旭川凍死事件と八王子市不登校事件。2つのいじめ事件に共通する悪しき習慣

入学式、始業式を経て新しい学年、新しいクラスにお子さんは馴染めてきているでしょうか。親の立場からすれば、「いじめられていないか?」「仲間外れにされていないか?」など気になるところです。そこで今回は、無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』を発行する、同ネット代表の井澤一明さんが2件のいじめ事件について言及。進展を語ったうえで、親が我が子にできるいじめ対策を紹介しています。

旭川市中2凍死事件と八王子市立小学校いじめ不登校事件

入学式を迎えた皆さん、そして保護者の皆様、おめでとうございます。やや遅めの桜前線も東北、北海道に到達しつつあり、すでに関東では桜も散り始めましたが、入学式を桜の下で迎えた子も多かったことだと思います。

今年度が、子供たちにとって素晴らしい一年となりますように心よりお祈りしたいと思います。

何回か取り上げておりますが、昨年3月の北海道旭川市の中2凍死事件ですが、3月27日に第三者委員会が「いじめとして取り上げる事実」があったと認定する旨をご遺族に報告したという報道が出ています。

詳しい報告は改めてなされるようですが、なんとかここまで来ました。今まで、学校や教育委員会は断固としていじめと認めませんでしたが、この発表後の3月29日に、教育長がご遺族に謝罪したとのことです。

しかし、遅すぎます。いじめと認めないという方針でねばり続けて、ここにきて、逃げられなくなったと考えたとしか思えません。

教育長なりのパフォーマンスなんでしょうが、この第三者委員会の報告が旭川市の教育行政の根本的改革の契機になることを期待したいものです。

また4月5日付東京新聞によると、八王子市立小学校に通っていた男児(12)が、いじめが原因で2019年から長期の不登校になった問題で、第三者委員会が、いじめや担任らの不適切な対応が不登校の原因と認定したとのことです。

さらに学校と市教委の対応のまずさも指摘していることがわかりました。指摘内容を簡単にまとめると、

  1. 担任が男児の気持ちに寄り添うような言葉掛けをしなかったこと
  2. 校長は「重大事態」と認識していたが、約3カ月間、調査を実施しなかったことを「放置」と指摘
  3. 市教委も「保護者の信頼を得られず、事態の収拾を取りまとめる力がなかった」と組織が機能せずと指摘

というものです。

この2件の事件共に、第三者委員会の力を借りて、やっと正常に戻りつつあるというニュースです。しかし、第三者委員会が設置された後では遅すぎます。いじめは早期発見、そして早期解決が絶対に必要です。

ウクライナ危機の夜陰に乗じてミサイルを打ち上げる北朝鮮の思惑

いまだ続くウクライナ危機に乗じて動いているとある国。その国の動向は日本にとって深刻なのですが、どうやらあまり日本は本気でその問題に取り組む気はないように思えます。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では国際政治経済学者の浜田和幸さんが、北朝鮮の軍事行動とそれに対する韓国の動きについて語っています。

 

ウクライナ危機の陰で急展開する北朝鮮の軍事攻勢

日本でも世界でもウクライナ危機に耳目を奪われているようです。その夜陰に乗じるかのように、北朝鮮の軍事的行動が活発化しています。

日本にとってはウクライナ問題よりはるかに深刻といえるもの。ところが、日本政府はピョンヤンの思惑を本気で理解し、抑えようとしていません。

アメリカも日本もロシアのウクライナへの軍事侵攻を非難し、経済制裁を強化する動きを見せています。

しかし、北朝鮮はアメリカや日本の経済制裁にもかかわらず、軍事力の強化に邁進し、3月24日には大陸間弾道弾(ICBM)「火星17号」の打ち上げに成功したと発表。

「ニューヨークタイムズ」紙によれば、この成功にはウクライナ製の技術や部品が欠かせなかったとのこと。

とはいえ、米韓の情報機関は「失敗」説を宣伝しています。

いずれにせよ、旧ソ連時代の核ミサイル開発技術を温存してきたウクライナは、いわゆる「闇市場」を通じて、こうしたノウハウや部品を外国に売りさばいてきていました。

「火星17号」の飛行距離は1万5000キロを超えると目され、アメリカ本土の全てを射程に収めています。

しかも、注目すべきはこの「火星17号」は全長が24メートルで、世界最長という点です。

ロシアの「トポルM」は22.7メートル、中国の「東風41」は21メートル、アメリカの「ミニットマンIII」は18.2メートルですから、搭載できる核ミサイルも他国を圧倒しています。

今回の実験成功をテコに、北朝鮮はアメリカと敵対するイスラムテロ組織に、こうした長距離核ミサイルを売り込む動きも見せており、経済制裁などどこ吹く風といった様子です。

その上、韓国発の情報では、北朝鮮は潜水艦発射のSLBMの実験も加速させているとのこと。

 

みけねこがまた大炎上。囲いの暴走で『原神』プレイヤーを引退に追い込む、平和なゲーム界隈が荒れ放題に

今年2月、重大な契約違反を理由に所属事務所ホロライブから契約解除された、人気Vtuberの潤羽るしあ。“中の人”とされる人物が「みけねこ」名義で再出発した矢先、早くもゲーム実況で参加していたゲームプレイヤーを追い込み、炎上騒ぎになっている。「みけねこ関連は荒れがち」とネット上で揶揄されるなど、前回の騒動があまり良い薬とはなっていないようだ。

ゲーム原神に初参加もファンがプレイヤー引退に追い込む

4月3日みけねこが「原神ってたのしい?やりたい!」とツイートすると、みけねこの囲い(ファン)はいろめきだった。みけねこは大勢の参加者をネットゲームに誘い込んだことになる。

『原神(げんしん)』とは中国産のオンラインゲームで、ファンタジックな世界観の中炎、水、風などの7つの元素の神を集める冒険ファンタジー。みけねこは予告通り4月9日に原神のゲーム実況を順調にスタートしたはずだったが、ゲームの内部ではトラブルが発生した。

みけねこのファンである新規プレイヤー「ねこ」は古参プレイヤー「ななせ」に、みけねこのサポートをしたいからレベル上げを手伝ってくれ」と持ちかけた。

「ななせ」は「ねこ」がマルチプレイできるレベルになかったため断ったが、「ねこ」は「ななせ」に暴言を吐いて立ち去ったという。

「ななせ」は他のプレイヤーに注意喚起するために「みけねこ」のハッシュタグをつけてツイート。すると、多くの人が「ねこ」をみけねこ本人だと勘違いして、みけねこが批判されてしまったのだ。

みけねこは「迷惑しているから私の名前を入れないでほしい」とななせの発言を引用しリツイートした。
「みけねこ命」の囲いがみけねこに迷惑をかける人物を放っておくはずがない。

「囲い」はTwitter上でななせを集中攻撃し、いたたまれなくなった「ななせ」はその日のうちに「原神」の引退を表明し、姿を消した。

話がかなり複雑ではあるものの、ご理解いただけただろうか?みけねこがきっかけとなり『原神』のユーザーが引退に追い込まれ、SNS上で大非難を浴びているという騒動である。

【関連】みけねこが騒動を謝罪も火に油。『原伸』内で囲いが迷惑行為を連発、本人に過失なしも対応誤り批判殺到

自分の影響力を考えずに起こるファンネルとは?

この事件を知ると、ネット上では「ファンネルだ」「たった1日ゲーム配信しただけで見事に界隈が荒れている」と批判が相次いだ。

無自覚な言動でファンの迷惑行為を誘発してしまうことをネットスラングでは「ファンネル」と言う。機動戦士ガンダムシリーズに登場した兵器から名付けられた。

みけねこ自身にはファンを誘導した自覚はないようで、批判を受けても自分は関係ないと言った内容で発言すると再び炎上し、ツイートを消す行為を繰り返している。

そもそもみけねこは自分が良くも悪くも多くの人に影響を持つ人間であり、その立場には責任が伴うものであることを自覚していないように見える。

ホロライブの契約が解除されたのも、まふまふとの交際が発覚したせいではなく、その前に迷惑系YouTuberコレコレに会社の業務連絡のラインを見せ、それがYouTubeで公開されたのが原因だ。

当初、人気所属タレントをバッサリ切り非情と見られていたホロライブだったが、数年間みけねこの暴走を抑えた有能すぎる企業だと評価が逆転している。

原神ファン内では、参加当初からみけねこがゲーム内通貨の「創世結晶」を26,000個所持していたことも話題になっている。これもまたYouTubeの投げ銭=スパチャと同じようにファンからプレゼントされたものだと言われている。

影響力を利用して人からもらえるものはしっかりもらっておきながら、影響力に付随する責任やマナーを考える振る舞いができないならば、やがて災いがその身にふりかかることになるかもしれない。

越えてしまった一線。ロシアの民間人大虐殺で近づいた第3次世界大戦

7日に開かれた国連総会の緊急特別会合で、国連人権理事会理事国の資格停止決議が採択されるなど、国際社会からの批判が高まるロシア。西側諸国は蛮行を繰り返すロシアに対して厳しい制裁を科していますが、実情は決して一枚岩とは言い難い状況であることも否めません、そのような中でウクライナ紛争は今後、どう推移してゆくのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では著者で元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、各国の思惑が複雑に絡まりあったこの紛争の裏側を詳細に解説。さらに紛争調停の現場に身を置く島田さんだからこそ見えてくる「図式」や、自身の偽らざる思いを記しています。

 

ウクライナ紛争の裏側!?

「ウクライナ紛争は、解決まで数年単位必要となるだろう」

米軍統合参謀本部議長であるミリー氏が議会下院の軍事委員会の公聴会でそう述べたことで、いかに今回のウクライナをめぐる紛争が複雑なものであるかが分かります。

これには戦争の終結のみならず、停戦後のウクライナの復興と、新しい地域安全保障のために行われる支援体制を固めるまでの期間も入れているようです。

3月末を境にロシア軍がキーウ周辺から撤退したと報じられたことで、「ロシアは戦略的な重点を東部ドンバスに移し、確実に“勝利”を取りに行った」という憶測が流れましたが、実際のところは誰にも分かりません。

ただ、このロシア軍のキーウ周辺からの撤退はおぞましい現実を国際社会に見せつけることとなりました。

それは4月3日以降、いろいろな立場の違いはあるものの、ブチャ市をはじめとするいくつかの都市の凄まじい破壊の跡と、数百人単位の路上や現場に放置された一般市民の惨殺死体の惨状に、国際社会は言葉を失いました。

私自身、旧ユーゴスラビアやコソボ、アフガニスタンなどの数々の紛争現場で殺戮の惨状に出くわしてきましたが、今回、カメラを通じて届けられる映像には、何とも言えないショックを受けました。

あえて誤解を生む可能性のある言い方をしますが、“だれがこの殺戮に加担したか”については徹底的な調査が必要だと思われますが、今回の悲惨な現状は、ついに戦争が起こしうる人間の恐ろしさを浮かび上がらせ、越えてはならない一線を越えたきっかけとなると思われます。

プーチン大統領およびロシア軍が2月24日にウクライナ全土に攻撃を仕掛けた際、欧米メディアは「核兵器が使われるか、ウクライナに欧米勢力が直接介入することになれば、第3次世界大戦が勃発する」と伝えましたが、今回の一般市民の惨殺という恐ろしい事態は、核兵器の利用の有無にかかわらず、私たちを一歩も二歩も世界的な戦争に近づけたと思われます。

ブチャおよびその周辺都市における惨状が明らかになるにつれ、NATO加盟国は挙って対ウクライナ軍事支援のレベルを引き上げ、ついには戦車や無人自立式攻撃ドローン(かみかぜドローン)のウクライナへの供与が表明されました。まさに反ロシア包囲網がさらに強化された1週間です。

アメリカは無人ドローンの投入(すでにポーランドに到着している100機をウクライナに移送)を実行に移し、ドイツは軍事支援のレベルを上げ、さらには同じくドローン兵器の自国への配備およびNATOを通じたウクライナ支援に用いることを公表しました。

チェコについては、先んじて旧ソ連製の(ウクライナ軍が操作に慣れていると言われている)戦車をウクライナに供与すると表明しましたし、今週末に大統領選の第1回目の投票を控えるマクロン大統領は、戦争の脅威と国家安全保障の強化の必要性を訴えかけて支持を集める戦略に出ました。このマクロン大統領の戦略は、同時に、予てより訴えかけてきた“米国およびNATOに頼らない欧州共同安全保障体制構想”にもつながり、それは、若干の方向性は違うものの、フランス独自の安全保障を叫ぶ極右および極左の意見をも取り入れ、完全にウクライナ紛争を自らの支持につなげ、それを背景にこれまでのプーチン大統領との直接対話に加えて、軍事的なコミットメントも強める方針のようです。

 

文在寅に大ブーメラン。朴槿恵を追い詰めた同じ疑惑に問われる妻

2016年、当時の朴槿恵大統領弾劾のため、あらゆるマイナス情報を用い総攻撃に勤しんだ韓国の「共に民主党」。しかし現在、同党の文在寅大統領夫人が、朴元大統領を追い詰めた同じ罪に問われるという事態に見舞われているようです。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では、韓国在住歴30年を超える日本人著者が地元紙のコラムを引く形で、文大統領夫人が糾弾されている浪費問題を紹介。さらにこのような状況を「歴史の法則」とした上で、尹錫悦新大統領に対する一抹の不安を記しています。

朴槿恵に放たれた玉が6年経って金正淑に飛んできた

文在寅の奥さんの金正淑氏の浪費が問題となっているが、毎日おさまるところを知らない。きょうも朝鮮日報のコラムを土台としてご紹介したい。

2016年12月2日朝、あるラジオ時事番組のテーマは朴槿恵大統領の服だった。アンカーが「服の価格総額はいくらぐらいなのか」と尋ねた。記者は「朴大統領が服を買った江南の婦人服屋さん周辺の女性スーツが最低45万から300万ウォンだ。1着平均「200万ウォン」と見積もって370着なら4年の衣装費が「7億4,000万ウォン」と答えた。単純で無知な計算法を堂々と突きつけて7億4,000万という具体的な数字をはじき出すその果敢さにも、当時は舌を巻いたものだ(実際にはこれほどの額ではないのだが)。

この放送が終わって数時間後に民主党報道官室は、「朴槿恵大統領の服代は賄賂なのか予算なのか。即、明らかにせよ」という論評を出した。その後、7億4,000万ウォンは朴槿恵大統領を攻撃する公認数値として定着した。

朴大統領の服代問題は、行きつけの服屋さんのCCTV映像から始まった。崔順実(チェ・スンシル)氏が朴大統領の衣装代金を5万ウォン札で計算する場面だった。野党の人々は、「少なくとも数十万ウォンを現金で出したっていうことだから、これは賄賂ではないのか」と問い詰めたわけだ。

その時と似た場面が最近、平行理論のように展開されている。主人公だけが朴槿恵から金正淑に変わっただけだ。ネチズン捜査隊は、金夫人が公式行事で新たに披露した衣装178着を見つけた。朴槿恵洋服代の計算法を借りれば、1着当たり200万ウォンで計算して3億6,000万ウォンとなる。

金夫人が重要無形文化財の職人に韓服を700万ウォンで購入した後、同行した補佐官が5万ウォン札で支払ったという証言も出た。その補佐官は6年前、朴大統領の服代が賄賂なのか予算なのかを明らかにせよと迫った、あの民主党副報道官だ。

大統領府報道官は、「服代を現金で支払ったことが問題なのか。あれは職人に対する礼遇」と言った。巨額を現金で受け取って良い点は、売上高の隠蔽しかない。大統領夫人のブラックマネー疑惑を覆い隠そうとして、国宝級の職人を脱税容疑者扱いするようなものだ。

民主党の李洛淵(イ・ナクヨン)前代表は、金正淑の服代論議について、「大統領配偶者の公的役割に対する理解不足を露わにする恥ずかしいほど低級な政治だ(服代ぐらいで喧々諤々するなの意)」と述べた。金夫人の活発な外部活動はよく知られている。金夫人は2年間、コロナ事態の中でも海外歴訪は28回、45か国を訪れた。歴代大統領夫人のうち回数では李明博大統領夫人の金潤玉(キム・ユンオク)氏と1位タイ、訪問国数では単独1位だ。

目指すは韓国料理版の町中華。養老乃瀧が新業態で打って出る挑戦

ドラマや音楽にグルメと、すっかり日本に定着した感のある韓流。そんな中、大衆居酒屋チェーン大手の養老乃瀧が打って出た韓国料理の新業態「大衆食堂 韓激」が注目を集めています。女子高生までもが訪れるというその人気の秘訣はどこにあるのでしょうか。これまでもさまざまな飲食店の成功ストーリーを紹介してきた、フードサービスジャーナリストでフードフォーラム代表を務める千葉哲幸さんが今回、同社取締役の谷酒匡俊氏への取材を通して「韓激」の魅力を分析・解説しています。

プロフィール千葉哲幸ちばてつゆき
フードサービスジャーナリスト。『月刊食堂』(柴田書店)、『飲食店経営』(商業界、当時)両方の編集長を務めた後、2014年7月に独立。フードサービス業界記者歴三十数年。フードサービス業界の歴史に詳しい。「フードフォーラム」の屋号を掲げて、取材・執筆・書籍プロデュース、セミナー活動を行う。著書に『外食入門』(日本食糧新聞社発行、2017年)。

居酒屋チェーン「養老乃瀧」の韓国料理屋「大衆食堂 韓激」の新たな挑戦

“韓流ブーム”と言われて久しい。それは『冬のソナタ』が日本で放映されるようになった2003年からとされている。今では東京・新大久保がコリアンタウンとなり、社会風俗やフードサービスともに“韓流ブーム”を支えている。一方、食文化としての韓国料理は根強く定着してきた。豚肉を鉄板で焼いて野菜と一緒に食べる「サムギョプサル」は珍しいメニューではなくなった。

これまで定着してきた“大衆韓国料理店”は、このサムギョプサルをディナーの看板メニューとして、ビビンパやチゲ等を食事や副菜としてラインアップしているのが常だった。しかし、ここに新しい試みを行うところも出てきた。

それは養老乃瀧株式会社(本社/東京都豊島区、代表/矢満田敏之)が昨年11月より展開を進めている「大衆食堂 韓激」(以下、韓激)である。養老乃瀧は創業が昭和13年(1938年)長野県松本市、大衆居酒屋「養老乃瀧」1号店が昭和31年(1956年)神奈川県横浜市にオープンという具合に、外食企業の草分け的存在である。現在は「養老乃瀧」「一軒め酒場」など大衆居酒屋を全国に約350店舗擁している。

その同社では昨年11月より「韓激」の店舗展開を開始した。南砂町駅前店(東京都江東区)を皮切りに、京成曳舟店(東京都墨田区)、月島店(東京都中央区)、そしてこの3月に新潟駅前店(新潟市)とオープンした。これまでは既存の業態から転換したものであるが、近く初めて新規に巣鴨北口店を出店し、さらに池袋本社ビル3階での出店も計画されている。同社取締役の谷酒匡俊氏によると「この2~3カ月で数店舗を展開していきたい」という。

高齢者への忖度と過剰なコロナ対策で早まる“先進国”日本の終焉

2019年10月の消費税増税により後退していた景気が、コロナ禍でさらに大きなダメージを受け、ここに来てのエネルギー価格と原材料価格の高騰の追い打ちにより、日本経済に明るい兆しは見えてきません。この先どれほどの年月耐え忍べば景気は回復するのでしょうか。読者からの質問に、『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』著者で人気コンサルの永江一石さんは、現在の馬鹿げたコロナ対策のような「高齢者忖度」を続ける限り、景気回復などないと断言。日本は“先進国”という看板を下ろすことになると、厳しい見通しを示しています。

 

コロナ不況はあと何年で回復する?

Question

shitumon

バブル崩壊後の1993年から2005年が就職氷河期でした。また、リーマンショックは回復に5年かかったそうです。コロナ禍が原因で、倒産が増え、失業者が増え、という影響が出ているかと思います。現在のコロナ不況は、あと何年で回復すると思いますか?

永江さんからの回答

残念ながら現政権が続く限りはコロナ不況が回復することはないと思います。今の日本は過去の不景気の時とは状況が違い、成長回帰は非常に困難です。

まず、人口構成として少子高齢化が急速に進んでいます。バブル崩壊の時で回復に12年かかったと言われますが、当時は団塊の世代が働き盛りでした。今は言うまでもなく高齢者ばかりで労働力も消費も減り、高齢者を食わせるだけで精一杯です。

次いで、産業構造が変化しました。トヨタなどの輸出できる産業は生産拠点を国外に移したので国内は空洞化し、人口減少し市場縮小する日本に拠点を置く企業も増えません。メインのサービス業はコロナ規制で潰れてしまい、インバウンドに頼るしかないのに未だにセルフ経済制裁で鎖国しています。韓国は実は収支が大きく改善して輸出が非常に伸びたのと比較して日本は本当になにもしていません。

先日ツイートしましたが、世界の通貨で日本円だけが一人負け状態です。馬鹿げた過剰なコロナ対策・独自の経済封鎖を続ける日本を世界は見限り投げ売っているということです。

そして舵取りする政権の意思決定は高齢者に忖度です。盲目的にコロナに怯え、次の世代のことを考えない高齢者の世論を最重視して政策が決められ、日本の成長や若者の将来なんてお構いなしです。

日本は異常なことにこの20年でIT投資が減っていますが、地方首長も国会議員も経営者もみんな高齢者なのでITがよく分からなくて使えないからIT活用できず生産性も上がりません。今の日本はいわば「高齢者の、高齢者による、高齢者のための」滅び行く国の政府です。

そんな状況なので、回復するどころか減退の一途を辿ると見るのが妥当でしょう。少なくとも現岸田政権の方針が続く限り消滅は早まる一方です。一橋大学の野口教授が予測していてわたしもそうなると思いますが、日本の一人あたりGDPは20年後には韓国の半分になり、そのうちマレーシア並みになります。日本が世界の先進国であった時代は終焉を迎えつつあると言えるでしょう。
日本の経済規模は韓国の半分以下になる…20年後の日本を「途上国並み」と予想する衝撃データ 「先進国」から脱落する歴史的な転換点を迎えつつある | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

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詐欺で初の逮捕者。“ガクトコイン”などICOブームに近づくNFT

デジタルアートの取引などで注目されるNFT。その最先端を行く米国で、初めて詐欺容疑での逮捕者が出たそうです。この問題にメルマガ『週刊 Life is beautiful』著者で「Windows95を設計した日本人」として知られる世界的エンジニアの中島聡さんが言及。これまでも、その可能性とともにエンジニアとしてのシビアな目で危険性を伝えていた中島さんは、GACKT氏が広告塔となってひと騒動あったICOブームに似てきたと、更なる警告を発し、追いついていない法整備を急ぐ必要があると訴えています。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

 

ICOブームに似てきたNFT

NFTには大きなポテンシャルを感じつつも、このメルマガでは、多発するだろう詐欺の可能性を警告して来ましたが、先週、最初の逮捕者が出ました。
Duo charged with notorious ‘Frosties’ NFT rug pull scam

逮捕されたのは、Ethan Nguyen と Andre Llacuna の2人(どちらも20歳)で、“Frosties”と名付けた NFTをOpenSeaで発売し、完売と同時にウェブサイトを閉じ、売り上げで得た$1.1million相当のEthereumを米ドルに交換した結果、「詐欺罪(最大20年の禁固刑)」でアメリカ合衆国司法省(DOJ)Department ofにより逮捕されたそうです。

この二人は、さらに“Embers”と名付けたNFTを3月26日に発売する準備をしており、そこでもさらに$1.5millionの売り上げを計画していたそうです。

ちなみに、こんな風にお金を集めた途端にすぐに消えてしまうことを“Rug pull”と呼びます。“Rug”とは「足拭きマット」のような敷物のことで、誰かが上に立っている時にいきなり敷物を引っ張るイメージから出来た言葉です。

“Rug pull”は明らかに犯罪なので分かりやすいのですが、NFTを販売した後になかなかサービスをローンチしない、サービスはローンチするものの出来が悪い、サービスはローンチするものの実態はポンジースキームなど、さまざまなケースがあり、「詐欺」と「努力をしたものの失敗したプロジェクト」との間に明確な境界はないので、危険がいっぱいです。

Bloombergは、NFTが詐欺や詐欺に紙一重のプロジェクトで溢れていたICOに似て来たと指摘していますが、私もそう思います。
NFT Collection Failures Begin to Mount in Flashback to ICO Bust – Bloomberg

歌手のガクトが広告塔としてファンに売り捌いたスピンドルは、一応ICOはしたので“rug pull”ではありませんが、運営側はスピンドルに関して約束したことを何もしなかったので、実質的な詐欺でしたが、法律が追いついていないために、ガクトの責任は全く追求されませんでした。

NFTに関しても、全く同じことが起こっているので、被害に合わないように気をつける必要があるし、政治家と役人は法整備を急ぐべきです。逆に、「NFTの発行により一儲けしよう」と考えている人は、やり方によっては、上のように詐欺罪で逮捕される可能性があることを知った上で、慎重かつ真摯にプロジェクトを立ち上げ・運営する必要があることを覚えておくと良いと思います。

 

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ウクライナ侵攻の勝者・中国がプーチン失脚で陥る敗者の生き地獄

力による現状変更の強行とそれに伴う民間人大量虐殺等で、世界の信頼を完全に失ったロシア。たとえプーチン大統領の企てが達成されたとしても今後ロシアが陥るであろう窮状を鑑みれば、この侵略戦争の勝者たり得ないことは確実です。では、ウクライナ紛争の「真の勝者」の地位を得るのはどの国なのでしょうか。今回のメルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、中国こそが勝者としその理由を解説。さらに仮にプーチン大統領が失脚した場合に起こりうる、中国にとって望ましくない結果についても言及しています。

ウクライナ侵攻の勝者は中国だが、ひっくり返る可能性はあるのか?

ロシアによるウクライナ侵攻。ロシアは、ウクライナとの戦争に勝つかもしれませんし、負けるかもしれません。しかし、勝っても負けても、「地獄の制裁」は解除されないでしょう。だから私は、ウクライナ侵攻がはじまる前から、「ロシアの【戦略的敗北】は確実」といいつづけてきました。

では、ウクライナ侵攻の勝者は、どの国でしょうか?これは、中国でしょう。なぜ?

まず第1に、欧米からの対中攻撃がほぼなくなった。2018年から、世界は「米中覇権戦争」の時代に突入しています。バイデンが大統領になっても終わることなく、むしろエスカレートしていました。ところが、ロシアによるウクライナ侵攻で、中国への攻撃は、ほとんどなくなりました。あるとすれば、「ロシアを支援するなよ!」という圧力ぐらいです。中国の戦略では、「山上で、二匹の虎が戦うのを眺める」のが最上のポジション。中国は、今まさに、「山の上で二匹の虎(欧米ウとロシア)が戦う」のを眺めています。

第2に、ロシアは中国の属国になります。ウクライナ侵攻によって、欧米日はロシアに強力な制裁を科しました。もっとも強力なのは、「SWIFTからの排除」でしょう。この件で、モスクワの知人に聞いてみました。彼女は、「(中国版SWIFT)CIPSを使うから問題ないわ」と答えました。SWIFTから排除されたロシアは、これからCIPSで送金することになるでしょう。そうなると、ロシアの中国依存は強まります。ロシアは、「人民元圏」に飲み込まれる可能性が強くなる。

これがらみでもう1つ。アメリカはすでに、ロシアからのエネルギー輸入を止めました。とはいえ、そもそもそれほど輸入していなかった。問題は、欧州です。ロシアへのエネルギー依存度が高い欧州でも、石炭輸入を禁止します。さらに、天然ガス、石油の依存度もどんどん下げていく方針。

では、ロシアは、石油、ガスを誰に売るのでしょうか?そう、中国です。強い立場の中国は、ロシアからの石油ガスを、安く大量に買うことができるようになります。これは、中国の戦略的にも、非常に重要です。今まで中国は、主に中東から原油を入れてきました。つまりタンカーで。そして、中東と中国を結ぶ海は、米軍の支配下にある。米中対立が激化したら、アメリカは、「中東→中国」の石油の流れをカットする力があった。

では、アメリカは、ロシア→中国の原油、天然ガスの流れをカットできるでしょうか?無理でしょう。だから、世界一の戦略家ルトワックも、リアリズムの神様
ミアシャイマーも、「アメリカは、ロシアを反中包囲網に取り込め」とずっと主張してきたのです。

私も、一冊目の本を出した2005年ごろから、ずっと同じ主張をしてきました。ウクライナ侵攻を決断したのは、プーチンの破滅的な戦略ミスでした。しかし、その前にアメリカも同じく「大戦略的ミス」をしていたのです。

というわけで、「ウクライナ侵攻の勝者は中国」です。これをひっくり返す方法はあるのでしょうか?

裏切り者は“顔”に出る。FBIやCIAが嘘を見破るために使う表情分析って何?

話している相手が嘘をついているか見るだけでわかったら──。そんなにわかには信じがたいことが本当に分析できるといいます。そこで今回は、メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の中で、FBIやCIAでも使われているという表情分析を使った嘘発見方法についてご紹介しています。

表情でウソとホントを見極める方法⇒『裏切り者は顔に出る』

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裏切り者は顔に出る

清水建二・著 中央公論新社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、FBI、CIAでも駆使されている「表情分析」テクニックを用いて、相手のウソを見抜く方法を指南した一冊。

著者は、防衛省研修講師で、表情分析のプロ。国内にいる数少ない認定FACS(Facial Action Coding System:顔面動作符号化システム)コーダーの一人である清水建二氏です。

本書では、万国共通7つの表情と、準万国共通の9つの表情を解説。

◆万国共通7つの表情

・幸福
・軽蔑
・嫌悪
・怒り
・悲しみ
・驚き
・恐怖

◆準万国共通の9つの表情

・羞恥
・恥
・誇り
・痛み
・罪悪感
・畏怖
・同情
・欲望
・はにかみ

表情分析の素材として、事件がらみのニュースやインタビュー、外交現場での要人の表情、表情づくりのプロであるアイドルや芸能人の本音が垣間見えた瞬間などを用いており、興味深く読めて実践的な内容です。

上司の立場にある人なら、どの部下が会議についていけてないか、最終案に渋々同意しているのは誰か、写真入りで解説された部分が参考になると思います。

表情以外にも、ジェスチャーや会話、日常に潜む危険サインなどが紹介されており、ビジネスやプライベートで身を守るための知恵としても使える一冊です。