コロナ特措法巡り立憲内で論争勃発。枝野代表に山尾氏「ずさん」

新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正をめぐり、改正案に賛成する方向の立憲民主党執行部と「私権制限」を懸念する所属議員との間で見解がわかれ、SNS上で論争になっていると、毎日新聞産経新聞などが報じた。


ツイートで論争

山尾志桜里衆院議員は、特措法に関する枝野幸男代表のツイートに対して「賛成から逆算しているせいなのか、かなり杜撰(ずさん)なので問題点を指摘します」と投稿。「もちろん今日12時からの会議でも発言しますが、時間がないし国会議員の腰がひけまくっているので、皆さんにまずシェアします」と続けた。山尾氏がずさんだと厳しく言及した枝野氏のツイートは以下である。

枝野代表のツイート





山尾氏のツイート

山尾氏は、緊急事態宣言に踏み切る際の「国会の事前承認」を改正案に盛り込むよう訴え、修正されないようであれば反対すべきだと主張した。党内からも、何か「歯止め」となるような策が必要だという声も多くあがっている。





枝野氏「緊急事態という言葉に振り回されないで」

山尾氏のツイート投稿後、枝野氏も再度ツイート。平時に比べて緊急事態の際の私権の制約が大きくなっていることを認めた上で、「一般の国民の皆さんに関係しうるのは、みだりに外出しないという要請にとどまります」とし、デモや集会そのものを規制できる規定や報道や放送、表現に関しての規制などの改正は提案されていないと説明。「緊急事態」という言葉に振り回されないよう呼びかけた。

しかしなぜ、枝野氏と山尾氏はSNS上で議論を行なったのか。本来なら党内で直接議論し、意見をまとめるべきことではないのだろうか。ここにきて、最大野党の立憲民主党の中で不協和音が鳴り響いている。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:毎日新聞産経新聞

image by: 立憲民主党HPMukimuki52 / CC BY-SA

養子縁組も解消か?ゆうこりんこと小倉優子に2度目の離婚危機

「ゆうこりん」の愛称で親しまれているタレントの小倉優子(36)が、再婚2年目の歯科医の夫(46)と別居していることがわかったとサンケイスポーツが報じた。

妊娠を知りながら家出

サンケイスポーツによると昨秋、東京都内で歯科医院を営む夫が、小倉に芸能界引退を頼んだのがきっかけになった。これまでストイックに仕事に打ち込んできた歯科医の夫は、歯科医仲間の間で「アイドルをゲットした」などチヤホヤされるのが苦痛だったという。歯科医の奥さんも専業主婦が少なくなく、周囲の生活を聞いているうちに小倉の芸能界引退を望むようになったとしている。小倉は仕事の継続を熱望したが、夫は結婚1周年記念日である昨年のクリスマス直前に突然家を出たという。小倉は現在妊娠5ヵ月で、小倉の妊娠を知った上での別居だったらしい。

離婚と養子縁組解消

何度も連絡を入れた小倉に届いたのは、前夫との間に生まれた2人の息子との養子縁組解消と離婚を求める書類だったという。2月中旬には夫の弁護士同席で面会したが、離婚の意思を曲げず、赤ちゃんにも会いたくないとの主張を曲げなかったとしている。

女性セブンの取材によると、小倉の所属事務所は「(小倉の夫は)小倉の自宅近くに別宅を借りて住んでいます。いま、関係修復に向けて話し合いを進めていると聞いております」と回答したという。

イタリアで新型コロナ感染者1万人越え。医療崩壊で感染拡大

イタリアの新型コロナウイルス感染者の増加が止まらない。イタリア保健省は10日、新たに977人の感染が確認されて1万149人となり、感染者が1万人を超えたことを明らかにした。中国に次いで世界2番目の多さとなる。イタリア政府は全土で不要不急の外出を控えるよう求める措置を打ち出すなど、新たな対策が感染の封じ込めにつながるか注目されている。

イタリア感染者1万人越えは世界ワースト2位

感染者が1万人を超えたイタリア。死者は一日で過去最多となる168人増え、631人に達した。コンテ首相は9日、封鎖を国内全土に広げると発表。やむを得ない移動を除き、10日から来月3日まで、集会やスポーツの試合も全て禁止された。各地では混乱も起きていて、受刑者と家族の面会が禁止された刑務所では、20カ所以上で受刑者家族を巻き込んだ暴動が起き、6人が死亡したとテレビ朝日が報じている。

一体、なぜイタリアでここまで感染が拡大してしまったのか?その背景には、医療スタッフの不足が関係しているようだ。

イタリアは欧州連合(EU)が求めた財政緊縮策として医療費削減を進め、医療機関を減らしてきた。その結果、過去5年の間に約760の医療機関が閉鎖し、医師5万6000人、看護師5万人が不足しているという。政府は引退した医療関係者の現場復帰を呼びかけ、軍事施設の活用など対策を急いでいる。

加えて、深刻なのが医療体制。AP通信はロンバルディア州では医師と看護師の10%に陽性反応が出て隔離されていると伝え、「病棟の半分以上の医師が感染」と報じた現地メディアもあるという。また、自らの感染を恐れて、個人医院の多くが休診している。

麻生節に賛否両論「武漢ウイルス」「消費税の話をしたのではない」

麻生太郎財務相は10日、新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の混乱やその対策について言及したと、産経新聞など各メディアが報じている。10日の東京株式市場で日経平均株価が一時1万9000円を下回るなどの金融市場の混乱については「為替も株価も神経質な値動きが見られる」と述べ、資金繰り支援などの対策を取る考えを示した。また、新型コロナウイルスの名称について「武漢発のウイルスの話で、新型とかついているが、武漢ウイルスというのが正確な名前だと思う」と麻生節を炸裂させた。


景気悪化リーマン以下

リーマン・ショックの際は市場から現金がなくなって騒ぎになったが、今回の「コロナショック」については「そんなことは起きていない」と述べ、2008年のリーマン・ショック級の景気悪化が起きていないことを強調。改めて、冷静な判断を求めたという。また、主要20カ国の対応については「アメリカを含めてまとまりつつある」と述べたとしている。

緊急対策第2弾の内訳

政府が10日にまとめた緊急対策第2弾では、4308億円の財政措置をとることが明らかになった。内訳は、感染拡大防止策などに486億円、臨時休校で職場を休まざるを得ない保護者への支援などへの課題対応に2463億円、企業の事業活動縮小や雇用への対応に1192億円、WHOなどによる緊急支援への拠出で168億円。

「新型コロナの感染拡大を遅らせても感染者総数は同じ」の大ウソ

新型コロナウイルスを巡って何より心配されているのが、医療現場の崩壊。事実、中国の武漢では医療崩壊により、普段ならば救える命も多数失われたと伝えられています。そのような事態を避けるには、どんな手を打つべきなのでしょうか。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では著者で世界的エンジニアの中島聡さんが、独自に立てたモデルの計算から導き出された「感染拡大速度と感染者数の関連性」を提示。現段階では感染率をいかに下げるかが重要として、そのために一人一人がすべきことを記しています。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2020年3月10日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

感染率と医療崩壊

新型コロナウィルスが通常のインフルエンザと比べて脅威なのは、新種のウィルスであるため免疫力を持つ人がいない上に、有効なワクチンや治療薬がまだ存在しないためです。そのため、急激に感染が拡大した結果、肺炎などを起こした重症者が必要な治療を受けられなくなる「医療崩壊」を起こしてしまう可能性があるのです。

実際に、こんなケースで、どんな形で感染が広がるのかに関しては、様々なところで簡易的なグラフでを見ましたが、実際に最悪の場合ピーク時にどのくらいの人数が同時に感染するかを知りたかったので、自分でモデルを立ててみました。

ネット上に「計算ウイルス学・免疫学の展開」という文献があったので、それを参考に以下のようなモデルを立てました。

  • 感染率 β:一人の感染者が、平均して何人に感染させるか(ただし周りが全員、免疫を持っていない場合)
  • 実効感染率 β’:一人の感染者が、平均して何人に感染させるか(免疫を持った人を考慮した感染率)
  • 感染者 n(t):日時 t における感染者数
  • 人口 N:その国の人口
  • 免疫確保社数 M:一度感染して、免疫を獲得した人の数

とした場合。

  • β’ = β * (1 – M / N)

  • n(t + 1) =n(t) * β’

が成り立つと予想できるので、n(0)=1(一人の感染者)、N=1億人として、n(t)を感染率βを変化させてプロットすると、色々と面白いことが分かります。

下のグラフは、感染率が1.8(青)の場合と1.3(赤)の場合を比較したものです。

nakajima20200310-1

感染率が1.8だと、ピーク時には感染者数が1,500万人に増えてしまい、これでは医療崩壊は免れません。しかし、感染率を1.3に下げると、ピーク時の感染者数は300万人に抑えることが出来ます。

興味深いのは、総感染者数です。感染率が1.8だと、約8,000万人(日本人の大半)が感染することになりますが、1.3だと約4,500万人に抑えられるのです。

とある解説者の「感染拡大を遅らせても、感染者の総数は同じだ」というコメントの信頼性を疑っていたのですが、間違っていることがこのモデルで証明できました。感染拡大のスピードを抑えることは、単にピークを低くするだけでなく、感染者数も減らすことが出来るのです。

ちなみに、医療崩壊が起こると、重症患者が適切な医療を受けられなくなるため、致死率は当然上昇します。仮に通常の致死率を0.1%、医療崩壊が起きた場合の致死率を0.5%と置き、上の総感染者数とかけ合わせると、

  • 感染率1.8:40万人が死亡(医療崩壊有り)
  • 感染率1.3:4万5,000人が死亡(医療崩壊無し)

となります。

1918年~19年のスペイン風邪で亡くなった日本人は39万人なので、医療崩壊が置きた場合は、それに匹敵することになります。

有効なワクチンや治療法が存在しない今の段階では、「どうやって感染率を下げるか」がとても重要です。学校閉鎖などの政府による施策にだけ頼らず、一人一人が、

  • まめに手を洗う
  • 人混みを避ける
  • 具合の悪い時には家から出ない
  • 少しぐらい熱があるぐらいで慌てて病院に行かない

などの基本的なことを地道に実効することが実は感染率を下げる上で(つまり、医療崩壊を避ける上で)とても重要なのです。

米の新型コロナ対策は「日本の後追い」か?在米邦人が明かす現状

アジア圏のみならず、今や全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス。アメリカでも感染者数が爆発的に増加し、当局は対応に追われています。米国在住の作家・冷泉彰彦さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で今回、アメリカの新型ウイルス対策を詳細に紹介。さらにこのウイルスが人類と共存するためにクリアすべき「3つのポイント」について論じています。

新型コロナウィルス問題に関する2つのクエスチョン

今回は次の2つの点について議論してみたいと思います。

「アメリカのコロナ対策は、日本の後追いなのか?」「新型コロナウィルスは季節性インフル同様に『日常化』できるのか?」の2つです。

まず、アメリカの状況ですが、本稿の締め切り(現地時間3月9日・水)時点では、

  • 感染数 603
  • 死者  22
  • 発生州 35(ワシントンD.C.を含む)

という数字、またその一方でサンフランシスコ近海にはクルーズ船「グランド・プリンセス」が停泊中で、感染が発生しているなど日本と類似の進展をしています。では、完全に日本の後追いかというと、そうではなく、少し違った動きもあるようです。気づいた点を箇条書き的に記録しておこうと思います。

1.まず、社会における基本的な認識はアメリカも日本も同じです。このウィルスは、伝染力が高い一方で、多くの無発症者が感染を拡大する危険性があり、かといって全員の検査を行えばデメリットもあることから、様子を見ながら水際作戦と、社会の段階的な閉鎖を行うということで、前提も方法論も日米はソックリです。

2.一方で、連邦政府レベルでは混乱が見られます。CDC(疾病センター)という強力な専門家集団があるのですが、トランプは初動において「危険性の軽視」をするような放言を続けています。また、今回のコロナウィルス感染が起きる前に、そもそもCDCの予算をカットし、トップを更迭するなど非協力的でした。

ですから、ウィルス対策について「過小評価ゆえに消極的」なトランプ政権と、これに対するCDCなど専門家の対立を抱えています。これは日本との比較で言えば、かなり違っています。

一方で、社会的に「こうしたシリアスで専門的な危機」については、トランプのようなリーダーには「期待しない」という姿勢もあります。トランプ自身がペンス副大統領に司令塔を振っていることもあり、当面はこの体制で回るということも言えるのかもしれません。

東日本大震災に「前兆」はあった。地震予測の権威が3.11を再検証

2011年3月11日に日本列島を襲ったマグニチュード9.0という未曾有の巨大地震「東日本大震災」の発生から、9年もの歳月が過ぎました。あの巨大地震が発生する直前、はたして「前兆」といえるような現象はまったく無かったのでしょうか。そして、もし「前兆」と呼べる現象があったとすれば、それを元に新たな巨大地震を予測することはできないのでしょうか。そんな疑問について、メルマガ『週刊MEGA地震予測』の発行者であり地震予測の権威として知られる村井俊治東大名誉教授が取締役会長をつとめる「JESEA 地震科学探査機構」が、あの東日本大震災の「前兆」を再検証。その結果、驚くような直前の異常変動が明らかになりました。

東日本大震災の検証 地震の前兆はあった!!

JESEA地震科学探査機構の取締役会長である村井俊治東京大学名誉教授は、東日本大震災の前にその前兆があったことをこれまでにもホームページなどで報告して参りました。その後の検証を経て新たに判明した前兆を含め東日本大震災の前兆をまとめました。

2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災:M9.0、震度7)が発生、この未曽有の巨大地震は多くの犠牲者と行方不明者を出し、今尚不自由な生活を強いられている方々が数多くいらっしゃいます。経済活動もまだ震災前の水準に戻っていない地域もあります。

あの日から早くも9年という月日が流れました。

地震学ではなく、リモートセンシングの世界的権威が地震予測

村井俊治東京大学名誉教授は、国際写真測量・リモートセンシング学会の会長も務めた「リモートセンシング(遠隔操作による観測および数値処理)」の専門家です。その知識と経験を生かし、測位衛星データの解析による「地震予測」の研究を2002年から行ってきました。

2011年1月、そのデータを見た村井氏は、「これは大変なことが起きる」と察知しましたが、そのことを発信するすべがなく、3.11を迎えてしまったのでした。その科学者としての悔悟の念から、2013年1月17日に株式会社地震科学探査機構(JESEA『ジェシア』)を設立し、本格的な地震予測を開始いたしました。

地震の前には必ず前兆が起きる!!

地震の前には様々な前兆現象が起きます。

その中でJESEAが一番重きを置いて研究してきたのは地殻変動です。

東日本大震災の前にもその前兆現象はありました。

JESEAではこれまでに培った技術を使用して東日本大震災の前兆を再検証しました。

その結果、驚くような直前の異常変動が明らかになりました。

地球は常に動いている!

JESEAでは地殻変動の観測に国土地理院が公開している電子基準点データを使用しています。これは地上2万メートル上空から観測をしているGPSやグロナスなどの測位衛星から地上にある電子基準点に送られてくるデータを言います。

JESEAは2013年に会社を設立して以来、ほぼ毎日電子基準点のデータの挙動を観察し、地殻変動を分析して地震予測に活用しています。利用しているデータは、国土地理院が設置した全国約1300点の電子基準点のアンテナ・受信機により記録されたデータです。記録されたデータは地球の中心(重心)を原点とした座標系のXYZに変換されます。つまり電子基準点の正確な地球上の3次元的位置が求められます。

図1

この地球の地殻は地震以外では動かないように思っている方が多いと思いますが、実際には毎日5mmから1cm程度は変動しています。つまり地殻は常に変動しているのです。

 

地震の前兆1 「4㎝以上の高さ変動は危険信号」

科学的理由は解明されていませんが、これまでの研究では地震の前に電子基準点の位置が縦横斜めに異常に変動します。

地殻は毎日5mmから1cm程度常に変動していると述べましたが、地震の前には数cmも変動します。明らかな前兆現象の一つです。

JESEAでは高さの値が1週間で4cm以上変動した値を前兆扱いしています。

その4cm以上の異常な変動をした点が、ある特定の場所に多数点現れた場合、大体その周辺に震度5弱以上の地震が起きる確率が高いのです。

実は東日本大震災の前にも数回にわたり現れていました。当時はまだJESEA発足前でしたので上記の指標ではありませんが、地表の動きに明らかな異常がありました。

【東日本大震災の直前に一斉の高さ変動が…】

2010年の3月から2011年の3月(大震災前)までの宮城県における全電子基準点の隆起・沈降グラフを見ると、2010年9月(6ヶ月前)、10月(5ヶ月前)および2011年1月(2ヶ月前)に、一斉異常変動が起きていました。

図2

さらに詳細に日々データをチェックすると、宮城県・気仙沼の電子基準点において、地震3日前の「2011年3月8日」から、地震が起きる「2011年3月11日」までの3日間に「異常な変動」が確認できました。グラフを見ると、特にYの値が異常に低下しています。まさにこれは、大地震の直前に現れる前兆現象だと考えられます。

図3

地震の前兆2 「沈降が危険な前兆信号」

ある日を起点にして隆起しているか、または沈降しているかという地殻変動を調べることは地震予測にとってとても重要です。

これまでのJESEAの研究で沈降傾向が続くことと地震発生との間に強い関係があることがわかっています。なぜそうなのかは解明されていませんが、多少の隆起を交えながらも長期的にある点、またはあるエリアが沈降傾向を示すことがあれば危険信号です。更に沈降が続いた後、隆起に転じるときも危険です。

沈降していたエリアで起きた地震

2011311日 東日本大震災「東北地方太平洋沖地震」(M9、最大震度7

2016年4月16日 熊本地震(M7.3、最大震度7)

2018年9月06日 北海道胆振東部地震(M6.7、最大震度7)

沈降から隆起に転じたエリアで起きた地震

2019年6月18日 山形県沖地震(M6.7、最大震度6強)

【東日本大震災の直前に大きな沈降変動が…】

沈降は地震につながるケースがあると言いましたが、東日本大震災の前にも東北地方が大きく沈降しました。

そして、直前には九州まで及ぶ広範囲にわたって沈降が進行しました。

図4

JESEAでは隆起・沈降図を地震予測マップのベースに使用していますが、沈降エリアは青色の表示になっていますので誰でも簡単に沈降傾向を読み取ることができます。沈降を示す青色のエリアと青色以外の色の境界部分は特に危険箇所と考えられます。

地震の前兆3 「水平異常変動も前兆のひとつ」

電子基準点の水平方向の変動も地震予測に利用しています。地震はとても複雑な地殻変動現象です。地震の前に高さ方向に異常な変動をする場合もあれば水平方向に異常な変動をする場合もあります。水平変動はこれまでの経験値から4週間の水平方向の変動を予測に使用しています。水平方向の変動は矢印の方向と長さで表現します。水平方向の変動は単点で起きる場合もありますし、まとまったエリアに多数点がほぼ同じ方向に一斉に変動する場合があります。

突然、そのように水平変動がまとまって一斉に現れた後、大きな地震が起きたケースが過去にいくつかありました。

また、ある地域で現れた水平変動と隣り合う地域の水平変動の向きが異なる場合もあります。

この場合、水平変動の向きが変化する境界部はひずみが溜まっている可能性が高く危険エリアと言えます。また、水平変動のエリアと変動していないエリアの境界付近にもひずみが溜まっていると考えられますので危険エリアと考えます。

例えば現在、東北地方は南東または東南東方向にまとまって水平変動を続けていますが、福島県や茨城県の太平洋岸は水平変動しているエリアと変動していないエリアの境界付近ですので警戒エリアと考えます。

 

【東日本大震災の直前に一斉の水平変動が…】

前述で東日本大震災の前に沈降傾向があったことを述べましたが、実は水平方向にも直前に大きな一斉変動がありました。

それでは2011年の3月7日から前日の3月11日までの水平変動をご覧いただきましょう。

図5

図6

図7

図8

3月7日(4日前)に東北地方は東向き、東北地方以南は南東の向きになりましたが値はまだ小さいです。

ところが3月8日(3日前)になると全国東向きに活発に変動を始めました。

3月9日(2日前)には三陸地方は震源に向かって大きく変動しました。明らかな前兆です。

3月10日(1日前)にはさらに大きく震源方向に大変動したのです。

このような直前の前兆変動をプレスリップと呼びますが、測位衛星データから過去にプレスリップを検知した記録は無いですから、これは予知を可能にする異常変動と言えるでしょう。

ただし、2日前の3月9日にもM7.2最大震度5弱の地震がありましたのでその変動が現れた可能性もあります。

この直前前兆を検知できれば今後起きる巨大地震は予知できるとJESEAは考えます。

次なる前兆を全力で捉える!!  リモートセンシングは地震予測の本流

JESEAでは、これまでの大地震の前兆を検証してきました。その経験値で次なる大地震の前兆を捉えるため、日々観測データを解析しております。

地震の予測方法も1つではなく様々な方法があります。地震は複雑な自然現象ですから今までの方法だけでは前兆が捉えられないこともあります。そこであらゆる可能性を追求するJESEAは地殻変動以外の前兆現象も捉えるため研究を続けております。

2013年にJESEA地震科学探査機構を設立してから満7年が過ぎました。

それまでは村井俊治東京大学名誉教授の専門分野であるリモートセンシングは地震予測技術とは全く異なる領域と思われていましたが、リモートセンシングやGISなどの空間情報工学が地震予測および予知にとても役立つことがわかってきました。

そして今はっきりと言えることは、「リモートセンシング」こそ、地震予測研究の本流であるということです。

図9

地震は高温高圧の破壊現象と推察されます。その破壊現象から電磁波や非可聴音(インフラサウンド)、イオンやラドンガスが放出されると仮定して、それらをリモートセンシング技術を使って観測し、その数値を相関分析して参りました。そしてその結果、地震予測方法の特許を5つ取得するに至りました。

これからはこれらの技術を利用して地震予測の精度向上の為研究を続けます。

更に、2020年は、新たに中国から自然災害リモートセンシングの専門で理学博士・大学教授である郭先生が来日してJESEAのスタッフに加わります。

これからも不断の技術革新を続け、真の地震予知の開発に向けて努力して参ります。

ご拝読ありがとうございました。

JESEA地震科学探査機構

 

 

PR: JESEA地震科学探査機構

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韓国で新型コロナ感染者7000人越えも減少傾向でピーク過ぎた?

韓国での新型コロナウイルス感染者の数が減少傾向に転じた。韓国の中央防疫対策本部は10日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は計7513人だと発表。前日午前0時の時点から131人増えたことになるが、1日当たりの新たな感染者数が100人台になったのは、先月25日以来2週間ぶりとなる。一時は連日400人を超えていただけに、大きく減少したと言えそうだ。

感染者が減少傾向にある韓国

聯合ニュースによると、韓国では女性の感染者が多く、4661人で62.0%を占める。年齢層別にみると20代が2213人で最も多く、全体の29.5%を占める。次いで50代が1416人(18.8%)、40代が1030人(13.7%)となっている。死者は前日午前0時の時点から3人増えて計54人。

韓国は国民が無料で簡単に検査を受けられる態勢の確立に力を入れ、1日に約1万5000回の検査が可能で、これまで全土で19万6000回の検査を無料で実施したという。北部の都市、高陽(コヤン)では、車に乗ったまま検査を受けられるドライブスルー方式の施設まで設置された。

CNNの単独インタビューに応じた韓国の朴凌厚(パクヌンフ)保健福祉相は、「数字を考慮すると、慎重ながらもピークは過ぎたと期待できる」との認識を示し、「検査能力の引き上げは非常に重要だ。そうすれば、ウイルスを持つ人物を特定し、ウイルスを封じ込められる」と語っている。

どう言えば?夫の「手伝うよ」の言葉が妻をイライラさせるワケ

男性の育児休暇を義務化すべきという声が年々高まっています。一方、育休を取ったはいいが主体的に何もできない夫の存在が妻のイライラを倍増させるという例もあるようです。男性が義務として育休を取るようになれば、そういう家庭はさらに増えるでしょう。メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』著者の柳川由紀さんが、男女で協力し、仲良く穏やかな育休期間を過ごすためにはどうしたらいいか、夫、妻双方の声のかけ方などを教えてくれます。

夫が育休取ったとしても…

Question

shitumon

ご主人が3週間の育休を取っている方がいます。けれども、奥様が子どもの世話をしている横でスマホのゲームに興じているため、奥様は普段よりもイライラが募ると言います。

我が家でも主人が半年後にしぶしぶ育休を取得予定です。夫にはもろもろ育児に参加してほしいのですが、そもそも男性は仕事中心、という考えを持っているので、どう言えば機嫌を損ねずに、家事や育児をしてもらえるかと考えてしまいます。(2歳女児、妊娠8ヶ月の専業主婦の方から)

柳川さんからの回答

2018年の調査では、男性の育休取得率は6.16%、女性の取得率は82.2%で大きな開きがあります。期間も男性は7割が2週間未満、女性は9割が半年以上です。女性に偏っている子育てや家事の負担を軽くすることが必要ですね。

「育児をする夫」=「イクメン」と言う言葉があること自体、「育児は男性のすることではない」という意識があることの証しでしょう。「育児をする妻」=「イクツマ」なんて言葉、ありませんものね。

1.「手伝うよ」は間違い

家事や育児について、夫が「何か手伝うよ」と声を掛けるのは間違いです。当事者意識があれば、「手伝う」という言葉は出てこないはずだからです。

「自分の仕事以外のことをする」という考えがあるから出る言葉です。夫はぜひ「手伝うよ」の替わりに「洗い物やっておくから」「洗濯物出しておいて、洗うから」などと、能動的に家事の分担をするような声を掛けましょう。

2.情報を共有すること

家事も育児も妻のワンオペ状態にならないようにするには、保育園の連絡事項や、連絡先はもちろんのこと、予防接種の日程や母子手帳の場所、通院する病院など細かい情報を夫婦で共有しておくことが大切です。

妻が「私しかわからないから」「私がやった方が早いし」「パパは忙しいから」など判断すると、結局は全て妻がすることになります。例えそう思っても、そう思ったことも含めて夫婦で情報を共有し「情報格差」が生まれないようにしましょう。

3.見えない家事をする

洗濯、掃除、料理など目に見える家事よりも、「見えない家事」の方が多いのです。例えば…

  • 使い切ったティッシュを取り替える
  • トイレットペーパー、洗剤などを補充する
  • 溜まったゴミを捨て、ゴミ袋をセットする
  • 洗面所のタオルを取り替える
  • 加湿器に水を入れる
  • お茶の作り置きをする
  • 献立を考える

クリーニングに出す、取りに行くなど、まだまだありますが、ほとんどのことが、数分でできることです。

育児や家事を妻任せにしていた方は、夫としてこれらの「見えない家事」を「妻がしてくれるだろう」ではなく「自分がしよう」と意識を変え、ぜひ「僕がやるよ」と言葉に表し、行動しましょう。

心ある者の裏切りは悲劇だが、心ない物の裏切りは喜劇になる実例

今年のNHK大河ドラマは、織田信長に謀反を起こした明智光秀が主人公。いまだその動機は不明ですが、日本の歴史上もっとも有名な裏切りと言われています。そんな同じ裏切りものでも、心のない「物」が持ち主を裏切ると喜劇になると語るのは、メルマガ『8人ばなし』の著者、山崎勝義さんです。山崎さんは、数ある愛車の裏切りの中から、ワイパーの故障エピソードを紹介。裏切られるほど愛着が増すことを「物と付き合う醍醐味」と表現します。

裏切りのこと

裏切り、あるいは背信。許されざる行為である。一生のうちに何度も身内や家臣に裏切られ、最期も結局そうだった信長の心中はいかばかりであったろう。とは言え彼の人が生きたのは戦国の世、背腹離反は常の事であった。常の事なら「常の事よ」くらいに思って、あるいは納得して腹を切ったのかもしれない。現代の我々にとって戦国時代の精神風土は最早フィクションも同然なのである。

今の世の中、ある晩目を覚ませば周りは火の海、そんな命を奪われるような裏切りに合うようなことはさすがになくなったが、それでもそこそこヘビーな裏切りを経験したという人は結構多いのではないだろうか。心あるものが心あるものを裏切るという行為にはやはりどこか悲劇性がある。あまりに人間臭い悲劇性があるのである。

しかし、心のない物の裏切りともなれば話はまるっきり変わって来る。ちょっと間抜けな笑い話になってしまうのである。その文脈で言えば、私が今まで一番裏切られて来たのは間違いなく車である。

ある日ワイパーの具合がおかしくなった。右と左でリズムが違う。うっかりすると絡まってしまいそうである。そこでディーラーに電話して症状を伝える。いかにも困っているという風を強調して伝えるのである。当然「申し訳ありません。すぐに見ましょう」という運びになる。

颯爽とディーラーに乗り付け「本当に困りましたよ。このワイパーがね…」と言いながらスイッチを入れると見事なまでに正常に動く。何だったらいつもよりきびきび動いているようにさえ見える。こんな筈では、と思いながらスイッチを切ってまた入れる。がっかりの正常である。もう後は右手と左手でワイパーの動きを再現しながら口で説明する他ない。あれこれ調べてはもらうが結局は「異常ありませんね」ということになる。

何と言うことか!結構な金を掛け、大事に乗ってやっているにも関わらず、ここ一番で主を裏切り恥をかかせるとはけしからぬ限りである。こんなことが今までに何度あったことか。

これと似たような状況で愛車が主である自分を裏切らなかった例は思い出せる限りにおいては一度しかない。どうも低速走行中にトルクを掛けると何となく違和感がある。運転している感覚ではクラッチかギアボックスに問題があるような感じである。

「違和感」さすがにこれは伝わりづらい。その時は「何が何でも」と意地になってディーラーで最も高い資格を持つエンジニアを助手席に乗せて小一時間ばかり都内を走り回って異常を何度も再現してみせた。「ほら、ここ」「これ」「ここ、ここ」エンジニアも納得である。私も主として鼻が高かった。

しかしである。正常に動くと腹を立て、異常が再現されると嬉しくなる。おかしいと言えばおかしな話である。すれ違いもここまでくれば、そう、喜劇である。

心のある者と心のない物との付き合いはそこにストーリーがあればあるほど面白くなる。そして面白くなればなるほどに愛着も湧く。愛着は愛情と違って一方通行で十分形である。物との付き合いの醍醐味は裏切られ続けて猶大切にする他ないこの一方通行にこそあるのかもしれない。

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