、「暴力だ」、「スポーツのチームをよくするため体罰は必要だった」、「子どもから感謝されてきた」等々です。ここでは、かくあるべしの見方ではなく、別の視点でひも解いてみたいと思います。

体罰死について

体罰や教師による指導死は、これまでも学校の中で一定の割合で存在しています。各報道によれば、今年4月、仙台市で、中学2年の男子生徒が飛び降りて死亡しました。教師が授業中に生徒の口にガムテープを貼ったほか、自殺前日にも生徒の頭をたたくなどしたことを仙台市教委が市議会に報告しています。

また、記憶に新しい事件では、福井県池田町で、担任による厳しい指導を受けて中学2年の男子生徒が自殺しています。町教委の調査報告書では、叱責を受けていた際に、生徒が過呼吸の症状を訴えていたり、土下座しようとしたりするなど、精神的に追い詰められていたことが明らかにされています。自殺した生徒は、母親に「僕だけ強く怒られる。どうしたらいいかわからない」と泣きながら訴えて登校をしぶることもあった、と報道されています。逃げ場のない状況下でのこの生徒の気持ちをおし量ると涙を禁じえません。

さらに、保護者へのインタビュー報道の中で、「調査委員会の報告の中で、息子が発達障碍の疑いがあったことが言われているが、小中学校からそんなことは一度も指摘されたことはなく家庭内でも問題はなかったので、今さらそのようなことを言われても…」という発言があったことが印象に残っています。

一般的に、いじめ自殺の時と同様に、体罰死においても、第三者機関が設置され、調査します。その調査では、「なぜ、教師がそのような指導に至ったか」に対する分析よりも、「児童生徒やその家庭側にいかに問題があったか重点が置かれてしまうのが一般的です。

教育委員会や第三者委員会は、決して隠しているつもりはありません、もちろんそうでしょう。しかし、調査報告書を読むと、教師の資質や性格、クラスを崩壊させた経歴などに、読み手の意識が向かないようにできています。そういう意味で、教師は守られていると言えます。

民間会社で、重大な事故があったとき、会社側ではなくクライアント側ばかりに責任を求めるのはおかしいでしょう。しかし、教育界においては、それが当たり前のように行われています。それぞれの問題点を深めてみましょう。

本田翼インタビュー「地上波では見せられない私を観て」

本田翼と大谷亮平がダブル主演を務めるAmazonオリジナルドラマ『チェイス 第1章』が、12月22日よりAmazon プライム・ビデオにて独占配信。地上波では放送されないAmazonオリジナルドラマは、クオリティが高い上に、中毒性も高いため、これを観るためだけに入会する人も多いのだとか。今回は日本の年末を飾るサスペンスドラマのヒロインに抜擢された本田翼に、MAG2 NEWSが見どころを聞いてきました。

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いわゆる美女なのに、どこかサバサバしていて、ゲーム好き。可愛さと美しさ、そして時に男子要素も感じさせるチャーミングな女優、本田翼。

今回の取材でも、初めてインタビューするのに、まるで友人と雑談し合うような雰囲気でラフに答えてくれたのが印象的だ。きっと男性にも女性にも好かれるタイプで、現在、雑誌にCMにバラエティーに引っ張りだこなのもよくわかる。

近年は女優としても活躍し、今年はドラマ「わにとかげぎす」「地味にスゴイ!DX 校閲ガール・河野悦子」「奥様は、取り扱い注意」に出演、そして12月では映画「鋼の錬金術師」のウィンリィ役で話題になった。

そんな彼女の出演作で、年末のトリをつとめるのがAmazonによる本格サスペンスドラマチェイス 第1章だ。彼女が演じるのは、27年前に起きた連続殺人事件の真相を追いかけるテレビの新米AD記者。

共演に「逃げ恥」の大谷亮平、「地味にスゴイ」の岸谷五朗、脚本は「龍馬伝」の福田靖、そして総監督は『神様のカルテ』の深川栄洋と、まるで映画一本作るかのような豪華メンバーが、このドラマのために集結している。

Amazonの本気を感じさせるこの豪華キャストと大作ドラマに、本田翼はどのようにのぞんだのか?

本田翼×大谷亮平が連続幼女誘拐事件に迫るサスペンス・ドラマ

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──Amazonのオリジナルドラマということで、これまでとは変わったことはありましたか?

本田翼:初日の撮影がいきなり第7話からで最初はすごく大変でした(笑)。ただ台本は事前に何回も読み込みましたし、監督とも話し合いながらやってました。でも、「このシーンのこの台詞は、もっとこうした方が良いかも」とか、現場で細かい部分をすり合わせた以外はほとんど混乱はなかったですね。私、意外とキャラクターがスッと入ってくるタイプみたいなんですよ(笑)。

──これまでとはちょっと違う泥臭い役柄に思えましたが、麻衣というキャラクターについてはどんな印象をお持ちでしたか?

本田翼:初めて台本を読んだときに、普通のリアルな女の子だなと思ったんですよね。共感できるところが沢山あるなって。例えば「やだー!」とか「無理無理無理」とか言いながらも、仕事をやりきっちゃう感じとか。でも責任感のある子だから、「やだ」って言いながらちゃんとする姿勢が、自分としては共感ポイントでした。だから、作中を通して麻衣と一緒に自分自身も成長していけたらなって。

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──大谷さんは威圧感を出すために体を鍛えて撮影に臨んだそうですが、本田さんは役作りのために何かされたことってあります?

本田翼:え!そうだったんですか?知らなかった(笑)。私は今回、本当に自分に近い役だったからだと思いますけど、全く何もしてないですね(笑)。

──今回、バディドラマということで、二人の関係性が親しくなっていく演技で工夫したことはありますか?

本田翼:そこは監督と大谷さんと話し合いながら取り組んでいきました。最初はお互い喋らないし喋りたくないっていう関係性から、捜査を進めるにつれて徐々に近い存在になっていく過程の部分は丁寧に演じられたと思います。大谷さん演じる三上さんが麻衣のことをジャーナリストとして認めてくれる瞬間みたいなものも出てくるんですけど、そういう二人の心情の変化も見どころです。

──なるほど。本田さんと大谷さんの関係性も見どころの一つなんですね。

本田翼:でも、結局二人の関係性はそんなに変わってないんじゃないかなって感じてます。三上さんにちょっと叱咤激励されたりはしつつも、結局、麻衣は麻衣のままですし、三上さんのおかげで成長できた部分はあるなと思うんですけど、やっぱり本質的には変わってない気がしますね。

──二人が恋愛関係に発展するみたいな展開はあるんでしょうか?

本田翼:すみませんが、全然ないです(笑)。確かにバディものだし、そういう展開ってあるのかなとか思いますよね(笑)。第2章でもしかしたらあるかもしれませんけどね。

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──第1章で最も印象に残っているシーンをお聞かせください。

本田翼:真犯人を見つけて、直撃取材していくところが一番印象に残ってますね。とある出来事のせいで麻衣は警察に対して不信感をつのらせていくのですが、その気持ちを持ったまま初めての直撃取材に行くっていう展開だったので、色んな感情や想いが結集した本当にクライマックスのあのシーンは一番気合が入りましたね。

──今回、報道やメディアの在り方は強く意識された部分だと思うのですが、本田さんが思うメディアの在り方って、どんなところを想像されましたか?

本田翼:メディアはもっと色んな発信の仕方があっても良いのかなと思いました。報道っていつも真実ばかりが報じられるわけじゃないですよね。もちろん真実も報道されるんだけど、中には真実ではないものも沢山あって。それってつまり、世間の人達に委ねている部分が大きいと思うんです。もちろん、情報の多い時代ですし、自身で情報を精査するのって必要なスキルだと思うんですけど、それと同時に真実へ関心を持たせる報道の仕方をメディア側が考えなければいけないのかなと思うんですよね。

──真実へ関心を持たせるとは具体的にどういうことなんでしょう?

本田翼:例えば『事件が起きました』っていう報道はあるけど、『解決しました』って話って関心が薄い印象が個人的にはあって。時間の経過とかそういう問題もあるんでしょうけど、『解決しました』の方も関心を持って読んで貰える様な方法を、メディアに携わる人たちは頑張って考えて欲しいと思います。私たちも芸能人として協力していかなければいけないところだなと思いますね。

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「テレビではできない内容だし、1クリックで観られるし、年末年始にハマるかも(笑)」

──今回、Amazonプライム・ビデオ配信という事で、テレビドラマ等との違いについてはどう感じてらっしゃいまか?

本田翼:まず作品の題材が普通のテレビでは出来ない内容だから、それが出来るってすごいことだなと思います。テレビで出来ることをわざわざAmazonプライム・ビデオでもやる必要ってないですし、新鮮な印象は与えられると思います。自分自身もこれまでも配信系のコンテンツに出演したこともありますし、配信番組も好きで良く観るんですけど、時間の制約無く好きなときに観られるのはテレビとは違う魅力の一つだと思いますし、色んな方達のニーズにも合った形だなと思います。

──いちユーザーとして『チェイス 第1章』のどこが魅力だと思いますか?

本田翼:二人の関係性もそうですが、回を追うごとに謎も深まっていく極上のサスペンスドラマです。普段のテレビと違ってクリック一つでいつでも観られますし、最初は流し見みたいな感じで観て貰って良いんです。そうしてる内に、ドンドン展開が気になってくる仕上がりになっていますので。構えずに軽い気持ちで観始めていただければ、年末年始はすぐに『チェイス 第1章』の世界にのめり込んで貰えると思います。

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──作中でDNA鑑定の進化も描かれてますが、本田さんが最近科学の進歩で驚いたことってありますか?

本田翼:やっぱりロボットとか人工知能ですかね。最近、人工知能に人間が将棋で負けたってニュース見た時に「怖い!」って思いましたもん(笑)。私、ゲームとかも好きでよくやるんですけど、最近本当に進化がすごくて(笑)。昔と違ってネットありきの仕様になってきてるので、ちょっと乗り遅れるとすぐ置いて行かれちゃうなって感じてます。

──作品名が『チェイス 第1章』ですけれども、最近ご自身の中で不思議に思ったり気になったりして、追いかけているものって何かありますか?

本田翼:UFOです(笑)。すぐパッと思いついた。あれは解明して欲しいなってずーっと思ってます。

──UFOの存在は信じてるんですね(笑)

本田翼:えーー絶対いるでしょ! 会えるなら会ってみたいたいですし、そろそろ解明されても良いんじゃないかと思いますね(笑)。

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インタビュー・文/横田吉木 撮影/Filter J

本田翼(HONDA TSUBASA)
1992年6月27日、東京都出身。2006年にファッション雑誌『SEVENTEEN』の専属モデルとしてデビュー。その後女優としても活動をはじめ、『アオハライド』(14)、『起終点駅 ターミナル』(15)、日本テレビ『奥様は、取り扱い注意』など話題作へ次々と出演。現在公開中の映画『鋼の錬金術師』ではヒロイン・ウィンリィ・ロックベルを熱演。

 

information
Amazonオリジナルドラマチェイス 第1章
12 月 22 日(金)Amazon プライム・ビデオにて独占配信開始
総監督:深川栄洋 監督:川村直紀
出演:大谷亮平、本田翼、岸谷五朗、羽田美智子、小林且弥、橋本淳ほか
主題歌:ポルノグラフィティ「Working men blues 」(SME Records)
公式サイト:amazon-chase.jp

(C)JOKERFILMS INC.

ヘアメイク:犬木愛 スタイリスト:本間園子
スタイリング:ドレス6万2000円/LOKITHO(ALPINISME)  イヤリング4500円/toridori

「毒餃子事件」以後も変わらない。中国産食品に殺される世界の人々

価格の安さに惹かれ、多くの人が購入する中国産の食品。しかし、台湾出身の評論家・黄文雄さんは、「安易に手に取る前に食の安全を考えるべき」と訴えます。黄さんは今回、自身のメルマガで中国の食品工場の衛生管理の杜撰さ、使用されている薬品の危険性などを白日のもとに晒しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2017年12月19日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】いまだ中国が有毒な偽物食品、偽薬品の輸出大国であり続ける理由

「海外ダイエット食品」の模倣品工場を摘発 中国・江蘇省

蘇州での偽装食品の摘発です。記事によれば、その模倣の仕方はまるで研究者のようだったそうです。まず、本物をひとつ買ってきて、原材料として記されている物質をすべて調べて、同じものを調達し、それらを調合していきます。味も本物と同じにするために、本物の味を覚えてから、調合した原材料だけでは補えない味をクッキーなどをまぜて本物に近づける。完成したら、本物そっくりの偽のパッケージをつければ完成です。

偽物が大量にできたら、それをさばく業者もいます。今回は、インターネット通販を利用し、約10省・市・地区にネットワーク販売を展開して売りさばいていたということです。この摘発では、ダイエット食品だけでなく、人気ブランドの模造品なども大量に押収されました。逮捕された21人のうち、主犯格の男は、妻に「月6万元約100万円以上稼げるぞ」と喜びの報告をしていたそうです。

どういういきさつで摘発されたのかは、記事にはないので分かりませんが、習近平のクリーンなイメージを創り上げるための政府のプロパガンダを目的とした逮捕劇だったのかもしれません。

中国の偽食品については拙著でも何度も取り上げてきましたし、このメルマガでも機会あるごとに紹介してきましたが、今一度、日本人の皆さんに注意を喚起するために取り上げたいと思います。

今、日本の食卓には中国産の食品が数多くのぼっています。スーパーでは中国産の加工品が国産のものより安く並んでいるため、つい手に取ってしまうことも多いのではないでしょうか。

ゼネコン 過労 河合薫

大手ゼネコン大儲けの裏で疲弊する、下請け作業員の「壮絶現場」

最近話題となっている、リニア中央新幹線建設工事をめぐるゼネコン大手4社の談合問題ですが、多くの人は「またか」「儲ける会社が変わるだけ」などといった印象を抱かれたのではないでしょうか。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では、米国育ちで元ANA国際線CAという経歴を持つ健康社会学者の河合薫さんが、大手ゼネコン建設現場の実態を明かしています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2017年12月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

ゼネコンの壮絶ブラック現場

リニア中央新幹線工事を巡り、鹿島建設、清水建設、大林組、大成建設のスーパーゼネコン4社に談合の疑いが持たれている事件で、大林組の幹部などが「談合を認めている」との報道がありました(19日付朝日新聞朝刊)。

総工費9兆円のメガプロジェクトです。

そんなにカネかけてゼネコン儲けさせて…。

そもそもリニアなんて必要ないじゃん!と思っているので、まったくもって意味不明です。と、“リニア問題”には言いたいことが山ほどあるのですが、今回はちょっと違う角度から、この問題を考えてみようと思います。

数ヶ月前、新国立競技場の建設工事に従事していた現場監督の男性当時23が過労自殺した問題を覚えているでしょうか?

男性は建設工事を受注した大成建設などのJVの1次下請けの社員で、通常の2倍以上の仕事を任されていました。

早朝5時に出勤し深夜0時過ぎに帰宅ひと月の残業時間は190時間超で、周囲の人たちも心配するほど疲弊しきっていたそうです。

国立競技場のすったもんだで行程が遅れ、そのしわ寄せが“現場”にいくのですから、言葉もありません。

実はこのときと同じ状況が、あちこちの現場で起きていることはあまり大きく報道されていません。

一度は倒産。職人技にこだわる野球用品メーカーが復活した理由

倒産した会社を社員が引き継ぎ、わずか数年で立て直す。そんな池井戸潤原作ドラマ顔負けの復活劇が、とあるスポーツ用品メーカーで実際に起こりました。今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』では著者でMBAホルダーの青山烈士さんが、メジャーリーガーからも愛される「野球の防具」を製造するベルガードファクトリージャパンの戦略・戦術を分析しています。

自社ブランドだからこそできること

メジャーリーガーが愛用している防具を製造している企業を分析します。

ベルガードファクトリージャパン(野球用品の製造・販売)

戦略ショートストーリー

防具にこだわる野球選手や審判の方をターゲットに「職人の技術力」に支えられた「個別カスタマイズ」や「軽さと耐久性を兼ね備えている」等の強みで差別化しています。

防具という得意分野に集中しつつ、ベルガード製品を愛用してくれている大リーガーを広告塔に活用し、注目を集めることで、防具ブランドとしての認知度を高めています。

■ 分析のポイント

自社ブランドだからこそできること

2012年に経営破綻したベルガード株式会社の商標を社員であった永井氏が引き継ぎ、立ち上げたのが「ベルガードファクトリージャパン株式会社」とのことです。

普通に考えて、倒産した会社の商標をそのまま引き継いでうまくいくようには思えないですよね。しかし、現在、ベルガードファクトリージャパンは増収増益を続けているようです。

その要因のひとつにあげられるのが、OEMの縮小です。OEMとは他社ブランドの製品を製造することを意味しますが、倒産したベルガードは、OEMを中心に事業展開してきたそうです。

通常、OEMを請け負う側には、商品の仕様を決める権限や生産量を決める権限、販売価格を決める権限はありません。つまり、OEMを事業の中心に置くことが何を意味しているかというと、発注先に依存してしまうことにつながることが懸念されるとともに、自社でコントロールできる範囲が狭くなるということです。

そして、自社でコントロールできる範囲が狭くなるということは商品や価格、売り方などがコントロールしにくくなりますので環境が変化した時などに、自社の打ち手が限られてしまうため、経営を難しくしてしまう場合があるのです。

勘違いしないでいただきたいのが、OEMが悪いわけではないということです。請け負う側にとっても、稼働率を高められるなどのメリットがありますので、経営上、有効な選択肢のひとつだと思います。実際にOEMを事業の中心にして成長を続けている企業もあります。例えば、国内の衣料品OEM最大手のマツオカコーポレーションはユニクロ向けのOEMで好調のようです。

要するに、生産する製品が今後も成長していくのかどうか、自社にとってOEMの占める比率がどのあたりが適性なのか、といったことを見極めながら自社に合ったバランスを取ることができるかということが重要ということです。

ベルガードの場合、倒産したことで、多くのOEM契約が打ち切られ、結果的にベルガードファクトリージャパンのOEM比率が下がりました。これにより、自社ブランドを育てざるを得ない状況になったと同時に、自社のコントロールできる範囲が広がりました。このことが浮上のきっかけになったと思われます。

いままでは、委託先の依頼にもとづいて商品を作っていたのが自分たちで試行錯誤しながら、良い商品を作っていくことが避けられなくなり、これが、顧客からの信頼につながり、野球の防具ブランドとして認知度が高まっていったと思われます。

自分たちで試行錯誤しながら良い商品を作るというのがポイントです。自分たちでPDCAを繰り返し回しながら良い商品を作っていくわけですが、これは自社ブランドだからこそできることです。OEMの場合は、同じようにはいきませんからね。

ベルガードファクトリージャパンは、自社のコントロールを取り戻す形で好循環に入ったように見受けられます。今後、日本発の野球用品ブランドとして、どのように世界に拡がっていくのか、注目してきたいです。

スター・ウォーズ ピアニカ 最後のジェダイ

【動画】ピアニカで『スター・ウォーズ』演奏する二人組が凄い!

ある2人の演奏が話題になっています!

その2人とはフロリダ州のジャクソンビル在住のMelodica Men(メロディカ・メン)として活動している2人組アーティスト。

Melodica Menが演奏するのは最新作が公開されて今話題にもなっている『スター・ウォーズ』の音楽。

その話題の演奏がこちら!

これはすごい!!!

演奏しているのは『メインテーマ』、『王座の間』、『帝国のマーチ』、『レイのテーマ』、『カンティーナ・バンド』の5曲。

さらに動画のコメント欄にもありますが、循環呼吸という鼻から息を吸いつつ口から息を吐く技術を使いつつ、ブレスなしで演奏しているというところ!

Melodica MenのYouTubeチャンネルには他にも様々な演奏動画がアップされているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Melodica Men)

 

記事提供ViRATES

ショップ 経営 ビジネス

なぜ整然としすぎている店舗の商品は逆に売れないのか?

店舗を経営する上で、店内を清潔に保ち商品を美しく陳列するのは基本中の基本ですよね。でも、せっかく綺麗で整然とした売り場を作っても、なかなか売上が上がらないという話を聞いたことはありませんか? 無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさん曰く、そういったお店は「整然としすぎている」とのこと。なぜ、人は整いすぎているお店では商品を買わないのか、その理由を心理学的に分析してくれました。

あえて整然を崩す

お店を綺麗に保つのは、販売員として当たり前の行為です。清掃をきちんとするとか、整理整頓をきちんとするとか、商品を美しく並べるとか。お客様だって、汚いお店には入りたくありませんから、どれだけお店が綺麗にされているかはお店の評価そのものに直結します。

ただ、綺麗な中にギャップがあるとお客様はそのギャップに惹かれることがあります。例えば、商品が整然と並べられているお店があります。どの商品もきちんと整理されていて、向きも揃っている。確かに見た目は美しいのです。しかし、お客様は、それらの商品を手に取ることがあまりありません。というのも、その整然とした状態を崩すことを恐れるからですね。

電球 アイデア チャンス 強み ビジネス

なぜ「自店の強み」を言えぬ経営者は好機をことごとく逃すのか?

突然ですが、あなたがお店の経営者だとしたら、その「強み」は何かをスムーズに即答できる自信はありますか? 今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では、著者でコンサルタントの梅本泰則さんが、お店の強みとなりうる10個の要素と、それを活かすことで店舗の業績アップに繋げる方法を紹介しています。

チャンスに活かすお店の強み

以前、「強み発見会議」のことをお話したことがあります。従業員の皆さんに、お店の強みを書き出してもらい、その中から5つほど選んで「お客様へのお約束」として商売に活かすという提案でした。

お店の強みを明確にすることは、とても大切です。ですから、「経営計画書」を作るときにも必ずその作業を行うことをお勧めしています。そして、先日30名ほどの小売店さんが集まった勉強会で、それぞれのお店の「経営計画書」を作っていただく時間がありました。

あなたもご存知のように、私が提案をする経営計画書は「理念」「目標」「外部分析」「内部分析」「ドメイン」「商品戦略」「価格戦略」「流通戦略」「プロモーション戦略」「計数計画」で構成されます。今回の勉強会でも、皆さんに頑張っていただいてそれぞれの項目について考えていただきました。

そして、その作業の一環で、「内部分析」の一つとして考えていただいたのが、お店の強みは何かということでした。普段から「強み」を考えておられるお店にとっては、それほど難しい課題ではありません。とはいえ、多くのお店にとっては、いきなり考えるのは簡単ではないようでした。そこで、今回は10個の項目について、お店の強みを考えていただくことにしました。