『鬼滅の刃』コラボシールがマクドナルドから不正流出か?ハッピーセット発売前にメルカリ大量出品、内部犯行を疑う声続出

全国のマクドナルドで3月5日から、おもちゃ付きセット「ハッピーセット」(税込470〜500円)のおまけとして、『鬼滅の刃』のシールが配布されている。週末はこのシールを求めて、多くの人たちでマクドナルドが賑わったが、発売前から転売が続出。店員やアルバイトからの不正流出を疑う声が上がっている。

マクドナルドで『鬼滅の刃』シール不正流出か?

小さな子どもを持つファミリーにはお馴染みのハッピーセット。毎回さまざまなおもちゃがおまけとしてついてくる人気メニューだが、今回はいつもとはけた違いの売れ行きとなったようだ。

配布された『鬼滅の刃』シールは5種類。それぞれ、炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助、柱たちがマクドナルドでアルバイトする姿を描いている。なお、ハッピーセット購入の際、どのシールをもらえるか選ぶことはできない。

大ヒットコンテンツのオリジナルシールということで、マクドナルド側もシール転売目的の大量購入を警戒。店頭や公式アプリに「シールの転売はご遠慮ください」と掲示するなど、異例の対策を行った。

しかし、フリマアプリ「メルカリ」には発売されるやいなや大量に『鬼滅の刃』のシールが出品され、あっという間に画面を埋め尽くした。

ハッピーセットは子連れではない大人の客でも購入できるため、シール目当ての転売客が多くいたことは間違いない。

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だが、問題はハッピーセットが販売される前からフリマアプリにシールが出品されていたことだ。

全国のマクドナルドで発売されたのは3月5日から。しかし、その前日にはセットになったシールがすでに並んでいた。価格もかなり吊り上げられている。

これは明らかにおかしな話で、マクドナルド内部から漏れてきた恐れがある。ネットからは店員やアルバイトからの不正流出を疑う声があがっている。

現在もフリマアプリには『鬼滅の刃』シールが大量に出品されている。しかし、発売から数日経ったこともあり、価格は300~500円ほどで推移。高額な値段をつけたものは売れていないケースも多い。

こうなることを見越して、出品者はハッピーセットの発売前に何らかの形でシールを持ち出して、売りに出したのではないだろうか。

すでに店舗によっては『鬼滅の刃』が完売してしまったところもあり、これからさらにプレミアがつくことも考えられる。転売問題はまだまだ続いていく可能性がありそうだ。

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Twitterの反応

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正社員に「業務委託契約」への切り替えを強要するブラック企業の悪質な手口

新型コロナウイルス感染症の収束時期が見えず、先行きが不安な状態が続いている日本経済。この状況下の中、さまざまな手を使って正社員のリストラを断行する企業も増えているのが現状ですが、中でも悪質なものが「業務委託契約」への切り替えを強制する手口です。メルマガ『ブラック企業アナリスト 新田 龍のブラック事件簿』の著者で働き方改革コンサルタントの新田龍さんは、従業員にメリットの部分もある「業務委託契約」を悪用し、リストラや減給の代わりに利用しているブラック企業の実態について、実例をあげながら詳しく紹介しています。

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社員を「業務委託」契約に変更させて働かせるブラック企業の実態

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、我が国の雇用環境は劇的に変化した。厚生労働省の発表によると、コロナによる解雇や雇い止めは8万8千人を超え、雇用調整の可能性がある事業所も全国で12万箇所超となっている(2021年2月19日現在)。ただこの数字はあくまで国が把握している人数に過ぎず、実際の失業者数はさらに多いとみられる。

● 新型コロナウイルス感染症に起因する雇用への影響に関する情報について(厚労省) ※PDFが開きます

また、大手企業でさえ希望退職を募るほどコロナの影響は大きく、2020年上場企業の早期・希望退職は93社にのぼり、これはリーマン・ショック以降では09年に次ぐ高水準だ。

● 2020年上場企業の早期・希望退職93社 リーマン・ショック以降で09年に次ぐ高水準(東京商工リサーチ)

そんな大々的なリストラ渦中において、解雇や雇い止め、早期退職ほどは報道される機会がないものの、着実に進んでいるブラックな手口が存在する。それが「業務委託契約の悪用」だ。

これは、正社員の雇用契約を業務委託契約に切り替えたり、最初から業務委託契約で人を募集したりして、彼らに個人事業主として会社の仕事を請け負ってもらう、という手段である。

業務委託契約のメリット

ただし注意が必要な点がある。先ほど「ブラックなリストラ手口」と言い切ったが、「業務委託契約」自体は何の問題もない合法的なものだ。正社員から業務委託契約への切り替えについても、働き方改革の一環として一部大手企業などで数年前から導入されている。

もちろん、働き手にとってのメリットもある。雇用されるという立場ではなく、独立した事業主として仕事をしていくため、

  • 自分で仕事を選べ、自身の都合に合わせたスケジュールを組めるなど、従前の会社の枠組みにとらわれない、自由と裁量が多い働き方が実現できる
  • 労働時間の制限がないため、働けば働くほど収入も増え、働きが報われる
  • スキルアップにかける費用などを経費計上でき、節税メリットと手取り収入の増加に繋がる

といった点がプラスの効果として挙げられる。実際、導入済の企業においては契約を切り替えた個人事業主の手取りが増えたり、新たな仕事が生み出されたりするなど、会社と働く側、双方にとって相乗効果が出ている事例もあるようだ。

今後、企業において「70歳までの雇用努力義務化」が進められることになっており、企業が採るべき選択肢の一つとして、「継続的に業務委託契約を締結する制度の導入」が挙げられているので、この方法は定年後の雇用施策としても有効と考えられる。適正に運用されれば、これからの時代における新たな働き方として進展が期待できるはずだ。

世界で強まる日本への不信感。ミャンマー国民弾圧にダンマリの薄情

軍事クーデターへのデモ隊に対する治安部隊の発砲等により、50名以上が犠牲となっているミャンマー。混乱は深まる一方ですが、ミャンマー国民の人権を守るため、我々はどのようなアクションを起こすべきなのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では著者の島田久仁彦さんが、ミャンマー国軍の人民弾圧開始により流れが変わった各国政府や企業の対応と、欧米諸国から日本企業が「嫌味」を言われている理由を紹介。さらにミャンマーの隣国である中国の動向についても詳細に分析しています。

 

二分化されたミャンマー:最後の成長フロンティアの迷走と混乱

2月1日の国軍によるクーデター以降、ミャンマー情勢の混乱が止まりません。再三のデモ隊への圧力や行動の制限にもかかわらず、収まらない民主化運動のデモの拡大。国軍への反発から、ゼネストにでる公務員や工業団地の職員たち…。

完全にフライン総司令官率いる国軍と軍系の政府は、袋小路に陥りました。

NLD派については、デモの力に後押しされて、暫定政府の樹立へと突き進んでいます。そこにアウンサンスーチー女史の名前は現時点ではありませんが、国軍によるクーデターの正統性を真っ向から否定し、民主化運動の継続をアピールしている国民の大多数の支持に支えられたものと思われます。

それに過剰反応したのが、フライン総司令官率いる国軍です。2月28日の大規模デモへの発砲に始まり、3月4日までに少なくとも50名の死者が出ており、今後、確認が進めばその数は増えるものと思います。

これは、これまで国軍側についていた、警察や消防といった治安当局の離反も招いているという情報を得ました。まさに混乱は深まる一方です。

これにより、国際的な批判が高まっています。欧米諸国からの非難はもちろんですが、一時は黒幕とされた中国、そして内政不干渉の原則から静観していたASEAN各国まで、フライン総司令官と国軍によって行われた武力行使への非難が進んでいます。

国連事務総長(グティエレス氏)は「暴力的な弾圧を強く非難」する声明を出しました。そして、今月は米国が安全保障理事会議長国であることからも、立場上、公式なコメントではありませんが、対ミャンマー制裁が安保理での議論のテーブルに乗せられるとの見通しを語っています。

実際には中ロの姿勢次第といえますが、何らかの非難声明が出る可能性は高いと私は考えています。

次に、米国です。ホワイトハウスの国家安全保障担当大統領補佐官であるサリバン氏が「追加制裁を具体的に準備している」旨のコメントをし、アメリカとして何らかの追加措置を取ることをにおわせています。

これには、先ほど述べたように、今月の国連安保理議長という立場を活かして議論を国連の場にもっていくというルートと、すでに米国が課している軍幹部への制裁措置の強化というルートの2通り考えられます。

前者については、現在、任免問題で話題になっているミャンマーの国連大使が、NLD側の立場を取り、公然と国軍によるクーデターとその後の混乱について非難していることから、安保理決議の重要な引き金となる【当事国の同意・依頼】という条件は満たしそうな感じです。

もちろん、本国の軍事政権による政府はそれを認めないでしょうが、まだ解任されていないため、安保理に上程される段階では、もしかしたら、当事国の賛成という事態になるかもしれません。

後者の場合、バイデン政権の懸念は、国軍をあまり刺激しすぎると、暴行に出る可能性があることと、中国への接近がさらに進むことですが、人権尊重という原理原則を前面に出す外交方針と、ASEAN諸国からの信頼という観点からも、緩い内容の制裁では済ませることが出来ないのが実情です。もしかしたら、バイデン政権の対中・アジア外交の方向性と真価を決定づける案件になるかもしれません。

EUについては、ミシェル欧州大統領、欧州委員会のフォンデライエン委員長に加え、メルケル独首相、マクロン仏大統領なども挙って、ミャンマー国軍によるデモ隊への武力行使を非難し、「これらは国際法を露骨に無視しており、EUとして看過できるものではない」との共同コメントを出して、フライン総司令官たちに自制を促すとともに、米国や日本と共に、対ミャンマー制裁の協議に入ったとの情報もあります。

 

足利の山火事で蘇る阪神淡路大震災の記憶。「残り火」探知の方法は?

2月21日に発生した栃木県足利市の山林火災は、9日目の3月1日にようやく鎮圧が発表され、周辺住民への避難勧告も解除されました。最後の数日は人海戦術でくすぶる火種を潰していったようです。消防の苦労を慮り、効率的に残り火を探す方法を提案するのは、メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストで防災の専門家でもある小川和久さんです。小川さんは、阪神・淡路大震災で発生した火災の鎮圧に陸自ヘリの赤外線暗視装置が活用された例を紹介。現在はさらに進化した装置があり、創意工夫による制圧能力向上に期待を示しています。

上空から残り火を探す方法

栃木県足利市の山火事、どうなることかと気を揉ませられましたが、1日に鎮圧宣言が出てホッとした方も少なくないでしょう。山火事の制圧がどんなに大変なことか、カリフォルニアなどで年中行事のように発生する大火の映像を見ていても、現場に投入される消防など関係者の危険と苦労は想像にあまりあるものです。

そんな山火事の消火について、こんなこともやっているのかという新聞記事がありましたので、ご紹介いたします。消防関係者には常識かも知れませんが、ちょっと話のタネに。

「栃木県足利市の両崖山の火災現場では、ヘリからの散水だけでなく、消防隊員が背負う消火水嚢(すいのう)『ジェットシューター』が活躍している。

 

ジェットシューターは、水嚢(約20キロ・グラム)を背負い、ポンプで消火する機材。人が歩きながら、消火活動をできる利点がある。両崖山の現場では、先月27日から始まった残り火の消火作業で使われている。足利市消防本部には、300個のジェットシューターが配備されており、28日は約150人の地上部隊全員がジェットシューターを背負って山に入った。隊員たちは、ヘリからは見つけられない小さな火種をしらみつぶしに探すローラー作戦を展開している。

 

28日は、同市西宮町の『市さいこうふれあいセンター』前で、報道陣向けに残火処理活動のデモンストレーションが行われた。同消防本部の隊員は『20キロの水があれば、長い時で半日ほど消火活動ができる。くすぶる火種を探しながら、一つ一つ消火している』と説明した」(3月1日付 読売新聞)

ジェットシューターの機材と20キロの水、それに消防の防火服にヘルメットなどの基準装備を加えた重さは、少なくとも30キロを軽く超えるでしょう。それを身につけて山の斜面を上り下りしながら、しらみつぶしに火種を探していく。本当に大変で頭の下がる思いです。

もう少し効率的にできると、消防関係者の負担は軽くなるのではないかと思わずにはいられません。そこで頭に浮かんだのは、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の時のことです。

長田区、兵庫区を中心とした神戸市の市街地火災が鎮火に向かう中、残り火からの出火や通電火災の心配が出てきました。夜間は消防の部隊が休憩に入ったり、手薄になったりする時間帯です。夜間に発生すると、またまた大火事になりかねません。

日本人トランプ支持者らの哀れな大誤解。自称保守派がアッサリ騙された理由

2月28日、米大統領選でバイデン大統領に敗れたトランプ元大統領がフロリダ州で開かれた保守派の集会で演説し、久しぶりに姿を見せました。同演説で新党の設立を否定したトランプ氏ですが、例の米議会占拠事件で世界中からバッシングされた後の今もなお、日本の一部保守層からは一定の支持を受けています。2016年の大統領就任から昨年の大統領選の敗北前後まで、日本でトランプ支持者が増えたのはなぜでしょうか? メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、日本のトランプ支持者たちが気づいていない「勘違い」を指摘しながら、日本のトランプ現象を「華麗にスルー」できない恐ろしさについて語っています。

日本でどうしてトランプ支持者が増えたのか?

アメリカから日本を見ていて驚くのは、最近の日本でトランプ支持者が増えていることです。勿論、実数は分かりません。ですが、2016年当時はほとんどゼロであったものが、2020年の選挙の時点ではかなりの数字となり、2021年に入ってアメリカでは、かなり「トランプという憑き物」が落ちてきた時期になっても、日本では「落選を認めないトランプ支持者」が存在感を見せていたのです。

と言いますか、2020年11月の選挙で落選したにも関わらず「選挙は盗まれた」とトランプが言い続けていた時期になって、日本での支持と言いますか、トランプ人気は上昇していたような感じがあります。非常に奇妙な現象です。

まず、その原因ですが、正直言って良く分かりません。まず、少し振り返ってみると、2016年時点でトランプが、大統領選挙に「サプライズ当選」した際には、特に日本ではトランプ人気というのはありませんでした。せいぜいが、TVキャスターの木村太郎氏と外交評論家の三浦瑠麗氏あたりが「トランプが勝つ」と事前に予測して「当てた」ぐらいでした。

ちなみに、木村氏は単に当てただけでしたが、三浦氏は「置き去りにされた層」の反乱という見方をしていて、それはそれであの時点では炯眼であったと思いますし、その後も別にトランパー的に振る舞っているわけではありません。一方で、単に当てただけの木村氏は2020年後半には相当なトランパーになっているのは呆れた話です。

まず、原因ですが基本的には「中道左派エスタブリッシュメント」への反発、嫉妬、憎悪といったものの受け皿として条件に合致しているということがあると思います。これにフェイクニュースや陰謀論に最初はエンタメとして乗っかったのが、敵味方の勝負事になることで引っ込みがつかなくなったのでしょう。

これに加えて、金が回るということもあるのだと思います。アメリカのトランパーの一部がそうですが、趣味としてのトランピズムに相当にカネを突っ込む人はいるので、そのニーズにカネの匂いを感じた人は、商売でそっちにのめり込んで行くという構図があるのだと思います。依然の嫌韓とか、左派の間の反原発などと同じように、ある種の「心理的にツボにはまる」と商売になるという種類のものです。

人気心理学者が持論。私が新型コロナワクチンの接種をパスしたい理由

新型コロナウイルスのワクチン接種が日本でも始まり、4月中旬には高齢者への接種も開始されるようです。年齢的にこの高齢者に当たるものの「申し訳ありませんが、新型ワクチンはパス」と語るのは、メルマガ『富田隆のお気楽心理学』著者で、人気心理学者の富田隆さんです。富田さんは、自身の決断についてメッセンジャーRNAに対する不安を理由として説明。不安を払拭する説明がされないどころか、危険性を指摘する記事がネットから消えていること、有名投資家がファイザー社の株をすべて手放したことなどに不安を募らせているようです。

メッセンジャーRNA

困ってしまうのは、例の「ワクチン」です。我々年寄りは、優先的に4月から摂取させてくれるというのですが、果たして注射して良いのか悪いのか?今でも情報を集めて検討中なのですが、ポジティブな情報にはなかなか巡り会えません。

テレビや新聞などの報道では、注射を打った時の「アナフラキシーショック」などの可能性については、統計資料つきで詳しく教えてくれるのですが、肝腎な、「メッセンジャーRNA」を注入することにより懸念される心配事に関しては、政府や製薬会社からの納得がいくような説明は今のところありません。

従来の卵を使ってウイルスを培養し、無毒化して注射する方式のワクチンなら、私はこれまでアレルギー反応や持病もないので、迷うことなく摂取するのですが、今、日本に入ってきたワクチンは、そうした従来のものとは違います。これまで人類が試したことのない種類のワクチンなのです。

よくメディアに登場する専門家は、これまで、イスラエルや米国でワクチンを使用した結果の統計資料を見る限り、通常のインフルエンザワクチン並の「副作用」しか報告されていないから心配する必要は無い、と言うのですが、そんなことで、安心できるものではありません。

何しろ、この新型ワクチンは、メッセンジャーRNAを体内に入れることで、私たちの身体の中にある蛋白質を材料にしてコロナウイルス「もどき」を造り出し、これに対する免疫反応を誘導するというのです。

そうしたRNAが私たちの体内の他の細胞のDNAコードを書き換えてしまうことはないのか?このようなやり方で作られた抗体により、何ヶ月、あるいは何年か経ってから「抗体依存性感染増強」を引き起こす可能性や、「免疫増強死」が起きる可能性はないのか?

実際に、動物実験では、同様のmRNAを体内に投与された個体の免疫増強死がかなりの高確率で起きているわけですが、人間用に開発されたものはこれらとどこが違うのか?そもそも、メッセンジャーRNAにはどのようなプログラムコードが書き込まれているのか?もちろん、このあたりは企業秘密ということで明かされません。

御同輩の中には、「DNAが書き換えられたところで、我々年寄りは子供を作るわけじゃないし、別にいいんじゃない」とおっしゃるのんきな御仁も少なくありません。しかし、こうしたお方たちは、摂取から2~3年後に起きるかもしれない「免疫増強死」の恐ろしさをご存知ないのです。

気合いだけじゃ結果は出ない。売上増を目指す計画はこう考えよ

「売上アップのための計画を立ててはいるものの、なかなか結果が伴わない」という声がよく聞かれますが、それは計画の立て方自体に問題があるのかもしれません。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では飲食店コンサルタントの中西敏弘さんが、計画立案時に重要なのは「目標数字に到達するために必要な行動内容が具体化されたものを、スタッフやアルバイトと共有すること」とし、「行動内容を具体化するコツ」についてもレクチャーしています。

あなたの計画(目標)が、「頑張ります!」とそれほど変わらない理由

「売上を上げたい!」「店長を成長させたい!」「採用人数を増やしたい!」「客単価を上げたい!」などなど、「願う」こと「こうしたい」ということはたくさんあると思いますが、なかなか実現しない、結果がでないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

ですが、これまでのコンサルティングの中でも、「願う」「こうしたい」と思っているだけでの人が多いなあって、感じています。

こういう人(経営者さん含め)に共通するのは2点!1つは、「行動しない」ということ。もう1つは、「計画が甘い」ということ。

「行動しない」というのは、行動しないと何も変わらないので、願いが叶うはずがありませんが、経営者さんでも、意外に、「いいわけ」ばかりで、行動しないで、結局、土壇場になってバタバタしている人が実はたくさんいます。ですが、今回は、言及しないようにしましょう。

もう1つの「計画が甘い」というのも意外に多くの会社にたくさん見かけます。

代表例でいえば、「頑張ります!」「気合い入れます」と、ミーティングや上司に対して言うはいうものの、しかし、結果が伴わないということ。

その理由は、計画に具体性がないから、ですね!こう書けば、多くの人が理解できると思いますが、意外に「頑張ります」「気合い入れます」とあまり変わらない計画を立てている人が目立ちます。

例えば、「客単価をあげる」と計画に立てたとして、1ケ月後、客単価が上がるでしょうか?絶対に上がりませんよね?これも行動に具体性がないからです。

もし、本当に客単価を上げたいなら、まず、「いくら上げたいのか?」を数値で表すことが大切です。

50円上げたいのか?、100円上げたいのか?これを明確にします。「そんなの当たり前!」と思う人も多いかもしれませんが、数値で目標を設定する、数値計画を立てるのは、50円上げるのか、100円上げるのかで、行動内容が全く違ってくるからです。

そして、さらに、その目標数字に達成するために、「何をするのか?」「どのようにするか?」を決めることが、計画を立てる際には大切です。

「何をするのか?」と「どのようにするか?」の違いは、「何をするのか?」は、例えば、先ほどの客単価の例でいえば、「ファーストオーダーを伺う際に、必ず、おすすめ商品を紹介する」というのを決めることです。

実は、これで計画立てが終わっている人が多くて、これも行動しても結果が伴わない理由の1つになのです。「おすすめ商品を紹介しよう!」とスタッフに伝えたとしても、「どうやって紹介すればいいのか?」「何を紹介すればいいか?」が具体的に決まっていないので、誰も行動しないのです。

高速のSAで何の変哲もない「アメリカンドック」がバカ売れした秘密

中小企業であれば、常日頃から「いかに生き残るか」ということに頭を悩ませている経営者は多いのかもしれません。一体何をどう工夫すれば、この厳しい時代を生き抜くことができるのでしょうか? 今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、ある高速のサービスエリアの取り組みを事例に出しながら、中小企業が売れるため、生き残るための思考法を二つ紹介しています。

小さなことに気づくか気づかないか 

東名高速道路のいくつかのサービスエリアで、アメリカンドッグが売れています。棒を刺したフランクフルトに厚い衣をつけて揚げている、定番のスナックフードです。

味やカタチ、大きさに特徴があるわけではありません。ごくごく普通のアメリカンドッグです。

しかし、1つだけ他と違うところがあります。顔の焼き印がついて、キャラクター化されているのです。売り場には、大きな看板、キャラクターのイラストが掲げられており、その人気の高さが伺えます。

以前は、1日に10~20本程度の販売量だったのですが、このキャラクターがテレビで紹介された途端、オンシーズンで1日1,000本が売れるまでになっています。

揚げたドッグに、単純な顔を焼き印するだけなのです。まったくありきたりな商品に、顔をつけただけ。たったそれだけの小さなアイデアが、大きな儲けに繋がったのです。いまでは、キャラクターグッズやDVD、絵本まで販売されています。

「どうすれば、売れるようになるのか?」

その答えは、小さなことに気づくか気づかないか。気づくようになるためには、固定観念、既成概念に囚われない、やわらか頭でいることです。

ポジティブ思考 

大手スーパーや卸しが、PB商品づくりに力を入れています。そのための製造会社に選ばれるのは、中小メーカーです。

大手メーカーではコストが高いので、中小メーカーに依頼します。大量発注する代わりに、価格を抑えるよう要求され、結構厳しい状況です。

しかし、モノが売れない時代。まとまった注文があることは有り難く、生き残るためには、受けなければいけません。

あるメーカーの人の話です。

「PB商品を作ることは、メーカーとして、コストダウンのノウハウが後に残る、というメリットもある」

強がりに聞こえなくもないのですが、このポジティブ思考に感心しました。こういう考え方は大切です。きっと将来、役立つはずです。

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間違いが糧になる。テストが戻ってきたら親が「なる早」ですべき事

しっかり勉強して臨んだはずの定期テストで思うような結果が得られなければ、誰でも落ち込んでしまうものですよね。しかし、そんな試験結果すらもプラスに転じさせてしまおうと提案するのは、無料メルマガ『親も子供も一緒に伸びていく』著者の高久手はるかさん。高久手さんは今回、「PDCAサイクル」という手法を用いて、ネガティブなテスト結果を弱点の発見と改善の糧にする方法をレクチャーしています。

ネガティブなことは糧にして変身させちゃおう

そろそろ学年末テストの結果が出てきているのではないでしょうか?

どうでしたか?上手くできた?失敗した?

思ったよりも結果が良くなかったら、「やっぱり、この科目は苦手だ」と思っていませんか?苦手だったり、好きじゃない科目をすっぱりと捨ててしまえたら楽ですが、特に中学生はそれができません。

では、どうすればいいの?

私は、「苦手」「嫌い」というネガティブな感覚を無理にポジティブにする必要は無いと思っています。むしろ、一旦はネガティブな出来事や感情を受け止めた方がいいと思います。

当然気分はへこみます。

私は一石二鳥が大好物なので、ネガティブなことでへこんでも、そのままにして何度も何度も思い返して、嫌な記憶を強固にしないで、ポジティブな意味を一緒に持たせます。

まず、失敗しちゃったな~と思う答案用紙をしみじみと眺めましょう。しみじみ眺めたら、失敗した部分を箇条書きにしてみましょう。

歯が立たなかった問題ならば、

「問3の関数、どうといたらいいか全然思いつかない」

とか、ケアレスミスならば、

「問5の答えを計算は合っていたのに、回答欄に書く時に数字を入れ替えちゃった」

のように、短くていいので、「何を」「どんなふうに間違った」かを書きます。客観的に書ければ更にいいですね。

ここまでくると、次の行動は分かりやすいですよね。原因を片っ端からつぶしていくんです!モグラたたきゲームのように、次々と出てくる失敗や苦手なことを、でっかいハンマーで思いっきりボカン!ボカン!と叩いていきましょう。気持ちいいですよー。

歯が立たなかった問題は似たような問題を探して、解答から見て解き方を知る。書き間違いなら、見直しをするときに「この前は焦って書き間違ったから、今度は気を付ける」と思い出してみましょう。

これはPDCAサイクルと言われる問題解決の一つの方法です。

仕上げに間違った問題を解き直して、できれば実際の試験時間で全問をやり直しましょう。

これができればテストでのネガティブな出来事は、自分の弱点の発見と改善の糧となって、あの時失敗したから受験本番に間に合ったと思えるようになります。まさに、ネガティブを糧にしてポジティブに変身させましたね。

テストが帰ってきたら、できるだけ早く取り組んでみてください。「鉄は熱いうちに打て!」です。

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平凡こそが幸せ。小林一茶の名句に学ぶ「コロナ禍の乗り越え方」

コロナ禍の只中にある今、気分はどうしても塞ぎがちになってしまうもの。そんな時こそ古人が残してくれた句や詞が、私たちに生きるヒントや力を与えてくれるのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では文学博士の鈴木秀子さんが、小林一茶の句を解説しつつ、人生における「幸せ」や「喜び」について考察しています。

平凡な幸せに気づくコツ~小林一茶の句が教えること

痩蛙(やせがえる)まけるな一茶是(こ)れにあり

雀の子そこのけそこのけ御馬が通る

お馴染みの小林一茶の俳句です。『致知』の連載「人生を照らす言葉」では、文学博士の鈴木秀子さんが、一茶の俳句の現代的な意味を分かりやすい言葉で説き明かされています。

コロナ禍をどう乗り越えたらよいのかというヒントについても述べられています。


私たちは何事につけて完璧を求めがちです。

「100点でなくてはいけない、80点ではいけない」

というようなことをよく考えるわけですが、それがマイナスに働くと

「もっとお金がないといけない」
「もっと有名にならなくてはいけない」
「もっと賢くないといけない」

と自分を追い詰め、他人にもそれを要求してしまうことになりかねません。

そういう発想だけで生きていると、健康で普通の生活が送れることだけでも十分に幸せであるということに気づかないまま人生が終わってしまいます。

目出度さもちう位也(ちゅうくらいなり)おらが春

「中くらい」であることが、どれだけありがたいことなのか。一茶のこの句はそのことを伝えて、なお余りあります。

「もっともっと」と上にばかり目を向けるのではなく、平凡な毎日、何気ない目の前の一瞬一瞬の出来事に心を留めて、そこにある小さな喜びを深く噛みしめ味わっていく。

これは気持ちさえあれば誰にでもすぐにできることです。一茶もまた待ちに待った春がようやく来たという当たり前のことに大きな喜びを感じているのです。


メルマガが本になりました!新刊のご紹介 

cc20201202-s1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書
(致知出版社 刊)
致知出版社の「人間力メルマガ」』が一冊の本になりました。
日本が誇る超一流の方々の名言集、好評発売中!

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