池田教授がせっせと育てても、朝の食卓にキュウリが並ばないワケ

新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛が続き、家で料理をするようになったという人が多くいます。そして、料理の食材を調達するために、家庭菜園に精を出す人も。CX系「ホンマでっか!?TV」でおなじみの池田教授も、家で過ごす時間が増えて、野菜づくりを楽しんでいる1人です。今回のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』では、栽培しているキュウリとナスにちなんだ豆知識や思い出の味について綴っています。緑のキュウリがかつては黄瓜と呼ばれていた理由を知っていますか?

老人閑居して野菜を作る

コロナ騒ぎが始まった頃は、講演も会合も皆、中止になってしまい、毎日、昆虫標本の整理をしていたが、少しは外に出ないといけないかな、と思って、庭で畑仕事をすることにして、キュウリ、ナス、トマト等の苗を買って庭に植えた。

畑を耕し、新しい野菜の培養土を入れ、元肥を投入し、苗を植えて水やりをして、花が咲いて実が付くのを楽しみに、毎日雑草抜きをしたり、トマトの芽欠きをしたり、キュウリ用のネットを張ったりしていた。品種改良した野菜は、人間の好みに合わせて無理に作ってあるものだから、病害虫に弱く、面倒をみないとあっという間に、うどん粉病になったり、アブラムシが付いたり、ウイルスにやられたりする。

キュウリはインド北部が原産地で、ナスはインド東部が原産地らしい。日本に渡来したのは古く、奈良時代から平安時代だと言われている。1200年以上も前である。江戸時代まではキュウリは熟したものを食べるのが普通だったようだ。熟したものは黄色くなり、黄色の瓜ということで黄瓜と呼ばれた。当時の文人たちには評判が悪かったようで、徳川光圀や貝原益軒は小毒があって体に悪いと酷評している。江戸時代の末期に、未熟なうちに食べれば、瑞々しく歯ごたえが良い品種ができて、一気に人気野菜になった。

自宅の庭で作っているのは四葉キュウリ(スウヨウキュウリ)とミニキュウリだ。四葉キュウリは太平洋戦争末期に朝鮮(当時は日本が占領していた)から入ってきたもので、元は華北で栽培されていたものだ。イボイボと皺が特徴で、長くなる品種(食べごろが25~30cm)で、折れないで出荷するのが大変らしく、スーパーにはあまり売っていないが、家庭菜園では人気品種らしく、園芸店では沢山の苗を売っている。食べ応えがあって食感も良く漬物には向いていると思う。30cmにも育ったキュウリを収穫する時の満足感が何とも言えない。

ミニキュウリの多くは近年になって大手の野菜メーカーで作られたもので、沢山の品種がある。次々と実が生って一日に何本も収穫でき、これはこれで楽しい。獲れたてのキュウリにみそを付けて、昼間からビールを飲むのは、隠居爺に許された快楽である。勤めているとそうはいかない。すまじきものは宮仕え、ってね。まともに宮仕えしたことがないので、偉そうなことは言えないけどね。

携帯キャリア移転手続きが一箇所で済めば料金値下げに繋がるワケ

携帯・スマホキャリアを変えようとしたら、それまでのキャリアから引き止めにあうのが日本の常識のようになっていますが、総務省の有識者会議で、MNP(携帯電話番号ポータビリティー)の際の手続きが議論の対象となったようです。メルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』著者でケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんが、その意義を解説。端末の割引規制により鈍ってしまった流動化や通信料金値下げの流れを変えることができると期待を示しています。

総務省・有識者会議で「MNP」と「頭金」が槍玉に。MNPは「移転先」だけで手続きできるようにすべし

現在、総務省では有識者会議「競争ルールの検証に関するWG」が開催されている。このご時世ということで、オンライン会議で行われているのだが、なぜかSkype for Bussineの音声のみで議論をしていて、有識者の先生方もプレゼンする企業担当者も、相当議論に苦労しているようだ。傍聴する側も音しか聞けないため、とても苦痛だ。

6月25日に行われた議論では「分割支払い時の頭金」と「MNP」について、有識者から多くの指摘があった。

端末を分割払いで購入した際、ショップの店頭では「頭金」が設定されているが、その頭金が「本来の頭金の意味を成していない」という指摘だ。確かに、ショップで分割払いをした場合、分割払いの一部として支払う頭金ではなく、「手数料」的な位置づけで「頭金」を支払わされている。ショップとしては、収入源の確保に「頭金」という名称を設定したのだろうが、そこに総務省からのツッコミが入ってしまった。今後、頭金という名称は使えそうにない雰囲気となっているため、名称の変更を余儀なくされそうだ。

もう1つがMNPについて。日本では、MNPをする際に、現在、契約しているキャリアに連絡してMNP番号を発行してもらいつつ、移転先で契約をするというスタイルだ。世界的にはこのように移転元に連絡する国というのは限定的らしい。総務省としては「移転先だけで手続きが完結できるようにしたい」という意向があるのだが、3キャリアからは「消費者の保護にならない」として反発されている。

自分もアメリカで、AT&Tからベライゾン、ベライゾンからGoogle FiにMNPを2回してきたが、いずれも移転先での手続きだけで済んだので、とても簡便であった。当然、移転元から引き留めにはあわないので、すんなりと後腐れなくお別れできる。

日本ではソフトバンクがワイモバイルをチラつかせて猛烈に引き留めをしているし、この秋以降はauがUQモバイルを使って今まで以上に引き留めていくことだろう。総務省としては、この状況を食い止めたいはずだ。

やはり、MNPを活性化させるには、移転先だけで手続きが完結する仕組みを一刻も早く導入すべきだ。3キャリアは「消費者保護のため」というが、ここ最近、2年縛りも見直されているので、「2年縛りや分割払い中の解約」についても、さほど問題化されなくなりつつある。MNPのワンストップ化には大賛成だ。

そもそも、総務省はMNPのワンストップ化と2年縛りの見直しだけをすればよかったのだ。MNPで引き留めに合わなければ、誰もが簡単に解約しやすくなる。3キャリアで端末の大幅割引をしていれば、ユーザーはどんどん解約し、端末の安い方にMNPしていく。結果として、市場の流動性が高まり、端末と通信の値下げ競争が促進されるのではないか。

総務省はMNPのワンストップ化を導入した後は、これまで展開し、何の成果も出なかった、端末の割引規制などの愚策の数々を見直す議論を始めるべきだ。

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現役小学校教師が、成績表の評定を全員「A」にせよと言う理由

日本中の多くの地域で年に3回、児童生徒やその家族を一喜一憂させるものと言えば、通知表ではないでしょうか。その「学習状況の評価」について否定的な味方を示すのは、現役小学校教師の松尾英明さん。松尾さんは今回、自身の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』にその理由を記すとともに、学校が人の評価を気にする土台を作ってしまっている現状に対して苦言を呈しています。

評価を気にする子どもを育てない

いい人に見られたい。人から良く思われたい。誰しもが心の底にもってしまう願望である。

どこからこうなってしまうのか。

赤ん坊の頃は、みんないい。欲求のままに、全てを素直に出している。相手の都合も関係なく、泣きわめく。伝えるための言語もなく、それしか生きる術がないからである。それを受け容れてもらえて、愛情のベースができる。

この赤ん坊の頃に虐待を受けた子どもたちは、この時点で欲求が出せなくなる。泣いたらひどい目に遭う、あるいは無視されるとなると、泣かなくなる。自らの欲求を外に出さなくなる。

一生懸命笑いかけても、スマホを見ている親。やがて、無駄だと学習し、目を合わせなくなる。笑わなくなる。恐ろしいことである。

さて、さすがにこんなひどい目には遭っていない、という人が大半だろう。そうなると、幼児期から先の問題である。

親の要望を何でも受け容れてきた子ども。親の願望、欲望を、自分の願望なのだと刷り込まれてきた子ども。親に認められたくてがんばり続けた子ども。この時、親の要望にそぐわないのは「悪い子」である。

果たして、それは子ども自身の願望なのか。大人に問いかけるなら、自分の願望だと思っているものは、本当に自分の願望なのか。子ども時代から周囲の評価に踊らされて、他人の価値観を刷り込まれていないか。

私は学校の「評価」に関することに、関心が高い。拙著『捨てる!仕事術』でも通知表についての項目は力を入れて書いた。なぜならば、子どもたちは、この評価にとても敏感だからである。

平たく言うと、子どもの学習状況にABCを付けて通知表を渡すこと自体に反対である。そんなことしなくても、ただでさえ評価する側とされる側という力関係があるのに、それに拍車をかける。評価を気にして動く人間を育てることは、教育的にマイナスしかないと考える。だから、どうしてもつけるなら記述欄なぞどうでもいいから、全部評定Aになるようにせよ、と書いたのである。

一方で、指導に対して評価は必要なのである。つまり、これが良くてこれができていない、ということのラインの明示である。常時善導を基本とするのだから、基準をもたない子どもにそれを示すことは意味がある。つまり、評価されるためではなく、子ども自身が評価を利用するためだけに必要なのである。そして、その基準を示したからには、越えるところまで見届ける必要がある。つまり、評価した後に評定までつけるなら責任をとってAをつけよ、というこである。

自分の評価が常に数値で示され、それに一喜一憂する世界。周りもそれに喜んだり落胆したりする。できたら良い子、できなかったら悪い子。これが幸せからほど遠いのは明白である。

学校が、人の評価を気にする土台を作ってしまっていないか。それは、小学校に限らず、大学まで全ての学校に言えることである。

日本という国が自由になるには、この辺りの教育における意識改革が必要ではないかと考える次第である。

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クビになってからでは遅い。会社に必要な人間だと思わせる秘訣は

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、多くの企業の業績が悪化しています。中には退職を余儀なくされてしまった人もいるかもしれません。メルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』の著者で、ベストセラー作家・起業家の岡崎かつひろさんは、そういった人こそ自分の働き方、仕事のスキルを見直す必要があると説きます。この機会に一度立ち止まることで、改めて自分に足りないものが何なのか気付くことができるでしょう。

会社をクビになってから気づく、のでは遅すぎる!

コロナで予定していた仕事が全部中止になってしまった、それによって収入が大幅に減ってしまったという人。派遣先で更新できなかったなど、仕事の面で大きな影響を受けた人もたくさんいると思います。

なかでも問題なのが、会社をクビになってしまった人。会社自体が倒産してしまったら仕方がないですが、存続しているのに自分だけクビになってしまったという場合は、これを機に自分の働き方、仕事のスキルを見直さなければいけません。

会社をクビになった人について言えば、そもそも「会社をクビになってやばいぞ」と思ってる時点で問題です。

会社も馬鹿じゃないから優秀な人からは切らないんですよ。できれば優秀な人には残って欲しいし、継続してがんばってもらって、テレワークも模索して、家にいても生産性が上がるようにしたいと言うのが経営者の思いです。

クビになる人と言うのは、会社が求めている変化についていけなかったり、会社が求めているだけの能力に追いついていなかったり、仕事のやり方がいまいちだったということです。

これを機にきちんと自分の働き方や姿勢、ビジネス能力を見直して、「どこに行っても通用するビジネスパーソンになる」ことを決めると良いですよね。

人件費は「高くても成果を出せる人」にこそお金をかけるべき

会社からすると、従業員に払うお金「人件費」というのは、ドライな言い方をするとお買い物するものと一緒なんですよ。要は、机を買うのとかテレビを買うのと同じ。そうすると「どうせ買うんだったら極力安くて良いものがいい」と思いますよね

一番ダメなのは、高くて性能が悪いモノなものですが、安くても性能が悪いものを買ってしまうと負債が増えていくことになるので会社としては好みません。

だから少々高かったとしても性能の良いものを買いたいんですよ。これは人に対しても一緒です。「この人は仕事ができるよね」とか「この人にお願いしたら会社が伸びるだろうな」と言う人にはお給料も出すし、福利厚生も良くするでしょう。

もし、自分が会社に一目置かれるほどの仕事ぶりであれば、会社としてはいい人材は手放したくないから、交渉次第によっては自分の要求も通りやすくなります。

たとえば、建設会社で働いていたある女性の話なんですけど、こんな人がいました。

彼女は僕のセミナーに出たいからということで、会社に「セミナーに参加したいので、休日出勤はできません」と伝えたそうです。

そしたら会社が「土日は会社に来なくていいから、そのかわりセミナーでちゃんと学んできなさい」と言って休みの日を変えてもらえることになりました。

さらに、だんだん仕事が忙しくなってきたため「自分の学びに時間を費やしてないのでやめます」と言ったそうです。その結果「労働時間を少なくするし、給料もあげるから残ってくれとまでいってもらえたそうです。

要は、会社から必要とされる人材になるためにも自分の能力を磨き続けることが大切です。他の人から必要とされていないことには、いくら給料をあげてくれと言われてもあげられないですよね。労働状況よくしてくれと言われてもあげるわけにはいかないですよね。

夏はペットも「日焼け」に注意。獣医師が教える3つの予防法とは

夏の日差しは、薄くて繊細なペットの皮膚にとっては危険な存在です。大切な愛犬愛猫を「日焼け」から守るにはどうしたらいいのでしょうか。メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で獣医師の佐藤先生が、ペットを飼っている人なら知っておきたい「3つの予防法」を教えてくれます。

犬、猫もこの夏の時期は「日焼け」に要注意

これからの季節、日差しの強い日が続く時期です。この時期になると、気になるのは人間同様「日焼け」です。実は、犬も猫も皮膚に日焼けは起こります。

犬や猫の皮膚は人の皮膚より薄くて、とても繊細です。皮膚が炎症を起こし、場合によっては「皮膚がん」の原因にもなる可能性があります。また、お腹や目も地面から反射してくる紫外線を浴びています。浴び続けることでダメージは蓄積していきますので大変危険です。そこで、今回は「日焼け予防」についてお伝えしたいと思います。

日焼け予防(その1)「お散歩の時間」に注意

お散歩の時間はとても重要です。お勧めの時間は、日が出る前の早朝又は日が落ちる夕方の時間です。地面が熱くないかどうか、手で確かめてください。これも目安になります。

お散歩の時間を気をつけるだけでも、紫外線を浴びる量を減らすことができます。熱中症や肉球の火傷予防になります。

日焼け予防(その2)サマーカットはやめよう

この時期は、毛があると暑いからと「サマーカット」をする子が多いです。確かに、真夏に毛皮を着ているようなものなので涼しいことは確かです。

しかし、犬猫の毛には意味があり、断熱効果や、紫外線、虫から皮膚を守るという重要な役割があるのです。毛を短くすぎてしまうと、皮膚に太陽が当たることになるので、熱中症や日焼けのリスクが上がり、場合によっては皮膚に水膨れや火傷のようになるので、短く切りすぎないようにして下さい。

日焼け予防(その3)ひんやりする素材のお洋服

最後にもう1つ予防の秘策を。お洋服を着せてあげることで紫外線を防ぐことができます。ただし、暑いので綿の物やタンクトップなど、最近は着るとひんやりする素材のお洋服もあるので、そういったものを利用するのも良いと思います。

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体臭が鼻につく事も?科学者が明かす糖質制限ダイエットの問題点

多くの方が実践している「糖質制限ダイエット」。もはやダイエットの定番ともなりつつあるこのメソッドですが、科学者はどのように見ているのでしょうか。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者のくられさんが、糖質制限ダイエットの仕組みを解説。さらに「誰にでも勧められるモノではない」としてその理由を記しています。

糖質制限ダイエットの仕組み

脂質、タンパク質、そして糖質が3大栄養素として、人間が生命を維持するのに必要なものとされています。確かに血中の糖分が一定以下になると意識障害を起こし、さらに下がり続けると死に至ることさえあります。健常者が糖尿病患者用のインスリンを大量に注射されると死んでしまうのはこの理屈です。

それだけ考えると糖分というのは、欠かせない栄養素で血中に必ず存在するようになっています。

しかし、それほど大事であるということは、人間の体は血糖値を維持するための非常手段を持っているので、糖分不足でアッサリ死ぬことはまずありません。

糖質は生命維持には必須の栄養素ですが、それ故に他の栄養素から体の中で生み出すことが可能です。なのでベジタリアンや炭水化物抜きダイエットなどをしても死なないのは、この糖新生と言われるサイクルのおかげだと言えます。

それ故に、多くのダイエット書では、炭水化物を抜けば痩せると強調し、セレブ向けダイエットプランはほぼ間違いなく糖質制限が含まれています。

糖質制限は「痩せる」という点では、生理学的にも効果があると言えます。しかし良いことづくしでもないのも事実。その辺をさらっとおさらいしておきましょう。

糖質制限ダイエットの正体

実際問題、人間という動物は、本来糖質がなくても生きていられるように進化してきた生物であるのは確かです。血糖値を常に維持するために、様々な形で体の中の栄養素を糖に換えることができます。これを糖新生と呼び、人間が食物が長期間とれないときに体に溜めた栄養素を使って体を維持するためのメカニズムの1つです。

故に人間は、将来来るであろう飢餓に対して無制限に体に脂肪という形で備蓄をするように進化してきました。実際に、肥満の人ほど水さえなんとかなれば、通常体重の人より遙かに長く生きながらえることができます。これは多くの遭難事故が物語っている通りです。

この非常用の使用モード、糖新生を行うためにタンパク質や脂質から無理矢理作ったケトン体が大量に血中に増えます。

これはケトーシスと呼ばれる、ケトン体が過剰の状態を作り出します。健康な人であれば、多少のケトーシスは問題のあるものではないのですが、慣れるまでは頭痛や吐き気、そして集中力の低下などが起こります。

通常は、1、2週間でこれらの不快な症状はなくなっていくのですが、どうしようもないこともあります。それが体臭で、ケトン体(アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、アセトン)が汗や皮脂とともに発散することで、なんとも鼻につく体臭になってしまうのです。実際過度の糖質制限をしている人は、わりと鼻につく体臭をしている感じがします。

ただ、このケトーシス状態は、我々の通常の生活ではたまり続けていた脂肪細胞を、日常の体温維持などのカロリー消費に強制的に回すことができます(当然別のカロリーも制限した上で大量にアミノ酸を摂らせる必要はある)。

ケトーシスをうまく誘導すれば、そのカロリー使用量は、最大で総使用カロリーの30~40%前後にまで高まりるのでうまくいけば約1,000Kcal分ほどの体脂肪、脂肪の量にして約100gずつ毎日脂肪が減らせることができるという理屈です。

そうすれば10日で1kg以上体脂肪が減らせ、1ヶ月で3kg減れば見るからに痩せた感じになります。確かに肥満の人を短期間でみっちり絞り上げるにはこの方法しかないのは確かです。

これが、糖質制限ダイエットの本質であり、市販の糖質ダイエットの本で長々と説明している内容の本体です。まとめると数行ですねw

しかし、大脳を進化させる上で、体内で作った糖だけで脳の機能をフルに生かすのもまた難しいのも事実です。

またケトーシスは健康な若い人には問題の無いことが多いのですが、臓器を痛めている状態でスタートすると、臓器へのダメージが加速する可能性があります。特に腎臓疾患には禁忌といっても良いもので、腎疾患が近親者にいる場合は特に注意が必要です。

臓器へのダメージが増えることで、肌トラブルも増えることもあり、決して良いことずくめのダイエット法でもないということは心に留め置いておくべきです。

そもそも現代の人間の寿命が長いのは、ある程度栄養豊富な状態で内臓を「甘やかして」ダメージを減らすことで、長寿を獲得してきたという側面があります。

人間の本来の寿命(長くて50年)の原因ともなっていたであろう頻繁なケトーシスをわざわざ起こすダイエットは、誰にでも勧められる健康的なモノ…とは言いがたいといえます。

韓国が「日本の報復措置」とまた言いがかり。ダンピング調査開始で

中央日報は30日、「日本政府は韓国産化学品である炭酸カリウムに対してダンピング販売の有無を調査すると明らかにした」と報じた。韓国は半導体材料など3品目の輸出管理の厳格化措置が不当だとして、世界貿易機関(WTO)に提訴する手続きを再開していて、今回の調査を日本による報復措置だと主張している。

韓国にダンピングの疑い

炭酸カリウムは液晶パネルなどのガラスや中華麺に加えるかんすいの原料として使われるもので、日本は韓国から輸入をしている。今回、日本側が問題としたのは、韓国から輸入した炭酸カリウムが正常価格より安く、国内企業が不当に損害を被っているのではないかというもの。追加課税を課す反ダンピング(不当廉売)課税の可否を判断するために調査を開始すると発表したのだ。
(参考:経済産業省「アンチダンピング措置とは」

一方、韓国側はWTOの提訴再開に対する報復措置だと声を荒らげ、また騒ぎ始めているのである。しかし、日本の業界団体(カリ電解工業会)がこの問題で申請をしたのはことしの4月。韓国によるWTOの提訴再開とは全く関係がない。

財務省によると、昨年日本が韓国から輸入した炭酸カリウムは約5300トン。日本側による追加課税を課すかどうかの調査は、29日から1年かけて行われる予定となっている。

北朝鮮に無下にされ、また反日政策か

世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選挙に、韓国産業通商資源省の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長が出馬を表明するなど、再び日本を意識した行動を取り始めた韓国。世界文化遺産に登録されている『明治日本の産業革命遺産』について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に対し登録取り消しを求めるなど、反日路線を鮮明にしている。

背景にあるのは、北朝鮮による南北共同連絡事務所爆破事件により、支持率が下がってきていることがあるとみられ、文在寅大統領お得意の反日政策路線を取った形だ。今後あらゆる場面で、日韓が対立する場面があるかもしれない。

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瀬戸際どころか崖っぷち。追い詰められた北朝鮮の「異常な行動」

以前掲載の「窮鼠と化したか。南北共同事務所を爆破した北朝鮮の苦しい本音」でもお伝えしたとおり、ここに来てさらに理解に苦しむ言動を取り始めた北朝鮮。今、北朝鮮の政権中枢では一体何が起きているのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、金正恩朝鮮労働党委員長の意図を推察するとともに、北朝鮮の「異常な行動の理由」の読み解きを試みています。

北朝鮮の終わりが近づいてきた

最近、北朝鮮がおかしな動きをしています。同国は6月16日、開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破しました。さらに、4つのアクションを起こすと警告しました。その4つとは。

〈1〉南北協力事業の金剛山(クムガンサン)観光地区と開城工業地区への部隊展開

 

〈2〉2018年9月の南北軍事分野合意に従って非武装地帯(DMZ)から撤去した軍の監視所を再び設置

 

〈3〉西南海(黄海)上を含む全ての前線に配置された砲兵部隊の態勢を強化し、軍事訓練を再開

 

〈4〉韓国にビラを散布するために前線の地域を開放

読売新聞ONLINE 6月17日

なぜ、北朝鮮はキレていたのでしょうか?

韓国の「脱北者団体」が、反北朝鮮、反金王朝のビラを大量にバラまいたからだといわれています。直接の理由はそうなのでしょう。これは短期的理由ですが、長期的理由もあることでしょう。その後、北朝鮮は24日、「軍事行動延期」を発表しました。ロイター6月24日

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、党の中央軍事委員会を主宰し、韓国に対する軍事行動計画の延期を決定した。朝鮮中央通信社(KCNA)が24日伝えた。一方、韓国の聯合ニュースは、北朝鮮軍が南北の軍事境界線付近に最近再設置した拡声器を撤去していると報じた。

「……一体何なんだ……」

北の行動が理解できない人も、多いことでしょう。今回は、これについて考えてみます。

金正恩の意図

ある国と指導者。欲しいものは、いろいろあります。いろいろありますが、「二つだけ選びやがれ!」と脅されたら、どんな指導者も、同じものを選ぶでしょう。一つは、「命=安全」です。誰でも、自分の命が大事ですね。もう一つは、「金=経済」です。これは「食」とも言い換えられます。国民を食わすことができない指導者は、悲惨な運命をたどることが多い。二つ重要なものがありますが、

  • 命(安全) >>> 金(経済)

である。皆さんもそうでしょう。命があってこそ、金に意味がある。命がなければ、金に何か意味があるでしょうか?故金正日、金正恩親子の目標は、1に自分と国民の命を守ること2に金を稼ぐこと(経済成長すること)なのです。

北朝鮮のような貧乏国家が、自国の安全を確保する方法は、現状一つしかありません。そう、「核兵器を保有すること」です。金親子は、「イラクのフセインは、核兵器がなかったから殺された」と考えている。さらに、「リビアのカダフィは、核計画を放棄したから殺された」と考えている。この二人の独裁者の悲惨な末路は、金親子に、「必ず核兵器をゲットする」と決意させました。そして、北朝鮮は、核兵器保有国になったのです。これで、アメリカも、北朝鮮を攻撃することが困難になりました。

もし北が韓国に核を使えば、「100万人死ぬ」と予想されている。どんなアメリカ大統領でも、「100万人が死んだきっかけ」をつくりたくありません。北は、核兵器だけでなく、それを搭載するミサイルもゲットしました。金正恩の、「命を守る」「安全を確保する」という目標は達成されたのです。

しかし、その過程で、大きな問題が起こりました。国連安保理で、厳しい経済制裁を科されてしまった。2017年、北があまりにもアグレッシブだったので、本来は味方であるはずの中国、ロシアも、制裁に賛成せざるを得ない状況になった。金正恩、次のゲームは、何でしょうか?そう、「核兵器を保有したままで、

  • 制裁解除
  • 経済支援
  • 体制保証

を勝ち取ること」です。つまり、「命を守る手段は確保したから、今度は金儲け」ということ(もちろん、交渉を開始するために、「完全非核化の準備がある」といいます。しかし、「命を守る唯一の手段」を手放したいはずがありません)。それで、金正恩は、トランプとの直接交渉に乗り出しました。米朝首脳会談は、これまで3回行われています。

2018年6月、シンガポールで。
2019年2月、ベトナムで。
2019年6月、板門店で。

しかし、トランプは、「まずは完全非核化。その後、制裁解除だ」という部分で譲りませんでした。なぜ?金正恩の父親・金正日が、何度もアメリカと世界をだましてきた。たとえば1994年、北朝鮮は核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言しました。焦ったアメリカは、軽水炉と、毎年50万トンの食糧を提供することを約束した。北は、もらうものだけもらって、ちゃっかり核兵器開発をつづけていた。2003年、北は、またもやNPT脱退を宣言しました。2005年2月、核兵器保有を宣言。同年9月、北は、「すべての核兵器を廃棄する!」と宣言しました。しかし、これもウソでした。

金正恩は、「偉大な父」金正日を見習って、「ナイーブなアメリカをだませる」と思ったのでしょう。ですが、アメリカも、過去の失敗から学んでいたのです。結果、「非核化のフリをして、制裁解除を勝ち取り、経済支援も引き出す」という金の目論見は外れました。現状は?

  • 北朝鮮は、核兵器を保有している
  • 制裁がつづいていて、北朝鮮経済はボロボロになっている

ということでしょう。問題は、「北朝鮮経済は、どのくらいボロボロなのか?」ですね。

「有言不実行」に愛想を尽かした米国民たちがトランプを捨てる日

経済を優先したことで感染拡大が止まらなくなっているアメリカの新型コロナ対策ですが、その「失敗」でトランプ大統領の支持率が低下しています。このままでは11月の大統領選での再選も厳しいと見るのは、日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さん。津田さんは自身のメルマガ『国際戦略コラム有料版』で、トランプ外交が「言うだけで実行しない」失政の数々を指摘し、新型コロナの対応を誤ったことと、ある一部勢力がトランプ氏を見限ったことでバイデン氏の有利を導いたのではないか、と持論を展開しています。

トランプ外交交渉の失敗

トランプ大統領は、対中強硬策で米国民の期待をつなごうとしたが、中国が米国からの農産物輸入を止めたことで、突如、対中強硬策を中止した。豪州は米国の勧めで中国非難の共同声明を出したが、米国に裏切られている。

トランプ大統領の中国非難は、いろいろ想定をしたシミュレーション結果から中国非難をしたわけではなく、検討もなしで言ってみるという底の浅い対中強硬策であったようだ。

これでは、中国の官僚たちが準備万端の検討をしている対抗策で手玉に取られることになる。そのため、コロナ発生源調査もうやむやにされてしまった。WHOの脱退もうやむやで、言うこととやることが別である。「感覚外交」が限界に来ている。

この指摘を受け、ポンペイオ国務長官は香港への国家安全法適用にかかわった中国共産党当局者に対して、ビザの発給停止の制裁を行うとしたが、中国政府は、一線を越えたら第1弾合意の米農産物輸入を止めると言い、これもうやむやになる確率が高い。言うだけで実行しない政権になっている。

覇権国になってからの米国の指導者で、このような人はいなかったように感じる。私もマティス元国防長官と同じ感想を持つ。

タルサでの演説で、トランプ大統領は「PCR検査を少なくする」と言ったが、米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は「聞いていない」と否定した。大統領は、その場の雰囲気で発言しているので、発言の実現性は低いことになる。対外政策でも、このようなことが多く、トランプ大統領の発言を真に受けない方が良い。

次の米国民の期待をつなぐ策として、技術者の入国制限策に舵を切った。しかし、大手IT企業のエンジニアの多くがインド人や中国人であり、インド・中国から技術者を止めると、米国の優位にあるIT企業の技術力は失われることになる。よって、これも「しないはず」と見る。

対中強硬政策もダメ、技術者入国制限も限定的であり、次に、EUからの輸入品に対する関税を上げると言い、日本に対しても貿易協議第2弾を行うとした。ドイツから9000人の米軍を撤退するとも言い、同盟国に対して手あたり次第に強硬政策を打ち出している。しかし、交渉を開始するだけであり、大統領選のある11月までに結論が出るとは思えない。

それに、新型コロナ感染対策でトランプ大統領は経済を制限することを嫌い、それに同調した共和党知事の州の感染者数が大幅に増加して、トランプ大統領の支持率が低下してきた。

前述のファウチ所長が危険性を指摘していた、タルサでのトランプ大統領の選挙集会では、当初10万人が来ると言っていたが、6000人程度の参加となり、空席が目立っていた。このように、コロナ対応の失敗でトランプ大統領の勢いがなくなってきている。

フロリダ州では、バイデン候補がトランプ大統領を抑えて、支持率を逆転したし、テキサス州でも支持率が拮抗している。共和党が強い南部州でもバイデン候補が勝つと、トランプ大統領の勝つ州は非常に少ないということになる。勿論、ラストベルトの6つの激戦州も、今の所はバイデン候補が優勢になっている。

このままいくと、トランプ大統領の歴史的な敗北になりそうである。勝つためには、絶対に経済復活が必要であり、かつ国民が望む政策を口だけではなく実行することが必要になっている。

そして、大統領選挙後は「米中冷戦時代」、分断の時代になる。バイデンが勝てば軍産学複合体の時代に戻り、トランプが勝てば経済を気にしないで対中強硬策を打ち、国民の期待をつなぎとめるはずである。

そして、ここで共和党保守本流陣営は「リンカーン・プロジェクト」と称して、バイデン候補を応援することにしたようである。

米国の政治は、長らく軍産学複合体が共和党も民主党も支配して成り立っていたが、トランプ大統領は軍産学複合体の言うことを聞かない。このため、軍産学複合体は一本化して反トランプになり、バイデン候補を応援することにしたようだ。

米国の大統領選挙後は「覇権移行期」になり、米中対決に世界が巻き込まれることになる。100年に1度の激動の時代が始まる。

危険なフレーズ。東京都は今すぐ「夜の街関連」という言い方をやめよ

テレビのニュースや新聞で、新型コロナウイルス感染者数が連日報道されていますが、東京の感染者数がなかなか減少しません。むしろ今は、50人以上の日がざらで、その数が下がる気配すらないようです。そんな東京の現状の危機を警告するのは、メルマガ『8人ばなし』著者の山崎勝義さん。山崎さんは東京都の見解や発表で連発されるあのフレーズに異議を唱えています。

新型コロナ感染にまつわる現状は5月より悪化している

直近6日間の東京における新型コロナウィルス感染者数は
6/24 55人
6/25 48人
6/26 54人
6/27 57人
6/28 60人
6/29 58人
である。正直、多い。これで「after Corona」などとよく言えたものである。

この現状を説明するのに都は「積極検査」と「所謂、夜の街関連」という二つのキーワードを挙げている。毎日毎日口を開けばこればかり、どうやらその二点で押し切るつもりらしい。

しかし、ことはそう単純だろうか。

そもそも「積極検査」とは、やらんでものところまで検査範囲を拡大するということである。その結果、数字が増えるのは当たり前だから慌てるには及ばないとでも言いたいのであろう。しかしである。検査態勢を拡充し、やらんでものところまで検査を拡げさえすれば、いくらでも出て来るというのはそれはそれで大問題ではないか。

確かに、検査態勢に余裕がなく鑑別診断をする上で必要不可欠な検査しかできなかった時の陽性者数と、幾分余裕ができた時の陽性者数は単純比較できないところがある。母数が違うからだ。しかし逆に言えば、たまたまでも母数がほぼ同じなら過去のどの時点の逼迫度と同程度かが分かるということでもある。

参考までに、以下に東京都発表の数字を挙げる。

5月9日
検査実施人数 964人
陽性者数 28人
東京都算出の陽性率 3.0

6月27日
検査実施人数 1005人
陽性者数 52人
東京都算出の陽性率 3.1

どう見ても、5月9日の数字よりも6月27日の方が悪い。しかも5月9日の数字はやらなければならなかった検査に基づく数字である。一方、6月27日はやらんでもの検査をも含んでいるということであるから事態は猶悪い。安心材料などどこにもない。事態は今、5月9日と同程度かそれ以上に悪化しているのである。

また「所謂、夜の街関連」というフレーズも十分注意して聞く必要がある物言いであるということを指摘しておきたい。というのも容易に心理的バイアスがかかるフレーズだからである。

「いかがわしいところに出入りするから悪い病気をもらう」
「いかがわしいことをするから悪い病気をもらう」

こういった連想は悪意がなくても知らず知らずのうちに頭の中ででき上がってしまうものである。

そもそも「夜の街」自体が悪いという訳ではない。彼らも法を守り、税を納めるなら、その権利において他の仕事に従事する人と何ら変わるところはない。それでも猶、抵抗を感じると言うならこう言い換えたらどうであろう。「コロナに最も弱い業種の一つ」と。

それによくよく考えれば「夜の街」を封鎖しさえすれば、この問題は解決するのである。ところがそれができない事情がある。補償ができないからである。これは金がないからではない。GDPだけで見ても東京はもはや都市というより一国相当である。「夜の街」の補償くらいは何でもない。それでもできない。他の業種を見殺しに、あるいは見放しにしたという実績があるからだ。救うべき時に救わないとこういう事態になるのである。この「夜の街」が「蟻の一穴」とならないことを祈るばかりである。

今、夏休みを前に東京では感染が燻っているような状態である。このまま地方に帰省や旅行をして果たして、大丈夫なものなのか甚だ疑問である。そして甚だ不安である。

ここは「Stay Tokyo」でいいのではないか。東京の夏もそう悪くはない。また「Stay away from Tokyo」でいいのではないか。田舎の夏もいいものだ。

最後にこれだけは言っておきたい。
我々の最大の武器は自粛などではなく自制である。そこに行くべきか行かざるべきか、そこにあるべきかあらざるべきか、常に自問し自己を抑制する力こそが今、大切なのである。

image by:  Karolis Kavolelisshutterstock