間違えがちな「ガバナンス」の捉え方。渋沢栄一が150年前に抱いた社員への思い

渋沢栄一は生涯に約500の会社に関わり、同時に約600の社会公共事業にも尽力したといわれています。その中のひとつに、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)がありますが、みずほ銀行は今年、大規模なATM障害を起こし、多くの人たちを困らせました。渋沢栄一が生きていたら、この問題をどう対応したでしょうか。

プロフィール:渋澤 健(しぶさわ・けん)
国際関係の財団法人から米国でMBAを得て金融業界へ転身。外資系金融機関で日本国債や為替オプションのディーリング、株式デリバティブのセールズ業務に携わり、米大手ヘッジファンドの日本代表を務める。2001年に独立。2007年にコモンズ(株)を設立し、2008年にコモンズ投信会長に着任。日本の資本主義の父・渋沢栄一5代目子孫。

企業の「最大の財産」である社員を度外視してはならない

謹啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

「失点を恐れ、積極的・自発的な行動をとらない傾向を促す企業風土」がある。6月中旬に発表された、みずほ銀行のATM障害問題を精査した報告書において第三者委員会が直言しました。「担当ごとに仕事の守備範囲を決め、外野の選手の間に珠が飛んだのに、どちらも捕球に行かず、『お見合い』している」ことや「人の領域にまで首を出して仕事はしない、という文化がある」という声も上がったようです。

みずほ銀行の前身は渋沢栄一が1873年(明治6年)に設立した日本初の銀行である第一国立銀行でした。「一滴一滴の滴が集まれば、大河になる」という表現を用い、日本の新しい時代を切り拓き、より良い社会を実現させるビジョンで築いた銀行です。

およそ150年の年月を経たその銀行の「風土」が、第三者委員会が指摘したような内容に陥っている現状を見て、士魂商才を訴えていた栄一は何を言うでしょうか。100年前に、栄一はこのように言っていました。「従来の事業を後生大事に保守し、あるいは過失失敗をおそれて逡巡するごとき弱い気力では到底国運のあとへひく。」

「横の連携、縦の連携のいずれも十分に機能せず、統括すべき司令塔が本来の役割を果たせていない」という第三者委員会の指摘は本件に留まったこととは言えないでしょう。また、銀行の特有な問題ではなく、東芝の「内向き企業問題」にも類似の状況が見えてきます。企業経営者と投資家の間の相違は企業価値向上につながる健全な側面もあり、今回の東芝の株主総会議案の否決はコーポレートガバナンスのプロセスが問題視されたという原因があると思います。

外部から代表取締役社長および取締役会議長を招き、独立社外取締役がほぼ全員を占めるなど東芝のガバナンス体制は外見上、整っていました。ただ、報道されている以上のことはわかりませんが、取締役会の議事録を読み返した場合に社外取締役がどのような発言(問い)を示したことが掲載されているのでしょうか。取締役会の議事録は、企業のガバナンスにおいて重要なKPI(重要業績評価指標)になります。

ガバナンスのプロセスは会議の外で交わされる対話にもあります。政府が不適切に対話に関与したという疑いが今回の東芝の問題でありますが、対話すること自体は重要です。対話というコミュニケ―ションが役員同士(社内・外、取締役・執行役)で自由闊達に行われているか、それとも「空気を読む」「忖度」「言わなくてもわかるだろう」などの曖昧なスタンスに陥りがちな組織風土になっていないでしょうか。議事録に掲載されることのないところにガバナンス体制の本質が潜んでいると思います。

ガバナンスに問題が生じると、結果的に最大の被害者は、その会社で真面目に働いている社員になります。

今回のみずほ銀行や東芝でも社員が自分たちの会社に誇りを持って仕事をできなれば、顧客にも投資家にも会社は価値の最大化を届けることができません。

ガバナンスということになると、法的な要素や経営者・投資家同士のプライドの衝突が目を引きますが、企業の「最大な財産」である社員を度外視してはならないでしょう。

デキる男は妻を褒める。ドラゴン桜の指南役が伝授、家庭を円満にする魔法の言葉

人間誰しも、褒められれば嬉しく感じるもの。しかし世のお母さん方は、圧倒的にその機会が少ないと言います。そうであるならば、一番身近な配偶者が積極的に褒めるべきではないでしょうか。今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では漫画『ドラゴン桜』の指南役としても知られる親野智可等さんが、男性方は少なくとも1週間に1回は妻を褒めるべしとして、その具体的な取り組み方をレクチャー。さらに「正しい愚痴の聞き方」も紹介しています。

妻を褒めよう

わたしは小学校教師のころ、連絡帳などを書くときに、子どもだけでなく、その親も褒めるよう努めていた。

すると、あるお母さんがこんなことを書いてくれた。「先生、わたしは母親になってから初めて褒められました。ありがとうございます」。

懇談会で話したら、ほかの多くのお母さんたちも「褒められたことがない」と言い出し、その話題で盛り上がったことがある。

お母さんたちは結婚前、あるいは出産前までは、いろいろな場で褒められるが、いざ子どもを持つと、「ちゃんと育てて当たり前」「うまく家事を切り盛りして当たり前」と、褒められる機会がなくなってしまう。

学校でも先生方は、子どもを褒めても母親までは褒めない。お父さん方も妻を褒めないし、おばあちゃんやおじいちゃんも褒めてくれない。

世の中の多くのお母さんたちは、「こんなに頑張っているのに、どうして誰も褒めてくれないのかしら」と本音で思っている。

褒めるきっかけ作り、仕組み作り

だから、このコラムを読んでいる男性方は奥さんを意識的に褒めようではないか。

「自分だって妻に褒められたことがない」とか「子育てや家事も大変だろうが、こっちだって仕事が大変なんだ」と思うかもしれないが、そんなケチなことは言わず、心を広く持とう。まず「隗より始めよ」だ。

子どもと一緒にいる時、「○○(子どもの名)に笑顔が多いのはママのおかげだな」とか。「元気に毎日働けるのも、君のおかげだ」「君が元気に家を守っているから、仕事を頑張れるよ」など、できれば1日1回、少なくとも1週間に1回は褒めよう。

といっても、簡単な決意だけでは人間、なかなか続かないし、そもそもやり慣れないことは始めにくい。そこで、妻を褒めやすくする工夫や仕組みを考えよう。

例えば、仕事で使っている手帳に「妻を褒めるスケジュール」を書き込む。1日おきとか、少なくとも週1回、褒める日をつくってスケジュールに入れておく。あるいは粘着メモで張り付けておいてもいい。

ケータイを活用する手もある。ケータイのアラーム機能を使って、毎週○曜日の○時になると、音楽やアラームが鳴り、妻の笑顔の画像が出るようにしておくわけだ。

また、Googleにはカレンダー機能があり、特定の時間に自分宛にメールを送る「リマインダー」というサービスがあるので、それを使って「さあ、妻を褒めよう」とメールを送ってはどうだろうか。

さらに、ケータイやパソコンのメールで、奥さんに褒め言葉を送るという方法もある。「今日は7時に帰るよ。いつもありがとう」などと、帰り際に簡単なメールを送って、さりげなく感謝の気持ちを込めよう。

メールだと、恥ずかしくて口に出せないことも書けるので、使いようによっては夫婦関係、親子関係の円滑化に効果的だ。

商機は客が「こぼす言葉」にあり。デキる販売員は逃さない、“つぶやき”の真意

お客様が本当に求めている商品を提案できるか否かは、先方がふと漏らした一言を逃さないという姿勢にかかっているようです。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、お客様がこぼした言葉をキャッチし確認することがいかに重要であるかを解説。その上で、ニーズのディティールを明確にし、売れる確率を高める方法を誌上で披露しています。

こぼれた言葉

お客様を接客していると、ほんの少しだけお客様が言葉をこぼすことがあります。

例えば、

お客様 「ゆったり目のTシャツが欲しくて…」
販売員 「ゆったり目ですと、こちらですね。(広げて見せながら)こんな感じです」
お客様 「あぁ~、なるほど…」

これも一つのこぼれた言葉です。

ここでは、「あぁ~、なるほど」とお客様が呟いています。

この文面だけを見ても、なんとなくいろんな意味が含まれているように感じないでしょうか?

「思ってたよりゆったりじゃないな」

と思っているのかもしれないし、

「なるほど、これくらいがこの店ではゆったりなんですね」

と思っているのかもしれないし、

「ここまでゆったりではないんだよな」

と思っているのかもしれません。

ほんのちょっとのフレーズに、こうしたお客様の真意が隠されていることはままあるのです。

販売員として、お客様のニーズに沿った商品提案をしていこうと思うなら、こうしたふとこぼれてくる言葉を逃さずキャッチすることはとても大事な能力です。

ふとした時に小さくこぼれている言葉を拾い、その真意を問う。

これにより、本当にお客様が求めている商品を提案することができます。

裏を返せば、そうした言葉に気づかずスルーしてしまっていると、お客様の求めているものは提案できなくなるということでもあります。

「あぁ~、なるほど…」という言葉をキャッチしないまま、「こちらはゆったりなので、こういうコーディネートに合いますよ」といくら提案を進めても、お客様はそもそも「思っていたゆったりじゃない」わけですから、その提案は意味を成しません。

でももし、

「もっとゆったり目がお好きですか?」
「ここまでではない方が良いですか?」

など、しっかりキャッチして確認ができていれば、

「そうですね。もう少し細身が良いかも」
「いや、このくらいのイメージですけど、もう少し丈が短い方が…」

など、よりニーズのディティールが明確になってきますよね。

そこまでできると、提案はさらにお客様の真意に沿ったものになるのですから、当然売れる確率も高まっていきます。

お客様を接客している時、どんな言葉がこぼれているか。

それらを逃さないようにするためには、どんなポイントに気をつける必要があるか。

しっかり考えて接客に臨みましょう。

今日の質問です。

  • お客様を接客中、こぼれている言葉にはどんなものがありますか?
  • その真意を問うためには、どんなヒアリングが必要ですか?

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石原さとみが“パイ見せ”動画で悩殺バズリ中。夜の営み増やして子作り真っ最中?人気回復狙いセクシー路線に転向か

永野芽郁(21)主演で10月29日に公開される映画『そして、バトンは渡された』の予告映像が解禁された。映画を配給するワーナー・ブラザースをはじめ、複数のメディアが動画をYouTubeで公開したが、なぜかオリコンの動画だけ飛びぬけて再生回数が多い。一体なぜこんなにもバズっているのか?そこには石原さとみ(34)の“バスト”に秘密があるようだ。

石原さとみの“バスト漏れ”動画だけがバズリ中

映画は2018年に発売され、本屋大賞を受賞した瀬尾まいこ氏の同名小説が原作。血のつながらない親のもとで育った女性と、まな娘を残して失踪した女性の運命が交錯するさまを描く感動作で、主演の永野が名字を4回も変えた森宮優子を演じ、田中圭(37)と石原が共演している。

公開された予告映像では、ウェディングドレスを着た石原が子供と手をつなぐシーンなどが映し出されているが、その際、石原が前かがみとなり、片出しドレスからバストがこぼれ落ちそうになっているのだ。

このシーンの画像をサムネイル(一覧表示される際に使用する画像)として使ったオリコンの動画だけが、230万超の再生回数を叩き出して話題となっている。

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ほぼ同時期に公開され、同じ内容であるにもかかわらず、他社の動画の再生回数は10万にも満たない中、これは驚異的な数字といえる。勝因は石原の“バストサムネイル”を使用した結果だといえそうだ。

芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「映画の配給元であるワーナー・ブラザースの再生回数はわずか7万回なので、本家より30倍以上の数字を稼いだことになります。しかも、映画の主演は永野芽郁さんですから、普通は永野さんのサムネイルを使うはずです。なのに、石原さんの際どい画像を使った、オリコンさんの戦略勝ちといったところじゃないでしょうか」

たしかに同じような動画のサムネイルが並んだ時、石原のバストは明らかに目を引く。この画像は多くの視聴者の心を捉えたようだ。

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石原さとみがいよいよこのオフに本気の子作り?

思わぬ形でネットを賑わせてしまった石原さとみだが、単発の仕事はあるものの、現在はほぼオフ状態。視聴率で大苦戦を強いられたドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)の撮影終了後、5月12日から29日まで舞台『終わりよければすべてよし』に出演し、今は束の間の休みを過ごしている。

そんな石原に今、あるうわさがあるという。

「一部のメディアで石原さんがオフのこの時期、子作りに励んでいるという報道がありました。昨年末に結婚もし、パートナーと一緒に生活しているわけですから、特別おかしな話ではありません。この先、石原さんが何か大きな仕事を担当するという情報もないので、34歳という年齢も考えると、今は子作りにちょうどよい時期かもしれません」(前出・芸能記者)

ただ、ひとつ気になることもあるようだ。

「事務所の先輩である深田恭子さんが休養してしまったことです。石原さんは綾瀬はるかさんとともにホリプロ3姉妹といわれ、長い間人気を支えてきました。深田さんが活動できない今、そのしわ寄せは綾瀬さんにきてしまっているようで、三女である石原さんも責任を感じているといいます」(前出・芸能記者)

もし、石原がおめでたとなれば、3姉妹の内2人が活動休止となってしまう。綾瀬への負担はさらに大きくなるだろう。

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3姉妹で一番最初にママになるかもしれない石原さとみ。数カ月後、おめでたい話を聞くことはできるのだろうか。

捕まると生き地獄に直行。心理カウンセラーが警鐘する恐怖の「ハイエナ人間」とは

「あんなにしてあげたのに期待しているほどの見返りがもらえなかった」という経験はありますか? 無料メルマガ『東北の人気メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』の著者で心理カウンセラーの吉田こうじさんは「いつも損した気分になる人」について考察を深め、そんな人を狙って現れる「ハイエナ人間」に注意すべき、と語っています。

なぜ期待した見返りがもらえず、いつも損した気分になるのか?

「情けは人のためならず」という言葉があります。人に対して情けを掛けておけば、巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味の言葉ですね。これは「損得抜きの利他の精神」で行われるからこそ、相手にも返報性の心理が働くわけで、最初から「自分への見返り」を目当てに奉仕するのとは全く違います。

ですが…、人のために何かをしてあげるとき、相手に恩を着せたいから何かをしてあげる、感謝をして欲しいから何かをしてあげる、自分の存在価値を評価して欲しいから何かをしてあげる。…などなど「自分の願望」を隠して相手に何かをしたとしても、残念ながら相手には「見返りを求められている」という強欲さは伝わっています。

なぜなら、いつもお話ししているように「人は相手の無意識に反応する」からです。

なので…期待したほどには感謝や評価が返ってこない…。むしろ、なんかよそよそしさを感じる…。そこで「こんなに気をつかってやってあげたのに、あの態度はなんなんだ!非常識なやつだ!」と相手に怒る。

そうやって相手を怒って、さらには恨んだりする人は、人のために何かをしてあげている自分の「動機(目的)」が、「承認欲求を満たしたい」「存在承認を欲しがっている」ということを自分でわかっていなかったりします。

もっと言えば、真の動機は「自己の無価値感」「自己の存在価値の希薄さ」「劣等感」などを、相手からの感謝や評価によって、カバーしたいのです。

そもそも、「期待」がなければ、失望や怒りといった感情は生じません。でも、当の本人は、自分がやっていることは「相手のためだ」と信じている。

これはなにも、自分自身のために人の役に立つことが悪いということを言いたいのではありません。

「真の動機」に気づかないと、せっかくの苦労や気遣いがいつまでも報われないことで、周りを敵対視するようになりますよってことを言いたいのです。

特に、幼い頃から、「ありのままの自分であってはいけない」「もっとすごいことができる自分でいなければならない」みたいな自己否定と期待のダブルパンチ攻撃をされ続けてきた人は、ありのままの実際の自分を卑下し、理想の自分を追い求めるがために、理想と現実のギャップに激しく苦しみ、自分の本当の動機がわからないまま頑張り続けて苦しむことは少なくありません。

現実の自分を好きになれない上に、だからと言って理想の自分にも手が届かない…。でも周りの期待には応えなければならない…。そんな状況の中でも、なんとか周りの期待に応えて理想の自分に近づこうと必死で頑張り続ける以外に、やり方がわからない…。

理想を求めることは一旦やめて、素直なありのままの自分を、改めて腰を据えて見つめ直してみようということは、これまで頑張ってきた自分を全て否定し、自己崩壊が起きそうで怖すぎてできない…。

中日・木下雄介投手が死去。ワクチンとの因果関係は? 接種後の「激しい運動」日本と海外で基準に違いも

27歳の若さで死去、ワクチン接種との因果関係は不明

プロ野球・中日ドラゴンズの木下雄介投手が8月3日に死去していたことが分かった。27歳だった。スポニチなど複数紙が報じた。

木下雄は7月6日、ナゴヤ球場での練習中に息苦しさを訴え、意識不明で緊急入院。因果関係は不明だが、6月28日にコロナワクチンの1回目の接種を済ませたばかりで、副反応を心配する声があがっていた。

プロ入り5年目の今季は右肩と右肘を手術。リハビリに励む中での突然の訃報に、野球界やファンの間で衝撃が走っている。

ファン悲痛「あまりに若すぎる」「これからの選手だったのに」

木下雄死去の一報は、8月6日午前2時頃からツイッター等で急速に拡散された。

スポーツ新聞の早刷りを撮影したと思われる画像が出回ると、「どうかフェイクニュースであってくれ」「球団が正式に情報を出すまでは絶対に信じない」など悲痛な声があがったが、ファンの願いも虚しく最悪の事態となった。

ワクチン接種後の「激しい運動」日本と海外で基準に差

デイリー新潮の記事によれば、木下雄介投手はワクチン接種後に「かなり力の入った激しい運動」をしており、「まず心臓周辺に問題が発生し、その影響が脳に及ん」だという。

日本の厚生労働省は、「新型コロナワクチンQ&A」の中で、「ワクチンを受けた当日は、激しい運動や過度の飲酒などは控えましょう」と呼びかけている

一方、シンガポール保健省は7月5日、ワクチン接種後に数名の若い男性が心筋炎などを発症したことを受けガイドラインを更新。接種から1週間は激しい運動を避けるよう勧告している

今回の件との因果関係は不明だが、プロ野球選手の若すぎる死が、若者世代のワクチン接種率に悪影響を与えることも懸念される。ワクチンのリスクとリターンや接種後の過ごし方について、あらためて丁寧な説明が政府に求められそうだ。

image by: Poootaro, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

中等症も自宅療養という“棄民政策”を平気で使う菅首相に国民が殺される日

先日掲載の「血迷った日本政府。政治家の“人災”で感染爆発も『命の選別』表明の何サマ」でもお伝えしたとおり、新型コロナの中等症患者については基本的に自宅療養とする方針を打ち出した菅首相。医療崩壊回避のため入院制限をかける運用となるわけですが、そもそもなぜここまで感染者が急増する事態となってしまったのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、その要因として五輪開催のため安全安心ムードを醸成しようとした政府の姿勢を挙げるとともに、責任回避に終止する首相を強く批判。その上で、現在の爆発的感染を収束させるため菅首相がすべきことについて提言しています。

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【関連】倉持医師の正論に国民から大拍手、コロナ中等症「自宅療養」に批判殺到。菅政権の矛盾と隠蔽に公明党すら反旗、早くも方針撤回のグダグダ状態に

 

菅首相が問答無用の方針転換。中等症でも自宅待機の理不尽

東京を中心に、かつてない猛烈なスピードで感染が拡大している新型コロナウイルス。医療崩壊が迫り、策に窮した菅首相は、ついに“禁じ手”を打ってきた。

中等症でも、リスクが低いと判断すれば、入院させない。そんな方針を都道府県に伝えるというのだ。たとえ肺炎とおぼしき症状でも、担当医が重症化しないと判断したら、自宅療養を余儀なくされる。

こうでもせねば、病院が対応できないほどの危機が近づいている、ということなのだろう。

それなら、楽観と危機感が混在する今の中途半端な施策を根本的に転換すべきである。本格的な危機対応をとらねばならない。

例えば、ロックダウン。法整備の検討を求める意見が専門家や全国知事会から出ているというが、肝心の菅首相は「日本には馴染まない」と、姿勢がはっきりしない。そればかりか「人流は減っている」などと、現実に反するようなことを言う。

人々の気を引き締めるには「危機」を強調せねばならず、「安全安心の五輪」のお題目に合わせるには「人流は減っている」「切り札のワクチン接種が進んでいる」と気の緩むようなことを言わなくてはならない。菅首相はそんなジレンマに陥っているようだ。

埼玉、千葉、神奈川県と大阪府に緊急事態宣言を出し、東京都、沖縄県の宣言を延長すると表明した7月30日の記者会見で、菅首相は、感染拡大の要因を問われ、「デルタ株の急速な広がり」と答えた。

従来株よりはるかに感染力の強いデルタ株(インド型変異株)のせいに違いはないが、それで説明が尽くせるだろうか。デルタ株が蔓延する恐れを専門家が指摘していたにもかかわらず、適切な対策を打ってこなかったからではないか。

感染者数の減少が続いているとして東京都、北海道、大阪府など9都道府県の緊急事態宣言が解除された6月20日の時点では、すでにデルタ株が国内で流行し始めていた。大手メディアも以下のような記事を載せていたのだ。

新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言は20日を期限に、9都道府県で解除される。しかし、「第4波」を招いた前回の宣言解除時と状況がよく似ており、感染の再拡大が不安視される。英国型の変異ウイルスより感染力が強いとされるインド型(デルタ型)の拡大などが懸念されるためだ。専門家には「7月下旬から8月にかけて『第5波』が来る恐れがある」との見方が多く、最大限の警戒を呼びかけている。

(6月20日読売新聞オンライン)

案の定、宣言の解除後、感染者数が再び増え始め、菅首相は仕方なく7月12日に東京の緊急事態を再宣言。その時の記者会見では「先手先手で予防的措置を講ずる」と大見得を切っていたにもかかわらず、予防どころか、7月下旬には急カーブを描いて感染者数が跳ね上がった。

これについて、首相自身の責任を問われたため、先述したように「デルタ株の急速な広がり」のせいであるという発言が出てきたわけだ。つまりこれは「予防的措置」が何ら功を奏さなかったことについての自らの責任を棚上げし、もっぱらデルタ株による不可抗力だと言いたいわけである。

 

誹謗中傷などしない大人が知っている、「正しさ」を子供に教える方法

前回の記事『幼児期の接し方がカギ。「誹謗中傷を繰り返す大人」にしない教育とは』でオリンピックのメダリストへの誹謗中傷について触れ、そのような大人にさせないためにはどうすればいいのかを紹介した現役小学校教諭で無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者である松尾英明さん。今回も引き続きオリンピックの炎上に関連して「正しさとは何か」に論点を置き、子供たちへの教育について語っています。

正義なら悪をやっつけてもいいか

前々号に続き、オリンピックの各種炎上対策について、学校教育のできることを考える。

【関連】幼児期の接し方がカギ。「誹謗中傷を繰り返す大人」にしない教育とは

大分前にも書いたが、教室でも悪口をわざわざ広める行為が見られることがある。これを「悪口の郵便屋さん」と教える。

参考:ブログ教師の寺子屋 2019.10.10 「『告げ口』と『相談』の違いとは

「あの人がこんな悪口言ってたよ」といちいち本人に教えに行く子どもがいる。もちろん、単に意地悪で行っていることもあるが、実は親切心からということもある。これは大抵、言われた本人から相談が来て、その後個人的に指導して対策がとれるからまだいい。

教室のみんなの目の前で大声で「○○さんがこんな悪いことしてましたー!」と叫ぶ場合がある。これがいけない(身体的なことや恥ずかしいこと、プライバシーに関わること等だと大変である)。

何より、叫んだ本人がこれが「いけないことだと思っていない」という場合が一番の問題である。つまり「正しい」ことだと本気で思っている場合である。そうでなければ、先生に対してみんなにも聞こえるように大声で叫ばないのである。本人的には、正しいことをして認められたい、褒められたいのである。

問題の本質は「正しいこと」への扱いである。「正しいことなら相手を攻撃してもよいか」ということである。社会的に見た場合の究極は死刑の是非、公開処刑の是非、そして戦争の是非である。

マスコミが伝えない米バイデン政権、中国と露へのハンパない脅し

日本のメディアは、コロナの感染拡大とオリンピックの話題に紙幅や時間を割き、なかなか国際情勢について深く踏み込みませんが、米中ロの大国は、いまこの時も自国の利益や安全のためのせめぎ合いを続けています。メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストの小川和久さんは、中国が米国にどう反発したかに重きを置いたマスコミ報道とは一線を画し、中ロに対し「激しい要求」を突きつけるバイデン政権の最近の動きについて詳しく記し、見習うべき点があると政治家、官僚に訴えています。

米国の脅しはハンパじゃない

日本国民の頭がコロナとオリンピックに占領されているのを横目に、バイデン政権の戦略的な布石が中国を包囲し、ロシアを圧倒しています。このところの米国の動き、専門家には結構気になるものが続いています。

まず、シャーマン国務副長官の訪中。相互主義ということで、同じランクの謝鋒外務次官と会談したことになっていますが、外交トップの王毅外相への表敬訪問こそ今回の訪中のゴールだったと言ってよいでしょう。

マスコミ報道では、一連の会談で中国側がアメリカの対中政策を批判するなど、激しい応酬がかわされたと伝えられています。しかし、実際にはシャーマン氏のほうが謝氏との会談で対米姿勢を改めるよう求め、「イエスかノーか」と王毅氏に回答を迫ったと思われます。それに対する中国の回答は、駐米大使に発令された秦剛氏のマスコミへのコメントです。

「両国は社会制度や発展の異なる大国として、新たな時代の付き合いを模索している。困難や挑戦はあるが、同時にチャンスや潜在力も秘めている」

中国としては米国と事を構える気はない、関係強化に努めたいと言っているのです。訪中したシャーマン氏の口から、「世界の強国が中国と同じルールで中国に対して行動したら、中国は多くの国を相手にすることになり、すぐに力尽きる。南シナ海など、ルールを勝手に変更するのは中国のためにもならない」くらいの強い言葉が発せられたことは充分に考えられるのです。

フィリピンのドゥテルテ大統領の米比地位協定破棄撤回(29日)についても、会談したオースチン国防長官が何を言ったか気になるところです。7月29日にはブリンケン国務長官がインドを訪問し、続いて今月はカマラ・ハリス副大統領がベトナムとシンガポールで両国のトップとの会談に臨みます。一連の動きによって、特に南シナ海をめぐる中国への包囲網は、いっそう強化されることになります。

ロシアに対してはバイデン大統領が直接、パンチを繰り出しています。バイデン氏はロシアのプーチン大統領に、ロシアのハッカー集団の米国企業に対するサイバー攻撃をやめさせるよう求め、その直後、ハッカー集団は動きをピタッと止め、姿を消しました。これについては、米国がサイバー攻撃した、プーチン氏がやめさせた、ハッカー集団が自ら撤退したという3つの見方がありますが、バイデン氏の発言がきっかけだったことは間違いありません。

その前の首脳会談では、バイデン氏はプーチン氏に対して米国は世界最高のサイバー攻撃能力を持っていると明言しました。米国を怒らせないほうがいいよという訳です。

このように、米国の脅しはハンパではありません。ロシアを圧倒し、中国に対しても着々と包囲網が強化されているのです。それをうまく利用しているのが中国の習近平国家主席ですから、これまた驚くべきしたたかさです。習近平氏は、米国の包囲網を口実に国内の強硬派と世論を抑え、政権を維持するために巧みに使っている面があるのです。

米国と中国、ロシアの動き。とてもではないが、日本が真似できるレベルではありません。志ある政治家と官僚の皆さん、ひとつふたつでもよいですから、学べるところを身につけたいものです。(小川和久)

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縮小は必至。自動車部品関連の専門商社が今後も生き残る方法は?

自動車業界は電動化へまっしぐら。この大きな変化の波に乗れないと会社そのものが転覆してしまう事態にもなりかねません。それは大元の自動車メーカーから小さな部品工場まで規模は違えど同様で、それぞれに生き残り戦略が必要になります。メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』著者で人気コンサルの永江一石さんの元には、自動車部品を扱う専門商社に勤める読者からの相談が届きました。永江さんは、ドラマ化もされたある一冊の本にヒントがあると推薦しています。

今後の自動車業界での生き残り戦略

Question

shitumon

今後の自動車業界での生き残り方についてアドバイスいただきたいと思っております。私は自動車部品を扱っている専門商社に勤めており、海外事業の部門で中国向けエンジン関連部品の販売を担当しております。連日のようにニュースや新聞で報道されている通り、自動車業界は電動化の動きが加速しており、エンジンの新規開発が今後著しく縮小していくことが見込まれているためエンジン関連以外の新たな商材の取り扱いなどの新たな取組みが急務の状況です。

電動車の市場が拡大していくことから、現在は電動車用の商材を扱うべく市場調査やサプライヤーへのアプローチを行っておりますが、キーパーツを取り扱うTier1(自動車メーカーに直接納入する一次サプライヤー)は自社販売網があるため商社が介入することは容易ではなく、一方で、それ以外の部品は中国の地場サプライヤーの存在感が高まってきており、そこも商社の介入が難しいことから、新たな商材の取り扱いに苦戦しております。

大手商社の自動車関連事業では、地場企業と合弁会社を設立したり資本提携などを行い商圏の獲得や共同事業を行っているケースが見られますが、当社では資金やノウハウ・経験が十分とは言えないため、資本提携などには積極的ではございません。そのような状況のなか、自動車業界での生き残るために永江様でしたらどのようなことをされるかアドバイスを頂けたら幸甚です。

永江さんからの回答

自動車業界の将来は非常に厳しいので、生き残るには他社との差別化が必須だと思います。最大の理由は質問者さんがおっしゃる通り、電動化の加速によるマーケットの縮小です。先日トヨタが2030年の電動車の目標販売数を500万台から800万台に上方修正しましたが、自動車部品のマーケットは急速に縮小しています。
トヨタは2030年の電動車販売を550万台から800万台に、HEVとPHEVはEV走行がカギ:電気自動車 – MONOist

例えば地方の商店街の学生服屋さんの売上を爆増させるのが難しいように、市場が縮小しているところでどれだけ策を練っても打つ手は皆無ですよね。

ただガソリン車が今すぐゼロになるわけではないので、その中で生き残るには独自性を出すしかありません。一例ですが、日本の小さな町工場で優れた技術を持っているのに世に出ていないところを探し、車に転用できないか考えてみるとか。従来通りの作業を繰り返していても未来はないので、他社が思いもつかない画期的なアイデアを出せるよう頭を絞って考えることが大切です。

以前ブログに書いた『下町ロケット』にヒントがありますので、参考図書として一度目を通すことをおすすめします。
下町ロケットは原作を読むと3倍楽しめる。間違いない – More Access! More Fun

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