アサヒノマスク批判首相がアベノマスクで踏んだり蹴ったりの悲劇

それぞれの国民から批判的に受け取られることが多い、日米両首脳による新型コロナウイルスの流行防止策。彼らはなぜ初動を誤り、その間違いを完全に修正することができなかったのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、安倍・トランプ両氏の現時点までの動きを改めて確認しつつ、その原因を探っています。

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2020年4月27日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

こういう時だからこそ問われる指導者の能力と品格――幼児性を競い合う?日米首脳

「AERA」4月27号の「リーダーたちの危機対応『通信簿』」では、主要国指導者の5点満点によるランキングは次のようである。

     総合 決断力 実行力 情報発信力 責任感 市民の支持

メルケル 5.0   5   5     5    5     5
蔡英文  4.2   5   4     4    4     4
習近平  3.2   4   5     2    3     2
ジョンソン3.0   3   2     4    3     3
トランプ 2.0   2   2     3    1     2
安倍晋三 1.4   1   1     2    1     2

なぜかここには文在寅が入っていないが、たぶん蔡英文の次くらいに位置するだろう。いずれにしても我が安倍首相は、あのトランプをも大きく下回って最低ランクである。

デマゴギーを振りまくようになったらお終い

トランプ大統領と安倍首相に共通するのは、自分の過ちを認めたくないが故に他人を引き合いに出して罪を逃れようとする、与良正男の表現を借りれば「しかられた子供が『だって○○ちゃんだって……』と言い訳するような……幼児性」である(毎日新聞4月22日付夕刊)。

その最近の典型例が、全国民的に不評な「アベノマスク」をめぐる安倍首相の朝日新聞記者とのやりとりである。17日の首相記者会見で朝日の記者が「最近では布マスクや星野源さんの動画でも批判を浴びているが、この間の一連の対応についてご自身でどのように評価しているか」と問うたのに対して、安倍首相はムキになってこう言った。

「御社のネットでも布マスク、3,300円で販売しておられたということを承知しておりますが、つまりそのような需要も十分にある中において、我々もこの2枚の配布をさせて頂いた」

これって、聞いている全国民には何のことやらよく分からないと思うが、朝日記者の質問の中に「布マスク2枚全戸配布が不評だがそれについてどう思うか」という意味が含まれていたのにイラついて、安倍首相は「朝日の通販サイトでも布マスクを3,300円の高額で売っているじゃないか。何でお前がそんな質問をできるんだ」という趣旨の反撃をしたのである。

しかし、これは安倍首相が聞きかじり程度の知識に基づいて朝日に一太刀浴びせようとしてデマゴギーを振りまいてしまった愚行で、さてこれをどう収拾するのだろうか。

世界的エンジニアが明かす、ZoomよりSlackの方が「効率的」な訳

リモートワークの流れが加速するに連れ、ZoomやSkypeといったオンラインミーティングを可能にするツールがにわかに注目を集めています。しかし、「初対面の人にZoomミーティングを申し込むのは失礼にあたる」と言い切るのは、「Windows 95を設計した日本人」として知られる世界的エンジニアの中島聡さん。中島さんは自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』に今回、冷静な筆致でその理由を記しています。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2020年4月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

コロナ時代の働き方3 リモートワークと非同期通信

先週、OwnPlateの開発に関して、とあるところから取材を受けたのですが、開発メンバーの間のコミュニケーションは基本Slackで、ZoomやSkypeを使ったミーティングすらしていないと話したところ、とても不思議そうな顔をされてしまいました。私のようにリモートで働くことに慣れた人たちが、ZoomやSkypeによるミーティングを多用していると誤解している人も多いようなので、ここではその話をします。

コロナ騒ぎでリモートワークが注目されていますが、私は既にここ数年間、リモートでの仕事をして来ているので、仕事に関しては何の不自由さも感じません(もちろん、スポーツや外食に関してはとても不自由に感じています)。e-mail、slack、Github、Google Drive、Dropboxなどを活用して、逆にオフィスに通っていた時よりも生産効率良く仕事をしています。

注目していただきたいのは、私が使いこなしているツールにZoomやSkypeが入っていない点です。私からZoomミーティングを提案したことは一度もありません。他の人から「Zoomでミーティングがしたい」というリクエストを受け、参加することも週に1、2度ありますが、実はとても迷惑だと感じいています。

私から言わせれば、初対面の人に(相手の時間を奪う)Zoomミーティングを申し込むこと自体がとんでもなく失礼なんですが、それを全く理解していない人が大半です。

多くの人が、「リモートで働いている人たちは、ZoomやSkypeを多用しているに違いない」と考えているようですが、大間違いなのです。そもそも、「リモートで働く=ZoomやSkypeでミーティングをする」という発想自体が間違いなのです。

ミーティングの目的は、ほとんどの場合、情報の共有と意見交換ですが、これだけ多用なコミュニケーション・ツールが揃っている時代に、そもそもミーティングが本当に最適な手段なのか、ということを今一度見直すべきだと私は考えています。

情報の共有であれば、slack、Google Drive、Dropboxなどを使えば、ミーティングよりずっと効率的に行うことが可能です。情報を提供する側は、「読んでもらうための資料」を作る必要がありますが、情報を受け取る側が節約できる時間を考えれば、この方が圧倒的に効率的です。

意見交換も、ほとんどの場合、非同期に意見の交換が進むSlackの方がはるかに効率的だし、全員に発言の機会を与えることが出来ます。ミーティング(オンラインミーティングを含む)のように、発言の機会を伺う必要もないし、文字で書くので、より正確な情報も伝えられます。

Slack上のコミュニケーションでは、しばしば、外部の情報へのリンクを貼り付けた上で話が進みます。そんな時は、リンク先の情報を参照しながら話が進みますが、ミーティングではそんなことはほぼ不可能です。

私に言わせれば、ミーティング(もしくはZoom/Skype)の方が適しているのは、2~3人の出席者が、何か需要なことをスピーディに決めなければならない時だけです。それ以外のミーティングは、全てSlack(もしくはMicrosoft Team)などを活用した、非同期型のオンライン・コミュニケーションにすべき時代なのです。

ちなみに、先日も、シアトル・シンフォニーのZoomミーティングに参加しましたが、全くの時間の無駄でした。そもそも出席者が10人もいたため、それぞれが発言する時間は少なかったにも関わらず、話すべきトピックが多すぎたのです。

私ともう一人の出席者は、「長期的な戦略を立てた上で、今何をすべきかを決めるべき」と主張したのですが、その議論と、「長期的な戦略の話は別にして、今何をすべきか」の議論が同時進行してしまい、意見がまとまらないうちに時間が来てしまい、続きの議論は次のミーティングまで持ち越しになってしまったのです。

私も含めて出席者の大半はボランティアなので、次のミーティングまでは特に何も議論が進まず、次のミーティングも同様の展開になることが目に見えています。

やり方次第でジム以上の効果。プロが教える「自宅で」筋トレ術

空前の筋トレブームとともに盛り上がっていたスポーツジムに、突然訪れた新型コロナウイルスによる営業自粛の嵐。ジムでのマシンを使ったトレーニングができずに困っている人が多くいます。メルマガ『届け!ボディメイクのプロ「桑原塾」からの熱きメッセージ』の桑原弘樹塾長が、お手軽なギアを使ったトレーニング法や、狭いスペースでも効果の上がるエクササイズを教えてくれます。また、通常は否定的な有酸素運動についても、この特別な状況下では取り入れていいとアドバイスしています。

ジム以外でトレーニング

Question

shitumon

新型コロナウイルスの影響を受けて、ジムが閉まってしまいました。自宅にはダンベルも無いのでトレーニングらしいことが何も出来ません。何かジム以外で可能なお勧めトレーニングはありますでしょうか。(35歳、男性)

桑原塾長からの回答

ジムが閉鎖されるというのは台風などの災害の際はありましたが、日本全国で数週間にわたってというのは異例中の異例でしょうね。まさにパンデミックです。

また、トレーニングに行く事に少し後ろめたさを感じるのも、異常事態の象徴のように思います。私もジム依存型なので、どうしても自宅やジム以外ではうまくワークアウトが出来ません。贅沢な話ですが、ゴールドジム以外だと更にその効率が落ちてしまうという甘えっぷりでもあります。

しかし背に腹は代えられないわけで、指をくわえて時が過ぎるのを待つわけにはいきません。そこで、幾つかの簡単なトレーニングギアがあるとグッと効率はあがります。まず何と言ってもお勧めはアブローラーです。置いてあるジムも多いと思いますが、通常は腹筋台やマシンのアブベンチなどを使っているのではないでしょうか。私はホームセンターで1,000円もかけずに購入した記憶があります。

これは効きます。正直ジムのマシンの比較にならないと思います。以前、どうしてもジムに行く時間が取れなかった時、自宅でムキになってアブローラーをやったことがありました。10レップの10セットを休み休みで完遂しました。翌日、腹筋を中心に筋肉痛がひどすぎてジムに行けなかった事を思い出します。

今でもたまに膝をつかずに体を一直線に伸ばした状態でのアブローラーを自慢げに見本としてやることがありますが、何気に翌日は筋肉痛になります。毎日のようにジムでやっているアブベンチがいかに効かせていないかの証でもあります。

次にお勧めはプッシュアップバーです。たかが腕立て伏せされど腕立て伏せです。これもひたすら回数を稼いで、腕立て伏せを200回やったなどという発想から卒業をして、腕立て伏せでも10レップで十分に効かせられるのだと実感すると思います。

この2つのギアはさほど高いものではないので、いざという時の備えとして自宅にあると便利かもしれません。

外に出て公園に行くと、最近では鉄棒ではなくブラらがり器具のような健康遊具(?)を見かけます。どちらでもいいのですが、チンニングにはもってこいです。グリップの太さなど、多少の違和感はあるかもしれませんが十分にチンニングは出来ます。なんならパワーグリップを持参して行くといいでしょう。

これもジムでしたら10レップを3セット程度がせいぜいだと思いますが、徹底的にやりこむようにすると、翌日の背中、僧帽、二頭は悲鳴をあげています。アシストがありませんから最後はほんの数cmあがっている程度になりますが、そこまでしつこく追い込むことは通常はやらないため、それが効いているのでしょう。

モノを知らない人と思われぬため。「同じ読み」漢字の書き分け方

例えば「あげる」という言葉、漢字で正しく書き分けることはできるでしょうか。ビジネス文書等で誤用した場合、信頼を失うことにも繋がりかねません。今回の無料メルマガ『仕事のメール心得帖(無料版)』では著者の神垣あゆみさんが、複数の意味を持つ言葉の書き分け方について詳しく解説しています。

言葉の書き分け 「あげる」

読みは同じでも、字に書くと漢字が異なり、意味も違う言葉があります。

パソコンで文字を入力するとき、変換候補の中からどれを選んでよいか分からなくなることがありますが、そんな言葉の書き分けについて取り上げてみたいと思います。

「あげる」は漢字で表記すると「上げる」「挙げる」「揚げる」ですが、使い分けはできていますか?

「上げる」は、文字通り「下」の対語。位置や程度があがる、高める意もあります。

対して「挙げる」は、はっきり分かるように示すこと、列挙、出し尽くす、こぞってするなどの意味があります。

  • 効果・成果を上げる=効果・成果がアップ(上昇)すること
  • 効果・成果を挙げる=効果・成果を残すこと
  • 手を上げる運動=実際に手を上に動かすこと
  • 手を挙げて意見を言う=人に分かるように挙手で示すこと

「上げる」か「挙げる」か判断が付かない場合は「あげる」とひらがな書きに。「~してあげる」は「上げる」「挙げる」ではなく、ひらがな書き

それに対し「揚げる」は、高く掲げる、ある場所から他の場所へ移すという意味があります。

  • 転勤先から引き揚げる=元の場所へ戻ること
  • 荷揚げ作業=「荷降ろし」の対語、荷を掲げること
  • 揚げ足取り=浮ついた足を取ることから、言葉じりやちょっとした失敗を取りあげて相手を責めることを指す

言葉の書き分け 「かえる」

「かえる」には4つの漢字があります。「変える」「換える」「替える」「代える」です。

前とは違った状態、変化や変更を示す「変える」に対し、紛らわしいのが「換える」と「替える」です。

「換える」とは、AとBを交換、転換、改めるといった意味があります。

  • 言い換える、置き換える、書き換える
  • 換金(品物を現金に換える)、お金に換える
  • 借り換え、遺伝子組み換え
  • 交換、取り換え
  • 乗り換え

「替える」は前の物事をやめて別の物事をする意味があります。

  • 入れ替え、買い替え、差し替え
  • 植物の植え替え、家の建て替え
  • 手を替え品を替え
  • 振り替え休日、日替わり定食
  • 円をドルに替える、両替(ある種の貨幣と他の種の貨幣とを取り替える)

それに対し「代える」は別のものがその役をする、なりかわることを意味します。

  • 入れ代わり立ち代り、背に腹は代えられぬ
  • 肩代わり
  • 部長に代わって、代理
  • その代わり
  • あいさつに代えて

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コロナ禍で生まれた、今話題の「ドライブスルー八百屋」って何?

「ドライブスルー八百屋」なるものをご存知だろうか? 新型コロナウイルスの感染が拡大する中生まれたサービスで、文字通りドライブスルー+八百屋を合わせたものだ。そのユニークな取り組みが話題となり、今全国に広がりつつあるという。では、一体どういうものなのだろうか? 実際に取材をしてみた。

ドライブスルー八百屋が大人気

ドライブスルー八百屋ではまずホームページで予約が必要。当日分も若干の用意はあるが、すぐに売り切れてしまうため予約しておくことをおすすめする。サイトを見ると、直近の販売日が載っているので、こちらから希望日を選び予約をする。ドライブスルー八百屋①imaged by: フードサプライ

気になる商品は野菜とお米のセットが5000円、野菜のみだと3500円。支払いは現金のみ。セット内容の例が書かれているが、数えてみると17種類あるようだ。バナナやキウイはさすがに外国産だが、それ以外は全て国内産。きちんと明示されていて安心できそうだ。ドライブスルー八百屋②imaged by: フードサプライ

そして、販売日当日。早速野菜の受け取りへ。場所は京浜島(東京都大田区)。「なぜ京浜島? 」と思ったが、すぐそばに大田市場があることで納得。京浜島であれば、交通量も多くはなく、ドライブスルーに適しているのだろう。

京浜島へ向かってみる。車がズラリと並んでいたらどうしようかと思ったが、全くそんなことはない。受け取り時間を分散させているからであろう。目の前にのぼりが見えてきたので、車をそちらへと進める。

すると係りの方が近づいてきて「予約されていらっしゃいますか? 」「お米はありですか? 」と聞かれ答えると、「では、トランクに詰めますので開けてください」とのこと。言われた通りにトランクを開けると、他の係りの人たちが野菜が入った段ボールと5kgのお米を入れてくれた。ドライブスルー八百屋③

本当に店は潰れているのか?新型コロナ禍の「閉店状況」を検証

新型コロナウイルスの感染が広がる中、倒産や閉店などに追い込まれている会社や店舗が多いという。では、実際にどれくらいのお店が閉店しているのか、それはいつ頃から増加しているのか。その目安を知るのにぴったりな「開店閉店ドットコム」というサイトがあることをご存知だろうか。

コロナ禍における開店閉店情報を検証

開店閉店ドットコムとは、日本中の開店と閉店についての情報を集めたサイト。飲食店からサービス業、観光、レジャー、小売り、美容、娯楽、公共施設まで、ありとあらゆるジャンルの開店閉店情報が掲載されている。地域も北は北海道から南は沖縄まで47都道府県を網羅。もちろん、個人店の隅から隅までとはいかないが、栄枯盛衰を表すひとつも目安になるといえるだろう。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、どれだけの店舗が実際に閉店しているかを調べるため、開店閉店ドットコムを利用してみた。あまりにも数が膨大だったため、4月1日以降で検証する。

4月1日といえば、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が行われ、現状の状況分析とその結果をまとめた「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」が公表された日。日本国内の感染の状況について、「今のところ諸外国のような、オーバーシュート(爆発的患者急増)は見られていないが、都市部を中心にクラスター感染が次々と報告され、感染者数が急増している。そうした中、医療供給体制が逼迫しつつある地域が出てきており医療供給体制の強化が喫緊の課題となっている。」とされていた。

一日あたりの国内の感染者数が初めて200人を越え、累計でも2000人を突破。「緊急事態宣言はまだか」と声高に叫ばれていた頃である。

ではこの日、どれくらいの店舗が閉店したかというとわずか15店舗。新型コロナウイルスの影響は受けているとはいえ、まだ閉店までは至っていないようだ。一方、開店した数を見てみると、何と110店舗。4月1日という切りが良いこともあってか多くの店が開店していた。ジャンルで見ると飲食店が多いようだが、現在大きな打撃を受けているホテルなどもオープンしている。

強殺未遂事件も発生。コロナ失業3000人超に「労働者は非力」の声

総務省が28日発表した3月の労働力調査によると、完全失業率が前月比で0.1ポイント上昇し、2.5%となったと、NHKニュース日本経済新聞などが報じた。完全失業者数は6万人増加の172万人。一方、就業者数は6732万人で11万人減少している。また、新型コロナウイルスの影響から解雇や雇い止めにあった人数は4月24日時点で3076人。およそ1カ月前の3月30日には1021人だったという。

有効求人倍率

3月の有効求人倍率は1.39倍となり、2016年9月以来の低い水準となった。就業者数は11万人減の6732万人。前年同月比で新規求人が減ったのは、主要産業の多く。特に減少幅が大きかったのが、製造業で22.8%、宿泊・飲食サービス業で19.9%、職業紹介・労働者派遣業で34.3%だった。

コロナ失業による強盗殺人未遂

横浜市では、不動産会社勤務の20代女性が物件を案内していた男に刺され、重傷を負った事件が起きた。逮捕された無職の西山優希容疑者は「殺害して金などを奪おうと思っていた。最初からアパートの部屋を借りるつもりはなかった」と話しているという。西山容疑者は、昨年末から3月ごろまで大阪府内で風俗関係の仕事をしていたがコロナの影響で働けなくなり、「ネットカフェで寝泊まりをしていたが、お金がなくなった。路上生活をした後、犯行に及んだ」と供述している。

神奈川県で強盗多発

神奈川県警によると、2020年に入ってからの強盗事件(未遂含む)の認知件数は3月末で前年同期比2.6倍の52件。昨年1年間の認知件数は109件で、たった3カ月で半数近くに達した。路上強盗や店舗・住宅への侵入も増加しており、県警は自衛策を呼びかけている。

え?10万円の給付金受け付けがもう始まった?千葉県市川市で

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、一律給付される10万円をいち早く届けようと、申請を受け付ける手続きが、千葉県市川市では27日から始まった。しかし、全国民への一律10万円の現金給付を盛り込んだ補正予算案は、27日に審議入りし、成立するのは30日のはず。一体どういうことなのか?

市川市で給付金申請の受付スタート

申請手続きが開始されたのは千葉県市川市。市では新たに担当部署を作り、27日からウェブサイトで申請に必要な書類をダウンロードできるようにした。

実は市川市、給付金を少しでも早く市民の手元に届けようと、国からの補助金が入る前に市の基金で一時的に立て替えて、早ければ来月15日ごろに振り込みを始めるという。

住民基本台帳に基づいて給付される現金10万円の申請手続き。政府の指針では受け付けを市区町村が行うことになっているが、これを市川市では、給付金を一時的に建て替えることで、順番を逆にしたのだ。

印刷した申請書に世帯主が名前や金融機関の口座番号などを記入し、口座を確認できるキャッシュカードなどのコピーや本人確認できる書類のコピーとともに、市役所に郵送すると確認の作業が行われるという。

市川市では「生活に困っている人にいち早く届ける必要があると考えた」と話している。

同様の取り組みは福島県相馬市でも行われる予定で、27日開かれた臨時議会で、およそ35億円の費用を盛り込んだ補正予算案が可決された。市は申請書を受け取り次第手続きを進め、早ければ大型連休明けの来月7日にも給付できるという。

バイト先はクラスター病院。コロナ疑いでPCR検査前に書いた遺書

依然として収束の兆しの見えない、新型コロナウイルスの流行拡大。もはや誰にでも罹患の可能性があるこの感染症ですが、PCR検査までの流れやその現場はどのようなものなのでしょうか。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』では、執筆者のひとりでフリーライター・漫画原作者の富田和彦さんが、新型コロナウイルスの感染を疑われPCR検査を受けたご自身の「貴重な体験」を綴っています。

アルバイター危機一髪──コロナ死を覚悟した日

「他人事」「対岸の火事」と、どこか甘く見ていた「新型コロナウイルス」が、最近、一気に身近になるどころか、急速に我が身に迫っている恐怖を感じる。

クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス号」搭乗者・乗組員を除いても、国内の感染者数は1万2,000人を超え、私の住む□□県だけでも数百人を優に超えている。さらに、死亡者は全国で300人を超え、その中には志村けんさん、岡江久美子さんなどの著名人も含まれる(4/24現在)。

テレビをつければ、朝から晩まで、さらに深夜まで、このコロナウイルス関連のニュースばかりの現状に、「コロナうつ」「コロナ疲れ」「コロナストレス」なる、悪い意味での流行語大賞になりそうな言葉まで誕生している。

ネットではデマが飛び交い、それに踊らされた国民が、必死の形相でトイレットペーパーをはじめとする紙製品買い占めに大行列を作り、スーパーやドラッグストアの棚が空っぽになった。

「中国からの紙製品輸入が止まり、品不足になる」とのことらしいが、よくも言ったもので、トイレットペーパーなどほぼすべてが国産品であり、今回のウイルスを撒き散らした中国には依存していない。

そもそも、史上最悪のウイルスを広めた上、今や発生源の武漢を封鎖解除し、「アメリカ、日本、感染拡大おめでとう!」なる、どうしようもない横断幕を掲げてお祭り騒ぎ(この横断幕は、さすがに撤去済み)のテロ国家とも言うべき中国の製品(と、思い込んでいる)を買うために、被害者国の国民が「3密」行列を作るなど、どうかしている。

さらに、小池百合子・東京都知事が「ロックダウン=都市封鎖」の言葉を出した途端に、異常な買い占め騒動まで起きた。私の長き親友「チキンラーメン」がどこにもない!本来、世界一、賢く礼儀正しく、ルールを守る美しき日本人がこれでは、世界各国では一体どんな状態なのか、想像するだけで寒気を覚えるというものだ。

今回のコロナ騒動で、多くの方が職を失い、家を手離し、長年続けた愛する店を廃業している。犯罪に手を染める人間もいれば(コロナ詐欺が、特殊詐欺を超えつつある)、家庭内DVに走る悲しいヤツもいる。自粛要請でバイトが出来ず、親の収入も激減したため、せっかく苦労して入学した大学を退学せざるを得ない学生も多数いる。残念ながら自殺者も出ているのが現実だ。

さらには、医療従事者およびその家族への誹謗中傷が各地で起こり、日夜、危険な最前線で命懸けの治療を続ける関係者たちをさらに追い込んでいる現状には、言葉が出ない。日本人は緊急事態になると、中国人レベルの頭脳に落ちるのか。

「SARS」「MERS」と言えば、その響きだけで恐ろしいが、「コロナ」などビールみたいで可愛く感じて、全然怖くないと思ったら大間違いだ。

貿易黒字99%減の衝撃。新型コロナはこのまま日本経済を潰すのか

新型コロナウイルス流行の影響で世界的に経済活動が停滞する中、我が国の3月の貿易収支が前年同月比99%減となり、各所に衝撃を与えています。日本経済はこのまま未知のウイルスに破壊されてしまうのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、「目先の利益に惑わされず、苦しくても正しい行動をするべき」として、その具体的な取り組み方を記しています。

日本の貿易黒字、前年同期比【99%減】これからどうなる?

先日、NY原油先物が史上初めて「マイナス40ドルになった」という話をしました。詳細はこちら。

ここにもコロナの影響。NY原油先物が史上初マイナスになった理由

アメリカでは、失業保険申請者の数が2,600万人(!)になったとか。本当に驚くべき状況になっています。

日本はどうでしょうか?私も、基本に家にいます。しかし、当たり前ですが、食料品は買いにいきます。その時、町の様子をじっくり観察しています。これも当たり前ですが、閉まっているお店だらけですね。マスクして、ソーシャルディスタンスを保ちながら、人と話をすることもあります。

開いている店でも、状況は深刻みたいです。ある花屋のおばさんは、「昨日は一人もお客さんが来なかった。店を開いてからはじめての経験だ」と泣きそうな顔をしていました。

さて、日本経済、マクロではどうなっているのでしょうか?先日は、こんな情報が出ていました。

3月の貿易収支、49億円の黒字 前年同月比99%減 新型コロナが輸出に影響

4/20(月)11:04配信

 

【AFP=時事】財務省が20日発表した日本の3月の貿易収支は49億円の黒字となり、前年同月比で99%減少した。主要貿易相手国への輸出が新型コロナウイルスの影響を受け、貿易収支は前年同月の5,170億円の1%にも満たなかった。

日本の貿易黒字は3月期、前年同時期比で99%減少したそうです。ショッキングに思える数字ですが。実をいうと、日本の貿易収支は、原油価格が高くなると赤字になることもあります。それより、気になるのは、こちら。

輸出額は米国向けが16.5%、中国向けが8.7%、欧州向けが11.1%減り、全体で11.7%減となった。

(同上)

これって、かなり衝撃的な数字ではないでしょうか?アメリカ、欧州、中国の順で需要が激減していることの反映なのでしょう。

輸入はどうなのでしょうか?財務省の統計を見ると、前年同期比5%減。対アメリカは、1.3%増加。対中国は、4.5%減。対EUは、9.7%減。輸出ほどではないですが、こちらも減少しています。こちらは日本国内の需要を反映しているのでしょう。

3月は、緊急事態宣言が出される前ですから、まだ余裕がありました。「花見で混雑している」と報じられていたぐらいですから。3月の輸出は、前年同期比で、11.7%減少。輸入は、5%減少。残念ですが、これはまだ「序の口」ですね。

4月7日に緊急事態宣言が出された。それで、4月は経済が本格的に止まっています。欧米も止まっているので、輸出、輸入ともさらに大きく落ち込むことでしょう

この現象は、「新型コロナウイルスに感染したくないから、皆家にいて動かないこと」が原因です。新型コロナ災が終息して、人が動き始めれば回復しはじめるでしょう。回復まで、どのくらいかかるのでしょうか?それは、私たちの行動にかかっています。がまんできず、パチンコにいって集団感染すれば、長引くでしょう。

できる人は、家にいる。仕事にいく人は、マスクをし、ソーシャルディスタンスを意識し、手を頻繁に洗う。国民が一つになって取り組めば、2か月ぐらいで越えていけるでしょう。長引けば、感染者が激増するだけでなく、経済的痛みもどんどん大きくなっていきます。

皆さん、思い出してください。日本政府は、「中国人観光客が落とす金」が欲しくて、中国全土からの渡航禁止をなかなか決断できませんでした。結果、「小銭」は得たかもしれませんが、日本経済全体を大きな危機に突き落とす結果になりました。政府は、「小銭」を得ようとして、「超大金」を失うことになったのです。もちろん、被害にあっているのは、私たち国民です。

「目先の利益」に惑わされず、苦しくても「正しい行動」をすること。今必要なのは、

  1. 新型コロナ災をできる限り短期間で克服すること
  2. その上で景気を回復させること

まず1.で、その次が2.です。まず命で、その次が金です。このことがわかっている、台湾、ニュージーランド、ドイツなどは、新型コロナ災克服に成功しています。

「命も大事、金も大事」と中途半端に指導者がフラフラしている国では、いつまでたっても新型コロナ災を克服できません。

image by: 首相官邸