なぜ韓国のテコンドーが空手を押しのけ五輪正式種目に選ばれたのか?

空手道が東京オリンピックの追加候補種目として提案されることが決まりました。まだ正式な発表はされていませんが、認可されることは間違いないと言われています。無料メルマガ『心のビタミン』でこれまでの歴史で押さえつけられてきた武士道について持論が展開されています。

空手道をオリンピック正式種目に

空手道が、野球・ソフトボール、ローラースポーツ(スケートボード)、スポーツクライミング、サーフィンとともに、2020年東京オリンピックの追加種目候補として日本オリンピック委員会(JOC)から国際オリンピック委員会(IOC)に提案されることが決まりました。

つまり、東京オリンピック大会組織委員会は、開催都市に提案権が与えられている追加競技・追加種目に立候補していた26の国際競技を8競技に絞り込み、9月28日の18:30に記者会見を開き、その中から5競技を最終候補として発表しました。まだIOCの正式決定ではありませんが、認可されることは間違いないと思われます。

これは空手道界の積年の夢の実現だけでなく、観点を変えれば、戦後封印されていたヤマトごころ・日本蘇りの象徴でもあり、さらに深くとらえれば、断末魔を迎えようとしている現代文明の燭光とも見ることができます。

戦後封印された武道の真実

国家を超えてその奥から現代文明を支配する世界金融支配体制者達は、彼らに唯一国家をあげて抵抗した日本を、空襲や原爆で完膚無きまでに破壊した後、日本を二度と彼らに逆らえないように様々な占領政策を行ってきました。

なぜなら、日本の民族・国家を犠牲にした最後の戦いにより、彼らが500年かかって営々と築き上げた彼らの繁栄の基盤である、当時日本を除く全世界とも言える植民地を放棄せざるを得なくなったのですから。

それゆえ二度と同じ轍を踏まないように、日本だけは永久に彼らの占領・統治下において封じ込めなくてはならないのです。

その日本封じ込めの施策の一つに「武道の禁止」がありました。

その一方で、体躯的に劣る黄色人種でありながら強い日本兵、その強さの秘訣に武道の存在を認め、彼らは米軍の教育に積極的に取り込みました。その際、合気道、柔道、空手道の代表に、米軍の格闘教官がナイフで襲った場面の「試合」をさせました。

合気道、柔道の代表が次々に腹を刺されて敗れる中で、瞬時の「中段受け」で相手のナイフを落とすとともに、間髪入れぬ「逆突き」の一撃で巨漢の米国教官を倒した男がいました。空手道代表、日本に琉球唐手道を紹介・導入した船越義珍先生のもとで学び、近代空手道中興の祖と言われ日本空手協会の初代主席師範となった中山正敏先生でした。

因みに、極真空手道の創始者大山倍達氏も、中山先生の弟子でした。

その後、戦略空軍や憲兵隊を中心に中山道場で学んだ米国軍人達が世界に赴任するとともに空手道も広がり、今では世界の空手道人口は4千万人を超えるとも言われています。

空手道の神髄は形に見ることができる 

空手道の特徴は、「空手に先手なし」にあります。「極め」とは、心身の力を一点に集中発揮する爆発力を言います。空手道は非常に科学的な武道です。足で地面を押す反発力を腰の回転から突き出す拳の一点に瞬時に伝達発揮します。つまり地球の力を物理的に利用しているとも言えます。これに気合いを全力でかけることにより、「気」の力も集中発揮します。この物理的力と気の力の一瞬の合体集中発揮が、素手でコンクリートブロックさえも破壊する瞬発力となるのです。

そもそも武道はたたかいを止める道です。できうる限り相手を殺さず傷つけず味方に取り込むことが最上の戦い方です。それゆえ、剣道でも無刀取りが究極の技と言われるのです。

さらに鍛錬を通じて人格・霊性を上げることにより、敵をも感化して戦わずして味方にすることが最終の人生修行の目標となるのです。

中山先生の道場訓5ヵ条の第1は、「人格の陶冶に努むること」でした。

空手道のは、すべて受けから始まります。自ら先に攻撃はしません。受けで相手の武器や攻撃意思を無くしたら、あえて相手を倒す攻撃はする必要もないのです。ここに、空手道が武道の神髄を体現していると言ってもいい秘訣があるのです。

空手道の試合には今では組み手もあります。しかし、あくまで組み手の試合は、修行の一環なのです。大衆スポーツ化することにより空手道の人口も増えます。そのために、「極めをしっかり見極めることのできる審判の下で、組み手の試合も活発に行われているのです。要するに、本来の空手道の神髄形に見ることができます

YESマンをこの瞬間から脱出。真の営業マンの目指すべき姿とは

「良いものを真っ先にお客様に伝える、市場へ報せるのが営業マンの仕事」と説くのは、メルマガ『ビジネス真実践』の戦略コンサルタントの中久保浩平さん。お客様のすべてに同調するのではなく、お客様の意見に耳を傾けたうえで営業戦略を立てることが大切だと説明しています。

質の高い営業マンになるために 

商品力もサービス力もある。

実際、商品もサービスにも満足してくださるお客様も多い。

それなのに、なぜだか商談が上手く進まない、という営業マンがいます。

それは、トークが下手なわけでも性格が営業に向いていないということでなく、お客様の事情や取り巻く環境などによりあっさり断られ、それをそのまま100%受け入れてしまうことが原因であることがあります。

営業は「聞くが8割、話すは2」が大切なこと。

ということがビジネス書やセミナーなどで言われたりします。

ですが、それは、相手の条件を100%聞き入れる、相手の言いなりになるということではありません。

お客様のYesマンになってはいけないということです。

そのところを履違えてしてしまうと商談は前に進みません。

とある商社の営業マンは、とても誠実で人柄もよく地道にコツコツがんばるタイプで、社内からも期待されていました。

ですが、そんな人柄とは相反し、成果が出ずに苦しんでいました。

原因は、お客様の言うことを100%受け入れてしまうというところにありました。

お客様のいうことをあまりにも聞きすぎていたのです。

新しく取り扱うことになった商品をお客様へ提案するも「それ、ほんとニーズはあるの?」なんて突っ込まれると、「そうですねぇ~、確かにそういわれるとですねぇ~」とついつい同調してしまうのです。

「ちょっと検討させてもらうからこっちから連絡するまで待ってて」「はい分かりました」と二度とない連絡を待ち続けるのです。

当然、話も進まずそれっきりでおしまい。

これではいくら良い商品やサービスであろうとも商談が進むことなどありません。

だからといって、あの手この手で商談を進めましょう、成約に向けてトークを工夫しましょう、なんてことを言いたいのではなく、単純に、会社の代表として、商談に来ているのですから、怯むことなく堂々と提案し話しすればいいだけのこと。

もし、突っ込まれてその場で答えられないことがあれば、「すいません。今お答えできませんが、調べた上で必ずいついつまでにご回答させて頂きます」と正直に応えればいいのです。

さらには「他にご質問、ご意見はございませんか? 今お答えできないものについても同様に調べた上でご回答差し上げます」と応えればいいだけのことです。

確かにお客様の声に率直に耳を傾けることは大切なことです。

でもそれは、必ずしも全て受け入れ同調しなくてはならない、ということではなく、意見を頂戴するということです。

その意見こそが貴重な情報となるのです。

良い悪いに関係なく、相手もその商品に幾分か興味があるからこそ突っ込むのです。

それを全部ネガティブに捉えてしまうとどうにもなりません

「あっ、やっぱり売れない商品なんだ。」「やっぱりニーズはないんだな」「こんなもん売れるわけないんだ」とドンドン負のスパイラルに巻き込まれネガティブな固定概念が確立されていくのです。

そして、お客様の前でオロオロとした態度をとってしまことになるのです。

先方は、そのような頼りない営業マンと契約したいとは当然ながら思いません。

そんなことになる前に、商品やサービスに自信があるのなら堂々と「会社の代表として今回○○の紹介、案内に来ました。」くらいの意識で調度いいのです。

断られることなんて当たり前のことです。

それでも良いものは良い、お客様に喜んでもらえる商品やサービスなら紹介、案内は堂々とすればいいのです。

いちいち結果を気にしてもしょうがないのです。

そうでなければ実際にその商品やサービスに満足し喜んでくださっているお客様はどうなるの?ってことです。

売ろう売ろうではなく、お客様にとって良いものと判断したから紹介、案内する

良いものを真っ先にお客様に伝える、市場へ報せるのが営業マンの仕事なのです。

お客様のほうが立場が上なんだから、話を全て受け入れなければならないなんてことはありません。

立場は常に対等です。

お客様の話を全て受け入れることとお客様の意見に耳を傾けることとは、意味が違うのです。

 

今日のまとめ

『お客様の意見を聞くのと全て受け入れることとは違う。』

・お客様に商品やサービスを否定される意見が出たときどのような対応をすればいいか?考えノートに書き出す。

・お客様から商品やサービスのことについて「こういうことは必ず聞かれるだろうな」という質問事項を列挙する。

・上記について社内で対応策等を話し合う。

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採用条件をたった1つ消すだけ。優秀な人材を確実に獲得するコツ

採用の際に応募条件を細かく提示することは大切なことですが、ときには条件のレベルを下げることが人材獲得につながります。無料メルマガ『「欲しい人材がザクザク採れる!」採用成功術』では、応募条件の見直しを定期的に改善することで、採用効率を上げる方法を紹介しています。

条件のレベルを下げる

募集の際に応募の条件を細かく記入することは大切です。

なぜなら、条件に合わない人からどんなにたくさん応募があっても意味がないからです。

ただ、場合によってはその条件のレベルを下げる必要があります。

それは、応募者が充分に集まらない場合です。

当然ながら、応募の希望条件が多かったりそのレベルが高かったりすると応募数は減りますしその逆であれば、応募数は増えます。

ほんの1つの条件を減らすだけでも(またはそのレベルを低くするだけでも)応募数が大きく増える場合もあるのです。

ただ「応募がこない・・」と待っているよりも、採用の確率はずっと上がります

ただ、みなさんの中には「そんなことすると、基準に合わない人からの応募ばかり増えてしまう」と心配する人もいるかも知れません。

確かに、その可能性もありますが実はそうとばかりは言えないのです。

むしろ、レベルに充分達していながら応募がなかった人から、応募してもらえる可能性もあるのです。

どういう人かと言うと、自分に自信が無くて応募をためらっている人」です。

例えば、こちらの求めているレベルが10だとします。

そこで本人のレベルが実際は10だとしても自分では7のレベルだと考えていたらおそらくその人は応募はしないでしょう。

そこで、こちらの条件を7に変更することで、その人は安心して応募してくれるようになるのです。

また、応募状況によっては、募集期間中に途中で条件を変えることも重要です。

条件のレベルを下げた結果、あまりにも基準外の応募ばかりが増えてしまった場合はレベルを元に戻すとか、レベルを下げてもまだ応募が少ないようであれば再度、条件の見直しを行うとかです。

掲載中の募集条件を変更することは自社のホームページやハローワークでしたら全く問題ないでしょうし、ウェブの媒体でも対応してもらえるところも多いでしょう。

(表向きは対応不可でも、営業のかたにお願いしてみると可能な場合もあります)

こちらの求める条件ですぐに採用が決まることがもちろん理想ではありますが、実際はそううまくいくことは稀でしょう。

絶えず創意工夫をすることが大切です。

募集が少ないときは条件を再検討するチャンスでもあります。

希望の条件は挙げだしたらきりがありません。また、条件や自社の状況とのバランスも考える必要もあります。

例えばその条件を満たす人が、その給与額で入社したいと思えるか

そもそも転職市場にそのスキルの人がどれくらいいるのか

そういったことも含めて、条件を再検討してみましょう。

例えば、スキル面であれば、入社後に教えることもできます。

であれば、その条件ははずしても良いことになります。

ただ、はずすべきではない条件もあります。

それは、価値観や人柄などです。

これらは入社後に教えることはできないのではずすべきではないでしょう。

いずれにしろ、定期的に条件を見直すことで採用効率をあげていくようにしましょう。

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『「欲しい人材がザクザク採れる!」採用成功術』
人事歴11年、1200人以上の採用に関わってきた元人事担当で現在は人事コンサルティングを行っている著者が、採用を成功に導く情報をお届けします。「理想論だけでは採用はできない」実際の実務担当者ならではの経験談も交えて、お伝えします。
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中国があえて「武装船」で尖閣を領海侵犯しなければならない国内事情

去る12月26日、またもや中国海警局の船が尖閣諸島周辺領域へ侵入しました。しかし今までと大きく異なる点が一つ。それはその内の一隻が「武装船」とおぼしき船だったことです。メルマガ『NEWSを疑え!』の著者で軍事アナリストの小川和久さんが、なぜ「武装船」が領海侵犯したのか、その経緯と中国の国内事情について解説しています。

「武装」中国船が領海侵犯 尖閣周辺、ほか2隻も

26日午前9時半すぎ、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に中国海警局の船3隻が相次いで侵入した。1隻は機関砲のようなものを搭載しており、領海外側の接続水域を航行しているのが22日から確認されていた。第11管区海上保安本部(那覇)によると、武器のようなものを装備した中国船が領海に侵入するのは初めて。

この船は海警31239で、他の2隻は海警2307と2308。中国当局の船が領海侵入するのは20日以来で、今年に入って35日目。尖閣周辺での航行が確認されたのは7日連続。

海上保安庁の巡視船が領海から出るよう警告したのに対し「貴船はわが国の領海に侵入した。ただちに退去してください」と応答があった (12月26日付け産経新聞)

武装した中国公船が姿を現したとの海上保安庁の発表は12月22日で、直ちにマスコミが報道することになりました。

当然、ネット上では「撃沈してしまえ」といった子供じみた声が飛び交うことになりましたが、実を言えば中国側にも似たような過激な反日世論が少なからずあり、それに苦慮している中国側が国内の声に応えるために示したのが、今回の武装公船の領海侵犯だったと受け止める必要があるのです。

これまでにもお話ししてきたことですが、中国共産党政権が頭を悩ましてきた国内問題の最たるものは、固定化してしまった経済格差に対する国民の不満が「愛国的動機」や「反日を隠れ蓑として噴出し、政権の基盤を揺さぶる事態です。なにしろ「愛国無罪」という言葉が飛び交う中で警察車両に乱暴狼藉を働いても、動機が動機だけに取り締まりもままならない。かといって、それを放置すれば政権転覆にエスカレートすることさえ憂慮される。

そこで共産党政権は、日米両国とは軍事摩擦が起きないぎりぎりのところで公船による領海侵犯や海軍艦船によるレーダー照射などを行い、それが日本のマスコミのニュースになるよう仕向けてきたのです。日本のマスコミが大騒するほどにニュースはリアルタイムで中国国内に拡がり、弱腰批判を封じることにつながるというわけです。

「日米両国とは軍事摩擦が起きないぎりぎりのところで」と言いましたが、いくら中国が軍事力を増強したところで相手が日米両国ということになれば、どんな些細な衝突でも世界的な戦争にエスカレートする要素を含んでおり、事態の推移如何によっては中国に進出している国際資本の撤退という事態を招きかねず、そうなってしまったら中国経済はとどめを刺されることになりかねません。経済がアウトになれば、軍事力増強どころではなくなります。

だから中国側は、軍事衝突が起きないようにする一方で国内的に言い訳できるだけのニュースが流れるよう、腐心してきたといってよいのです。

中国当局に「スパイ容疑」で逮捕されそうになった男の6年越しの告白

中国で日本人がスパイとして拘束されるという事件はたびたび耳にしますが、その難をギリギリのところで回避したというのは『異種会議:戦争からバグパイプ~ギャルまで』の著者・加藤健二郎さん。事の経緯と中国当局の意外な対応をメルマガ内で明かしています。

中国スパイ事件リスク

中国で、日本政府(外務省や公安)の依頼を受けて活動していた日本人がスパイ容疑で逮捕されるケースは珍しくない。1996年には日本人スパイが逮捕され約7年間投獄させられた事件もあるし、日本大使館の防衛駐在官も何度か逮捕されている。2015年中には、10人前後かそれ以上が、日本公安関係者として中国当局に逮捕されている。2010年には、そんなスパイ容疑逮捕者の仲間入りをする可能性があったカトケンの上海でのことをちょっと書いてみる。

上海万博でのバグパイプ演奏依頼は、2010年8月下旬から日程等の打ち合わせが本格化し、9月の第1~3週を指定されてきた。開幕前のプレイベントに関しては、本メルマガ2015年12月29日発行号に記している。そして、本番演奏指定の日が近づいてきたのだが、上海政府側からの情報は、上海への到着指定日と上海を離れる帰国日のみで、その間の演奏スケジュールや滞在先、演奏のない時間帯の過ごし方や居場所、自由行動の有無などについては、一切、説明がなかった(2010年1月のプレゼン時は自由行動ゼロだった)。

8月末になっても期間中の動き方がまったく知らされないので、カトケンの方からキャンセルの意志を示した。間に入った日本企業通訳さんは「中国というのは、こういう国なんですよ。現地へ到着すれば、あとは全てを任せておけばうまくいきますから」と言うが、あまりにも中身が曖昧未満=からっぽ、なので、そこの詳細説明がこないかぎりキャンセルすることに心は傾いていた。

すると、宿泊場所は上海政府の官僚宿舎を手配した、との報告。中国の官僚宿舎に泊まれるというのは、珍体験好きのカトケンとしては、かなり魅力は高い。あと、滞在する約2週間の中での演奏スケジュールが来れば「やはり、キャンセルせずに行こうかな」という気持ちになってきた。しかし、スケジュールはいっこうに来ないので、通訳にはキャンセルの意志を伝えたままとした。

相続のプロが教える、円満な「遺産分割」に不可欠なこと

人生には、いつか必ず「終わり」が来ます。しかし、家族へ残した財産によって不毛な争いをまねくことほど不幸なことはありません。メルマガ『こころをつなぐ、相続のハナシ』の著者で行政書士の山田和美さんは、そんな事態を避けるためには「想いの共有」が不可欠と説明します。

家族の集まる機会に、相続について考えませんか?

2015年もずっと、ざまざまな場面で相続についてお伝えする機会を頂きました。このメールマガジン、自社開催のセミナー、呼んでいただいたセミナーなど。

それ以外にも、書籍の監修協力をさせて頂いたり(「身内が亡くなった後の「手続き」と「お金」がよくわかる本」=監修協力)、週刊誌のFLASHさん(12月15日号)に相続とマイナンバーの専門家としてインタビュー記事を掲載して頂いたり。

そんな中で様々なテーマ、切り口でお伝えしていますが、円満な相続問題をのこさない相続のために大切なのは、「想いの共有」。これを一貫してお伝えしています。

人が1人ひとり違うように。家族の在り方もそれぞれであるように。想いには様々な形があり、その伝え方もさまざまです。しかし、形はどうあれ、何らかの形で想いを伝える事、想いをのこすこと。これは、円満な相続のために不可欠です。これは正直に言うと、別に法律上の書式に限ったことではないです。

たとえば、何ら遺言書等がなくてももめない相続もたくさんあります。それはきっと、お元気なうちに、言葉で、または言葉以外の方法で愛情・想いを伝えてきたから

想いがないところに、その多い少ないに関わらず財産があれば、「より多くもらいたい」「よりいいものがほしい」と思うのは、ある意味で当然です。よほど心に余裕のある人でない限り、例えば目の前に100万円を差し出されて、「隣にいる知らない人と分けなさい」と言われたら、少なくとも「では50万円ずつ」、人によっては、何らかの理由をつけて相手よりたくさん、場合によっては全額を要求するかもしれません。

「何らかの理由」にはいくらでも言いようはあって、

「自分は事業をしていて金がいるから」

「子供の養育費でお金がかかる時期だから」

といった自分が苦しいから、という理由。

「あなたはお金に困っていなさそうだから」

「あなたはズルをした」

といった、相手に原因をもとめる理由など、さまざまです。

ほら、こうなってくると、どこかで聞いた事があるような話じゃないですか。

Amazonの「お坊さん便」は、日本人の「寺離れ」を食い止めるのか?

ネット通販大手のアマゾンジャパンで、法事・法要にお坊さんを手配する商品が、12月8日から販売されている。定額のリーズナブルな価格と、チケット(手配書)をネット通販するという斬新なスタイルが特徴で、既に相当数の利用者がいるようだ。しかし、仏教会からは反発の声も上がっている。“業界団体”の「全日本仏教会」は24日、「宗教行為をサービスとして商品にしている」と批判する談話を発表。年明けに商品の取り扱い中止をアマゾンに申し入れる方針だ。

海外メディアもこのニュースを報じている。特に、最近、日本人の「お寺離れ」「仏教離れ」を取り上げている英国メディアの反応が目立つ。テレグラフ紙とBBCは、関連して東京で開かれた初の葬儀関連の大規模見本市、『エンディング産業展』の様子も報じている。

基本価格3万5000円ポッキリ

「お坊さん便」は、基本価格3万5000円で法事・法要に僧侶を呼ぶことができるサービス。アマゾンでクレジットカードなどで決済し、お坊さんを呼ぶ希望日時、場所、宗派を運営会社に伝えると、登録している近隣の僧侶が手配され、チケットが発行される。その後、僧侶本人から連絡があり、細かな打ち合わせをした後、当日の法事・法要に来場するという流れだ。

運営会社は、2009年からウェブ上で仏式葬儀のアドバイス業を始めた「みんれび」(本社・東京)。現在は、格安・追加費用無しを謳う『シンプルなお葬式』を主力商品としている。「お坊さん便」は、自社サイトでは2年前から行っており、今回のアマゾンでの販売開始によって一気に知名度が上がった。27日付のテレグラフ紙は、「アマゾンのサイトで38人のカスタマーが5つ星のうち3つ星の評価をつけている」と、利用者にある程度受け入れられている状況を伝えている。

基本価格3万5000円は「移動なし、戒名なし」の読経・法話のみの依頼。ほかに、「移動あり+戒名授与(6万5000円)」「移動あり、戒名なし(4万5000円)」「移動なし+戒名授与(5万5000円)のオプションがあるが、「お車代」「お膳代」「心づけ」など一般的な法事や法要にかかる追加料金は一切かからない。ただし、アマゾンを通した場合、当日や翌日の葬儀には対応できない。ある程度日程に余裕がある要望に絞ったため、定額・低価格を実現できたという。また、トラブルを避けるため、「菩提寺とのお付き合いがある方はご利用になれません」と商品説明に明記されている。

仏教団体は「宗教行為を商品化した例はない」と批判

一方、一般的な法事や法要では、菩提寺から僧侶を呼び、現金で「お布施」を渡すのが一般的だ。金額は心づけしだいで、建前上は0円でも10万円でも100万円でも良いが、実際には、地域や内容によって、暗黙の了解のうえに成り立った相場がある。「お布施」のほかに、「お膳代」や「お車代」を別に渡す人も多い。

はっきりとした定価を打ち出した「お坊さん便」は、こうした旧来の習慣に真正面から挑戦するもので、「タブーに触れた」という見方もできる。主要宗派でつくる「全日本仏教会」は24日、斎藤明聖理事長名で「宗教行為をサービスとして商品にし、宗教に対する姿勢に疑問と失望を禁じ得ない」と、「お坊さん便」を批判する談話を発表。年明けにアマゾンに文書で正式に商品の掲載の中止を求める方針を示した。英インデペンデント紙は、「イスラム教圏であれキリスト教圏であれ、宗教行為を商品化している例はない。申し入れをアマゾンとの対話のきっかけにしたい」という斎藤理事長のコメントを紹介している。「全日本仏教会」は、あらゆる宗教行為は商売ではなく、人々の感謝の気持ち=お布施の上に成り立っているという従来からの立場を守りぬく方針だ。

ちなみに、お布施は寄付とみなされ、消費税の支払いが免除される。僧侶個人が得たお布施は所得税の課税対象になるが、宗教法人格の寺院に入った場合は法人税は非課税だ。「お坊さん便」では、株式会社である「みんれび」の取り分は課税対象だが、登録僧侶が自身の取り分を納税するかは、各々の判断に委ねているという。

仏教界の起死回生策との見方も

「お坊さん便」のようなサービスが登場した背景には、お寺との関わりを持たない世代が増えている状況がある。「みんれび」は、「お坊さん便」は、そうした「依頼の仕方が分からない」「お布施の相場が分からない・高くて払えない」「檀家になりたくない」といった層にオススメだとしている。ベネズエラの『ラテン・アメリカン・ヘラルド・トリビューン』紙も、「さまざまなライフスタイルを持つ人や、伝統的な法事を行いたいが、特定の寺院との関わりがない人のニーズ」に応えるのが、「お坊さん便」の狙いだとしている。

日本の寺院は、後継者不足、檀家の減少、少子高齢化による地域コミュニティの崩壊により、衰退の一途を辿っていると言われる。今後25年以内に全国の寺院の約4割が閉鎖されるという予測もあり、既に2万以上の寺院が住職のいない「空き寺」になっているという。英ガーディアン紙など複数の海外メディアが、最近この状況を詳報しているが、『坊主バー』の運営や文化事業への進出など、若い僧侶を中心とした起死回生策も紹介されている。

テレグラフ紙とBBCは、12月8―10日に開かれた『エンディング産業展』にも注目。葬祭業者など約200社が参加した葬儀や埋葬に関する見本市で、東京ビッグサイトに2万2000人以上の来場者を集めた。BBCは、このイベントで行われたアカデミー賞受賞映画『おくりびと』で広く知られるようになった納棺師のコンテストに注目。会場の一角で行われた僧侶による空手の瓦割りのパフォーマンスを「人々を伝統的な葬儀に呼び戻すための策」だと紹介した。テレグラフ紙も、イベント全体を「新しく墓を建てたり、維持するコストを払えない若い世代」に、新たなオプションを提供する場だと同見本市を紹介している。大局的には、アマゾンの「お坊さん便」も、こうした起死回生策の一つと見るのが妥当だと言えそうだ。

(内村浩介)

 

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深刻なスランプ…マクラーレン・ホンダが奇跡を起こせない理由

2013年、長いブランクを経てF1に復帰したマクラーレン・ホンダですが、成績は一向に振るわずもがき続けているのが現状。無料メルマガ『F1ハイパーニュース』では、「F1 ニュース&コラム Passion」でもおなじみの仙太郎さんが、ホンダ復活の可能性を探っています。

2016年 ホンダは復活するのか?

日本のF1ファンの2016年の初夢はホンダの復活ではなかっただろうか。はたして彼らは今年復活することができるのであろうか。

ホンダは2016年もサイズゼロのコンセプトを変更しないと述べている。サイズゼロとは現在のパワーユニット(以下PUと略)の大きさを極限まで小さくして車体の空力性能を上げる考えのことである。

これは2013年以前にレッドブルがF1を席巻していた時代のコンセプトでもある。彼らはエンジンの冷却系やKERSユニットを極限まで小さくし、また信頼性を考えれば置かないような場所に設置し、車体側のアドバンテージを引き出していた。

だからマクラーレン・ホンダがそのコンセプトを継承すること自体は理解できる。

ホンダは2015年シーズンを通じて、彼らのPUがどの程度ライバルに比べて劣っているか、かなり正確な数字を把握していると考えられる。そうすると彼らが追加しなければならないパワーの数字もわかる。

今のサイズのまま、そのパワーを生み出せるかどうかも比較的簡単に計算できる。もちろんそれを実現できるかどうかという問題はあるが。

ホンダがサイズゼロのコンセプトを継続するということは、彼らなりにその目算があっていっているのは間違いないだろう。

だが例えホンダのPUがライバルに比べて同等のパワーを出せても、それでレースに勝てるわけではない。当然、車体側の競争力も不可欠である。

だがマクラーレンは2015年はともかく、2013年、2014年も優勝できていない。この2年は最強のメルセデスエンジンを使用していたにも関わらずだ。

今年も最終戦の終盤にアロンソが新品のタイヤを履いて燃費を考えないモードでアタックしたが、3番手のファステストラップしか出せなかった。レース終盤なので上位のメルセデスなどは流していたにも関わらず3番手タイムだったことは、彼らの問題の深刻さを表している。

こう考えるとマクラーレン・ホンダはホンダのPU問題ばかりに注目が集まるが、問題はそれだけではないことがよくわかる。

近年のマクラーレンは人材の流出が多い。もちろんそれに代わる人材のリクルートもされてはいるが、全体的に見ると技術力が落ちているように思える。

あと1ヶ月もすれば新車のテストが始まる。そこで見せるマクラーレン・ホンダのニューマシンが注目される。

image by: MrSegui / Shutterstock.com

 

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元「旅行読売」編集長が教える、お気楽ビジネス温泉ひとり旅のススメ

誰にも気兼ねなく旅行がしたい…そう考える人たちが増え、今や一人旅はスタンダード化しつつありますが、一人ゆえにいい宿や観光地を見つけることは至難の技です。美味しい食事、いい温泉、一人旅でも安心できる観光地が知りたい…そんな贅沢な悩みについて、元旅行雑誌編集長のメルマガ『『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!』がコッソリお答えちゃいます。

お気楽ビジネス温泉ひとり旅

このコーナーでは、僕が昔から温めていた温泉特集の企画「ビジネス温泉の魅力や、おすすめ宿をご紹介していきたい。

旅行雑誌業界では、数年前からひとり旅が安定した人気を集めている。

定年退職して時間がある方、相方に先立たれて一人気ままに旅を楽しんでいる方(これはほとんどが女性のようである)、人付き合いに疲れた方(これもひとり旅に出かけるのは女性が多い)などが、諸情報を求めているのだろう。

おおむね、日本の温泉旅館というのは1泊2食付きで2人1室から受け付け、というところが多く、1人1室利用だとかなり料金が割高になることが多い。

で、低料金の宿を選ぶと、ありきたりの悲しい夕食メニューをもそもそ食べることになりがちだ。宿泊料金が安いのだから、うまいものは出ないですわ。

そこで提案したいのは、昨今、ようやく増えてきた温泉宿のビジネスプランや、温泉付きビジネスホテルを利用するひとり旅である。

宿のビジネスプランは素泊まり朝食付きで、レイトチェックインOKなどというものが多い。温泉付きビジネスホテルは、そもそも素泊まりまたは朝食付き基本である。

こうした宿に泊まって温泉を満喫し、夕食温泉街や繁華街の料理店で、地元ならではの郷土料理に舌鼓を打つ、というのがイチオシなのである。

1泊2食付き1万円ちょっとの宿の夕食で、感動するほどおいしい料理を味わえるということは滅多にない。宿はもてなしやお風呂など、トータルな魅力で勝負しているわけだから、仕方がないところだろう。

しかし、街に繰り出せば、おいしい料理だけで勝負している店がいくらでもある。旅先でしか味わえない味覚だって、1品料理で味わえるから、女性や小食の人だって安心だ。酒だって宿で飲むよりずっと安い

うまく行けば、地元の人とのふれあいだって楽しめることがある。酔っぱらいオヤジの、わけのわかんねぇ方言を聞くのは実に楽しい。

旅先でのアバンチュールだって、ないわけではない、し…

ひとり旅の気軽さ気楽さは、旅好きにとっては大きな魅力である。だが、先述のような「ひとりで安心して味わえる店」を見つけるのがなかなか難しいものである。

そこで、この連載では、ビジネス温泉の宿近くのおすすめの店情報も一緒に紹介したい。女性がひとりで出かけても安心の店情報だ。

ただしそこでナンパされたら、それはあなたが魅力的なだけなので、そこまでは僕も責任が取れない、ということはあらかじめお断りしておく。

「スター・ウォーズ」食わず嫌いの映画監督が見た、最新作の評価は?

2015年末の最大にして最後の話題作と言えばもちろん、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でした。「SRサイタマノラッパー」シリーズでお馴染みの映画監督・入江悠さんは、これまでスター・ウォーズについてあまり触れてこなかったそうですが、そんな入江さんだからこそ見えたというスター・ウォーズの魅力を、自身のメルマガ『入江悠presents「僕らのモテるための映画聖典」』で伝えてくれています。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に見る「おおらかで明るい未来」

年末に超話題のあの映画がやってきた!

世界で最も有名なシリーズと言っても問題ないでしょう、そうです、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』! 今回はJ・J・エイブラムスが抜擢されて監督をつとめています。

最初に白状しちゃおうと思いますが、僕はあまり『スター・ウォーズシリーズに思い入れがありません。むしろ子供の頃から積極的に避けてきた、と言っていいと思います(ファンの方、すみません)。

それは、僕が昔からへそ曲がりで偏屈だったのに少し理由があります。

みんなが「スター・ウォーズ!スター・ウォーズ!」と騒いでいたので、(一番騒いでいたのは、世代的には僕よりもちょっと上になりますが)、勝手に反骨心を燃やし、「そんなに言うなら、逆に観るもんか!」とずっと避けていたのです。(めんどくさい子供だなあ、という自覚はその当時からありました)。

その後、断片的には観ていましたが、体系的にちゃんとシリーズを観てきませんでした

そんなわけで、今回久しぶりの新作である第7作目『フォースの覚醒』も、直前まですぐに観るべきか迷ったのですが、さすがにもういい大人だし、ちょっとはカジってみたいし、いまさら反骨でもないだろうと思って観に行ってきました。

旅先の広島夢売劇場 サロンシネマ」で(めちゃユニークな劇場です!)。

そしたら、今までほとんど思い入れがなかったせいか、今回とてもクリアにあることに気づいたのです。『スター・ウォーズ』の持つ唯一無二にして巨大な魅力と、まさにそれこそが子供の頃、自分が反発していたものだった、ということに。

おそらく、その魅力については、初期『スター・ウォーズ』にハマった方々はみんな気づいていたはずで、なにをいまさら、と言われるかもしれません。それは、こういうことになります。

この宇宙世界の未来はなんとなくおおらかで明るい

子供の頃の僕は、ダークで過酷な近未来を描いたSFが好きでした。

さまざまな書籍や寄稿文などでもよく書いているのですが、僕はけっこう根暗で病弱な子供だったためか、ひねくれていました。かなりの年齢になるまで、「世界よ滅んでしまえ」と思っていました。荒廃してすべてが一度ガラガラポンとリセットされればいい、なんていう恐ろしいことも、無責任に夢想していたのです。

同時に、そういう殺伐とした未来では自分は生きていけないだろう、という予感めいたものもあり、その怖さもあって暗いSFを観ていたのです。ジョン・カーペンターの映画、『ターミネーター』シリーズ、ポール・バーホーベンの映画、『エイリアン』シリーズ、などなど。

それらは未来におけるある種のディストピアを描いており、端的に言って「人類と地球の未来は暗い」という前提に立っていました。

その認識は、僕は今でもまったく間違っていないと思います。

36歳という大人と呼べる年齢になって、国際社会政治状況を見回してみても未来が明るいとは決して思えない。あの頃、僕が愛して、今も愛しているSF映画たちは、とても明晰に将来を予見していたと思います。