ビジネスマンなら経験すべき。ぶかぶかの衣装がぴったり合う感覚

ビジネスにおいて、成長した人が出世するという考えは至極当然。しかし、実は順番が逆の場合もあるそうなのですが、それは一体どういうことなのでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ』では著者の佐藤しょ~おんさんが、自身の経験も踏まえ、「出世することで成長する」成功例について紹介しています。

立場が人を作る

人間の成長って、さまざまな形で現れるわけです。そしてそうやって成長した人が、出世の階段を登るモノだと考えられています。これはこれで一理はあるんですが、一理しかないところもあるんです。

成長したから出世するという方向とは真逆に、出世することで成長するという側面もあるんですよ。

現時点では、そのポストにちょっと何かが足りないという人でも、そのポストに就けることで、そのポストから何かを学んで、段々とそのポストにふさわしい人になっていくということが社会にはあります。

ま、私なんて典型的なそれでして、厳密に検証したら、私が部長のポストに就くなんてことは、平時ではあり得ない話だったわけです。というか、あれこれ理由を考え出したら、私以外にもっとふさわしい人はいくらでもいたはずなんですよ。

そこにどんな理由があったのかは分かりませんが、誰かが「あいつにやらせてみようじゃないか」って言ってくれたから、そのポストに座ることができたんですね。その時には、明確にポストのサイズの方が大きくて、ニュアンスでいうと小学生が父親のスーツを着ているような、そんな感じだったんです。

ところがそういう立場になってしまったら、否応なくその立場が要求する仕事が落ちてくるわけです。まだ私にはその案件はオーバーサイズで対応できませんとは言えません。だってそこに座っちゃってるんですから。

7割が反対。それでも安倍政権が今「GoTo」を強行する呆れた理由

官民双方大混乱の中、22日にスタートした「GoToトラベルキャンペーン」。新型コロナウイルス感染者が激増中というこのタイミングでの強行に対しては、多方面から疑問の声が上がっていますが、なぜ安倍政権は「コロナ収束後」という当初の予定を無視してまで敢行したのでしょうか。メルマガ『きっこのメルマガ』を発行する人気ブロガーのきっこさんが今回、その真相追求を試みています。

てんやわんやの Go To トラブル

今、日本政府が何よりも優先して対応すべき最重要問題は、歯止めが掛からずに拡大し続ける新型コロナウイルスへの抜本的な対策と、九州や中部を中心に甚大な被害が出てしまった令和2年7月豪雨災害の被災者の救済です。しかし、7月22日から、安倍晋三首相が「緊急経済対策の目玉」と胸を張る「Go To トラベル」のキャンペーンがスタートしてしまいました。

国会も開かず、1カ月以上も会見さえ行なわず、まるで警察の目を恐れて逃亡を続ける犯罪者のように雲隠れしている安倍首相が、新型コロナも豪雨災害も二の次で、今、何よりも力を入れているのが、この、生活に余裕のある人たちに旅行を薦める「Go To トラベル」のキャンペーンなのです。皆さん、これって、順序が違うと思いませんか?

もちろん、経済は大切です。今年5月のゴールデンウィークは、安倍首相が「緊急事態宣言」を発令して「不要不急の外出」の自粛を呼び掛けたため、旅行業界も大打撃を受けました。国内旅行の総取扱額は前年同月比3.4%、なんと「96.6%減」です。これでは、旅行業界の人たちは生活できません。でも、これは旅行業界に限ったことではありません。

終わりの見えない新型コロナによって、倒産してしまった中小企業、閉店を余儀なくされた飲食店やカラオケ店やライブハウス、そして、解雇されてしまった従業員たち、数えきれないほどの人たちが生活に困窮しています。あたしの本職はブライダル専門のヘアメイクですが、4月、5月、6月に入っていた披露宴の仕事がすべてキャンセルになった上、7月以降の仕事も1本もありません。

あたしがコンビを組んでいるブライダル専門のスタイリストも同様で、マンションの家賃が払えなくなり、先月、部屋を引き払って実家に戻りました。ブライダル専門の花屋さん、ブライダル専門のケーキ屋さん、ブライダル専門の司会者さんも同様です。そして、何よりも大打撃を受けているのが、各地の式場やホテルです。どこも民間の金融機関の緊急融資で何とか凌いでいますが、これも時間の問題です。

しかし、こうした多くの人たちの努力と苦労を水泡に帰してしまうのが「Go To トラベル」なのです。東京都の小池百合子知事は「冷房と暖房を同時につけるようなもの」と批判し、他にも複数の県知事や市長から「Go To トラベル」の前倒しを危惧する声が相次ぎました。青森県むつ市の宮下宗一郎市長に至っては「このキャンペーンによって感染拡大に歯止めが掛からなくなれば、これこそ政府による人災だ」と厳しく批判しました。

すると、安倍政権は「Go To トラベル」から東京を除外すると言い出しました。あたしは「はぁ?」と思いました。だって、このキャンペーンの原資は国民の税金なのですから、全国民にメリットがなければおかしいからです。そこで、あたしは17日、次のツイートをしました。

このツイートは3,500以上リツイートされ、1万以上の「いいね」をいただきました。そして、日経新聞の英字媒体「Nikkei Asian Review」の女性記者から、このツイートの一部を「一国民の声」として記事で取り上げさせてほしいという依頼メールが届きました。もちろん、あたしが断るわけはありません。あたしは「とても旅行どころではない」という自分の状況などを伝えた上で、ツイートの使用を快諾しました。

すべては再選のため。トランプ「対中強硬策」で板挟みのニッポン

11月の大統領選に向けて、米トランプ大統領が、ついに中国との対決姿勢を全面的に演出し始めています。大統領再選の目論みもあってのことですが、今後、米国と中国という大国の争いに挟まれた日本は、どう対応していくべきなのでしょうか? 今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、米中対立の構造を解説するとともに、日本の置かれた現状と取るべき行動について記しています。

米中対立の行方

香港への国家安全維持法の適用範囲が拡大して、民主勢力の行動を全て押さえ込む方向で、とうとう、米国は本気に中国との対決を決意した。今後を検討しよう。

トランプ大統領は再選するために対中強硬策へ

バイデン候補の経済政策は、トランプ大統領の経済政策より、強力であり、インフラ投資に、トランプ大統領は1兆ドルで、バイデン氏は2兆ドルと言う。特別給付もトランプ大統領は8月以降止めて雇用を増やすために雇用奨励金としたが、バイデン氏は8月以降も今の特別給付を続けるとした。このことで、世論調査すると、経済政策でもバイデン氏が優勢となっている。

今までは、米国民は、バイデン氏よりトランプ大統領の方が経済政策だけは上と見ていたが、これらにより逆転されたことになる。他の項目はすべて、バイデン氏優勢で、経済だけがトランプ氏大統領優位であったので、これで、すべての項目でバイデン氏優位となってしまった。

特にコロナ再拡大で、南部州でもバイデン氏が優位になり、トランプ大統領は、何か想定外の国民が歓喜する政策をする必要になっていた。

その上、前回述べた黒人ラップ歌手のカニエ・ウェスト氏は、大統領選挙出馬を諦めたようであり、バイデン氏の黒人票を減らすこともできないことになった。

バイデン氏の政策公約を見ると、対中政策が記載されていないし、容中派のスーザン・ライス氏を副大統領にする方向と言うことで、この中国政策を大統領選挙の最大争点化できると、トランプ大統領は見て、これしか逆転できないと見たようだ。

この政策を「米国の中国に対する戦略的アプローチ(United States Strategic Approach to The People’s Republic of China)」という報告書で5月20日議会に提出した。これ以後、米国はまるで中国へ宣戦布告をするかのように、ほぼ全領域にわたって中国への攻撃を開始した。

一方、中国は、香港に対しての締め付けを強化して、民主派の予備選は、国家安全維持法違反であり、民主派候補の立法会議員選挙への立候補を認めないという。

これに対して、香港の自治を阻害する中国当局者に制裁を加える「香港自治法」を米議会が下院6月30日、上院7月1日に通したが、トランプ大統領が署名するかどうかと前回に述べたが、対中政策を最大争点化する必要から7月14日に署名した。しかし、これを推進する中国政治家への制裁を当面しないとしたが、代わりに中国共産党員や技術を盗む中国留学生の米国入国を認めない方向のようである。

「香港自治法」「香港人権法」に寄り、香港への優遇処置は停止して、香港へのドル・ペッグ制を阻止する可能性も出てきた。クドローNEC議長が7月8日、ペッグ制阻止を検討すると言ったが、直ぐにホワイトハウスは否定した。この時、並行してトウモロコシの契約交渉が進んでいたことで、否定したようである。

その後、中国へ輸出するトウモロコシの契約も終わり、米中貿易交渉の第1弾合意の80%程度が実行されることになった。トランプ大統領は、米中貿易交渉の第2弾交渉はないと言って、これ以上の中国容認政策を続けないとした。

「虐待しないと誓って」と文科省HPに書く萩生田大臣の想像力欠如

今月7日、3歳の娘を自宅に放置し餓死させたとして、24歳の母親が逮捕されました。なぜこのような悲劇は繰り返されるのでしょうか。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では健康社会学者の河合薫さんが、その原因に「機会格差」を挙げるとともに、文科省のHPで「虐待はしないと誓ってください」と訴える萩生田大臣の想像力の欠如を批判的に記しています。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

「虐待をしない」と誓ってください?

またもや痛ましい事件が起きてしまいました。今月7日、3歳の長女に十分な食事を与えることもなく自宅に置き去りにして、餓死させたとして逮捕されていた24歳の母親が、本日(22日)、書類送検される見通しであることがわかりました。

母親は6月13日までの8日間、自宅マンションに長女を残したまま、交際相手が住む鹿児島に滞在。帰宅したときには、すでに死後数日経っていたとみられ、脱水症状と飢餓状態で死亡させた疑いがもたれています。

報道によると、母親は2016年に長女を出産し、当時交際していた男性と入籍するもすぐに離婚。その後は、居酒屋で働きながらシングルマザーとして子育てをしてましたが、子供がいることは周囲には知らせていませんでした。

捜査関係者の話では、身体的虐待があったかはいまだ不明とのこと。一方、放置は常態化していたようで、これまでも長女を家に残したまま留守にすることが多く、5月にも鹿児島を訪れていたようです。

これまでも虐待などで子供が亡くなる事件や、シングルマザー問題は何度も取り上げてきました。そして、こういった悲しい事件は「社会問題」として考える必要があると一貫して訴えてきました。

もちろん、罪は罪として償うべきです。しかし、3歳になるまで大切に育て上げた子供を、なぜ、若いシングルマザーは放置してしまったのか?なぜ、かわいがっていた子供を一人きりにして、交際している男性のところに行ってしまったのか?

いったいなぜ、こういった悲しい事件が繰り返されてしまうのか?

…「子供を育てる資格がない」「身勝手すぎる」などと、自己責任論にしてしまうだけでは解決しないのではないでしょうか。

この事件に関しては、メルマガの読者の方たちからも、ご意見をいただきました(以下に一部掲載)。

  • シングルマザーの子育ては、まさに新刊『コロナショックと昭和おじさん社会』に書いてあった「昭和の家族のカタチ、雇用のカタチ」に当てはまらない母親による、おこるべきして起きた事件といえるのでは?
  • 確かにひどい母親ではあるが、周りに助けを求めることができなかったという点では、社会の分断を痛感した
  • 書著にかかれていた「リソースの欠損」が小さな命を奪ったように思う

どのご意見も全くそのとおりで、今の日本社会は「シングルマザー」が生き抜くには極めて厳しい社会です。子供の貧困問題もかなり前から社会問題になっていますが、依然として子どもの約7人に1人が貧困状態にあり、国際的に高い水準が続いています。

いわゆる格差。そうです。格差は想像以上に広がっていて、おそらく今後はさらに深刻になっていくことが予想されます。

北朝鮮の人民にとって「田植え」とは?ある脱北者が語る辛い記憶

例年この時期に話題に上る北朝鮮の食糧問題ですが、今年は研究者でも情報入手が難しいようです。韓国で農村奉仕活動の経験がある北朝鮮研究の第一人者の宮塚利雄さんは、自身のメルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』で、脱北者の手記を紹介。農村動員の際の劣悪な環境での「田植え」の実態を伝えています。

例年であればこの時期は過酷で劣悪な…北朝鮮「農村動員」の地獄とは?

最近の北朝鮮問題の関心事は、「金正恩朝鮮労働党委員長の現地指導と健康状況云々」のようだが、金正恩の「現地指導」といっても、何も分からない奴がいかにも「自分は何でも知っている。だからお前たちに指導してやるのだ。だから、きちんとメモを取れ」と言わんばかりに工場や企業所、軍部隊の視察を行っている。

高杉晋作ではないが、「どのように高遠な識見も、それが現実に根をおろして実行されないのであれば一椀の汁にも劣る」(山岡荘八の小説『高杉晋作』講談社)と言うが、傲慢で厚顔無恥の金正恩が「高遠な識見」などあるはずもない。

ただ皆が「うわの空で、何言っているんだ、この白豚野郎は、早く終われ」と思いながらも、「御説ごもっともです」といかにも分かったようなふりをして聞いているだけである。

聞いている者が質問でもしようものなら大変なことになるので、金正恩の一方的な演説で終わるのがオチだ。

ところで、北朝鮮ウォッチャーとして例年ならば、北朝鮮の田植えと食糧問題などに言及しなければならないのに、同業他者や異業他者も北朝鮮の田植えや食糧問題にはほとんど触れていない。

北朝鮮の人民にとって「田植え」がどのようなものであるのかを、『統一日報』の「ノースコリアンナイト──ある脱北者の物語33」から紹介する。

6月、今もそのときのことを思い出すととても辛い。農村動員は多くの危険が潜んでいた。しかし、学校から配られた農村動員準備品等のマニュアルには、その危険については何も書いていなかった。準備品目の1番目は、宿泊する家と食堂になる家の金日成と金正日の肖像画を毎朝掃除する「忠誠の掃除道具箱」だ。

 

この箱には白いハンドタオルと赤いビロードで作ったレースなどの決まった物が入っている。毎朝1人ずつ交代で掃除するのではなく、泊まっている全員が起きたら最初に肖像画を掃除してから他のことをする掟になっていた。この掟を守らないと思想闘争の的になるのだ。

 

農村の家庭は、藁でご飯を炊くので埃だらけだ。また土と藁を混ぜて壁に貼っただけの壁紙は何の意味もなく、ドアを開け閉めするわずかな衝撃でも土が落ちてきた。それに朝から晩までの仕事で農場員たちの作業服などは泥まみれで、毎日掃除とお風呂が必要だが、水汲みも少量しかないし、お風呂もないから、とにかく汚い環境だった。(後略)

私も1973年5月に韓国の慶熙大学の大学院に留学したときに、同大学の農村奉仕活動グループの一員として、韓国語がほとんどできないのにもかかわらず参加した。場所は江原道の山間地域の農村であった。風呂などはなく、近くの小川でみな沐浴をしたり洗濯をした。宿舎は小学校の体育館であった。

(宮塚コリア研究所代表 宮塚利雄)

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日米中の関係はなぜ複雑になったのか?アパレルの視点で読み解く

日本とアメリカは同盟国ですが、経済分野においては貿易摩擦の問題があり、それぞれが中国との関係を強化する一因になっていました。中国はそんな日米両国を利用し、経済発展を果たしましたが、日米それぞれが中国に近づくきっかけにもなった日米繊維交渉以来の流れをファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんが、自身のメルマガ『j-fashion journal』で振り返ります。そしていま、中国による香港国家安全維持法の制定施行や海洋進出の動きにより、変化の見える3ヶ国の関係を紐解きます。

日・米・中の複雑な関係

1.日本企業は中国と付き合うべからず

米中貿易戦争が始まり、コロナ禍とマスク問題があり、中国の人権問題が明るみに出て、香港国家安全維持法による民主化デモ弾圧が起きた。米国は中国への経済制裁や金融制裁を強めている。一方、台湾はコロナウイルス防疫でも見事な対応を見せ、日本に対する支援も行った。中国で提唱する一国二制度を拒否し、独立の姿勢を示し、米国も台湾をバックアップしている。

日本にとって米国は同盟国、中国は反日教育を行い、尖閣諸島の海域で挑発行動を繰り返す反日国、台湾は親日国というレッテルが貼られた。こうなると、なぜ、日本企業は中国と離れないのだ。中国に依存することは悪だという論調が目立つようになった。しかし、実際にはもっと複雑な状況である。親日・反日二元論の前に歴史を振り返ってみたい。

2.日米繊維交渉と日中国交正常化

1971年、日米繊維交渉が決裂し、日本政府は米国政府の圧力に屈した形で繊維製品の対米輸出の自主規制を受け入れた。この背景には沖縄返還問題があった。ニクソン政権は、沖縄返還の代わりに繊維規制に同意するように求めたのである。この時、交渉の最前線で通産大臣として奮闘したのが田中角栄氏であり、翌72年には総理大臣に就任した。

1972年9月25日に、田中角栄首相が現職総理大臣として北京を初めて訪問し、周恩来総理と首脳会談を行い、「日中共同声明」に調印した。同時に、国交のあった台湾に断交を通告した。日中国交正常化のシンボルとしてパンダが上の動物園にやってきて、日本中が日中友好ブーム、パンダブームに沸き返った。

しかし、この日中国交回復は、米国の頭越しに行われたとして、アメリカ政府は激怒した。そのせいかどうかは明らかになっていないが、1976年ロッキード事件が発覚し、田中角栄首相が逮捕され、田中角栄は失脚した。

3.米中パートナーシップによる対日政策

戦後日本の高度経済成長に伴い、日本と米国は様々な分野で貿易問題を抱えていた。日本と経済対立を強める米国政府は、一方で中国との関係を強化していった。73年キッシンジャー大統領補佐官は「イギリスを除き、中国は国際認識で我々に最も近いのではないか」と大統領に語り、74年には中国を「暗黙の同盟国」と称するまでになった。

75年には、フォード大統領がベトナム戦争後のアジア太平洋政策を発表した。この中で、米国は太平洋国家であり、この地域における米中の「対日パートナーシップがアメリカの戦略の柱である」と語った。日米は経済的に対立し、両国とも中国と友好関係を結んだ。そして、中国は巧みに日米両国をコントロールし、両国から様々な支援を引き出した。

なぜ、子供に「将来のために勉強しろ」と言ってはいけないのか?

親として我が子についつい言ってしまう「勉強しなさい」という言葉ですが、逆に「なぜ勉強しなきゃいけないのか」と子供に問われたら、答えることはできるでしょうか。こんなに困ってしまう質問はなかなかありませんよね。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では著者で現役教師の松尾英明さんが、そんな「難問」への回答のヒントを記してくださっています。

勉強は何でするの?

今、子どもたちに、家庭学習の時間がたっぷりある。こういう時こそ、本物の勉強のチャンスである。

与えられた課題を待っているより、自分で見つけて取り組む方が、当然上等である。大きな宿題もない今こそ「大好きな〇〇」についての勉強チャンスタイムである。たとえインターネット環境がなくても、図鑑一つで、家の中でもできる。幼くても、志のある子どもは、こういう機会に勉強をしている。

さて、これは大人にこそいえる。勉強は大切である。言わずもがなである。だから「勉強しなさい」と言う。

それに対し、子どもに「なんで?」と聞かれたとする。

どう答えるか。

「将来必要だから」系では、子どもは納得しない。子どもは「今」を生きているのである。大人のように、老後の死ぬ間際の心配までするような思考回路の構造ではない。

「何で勉強するの?」

これに親や周りの大人が答えられない以上、目の前のだらだらしている子どもが自ら勉強をやるようになることはない(放っておいても、将来的に気付く子どもは自分で気付く。気付かない人は、大人になっても気付かない)。

勉強をする理由については、様々な偉人・賢人が述べている。

私が好きな言葉は、作家の中谷彰宏氏の言葉である。「勉強していないと、見えるものも見えない」「知識が0の人と100の人は会話にならない。1あれば会話になる」というもの。

賢人バルタザール・グラシアンも「知識がなければ、この世は闇だ」と述べている。

要は、知識があるからこそ、見えるようになるということである(逆もあるが、長くなるのでここでは深入りしない)。

雨が降っている。それを「今日はしやしやと降っていますね」と表現するのは、日本語を知っているが故である。「霧雨ですね」「小ぬか雨ですね」と返せるのは、言葉を知っているからである。言葉の豊かさが、感性を規定するという面がある。

絵を見る。ある人は「絵が上手」と思って終わり。ある人は、その作者の作品をたくさん知っていて、比較して鑑賞することができる。見えるものが、全く違う。

知識が、知性を生む。知性とは、人間の人間たる証である。勉強は、人間として生きていく上で、とてつもなく大切なのである。

勉強しなさい。言われてやることほど、つまらないものはない。子どもは、大人が勉強しているのを見て、真似したくてするものである。

勉強は、知への欲求行動であり、始まったら止められない。勉強は、すればするほど知らないことが増えて、すればするほど楽しくなるものである。

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なぜオンラインで叱られるとキツい?テレワーク時代の新・お作法

新型コロナウイルスの影響で、一気に導入が加速したテレワーク。数ヶ月を経てずいぶん慣れたとはいえ、未だにデバイスを通じたコミュニケーションに違和感を抱くとの声も聞かれます。今回の無料メルマガ『毎朝1分! 天才のヒント』では著者の倉橋竜哉さんが、管理職を務める友人から聞いたという仕事上の電話でのやり取りを例に挙げ、テレワーク時代だからこそより重要になってくる気遣い等について考察しています。

最後に言われた言葉

年々叱られるのはありがたい倉橋竜哉です^^;

「オンラインで叱られるとキツいね」と言っていたのは、10年来の友人でして、昨今の状況下で、いわゆる在宅ワーク(テレワーク、リモートワーク)をしている方も多いと思います。ネットや電話などオンラインでやり取りをする時に、通常のいわゆる業務連絡、そしてきちんと対応してくれたことへの感謝、褒め言葉…それらだけでコミュニケーションが成立すれば気持ちはラクなのですが、時に注意したり、叱らないといけないなど、ネガティブなフィードバックを返さないといけない場合もあるかもしれないですね。

会社勤めをしていてテレワークに移行した友人がこんなことを言っておりまして、本人いわく、経理に申請する書類の書き方を間違えてしまったとのこと。それを担当スタッフに送ったところ間違いを指摘する電話がかかってきたそうでして電話で正しい書き方の説明を受けた後、最後のやり取りが、「次回から気をつけてください」と、ちょっとキツめの釘を刺すトーンで言われて、「スミマセンでした。失礼します…」という感じで電話を切ったそうです。

電話を切った後、最後に言われた「次回から気をつけてください!」という強めの声がしばらくグルグルとアタマの中を回っていたそうで…。

もしこれが職場で対面なら、言い方や受け取り方も変わっていたかもしれませんし、その後のフォローもしやすいですし、別の人に会って話せば気持ちも切り替えやすいです。でも、在宅ワークで一人で作業をしていたので、なかなか気持ちが切り替えられず、その後、半日ぐらいその声が気にかかってしまったとのこと。

メールの文面より、声のトーンって心に刺さるインパクトがあるな…と。

実は彼自身も管理職で、オンラインで部下に指導をすることがあり、もしかしたら同じことを部下にしていたのかもしれない、と気付いたそうです。「いつもはこれぐらい言ってるから」と思っていても、言われた方のインパクトは対面と電話ではずいぶん違うな、と。

特に大切なのは「最後の言葉」で、ネガティブなフィードバックなまま電話を切ってしまうと、その言葉が相手のアタマの中をグルグルと回り続けることがあるなぁ…と。

出勤することが出来ない以上、電話でのやりとりは仕方がないし、時にネガティブなフィードバックが避けられないときもあるでしょう。ビデオ会議などで顔が見えていると、多少は印象が和らぐこともありますが、それでもネガティブなフィードバックは印象が強くなりますし、顔が見えない音声だけの電話ならなおさらであります。

特に電話は、受話器を耳に当てますから、相手の声が脳にダイレクトに入ってくる感覚があります。対面の時には意識をしていても、電話だと、応対が少し雑になるという方もいるでしょう。思い通りにいかないイライラが声のトーンや勢いに出ていないか、相手のアタマへ「最後に残す言葉」は何なのか、対面の時よりも言葉のインパクトが強くなることを意識した方がいいかもしれないですね。

今日これから、電話やオンラインで話す方もおられることでしょう。その切り際に、相手のアタマの中へ最後にどんな言葉を残しますか。

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします

「最後に言われた言葉は何ですか?」

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禁煙から15年以内は要注意。徳田医師「喫煙者は爪を診よ」の意味

がんのように体の中に異常があると、体のまったく別の場所に異変が起きる場合もあるようです。よって、喫煙者などがんのリスクを抱えている人は、自己診断できる身体所見を知っておくことは非常に大切です。メルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』の著者で沖縄在住医師の徳田先生は今回、「ばち指」という肺がん患者に起きやすい指の爪の変化について解説。喫煙者はもちろん、禁煙15年以内の元喫煙者も知っておくべきと呼びかけています。

自己診察によるがんの早期発見。身体所見は体の異変を示すアラーム

体の異常は体の表面にも出てくる。身体所見は体の異変を示すアラームだ。今回も、前回に引き続き、身体所見による病気のみつけ方について紹介する。まずは、実際に私が経験したケースに付いてみてみる。

ある55歳の男性が、私の外来に受診した。若いころからたばこをよく吸っていたという。ジョギングもしていたので、たばこを吸っても大丈夫だと思っていたらしい。約5年前から、息切れが出るようになり、それがだんだんひどくなり、今回病院に訪れたのだ。

男性の病状を慢性閉塞性肺疾患と私は診断した。英語表記の頭文字を並べてCOPDともいう。肺の中の気管支に炎症が起き、細くなることで空気の流れが落ち、肺の奥にある肺胞に空気が溜まり、壊れていく。原因はたばこ。長年ジョギングをして心肺機能の優れた人であっても、長年の喫煙は肺を破壊していくのだ。

たばこの多面的リスクに注意

慢性閉塞性肺疾患すなわちCOPDの患者さんの肺の顕微鏡所見は肺気腫。気管支の奥にある肺胞は、ぶどうの房のような微細な組織。長年たばこを吸うことで、これが破壊されるのだ。

以上の詳細を私が説明すると、男性はたばこを止めることに同意してくれた。肺気腫の進行を抑えるためにも、禁煙は重要である。ただ、一度破壊された肺胞は再生されない。正常の緻密な肺に戻ることは無いのだ。まだ50歳代。たばこさえ吸っていなければ、マラソンもできる年齢。ところが、COPDが進行すると、外出さえままならなくなるのだ。

影響はそれで終わりではない。たばこの発がん作用は強力だ。止めても数年間は発がんのリスクが高く、がんの初期症候について継続的に注意深く診る必要がある。また、動脈硬化症のリスクも高い。脳梗塞、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などだ。がんや動脈硬化症が出現していないか、丁寧な診察が大切となる。

COPDでは太鼓ばち様に変形した爪に注意

数年後の外来で、その男性の指の爪に変化があることに気付いた。指の先が太く、太鼓バチのような形になる「ばち指」という変化だった。これは、肺がんの可能性を考えるべき重要な身体所見の一つだ。

男性は、早期に肺がんがみつかり、肺の部分切除で治癒させることができた。不思議なことに、肺がんを治癒させると、ばち指も徐々に治癒していくことがある。がんは全身の組織に遠隔的影響を与えるのだ。

がんを発症した喫煙者の多くはたばこを止めている。吸い続けると別のがんが発症するリスクが高いからだ。それでも、たばこを止めて15年間は要注意である。それ以降は発がんのリスクは一般の同年齢の人々と同じ程度となり、やっと安心となる。

今回のケースから言えるのは、喫煙者は爪を診よ。そして、ばち指となっていれば、かかりつけ医を受診し、肺の検査を受けるとよい。肺がん検診より、この自己診察が有効である。

【参考】● 禁煙しても15年は要注意

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悩めるママの救世主?料金無料「試食バー」の気になるシステムは

規模の大小に関わらず、「いかにして自社の商品やサービスを知ってもらうか」は企業にとって大きな命題のひとつ。各社ともその達成のためさまざまな施策を打っていますが、より効果が期待できる方法はないものでしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では著者で繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、あるユニークな試みを紹介しています。

とにかく知ってもらうこと

アメリカ・カリフォルニアに、幼児用食品の「試食バー」があります。健康食やオーガニック食品の試食販売をしています。

幼児食に気を遣う母親は多くいますが、苦労して作っても、食べてくれないこともあり、悩んでいます。

この試食バーには、赤ちゃんが座れる椅子とカウンターがあり、その前に、幼児食が並んだガラスのショーケースがあります。母親は、その中から子どもに試食させ、喜んで食べたものを購入するようになっています。

試食は、すべて無料です。これなら、買ったものを無駄にすることもなく、子どもに合った幼児食を手に入れることができます。

日本にもこれと同じような試食のお店がありました。現在は役割を終えて閉店しましたが、おかき屋さんです。

店内は、カフェのような雰囲気で、テーブルと椅子が置かれています。カウンターには、ビンに入れられた煎餅・おかきが並び、お客さまはセルフで、好きなだけ取って、その場で食べることができます。お茶のサービスもあり、たくさんの人がくつろいでいます。

もちろん、無料です。試食した中から、気に入ったものがあれば、販売コーナーで購入して帰るのです。

もし、ごく普通のおかき屋さんに入り、1つの商品を買い、それが美味しくなかったら、「あのお店はダメ」となり、二度と来店しません。しかし、いろんな味を試せば、中には自分に合うものもあるはずです。すると、リピーターになっていただけます。

“とにかく知ってもらうこと”。そこが肝心です。

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