【中島聡×けんすう】IT黎明期以来のワクワク感。世界は「Web3.0」でどこまで変わるのか?

「Windows95を設計した日本人」として知られる世界的エンジニアの中島聡さんと、アル株式会社代表取締役のけんすうさんの対談が、まぐまぐ!LIVEで配信されました。対談のテーマは『日米IT連続起業家が考えた「稼げるWEB3.0の最前線」』という今話題の興味深いモノ。今回のクロストークの模様を一部だけテキストにて特別に公開いたします。司会進行はフリーアナウンサーの内田まさみさんです。(この記事は音声でもお聞きいただけます。

※「まぐまぐ!Live」アプリでアーカイブ動画公開中。視聴方法は記事の最後で紹介しております。

<動画で対談のダイジェストを視聴>

この記事の著者・中島聡さんのメルマガ

 

高校生が大人と対等になったIT黎明期

内田まさみ(以下、内田):本日は中島聡さん、けんすうさんの対談に、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。今回の配信ですが、開始20分までは、誰でもが楽しめる一般公開。そして全編をご視聴いただけるのは、中島聡さんが発行する有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』の読者限定となります。ご登録いただいた初月は、購読料無料となります。配信終了後もアーカイブで配信を見られるので、ぜひこの機会にご登録ください。それでは、さっそく、本日の主役のお二方をご紹介しましょう。まずは、けんすうさんです。よろしくお願いします。

けんすう:こんにちは、よろしくお願いします。

内田:そして、中島聡さんです。

中島聡(以下、中島):よろしくお願いします。

内田:お二人を知らない方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんので、簡単にご紹介させていただきます。まず、中島聡さんからです。中島さんは、高校時代にアスキーで記事執筆やソフトウェアの開発に携わり、早稲田大学に入学されました。入学後はキャドソフト「CANDY」を開発し売却、そして卒業後はNTTに入社。その後、マイクロソフト日本法人を経て、アメリカの本社に移動。「Windows95」や「Internet Explorer」を開発。マイクロソフト退社後には、アメリカで起業した二社を売却。現在は、シアトル、ハワイ、日本を居住地とされながら、ドローン開発のベンチャー企業へ参画。最近では「Web3.0」を活用した「Nouns Art Festival」を主催するなど、最前線で活躍されています。

続いて、けんすうさんをご紹介します。浪人時代に大学受験情報の匿名掲示板「ミルクカフェ」を開設。早稲田大学在籍中には、掲示板サイト「したらば」運営会社の社長となり、事業をライブドアに売却。卒業後は、リクルートに入社。在職中にハウツーサイト「nanapi」を創業。リクルート退職後は、KDDIグループにジョインし、スーパーシップ株式会社取締役を経て、現在はクリエイターを支援するサービスを提供するアル株式会社代表取締役でいらっしゃいます。

お二人は初対面ですか?

中島:初対面です。

けんすう:もちろん、お名前は昔から存じ上げておりましたが。

内田:存在はお互いに知っていたということですね。今、私も、お二人のプロフィールを紹介しながら、似通ったところがあるんじゃないかなと。

けんすう:ちょっと似てますね。

内田:もちろん大学も一緒ということもあるんですけど、大学に入る前から、パソコンだったり、ITだったりに親しまれて、そこに未来を感じていたと思うんですが、中島さんはいかがですか?

中島:未来を感じたわけではないんですが、16~17歳くらいの頃からプログラミングが大好きになってしまったんです。

内田:けんすうさんもですか?

けんすう:僕も16~17歳ぐらいの時に、まさに「Windows95」が出始めたときに、インターネットに触れて。

内田:中島さんが作られた「Windows95」ですね。

けんすう:これは面白いなぁと思って、ホームページを作ったりしたところからハマりました。

内田:そこに色んな可能性を感じていたんですか。

けんすう:そうです。でも16歳くらいだったので、可能性を感じたからというより、高校生が発信した情報を大人が読むということが、それまで想像もできないことで、それができるようになったという感動で、ずっと遊んでいたような感じです。

内田:若い人が発信したものを大人が読む。

けんすう:そうです。高校生が何かを発信するには、インターネット以前だと本当に雑誌を作るとか、そういうレベルでしかできなかったと思うので、それが無くなったことに、すごく感動した覚えはありますね。

内田:中島さんも若い頃、アスキーとかで記事の執筆されてたんですか?

中島:そうです。南青山に事務所があって、そこに自分の原稿を持ち込んだんです。原稿と言ってもプログラムなんだけど。自分が書いたプログラムをパソコン雑誌に載せてもらおうと思って持って行ったら、可愛がってもらえて。

内田:形は違えど、若い人たちが発信するものを、ある意味、大人が受け取ることになったんですね。

中島:その時はまだ雑誌経由だったけど、高校生の自分が雑誌に記事を書けるのは嬉しいじゃないですか。

内田:自分で持ち込んだというのを聞いてビックリしました。

けんすう:やっぱりなんでも黎明期は、そうやって若い人だろうと、年齢差をあまり感じさせない仕組みになってたりするので、それが面白かったんです。

内田:もう一つ共通点と言えば、大学時代から起業されて、その後、それを売却したっていう流れも、似通っていますね。起業に至ったのは何かきっかけがあったんですか?

けんすう:2ちゃんねるを作ったひろゆきさんと、大学時代に仲良くしていて、彼がそのレンタル掲示板の仕組みを作ったんですけど、社長はやりたくないから、一番社長に似合わなそうなやつにやらせようぜってなって、僕が選ばれて、社長にさせられたっていうのが経緯ですね。

内田:一番似合わなそうな方…。

けんすう:それでやってた感じです。

内田:経営者の立場になられて、何か変わりましたか?

けんすう:何も変わらないです。当時もやっぱりインターネット上で知り合った人と、ほぼリモートで、そのレンタル掲示板をやっていました。レンタル掲示板は、あまり中央の管理が無いんです。今の「Web3.0」みたいに、それぞれの掲示板で勝手に管理者の掲示板を作って、彼らが運営をして、お客さんを連れてくるので、やることはあんまりなくて、秋葉原の(家賃)5万円ぐらいの場所にDELLのサーバーを置いて、それでやってるだけだったので、みんなあまり何もしてなかったです。

内田:そういうもんなんですね。

けんすう:そういうものなのかどうかはわからないですけど、僕がやっていた会社は、会社というほどではなく、マネジメントも含めてほぼ何もしないっていう感じでした。

インターネットの世界をリセットする「Web3.0」

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内田:これはでも中島さん、ウェブの世界で起業するのは、アイディアがしっかりしていれば、誰でも起業ができるっていうところが魅力のひとつなんですかね?

中島:それもあるけど、今「Web3.0」が注目されているのは、実は揺り戻しなんじゃないかなと思っています。というのは、インターネットの最初の頃は、自分でサーバーを立てて、ビジネスが本当にできちゃってたんです。でも、だんだんと寡占化が進んでしまい、もう今は結局、AmazonやGoogle、マイクロソフトがみんな取っちゃったわけじゃないですか。小さな人が、レンタルサーバーのビジネスをしても、今はビジネスにならないわけですよ。でも「Web3.0」になると、また一回全部リセットされるので、今、個人で面白いことができる時代がまた来たんです。

内田:大企業に集まってしまったものを、自分たちにもう一度取り戻せるという状況なんですか?

中島:そうですね。僕も会社を作って売却したんですけど、結構疲れるんです。会社を作って、お金を集めて、人を雇うと、すごい責任があるじゃないですか。僕は特に社長だったので、全責任が来るわけです。とにかく全員に給料を払うお金を毎日どこかから手に入れてこなきゃいけない。売上だろうと投資家だろうと、どこでもいいから手に入れてこなきゃいけない。それが止まったら会社がパタッと倒れるわけです。

それを僕は、あんまり面白いと思わないし、その時期は全然プログラムが書けなくて。やっぱり経営に集中しなきゃいけなくなる。二回やって、もうやりたくないなと思っているところに「Web3.0」がやってきた。少し前までは、大きなことをやろうとしたら会社を作らなきゃいけなかったのが、今、もう一回リセットがかかったんです。本当に秋葉原の5万円のところから「Web3.0」のサービスを出せるようになったんです。そこが僕はすごいことだと思う。

内田:そうすると、「Web3.0」では、色んな所から色んなアイディアが生まれてきて、より活性化する社会になるというイメージなんでしょうか?

けんすう:インターネット初期の雰囲気に近くて、その頃の人達は、やっぱり自分で色々何かできるよねと思ってやってたんです。この世代の人って、今はやっぱり「Web3.0」の流れを「すごい面白いよね」って言ってるんですけど、逆に10年ぐらい前から起業してる人はピンと来てなくて「これ何が面白いんですか?」とか「これ詐欺じゃないですか?」って言っている。やっぱりこの差が面白いですね。なので、僕的にインターネットの黎明期がもう一回来ているような感じがします。

内田:ワクワクするような感覚があるんですね。

けんすう:そうです。いかがわしいものも含めて、色々出ているのが面白いなと思ってます。

内田:それがまた、黎明期の特徴だったりもしますね。

けんすう:そうです。ほぼ詐欺じゃないかっていうのがたくさんあるので、すごい昔を思い出します。

中島:楽しいです(笑)。

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世界中がエネルギー不足に襲われるなか、中国がしのげている理由

ウクライナ紛争に起因するエネルギー不足に襲われ、その解消に右往左往する西側諸国。一方現在は欧州各国のように厳しい状況にはないという中国ですが、それは対ロ制裁に加わらなかったという理由のみではないようです。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、著者で多くの中国関連書籍を執筆している拓殖大学教授の富坂聰さんが、世界に吹き荒れるエネルギー不足という逆風が当分収まらないであろうと判断する根拠を記すとともに、なぜ中国が今のところエネルギー不足を凌げているかについて解説しています。

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バイデンの中東訪問でも解決しない世界のエネルギー不足に経済減速が指摘される中国はどう備えるのか

予測されていたように中国経済の減速が明らかになった。

中国国家統計局が発表した今年第二四半期(4~6月期)の国内総生産(GDP)速報値が当初の予測より低かったことにメディアは敏感に反応した。

「中国4~6月期GDPは0.4%増 ゼロコロナで急減速」(『朝日新聞』2022年7月15日など、紙面には「減速」や「失速」の文字が躍った。

ただ一方で中国当局は「経済のファンダメンタルズはしっかりしていて長期的なトレンドは変わらない」と強気の姿勢を崩していない。問題は一過性で、戻るべき強い経済の流れは健在ということだろう。

この見立て自体は概ね当たっている。経済と感染対策を天秤にかけロックダウンを選んだのだから当然だ。また問題を指摘する一方で、それが全体のなかでどのように位置付けられるかには触れないので中国経済の先行きをミスリードしやすい。

不動産市況が悪化する度に「中国経済崩壊」と大騒ぎし、スリランカの一つの問題で「一帯一路」の失敗に結びつけようとすることなどが典型的だ。

せっかくなので少し触れておけば、ロックダウンが解除されれば中国経済は以前の強みを取り戻せるはずだ。だが問題もある。不動産もその一つだ。ただ不動産は過熱を抑える一方で経済の不動産依存体質を解消しようとしているのだから、悪いのは当然だ。焦点は悪化のペースをどう調整するのか、である。

最大の問題は個人消費だ。コロナ禍の影響もあり、人々が消費意欲を失い、貯蓄への関心が高まっている点は、V字回復を目指す当局の足を引っ張り、経済の見通しに暗い影を落としている。

加えてインフレだ。世界第二経済大国になった中国だが、李克強総理が「6億人がいまだに月収1,000元(約2万円)」と漏らした一面もある。食料品やエネルギー価格の高騰は社会の不満を一気に高める爆弾になる。

奇しくもインフレ問題は中国だけでなく世界が直面する悩みでもある。

周知のようにエネルギー価格の上昇やインフレの問題は、コロナ禍の余波であり、ロシアがウクライナに侵攻するずっと前から起きていた。

より細かく言えば、その原因はコロナ禍が一休みした段階で起きた急激な需要の回復であり、供給過少に陥ったことが大きい。ただそれ以前から世界的なコンテナ不足やチップ不足による生産の停滞は多くのメーカーを悩ませていた。

また一部の港湾では、荷下ろしが滞り、消費者になかなかモノが届かないという問題も起きていた。加えてアメリカが発動したさまざまな制裁によるブーメラン効果──対中制裁関税はほぼアメリカの消費者が負担したと地元メディアが伝えている──としてのインフレも挙げられるのだ。

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武田邦彦氏が指摘。多くの日本人が知らない対米戦争の「事実」

先の参院選に参政党の比例代表候補として出馬した中部大学元教授の武田邦彦さんは、遊説をしていて多くの日本人がさまざまな「事実」を間違って覚えていて、そのために意見がまとまらないと感じたそうです。そこで、今回の『武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』』では、日本とアメリカの戦争について、改めて武田さんが認識している「事実」を伝えています。戦争が始まった理由については、白人相手の外交の初歩とも言えることへの不理解があったとし、ウクライナ戦争での対ロシア外交にも通じる問題だと指摘しています。(この記事は音声でもお聞きいただけます。

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「戦争」ではなく「虐殺」だ。日本人が知らないアメリカ戦争の事実

参議院議員選挙を経験してみると、ほとんどの日本人が「事実」を間違って覚えているので、意見がまとまらない。もしかすると日本人の真面目さと長い間の日本の歴史から言って、「本当のこと」をみんなが理解していれば、争いのない、勢いのある日本になるのではないか!と思った。

今回はその第1回で、「日本とアメリカの戦争」について簡単にまとめてみたい。

(1)なぜアメリカとの戦争になったのか?

多くの日本人が、なぜアメリカと戦争になったと考えているかというと、イ)日本が軍国主義だったから、ロ)真珠湾攻撃をしたから、と思っている。でも本当はもっと簡単な理由だ。

戦争になったのは、イ)アメリカも日本も中国を狙っていた、ロ)日本が先に中国に進出した、ハ)アメリカが中国の鉄道の利権をよこせと言ったのを日本が拒否した、二)日本はアメリカから石油の77%、鉄鋼の70%を買っていた、ということだ。

アメリカは「金がすべて」の国だから、お金さえ渡せば問題は無くなる。ところが日本人は「正義」が頭をよぎるので、「日本人が血を流して満州を取ったのだ」、「北中国(北支)も日本が戦って取ったのだ」と思っていたから、アメリカからの横やりに腹を立てた。

白人相手の外交は「損得」で決まり、決まった後「正義」の衣をかぶせる。そんな初歩的なことも当時の日本人には分からなかったのだ。それは今でも同じで、国際紛争や外交の問題が起きると、すぐ「正義」で頭が熱くなってしまう。

ウクライナ戦争もそうだ。ロシアがウクライナに侵入したと報じられるとカッとなる。カッとなってロシアを激しく非難するものだから、事実が次第に明らかになって、本当はウクライナが仕掛けたことが分かっても、振りかざした拳(こぶし)を下ろすことができずに、「ロシアが悪い」に一辺倒になり、円は安くなるし、石油は高くなってしまう。オッチョコチョイなのかもしれない。

アメリカとの戦争も同じだった。アメリカが欲しがったのは、中国の鉄道利権だけで、その他は日本でよいという感触だった。それは中国利権の一部にしかすぎず、戦争などになることはなかった。その前に日本は満州国の問題で国際連盟を脱退しているが、もともとアメリカは国際連盟には参加していないのだから、それも問題はない。

日本は正義とか恩とかを問題にするけれど、アメリカ人は歴史も浅く、「お金」がすべてだ。表面上は「正義、自由」などと言うのでついついそれに気を取られるが、実際のアメリカの行動はお金だけだから、本当はわかりやすい。

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人選ミス。安倍氏銃撃を防げなかった中村格警察庁長官の力量不足

多くの識者から疑問の声が上がっている、安倍元首相銃撃事件当時の警備体制。なぜ警察は、元首相という重要警護対象者を凶弾から守ることができなかったのでしょうか。今回のメルマガ『』では著者で現役医師の和田秀樹さんが、昨年9月に中村格氏を警察庁長官とした人事を批判。その理由を彼のキャリア面にも着目して解説するとともに、「中村氏が警察トップでなければ悲劇は起こらなかったのでは」との見解を記しています。

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警察トップの人選ミスが起こした悲劇

今回の事件で痛感したのは、中村格を警察庁長官にしなければこんなことは起こらなかったのではないかということだ。

たとえば私の同級生で、警察庁長官になれなかった人間に吉田尚正氏がいる。それより格下の警視総監になって警察人生を終えるのだが、まさに治安の人だった。

警察庁では暴力団対策課長や刑事局捜査第一課長をつとめ、福岡県警本部長時代には工藤会壊滅作戦を指揮した。

それに引き換え、安倍氏に気に入られたおかげで警察庁長官になった中村格のキャリアは治安とは程遠い交通畑、あるいは知能犯対象の捜査二課のキャリアだ。

フランスのフィガロ紙は7月10日、事件に関する記事で「日本の警察は、権力に近いレイプ犯の起訴を止めたことで有名な中村格氏が現在トップを務めている」とまで書いている。

実際、中村格が長官になってからやったことというと交通取り締まりをさらに厳しくしたこととポルノ弾圧である。

海外の合法ポルノをお年寄りのためにDVDに焼く店の摘発や、AV監督の逮捕など、高齢者の男性ホルモンを増やす邪魔を続けているが、治安に配備されている警察が多いとは思えない。

私の患者さんがストーカー被害にあっても「人手不足」を理由に被害届も受理されない。

こんなクズが警察のトップにいるからこのような体たらくが起こったように思えてならない。

自分の非を認める会見をしたらしいが、安倍氏への哀悼の気持ちなどさらさらないから辞任はしないだろう。

しかし、今回の事件で、警備が手薄だったのも、それ以上に一発目の銃声が聞こえて安倍氏がキョトンとしている(存命だった)のに、誰一人安倍氏の盾になろうとしないで3秒後の銃弾で安倍氏は命を落とすことになった。

フィガロが遠回しで伝えているように、中村格が警察トップでなければ、安倍氏が命を落とさずにすんだとどうしても感じてしまう。

 

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※本記事は有料メルマガ『』2022年7月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にをどうぞ。7月分のすべてのメルマガが届きます。

安倍晋三は「右派を動かせる唯一の政治家」冷え込む日韓関係に与える影響

奈良県での応援演説中に安倍元首相が銃弾に倒れたことは日本のみならず、世界中に大きな衝撃を与えました。亡くなった安倍元首相について韓国での認識はどのようなものなのでしょうか。今回のメルマガ『キムチパワー』では、韓国在住歴30年を超える日本人著者が、安倍氏の韓国内での評価について詳しく紹介しています。

安倍元首相の治績

朝鮮日報のコラム二ストにカン・チョンソク(1948年生まれ)という人がいる。今回はこの人のコラムをご紹介したい。非常に鋭く日韓関係を把握していると思う。以下がコラム全文(途中、メルマガ筆者の文章も含まれる)。

日本政府が数日前に亡くなった安倍晋三元首相の葬儀を9月に国葬で行うことにしたという。日本の葬儀は故人の家の人だけが集まって簡単に行う「密葬」と、それと間隔を置いて格式に合わせて公式に行う「本葬」の2段階で行われる。

元首相の国葬は敗戦直後、日本を率いて現代日本の基礎を固めた吉田元首相以来2人目だ。韓国の秤で測る政治家・安倍晋三の重さと、日本の秤で測る重さが大きく違うことを感じることができる。

政治家に対する国内評価と国外評価が異なるのは特別のことではない。国境を接する多くの国が数百年にわたって数多くの戦争を繰り広げ、恩怨(=恩讐)を積み上げたヨーロッパの歴史がそうだ。

戦争で領土を広げたある国の英雄は、他国では侵略の元凶と糾弾されるのが日常茶飯事だ。そうした欧州も平和が宿り、国家関係が安定するにつれて大きく変わった。アデナウアー・ドイツ首相とドゴール・フランス大統領の評価は、両国の国境を越えても大きく変わらない。

安倍元首相を韓国では「極右政治家」と認識している。首相在任期間、韓日関係が1965年の両国国交正常化以来最悪だったため、驚くべきことではない。安倍首相といえば韓国では徴用工問題、慰安婦、歴史教科書、半導体先端素材の韓国向け輸出制限を思い浮かべる人が多い。

安倍元首相が日本政界でもかなり右翼的だったとされるが、安倍イメージの相当部分は文在寅時代の「竹槍外交」によって作られたことも否定できない。

ここで竹槍外交というのは、竹槍の歌(チュクチャンガ)から来ている語だ。竹槍の歌とは、1894年甲午年の官の汚職や外国勢力を一掃して新しい自主独立国家を求める「輔国安民」の旗印をかかげた「東学農民革命」を称える歌。

2019年7月、日本の輸出規制報復措置として、大々的な不買運動が起こった当時、民情首席秘書官であったチョ・グクがSBSのあるドラマにこの歌がバックミュージックとして出ていたとしてSNSに書いたことから韓国では有名になった。

つまり竹槍外交というのは、外国勢力(=ここでは日本)を一掃して自主独立韓国を再度建てようという民族意識を鼓舞する外交。簡単に言えば反日フレームをつくって日本を叩くことによって韓国は一つにまとまろうとする極めて料簡の狭いマイナス意識ということになる。

「アイドル博」熱中症で出演者が次々倒れる。楽屋は蒸し風呂&丸見えのトイレ、ずさんすぎる運営で大炎上

7月16日から7月18日お台場青梅R地区で開催された「2022 TOKIOアイドル博LIVE」。17日には多くの出演者が熱中症で倒れ、会場に15台以上の救急車と消防車がかけつける事態となり、17時30分にステージが中止された。楽屋のテント内は蒸し風呂状態、男性用トイレにドアがないなどファンとアイドルをないがしろにする運営側の対応が次々と明らかになっている。

熱中症で倒れるアイドル&ファンお粗末な設備に失望

2017年、2018年に行われたアイドル博は日本武道館を会場にしていたが、今回は野外フェスで普段は駐車場に使われているスペースを使用しており、主催者側が熱中症対策を甘くみていたことは否めない。

さらに、金銭的な側面では出演者側から不満の声が相次いだ。

アイドルが出演するに当たっては1万円の徴収料をとり、グループのテリトリー以外のビラ配りは5万円の罰金、罰金を回避するためのパスは3万円を徴収。グループのみの専用テントは1日の使用料が2.5万円、楽屋バスはメンバー1名につき3000円の負担だったという。

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出演アイドルにも使用料を要求する理不尽と思えるルールに、開催前からキャンセルする事務所も多かった。ところが、運営側と連絡がとれず、キャンセルの申し出もできないという事務所もあったようだ。

公式サイトや連絡メールにも細かい日付や住所の間違いなどが多く雑な対応がみられた。当日、会場の住所が“青海”ではなく“青梅”と表記されており、会場を間違うアイドルやファンが続出した。

いざイベントがスタートすると、ドリンクは600円、雨用のビニールのカッパは1000円で売るという、なかなかの強気な値段。アイドルの楽屋は1テントの中に60人がひしめいてギュウギュウ詰めだったという。

会場は水着ステージというものがあり、アイドルが水着になって登場するのかと思いきや、水着になるのはなんとファンの方。しかも、もはやステージではなくただの柵であり、柵の中央にいるファンの外側をアイドルが移動していくというものだった。

また、トイレにはドアがついていないというかなり雑な作り。トイレで用を足している姿がステージからは丸見えだったという。(2日目にはドアがつけられた)

出演前のいざこざと出演中の熱中症のトラブルで出演グループのキャンセルが相次いだ今回のアイドル博。もう少し適切な運営があったのではと思わざるをえない。

それでも3日間やりきったアイドルとファンがいた

運営側の不手際で物議を醸したアイドル博だったが、実際に参加したファンたちの感想は意外にも好意的なものが多いようだ。

設備のショボさはともかく、ファンが身近でアイドルに触れる体験は貴重だということらしい。

3日間誰も倒れることなくステージをやりきったグループもおり、またキャンセル枠を埋めるために急遽出演することになったグループも、ここぞとばかりにアピールしていたという。

ファンもアイドルもトラブルも含めて楽しんだということかもしれない。

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運営側は今後もこのようなイベントを続けるとコメントを発表。今回の反省をいかし、誰もが気持ちよく楽しめるようになれれば、アイドルもファンも幸せだと思えるイベントになるだろう。

芸術祭にも出品。平均82歳、大阪のおばちゃんが生み出す奇抜ファッションが話題

アイデアの発想元というのは、意外なところから生まれるものです。今回、メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の中で、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが紹介するのは、大阪のおばちゃんが“女子会”で生み出すアイデアから生まれたファッションブランド。平均年齢82歳のアイデア女子たちが注目を集めています。

平均82歳のアイデア女子たちが創る、奇抜ファッションブランド!?

大阪市西成区。地域住民と芸術家が創造活動を展開する、大阪市の文化事業施設があります。

「kioku手芸館『タンス』」。元タンス工房を改装したこの施設では、芸術家と住民によるワークショップが開催されています。

その中のひとつが、いま注目を集めています。

現代美術家が、古着を裁断して新しい服を作ることを提案。そこに参加した人たちが、どんどん腕を上げ、ワークショップに留まらず、販売を前提としたファッションブランドを立ち上げてしまったのです。

参加しているのは、平均年齢82歳のおばちゃんたち。元々手芸好きの人たちが集まっていたものの、服飾関係の仕事をしていた経験は一切ありません。

最初は、古着を裁断することや継ぎ接ぎだらけにすることに抵抗を覚え、主導する美術家に文句を言うこともありました。

「もったいない!」「何でそんなことを?」

堂々と文句を言うのは、おばちゃんの習性でもありますが、美術家と話しているうちに、納得できるようなり、なおかつ面白いことだと気づき始めたのです。

それからは、美術家のユニークな発想が憑依したかのように、おばちゃんたち自らが面白いアイデアを出すようになりました。そのアイデアの発想元が、これまたおばちゃんらしいのです。

おばちゃんは、小さな地域社会の情報網を持ち、かつ、人間観察という特技を持っています。新しい服のアイデアもそこから生まれているのです。

焼き鳥店の女将さんを見て、腕が熱そうだったので、服の袖に100枚のパッチワークをあしらった商品「やきとりジャケット」を考え出しました。

また、行き先によって、いつも違うバッグを持ち歩く知人を思い出し、「服にいろんなバッグがついていればいいのに」という発想から、たくさんのカバンを服に縫いつけた「かばんジャケット」が誕生しました。

他にも、片方にジャージ素材を使用し、足首までファスナーが開くデザインの「アシンメトリーパンツ」や継ぎ当てを全面に施した「ニッカポッカパンツ」なども生まれています。

安倍元首相の銃殺事件で中国国民に沸き起こる反日ナショナリズム

安倍元首相が亡くなった痛ましい事件は、中国で意外な動きを引き起こしたようです。中国出身で日本在住の作家として活動する黄文葦さんは、メルマガ『黄文葦の日中楽話』の中で、今回の事件が中国でどのように扱われ、中国人の中にどのような感情を起こしたのかを語っています。

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刺殺事件は、中国人の反日ナショナリズムを引き起こした

中国でも、安倍元首相は中国に友好的な日本政治家と反中国的な日本人という正反対の認識が存在する。注目すべきは、安倍元首相を好意的に評価している中国人の多くが知識人であることだ。

一部の「愛国心」以外の思考を持たない中国ネット民が安倍元首相を日本の右翼扱いして、安倍元首相は中国の敵だと言う。また、安倍元首相の逝去を祝う非人間的で愚かな人々もいる。彼らの言動を見て、今まで対日観を含める中国の教育は、何かが大きく間違っていると言わざるを得ない。

中国人の中には、イデオロギーからの影響を受け、安倍元首相が憲法改正を望んでいた、靖国神社に参拝したので、「右翼だ」と批判する人が大勢いる。このような見方は一面的であり、過激ですらある。中国人は、相手の立場に立って物事を見ることを学ぶべきだろう。右翼に対する認識も変える必要がある。右翼には急進派と穏健派がいる。

日中関係において、日本の政治家が日本を愛し、日本の立場から発言することは当然である。安倍元首相の政治的スタンスは右寄りのようだが、確かによく日本の利益を考えてくれていた。それは日本の政治家にとっては使命である。しかし、一部の中国人はこの常識を全く認識できないようだ。

現在、中国の反日・反米の感情は、過激、偏執的になりつつある。安倍元首相の刺殺事件は、一部の中国人の反日ナショナリズムを引き起こした。そのような非理性的な状態は、かえって国際社会に悪印象を与え、中国の利益を損ない、外交にも影響を及ぼすことになる。

隣国の不幸事件を喜んでいる人が多いことは、日本だけでなく、国際社会で反感を買うことになるはずだ。海外世論に関するメンタリティーの未熟さ、甘さを反映していると思う。中国政府がこの状態を無視すれば、中国の国際的なイメージに再び悪い影響を与えることになる。

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【関連】「あなたは中国人でしょ?」中国人が日本で遭遇した“さりげない差別”

安倍元首相の死で窮地に立つ岸田首相。難題ばかりで忍び寄る「反岸田」の足音

7月8日、奈良県で応援演説中に銃撃され、命を絶たれた安倍晋三元首相。通算8年8ヶ月の長きに渡り国を率いた実績、「外交の安倍」とも評されたその手腕に疑いの余地はありません。安倍氏の非業の死は岸田政権にどのような影響を与えるのでしょうか。政治ジャーナリストの清水克彦さんが難局を迎えることになる岸田政権の今後について考察していきます。

安倍元首相の死で窮地に陥る岸田首相

「自分で努力しない国に手を差し伸べてくれる国はどこにもない。日本とアメリカの間には強固な同盟関係があるが、自分では何もしない日本のために戦うことにアメリカ国民の理解を得ることができるだろうか」

7月6日午後、横浜駅西口での街頭演説で、安倍元首相が聴衆に語りかけた言葉である。奈良市の近鉄大和西大寺駅で銃撃され亡くなる2日前のことだ。

筆者は、葬儀が行われた増上寺で、在りし日の演説を思い起こしながら、その死去で最も打撃を受ける政治家は、岸田首相ではないか、と思うに至った。

安倍氏は積極財政派だ。筆者が最後に見た横浜駅西口の演説でも、アベノミクスの成果を振り返り、「円安であっても大胆な金融政策は続けるべきだ」と語ってみせた。

自民党保守派の要でもある安倍氏は、「防衛費は少なくとも現在の年間5兆4000億円規模から7兆円程度には引き上げるべき。その財源は国債で賄えばよい」との論陣を張り、この日も、「有事に戦えなければ抑止力とならず平和を守ることはできない」と述べて、憲法への自衛隊明記と防衛費のGDP比2%までの増額を繰り返し強調した。

これに対し、岸田首相は財政規律派である。防衛費の増額に関しても、「向こう5年間で段階的に」であり、「数字ありきではなく必要なものを精査したうえで」とする考え方だ。とても相容れない。

しかし、安倍氏の死は岸田首相にとってプラスには作用しない。

なぜなら、このところの自民党の政策は、経済であれ安全保障であれ、安倍氏がまず明確な旗を立て、その行き過ぎた部分を党内で調整し実行するという流れで実行されてきたからである。

批判の矢面にも立ってきた安倍氏を失ったことで、今後は、岸田首相自身が、直面する物価高対策や防衛費増額など重要課題で「このようにやる」と旗を立て、それに反応する党内勢力や国民と向き合わなければならなくなった。

安倍氏のような強硬姿勢を取らず、「聞く力」を強調して調整型を自認する岸田首相は、敵を作りにくい。国民感情を逆なですることがない分、支持率も安定していたが、自身で旗を立てなければいけなくなるとそうはいかない。党内の反対意見や国民の批判を岸田首相自身が全身で受け止めなければならなくなる。

岸田首相が直面する最初のハードルが「人事」

当面のハードルは、まず、9月初旬に行われるとみられる自民党役員人事と内閣改造だ。

安倍氏が健在であれば、「幹事長は茂木氏ではなく萩生田経済産業相ではないか」(自民党衆議院議員)、「高市政調会長も替えるのでは?」(同)との声もあった。

これは、安倍氏率いる清和政策研究会(以降、安倍派と表記)の幹部である萩生田氏を一本釣りすることで安倍派を分断し、安倍派に所属する松野官房長官、安倍氏の意図を汲む高市氏も外して「安倍氏からの独立宣言をするのでは」(同)と言われてきた。

内閣改造で言えば、参議院選挙に出馬せず勇退を決めている金子農水相と二之湯国家公安委員長は交替、健康不安説がささやかれてきた岸防衛相も降板というのが大方の見立てであった。

ところが、突然の訃報によって事態は大きく変わった。「早ければ8月初旬にも」が「9月初旬」になり、安倍氏が唱えてきた憲法改正や防衛力強化への真剣度を示すうえで、安倍派や保守派とされる高市氏らの処遇を無碍にはできなくなった。

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今、党内第4派閥の岸田派は、最大派閥の安倍派や第2派閥の茂木派などが揺らげば、急速に安定感を失う逆ピラミッド状態にある。それだけに、茂木氏や高市氏の扱いが最大の焦点となる。

同時に、安倍氏という会長を失った安倍派も、当面は、新会長を置かず、有力者7人による世話人会を設けて集団指導体制で派閥を運営する。党役員人事や内閣改造人事で派閥内に不満が高まれば、分裂含みの可能性もはらんでいる。

PSGメンバー来日でメッシ、ネイマール、エムバペが揃い踏み。全員超人!日本のピッチに“200億円トリオ”が並ぶかも?

今月20日からサッカー・J1の3クラブと親善試合を行う、フランスの強豪チーム「パリ・サンジェルマン(PSG)」。そのメンバーが17日に来日し、メッシ、ネイマール、エムバペの各選手と新任のガルティエ監督が、その直後に東京都内で記者会見に臨んだ。

「エアトリ presents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022」と銘打って行われる今回の日本ツアー。記者会見は、そのツアーアンバサダーを務める三浦知良選手も登壇するなど、賑々しい雰囲気のなか行われた。

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近年は精力的な補強により、各国の代表チームで中心的存在となっているスター選手を数多く揃え、サッカーファンの間で「新・銀河系軍団」との呼び名も欲しいままにしているパリ・サンジェルマン。

今年3月末にあった報道によれば、欧州5大リーグ(フランス、スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア)でプレーする選手たちの年俸ランキングのトップ10には、パリ・サンジェルマン所属の選手が3人も含まれているのだが、それが今回の来日メンバーにも含まれているメッシ、ネイマール、エムバペといった面々だ。

ちなみに年俸トップはブラジル代表のFWであるネイマールで、その額は約65億2536万円。それに次ぐ2位となったアルゼンチン代表のメッシも、約54億6750万円ということで引けをとらない金額である。

いっぽうで、先述の30代の2人より若い23歳のフランス代表・エムバペだが、今年5月に新たに3年契約を結んだと報じられており、その契約額を年に均すと約78億1000万円にのぼるとのこと。つまりパリ・サンジェルマンは、この3人だけとの契約に年間200億円近くの契約金を支払っているのだ。

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海外サッカーにはあまり明るくないという人でも、この想像を絶するほどの高収入ぶりを聞けば、今回の来日メンバーがいかにとんでもない面々であるかがよく分かるといったところ。ただ来日会見に応じた3選手は、長時間のフライト直後ということで疲れの色は多少見せていたものの、取材やファンからのメッセージなどに対し、実に気さくに応じていたのが印象的だった。

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「アリガトウ」と日本語も披露したエムバペは、到着した空港や滞在ホテルで待ち構えていた日本の熱狂的ファンたちの姿に「すごかった」と驚いていた模様。

2018年のロシアW杯で日本代表を見たというエムバペは、「日本のサッカーはとても技術が高く、後ろからしっかり攻め上がる、そんな楽しいサッカーが特色」だと評価。今回の約10日間に及ぶ日本での日程については「素晴らしい一日一日していきたい。そして日本という国の良いところをいっぱい見て帰りたいと思う」と語った。

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続いて「かなり間が空きましたが、またこうやって日本に来れて嬉しく思っています」と話したのはメッシ。

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「サッカーを通じて得た一番大事なことは?」というファン代表の子どもから投げかけられた質問に対しては、「責任感、努力すること、犠牲心、仲間との協調」などを挙げるいっぽうで、「特に若いうちはサッカーを楽しむことが大切だ」と優し気ながらも真摯に対応していた。

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いっぽうで「パリ・サンジェルマンのメンバーとして来日できてワクワクしている」と話してくれたネイマールは、ファン代表の方とボールを使わない“エアでのパス回し”を突如始めたりと、お茶目なところを披露。

日本のサッカーに関しては「統率が取れていて闘争心も強く、スタミナもあってよく走る」「だんだんと手強くなってきていて、僕らも難しい試合展開になると思う」と語り、日本のクラブチームとの対戦も「次シーズンに向けての最高の準備になる」と、モチベーションはかなり高いようだった。

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今回の「エアトリ presents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022」だが、3カード予定されている試合のチケットはすでに完売。ただ、7月20日(水)に行われる川崎フロンターレ戦は、19:00(予定)からTBS系列全国ネットでの生中継が決定。さらに7月23日(土)の浦和レッドダイヤモンズ戦と7月25日(月)のガンバ大阪戦は、Paraviでの生配信が決まっている。

11月にはカタールでのW杯開催も控える今年だが、それに先んじて世界トップレベルのサッカーを存分に体感できる機会となりそうな今回のビックマッチ。果たしてメッシ、ネイマール、エムバペの“200億円トリオ”が、揃って日本のピッチに立つ姿を拝めるのかどうかも含め、コアなサッカーファンならずとも興味は尽きないところだ。(取材・文/芳村篤志)