学校の勉強さえデキていれば良い時代は終わった。AIが台頭するいま「学歴」より大切なモノ

今や人工知能(AI)の発展により、使えない人間はどんどん社会から取り残されてしまいます。今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』では、著者の石川和男さんが、会社員でもフリーでも「社会から淘汰されない人間になる」ためのコツについて伝授しています。

サラリーマンもフリーランスも使えない人は淘汰されてしまう!

新型コロナウィルス発生から早3年。

テレワークの普及による在宅勤務の増加。副業解禁や独立の加速など、働き方は大きく変わっています。

AI導入により、中間管理職の人数はますます削減される予想に加え、日本企業は少子高齢化に伴う年金問題によって、社会保険料の会社負担分が年々増えています。何が言いたいかというと、企業はそれだけの負担額に見合った人材を求めるということです。

これは企業だけではなく、個人で仕事をしているフリーランスにも該当します。むしろフリーランスのほうが、優秀な人の取り合いは激しくなっています。

これからのビジネスパーソンは、今まで以上に「リーダーシップ」「専門的能力」「クリエイティブ能力」が求められています。

知識しかなく応用できない人、指示待ちで依存型の人、コミュニケーション能力が低い人なら、AIのほうが役立つからです。

仮に同じ能力だとしても、AIは、健康保険料や厚生年金、雇用保険などがかかりません。パワハラ、セクハラなどのトラブルも発生せず、文句も愚痴もいわず24時間働きます。仕事の処理能力が同じなら、人間はAIに負けてしまうのです。

時代の変化に合わせて、仕事のやり方や目的をバージョンアップすること。そうしなければ、現状維持することすらできません。

その手段が、仕事の効率化にいる業務量の削減です。前年の仕事より成果を上げなければ会社は衰退します。そのために、徹底的に効率化を図り、前年以上の仕事をする必要があります。

「前年と同じなら現状維持では?」と思うかもしれませんが、前年と同じでは衰退なのです。なぜなら、例えば社員が20人、入れ替えな しに1年経てば、昇給分の人件費が昨年より増えます。成果が同じなら、人件費の増加分、費用が増加し、利益が下がり、衰退することに なります。

現状維持するために、管理を徹底してコスト削減に努める。それが会社で考えられる第一の手段です。

そのうえで、仕事を増やす。もちろん、何も考えずに増やすわけではありません。

新たな方針を策定したり、未来のために必要な投資を検討したり、組織の意識革命を目指したり、いずれにせよ、現在とは異なる新しい仕事を生み出す必要があります。

今の時代、すべてのビジネスパーソンに創造する仕事が望まれています。新卒であろうと、仕事の生み出していく能力、つまりクリエイ ティブ能力を養わなければなりません。

フリーランスとして動画編集などの作業を請負う仕事も同様です。

AIに使われる側になるか、AIを使う側になるかで人生は変わります。仕事を作り出している限り、AIを使う側になります。

誤解を恐れずにいうと、学習能力が高いだけの人、成績優秀な人、高学歴な人、つまり今まで優秀だといわれていた人たちの時代は終わりました。

学校の勉強には「答え」があります。今までは、その答えを見つけるだけでなんとかなりました。そして、ルーチンワークや過去の仕事 を踏襲できる能力、上司から指示されたことを指示通りに効率的にできる能力がよしとされていました。

しかし、今の時代ーー(メルマガ 石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』2023年12月14日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

この記事の著者・石川和男さんのメルマガ

image by: Shutterstock.com

EUとの相違点ばかり強調。いつまでも“的外れ”な日本メディアの中国分析

12月7日、欧州連合(EU)のミシェル大統領とフォンデアライエン欧州委員長が北京で習近平国家主席と会談。多くの日本メディアが、中国とEUの相違点やイタリアの「一帯一路」離脱による中国の焦りに注目するなか、別の見方を示すのは、中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂聰教授です。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、習近平氏がEU首脳に語った内容が、2014年から大きく変わっていないと解説。加えて、会談を見守るグローバルサウスを意識する強かさもあるとの見方を伝えています。

欧州連合(EU)との首脳会談で歩み寄っても、なお残る中欧関係の不安定材料

世界最大の発展途上国と世界最大の先進国の連合体の会談。習近平国家主席は中国とEUをそう位置付けた後に、訪問したEUのシャルル・ミシェル大統領とウルズラ・ゲルトルート・フォンデアライエン欧州委員長にこう語りかけた。
「中国と欧州には世界にさらなる安定性をもたらし、発展により推進力を与えるために共同して取り組む責任がある」

以前の記事でも触れたように、中国はアメリカに対峙するのと同じく中欧関係でも、その好悪を「世界を安定させる責任」とリンクさせることで、対立からの回避をはかろうとしている。

このロジックに従えばアメリカが仕掛けるデカップリング(経済切り離し)や封じ込めの動きは、世界経済に与える負の影響を無視して競争に拘泥する自分勝手な行動となる。つまりデカップリングに同調するEUも自動的に世界経済を顧みない連合体となるというわけだ。

習の呼びかけは会談相手に向けられたものでありながら、一方で会談を見守る世界、とりわけグローバルサウスに向けたアピールにもなっているのだ。対米、対EUで大きな進展が期待できないなかで行われる首脳会談。そこでも外交のポイントをきっちり獲得しようとする中国の強かさが垣間見えるのだ。

今回の会談を報じた日本のメディアは、相変わらず欧州側が膨らみ続ける対中貿易赤字や中国政府の補助金を受けた中国製電気自動車(EV)に対する不満など、相違点を強調する内容だった。イタリアが「一帯一路」からの離脱を正式に伝えたことを受け、中国が何とかEUを繋ぎ止めようと焦っている、という見立ても目立った。

しかし、習政権の受け止め方は概して落ち着いていた。習はミシェル、フォンデアライエン両氏の昨年末からの訪中に触れ、「中国と欧州の戦略、経済貿易、グリーン、デジタル分野のハイレベル対話が豊かな成果を収め、中国・欧州関係に揺るぎなく発展する良好な勢いが現れた」と位置付けた。少なくとも悪化へと向かうとは考えていないようだ。

一方のミシェル、フォンデアライアン両氏も「EUは中国との関係を非常に重視しており、中国との分離を望まず、中国との長期的で安定した、予測可能かつ持続可能な関係を発展させることを期待している」と応じ、対立が強調されることはなかった。

この記事の著者・富坂聰さんのメルマガ

新しい価値が出始める30年後、あなたの会社はどうなっていると思う?

一昔前よりも起業のハードルは低くなり、多くの人たちの興味を引いています。今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者土井英司さんは、起業において一番大事なことはなにかを教えてくれる一冊を紹介しています。

【未来のビジネスのための新基準】⇒『2050年を生きる僕らのマニフェスト』

71WkHjuloEL._SL1500_

2050年を生きる僕らのマニフェスト

ヤンシー・ストリックラー・著
久保美代子・訳 早川書房

こんにちは、土井英司です。

起業において一番大事なことは、一体何でしょうか?

資金、優秀な人材、ビジネスモデル、優れた商品、営業ノウハウなどなど、大切なことは山ほどありますが、一番大事なことは、おそらく世界を変える、新しい「思想」や「基準」なのだと思います。

何に挑戦するかがわかっていれば、必要なものは自ずとわかる。

長くビジネスをする上で必要なエネルギーだって、湧いてくるはずです。

本日ご紹介する一冊は、クラウドファンディングの先駆けとして、累計金額76億ドル(約1.1兆円)のプロジェクト支援をしてきた、キックスターターの共同創業者&元CEO、ヤンシー・ストリックラーによる、起業家のための思想書。

「利益最大化」を旨とするこれまでの価値観を見直し、新たな価値観に従って経営するための具体的方策を示した、画期的一冊です。

著者は、キックスターターを立ち上げた時、周りの人々から、こんな反応をされたそうです。

「赤の他人にお金を出そうとする人なんていないよ。世の中そんなに甘くないって」

「プロジェクトに金銭的な利点が欲しいね。世の中そういうものでしょ」

著者は、この「世の中そういうものでしょ」を無視することで、この画期的なサービスを始めるに至ったと言います。

著者の声を聞いてみましょう。

「誰かがどれほどお金を儲けられるかによって、あるアイデアの存在が正当化される世界とは、なんと窮屈な世界だろうか。そんな世界から自由になりたかった。『世の中そういうものでしょ』を無視することで、僕らは世の常を超えた向こう側のことを考えられるようになった」

ではどうすればわれわれは「利益最大化」の呪縛を超えて、価値あるビジネスができるようになるのか。

著者は、ここで松下幸之助の言葉と、著者が「ベントー」(日本の弁当に由来する)と呼ぶ、4象限のマトリックスを紹介しています。

現在の自分、現在の自分たち、未来の自分、未来の自分たちという4つのマスで考えると、今すべきことや未来に遺したい価値がよくわかる。

利益や経済自由の先にある世界を見たい方に、ぜひおすすめしたい内容です。

なぜ、現役精神科医はストレスを「悪いもの」とは思わないのか?

ストレスを感じた時、成長できる人と弱ってしまう人がいますよね。なぜ、その差が起こるのでしょうか。今回のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では、著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、そんな「ストレス」について語っています。

ストレスで成長できる人と、ストレスで弱っていく人の差

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしですか?

さて、人生にはピンチがつきものです。

しかし大変なこと、イヤなことが起こったときに思い出していただきたいのは

「ピンチはチャンスになる」

という言葉です。

多くの人にとって、月並みに聞こえるかもしれません。

しかしこれは真実だと、僕自身思っています。

■ 新しいソフトに出会えた話

たとえば僕は、仕事の中で原稿の執筆等をよく行います。

執筆において、「変換システム用ソフト」「テキスト打ち込み用ソフト」というように使い分けをしています。

そしてあるソフトを使って執筆作業を行っていたところ、不具合が生じてしまいました。

不便を感じ、困ってしまったため、別のソフトをネット上で探し始めました。

すると、不具合の生じない新しいソフトを見つけることができました。

しかもそのソフトはすごく動作が軽快で、他にも便利な機能があり、以前よりもかなり作業効率がアップしたのです。

もし、今までのソフトが不具合を起こさなければ、同じものを使い続け、新しいソフトに出会うことはできませんでした。

不具合を起こしたことは面倒かつ大変な経験でしたが、それによりもっと良いソフトを見つけることができたんです。

これは僕自身、面白い経験だなと感じています。

ダメ出ししてくる「嫌いな上司」の言うことに耳を傾けるべきか?

嫌いな人や苦手な人に言われた言葉を素直に受け取ることって難しいですよね。今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、ご自身の体験をもとに「間違えた取捨選択をしないように」と話しています。

嫌いな上司や苦手な相手から言われた言葉は「取捨選択」を間違いやすい

人材育成やマネジメントにおいては、基本的に頭ごなしのダメ出しはNGです。

言う相手との信頼関係が整っている状態であれば、ダメ出しも決して悪くはありません。

相手も「この人が言うことなら」と聞く姿勢が整っているために、ダメ出しをしても聞いてもらえて信頼関係も崩れにくい。

ですが、ほとんどの場合でそうならないことの方が多いので、なるべく頭ごなしのダメ出しは避ける方が良いわけです。

ただこれはダメ出しをする上長側の話であって、受け取る側(される側)は注意が必要です。

というのは、たとえ信頼関係の整っていない相手からのダメ出しだったとしても、言っていること自体は意外と的を射ていることは少なくないからです。

それを感情的な「嫌い」「苦手」という意識だけで排除してしまうのは、もったいないこともあるんですね。

実際僕もこういう経験は何度もありました。

「正直この人苦手だな」

「この人の言うことってあまり聞きたくない」

そういう関係性の上司やトレーナーにはこれまで何度も出会ってきました。

当時の僕はまだ(多分)ギラギラしていて、他の誰かにアレコレ言われるのがあまり好きではなかったこともあるでしょう。(お恥ずかしいですけど)

だから、「それじゃダメだよ」とダメを出された時にも、「なんであんたにそげんこと言われんばいかんとや(佐賀弁)」と思っていました。

悪質な脱税集団「安倍派」パー券ウラ金をポッケに入れた自民党議員の名前&金額リスト

文春オンラインが西村康稔経産相の政治資金「架空パーティ」開催をスクープするなど、国民からの自民党への信頼を地に落とすこととなった安倍派の政治資金パーティー券を巡る裏金疑惑に関連する新事実が連日のように報じられています。リクルート事件以上の大疑獄になるとの見方もありますが、当問題はこの先、どのような展開を見せるのでしょうか。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、政治資金パーティーを悪用し続けてきた安倍派の悪質さを詳説。さらに東京地検特捜部が全国の検察に応援を要請し、捜査本部を立ち上げた意味を解説しています。

極めて悪質。組織ぐるみで裏金づくりに励んだ脱税集団「安倍派」に迫る捜査のメス

企業・団体による政治献金は、「自民党」や「立憲民主党」などの政党への献金は認められていますが、政治家個人への献金は政治資金規正法で禁止されています。しかし、主に自民党の政治家は、2つの裏技を使ってこの法律の抜け穴を悪用し、企業・団体献金を自分の懐へ入れ続けています。

その1つが「迂回献金」です。自民党の政治家は国会議員だけでなく地方議員も、活動実態のない政党支部を作り、その窓口で企業・団体献金を受け付け、それを自分の政治資金管理団体へ迂回させ、ポケットに入れています。たとえば、麻生太郎議員の場合は、自身が代表をつとめる「自民党福岡県第八選挙区支部」で企業・団体献金を受け付け、それを自身が代表をつとめる政治資金管理団体「素淮(そわい)会」へと迂回させ、毎年、数千万円から1億円超の違法献金を手にしています。

客の出したパチンコやパチスロの出玉やメダルは、店内の景品カウンターで現金に換金すると賭博行為になってしまうため、そのホールは警察の手入れを受けてしまいます。しかし、店内の景品カウンターで、いったん「換金用の景品」に交換し、その景品を客が店外の別の窓口で現金に換金するなら、ワンクッションあるからOK…というのと同じ理屈です。

で、もう1つの抜け穴と言うのが、現在、自民党の「安倍派」を中心に絶賛炎上中の「政治資金パーティー」です。派閥ごとに行なわれている政治資金パーティーは、派閥の収入の8割を占めるほど利益率の高い集金イベントであり、これ自体は違法ではありません。パー券は1人2万円、飲み物は良くて瓶ビール、酷いケースでは「水と乾き物だけ」というパーティーもあります。

その上、たとえば1,000人のパーティーで1,000枚のパー券が完売したとしても、実際に出席するのは500人ほどなので、用意する飲み物や食べ物は半分で済みます。スタッフも若手議員が駆り出されるので、支出は会場代くらい。まさに「濡れ手に粟」のボロ儲けです。

そんな主催者側にとって美味し過ぎる政治資金パーティーですが、自民党の各派閥では、所属議員の当選回数や過去の役職などによって、パー券の販売ノルマを設定していたことが分かりました。今回、桜田義孝元五輪相が、「パー券のノルマ300枚が厳しいから」という理由で、所属していた「二階派」に退会届を提出したと述べました。桜田議員と言えば、失言の連発で一瞬のうちに五輪相を辞任しましたが、それでも当選8回の大ベテランで大臣経験者なので、幹部クラスのノルマは仕方なかったかもしれません。でも、毎回の600万円は厳しかったのでしょう。

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

ネトウヨの呪文「安倍さんは奇跡」。櫻井よしこの質問に百田尚樹が驚愕のアンサー

安倍晋三元首相を崇め、現在の自民党政権を蛇蝎のごとく忌み嫌う日本保守党やその界隈の面々。そんな彼らが『月刊Hanada』誌上でまたも理解に苦しむ見解を披露したようです。今回のメルマガ『小林よしのりライジング』では、漫画家・小林よしのりさん主宰の「ゴー宣道場」参加者としても知られる作家の泉美木蘭さんが、『月刊Hanada』に掲載された百田尚樹、有本香、櫻井よしこ各氏による鼎談の模様を紹介。自己矛盾を迂回するために彼らが用いる「例外的奇跡的手法」を取り上げています。

『月刊Hanada』ウォッチ。百田尚樹、有本香、櫻井よしこ鼎談「安倍さんは奇跡」の異常

河野太郎からブロックされて喜んでいる月刊「Hanada」、今号の目玉記事は、百田尚樹、有本香、櫻井よしこの「日本保守党は王道を歩む」という鼎談だ。

日本保守党は、永田町においてはやはり話題にもなっておらず、まったくの無風らしいが、「Hanada」にとっては自誌の売り上げにつながる話で、今号もしゃかりき!党費を払って党員になった人数が、現在5万4,000人と発表されているから、ますます抱き着かない手はないと考えているのだろう。

といっても、百田と有本は毎号同じことばかり主張していてもう読み飽きたし、新情報と言えば、武田邦彦を生放送に呼んで参政党の悪口を聞いたとか、神谷宗幣から「参政党の乗っ取り工作を仕掛けられている」という妄想を披露されたとか、ネット上のアホないざこざばかり。

そんな中、Hanadaが企画したのは、「減税日本の河村たかしとは、政治的主張の異なるところが多そうだけど、大丈夫なのか?」という疑問に対して、河村たかし抜きで説明するというものである。

河村と協力体制を築いたことによって、日本保守党の重点政策には「旧宮家との養子縁組実現」と並んで「名古屋城天守閣の木造復元」が掲げられる珍事となった。

これだけで十分「なんやねんそれ」だが、ほかにも党員たちが潜在的に抱えていた疑念があったらしい。それを払拭して理解を広めたいなら、河村と百田の対談記事を出せばいいと思うのだが、登場したのは、櫻井よしこであった。

櫻井は、河村が民主党の流れをくむリベラルで、国旗国歌法に反対していると指摘した。

すると、有本がすかさず「河村さん自身が国旗に敬意を払えないとか、国歌は歌わないということで反対したのではない」とフォロー。「戦争で苦しんだ民間人への救済もしていないのに、なにが国旗国歌法だ」という意味での反対なのだと代弁した。

…ん?

狐につままれたようでわけがわからなくなったが、民主党時代、衆院議員だった河村は、国会で「『君が代』の解釈も含め、21世紀の日本にふさわしい国歌をさらに検討すべき」と発言している。結局「『君が代』はイヤ」という感覚なのでは?

たぶん、日本保守党とはすごく相容れないと思うのだが、さらに百田がつづける。

百田 「私が『国家国旗法に反対するのはおかしいですよ』と懇々と言ったら、河村さんは黙っていましたね」

 

櫻井 「河村さんは、今後は国旗と君が代を大事にするということですか」

 

百田 「当然です」

それ、ほんとかぁー!?

懇々と言ったのに黙っていたんだから、納得していないようだと考えるのが普通では……。

河村の主張もいま考えていることもよくわからないが、勝手に「あの人は国旗と君が代を大事にする」と断言して、大丈夫なんだろうか。

この記事の著者・小林よしのりさんのメルマガ

深田恭子の破局原因となったTシャツ忘れ男“40代演出家A”、蘇る彼とロケ地で遭遇していた8年前の記憶

実業家との「破局」が報じられた女優の深田恭子。その原因は40代の演出家を部屋に入れ、彼がTシャツを忘れたことを告げるLINEだったと報じられました。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、深キョン主演ドラマのロケ現場でA氏と接近遭遇していた記憶を蘇らせると共に、演出家と女優の恋愛スクープの難しさを明かしています。

深田恭子の恋愛事情に初登場した演出家で蘇る、8年前の厳寒ロケ

“美し過ぎる41歳”、深田恭子の恋愛事情を『女性セブン』を筆頭に各メディアが伝えています。

新たに登場したのは演出家A氏です。

深田が2年半ぶりに出演した地上波連続ドラマの演出家が2人の怪しい関係を“匂わせ投稿”したり、結婚間近と言われていた実業家との決定的な破局理由が、このA氏が深田の部屋に忘れていったTシャツを「Tシャツ、大丈夫?」とLINEした事だったとか…。

A氏が担当したこの連ドラで、深田はアラフォーのキャリアウーマンを演じたわけですが、私も個人的には、このドラマに賭ける彼女の何か覚悟しているような思いが伝わってくるように感じていたものでした。

関係者は「テレビ離れ、ドラマ離れと言われている今、平均視聴率6.4%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)は大健闘ですよ」と話してくれました。

さて、深田の恋愛事情に初登場したA氏の資料写真を眺めながら、私はしばらく自分の記憶を辿ってみました。

気が付いたのは8年前、深田が主演のドラマでこのA氏と接近遭遇していた事実でした。

今思えば…ですが、印象的なA氏に当時の記憶が蘇ってきます。

和牛の電撃解散は「予言」されていた…実力あっても“慢心”がアダに。なぜ、お笑いコンビは“熟年離婚”するのか?

年末恒例の『M-1グランプリ』決勝を前に、お笑い界から衝撃のニュースが飛び込んできた。15年から5年連続でM-1の決勝進出を果たし3年連続で準優勝、漫才に新たな風を吹き込んだ人気お笑いコンビ「和牛」が来年3月に解散すると…

Details

なぜ「メルカリ」はここまで成長したのか?原動力になった「5つの要因」

今や生活の中で欠かせない存在となっているフリマアプリ「メルカリ」。中古市場を新たに開拓したメルカリはなぜここまで成功したのでしょうか? 今回のメルマガ『理央 周の売れる仕組み創造ラボ【Marketing Report】』ではMBAホルダーの理央さんが、新しいことに挑戦してきたメルカリ成長の理由について「5つの要因」をあげて解説しています。

【売上アップ】には準備が必須。メルカリに学ぶ「市場の創り方」

先日、メルカリが開いた、ファッションショーが話題になっています。

以下の日本経済新聞の記事によると、(以下引用)

「おじいさんのジャケットを利用しています」。東京・渋谷では11月24日、あるファッションショーのランウエーを若い男性モデルが歩き、こんなアナウンスが流れていた。フリマアプリのメルカリが開いた「新作ゼロ」のサステナブルファッションショーの一幕だ。

メルカリが開いた古着や手持ちの服でのファッションショー(11月24日、東京都渋谷区)ファッションショーと言えば、新たなデザインを披露する場だが、メルカリのファッションショーは文字通り新作がゼロ。メルカリで購入した古着やモデルの手持ちの服をプロがコーディネートし、生まれ変わらせる。

モデルは一般の若い男女、子供やその親だ。レトロ感覚のあふれるアウターや定番のチェック柄のマフラーなどを上手に着こなし、コーデもアイテムも全く古びて見えない。冒頭の祖父から継いだ年代物のジャケットも落ち着いたグリーンの配色で、「今年のモデル」と紹介したとしても違和感はない。

この新作ゼロのショーは、メルカリが力を入れるイベント「グリーンフライデー」の一環だ。(引用以上)

と、エシカル消費、環境への配慮、規模の経済やI T・A Iの浸透へのアンチテーゼなど、今の時代のトレンドに、とてもマッチしています。

私も大学院生たちと話していると、堅実な考えを持っていて、「将来のことへも真剣に取り組んでいて、私の過ごしたバブル世代とは大きな違いだな」と感じます。

メルカリは、なぜここまで伸びたのでしょうか? いくつかまとめてみます。

1.ユーザーフレンドリーなプラットフォーム
誰でも簡単に使用できる使い勝手のいいアプリ

2.リユース文化を追い風にしたこと
中古品の売買を身近にしたこと

3.持続可能な消費を推進
SDGsに代表される環境志向の高まりが追い風に

4.安全な取引システム
信頼できる取引システムで、ユーザーの不安感を解消し、安心感を高めた

5.多様な商品の提供
あらゆる種類の商品が取引され、消費者の幅広いニーズに応えている

これらの要因が合わさって、メルカリが新しい市場を創造できたのです。それが成長する原動力となりました。

こうやって整理してみると、外部環境の動向をしっかりと捉えて、適切な打ち手を打っていることがわかりますよね。

この記事の著者・理央 周さんのメルマガ