松本人志も、たむけんも解けない「国語の難問」全問正解なら偏差値40以上?AV女優・霜月るな「矛盾する擁護」の傾向と対策

弊サイトでも既報のとおり、『週刊文春』の記事を「嘘だらけ」とするギャル系セクシー女優の霜月るな33)のX(旧Twitter)への「擁護投稿」により、松本人志60)が有利になったかのようにも見える「松本性加害疑惑」。

しかし松本の潔白を主張する人間たちの発言に対しては、多くの疑問の声が上がっているのも事実だ。松本を擁護する発言を正しく理解するには、どうやら「国語の難問」を解く必要がありそうだ。

告発女性、霜月、たむけんそれぞれの主張

霜月が3日に投稿したポストは、『週刊文春』2月8日発売号の「六の矢」記事で取り上げられていたザ・リッツ・カールトン大阪での飲み会。この記事には11人目の告発者として元グラビアアイドル・J子さんが登場しているが、霜月が7日に投稿したポストに「私が参加したリッツカールトンの飲み会の時に居た元グラビアアイドルのJ子さん」とあるので間違いないだろう。

【関連】《11人目の新証言》松本人志「大阪で銀行員と…」 女性たちが猛反論!「SEX上納システムはある」

飲み会にはたむらけんじ(50)に誘われたというJ子さんは、以下のように証言している。

相手が松本さんとは知らされず、飲み会の場所も教えてくれない。ザ・リッツ・カールトン大阪で飲むことは、当日LINEで送られてきましたが、私はホテル内のレストランで会食するものと思っていた。ところが、夜8時頃、エントランスでたむらさんに迎えられ、向かった先はスイートルーム。

《11人目の新証言》松本人志「大阪で銀行員と…」 女性たちが猛反論!「SEX上納システムはある」

続けて「最初から部屋飲みと知っていたら絶対に付いていかなかった」と語り、案内された部屋には面識のない3人の女性がいたという。

これに対して霜月は、

《私が誘ったのはこの子だけです。J子さんの名前、今でも覚えています》

《部屋飲みと知っていたら絶対に付いていかなかった。と書いてありましたが。それも嘘です。なぜなら、私は事前にJ子さんにリッツカールトンで飲み会やけど大丈夫かな?っと事前に聞いてます。それもJ子さんからOKもらってましたし》

と反論。

これら霜月の投稿を受けたたたむらも、以下のようにXにポストした。

《J子さんの連絡先も知らなかった僕が、J子さんに「VIPの飲み会」と伝えるのは不可能。そもそも誘う事が不可能。
霜月さんの友達で霜月さんと一緒に来てるのにJ子さんだけを初対面の僕が知り合いかのように迎えに行く事は不自然。
部屋には面識のない3人の女性がおって、その1人が霜月さんやったと、友達やのに何でわからないの?》

さらにこんな胸の内も綴っている。

《どうして彼女はこんなにたくさんの嘘をついたのか?それとも、文春さんが都合のいいように脚色したのか?嘘がたくさんです。》

霜月も、たむらも、J子さんを「嘘つき呼ばわり」だ。

霜月るな「国語の問題」ターイム

突然だが、ここで「国語の問題」を出そう。以下の3つの問に答えていただきたい。

問1

霜月るな氏「J子さんの名前、今でも覚えています」という発言から読み取れることとして正しいと思うものを、次のア~ウからすべて選びなさい。

ア:J子さんと霜月るな氏は、一般的な友人関係ではなかった
イ:友人の名前なら忘れるわけがないので、2人の関係は特殊なものだった
ウ:J子さんと霜月るな氏は、以心伝心のズットモだった

正解はア、イ。ウは不正解。なぜなら、ズットモの名前をわざわざ「今でも覚えている」と主張するのは明らかにおかしいからだ。J子さんが主張するように、もともと2人は友人関係ではなかった。では一体、どのような関係だったのか?という疑問は残るが。

問2

霜月るな氏「なぜなら、私は事前にJ子さんに、リッツカールトンで飲み会やけど大丈夫かな?っと事前に聞いてます」という発言から読み取れることとして正しいと思うものを、次のア~ウからすべて選びなさい。

ア:霜月るな氏の言い分は、J子さんの主張に対して、何の反論にもなっていない
イ:霜月るな氏の中で、なぜか「ホテルでの飲み会=部屋飲み」が常識になっている
ウ:霜月るな氏はJ子さんに、松本人志とスイートルームで飲むことをとしっかり伝えた

正解はア、イ。ウは不正解。なぜなら、リッツカールトンでの「飲み会」とは伝えてはいるが、「スイートルームで飲む」「松本人志と飲む」と伝えたとは言っていないからだ。なぜ霜月は、「ホテルで飲む=スイートルームで飲む」、しかも「そこに松本人志が現れる」が当たり前のことと考えているのだろうか

■問3

霜月るな氏「たむけんさんがグラビアアイドルを飲み会に誘ったと書いてありますがあれは違います。私の友達なので私が誘いました」という発言から読み取れる疑惑として正しいと思うものを、次のア~ウからすべて選びなさい。

ア:霜月るな氏にはたむけんから頼まれてJ子さんを松本にアテンドした疑惑がある
イ:霜月るな氏にはJ子さんを友達と思い込んで松本にアテンドした疑惑がある
ウ:霜月るな氏にはJ子さんと思いこんでいた別の女性を松本にアテンドした疑惑がある

正解はア、イ。ウは不正解。なぜなら、当設問の霜月の発言を読む限りア、イは疑惑として100%否定できるものではないが、同じ理由でウの疑惑があるとは言えないからだ。

もし仮に、である。松本の意向を受けたたむらから霜月が具体的な指示を受け、女性を“調達”したのだとすれば、これこそが『週刊文春』が指摘する「上納システム」が存在する証明となってしまうのだが、それはあくまで疑惑でしかない。

「国語の問題」は以上。全問正解の猛者はいるだろうか。

霜月が過去にポストしていた「過激な考え方」

今回“参戦”してきた霜月に対して、このような指摘がある。40代の男性ネットメディア編集者はこう語る。

「霜月さんのXでの投稿を遡ると、J子さんの記事が出る前の1月14日に『飲み会行く女も、ワンチャンあるとかそんなん分かって行ってるやろ?喜んで参加したくせに。その時に何か嫌な事があったなら断れば良かったやん?帰ればよかったやん?』とポストしてるんですよ。こういう考え方をしている人が友達の女性を誘うということは、ツレが“ワンチャンの犠牲になってもやむなし”と思っていたのでは、というのが私や周囲の一致した意見です。J子さんを松本さんにアテンドしていた可能性も否定できないとも思ってしまいます」

確かに霜月は1月14日にこんなポストをしている。

「もしも霜月さんがJ子さんを松本さんにアテンドしていたとしたら、霜月さんも“加害者”サイドにいた人間ということになりますよね。彼女は5日に『なんなら、裁判で証人として出ましょうか?それで松本人志さんを救えるなら』ともポストしていますが、加害者側が加害者を擁護しているとすれば、むしろ裁判で不利になるだけではないでしょうか」(同前)

そうでなくとも松本は、『週刊文春』が「五の矢」として放った高級個室マッサージ店での、事実であればとても許されない性加害疑惑など、爆弾を多々抱えている。それらに対する擁護者は現れないのだろうか。

【関連】《10人目の新証言》松本人志「私の顔を無理やり下半身に…」マッサーシ゛店て゛の暴挙を女性店員&夫か゛告発

【関連】松本人志の一発逆転?「AV女優の新証言」で橋下徹氏が擁護に回るも「じゃあ裁判で弁護してあげれば?」世間の反応は冷ややか。その理由と背景は…

地震予測のプロが観測した「富士山の大きな水平変動」と「千葉沖の異常変動」【東日本大震災から13年】

東北地方を中心に津波などによる甚大な被害をもたらし、今なお多くの方が行方不明のままとなっている東日本大震災。マグニチュード(M)9.0という未曾有の大地震から今年で13年、その間に村井俊治東大名誉教授らによって独自の方法で地震予測の技術を確立したのが、メルマガ『週刊MEGA地震予測』の発行者である「JESEA(ジェシア) 地震科学探査機構」です。今回は「地震予測のプロ」であるJESEAが、3月7日午前5時台に発生した富士五湖を震源とする地震の予兆を捉えていたメルマガの内容を一部紹介。さらに、3月に入ってから続く千葉県沖の群発地震についても解説、分析しています。

3月6日に富士山周辺の異常を報告していた『週刊MEGA地震予測』

3月7日午前5時40分に発生した、山梨県東部・富士五湖を震源とするM3.6、深さ20km、最大震度2の地震。ネット上では「すわ富士山噴火か」と騒ぎになりましたが、メルマガ『週刊MEGA地震予測』の2024年3月6日最新号で、その予兆を捉えていました。以下は、同メルマガ3月6日号より一部を引用します。

〇今週の注目ポイント

・速報解R5データでは「富士山」に大きな水平変動が出ています。

 

富士山は北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの3つのプレートの交点に位置しており、 大きな地震の前には敏感に反応しますので要注意です。 富士山周辺に限らず遠い場所で起きることもあります。東日本大震災や能登半島地震の前にも異常な変動を示しました。

まさに、富士山のすぐふもとで起きる地震を前日までに予測していたことになります。そして今後、能登半島地震や東日本大震災と同様に、富士山以外の地域で大きな地震が発生する可能性が出てきました。上記メルマガを購読する等して、関東圏に住まわれる方は防災準備を始める必要がありそうです。

【関連】富士五湖震源の“嫌な揺れ”で「富士山の大噴火」に備えはじめた人たち。心配しすぎ?必要な備え?プレッパーでなくても気になる「噴火Xデーの想定被害」

房総半島沖で発生している群発地震は「大地震」の前兆か?

3月に入って首都圏を揺らし続けている、千葉県沖の群発地震。もちろん、メルマガ『週刊MEGA地震予測』の2024年3月6日最新号でも、この地震について触れています。内容の一部を引用してみましょう。

3.特集:千葉県の異常変動」

【千葉県の異常変動】

 千葉県東方沖・千葉県南部にて群発地震が起きています。

 

政府の地震調査委員会の資料によると「東方沖で約5年8か月ぶりに、プレートが緩やかにずれ動くスロースリップ現象が観測された。」とあります。当社の解析では、最新の速報解データの水平変動に異常が現れております。

 

2018年7月7日に震度5弱の地震が同じエリアで起きましたが、その前兆と酷似しています。

unnamed

今回、千葉県の「千葉大原」が大きく南南東方向に変動していますが、2018年も「千葉大原」が大きく変動しました。 水平変動の異常点数は2018年ほどではありませんが、今後増えることは考えられますので警戒を怠らないでください。 来週以降もお知らせします。

千葉沖といえば、1987年12月にも同じ震源で被害地震があった場所です。

1987年12月17日、千葉県房総半島、九十九里浜付近を震源としてM6.7の大地震が発生。 千葉県の広範囲で震度5の強震を記録し、死者2名、重傷26名、軽傷118名、建物全壊16棟、半壊102棟、一部破損6万3692棟、火災3棟を出しました。

富士山周辺で発生した地震は、この千葉沖で発生するかもしれない地震の予兆を捉えていたのかもしれません。どのような異変が起きているのか、メルマガを参照にして防災対策を進めてみてはいかがでしょうか。

★『週刊MEGA地震予測』を2024年3月中にお試し購読をスタートすると、この続きを含む3月分の全コンテンツを無料(0円)でお読みいただけます。JESEAの理念に賛同される方は、ぜひサポートをお願い致します。

 

image by: NIED(国立研究開発法人 防災科学技術研究所)Hi-net自動処理震源マップ

1日の砂糖摂取量が100g増えると「うつ病リスク」が28%も増えるという研究結果

砂糖のとりすぎが身体的に良くないということは知られていますが、実は精神的にも影響があるようです。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』で、砂糖とうつ病の関連についての研究を紹介しています。

砂糖とうつ病

◎要約:『砂糖の摂取量が大きく(1日に100g程度)増加したときにはうつ病のリスクが上昇するかもしれない』

研究によって結果は異なりますが、砂糖の摂取とうつ病との関連が指摘されてきました。

今回は、規模の大きなデータを用いて、砂糖摂取量とうつ病との関連を調べた研究をご紹介します。

Association between dietary sugar intake and depression in US adults: a cross-sectional study using data from the National Health and Nutrition Examination Survey 2011-2018

アメリカの成人における砂糖摂取量とうつ病との関連

アメリカの大規模な健康と栄養に関する調査: the US’ National Health and Nutrition Examination Survey (NHANES)を元にしており、20歳以上の18,439人を対象としています。

砂糖摂取量と精神状態の指標: the nine-item version of the Patient Health Questionnaire (PHQ-9)のスコアの関連性を調べています(年齢、性別、人種、収入、教育、婚姻、血圧、糖尿病、循環器疾患等について調整)。

結果として、以下の内容が示されました。

・1日の砂糖摂取量が100g増加するとうつ病のリスクがオッズ比で28%増加する。

1日の砂糖摂取量は通常25g(ティースプーン6杯)までが望ましいとされており、大きな幅での増量はうつ病や他の健康状態への影響があり得ると思われました。

image by: Shutterstock.com

韓国政府が専攻医7000人に免許停止の事前通知。韓国医療は崩壊してしまうのか?

韓国で大学医学部の定員増員に医師たちが反発している事態について、政府が免許停止の通知を出したという動きが出ています。無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が、最新の韓国医療事情について紹介しています。

専攻医7000人に免許停止の事前通報

韓国政府が未復帰専攻の7000人余りに免許停止の事前通知書を発送し、行政手続きに突入した中、医科大学を置く全国40大学は2025学年度の医学部の入学定員を3401人さらに増やしてほしいと政府に要請した。

一部の医大教授らは、専攻医(レジデント)に対する免許停止処分などに反発し、辞職届提出と剃髪式で抵抗し、契約期間が終わった専任医らの離脱も続いた。保健福祉部(福祉部)は、未復帰専攻の7000人余りに対し、5日から免許停止など行政処分の事前通知書を書留郵便で発送した。

福祉部によると、4日午後8時基準で100の修練病院専攻医の90.1%である8983人が勤務地を離脱したことが分かった。福祉部は前日、専攻医数基準の上位50病院に対して現場点検を行い、残りの50病院に対しては書面報告を行った。福祉部は残りの50の病院に対して追加の現場点検を実施し、復帰していない事実が確認され次第、免許停止の手続きを執行する予定だ。残りの101~221か所の修練病院については、自治体で現場点検を行うことになる。

福祉部が前日、専攻医の現場点検を実施した結果、不履行確認規模が7034人であることが分かった。政府はまず、彼らに事前通知書を発送した。

行政処分の事前通知書を受け取った専攻医は、3か月間の免許停止処分が下される見通しだ。(一応3か月の停止であるが、実質的にはもう一度医師の免許を活性化させるのはかなりの時間と労力が必要とされるようだ。)

現場点検を通じて事前通知書を受け取った専攻医はさらに増える予定だ。また、今回の専攻医集団行動事態の主導勢力に対しては、警察告発を検討中だとした。

知らなきゃヤバい落とし穴。魅力的な節税施策に見える「経営力向上計画」

「経営力向上計画」っていう言葉をご存じですか? 中小企業のみなさんには特に知っていてほしいこの情報を、今回の無料メルマガ『税金を払う人・もらう人』で、著者の現役税理士・今村仁さんが紹介しています。

全損の威力

■1億円の設備投資

機械装置であれば、耐用年数10年として、10年かけて1億円が費用化されます。

出店による設備投資であれば、内装費や備品などで耐用年数6-15年として、6-15年かけて1億円が費用化されます。

1億円が費用に計上されると、利益が1億円圧縮されます。

例えば実効税率を30%とすると、

利益3億円×30%=9,000万円の法人税等

利益3億円△1億円=2億円×30%=6,000万円の法人税等

つまり、1億円が投資年度に全額費用に計上=全損扱いとなると、9,000万円‐6,000万円=3,000万円の税負担軽減効果が発生します。

大きいですよね。

■投資1億円が全損となる「経営力向上計画」

投資金額を全損扱いとするには、資本金1億円以下であるなど一定の要件が必要ですが、一般的に下記の2パターンがあります。

1.A類型の証明書が発行される機械装置等に設備投資した場合

2.1に該当しない場合は、B類型の経済産業局の事前確認が必要

上記いずれの場合でも必要な手続きが、「経営力向上計画」の認定です。

経営力向上計画の認定を既に受けられている方は、今回新たに設備投資する内容を記入した変更計画を提出することによって、適用が可能となります。

詳しくはこちらです。

■とはいえこれは永久節税でなく繰り延べ

投資金額の全額が損金になるというと魅力的に感じるかもしれませんが、これはあくまで、いずれ費用計上される減価償却費の先取りであるということも、知っておいて下さい。

つまり、耐用年数10年の機械装置であれば、10年かけて費用化される設備投資金額が、投資年度に先取りで費用化されるということですので、その後には減価償却費が計上されないことになり、そこで取り戻し課税が行われるイメージです。

経営力向上計画を使った全損処理というのは、永久節税ではなく、あくまで税の繰り延べ効果でしかないということです。

それでも投資金額が大きいケースなどでは特に、魅力的だと思いますが。

image by: Shutterstock.com

自民・松野前官房長官の「裏金グルメ天国」国民には地獄?食いすぎ飲みすぎ嘘つき国会議員“脱税メシ”の呆れた実態

原則非課税の政治資金から支払った多額の「会合費」のうち、数万円程度の小額を収支報告書に記載する一方、高級店での飲食代など数十万円単位の高額支出は記載せずに「裏金」で処理していた自民・松野博一前官房長官。訂正後の収支報告書は、グルメ好きも思わず唸る“名店リスト”さながらとなっています。この豪快な飲み食いぶりに関して、メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんは、「事実上、個人が自由に使えるお金だったわけで、本来なら課税対象」と脱税の疑いを指摘。松野氏は毎晩、どこでどんな料理に舌鼓を打ち、いかなる「政治活動」に励んでいたのでしょうか?
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:松野前官房長官の訂正収支報告書が物語る裏金の豪華な使い道

この記事の著者・新 恭さんを応援しよう

岸田総理肝入りの「政倫審」はウソつきの始まり

バカな話である。自民党安倍派のパーティー券販売による裏金作りが、誰の指示でいつから始まったのか、いったん取りやめることになったのに誰が再開を主導したのか、いまだにわからない。

どこかの秘密組織でもあるまいし、党のガバナンスが機能していれば、すぐにでも「かくかくしかじか」でございますと発表できるだろう。

岸田首相の目だってまったくの節穴ではない。側近の情報収集力をもってすれば、派閥の裏金作りの実態などとっくに把握済みのはずである。

しょせん同じ穴の狢ゆえ、都合の悪いことはみんなで隠しておこうというだけのこと。だから、ウソをついてもおとがめのない政倫審とやらを開いて、出席者に都合のいい言い訳をさせ、よけいわからなくさせる。

とにかくその儀式さえ通過すれば、野党が“人質”にとっていた新年度予算を衆院可決、年度内成立に持ち込めると岸田首相は踏んだ。

ところが、審問される立場というのは誰しも嫌なもの。政倫審に出たくない、公開はいやだ、あいつが出ないのなら俺もと駄々をこねる面々がいて、一時は開催すら危ぶまれる事態となった。

困り果てた岸田首相は、俺も出るからお前らも出ろといわんばかりに、呼ばれてもいないのに自ら出席することを決定。

そうなると、いくらなんでも総理の顔に泥を塗るわけにはいかず、しぶしぶ政倫審に出席した二階派の武田良太氏、安倍派の塩谷立氏、西村康稔氏、松野博一氏、高木毅氏は案の定、知らぬ・存ぜぬのオンパレードとあいなった。

松野博一前官房長官に5年で1千万円超の裏金

誰もがメンツのために動いただけの茶番劇。空虚感ばかりが漂うなかで、わずかに垣間見えたのは、裏金で贅沢三昧の日々を過ごす政治家の姿である。

前官房長官、松野博一氏の政治資金の使い方について、枝野幸男議員が質問した一幕。

直近5年間で派閥から1千万円を超える裏金のキックバックを受けていた松野氏は資金管理団体「松風会」の収支報告書を今年2月5日付で訂正した。2020年に315万円、2021年に550万円、計865万円の還流分を記載していなかったとして、その分を増やした収入額に変更。支出については、2020年に11万円、21年に293万円、22年に545万円を増額、そのほとんどは会合費だった。会合といってももちろん、ペットボトルの飲料付きのそれではない。

枝野氏「2022年に突然、松風会の会合費が550万円も増えている。どこからどう出していたのか」

松野氏「会合は、ほぼ毎日あり、そのうち私主催の会合は週1、2回だ。会合費が増えた分は派閥の還流分を使っていたと思う」

キックバックされた裏金を会合に使い、その分を新たに記載して訂正したという。では、松野氏は裏金でどのような会合を開いていたのか。

「裏金を納税するのか、しないのか」2時間54分の国会演説で自民に迫った野党議員「ぼやき漫談」の大正論

前回掲載の記事で、予算案の早期衆院通過を図る自民党への抵抗戦術として立憲民主党の山井和則衆院議員が行った、2時間54分という長時間演説の序盤を紹介した、ジャーナリストの尾中 香尚里さん。尾中さんは今回、その演説の締めくくりまでを取り上げ解説するとともに、毎日新聞で政治部副部長などを務めたメディア出身者として、マスコミに求めたい「気概」を記しています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題「立憲民主党・山井和則、魂の大演説 後編」

【関連】裏金クソメガネの思い通りにはさせぬ。野党議員が自民に2時間54分も聞かせ続けた「脱力系ぼやき漫談」の破壊力

プロフィール:尾中 香尚里(おなか・かおり)
ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。1988年毎日新聞に入社し、政治部で主に野党や国会を中心に取材。政治部副部長、川崎支局長、オピニオングループ編集委員などを経て、2019年9月に退社。新著「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」(集英社新書)、共著に「枝野幸男の真価」(毎日新聞出版)。

野党以上にだらしないマスコミ。野党議員が2時間54分の「ぼやき漫談」国会演説で得た“戦果”も冷笑するのか?

3月1日の衆院本会議で「衆院史上最長」を記録した、立憲民主党・山井和則氏による小野寺五典予算委員長解任決議案の趣旨弁明。2時間54分の演説で特に注目したのは、対立政党から投げつけられるヤジをその場で拾い上げ、当意即妙に「対話」したことだった。

ヤジまで褒める山井氏の胆力

前編で指摘した通り、山井氏の演説のポイントは「予算案の審議は80時間行うことが暗黙のルールなのに、小野寺氏が69時間で審議を打ち切ることを、与野党の合意なく強行した」ことにある。そのことを切々と訴える山井氏に、与党から「早く終われ!」とヤジが飛んだ。

それを聞いた山井氏の長い反論が始まる。

「いや今ね、『早く終われ』とおっしゃるけれど、土曜日(3月2日)に審議とか、採決とかすると言ってるから、私はこうやって言わざるを得ないんでしょうが」

「世の中円満が一番ですよ、円満が。政策では戦う。でも、国民の皆様の幸せのために、合意するところは合意する(のが本来の予算委員会の姿だ)。(そのことが)おかしいと思われる自民党の議員っておられるんですか?おられます1人でも?いないでしょう?いないじゃないですか」

山井氏は議場のあちこちを指差しながら演説を続けた。

「私、難しいこと言ってますか?『80時間(審議を)やろう』と言ってたのを69時間で打ち切ったから、私がこの演説してるんじゃないんですか。どっちが悪いんですか?」

再び議場からヤジが飛ぶ。なんと山井氏はそのヤジを「褒めて」みせた。

「いや今ね、自民党の方、いいことおっしゃった。『80時間やっても(野党は)反対するんでしょ』って。

そりゃあね、賛成、反対はね、私たち考えますよ(反対することもありますよ)。でもね、私が言ってるのは、国会のルールなんですよ、ルール。激しい議論はするけれど、しっかり80時間審議して、賛成、反対の結論をする(結論を出す)。例年80時間議論しているところ、69時間しか審議できなかったら(中略)国会が機能しなくなるんじゃないですか?いかがですか?」

「さっき聞いた!」。またヤジが飛ぶ。山井氏は「『さっき聞いた』って、全然わかってないから、もう1回言わざるを得ないんでしょうが!」と言い返した。

沈む中国が「戦時体制」に移行か?台湾有事に賭け習近平に権力集中、高まる極東の軍事リスク

内外で悲観論が広がる中国経済。中国を売り、日本を買う」と決めた国際社会の決断は以前の記事でお伝えしたとおりですが、窮鼠猫を噛む習近平は、国内の不満を外に向かわせるため危険な賭けに出るかもしれません。これから5月までの間に、台湾周辺の情勢は一気に緊迫する可能性も。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』が、日本周辺における地政学的リスクの高まりについて詳しく解説します。

フィリピン沿岸警備隊に中国船が「体当たり」

このところ、中国船による事故や危険行為が非常に活発化しています。

3月5日、フィリピン沿岸警備隊の船が中国海警局の船から放水され、衝突されるという事件が起こりました。

【新映像】中国船が放水しガラス粉々 フィリピン船員は吹き飛び4人軽傷…2隻で“挟み撃ち”も 「容認できない」と退去要求

フィリピン船は、同国が領有権を主張する南シナ海のセカンド・トーマス礁に座礁させた軍艦への補給任務支援に行っていました。

すると中国海警局の船が放水で嫌がらせをはじめ、さらには衝突してきたということです。

この放水により、フィリピン側には4人の乗組員がケガをしたとのことです。この補給任務で負傷者が出るのは初めてのことだそうです。

台湾でも中国海警局の態度が硬化、緊張高まる

これに先立つこと約3週間前の2月14日、台湾の金門島付近で違法操業をしていた中国漁船が、台湾当局の取り締まりを受けて逃亡、追跡劇の途中で漁船が転覆し、2人が死亡するという事件がありました。

この事件を受けて、中国海警局は金門島付近の海域を航行している台湾の観光船に対して、臨検を行いました。

臨検は30分ほどで終わり、中国海警局は引き上げましたが、乗船していた観光客は、本土に連行されるかもしれないということで、気が気ではなかったとのこと。

中国海警局、台湾の観光船を臨検-漁船転覆事故で対抗か

違法操業していたのは中国側の漁船でしたが、中国人が2人亡くなったことで、中国の態度が硬化しました。

現在もこの事件の余波が続き、金門島付近では緊張が続いています。

3月5日に開幕した全国人民代表大会で李強首相が演説を行い、台湾統一への意欲を示しましたが、昨年使用されていた「平和統一」という文言がなくなっていたことで、この事件が影響しているのではないかという意見もあります。

「独立反対、祖国統一」全人代で李強首相強調 経済面での取り込み図る方針維持か 「平和的統一」文言消え警戒する声も

ただし、現在の中国経済は内外で悲観論が広がっており、また全人代でも強力な経済対策が示されませんでした。

中国全人代開幕:経済再建に向けた強い姿勢は示されず

それだけに、国内の不満を外に向かわせるため、わざと騒動を起こしている可能性も否定できません。

太るのではなかったの?いくら糖質を摂っても痩せている人がいるのはなぜなのか

ダイエット効果が高いとされている糖質制限食。逆に言えば糖質の摂取は肥満につながるということになるはずですが、どれだけ糖質を摂っても太るどころか痩せている方がいるのも事実です。その理由はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では糖尿病専門医で自らも「糖質制限食療法」を実践している江部康二さんが、そんな謎の解明を試みています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題「糖質をたくさん摂っても痩せている人は?」

なぜ糖質をたくさんとっても痩せている人がいるのか

全く糖質制限せず、たくさん糖質を摂取していても、太らないどころか痩せているうらやましい(?)人も一定います。

この人たちはなぜ太らないのでしょうか?

まず基本のおさらいです。

<摂取エネルギーと消費エネルギー>

<基礎代謝量、身体活動量、食事誘発熱産生>

1)

  • 摂取エネルギー>消費エネルギー → 体重増加
  • 摂取エネルギー=消費エネルギー → 体重不変
  • 摂取エネルギー<消費エネルギー → 体重減少

2)通常のカロリー制限食(高糖質食)なら

  • 消費エネルギー=基礎代謝量+身体活動量(運動や家事);食事誘発熱産生(DIT)

3)糖質制限食なら、高糖質食の時には無い

  • 「肝臓の糖新生でエネルギーを消費」→基礎代謝の増加
  • 「高蛋白食摂取」→食事誘発熱産生(DIT)の増加」

が認められる。

1)は生理学的事実です。

2)3)を比較すると糖質制限食の方が高糖質食に比べ、体重が減少しやすいことは明白です。

それでは「全く糖質制限せず、たくさん糖質を摂取していても、太らないどころか痩せているうらやましい(?)人」は、いったいどういうメカニズムいなっているのでしょう。

まず基礎代謝が高い人が、そうなります。

かくいう私も30代までは、炭水化物をいくら食べても太りませんでした。

ラーメンもうどんもご飯もパンもおかずもしっかり食べてましたが体重は不変でした。

医学部で野球部だったので、6年間はかなり運動していて、細身でもそれなりの筋肉量があって、基礎代謝が高かったのだと思います。

いくら食べても体重は学生時代と同じ56-57kgでした。

しかし40代になって、徐々にお腹がでてきて太りはじめました。

これは、十数年間学生時代と同じ体重であっても、運動をしていないので、現実には筋肉量が徐々に減り続けて、脂肪が徐々に増え続けて見かけ上の体重だけが一緒だったのだと思われます。

結局筋肉量が減って基礎代謝が減ったので、同じ摂取カロリーでも、消費カロリーを上回るようになり太り始めたのだと思います。

このパターンが所謂中年太りの本態と思われます。

もう一つのパターンは、インスリンが曲者と思います。

インスリンの分泌が多ければ太ります。

基礎分泌インスリンも追加分泌インスリンも一緒のことで、その分泌量が多いほど太ります。

インスリンが肥満ホルモンたる所以です。

私見で仮説ですが、インスリンは基礎代謝を減らしている可能性があります。

インスリンは同化ホルモンであり、脂肪の分解(異化)を邪魔するので、基礎代謝が減る可能性があるのです。

常々言ってますように、糖質こそが肥満の元凶です。

それは、糖質だけが血糖値を上昇させ、インスリンを大量に分泌させるからです。

脂質は、単独ではインスリンを全く分泌させませんし、血糖値も上げません。

それでは、「炭水化物をしっかり食べても太らない人」とは、基礎代謝が高いタイプ以外にはどんなパターンがあるのでしょうか?

次回に続きます。

(この記事はメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』2024年3月5日号の一部抜粋です。ご興味をもたれた方は、ご登録の上お楽しみください、初月無料です)

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

image by: Shutterstock.com

富士五湖震源の“嫌な揺れ”で「富士山の大噴火」に備えはじめた人たち。心配しすぎ?必要な備え?プレッパーでなくても気になる「噴火Xデーの想定被害」

7日午前5時40分頃に発生した、山梨県東部富士五湖を震源とするM3.6、深さ20km、最大震度2の地震。山梨以外に群馬、埼玉、東京、神奈川、長野、静岡でも揺れを観測した。揺れは震度2と決して大きなものではないが、問題は震源が富士山のすぐふもと富士五湖である点だ。

これにネットユーザーが即反応。「富士山噴火?」「とうとう出たね。。。」「首都直下と富士山噴火と南海トラフ3連動なら日本終了」など、この地震から“富士山噴火”を連想する人が多数見られた。しかし言うまでもなく、今回の地震が富士山噴火の前兆という根拠はどこにもなく気象庁も現時点でそのような情報を発表する様子はない

このような状況下で浮上してくるのが、地震を巡る不確かな“予言”。数々の予言を的中させたとするインドの男性預言者が、「24年4月までは特に日本で大きな地震が起きる可能性が高い」と予言しているが、科学的証拠などまったくなく、ましてや富士山噴火の根拠にもならない。ちなみにこの男性、「23年の10月28日から30日の間に日本で大地震が起こる」というピンポイント予言は見事に外している。

しかし、歴とした火山である富士山の噴火が“絵空事”かといえば、それはNOだ。今回の地震に関係なく、噴火はいつあってもおかしくない。そのような状況にあって、私たちが事前にできる準備はないのだろうか。

世界で増殖する「プレッパー」と呼ばれる人々

防災に関する記事を多く作成してきたというネットニュースサイトの40代男性デスクによると、「プレッパー」なる人々が存在するという。ウィキペディアによると、「自然災害や経済恐慌などで発生するカタストロフィに対処するため、生存術や物資の備蓄、避難訓練などに日常的に取り組んでいる人」で、その名称は「『prepare(準備する、備える)』に由来し『備える人』を意味」しており、「自力で生き延びることを信条としている」という。

「私がプレッパーについて調べた際にたどり着いた記事には、『世界はゾンビの集団に襲われて滅亡する可能性があり、彼らの襲撃に備えて食料や武器を備蓄している』というプレッパーが紹介されていました。『それくらいの準備をしておけば大抵のことに対応できる』と話していたのが印象的でしたね」(ネットニュースサイトの40代男性デスク)

アメリカだけをとってみても数百万人のプレッパーがいるとされるが、中には自宅の地下に核シェルターを作る、自給自足生活を可能にするために農場や牧場を所有する、インストラクターに銃の扱いを学ぶという“ヘビー”なタイプもいるという。国土が広く銃の保有が認められているアメリカならではといったところだろうか。

【関連】第三次世界大戦に本気で備える「プレッパー」たちを知っていますか

当方でも調べてみたところ、アメリカでは「PrepperCon」なるイベントも開かれていたこともあり、銃などに並んで湯沸かし器や園芸用品が展示され、バーチャルの銃撃戦や台風などの災害体験もできたという。

そんなプレッパー、日本でも珍しい存在ではなくなっていると、50代のテレビ関係者は話す。

「中部地方の放送局さんなんですが、22年の段階で『プチ・プレッパー』として“防災主婦”なる方を情報番組で紹介しています。700リットル分の水や大量の缶詰などの食料などを備蓄していて、水も電気も使わずに自宅にあるものだけで被災生活体験もしているとのことでした。きっかけは東日本大震災だったと話していましたね」

さらにそのテレビ関係者によると、コロナ流行時に水や食料の備蓄やカセットコンロを買い込みそのままの状態をキープしているという家庭も多いとのことなので、そういった意味では日本でも、「プレッパー」という単語やスタイルも普及中とも言えるだろう。事実、「備蓄系ユーチューバー」と呼ばれる人々も増加しているという。

首都東京を機能不全に陥らせる富士山の噴火

では、富士山の噴火が実際に起きた場合、中部地方や関東周辺はどれだけの被害が想定されるのか。前出のネットニュースサイトの男性デスクは話す。

「内閣府は富士山ハザードマップを公表していますが、1707年の宝永噴火以来300年以上も沈黙している富士山がいざ噴火した場合の被害は甚大です」

【関連】富士山ハザードマップについて(内閣府防災情報)

「中でも衝撃的なのは、ハザードマップの7ページ目にある『応永噴火の降灰分布図』で、富士山周辺では3m、東京都心でも0.5~8cmの灰が降ったとされています」(同前)

富士山噴火を扱ったこちらの記事によれば、大量の火山灰は上空20kmまで吹き上げられ、風に流され広がってゆき、噴火数時間後には東京に到達。道路は灰がつもり通行止めとなり空港は閉鎖され、鉄道もストップし首都機能は麻痺するという。

「たった8cm」と思う向きもいるだろうが、首都を完全に機能不全に陥らせるには十分な降灰なのだ。さらに上掲の内閣府による富士山ハザードマップの8ページ目には、宝永噴火と同じ規模の噴火が発生した場合、「噴火中の降雨等の状況や噴火後の河川の出水等の状況により約1兆22,000億円~約2兆5,000億円規模の被害総額も予測されるとの記載もある。

【関連】富士山ハザードマップについて(内閣府防災情報)

あまりに甚大に過ぎる被害だ。

「プレッパーではない人々」の備えとサバイバルマニアのお勧め

このような状況下で、現在「プレッパー」ではない一般の国民は今、どのような備えをしているのか。ネット上にはこんな書き込みがあった。

《水がヤバそうだから風呂のお湯は洗う直前まで張ったままにしてる》

《小型ソーラーパネル買ってあるけど、灰で太陽が隠れたらアウトか》

《ホムセンで売ってた持ち出し袋はある。でも何が入ってるか確認してない》

中にはこんなポストも。

《ヤバいかなとは思うけどとくに何もしてない。東京は首都なんだし国が威信をかけてすぐに復旧させると信じてるし》

一方、サバイバルマニアによる揃えるべき防災グッズを投稿したポストもある。

《灰から実を守るために使い捨ての防塵マスクとゴーグルがあれば心強い》

《普通のミネラルウォーターではなく災害備蓄用の水なら5年保存できる》

《LEDランプがついてる大容量のモバイルバッテリーは予備照明としても使えるからおすすめかな》

前述のように、気象庁は現時点で今回の地震と富士山の噴火との関連性について発表はしていない。しかし富士山が火山である以上、いつ噴火してもおかしくはないのも事実だ。その被害想定を頭に入れ、日本版プレッパーのような生活を試みてみるのも悪くはないのかもしれない。