有名なのに誰も知らない。ミステリーの女王・山村美紗の凄絶人生

「本が飛ぶように売れた」。かつて日本には、そんな時代がありました。そして書籍がもっとも売れたと記録される1996年に亡くなったベストセラー作家がいます。それが「ミステリーの女王」こと山村美紗(やまむらみさ)。東京の一流ホテルで執筆中に死亡。戦死・殉職とも呼べる凄絶な最期を遂げたのです。

山村美紗の名を誰しも一度は耳や目にした経験があるでしょう。200冊以上の著書は、ほとんどがベストセラー化「山村美紗サスペンス」と冠がついたドラマは死後24年が過ぎた今なお揺るぎない人気を誇ります。凶悪事件が起きる舞台の大半は京都「京都には山村美紗が人を殺さなかった場所はない」とまで言われています。

▲夫の山村巍氏が描いた山村美紗の肖像油画。タイトルは「殺人事件」

しかし、膨大な量の小説を書き遺した山村美紗ですが、正体を知る者は少ない。ゆえに「他の作家が京都を舞台にミステリーを書くことを許さなかった」「担当編集者に猿の物まねをさせた」など傲慢な振る舞いがまことしやかに語り継がれています。また、男性関係も「文壇タブー」として触れられはしませんでした。

誰もが知っているのに、誰もが知らない。そんなアンタッチャブルな作家の禁忌にあえて踏み込んだのが、新刊『京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男』(西日本出版)を上梓した作家の花房観音さん(49)。出版界の頂点に君臨し、虚と実のはざまに生きた女王の素顔とは? 花房さんにお話をうかがいました。

▲作家の花房観音さん

▲花房さんが上梓した『京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男』(西日本出版)

「お客様、あちらは山村美紗が人を殺した場所でございます」

「名探偵キャサリン」「葬儀屋探偵 明子」など人気シリーズは数知れず。「ミステリーの女王」「日本のアガサ・クリスティー」と呼ばれた山村美紗。SM小説の大家「団鬼六」最後の弟子と謳われ、女と男の情念を書き続ける花房観音さんとはジャンルが違いすぎます。それでも花房さんは「美紗さんとは不思議な縁を感じていた」と言います。

花房観音(以下、花房)「デビューのきっかけとなった『団鬼六賞』大賞を受賞した際、編集者から『京都に住んで京都について書く女流作家だなんて、山村美紗以来だね』と言われたんです。さらにその後『京都ぎらい』というベストセラーをお出しになった井上章一さんが私を“官能界の山村美紗”と評し、その呼称がよく使われるようになりました。自分では意識をしていないのに美紗さんのお名前がずっとついてまわる。不思議なご縁を感じ、『彼女について調べてみたい』と考えるようになりました」

花房さんのもうひとつの仕事はバスガイド。ガイドを通じても「山村美紗の恩恵にあずかった」と感じていたのだそう。

花房「車窓の風景を手で指し示しながら『お客様、あちらは山村美紗が人を殺した場所でございます』とガイドするとドッとウケる。それくらい美紗さんが描いた京都のイメージが一般に定着しているんです。京都を舞台にした小説は以前からたくさんありました。川端康成、夏目漱石、谷崎潤一郎など文豪たちが京都を描いてきました。けれども『神秘的でミステリアスな観光地』という印象を根付かせたのは美紗さんです」

▲生前200冊以上のミステリー小説を書き、その多くの舞台が京都だった

韓国も中国も。「安倍首相が土下座」像という、相手を貶める文化

先日、韓国の植物園で、日本の安倍晋三首相をモデルにした男性が慰安婦像に土下座をしている銅像が設置されたとして、日本でも韓国でも大きなニュースとなりました。韓国本土でも賛否が分かれているという「土下座」像問題ですが、なぜこのようなことが起きてしまったのでしょうか。台湾出身の評論家・黄文雄さんはメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、韓国のみならず、中国でも「相手国を貶める銅像」を作ったという過去の事例を紹介し、こうした両国の「文化」に疑問を呈しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2020年7月29日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【韓国・中国】銅像で相手を貶める文化

韓国 植物園 少女像前に男性像「安倍首相を象徴」とメディアに

韓国の植物園で、安倍晋三首相をモチーフにした男性が慰安婦に土下座する像が設置され、日韓で大きな話題となっています。

この像は、韓国北東部の江原道平昌にある「韓国自生植物園」という私立の植物園に展示されたもので、植物園は26日付の韓国メディア向けの発表文で、安倍首相を象徴した像であり、日本が歴史に向き合い謝罪することを求めて設置したと説明しています。

日本政府は、菅官房長官が、「そのようなことは国際儀礼上、許されない。仮に、報道が事実であるとすれば、日韓関係に決定的な影響を与えることになる」と強い不快感を示しましたが、それは当然でしょう。

韓国政府は、この像に対して詳しいコメントは出さず、「一般的に外国の指導者に対して国際儀礼はある」という一般論で逃げていますが、朴槿恵政権下で結んだ日韓慰安婦合意をまったく守ろうとしない文在寅政権の責任は少なくありません。

ただし、この植物園は6月にリニューアルしたばかりで、話題作りのためにわざわざこのような像を置いたという説もあります。8月10日には、元国会議員などを招いて除幕式を行うそうです。

● 慰安婦へ安倍首相「土下座」像のトンデモ 過疎施設の「客寄せ」?韓国内でも批判が…

しかし、あまりに反響が大きかったためか、日本メディアの取材に対しては、植物園側は「安倍首相だと特定しているわけではない」と発表文とは異なることを述べているそうで、いろいろと話の内容が変わっていくのは慰安婦の証言同様です。

日本メディアも、いちいち取り上げて大騒ぎすると、かえってつけあがる可能性があります。

こういった、謝罪の銅像をつくるというのは、中国も同じです。中国の海南省のホテルでは、跪いて中国人に謝罪する東条英機の像が飾られたことがありました。

● 【海南】跪いて謝罪する「東条英機像」を製作(写真)

それどころか中国では、約900年前の南宋時代、北方の金と和平を結び抗戦派を粛清したことで売国奴の代名詞となった、南宋の宰相・秦檜の像がつくられ、現在もなお、民衆からツバを吐きかけられたりしています。

● 日本人が見ると「中国人、根に持ちすぎ」と驚嘆する、中国の観光スポットとは?=中国メディア

ファクターXの鍵は「日本の伝統食」か。実は新しかった古の知恵

新型コロナウイルスの感染者増加が止まりません。人類はなぜこのウイルスに翻弄されてしまっているのでしょうか。そんなコロナ禍の中で「価値観の転換」について考察しているのが、メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』の著者であるジャーナリストの高野孟さん。1回目は「コロナ禍に想う。日本が今一度、脱近代、脱合理を目指すべき理由」で文明発達の歴史について、2回目は「なぜ旧民主党は政権交代を果たしたにも関わらず短命に終わったか」で明治以降の日本の近代史について述べてきました。第3回目となる今回は、私たち日本人が古来から食べてきた伝統食に注目。日本人がコロナで重症化しない理由とされる「ファクターX 」を解明する鍵があるのかもしれない、としています。

 

コロナ禍を機に起こるべき価値観の転換ーー自然免疫力を高める食事こそが「新しい生活様式」

この連載は、第1回の冒頭で述べたように、平野貞夫=元参議院議員の「コロナ禍による混乱を克服するには、稲作・漁撈・発酵文化の再生が急務だ」という趣旨の講話に大いに触発され、それを私なりに補充・拡張しつつ綴っている。

平野の論旨のユニークなところは、稲作を中心とした日本の伝統的な食生活への回帰を、単なる懐古趣味やロマンティックな田舎暮らしへの憧れからではなく、玄米・米ヌカをはじめ無農薬の野菜、海藻類などに豊富に含まれている免疫ビタミン「LPS (リポポリサッカライド)」がヒトの免疫力を高めるのに極めて重要な役割を果たしているという最新の科学的発見に着目、それが山中伸弥教授の言う「ファクターX 」の解明にも繋がるのではないかという観点から、これを提起しているところにある。

LPSが免疫力を高める

LPS と言われても、私はもちろん、ほとんどの人にも初耳だと思うが、驚くべきことに、アベノミクスの「第3の矢」のために2014年に立ち上げられた内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」の下に「次世代農林水産業創造事業」があり、その1つとして「ホメオスタシス(健康維持機能)評価システムの開発」とそれを通じての「機能性食品の開発、食事レシピや運動メニューの開発」というプロジェクトが取り上げられ、杣(そま)源一郎=香川大学客員教授(免疫学)を代表として、14年から18年まで、国費による研究が進められていた。

ヒトの体に張り巡らされている自然免疫機能の中で中心的な役割を果たしている白血球の一種に「マクロファージ」がある。マクロは「大」、ファージは「食う」、つまり「大食い細胞」で、そう呼ばれるほど、体の外から侵入した細菌やウイルスや体の内で発生する変異物をバクバクと食べてしまう。

このマクロファージを活性化させて免疫力を高めるには、LPS を適切に摂取することが必要であることを解明したのが、杣教授らの長年の研究による世界的な成果で、それを応用して実際に経済効果に繋がるような食品などを開発しようというのが内閣府のプロジェクトだった。

尤も、この研究成果を安倍政権は「何故か積極的に活用しようとせず、事実上、棚上げとなっている」(平野)。恐らくその理由は、安倍首相もその取り巻きもこの文明論的な意義を理解できなかったからで、もし少しでも理解していれば今次コロナ禍への対応も違っていたかもしれない。

それはともかく、マクロファージだ、LPSだと言ってもまだよく分からないだろうから、杣源一郎著『「免疫ビタミン」のすごい力』(ワニブッックス新書、15年刊)、補足として藤田紘一郎『免疫力』(同じくワニブッックス新書、20年刊)を繙くことにしよう。

2種類の免疫システム

まず、そもそもの基礎知識から。免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」の2種類がある。自然免疫は、生まれながらにして備わった免疫細胞が病原体を発見して闘うシステムで、動物のみならず植物も持っている原始的な機能である。「好中球」「マクロファージ」「NK細胞」などが主役で、これらが真っ先に先発隊として出動し、チームプレーを組んで異物を倒す。

それに対して獲得免疫は、侵入してきた病原体が先発隊では防ぎきれないという場合に、その性質を分析して対策を立て、それに応じた抗体を産生して強力な攻撃力を発揮する。リンパ球の「B細胞」「T細胞」がその主役である。

マクロファージは体の至る所に常在して、それが自律神経や内分泌系と連携することで、総体として我々の健康を維持する基盤的なシステムを構築している。感染防御、新陳代謝、代謝調節(鉄代謝、コレステロール調節、ホルモン調節など)、創傷治療(皮膚創傷治療、骨折治療、末梢神経修復など)……元気な体でいるために不可欠なすべてのことに、マクロファージを中心とした生体防御システムが深く関係していると考えられている。

つまり、生命の神秘というか、ヒトの体は何でこんなに上手くできているのかと感心することが度々あると思うが、それはほとんどマクロファージ・システムが勝手に作動して知恵と体力の限りを尽くして異物と戦ってくれているお陰。そこに「ファクターX 」を解明する鍵があるのかもしれないのである。

未来に役立つかも。自分の思考の癖を知る36のチェック項目とは

自分が物事をどのように捉える傾向があるのかを把握しておくことは、日々の生活で起こるさまざまな事象に心をざわつかせないためにも有益ですよね。そんな「思考の癖」のチェックシートを紹介しているのは、心理カウンセラーの吉田こうじさん。吉田さんは自身の無料メルマガ『東北の人気メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』で今回、36のチェック項目を記すとともに、現実を変化させたいと思う人がチャレンジするべき「新しい思考反応の身につけ方」をレクチャーしています。

思考癖チェックシート

今回は思考の癖(傾向)をチェックする項目をいくつか用意してみました。厳格に考えなくていいので、「まあそうかな」と思ったものにチェックを入れてみてください。では、さっそくはじめてみましょう^_^

  1. 自分自身や他人を受け入れる方だ
  2. 自分自身や他人を批判する方だ
  3. 知らないことを知ろうとする方だ
  4. 知らないことを知ったかぶりする方だ
  5. 思慮深く、客観的に考える方だ
  6. 反射的に主観的に反応する方だ
  7. 考え方に柔軟性がある方だ
  8. 一度、考えが浮かぶと、その考えに執着する方だ
  9. 2つ3つの選択肢がある方が盛り上がる方だ
  10. 2つ3つの選択肢があると逆に困る方だ
  11. 違いを尊重する方だ
  12. 違いを怖がる、恥ずかしがる方だ
  13. 情報不足を疑う方だ
  14. 一つの考えで決めつける方だ
  15. 他人の考えを尊重する方だ
  16. 自分の考えを守ろうとする方だ
  17. 自分の思い込みに疑問を投げかける方だ
  18. 自分の思い込みを確信、強化する方だ
  19. 可能性は無限にあると考える方だ
  20. 可能性には限りがあると考える方だ
  21. 普段、好奇心を大切にして変化を楽しむ方だ
  22. 普段、安全、安心を大切にして変化を避けようとする方だ
  23. 人間関係においてWin-Win(相互利益)の関係性を模索する方だ
  24. 人間関係において、Win-Lose(勝ち負け)の関係性を考える方だ
  25. 人とのつながりや絆を感じる方だ
  26. 人との距離を遠くに感じる方だ
  27. 価値観の違いを対話を通してすり合わせしようと考える方だ
  28. 価値観の違いを議論で打ち負かそうとしたり、最初から違いは埋まらないと諦める方だ
  29. 人の話や行為は「事実」に着目する方だ
  30. 人の話や行為は「善悪」「正しい、間違っている」に着目する方だ
  31. 他者との共通点を見つけようとする方だ
  32. 他者との違いを見つけようとする方だ
  33. 他者からのフィードバックには価値があると捉える方だ
  34. 他者からのフィードバックは否定、批判、攻撃と捉える方だ
  35. 解決することや創造することに関心が向く方だ
  36. 批判や攻撃、あるいは防御に関心が向く方だ

はい。チェックリストは以上です。気づかれた方がいるかと思いますが、奇数番号と偶数番号とでは、思考の方向性が真逆に向かうようにしてます。各々1点として、奇数合計と偶数合計を出してみてください。ザックリとした傾向としては…

奇数番号の点数が高い

  • 現状を客観的、肯定的に受け取る
  • 制限を嫌い、未来志向で選択肢を増やそうとする
  • 周囲にポジティブな印象や影響を与える

偶数番号の点数が高い

  • 現状を批判的、自虐的に受け取る
  • 制限されること、選択肢を増やすことを諦めている
  • 周囲にネガティブな印象や影響を与える

こうしたことがいえるんじゃないかと思います。これは、どちらかの方が「いい、悪い」「正しい、間違っている」という話ではありません。どちらの方が、【未来のあなたに役に立つ思考なのかどうか】を振り返るためのものです。

反射的に反応するのが思考の癖です。もしも「いつも通り」の反応を変えてみたいと思うのであれば、

  1. いつもどんなふうに反射的に思考反応しているのかを知り
  2. いつも通りの反応している自分を否定したり批判することなく、深呼吸してまずは受け入れ
  3. その上で、いつもとは違う思考(未来志向、選択肢を増やす、客観的情報に着目する)にチャレンジする
  4. チャレンジした思考から得られた答えの通りにアクションを起こしてみる
  5. アクションから次の思考チャレンジの学びを得る

こうしたサイクルを繰り返すことで、新しい思考反応を身に着けることができます。

それと、「こんな場面では、こんな質問を自分にしてみる」といった「自分に役立つ質問リスト」を事前にいくつか用意して手元に置いておき、いざという場面では機械的にそのリストに基づいて自問自答してみるというのもいい方法だと思います。

現実を変化させたいと思う人は、ぜひチャレンジを続けてみてください。

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テレワーカーが陥りがち。頭に浮かぶとヤバい「危険信号」とは

西村経済再生担当相が経済界にその徹底を再度要請するなど、業種によっては「新たな日常」として定着しそうなテレワークですが、自宅で仕事をするが故の問題点もあるようです。今回の無料メルマガ『毎朝1分! 天才のヒント』では著者の倉橋竜哉さんが、「在宅ワーカーのプライベートの守り方」を伝授してくださっています。

ぬるい風呂

真っ暗な闇風呂が好きな倉橋竜哉です^^;

「ずっとぬるいお風呂に入っている感覚です」という言葉を聞いたのは、つい数日前にオンライン飲み会を開いたときのことでして、昨今の状況下で、会社への通勤から在宅ワーク(テレワーク?リモートワーク?)に切り替えた方も多いと思います。先日、オンラインで飲み会を開いたのですが、慣れない家での仕事に対する戸惑いやボヤキを口にする人が多かったですね。中でも「なるほど!」と思わずメモしてしまったのが、「なんか、ずーっとぬるいお風呂に入っていてそこから出られない感覚です」という言葉でした。

熱いサウナと冷たい水風呂に交互に入ると気持ちいいですが、お湯なのか、水なのかわからない「ぬるい風呂」って、なんかモヤッとしますよね。それでもぬるい風呂って、ずっと入っていられるので、気がつくと体温が奪われてカゼをひいてしまうこともあったりします。

「家で仕事をする」というスタイルも、仕事とプライベートの境界線があいまいになって、混ざりあってしまい、家のどこにいても、何をしていても、そのどちらからも抜け出せない…そんな状態になっていないでしょうか。

なんとなくその「ぬるい」状況に甘んじてしまってちょっとずつ精神力が削られていたり、カラダがしんどくなっていないでしょうか。

そのぬるい状況を打破するために、「家での仕事に集中できる環境を作ろう!」というような在宅ワーク術については、すでにネット上にいろんな方法がでていますので、そちらをご参照いただくとして、ここでは、その反対側の「家での休息、あるいはプライベートの守り方」について、お伝えしたいと思います。

どんな風に過ごせば休息、あるいはプライベートを充足できるのか?その方法は人それぞれですが、一つの危険信号として、「このあと、〇〇と□□をやらないといけない」という風に、次にやらないといけないことが2つ以上、アタマに浮かんだら、ちゃんと休みが取れていないと思っていいでしょう。アタマが半分仕事モードになっている「ぬるい風呂の状態」であります。

できれば1つも浮かばずに、休みに集中できればそれがベストですが、まあ、現実的には「次にやること」ぐらいはアタマの片隅に残ることもあるでしょう。でもそれが、2つ以上浮かぶようでしたら、目の前の休息のことではなく、仕事に意識を盗られていると言っても過言ではありません。

もし、その「危険信号」がアタマに浮かんだら、目を閉じて、息をゆっくりと吐きながら、自分の身の回りのものに意識を向けてみましょう。

  • 聞こえてくるもの(音)
  • 肌に触れるもの(触覚、温度、湿度)
  • ニオイ、香り
  • 口の中の感覚(味) …etc.

そうすると、先々の仕事に盗られそうだった「意識」を今(現在)に取り戻すことが出来ます。とても簡単なので、よかったらこれを読んでいる今でも試してみてください。

家で休息中でも、あるいは仕事中でも、なんか「ぬるい風呂」に入っている感覚があるときは、常に「未来のこと」に意識を奪われている状態ではないでしょうか。「この後、〇〇をしなくちゃ!」というような。未来に奪われそうな意識を、呼吸を通じて「今(現在)」に取り戻す。そうすることで、ぬるい風呂から抜け出しやすくなります。よかったら試してみてください。

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします

「ぬるい風呂に入ったことはありますか?」

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もしも飼い猫が高所から転落したら?猫好き医学博士に聞いてみた

ベランダからいなくなってしまった愛猫がケガをしてしまったという飼い主さんから「靭帯損傷」についての質問が、メルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』著者でアメリカ在住の医学博士、しんコロさんのもとに届きました。しんコロさんは、夜の出来事だとしてももっと早く対応すべきだったと前置きしたうえで、質問に答えています。

猫の「靱帯損傷」は筋肉みたいに時間が経てば少しずつ回復するの?

Question

shitumon

猫の「靱帯損傷後、回復するのか?」について、Dr.シンコロさんのお考えを、教えて頂けませんでしょうか?先月、あまりの暑さにいつもの様にベランダへ出して涼んで居たはずの台ちゃんが、戻って来ず嫌な予感で一睡もせず、日が昇るのを待ってから、探しに行った所、近所の人の車の下で踞っていたのを発見し、かかり付けのACへ緊急搬送しました。

ドクターの判断で骨折した所はプレートとワイヤーで固定するオペをしました。オペ終了後、連絡を頂いたのですが、両前脚の靱帯損傷が酷いと言われ、目の前が真っ暗になりました。靱帯損傷は、筋肉みたいに時間が経てば少しずつ回復するのでしょうか?

しんコロさんの回答

ベランダから猫ちゃんが転落してしまったということですね?まずなにより、命が助かって本当に良かったです。骨折して靭帯損傷もしていたということから、一晩痛くて辛くて怖くてひとりで耐えていたのを想像するととても心が痛みます。質問者さんはきっと今回のことで猫をベランダに出すべきではないと考えを変えられたと思いますが、今後くれぐれも注意してくださるよう僕からもお願い致します。

また、怪我や病気の緊急時には時間が許されない時もあります。今回、日が昇るまで待っていても猫ちゃんが命を落とさずに済んだのは、純粋に運が良かったからで、一歩間違えたら最悪の事態になっていたこともあったと思います。今後、猫ちゃんが危険にさらされた場合には、飼い主さんの安全を確保しつつ、待つことをせずすぐに対処してあげていただきたいです。

さて、ショッキングだったので小言のようになって申し訳ありません。靭帯損傷に関しては、その損傷の度合いにもよりますが、正直100%回復するのは難しいかもしれません。しかしリハビリをしながら、普通の室内での生活を営むには問題ない程度まで回復することは可能だと思います。今後、運動機能が以前のようにはいかないので、くれぐれも転落事故など安全に留意して飼ってあげて下さい。どうぞお大事に!

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アクセルとブレーキの踏み間違い?首相官邸の迷走は危険運転状態

東京都を中心に再発した新型コロナウイルスの感染の波は全国へと拡がり、ついには1日の感染者数も過去最高を更新する事態となりました。経済活動を進めながら感染抑止も行なう政策は理解できても、実際には目指す方向には進んでおらず、「危険運転」の状態と車の運転に譬えるのは、メルマガ『8人ばなし』の著者、山崎勝義さんです。アクセルとブレーキを操るドライバーであるところの首相官邸が、命を預かっているという自覚も責任感もない素人ドライバーでは、任せられないし大惨事は免れないと警告しています。

アクセルとブレーキのこと

「アクセル」と「ブレーキ」。普段運転をしない人にとっても、このひと月ですっかり聞き慣れたワードとなってしまった。一応説明しておくと車の運転において「アクセル」は加速、「ブレーキ」は制動を意味する。ツーペダル式の車の場合、通常アクセルは右側にあり右足で操作し、ブレーキはその左側にありこれも右足で操作する。

両方右足で操作する訳だから当然両方同時には踏めない。この操作ルールは相反する入力を同時に車にしないためにある。ただし、このルールを敢えて破り、左足ブレーキ、右足アクセル、と同時に踏んだ場合はブレーキ(即ち、制動)が優先される。安全のためである。

コロナ禍の今「アクセル」は経済活動、「ブレーキ」は自粛要請のことであるが、この操作がどうにもうまくない。まるで初めてハンドルを握る教習所1日目の人のようにガチャガチャである。こうなるからには何か大問題があるに違いない。それを考えてみようと思う。

そもそもアクセルとブレーキは独立機構である。この、1つの入力に対し1つの出力という明確さが操作系を分かり易くしているのである。今、国のコロナ対策の基本方針を決めているのは、専門家会議を“発展的に解消”したことで生まれた分科会である。これが頗るまずい。アクセル・ブレーキ混合機構だからである。そのメンバーを見ても分かるように、医師、科学者、経済学者、マスコミ代表、法曹、知事等々、まさにごった煮である。諮問機関がこれでは施策が迷走するのも当然と言えば当然である。

ここで誤解の無いように断っておくが、広く意見を聞くことには大賛成である。ただ聞き方、もっと正確に言えば聞かれる側のあり方が問題なのである。先に分科会のことを称してごった煮と言った。ごった煮なら、それを美味いとするも不味いとするも食べる者(=行政担当者)次第である。今さらだが彼らの味覚は到底信用できるものではない。

本来のアクセルとブレーキがそうであるように、ここはその役割を完全に分けるべきなのである。つまり、アクセルとしての「経済再生会議」、ブレーキとしての「新型コロナ対策会議」といった、二本立ての諮問機関で行くべきなのである。この時大事なのはアクセル会議、ブレーキ会議ともに情報公開である。議事録をきちんと残し、それぞれの会議で何がどう議論されたか国民に明らかにすることである。そして、その両会議の答申を受けた行政担当者である官邸がドライバーとしての自覚と意志を持って加速か制動かを決める。これがまっとうなやり方というものであろう。

捨てると壊れる関係。家族のコレクションはどう片付ければいい?

何でも収集癖のある人っていますよね。他人に迷惑をかけない範囲であればよいですが、例えば家の中にコレクションしたものがあふれていたら家族は大迷惑。片付けたいけど片付けられない…そうなってしまうとイライラしてしまうものです。そこで今回、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、著者の真井花さんが見かけた印象に残るおうちを例にあげて、家族全員が妥協しつつも幸せになれるコレクションの仕方を紹介しています。

ミニカー専用の飾り棚

さて、本日は何やってたんだっけ?というお話。

今では晴れの国に住んでいますが、以前は長く関東に住んでいました。で、晴れの国に引っ越してくるにあたって、いろんな物件を見て回ったんです。中古だけでなく建てられたばかりの新築も、見ました。

その中で、今でも印象に残っている家がひとつ。それは、廊下の壁に飾り棚が作り付けられていたお家でした。これだけなら、特別印象に残らなかったと思うんです。ところがその飾り棚が印象に残ったのは、飾ってあったのが…

・ダンナ様が大好きなミニカー!!

だったからです。数えませんでしたが、50台はあったと思います。ホンモノのクルマにさえ興味の無い私。もちろんオモチャのミニカーなんて、まったく興味がありません。ですが、そんな私にも分かるほどそのミニカーは、

・マニアで
・可愛くて
・大事にされて

いました。

なんでこんな話をしたかというと。よく聞かれるんですよ。

私のシュミじゃないモノを家族が集めていて片付かない…どうしたらいいですか?

という話しを。

うーん、これ、よくある話ですよね。コレクションって、基本的にはコレクター以外には、それほど価値がない…分からないですからね。特に全く自分の趣味じゃないモノだと、理解の限界を超えてしまうんですよね。しかも、コレクションはどんどん増殖するだけなので、家の中がコレクションでいっぱいになって、動きにくくなって

あっ!それ、気をつけて!!

ガチャン!!…………( ̄▲ ̄;

みたいなことになったりしてね。やだわー。

で、みんな思うんですよね。

・これ、片付けてもいいんじゃない?

~と。特に自室だけにコレクションが収まっていたらまだ我慢できるんですが、リビングやダイニング、廊下までハミ出してくると、話は別です。

 

市場もネットも米中が二分。動き出せない日本を待つ暗すぎる明日

世界がコロナ禍に喘ぐ中にあって、覇権を手中に収めようと虎視眈々の中国。もちろんアメリカも黙っているはずがなく、サプライチェーンからの中国企業の排除に向けた動きを加速させています。米中に二分されつつある今この時、日本は何を羅針盤とし、どこに向け舵を切るべきなのでしょうか。今回のメルマガ『j-fashion journal』ではファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんが、岐路に立つ日本が進むべき方向について考察しています。

米中がインターネットと世界市場を二分する時代へ

みなさん、こんにちは。米中貿易戦争は、米中人権戦争になり、米中5G戦争になろうとしています。そして、世界のコロナ禍は全く収まりません。1週間で目まぐるしく状況は変わっていきます。しかし、日本のマスコミは世界の動きを伝えず、内向きです。

もし、日本企業の経営者が何も考えずに、コロナ禍が収まるのを待っているだけなら、日本の将来は暗いと思います。しかし、もし、大きな可能性に賭けるという思いがあれば、中国を凌駕できるかもしれません。

1.中共の5Gと監視パッケージ

次世代通信網の5Gは、通信性能がPREMIUM 4Gの約20倍に高速化され、同時接続端末数は約10倍になり、通信の遅延はほとんどなくなるという。ドコモが紹介する5Gがある未来はこんなイメージだ(「第5世代移動体通信システム「5G」が創る近未来」)。

  1. ショベルカーを自宅から操作できる
  2. ロボットの精緻な連動が可能に
  3. 花火大会で「スマホが繋がらない」が過去のものに
  4. 誰もが“顔パス”の世界へ
  5. スマートカーで事故ゼロ・渋滞ゼロの社会に
  6. 超高品質VRでよりリアルな疑似体験を

以上のような前向きでワクワクするようなイメージが紹介されている。

しかし、技術は良い方向に、悪い方向にも活用できるものだ。例えば、コロナ禍の期間中に、中国は国民監視システムをほぼ完成したと伝えられている。

  1. GPSと連動したスマホアプリで、行動が記録され、感染リスクのある人と接したかどうかがチェックできる。これにより、完全に個人の行動が把握できる
  2. ドローン、監視カメラと顔認証技術とAI技術により、10億人以上の中から個人を特定できる
  3. 5Gにより、大容量の画像データがリアルタイムで収集できる
  4. IoTとカメラにより、家電製品等が全て監視システムとして活用できる
  5. ビッグデータ処理が可能なAIにより、インターネット上の情報の監視とコントロールができる

もし、世界中に5Gネットワークが完備し、バックドア機能のついた中国製の通信機器が使われれば、世界中の情報は全て中国共産党が収集、分析、コントロールできるようになる。これと香港国家安全維持法により、中国共産党は世界中から個人を特定し、人権弾圧することが可能になるだろう。

もちろん、技術を悪用するかは分からないが、実際にウイグル人、チベット人、モンゴル人等は人権弾圧を受けている。

2.米国防権限法で中国5社を政府調達から除外

2019年8月13日に、米政権は、国防権限法により、華為技術(ファーウェイ)、中興通訊(ZTE)、海能達通信(ハイテラ)、監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)、浙江大華技術(ダーファ・テクノロジー)の中国企業5社から製品を調達するのを禁じる措置を発効させた。実施は2020年8月13日である。更に、この5社の製品を使う企業も米政府との取引は禁止され、そこには日本企業800社も含まれている。

中国企業、日本企業共に、米政府とのビジネス額は少ないだろう。だからと言って、影響がないと考えるのは大間違いだ。

まず、米国政府は同盟国に同様の措置を求めるだろう。そうなれば、日本政府とのビジネスが禁止される。更に、地方政府や政府の補助金を使ったプロジェクトからも締め出されるかもしれない。

米政府は日本企業に1年間の猶予を与えた。ここで決断をしないと将来はなくなる。米政府に最も警戒されているソフトバンクでさえも、今回の米政府の措置には従う方針だ。

ダイソー元名物社長がヨーカ堂の創業者から受けた「強烈な印象」

100円ショップの代名詞的存在とも言えるダイソーの創業者、矢野博丈氏。個性的な言動で知られる矢野氏ですが、そんな彼をして「お会いした際の印象は強烈だった」と言わしめたのが、イトーヨーカ堂の創業者、伊藤雅俊氏です。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、伊藤氏との出会いにより起きた変化や気付かされたこと等を、矢野氏自らが語っています。

本当の商人の謙虚さ

100円ショップの草分けである大創産業(100円SHOPダイソー)の創業者・矢野博丈氏。いまから18年前の『致知』にご登場いただいた際、イトーヨーカ堂の創業者である伊藤雅俊氏と会われた際の忘れ得ぬエピソードをお話しくださいました。


イトーヨーカ堂の創業者・伊藤雅俊名誉会長とお会いした時の印象は強烈でした。

従来の経営者というのは泰然自若として、見るからに大物というイメージがありましたね。トップがあまり細かいことに口を出すと、人が育たないから駄目だという観念がありました。ところが伊藤会長は、社員のやることに対して一から十まで、いや一から百までああだ、こうだと叱っておられる。

当時売り上げが1兆3,000億円だったと思いますが、イメージ的にはそこらの酒屋のおやじとほとんど変わらない。あの姿を見て、日本の経営者理論は間違っているなと私は思いましたね。日本人は謙虚というものを、お坊さんの謙虚と勘違いしている。

本当の商人の謙虚というものは、生きるために必死になっている姿。それこそが商人の謙虚だと思いました。だから、私はそれまで社員を怒ったことはなかったんですが、伊藤会長にお会いした日を境に怒れるようになりました。それも必死に。

伊藤会長のお話の中で、いまでも忘れられないのは、「いいですね、潰れる心配のない会社のオーナーは」と言いましたら、「馬鹿やろう、俺だって月に1回は潰れる夢を見るよ!」と。もしいま全社員が100万円くれと要求してきたら、あっという間に380億円ふっ飛ぶんだと。もしいま台湾と中国が戦争を始めたら、もし天変地異が起きたら、もしうちが何か事故を起こして新聞で叩かれたら、客単価はすぐに100円下がって赤字になるんだと。だから、うちは決して安定の中にいるんじゃない。いつ潰れるか分からないんだと怒られました。

あれは、そごうもダイエーもマイカルも突き進んでいた時代でした。そんな時に、いつ潰れるかも分からんと。そのすごさ。やはりこれは、売れるプロセスを重視する伊藤会長の、人生観からくる強さですね。

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