もはやビジネス書はこれ一冊でOK。イノベーションの全史をまとめた本は何を語るのか?

イノベーションの歴史をまとめあげた一冊が話題となっています。無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが、その読みどころを詳しく紹介しています。

【読み応えアリ。】⇒『イノベーション全史』

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イノベーション全史

木谷哲夫・著 BOW BOOKS

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、イノベーションの歴史を「全史」としてまとめ上げた注目作。

著者は、マッキンゼーで自動車、ハイテク、通信等のコンサルティングを経て、ウォートンスクールでMBAを取得、現在は京都大学イノベーション・マネジメント・サイエンス特定教授を務める木谷哲夫氏です。

オビには、大前研一氏、『ファイナンス思考』著者の朝倉祐介氏、『読書大全』著者の堀内勉氏の推薦文が載っています。

ファイナンス思考

読書大全

本書の内容は、6つに分かれています。

時代を、「イノベーション『前史』」「特別な世紀」「大企業病」「資本主義のオリンピック」「ソフトウェアが世界を食い尽くす」「『超』イノベーションの未来」の6つに分けて、イノベーションがどのように進化し、世界を変えていったのか、主要なプレイヤーとともに紹介しています。

それぞれの時代にイノベーションを担った歴史的人物の紹介もあり、書き方がまたドラマチックでいい。

ざっくりとイノベーションを概観する内容のため、不足する部分はおすすめの名著で補っており、そのエッセンスも読み応えがあります。

正直、これだけで主要ビジネス書の要諦は押さえられると思います。

最近紹介した、デイヴィッド・ベイカーの『早回し全歴史』も、早回しと言いながら本質を突いていましたが、本書もその点がよく似ています。

早回し全歴史

教養と実務経験のある人が書くと、本ってこんなに面白くなるんだなという見本のような本でした。

なぜ新聞は「鹿児島県警の闇」を正面から報じないのか?盗撮・横領・ストーキング…犯罪隠蔽に加担する大マスコミの末期症状

鹿児島県警の野川明輝本部長に、署員らの犯罪を揉み消した疑いが浮上。女性を公衆トイレで盗撮、女性の個人情報を不正入手し不適切なLINEを送信、幹部が超過勤務手当を不正請求…など目を疑う犯罪ばかりだが、警察と「持ちつ持たれつ」の関係にある大手マスコミはこの問題をまともに報じていない。なぜメディアは内部告発者の前生活安全部長を“見殺し”にするのか。元全国紙社会部記者の新 恭氏が詳しく解説する。(メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:鹿児島県警の犯人隠蔽疑惑を暴いた元幹部をメディアは見殺しにするのか

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内部告発者をメディアが見殺し。鹿児島県警本部長の重大疑惑

鹿児島県警の野川明輝本部長が、複数の警察署員の犯罪を隠蔽しようとした疑いがある。その情報を定年退職後にフリーのジャーナリストに提供した同県警の前生活安全部長が、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕された。

野川本部長は「隠蔽を意図して指示を行ったことは一切ありません」と全面否定した。警察庁の露木康浩長官は「県警に対して必要な監察を実施する」と言うが、県警トップを告発した人物を容疑者として房内に閉じ込め、警察内部で捜査や監察を実施して、どこまで真相を明らかにできるというのだろうか。

県警記者クラブ所属のメディアにしても、警察発表か、もしくは捜査幹部への夜討ち朝駆け取材が主な情報源だ。警察に都合のいい方向に報道を歪められる恐れがないとはいえない。逮捕された前生活安全部長が、情報を記者クラブメディアではなくフリーの記者に流した理由もわかる気がする。

前代未聞。なぜ内部告発者の本田氏が逮捕されるのか

鹿児島県警の前生活安全部長、本田尚志氏は今年3月に定年退職した。在職時は警視正。同県警では警視長の野川本部長に次ぐ階級だ。ノンキャリとしては最高の地位にのぼりつめた警察官といえる。その人が、退職してわずか2か月後の5月31日、いきなり古巣である県警に逮捕されたのだ。

逮捕理由は県警の発表で明らかになっている。6月1日の読売新聞。

発表によると、本田容疑者は3月25日付で県警を退職した直後の同月下旬、鹿児島市内から第三者に内部文書を複数枚郵送し、職務上知り得た情報を漏らした疑い。

だがこれでは本田氏がなぜ「職務上知り得た情報を漏らした」のか、わからない。情報をあえて漏らした理由こそが、本田氏が世間に知ってほしい事柄なのだ。

そこで本田氏は鹿児島簡易裁判所に勾留した理由を明らかにするよう求める「勾留理由開示」を請求し、その法廷で意見陳述することによって、自らの行為の説明をする機会を得ようと考えた。

そして6月5日、「勾留理由開示」の法廷が開かれ、本田氏の意見陳述が行われた。以下は、その概略である。

職務上知り得た情報が書かれた書面を、とある記者の方にお送りしたことは間違いありません。鹿児島県警職員が行った犯罪行為を野川本部長が隠蔽しようとし、いち警察官としてどうしても許せなかったからです。(中略)

令和5年12月中旬、枕崎のトイレで盗撮事件が発生し、容疑者は枕崎署の署員と聞きました。(中略)私は捜査指揮簿に迷いなく押印をし、野川本部長に指揮伺いをしました。野川本部長は「最後のチャンスをやろう」「泳がせよう」と言って、本部長指揮の印鑑を押しませんでした。警察の不祥事が相次いでいた時期だったため、新たな不祥事が出ることを恐れたのだと思います。

そんな中、現職警察官による別の不祥事が起こりました。警察官が一般市民から提供を受けた情報をまとめた巡回連絡簿を悪用して犯罪行為を行ったというものでした。これも本部長指揮の事件となりましたが、明らかにされることはありませんでした。不都合な真実を隠蔽しようとする県警の姿勢に、更に失望しました。

野川本部長は東京大学法学部を卒業し1995年に警察庁に入庁した典型的なキャリア官僚である。わずか600人程度といわれる警察庁キャリアは、捜査畑や交番勤務など現場を経験することがほとんどない。若くして県警の幹部や警察署長となり、組織の中で順次、昇任していく。

つまり、幹部としてつつがなく過ごしていけば出世を約束されているわけだ。逆に、部下の不祥事が連続的に起きれば管理責任を問われ、キャリアに汚点を残すことになる。本田氏の言う「不都合な真実」である。

止まらぬ中国の嫌がらせ。軍事威嚇では飽き足らず元軍人をモーターボートに乗せ台湾に送り込む習近平政権の姑息

中国に対して一歩も引かぬ姿勢を見せる頼清徳氏が新総統に就任した台湾に対し、これまで以上の嫌がらせを繰り返す習近平政権。6月9日には中国海軍の元士官が台北市近郊の河口にモーターボートで侵入するという事件が起き、ここでも中国当局の関与が疑われています。今回、台湾出身の評論家・黄文雄さんが主宰するメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では、この侵入事件の背景と中国サイドの反応をさまざまな報道を引きつつ詳しく紹介。さらに台湾新政権が警戒すべき点を指摘しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:【台湾】頼清徳政権に反発する中国の嫌がらせ

また中国の嫌がらせか。元軍人がモーターボートで台湾に侵入

中国「重大な疑念抱く必要ない」、元軍人の台湾河口侵入巡り

頼清徳氏が台湾の総統に就任してから、中国の嫌がらせは止まりません。常套手段の軍事威嚇では物足りないのか、今度はなんと、モーターボートに乗った元軍人を台湾に送り込んできたようです。まずは事件の詳細を以下、報道を一部引用して紹介しましょう。

台湾の海洋委員会海巡署(日本の海上保安庁に相当)は10日、北部・新北市淡水の淡水河の河口に小型船で進入した中国籍の男を逮捕したと発表した。

「出入国・移民法」などに違反した疑いで詳しい経路や動機を調べている。

海巡署によると、9日午前、淡水沖6カイリ(約11キロ)の海上で不審な船を発見。監視していたところ、船は河口に入り、他の船と接触事故を起こした。駆け付けた海巡署員が乗船していた男1人をその場で逮捕した。

複数の台湾メディアは、男は60歳前後で、200キロ以上離れた福建省の漁港から出航したと伝えた。当局の調べに対し「自由を求めて来た」と話しているという。

小型船の中国人逮捕 河口進入、「自由求めて来た」 台湾

この男の小型船は、海から淡水河に入り、台北の総督府を含めた官庁街まで約22キロと近くまで接近したとのことです。ではなぜそこまで来ることができてしまったのか。以下、報道を引用します。

海巡署によると9日午前、沿岸約11キロで小型ボートを発見したが、台湾の漁船と誤解するなどして拿捕(だほ)しなかった。その後、ボートが埠頭(ふとう)に停泊した際に男を逮捕した。海巡署は対応に問題があったとして職員10人に戒告などの処分を行った。

中国軍退役少佐が台北近郊河口にボートで侵入 「自由求め投降」供述、グレーゾーン作戦か

と、まあ、監視が甘かったんですね。そして、この小型船に乗っていた男の素性を調べたところ、「海巡署は11日、男が中国海軍少佐として『艇長』を務めた経歴があると明らかにした」、ということでした。

中国軍退役少佐が台北近郊河口にボートで侵入 「自由求め投降」供述、グレーゾーン作戦か

男は、台湾側の調べに対して、「インターネット上で中国共産党に都合の悪い言論を発表した後に出国を制限されたため、8日に福建省寧徳市の漁港から密出港し、台湾に『投降した』と供述」したとのことですが、元軍人が偶然台湾の官庁街まで船でやってくるでしょうか。

台湾当局は、この男は、台湾側の対応能力を探る「グレーゾーン作戦」の可能性もあるとみて背景を慎重に調べている、ということです。

この記事の著者・黄文雄さんのメルマガ

缶詰だったらコンビーフやツナ、飲み物なら豆乳やアーモンドミルク。糖質制限食の提唱医が備蓄している非常食

日本に住んでいる限り、避けることができない自然災害。そこで重要となってくるのは普段からの備えですが、糖質を制限せざるを得ない生活を送っている人はどのような食品を備蓄すればいいのでしょうか。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では糖尿病専門医で糖質制限食の提唱者でもある江部康二さんが、常温保存が可能で糖質制限実践者が口にできる非常食を列挙。自身も常時ストックしているというお勧め飲料の商品名も紹介しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:災害時、非常時の糖質制限食

内臓脂肪と脂肪肝、アルコールと糖質制限食の関係について その2

Question

shitumon

最近の豪雨や大地震の頻発で、心配な事があります。

避難所の非常食は炭水化物がメインかと思います。

私は1年間糖質制限を継続しているので、自宅に非常食を備蓄するなら炭水化物ではなく、高タンパク質メニューを買い置きしたいです。

どのような非常食を購入すればよいでしょうか?

江部先生からの回答

仰る通り、災害時に避難所に届けられるのは、菓子パンやおにぎり、カップ麺、レトルトカレー、パックご飯、クッキー、クラッカーなど、炭水化物がほとんどだと思いますので、糖質セイゲニストにはNGです。

従って、備蓄しておくのが一番で、備えあれば憂いなしです。

災害に備える食料の備蓄ですが、冷蔵庫も使えなくなると仮定して室温保存でOKなものがいいですね。

ナッツ類、ビーフジャーキー、サラミなどは、糖質制限OKです。天日干しのスルメ、ゲソ、貝柱、めざし、鮭とば、干し海老などの干物もOKです。

コンビーフ、ツナ、マグロ、カツオ、サバ、カキ、ホタテ、ムール貝、豚肉などの缶詰もOKです。蒲焼きのタイプの缶詰は甘く糖質が多いので、NGです。必ず糖質や炭水化物の量をチェックする習慣をつけましょう。

たけのこ、アスパラガスなどの野菜缶詰もOKです。大豆の缶詰もあります。

グリーンピースの水煮は100g中13gくらいの糖質ですが、非常時にはよしとしましょう。

あと、水のペットボトル(2リットル)10本の備蓄もあると安心です。

「グリコ アーモンド効果 砂糖不使用 アーモンドミルク」は常温保存可能で、200ml(1本)あたり糖質0.9g、賞味期限が製造日より230日と長く、室温で保存可能で、なかなかの優れものです。

豆乳も賞味期限が半年ほどの長いものは、殺菌温度が高く130度から150度で加熱されて完全な無菌化の状況で、光と空気を遮断できる容器に入れられます。それで半年という長い賞味期限と常温保存が可能となります。完全滅菌ですので、全くの無添加で、糖質は100ml中に2.2gくらいです。

なお、災害時でも牛乳は手に入ると思います牛乳は、100ml中に5gの糖質なので、400ml飲んでも、糖質は20gです。平時は、アーモンドミルクや豆乳に比べると糖質含有量がやや多いので、少量にとどめた方がいいのですが、非常時や災害時は、手に入りやすい牛乳でしのぐのもありと思います。

私は、低糖質のナッツやお摘まみになる缶詰や干物は、常時、備蓄しています。豆乳も常時、備蓄しています。アーモンドミルクも常時、備蓄しています。

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

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小池都知事と瓜二つ「AIゆりこ」に感嘆の声!「アラビア語は喋れるの?」「これ税金で作ったん?」神か悪魔かネット議論白熱

東京都知事選への出馬を正式表明した小池都知事が、早くも最初のカードを切ってきた。生成AIを活用した「AIゆりこ」は、はたして東京都民をどこに導くのか?いったい何のために、どれだけの税金を投じて開発したのか、ネットでは驚きの声があがっている。

小池都知事にそっくり!「AIゆり子」に有権者から驚きの声

東京都知事選への出馬を正式表明した小池百合子都知事。いよいよ学歴詐称疑惑の“潔白証明”に着手することになるが、その切り札ともなりうる“新兵器”が突如、SNS上に出現してネットの関心を集めている。

「エジプトのカイロ大学を首席卒業したというウソをつき続けている小池氏が13日、X(旧Twitter)で、生成AIで開発したという『AIゆりこ』の動画をお披露目しました。小池氏似のAIが、子育て給付の所得制限撤廃について説明するという内容で、日本語に不自然さはあるものの、メッセージに心がこもっておらず空疎なところなどは本人に瓜二つ。SNSでの評判は上々のようです」(ネットメディア編集デスク)

実際に動画を見ると、日本語を母語としない外国人日本語学習者のような発声ではあるが、声質は小池氏によく似ている。SNSでも「まさかとは思うが、この『AIゆりこ』は税金で開発したのか…」など感嘆の声が多数あがっている状況だ。

《これはすごい。いくらAIに流暢に喋らせても、公約破りばかりじゃ無意味ってのがよく理解できた》

《案外、日本語はまだ不自然だね。AIゆりこチャンは外国語能力に全振りなのかな?》

《これって税金でつくったん?さすがはカイロ大首席の才媛やね…》

《実物とちがって、アラビア語をペラペラ喋り出しそうで草》

《1000年以上、都知事のポストにしがみつきそう》

《美肌加工が強すぎないか?萩生田の好みに寄せたのかもしれんが》

話題の「生成AI」で、有権者の心を瞬く間につかんだ小池氏。都知事3期目をうかがう現職なだけあって、ネットを駆使した選挙戦術では一日の長があるようだ。

小池知事がついに手に入れた「最強のアラビア語力」

小池氏の学歴詐称疑惑をめぐってよく見られるのが、「カイロ大を本当に卒業したというなら、今ここでアラビア語を喋ってみろ」というツッコミだ。

学歴詐称と語学力といえば、故・野村克也氏の妻、“サッチー”こと故・野村沙知代氏が思い出される。だがサッチーの場合「米コロンビア大学卒業」という経歴はウソでも英語力は本物だった。最終学歴は国民学校高等科卒業(現在の中学2年生相当)だったが、生前のサッチーが流暢な英語をあやつる姿を多くの人が目撃している。

その点、小池氏は公の場でまともにアラビア語を披露したことがなく、周囲から求められても謎の笑みを浮かべてスルーするばかり。アラビア語が喋れない人間にカイロ大学を主席卒業できるはずもなく、これが疑惑を深める大きな要因となっていた。

そんな小池氏が「AIゆりこ」によって、最強のアラビア語力を身につけた。日本語話者の動画に自然な外国語を喋らせる技術はすでに存在しており、「AIゆりこ」がアラビア語でマウントを取ってくるのは時間の問題だ。そうなれば学歴詐称疑惑は沈静化し、“3選”に大きく近づくのではないか?

「そうとも限りませんよ。小池氏の学歴詐称疑惑にはもう1つ重大な懸念点があって、以前にチラ見せした卒業証書の性別欄がなぜか男性になっていたんです。『AIゆりこ』にアラビア語を喋らせることはできても、さすがに“性転換”や“ふたなり化”までは今回のスコープに含まれていない可能性が高い。都知事選まであと3週間という短期間での実現は難しい、との見方が支配的になっています」(ネットメディア編集デスク)

それでも小池氏が“強権”を発動した場合、大きな政治的摩擦が生じる可能性が高いという。それはなぜだろうか?

「資格を取ること」が目的になっていない?『ドラクエ』の主人公になったつもりで考える“目的”と“目標”の違い

転職やキャリアアップのため多くの人が取り組む資格の取得。しかし少なくない人が、「重要事項」を考えることなく資格試験に臨んでいるのが現実でもあるようです。今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』では「5つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家」の石川さんが、資格を目指す際に意識しておくべきポイントを提示。目標を果たして燃え尽き症候群とならないための考え方をレクチャーしています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:資格取得は目的ではない

資格取得は目的ではない

働き方の不安やステップアップをするため、デジタル人材の確保やリスキングの影響で資格を取得する人が、再び増えています。

資格取得はキャリアチェンジやスキルアップのために素晴らしい行動ですが、以下の点に気をつけなければただの浪費行動になってしまいます。

例えば、資格試験の合格を目指し、工夫した勉強法がうまくいって、次々と資格を取得していくと、とても充実感があります。

苦しかった勉強が実り、資格証を手にするのは、確かに気分がいい。

私の知人にも、この快感にハマってしまい、ありとあらゆる資格を取得している人がいます。その人は普通の会社員で、中には「えっ?そんな資格、これから生涯で使うことがあるの?」というものまで取得しています。つまり、その知人にとっては資格を取ることが目的になっているのです。

でも、ここであえて言います。

資格は、取るだけでは意味がありません。

取った資格は、活かしてこそはじめて意味をなすのです。

難しい資格試験を目指して、工夫して勉強し、ましてや何度か不合格を経験すると、いつの間にか資格を得ることがゴールになってしまいます。

そして、やっと合格したら、満足しきってしまう。

まるで、東大合格にそれまでの人生を捧げてきて、合格し卒業しても何をやっていいのかわからない「東大ニート」のような状態になってしまうんです。

忘れてはいけないのは、資格を持っているだけでは、何の役にも立たないということです。

医師免許を持っていても、ラーメン屋になったら、医師免許が泣きます。司法試験に受かったのに、タクシー運転手になったら、六法全書が泣きます。

ラーメン屋やタクシー運転手が悪いといっているわけではありません。取得した資格を活かしきれていないという話です。

単に資格試験を目指すのではなく「目指す資格を取得したら、自分はその資格を活かして〇〇をする!」という目的をセットで考えておいて欲しいのです。

「お笑い芸人になるのが夢だけど、話芸を磨くためにコーチングの資格も取っておきたい」というのも良いでしょう。資格を自分のスキルアップに役立てるのですから、すばらしいと思います。

もちろん、私の知人のように「自分は、資格を取るのが趣味。死ぬまでに少なくとも100個の資格を取るのが目標」という人は別。おおいに資格取得を楽しんでください。

この記事の著者・石川和男さんのメルマガ

ズバリ「承認欲求を満たす」ため。多くのフォロワーを持つ著名人がSNSで発信を続ける一番の理由

素人目に見てもおよそ収益に繋がらないであろう面白ネタやお役立ち情報を、惜しげもなくSNS上で披露する著名人やインフルエンサーと呼ばれる人々。なぜ彼らは「カネにならない」とも言えるような発信を頻繁に行うのでしょうか。今回のメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』では人気コンサルの永江さんが、自身の思いも交えながらそんな疑問に回答。さらにX(旧Twitter)で収益を上げるために重要なポイントを紹介しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:Xやインスタのフォロワー数に価値はあるか

Xやインスタのフォロワー数に価値はあるか

Question

shitumon

Xやインスタについてのフォロワー数の価値についてお伺いしたいです。永江さんのように実名でやっている人や自分の仕事を軸にやっている人は直接自分の仕事に役立つことは分かるのですが、例えば啓発的な内容で数万人以上のフォロワーがいることについて、どのようにマネタイズできて価値があると思われますか?

自分の仕事と全く異なり、実名でないアカウントで発信して何十万人というフォロワーになった時にどのようなメリットがあるのか中々見いだせません。youtubeのように収益化がそこそこできるのであれば毎日発進する価値を見いだせるのですが…。

例えば、情報商材売ったり、サロンに誘導したり、コメ欄でアフィリや自社サイトに誘導したりするのは分かりますが、それ以外で、いわゆる「お題系」とか「アングラ」とか「啓発」とかを発信している人は、地位とか影響力は抜きにして、マネタイズという観点からそれほど稼げるのでしょうか。

Xの収益化もそこまでと聞いていますし、何十万人とフォロワーを抱える人が毎日自分の仕事とは関係のないようなものずっと発信しているモチベーションは何だとお考えでしょうか。

永江さんからの回答

これは良い質問ですね。多くのフォロワーを持つ著名人がSNSで発信を続ける一番の理由は「承認欲求の満足」に他なりません。自分が書いた投稿がたくさんリポストされたりバズると純粋に嬉しいですし、モチベーションに繋がるので毎日飽きずに続けているのだと思います。

わたしの場合、X、インスタ、YouTubeの中だとXが最も収益化できています。現在フォロワー数は約1.1万人で、毎月だいたい35~55ドル(6,000円前後)の入金があるので有料プラン分は余裕で回収しています。

この記事の著者・永江一石さんのメルマガ

関節炎の痛みは「ポジティブ心理学介入では軽減されない」という研究結果

疼痛の軽減にはポジティブな心理学の介入を行うことが有効と言われてきました。しかし、今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』では、関節炎の痛みには、それは有効ではないという研究結果を紹介しています。

痛みに対するポジティブ心理学の有効性

◎要約:『関節炎の痛みに対してポジティブ心理学の介入を行っても、明らかな改善は得られないかもしれない』

疼痛の軽減にマインドフルネス等の心理的方法が有効であると指摘されてきました。

今回は、ポジティブな心理的状態や態度を維持・改善することを重視する“ポジティブ心理学的介入(Positive Psychological Intervention)”が関節炎の痛みに有効かを調べた研究をご紹介します。

関節炎のある成人の痛みと機能障害に対するポジティブ心理学の有効性

Effect of a Positive Psychological Intervention on Pain and Functional Difficulty Among Adults With Osteoarthritis

A Randomized Clinical Trial

アメリカの退役軍人を対象とした関節炎に対するポジティブ心理学の効果を調べた研究(The Staying Positive With Arthritis Study)によるもので、180人の非ヒスパニック系白人と非ヒスパニック系アフリカ系アメリカ人180人(全体の平均年齢64.2歳、76.4%男性)が対象となりました。

親切や感謝に関するスキル等、ポジティブ心理学に関する介入が、電話によって週に1回、6週間にわたって行われました。

結果として、ポジティブ心理学の介入による痛みや機能障害の時間経過による変化は明らかではなく、人種間による違いもありませんでした。

頻度や継続期間による効果の違いもあるかもしれませんが、今回の介入法ではポジティブ心理学を内容とする介入方法は痛みや機能上の障害に明らかな改善をもたらさないという結果でした。

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同じ方向へ向かう2組の足跡。中国が消した「北朝鮮との“蜜月”」の象徴

北朝鮮と中国それぞれの首脳が散歩をしながら談笑した記念の足跡銅板、これが撤去されていたことがわかりました。無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が、その詳しい内情を紹介しています。

「中朝密月の象徴」金正恩の足跡銅板が中国から消えた

2018年5月、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の中国大連訪問当時、習近平国家主席と散歩しながら親交を深めたことを記念して設置されたとされる「足跡銅板」が最近除去されたことが分かった。

6月10日、複数の消息筋によると、当時の金正恩と習主席が散歩しながら談笑した大連郊外の休養地、防秋伊島(バンチュイダオ)の海辺にあった足跡の銅板を今は見つけることができない。

北朝鮮事情に詳しい消息筋を通じて中央日報が入手した最近の写真によると、銅板があった場所には黒いアスファルトコンクリートで覆った跡だけが残っている。中央日報は過去に銅板が設置されている写真も入手したが、そこには同じ方向に向かう2組の足跡が並んで写っていた。

中国側が特別に銅板設置と関連した事実を公式に発表したことはないが、現地では金正恩と習主席が散歩したことを記念して両首脳の足跡を真似て作ったと広く知られているという。

このような状況から見て、外交界では朝中両国首脳の足跡を消したのは、習主席の承認がなかったら不可能なことだという分析が出ている。該当事案に詳しい現地消息筋は「中央から指示が降りてきて除去した可能性が高い」と話した。

別の消息筋は、「バンチュイダオビーチ近くの食堂の『7号閣展示室』も閉鎖されたと聞いている」とし、「該当展示室には金日成(キム・イルソン)、金正日(キム・ジョンイル)がバンチュイダオを訪問した当時の写真などが展示されており、金正恩も訪問したところだ」と話した。

足跡銅板と展示室閉鎖の正確な時点は確認されていないが、現地でもこのような一連の措置が通常ではないと見る見方が多いという。

統一研究院のオ・ギョンソプ研究委員は「このような変化は朝中関係に問題があったり、どんな理由であれこれ以上銅板を維持・管理する必要性がなくなったためと見られる」と話した。

当時の朝中の出会いの象徴性を考慮すれば、こうした疑問はさらに深まる。金正恩は当時、ドナルド・トランプ米大統領との1回目の朝米首脳会談(2018年6月12日)直前に大連を電撃訪問した(同年5月7~8日)。

事実上「作戦会議」だった。専用列車ではなく、専用機(チャムメ-1号・IL-62M)で訪中した金正恩は、公式会談歓迎晩餐-バンチュイダオ海岸散策-昼食へとつながるハードな日程を習主席とともに消化したが、ハイライトは海辺散策だった。

当時、両首脳は通訳だけ同行したまま並んで歩き、親交を誇示した。防秋伊島(バンチュイダオ)は毛沢東時代から中国指導者たちがトップクラスの外国人との会談や休養のために訪れたところだ。金正恩の祖父である金日成主席も数回訪問した。金正恩と習主席の「散歩外交」がここで行われた背景でもある。

ナチス・ドイツのロケット開発者は、なぜディズニーのTV番組に出たのか?

前回の記事でロケットの父であるフォン・ブラウンを紹介していた、時代小説の名手として知られ『歴史時代作家 早見俊の無料メルマガ」』の著者である作家の早見俊さん。今回は、そのブラウンがあのウォルト・ディズニーに協力したこともあったというエピソードを紹介。その目的とは?

ヒトラー支配下のドイツに生きたロケットの父フォン・ブラウン

ブラウンに限らずナチスに協力したとみなされた多くの学者、文化人が誹謗中傷されました。ヒトラー支配下のドイツに生きた者たちには避けられない事態ではありました。

ブラウン自身は、「宇宙に行くためなら悪魔に魂を売り渡してもいいと思った」と語っています。これは彼の本音でしょう。ロケット開発のできる環境があれば迷うことなくそこで働く、決して出世とかお金が欲しかったわけではないと想像できます。

ブラウンはアメリカ陸軍の弾道ミサイル開発に従事する一方、ロケットの平和利用を構想します。宇宙ステーションの構想です。この構想は彼の宇宙への夢と情熱を物語るものです。また、ブラウンは子供たちの宇宙への興味をかきたてるためにウオルト・ディズニーに協力します。

ディズニーはディズニーランド建設のための費用を稼ぐためにABCテレビで、「ディズニーランド」という番組を製作していました。デイズニーに誘われ、ブラウンは出演しました。この番組は子供向けに夢と魔法の国を構成する四つのテーマランド、すなわちアドベンチャーランド、フロンティアランド、フアンタジーランド、トゥモローランドについて語られた。

この内のトゥモローランドにブラウンは出演しました。ブラウンは子供たちに向かって宇宙旅行について解説をしました。自分が設計した四段式ロケットの模型を見せながら、熱っぽく宇宙への夢を語りました。ブラウンは言います。

十分なサポートと組織があれば、十年以内に有人ロケットが開発できる、まだ、人工衛星すら飛んでいない時代、ブラウンは真剣に宇宙ロケットについて語ったのです。