「連係」と「連携」何が違う? 同音異義語の解りやすい判別方法は

平日日刊でビジネスメールに役立つテキストを届けてくださる無料メルマガ『仕事美人のメール作法』。今回は著者の神垣あゆみさんが、間違えるとちょっと恥ずかしい、「うっかり入力ミス」してしまいがちな同音異義語を取り上げています。

「気密」と「機密」

読みは同じで意味が異なる同音異義語です。漢字を見ると意味の違いはわかりやすいですが、「密」が共通するので、うっかり入力ミスしていませんか?

意味の違いを確認しておきましょう。

「気密」は、気圧が変化しないように密閉した状態のこと

  • 例)気密性が高い造り、気密試験、高気密

「機密」は、国家・組織などの重要な秘密のこと

  • 例)機密文書、機密が漏れる、データの機密性

気密の密は「密閉」の密、機密の密は「秘密」の密と覚えておくとよいかもしれません。

では、「機密秘密」の違いは?

「機密」は、国家や企業にとって重要な秘密のことで、日常的、一般的なことには使わないのに対し、「秘密」は、公的な事柄のほか、私的な事柄にも用いられるという違いがあります。

  • 例)公然の秘密と言われている、私たちだけの秘密

隠して他に教えない事柄でも「秘密」と「機密」では重要度の高さが格段に違うということです。

「連携」と「連係」

この2語も同音異義語ですが、意味の違いを知っておかないと混同しそうです。

「連携」は、互いに連絡をとり、協力して物事を行うこと

  • 例)連携を強化する、連携アプリ、県と市の連携

「連係」は、他と密接な関連をもつこと、切れ目なく続くこと

  • 例)連係プレー、連係編集プログラム、本社と支店との連係

連携の「連」は連絡、「携」は手を携えること。連係の「連」はつらなること、「係」は関係する、つながることと捉えれば、意味の違いを理解しやすいでしょう。

同じ読みで、「連系」という言葉もあります。

太陽光発電の発電設備を電力会社の送電線や配電線に接続して運用することを「系統連系」と言い、「連系」という言葉が使われています。

仕事でこの言葉を知ったのですが、最初は入力ミスかと思い、調べてみたら、専門用語として使われているとわかりました。そのほかに「連系」を使った例があれば、教えてください。

image by: Shutterstock

 

トランプ「理不尽」外交、米国第一なら日本は何番目になるのか?

大統領に就任するや、TPP離脱やオバマケアの見直しなど早くも独自色を打ち出し始めたトランプ氏ですが、日本にとっては「トランプ氏が中国にいかなる対応を取るのか」が気になるところです。メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では、「反中」とされるトランプ氏の一般的な評価について、さまざまな側面から改めて考察、さらに安倍総理が置かれつつある「困難な状況」についても言及しています。

「古い同盟」と「新しい同盟」の矛盾が激化─今までの延長では立ちゆかない? 日米関係

1月20日に前代未聞の喧噪に包まれて船出したトランプ米新政権の進路は、恐らくトランプ本人にとってさえ予測不能であって、外部からあれこれ推測して論じるのも空しいことではある。が、そう言って放っておく訳にもいかないので、今回は米中日関係のこれからに関して視点を整理しておこう。

「新しい同盟」の意味

トランプは就任演説で「古い同盟を強化し新しい同盟も作る」と言った。この短い台詞についての最も適切な解説は、カーネギー国際平和財団モスクワセンターのドミトリー・トレーニン所長のそれである(1月22日付朝日)。

トランプは、米国中心のグローバリズムで割を食っていると感じている人々、米国が担ってきた帝国的な役割にうんざりしている人々に支えられている。

従って、誰よりもトランプの登場に脅かされているのは、従来の同盟国だ。トランプは、米国が自動的に同盟国を守ることはしないと言っている、守るからには米国が何かを貰わなくてはいけない、という相互関係を求めている。

冷戦後、世界を指導していたのは唯一米国だった。しかしトランプの下で、何らかの集団指導体制に移行していく可能性がある。核となり得るのは米国、中国、ロシアだ。……日本や欧州は地域的な役割にとどまるだろう……。

イアン・ブレマーも言う通り、トランプ政権は「パックス・アメリカーナの終わり」を象徴する(本誌No.863)。しかし、それがどのように終わるのかということこそが大問題で、ただ「米国第一の掛け声だけで保護主義に立て籠もるのでは自分勝手なだけのハード・ランディングで、世界は大混乱の大迷惑を被るどころか大恐慌に陥る危険さえある。

反対に、米国が一極覇権主義(という、私に言わせればブッシュ父以来の幻想)を脱ぎ捨てて多極世界に相応しい、トレーニンが言う「集団指導体制に移行していくのであればそれが最も望ましいソフト・ランディング路線となる。もちろんトレーニンもそれがすんなり実現するとは思っておらず、当面「中国ロシアと米国の関係も協調よりも競争が前面に出てくるだろう」と予測するのだが、いずれにせよ、トランプがパックス・アメリカーナの終わらせ方について何のシナリオも持たずにそのプロセスに踏み出してしまったというのが、この政権の「予測不能性」の根源である。

ずるいぞSoftBank。大手キャリアが本気出した「クーポン配布」戦略

携帯大手3社の携帯本体価格・通信料金が「高止まり」を続ける中、格安携帯に流れる若者たちが増えていますが、そんな状況を受け、ソフトバンクが突如打ち出した「SUPER FRIDAY」なるクーポン配布戦略。これが思った以上の宣伝効果を発揮し、同社への注目度がアップしました。ケータイ/スマートフォン・ジャーナリストの石川温さんはご自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で、大手3社が展開するクーポン配布の現状と今後について考察しています。

ソフトバンクが「SUPER FRIDAY」第2弾を開始―クーポン配布でキャリアとコンビニの関係が深まるか

1月16日、ソフトバンクが、春商戦向けの施策を発表した。なかでも注目は「SUPER FRIDAY」第2弾で、2月にはファミリーマート・サークルK・サンクスのファミチキ1個3月にはサーティワンアイスクリームのレギュラーシングルコーン1個がもらえるという。しかも、学生はそれぞれ2個もらえるとのことだ。

ソフトバンクでは、前回のSUPER FRIDAYで1,200万のクーポンが利用され、ポジティブな反応が多かったという。実際、サーティワンアイスクリームはこのキャンペーンのおかげで業績が伸びたと言われているだけに、導入する企業としても少なからずはメリットがあるのだろう。

毎週金曜日には、対象の店舗で大行列ができたことを考えると、ソフトバンクにとってみても、ブランドの向上に大きく寄与したことは間違いない。通信料金が高止まりする中、「クーポンを使えるソフトバンクがお得」というイメージに変わりつつある。その点、ソフトバンクはこのクーポン戦略を派手に展開したことが、成功につながったような気がしてならない。

実際、キャリアが展開するクーポンは、NTTドコモが何年も前から、「ドトールのコーヒーがSサイズからMサイズMサイズをLサイズにしてくれる」といったものを配り、地味に使われていたりする。しかも、曜日なども限定されることなく、毎日使えるにもかかわらず、取り立てて話題になることはこれまでほとんどなかったといえる。

KDDIも、SUPER FRIDAYに対抗したかったのか、1月20日から始まった「スマートパスプレミアム」で金曜日を「フライの日」と題して、マクドナルドのマックフライポテトSがもらえるauフライデイを展開しているが、SNS上では使われている様子はほとんど確認できなかった。そもそも有料サービスであり、スマートパスプレミアムが始まったことも認知されていないだけに、使われないのは仕方がないことなのかもしれない。KDDIとしては、これから映画が割引になる「auマンデイ」並に人気を出せるかが、課題となってきそうだ。

反日教育を受けてきた韓国人女性が、日本への帰化を選んだ理由

観光大国となりつつある日本。外国人と接する機会も今後ますます増えていくことが予想されます。それを「新鮮で楽しい」と思う人がいる一方で、「外国人はマナーが悪い」「日本人の方が優秀だ」などといった歪んだ感情を抱く方がいるのもまた事実です。今回の無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』では、日本に留学したある韓国人女性が体験した「異文化摩擦」の実例を紹介しながら、「なぜ行き違いが生じてしまうのか?」「お互いに理解し合うにはどうすればいいのか?」について考察しています。

日韓文化摩擦を乗り越えて

日帝時代を頑迷に反省しない日本人―それは許さないという反日意識を強く持っていた私は、どこへ行っても優しく親切な日本人、どこへ行っても整然としてきれいな日本の街並みに触れて、何か肩透かしをくわされた感じがした。

 

戦後、最も強固な反日教育を受けた「反日世代」といわれた私の世代は、日本といえば「悪魔の国」と答えるほどだったから、「日本人がよい人たちであるはずがない」という強い先入観をもっていたのである。
(呉善花『私はいかにして「日本信徒」となったか』)

これが「東京経由のアメリカ留学」の計画で来日した27歳の韓国人女性・呉善花さんの日本での第一印象であった。

日本の商売人は何て良心的なんだろう!

昭和58年7月に留学生ビザで来日した呉善花さんは東京は北区十条の友人のアパートに同居し、そこから日本語学校に通い始めた。ソウルでは間借り生活で台所やトイレも共用だったが、ここではすべて自前で、さらに友達が冷蔵庫、洗濯機、テレビ、電話まで揃えていたのにびっくりした。

白米のご飯のおいしさにも感動した。韓国で白米を食べられるようになったのは1988年のソウルオリンピックの頃からである。それまでは一般の家庭では白米に粟や麦を混ぜて食べていた。学校へ持って行く弁当でも100パーセント白米のご飯は贅沢だというので禁止されていた。

そんなある日、近所のお米屋さんでお米を一袋買って炊いてみると、パサパサとしてまるでおいしくない。不思議に思って店で聞いてみると、三分づきのほとんど玄米と同じ健康食用のコメを間違えて買ってしまったと分かった。

店のご主人は呉さんが誤って買ったお米を普通のお米に取り替えてくれ差額だけを支払って下さい、と言う。何て良心的なんだろうと呉さんは思った。ソウルでは1万ウォン札を渡したのに、5,000ウォンだったと店の人がごまかして喧嘩になったことが何度もある。日本ではそんな事は絶対にない、日本人は良心的だ、という噂が留学生たちの間に流れていく。

自然の美しさ、人々の温かさ

来日した当初は、親切な人が多い秩序が安定している街がきれい豊かな生活物資が満ちあふれているなど、とにかくいい所ばかりが目についた。

特に呉さんの心を打ったのは、海と山が間近に接近した独特の地形が織りなす自然の美しさだった。東京の叔母に誘われて伊豆の東海岸を旅行した時には、その風景の美しさにすっかり魅了された。これほど海と山と人の生活が溶け合った光景は韓国ではほとんど見られない。海と山は平野によって遠くに隔てられている―そんな大陸的な風景が韓国のものである。旅先で出会った地元の人々からは風景そのままの率直な温かさが伝わってくる。

都会でも山の緑が家々のすぐ近くまで張り出している。それなのに人々はさらに自宅の庭に草木を植える。韓国では人々が暮らす村里に緑があると動くのに邪魔になるという感覚が昔からある。庭に草木を植える家はかなり上流階級に限られていた。しかし日本では普通の人でも普段の生活の中で緑を慈しむのだという。そんな違いも驚きだった。

中国から英国1万2000キロ結ぶ貨物鉄道が開通。日本への影響は?

世界最長規模の貨物鉄道が運行を開始した。「中欧班列」が2017年元日、中国の浙江省義烏市からイギリスのロンドンに向けて出発したのだ。衣類やカバンなどの雑貨を中国からヨーロッパへ運ぶこのルートは、「新シルクロード」と呼ばれている。

9ヶ国、15都市を結ぶ新シルクロード

中国最大の日用品卸売市場がある義烏市を出発したのは、車両34両に商品を満載した列車だ。カザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツ、ベルギー、フランスを通り、英仏海峡トンネルを抜けてイギリスに入り、終点のロンドンへと9カ国15都市を結ぶ。各国で線路幅が異なるため途中で列車を乗り換えつつ、全長12000キロメートル超を18日間かけて進むことになる。今月1日に出発した列車は、18日(現地時間)に東ロンドンのバーキングに到着する。

ガーディアン紙は、この列車が「21世紀の世界経済の門出を記念するものになる」としている。義烏市の貿易を研究してきたサセックス大学のマグナス・マーズデン教授は、この列車が運ぶものは大企業の製品ではなく小さな日用品なので、かつてのシルクロード同様に昔ながらの業者が貿易機会を得るチャンスになるだろうと同紙に述べている。

新シルクロードをめぐる英中の思惑

フォーブス誌(1月6日付)はこの列車が「単に中国とイギリスを物理的に繋ぐだけのものではない」とし、両国の投資パートナーシップの足場を固める基盤だと説明する。イギリスはリスボン条約50条を今年3月までに発動して欧州連合(EU)離脱の手続きを開始するとみられており、EUとの関係の先行きは不透明だ。そんなイギリスを待ち構えているのが中国だというのだ。習近平国家主席が2015年に初訪英し、当時キャメロン政権だったイギリスに多額の投資を約束したのは記憶に新しいだろう。昨年11月にメイ首相は「英中関係は今も黄金」と発言している。

一方フォーリン・ポリシー誌は、トランプ次期大統領が対中貿易に強硬姿勢を取る可能性を指摘し、米中の貿易関係が悪化した場合、新シルクロードが中国にとっての「避難口」になるとしている。アジアやロシア、ヨーロッパをつなぐこの新シルクロードは、習近平国家主席が2013年に発表した「一帯一路」政策の一環だ。前述のフォーブスによると、一帯一路周辺に広がる市場の規模は、60ヶ国、世界人口の60%、世界GDPの60%であり、この地域には世界のエネルギー資源75%が眠っているという。貿易高は10年間で2.2兆ドル(約249兆円)に達する可能性がある。

日本が期待できること

当然ながら、日本は義烏市・ロンドン間の外に位置するため、こうした経済効果から置いて行かれてしまうと考えられがちだ。しかし昨年12月28日にフォーブス誌が掲載した「2017年、新シルクロードから期待できる5つの大変化」という記事のなかでは、5つ目の変化として「中国の一帯一路と、ロシア・日本・インドの国際開発計画のシナジー効果」が挙げられている。

同誌によるとインドは、「アクト・イースト」や「コネクト・セントラル・アジア」と名付けた、アジアを重視する政策を推し進めている。ロシアもユーラシア経済連合に調印している。日本もジャパン・インフラストラクチャー・イニシアティブ株式会社を通じてアジアやヨーロッパなどでのインフラ整備を目指している。同誌はこれらが一見中国の一帯一路と競合するように見えるが、参加国が好むと好まざるとにかかわらず究極的には「同じプロジェクトの一部なのだ」と述べる。新シルクロードはハブをつなぎ合わせたネットワークなのだから、ユーラシア大陸の「点」をどの国が「線」につなぐにしても、結局そこに関わるすべての国がその線を活用することになるのだという。

現在は暗礁に乗り上げているものの、シベリア鉄道を北海道まで延長する構想も存在する。英中間を往復する21世紀のシルクロードが、日本につながる日がいつかは来るかもしれない。

(松丸さとみ)

 

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記事提供ニュースフィア

実は損する? カード払いのポイントに隠された「周到な罠」

便利な上にポイントも貯まるクレジットカードや電子マネー。ネット社会となった今、使用する機会も幅も増えていますよね。さらに昨年、ボタンを押せば翌日に商品が届くという魔法のような「アマゾンダッシュボタン」が登場するなど、私たちの生活はますます便利になりつつありますが…、そこには思わぬ落とし穴があるようです。今回の無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』では、現金の存在感が薄れつつある「便利な世の中」で生じる問題点について考察しています。

節約にも富~お金が貯まる支払い方

さて、早速ですがあなたは買い物の支払いをする時に現金とカードのどちらを使いますか??

私の場合は「現金派」ですが、もしもあなたがカード派で、クレジットカードの他にも最先端の電子マネーに次々飛びついているなら今後ますます節約意識が必要かもしれません。

今回のテーマではこの二派を比較することで浮かび上がる、お金の使い方に関する節約法を考えてみたいと思います。

現代社会は何においても極限まで効率性とスピードを求められます。その中でも最も根幹となる「経済」の部分では、いかに消費者の購入意欲を高め購買のハードルを下げるか、という点において各企業がこぞって効率性とスピードを競っています。企業が提供するサービスの質やスピードが高まる事で我々消費者は「利便性」や「快適性」を手に入れる事が出来ます。

で、これは冒頭に挙げたカードや電子マネーに関しても同じであり、我々消費者はお金の使い方に関してこの二つのメリットを感じるから利用者がどんどん増え続けているんですね。

しかしそうした利便性を受取った結果、我々が差し出す物は何か? そう、それは「我々の財布の中身」です。支払いやすさが増せば増す程我々の財布の中身からはスムースにお金が出て行くことになります。

つまりお金の支払い方の変化によって感じる利便性や快適性などのメリットは実に幻想的なものであり、支払いやすい電子マネーなどによって我々は自分の財布の中身がどんどん外に出て行くにもかかわらず、そこから得られる快適性に誤魔化されて使ってしまっているという事です。現代の消費戦略や電子技術によって、我々の財布の紐は気づかないうちにほどかれてしまいます。

では、購入場面を想像してみましょう。例えば家の洗剤が無くなった事に気付いたら、それを手に入れる迄には様々なハードルが存在します。

「あ、洗剤が切れそうだわ」と思ってから、服を着替えて身なりを整えてお化粧をして、靴を履いて表に出て車を運転して、スーパーへ辿りついて、種々並んだ商品から一つを選んで、レジに並んで財布からお金を出して支払う、というようなステップを乗り越えなければ手に入りません

一方洗剤を売る企業にしてみても消費者にこうした行動のハードルを乗り越えてもらった上で、陳列されている競合商品の中から自社商品を選んでも割らないと買ってもらえないわけです。

ゆえに頭の良い販売側は考えました。どうすればこのプロセスをショートカットできるのかを。中でも最近特に凄まじいのがアマゾンが提供するサービスです。今回はいくつかアマゾンのサービスを取り上げてお伝えしますが、例えば昨年アマゾンから生まれた世にも恐ろしい「アマゾンダッシュボタン」。

このボタン、頭に欲しい商品が浮かんでから購入するまでのプロセスを、現時点において極限まで短縮したアイテムといえます。ご存じない方の為にそのイメージを伝えておくと、「あ、洗剤が切れそうだわ」と思ったら手元にある洗剤ボタンを押す。これだけで、その日のうちに勝手に品物が手元に届きます

「着替えて外に出て、レジに並んで、財布からお金を出して」という消費者にとってのハードル一切無くなる究極のシームレスボタン。欲しいと思ったらボタン一つ押せば終わり。現金支払いも不要なので我々は財布の口を開ける必要が有りません。ボタンを押したら後は勝手に登録済みの口座から引き落とされます

で、あなたがこうしたアイテムを見て「スゲェ~」「便利そうだな~」「使ってみたいな~」と思ってしまったら、あなたは消費行動の餌食です。既に節約の階段を踏み外している事になります(笑)。

世の中どんどん便利になるのは良い事ですが、ことお金を支払わせるステップがシームレス化して行く事には注意が必要です。

【訃報】俳優の松方弘樹さん、脳リンパ腫で死去。74歳

【訃報】俳優の松方弘樹さんが脳リンパ腫のため死去。「元気が出るテレビ」「遠山の金さん」

俳優の松方弘樹(まつかた・ひろき、本名:目黒浩樹=めぐろ・こうじゅ)さんが1月21日、脳リンパ腫のため死去した。74歳。昨年2月に体調不良を訴えて入院していたという。所属する「夢グループ」は昨年、病名を「脳リンパ腫」と公表していた。抗がん剤投与の治療中にたびたび脳梗塞を起こし、今年に入って一進一退の状況が続いていたという。

松方さんは時代劇スター近衛十四郎さんと女優の水川八重子さんの長男として誕生。俳優の目黒祐樹(69)は弟。

1960年に東映入り、同年「十七歳の逆襲・暴力をぶっ潰せ」でいきなりの主演デビュー。その後、「昭和残侠伝」シリーズといった任侠映画から「仁義なき戦い」シリーズなどの実録路線、「柳生一族の陰謀」などの大型時代劇で活躍した。テレビの時代劇では「遠山の金さん」としても人気を博した。

また、日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ」では額の汗を拭きながら笑うキャラで人気を呼び、プライベートでは巨大なカジキマグロを釣り上げたことも話題になった。

元妻は女優仁科亜希子(63)、2人の間に、息子でタレントの仁科克基(34)と、娘の仁科仁美(32)がいる。

image by: Wikimedia Commons

 

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やっぱり1位はあの作品。「映画野郎」が選ぶ2016年ベストテン!

毎年恒例、『映画野郎【無料メルマガ版】』が選ぶ「年間映画ベスト10」の2016年度版が決定しました。ランキング上位が洋画ばかりだった昨年に比べ、日本映画の健闘が光る2016年バージョン、1位の栄冠に輝いたのは果たしてどの作品なのでしょうか。

激選! 2016年度「映画野郎」ベストテン特集!!

男性向け映画情報WEB&メールマガジン「映画野郎」がオススメする、2016年公開映画のベストテンが決定しました! 果たしてどんな作品が上位に入っているのか!?

【2016年度 映画野郎ベストテン発表!!】

1位:シン・ゴジラ  80点
2位:この世界の片隅に  66点
3位:ヘイトフル・エイト【R18+】  44.5点
4位:ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー  40.5点
5位:帰ってきたヒトラー  40点
6位:デッドプール【R15+】  31点
6位:シング・ストリート 未来へのうた【PG12】  31点
8位:リップヴァンウィンクルの花嫁  30点
9位:ロブスター【R15+】  27点
10位:セトウツミ  24.5点

総評

1位に輝いたのは、日本が誇る大怪獣映画「ゴジラ」シリーズの復活作にして、昨年興行収入81億円の大ヒットとなった『シン・ゴジラ』。膨大なセリフと情報量で圧倒する怪獣映画らしからぬ演出が話題を呼びました。そして惜しくも2位となったのは、ネットなど各方面で話題を振りまいた傑作アニメ『この世界の片隅に』ということで、今年は日本映画でワンツーフィニッシュという結果に。

俺たちの大好きなクエンティン・タランティーノ監督が、「らしさ」全開で描く密室劇『ヘイトフル・エイト』が堂々の3位に付け、そして現在大ヒット公開中の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が、締め切り間際の12月16日に公開されたばかりにも関わらず、4位に飛び込む大健闘。

5位に入ったドイツ産SF風刺劇『帰ってきたヒトラー』、6位の異色アメコミヒーロー作『デッドプール』、そして9位のSFコメディ『ロブスター』は、それぞれ強烈かつブラックな笑いで選者にインパクトを残しました。1985年のベルリンを舞台にした青春音楽映画『シング・ストリート 未来へのうた』は、80年代ロック好き世代にビシっと突き刺さってしっかりと6位にランクイン。

8位には岩井俊二監督のオリジナルとなるジェットコースタードラマ『リップヴァンウィンクルの花嫁』が入り、小品ながらユーモラスな会話劇が楽しい『セトウツミ』が10位に滑り込み!

ここ2年は日本映画がなかなかランキング入りしなかった中、今回は4本もベストテン入りを果たし、日本映画の逆襲を感じさせるランキングになりました。

惜しくもベストテンに漏れた作品一覧、アンケート選者の個別ランキングとアツい選評の数々は、映画野郎メールマガジンでチェックしてみてください!!

※2016年1月~12月末までに日本で劇場公開された作品から選出! 映画野郎スタッフと映画野郎を応援する友情出演者による選者30名のランキングを1位=10点…10位=1点として換算集計しました!(友情出演でベスト5の方は1位=5点…5位=1点に。順位がない場合、ベスト10は一律5.5点、ベスト5が一律3点に。

ハンバーガーを再び偉大に。ウワサの「トランプバーガー」食レポ

先日トランプ就任式がおわり、いよいよトランプ大統領が誕生しました。トランプ就任式の参加人数がオバマ大統領のときの半分以下だとか、支持率が誕生時点で過半数を割っているとか、なにかと不人気が話題のトランプ大統領。

MAG2 NEWS編集部では、そんなトランプ大統領にあやかった、1個5800円の超高額なハンバーガーが限定発売されていると聞き、実際に食べに行ってきました。まさか、このハンバーガーもトランプ同様、不人気になっていないでしょうか。とても心配です!

BLT STEAK 六本木店へ

とにかくすごい高級食材を使っているという情報だったので、じっくり味わうべく、朝から何も食べずに開店直後の店へ入りました。高級ステーキ店らしいラグジュアリーな店の雰囲気に飲まれてしまい、昼間から赤ワインを注文してしまいました。

置かれたナイフがものすごく巨大なナイフに取り替えられました。期待が高まります。

来た!トランプバーガー!・・・茶色い。とにかく茶色しかない。トレーが全面セピア色です。栄養バランスは完全にあきらめているのは、さすがUSA。ハンバーガーに健康を気にするほうがおかしいじゃないかと言わんばかり。いいぞ、Make American Hamburger Great Again!

グリュイエールチーズを乗せ、香ばしく焼き上げたバンズ。その下には分厚くスライスされた黒トリュフキャラメリゼしたりんごのコンポート。その下に控えめに美しい光沢を覗かせる覗かせるフォアグラ。そして高級ステーキ店らしい、あらびき肉ハンバーグ。とろりとかけられたバルサミコソース。とても細くカットされたフライドポテトが上品に添えられています。

ハンバーガーとして十分美味しそうな見た目です。もちろん5800円も払って美味しくなかったら困ってしまいますね。

どの辺がトランプなのか?

ところで、このハンバーガー、いったいどのあたりがドナルド・トランプなのかが、いまひとつはっきりしません。
そこで、BLT STEAK六本木店マネージャーの高橋さんに伺ってみました。

MAG2 NEWS編集部「とても美味しそうですが、いったい、このハンバーガーのどこら辺がドナルド・トランプなんですか?

高橋マネージャー「はい、こちらのハンバーガー、使用している食材が贅沢なことはもちろんのこと、トランプ氏をイメージした演出をいくつか施しております」

MAG2 NEWS編集部「トランプ氏をイメージした演出?どこにですか?」

高橋マネージャー「こちらのポテト、大変細いカットで、トランプ氏の猫っ毛の金髪をイメージしております!」

MAG2 NEWS編集部「確かに、言われてみれば、という程度に・・・!!」

高橋マネージャー「さらに、りんごのコンポートも、さらりと顔にかかるトランプ氏の前髪のスタイルをモチーフにしております」

MAG2 NEWS編集部「確かに、い・・・言われてみれば、そう見えなくもない!?」

高橋マネージャー「それから、そもそもなんですが、当店はハワイのホノルルに店舗がございまして、トランプタワーの中に店を構えております。そのつながりで、トランプバーガーをつくらせていただきました」

高橋マネージャーの丁寧な説明で、このハンバーガーが実にトランプらしいバーガーであることが少しだけ納得できました。

さて、食べ方は自由。オリジナルの袋が付いてくるので、そこに挟んでダイナミックにかぶりつくもよし。

巨大なナイフとフォークで上品に一口サイズで楽しむもよし。

食べてみた感想・・・

見た目のインパクトはさておき、実際の味はどうなんでしょう? なんてたって一個5800円もしますからね。

一口めからトリュフの香りが広がりました。バルサミコソースとキャラメリゼしたりんごのコンポートの苦味と甘みが、絶妙なバランス
そこにフォアグラのコクとあらびき肉の旨みがダイレクトに口の中を満たし、気がつくと無言で一気に食べてしまっていました。
5800円が2〜3分で、泡のように消えてしまいました・・・。なんて贅沢なんでしょうか。いや、もしかするとトランプ相場がバブルのようにすぐ弾けてしまうことの表現なのかもしれません。

お店の名物パン「BLT popovers」がもれなく付いてきます。ホイップバターをつけて、ふわふわサクサクの食感を楽しめます。

トランプ支持の方もそうでない方も、ぜひこの機会に話題のトランプバーガーを味わってみてはいかが。
予約はこちらから:BLT STEAK 六本木&銀座

文/トモニシ

【動画】懐かしい券売機。30年前、1987年の東京・池袋の様子

今から30年前、1987年の東京の様子を撮影した動画が残されていた。

当時、東京を旅行していたアメリカ人のNichiBeiTraderさんが撮影した。

バブルの頃の東京は、どんな感じになっているのであろうか!?

 

今となっては見られない、ボタン式の自動券売機。

駅員さんが、一人ひとり切符を切っているのが時代を感じさせる。

懐かしい・・・。

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(NichiBeiTrader)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

記事提供:ViRATES

 

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