Google日本元社長が問う。なぜ日本政府は「汚染水の海洋放出」に拘るのか?

中国の猛反発を招き、ネット上においても日本国民を分断する事態を引き起こしている福島第一原発の処理水海洋放出。そもそもなぜ政府は「海洋投棄」と批判されても仕方のない方法にこだわったのでしょうか。今回のメルマガ『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』~時代の本質を知る力を身につけよう~』では、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』等の著作で知られる辻野さんが、そんな疑問を含む「自身が確認したいこと」を列挙。その上で、「感情論よりも冷静な検証が必要」との見解を記しています。

自ら国際問題化。核汚染水の海洋投棄を強行した日本政府

8月24日午後1:00、日本政府は福島第一原発からの俗に「ALPS処理水」と呼ばれる核汚染水の海洋放出を開始しました。

これに際して、岸田首相はX(旧ツイッター)で以下のメッセージを発信しました。


本日よりALPS処理水の放出が始まりました。
福島第一原発の廃炉に向けて歩まなければならない道であると同時に、福島を始めとした被災地復興の新たな一歩です。
今後政府を挙げて、風評対策をはじめ福島や被災地の復興の姿と、日本の食文化の魅力などを、世界に向けて力強く発信してまいります。

このメッセージに違和感を持った私は、上記に対して以下のように引用リポスト(引用リツイート)しました。


失礼ながらおっしゃっていることのすべてが的外れです。処理水の海洋放出と廃炉は無関係ですし、海洋放出が被災地復興に繋がるわけでもありません。また、重要なのは風評対策ではなく実害の検証であり、日本の食文化の魅力は大きく棄損されることになります。

すると、これがかなりバズったので、今回はこの処理水の問題について取り上げます。私も専門家ではないので、ここでは断定的な物言いを出来るだけ避け、私が疑問に思ったり、確認したいと思ったりしていることを列挙する形に留めて問題提起したいと思います。

1.岸田首相は、「処理水の海洋放出が福島第一原発の廃炉に向けて歩まねばならない道」と発言していますが、本当なのでしょうか?廃炉の作業を進める上で、デブリに触れた汚染水や、その汚染水をALPS処理した水の保管タンクが敷地内に増えて、廃炉の作業の邪魔になる、ということはあるかもしれませんが、「廃炉作業を進める」ということと「処理水の海洋放出を行う」ということは全く別次元の話かと思います。処理水の海洋放出は廃炉作業を進める上でどうしても必要な作業ではありません。すなわち、「海洋放出は廃炉に向けて歩まねばならない道」という首相の発言は正しくありません。

2.処理水の処分オプションについて、何故海洋放出一択なのでしょうか?実際のところ、処理水を処分するオプションは別に海洋放出だけではありません。タンクの増設スペースがないと言いますが、それは東電の敷地内の話であって、敷地外の中間貯蔵エリアなどには広大なスペースがあると聞いています。そういうスペースを確保し、タンクの増設を続けながら汚染水を保管し続けて時間を稼ぐとか、米スリーマイル島原発事故でやったように汚染水を乾燥・蒸発させるとか、あるいはモルタル固化法と呼ばれるセメントで固めて地中に埋める方法など、汚染水や処理水の処分オプションはいろいろあるようですが、他のオプションは何故排除されたのでしょうか?特に、モルタル固化法については、環境省が「リプルンふくしま」という施設を作って実際に取り組んでいる手法でもあります。

この記事の著者・辻野晃一郎さんのメルマガ

本人に対して「〇〇に似てますね?」と言うのは避けるべき理由

よく、芸能人にたとえて「誰々に似てるって言われませんか?」と言う会話、よくありますよね。今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、こうした会話を本人に対しては避けるようにしているとか。その納得の理由とは?

「〇〇に似てますよね?」

人と話をしていて、個人的になるべく言うのを避けようと思っていることがあります。「〇〇に似てますよね?」という話題です。

例えば、「ジャニーズの誰々に似てますよね?」「女優の誰々に似てるって言われません?」みたいな話題ですね。

当人がいない場所で他の誰かと話題にする分には構いませんが、当人に対しては避けると言う話です。

なるべく気をつけていてそれでもつい言ってしまった時は、「あ~やってしまったな」と後悔することが多い話題でもあります。

誰かに似ているという話は、言っている側の人からするとたいてい「褒めているつもり」の場合が多いでしょう。

この時代に言い方は悪いですが、言われて嬉しくないであろう人に「似てるね」と言う人はそう多くはありません(そこまで考えてない人もいるのかも
しれませんが)。

ただこの「言われて嬉しいだろう」という考え自体がそもそも違うと思うのです。

人の好みなんて人それぞれですから、「絶対に嬉しい」なんてことはありません。

それこそ僕も、「誰々に似ている」と言われることがたまにあるのですが、その人がどれだけ有名だろうが良いとされている人だろうが、別に嬉しいことはありません。

むしろ、「似てると言われるということは、自分にはあまり個性がないのかなぁ」とか考えてしまうこともあります。

また、「誰々に似ている」と言われても返答に困ることがほとんどです。

「嬉しいです」と言うのも変だし、かといって「そんなことないですよ」もなんだか違う気がするし、やたらと気を使うことの方が多い。

言われて喜ぶ人もいると思いますが、僕のようなタイプもいるのです。だからなるべく自分からは言わないようにしようと思ってはいます

これで気をつけたいのは、相手がお客様なら尚更ということです。

すでに関係が出来上がっていて、お互いに知っている相手同士であればまだ返しようもあります。

でも、今日初めましてのような相手だとそれこそ返答に困ることが多く、「面倒だな」と感じることの方が多い(と僕は思ってます)。

それをお客様にやってしまうと、いよいよ接客もしにくくなります。

万一喜んでくれればラッキーですが、リスクの方が大きい気がしませんか?

ですが意外と、この話題をぶつけてくる販売員って結構いるのです。

会話をしていたと思ったら急に、「ところで誰々に似てるって言われません?」みたいに言ってくる。

それで会話が盛り上がると思っているかもしれませんが、言われた側は返しに困り面倒なだけです。

絶対にやめるべきとまでは思いませんが、少なくとも他の話題で会話を盛り上げた方が良いのではないかと考えています。

もしよく言ってしまうということであれば、その発言は本当にお客様のためになっているかどうかは考えてみてもらいたいです。

今日の質問&トレーニングです。

1.「誰々に似ている」と自分が言われて、返事に困ったことや違和感などを感じたことはありませんか?
2.そう感じた理由はなんでしょうか?

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中共らの裏工作が存在。保守潰しに走る保守系チャンネルの裏側

YouTubeをはじめとする動画配信サイトに多数存在する政治系チャンネル。そんな中にあって今、保守系メディアが「保守潰し」に走っているという状況が生まれているようです。そんな理解し難い現状を取り上げているのは、作家で国史研究家でもある小名木善行さん。小名木さんは自身のメルマガ『ねずさんのひとりごとメールマガジン』で今回、一部保守系媒体が日本人の利益を毀損している事実を紹介するとともに、その裏工作を行なっている勢力の正体を明かしています。

保守言論が日本を潰す??

希望を持ち、日本を護り、日本を再生する。これが、この15年来、一貫して追い続けているテーマです。

信長も光秀も生きていたかもしれないなどというお話も、自分の頭で考えようよ、いまある常識をもういちど根底から振り返って考えてみようよ、というそのテーマに基づくものとして発信したものです。

何が真実かはわからない。その瞬間瞬間に、自分が信じることができる、あるいは自分の魂が納得できることを、まじめにひたむきに追い続ける。そういうことが大事なのだと思っています。

名聞名利という言葉がありますが、ただバズれば良い、ただ儲かればよいということではなく、すこでも良い未来のために役立つかどうか。そのために自分にできる精一杯を尽くしていくことではないかと思い活動しています。

そしてその活動は、日本的精神というか、日本の歴史伝統文化に基づくものを起点としています。すなわち、日本は天皇のしらす国。この原点を常に踏まえること。現実の問題には、いろいろな考え方もあり、利権ももちろんあるでしょうから、様々な対立がありますけれど、たいせつなことは、根底に和を置くこと。そして議論は尽くしても、人の名誉を奪わないこと。これが大事なことだと思っています。

ただ、そうしたなかにあって、たいへんに残念なことがあります。それは、大手メディアのみならず、youtubeなどにおける保守系媒体が、むしろ保守つぶしに走ってしまっていること。

それはどういうことかというと、いたずらに陰謀論に走り、日本人を被害者に仕立て上げることで、いわゆるバズることで利益を得ようとする方向に、やや極端に走りすぎているという部分です。

言論というのは、ただ「言いたいことを言う」というだけでは、実は何も変わらないのです。ひとつの言論をもとに、共感の輪を広げ、仲間をつくり、議会であれば、その意見について党内での合意形成を図り、多数議員の賛同を得て、はじめてひとつの政策が実現されていきます。党内の大物議員が何か言ったら、それで党がまとまるといった簡単なものではない。

このことは民主主義であれば当然のことですし、企業内でも同様です。合意形成。そのための多数派形成。これを行うことで、はじめて世の中が動いていきます。

この記事の著者・小名木善行さんのメルマガ

いかにして記憶に残すか。12月までの4ヶ月で目標を達成させる術

早いものでもう9月、今年も75%の月日が経過しましたことになりますが、年初に立てた「2023年の目標」の達成度合いは順調でしょうか。今回のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』では経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭を執る菊原さんが、「ほとんど達成不可能」と半ば諦めかけている方に向けて、12月までの残り4ヶ月を充実させるためには「今日から年末までの目標」を設定すべきとしてその理由を解説。さらに目標達成率を高める方法をレクチャーしています。

2023年を充実させるために年末までの目標設定をする

今年も早いもので9月になった。残り4カ月。のんびりしているとあっという間に年末になる。時が経つのは本当に早い。

9カ月経って、“2023年の目標の達成率”はいかがだろうか?

立てた目標の75%は達成している。これであれは問題ない。計画通りといえる。

もしくは60~70%くらいでも「ここからスパートをかけるぞ」と気合を入れれば間に合う。これも問題はない。

一番問題なのは「目標はもう記憶にない」というケースだ。

年始にいい目標を立てたとする。時間が経つとその記憶が薄れてしまい忘れてしまった…それは仕方がない。

もともと人は24時間で74%忘却する生き物。3日も経てば記憶の残存率も10%程度に。どんなに頭のいい人でも時間が経てば忘れるものだ。

とくに営業職はなにかと忙しい。業務に追われる日々が続く。あっという間に意識から消えていくもの。

あなたが今の時点で「目標は記憶の彼方だ」といったほど忘れてしまった、もしくは“ほとんど達成不可能”であっても諦めないで欲しい。

9月から年末までの目標を立てる。ここからの4カ月間をどう過ごすか?は非常に大切になってくる。これをするかしないかによって“2023年が充実するか、しないか”に分かれるのだ。

ではどんな目標を断てればいいのか?契約であれば「12月までに〇件の契約を取る」というものでもいい。もしくは「トークを1つ考えてアポ取得率を高める」といったものでもいいだろう。

また仕事以外の目標設定も大切だ。人によっては「4カ月で5キロ痩せる」といったものかもしれない。または「まわりの人との関係を良好にする」といったものでもいいだろう。

これからの4カ月「しっかり目標を立てて活動しよう」と思うのか、それとも「残り少ないし、まぁ流しておけばいい」と考えるのでは大違いになる。

まずは“今日から年末までの目標”を設定して欲しい。

そしてこれからが大切になってくる。今立てた目標を“いかにして記憶に残していくのか?”が重要なのだ。忘れてしまったのでは意味がない。

まずやって頂きたいのが“目標を毎日見る”ということ。

  • 手帳に書いておく
  • トイレに貼っておく
  • 車のダッシュボードに貼っておく

などなど。とにかく嫌でも目に入るようにしておく。目標が100回、200回と目に入れば記憶に残る。おのずと達成率は高くなる。

【9月からの年末までの目標を立てる】
       ↓
【あらゆるところに目標を貼っておく】

これをぜひやって頂きたい。

これだけでも十分だが、ここからはバージョンアップ編を紹介する――(メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】2023年9月1日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

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自己啓発で語られる「思ったことが現実になる」は本当にいいことか?

人生においてなかなか思い通りにならない状況が続くと頼ってしまうこともある「自己啓発」の手法。しかし、その手法を用いることで「思ったことが現実になる!」と謳っているようなら、眉につばしたほうがいいのかもしれません。メルマガ『Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~』著者で、「知的生産」に役立つ考え方やノウハウについて探究を続ける文筆家の倉下忠憲さんは、そもそもの前提「思ったことが現実になると幸福になる」に疑問を提示。小さな自分の世界の願望だけを追って、外の世界のことが欠落する危うさを伝えています。

理想を現実化しない

自己啓発の文脈では「思ったことが現実になる!」というメッセージが華々しく打ち出されています。ということは、思ったことが現実になるのは基本的に良いことである、という認識が一般的に存在しているのでしょう。小難しく言えば、自身の願望の達成は、アプリオリに善性を帯びていると信じられているわけです。

でも、本当にそうでしょうか。自分が願ったことが、そのまま現実になることが幸福や充実感に結びつくのでしょうか。あるいは、善いことにつながっているのでしょうか。

たとえば昔の私は「はてなブックマークで1000を越える」というような願望を持っていましたが、実際に達成したら待っていたのは虚無感だけでした。欲望を達成した結果がどうなるのかを、自分はぜんぜん見通せていなかったのです。

他にも「あれも食べたい、これも食べたい」という願望を満たしたら、いつしか体重計に乗るのが怖くなるでしょうし、異性にモテまくるという願望を満たしたら、悲惨な修羅場を経験することになるかもしれません。願望の充足は、必ずしもいいこととは限らないのです。

しかし、そうした批判的視線はまったくなきものにされ、「思ったことが現実になる!」というメッセージは形を変えてさまざまな場所にばらまかれています。これは行きすぎた個人主義の弊害でしょう。

とにかく「自分が」考えたこと、思ったこと、願ったことがよいものであり、それが実現されることが好ましいことなのだ、という観点では、自分の外にあるものがまったく想像されていません。いわゆる外部が欠落しているのです。

ままならない生において

人生なんて、基本的に思い通りにいかないものです。この世界を眺めてみてください。70億人の人間がいるとして、「自分」はその中の一人で、残りの69億9999万9999人は「他人」です。そうした世界で「思い通り」にいくわけありません。

「この世界は、基本的にままならないものである」
これはもう純然たる事実でしょう。だからこそ。

そう、だからこそ、私たちはいろいろな作意を持ち、技能を磨き、道具の助けを借りて僅かばかりの「思い通り」を実現しようとするのです。荒々しい自然の中に、ほんの小さな区画に作るビオトープ。それがセルフマネジメントといった分野で目指されている行為です。

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なぜ、韓国ではこんなにも死刑執行がされないままなのか?

1997年以降、死刑が確定するも執行が行われていない韓国。しかし最近、死刑執行施設の点検を命ずる指示が入ったと報道されています。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年を超える日本人著者が、現在の死刑執行を待つ囚人たちと韓国世論はどうなっているのかを紹介しています。

死刑執行施設を点検せよ

韓東勳(ハン・ドンフン)法務長官が最近、死刑執行施設を備えた全国の4つの矯正機関に「死刑執行施設を点検せよ」と指示したことが29日、分かった。

国内では1997年以降、死刑執行が行われていない。このため拘置所や刑務所にある死刑執行施設は、これまで事実上放置状態だった。全国矯正機関の中で死刑執行施設があるところはソウル拘置所と釜山拘置所、大邱(テグ)刑務所、大田(テジョン)刑務所の4か所だ。ハン長官は先週、この4か所に対して「死刑制度が存続している状況だから施設維持をきちんとしろ」と指示したと伝えられた。

韓国は死刑制度を維持しながらも長期間死刑執行をせず「実質的死刑廃止国」に分類されている。金泳三(キム・ヨンサム)政府時代の1997年12月、死刑囚23人に対して死刑執行をしたのが最後だった。翌年2月に発足した金大中政府から現在まで死刑執行は1件もなかった。

最近、新林(シンリム)駅・ソヒョン駅での凶器暴動(出刃包丁などを振り回し人を刺す)、新林洞(シンリムドン)公園での性暴行殺人事件など凶悪犯罪が相次いで発生し予防策が議論され、一部では「死刑執行の中断が『死刑が廃止された』という誤った信号を犯罪者に与えている」という指摘が提起されている。

ハン長官の今回の指示について法曹界では「今すぐでなくてもいつでも死刑執行ができるという可能性を開いておいた」という分析が出た。これと関連して法務部関係者は「ハン長官が『死刑制度が存続している状況で法執行施設が適正に維持管理されなければならない』という趣旨で指示を下したと理解している」と明らかにした。死刑執行を前提にした指示と見るのは早いという話だった。

刑事訴訟法は「死刑は法務長官の命令により執行する」と規定している。法務長官が死刑執行命令を下せば、矯正機関の施設で絞首刑方式で死刑を執行することになる。

大手のためだけじゃない。小売店でも使える「経営理論」の活用法

経営理論は役に立たない!と大声で語る経営者を見て首をかしげるのは、無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』の著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんだけではないはずです。梅本さんは今回の記事で経営理論とは何か、大手以外でも役立てる方法はあるのか、について語っています。

経営理論とチェーンストア

1.経営理論は役に立たない?

「経営理論は後知恵なので、実際の経営には役に立たない」と言った、年商10億円の経営者がいます。本当に役に立たないのでしょうか。

この経営者は、かつて経営理論を振りかざしたコンサルタントと契約をして、ひどい目にあったそうです。少しも成果につながらず、金と時間を無駄にされたと、不満をぶつけます。

何だか言いがかりのような気がしますが、いかがでしょう。

経営理論は多くの企業の経営手法を分析し、他の企業にも役に立つように考え方が整理されたものです。それを「後知恵」だとは言えないでしょう。

例えば、次のような経営理論はご存知だと思います。

・PEST分析(フィリップ・コトラー)
・STP(フィリップ・コトラー)
・SWOT分析(ケネス・アンドルーズ)
・3C分析(大前研一)
・ファイブフォース(マイケル・ポーター)
・バリューチェーン(マイケル・ポーター)
・アンゾフマトリックス(イゴール・アンゾフ)
・PPM(ボストンコンサルティンググループ)
・4P(ジェローム・マッカーシー)
・マッキンゼーの7S(マッキンゼー)

それぞれについての説明はしませんが、これらの理論を提唱したのは経営学者やコンサルタントです。そして、それぞれの理論を打ち立てるために、多くの企業を研究しています。ですから、一般的な経営者よりは多くの知見を手にしているはずです。その成果を「後知恵」だといって受け入れない経営者は、どうかしています。

もちろん、研究した当時は成功していた企業が、その後、業績が悪化したケースもあるでしょう。だからと言って、経営理論が役に立たないということにはなりません。

妊娠・出産を理由に「解雇」や「降格」をするのは法律的にアリか?

妊娠したことを会社に伝えたことで解雇される、降格される……そんな会社がいまだにあるそうです。今回、無料メルマガ『採用から退社まで!正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』の著者で社会保険労務士の飯田弘和さんが、そのような不利益取扱いは法律で禁止されているのか否かについて詳しく解説しています。

妊娠を理由とする不利益取扱い

妊娠したことを会社に伝えたら、不利益な取扱いをされたといったご相談を受けることがあります。

“不利益な取扱い”には様々なものがありますが、たとえば以下のようなものです。

・解雇する
・契約更新せずに雇止めをする
・賃金や賞与を引き下げる
・降格させる
・昇進について低い評価を行う

妊娠を申し出たことを理由に、上記のような不利益な取扱いをすることは男女雇用機会均等法で禁止されています。

よく会社はこんな言い訳をします。

「妊娠したことが理由ではなく、労働者本人に問題があったから給料を下げたんだ」

ただ、行政機関が法違反かを判断する場合、妊娠・出産から1年以内に不利益な取扱いがされた場合には、原則として法違反と判断します。

法違反とならないのは、次の2つの場合だけです。

1.業務上の必要性から不利益な取扱いをせざるを得ず、かつ、その必要性が不利益な取扱いによる悪影響を上回る場合
2.労働者が不利益な取扱いに同意している場合で、一般的な労働者であれば同意するような合理的な理由が客観的に存在する場合

そして、上記の1.または2.を立証するのは会社です。立証できなければ、“妊娠・出産を理由とする不利益取扱い”として法違反となります。

法違反については、行政指導および事業所名等の公表の対象となります。実際に、行政指導に従わなかった事業所名が公表されてもいます。

現在、政府は少子化対策にかなり力を入れています。そのため、“妊娠・出産を理由とする不利益取扱い”に対しては、これからますます厳しく取り締まると思われます。

また、育児介護休業法では、“育児休業を申し出たことを理由とする不利益取扱い”が禁止されています。こちらも注意が必要です。

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テレビ局に「放送するな」高知小2水難事故の関係者が送りつける悪質な“嫌がらせ”の手紙

発生から4年もの歳月が経過してしまった高知小2水難事故。しかしその真相解明は未だ行われていないのが現状です。何が真実の追求を阻んでいるのでしょうか。今回のメルマガ『伝説の探偵』では現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、「事件」の風化を狙い嫌がらせを繰り返す犯人の正体を誌面で紹介するとともに、解決に動こうとしない南国市教育委員会の姿勢を糾弾。さらに全国の学校に行きたくないと考えている子供たちに対するメッセージを綴っています。

あからさまな「妨害」は日常茶飯事。発生から4年を迎えた高知小学生水難事件の今

2019年8月22日、岡林優空君の命日だ。

2023年8月22日、ついに4年目となってしまった。

これまで何度も「伝説の探偵」では、高知小学生水難事件を追跡してきた。

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いじめ探偵に妨害工作を仕掛ける「犯人」の正体

この4年、あからさまな妨害行為は日常茶飯事であった。メディア出演が決まれば、本テーマではないのに、アイツ(阿部)を出演させるなという手紙が届く。

別件の取材を受けても、嫌がらせのメールや手紙、全く関係のないテーマでも抗議の電話が鳴るわけだ。相談メールフォームへの嫌がらせや公開されたメールアドレスをスパムメールに登録するなどは当たり前にあった。

例えば、ある番組が「高知県小学生水難事件」を大々的に取り上げたところ、放送局宛に放送するなという手紙が届いたことがあるが、ここには警察内部や学校内部のことがあまりに詳細に書かれていた。とはいえ、内容は半分嘘であり、憶測の範疇を出ないものであったが、コンプライアンスに厳しい今の放送業界では当然にリーガルチェックが入る。

送り付けてきた方は、立派な文面を認めたつもりが、読む側の立場や専門性からすれば、極めて幼稚で病理性を感じたようであった。

私はこれを送り付けてきた人物を知っている。

当人は一応の小さな世界の有名人であるから、明言は避けるが、当地の現市議会の関係者である。

つまり、高知県小学生水難事件は、当地の有力者が、無かった事にすることに決め、そのために妨害工作を図った、田舎特有の全体主義に毒がまわった事件であるのだ。

一般に日本の政治と行政のシステムは現代民主主義国家であるから、自治体行政機構が硬直すれば、議会が機能し、首長が機能するように作られている。

しかし南国市は、現役の議員に毒がまわり、首長は無選挙で決まるのだ。環境が人の上に人を作り、法などは通用しない治外法権が成り立っているのだから、教育委員会はあからさまな嫌がらせを継承して違法的時間稼ぎをすることすら問題にならないわけだ。

民主主義のなれの果て、既得権と何かの威信という毒まんじゅうがそこら中にあたりまえにある世界なのだろう。

これでは、よくなるものもよくはならない。

被害者は泣き寝入ることを良しとし、加害者は反省の機会もはく奪される。加害者天国が成り立つわけだ。

だからだろう、現地からの相談は後を絶たない。理由は、いじめ事件を隠蔽し、事件を無かった事にしようとした反動で、いじめなどが起きるはずはないとしたいことから、実際に起きるいじめに「対応しているふり詐欺」を繰り返す行動をしているからだ。

事件発生当時の関係者とも言える教員のうち、1人は少なからず消息不明となっているとも聞いている。

そういえば、ご遺族に内々に手紙をよこした記者さんもどこかに飛ばされてしまったということだった。もはや、第三勢力とも言える権力の監視役たる報道が、偏向報道をして権力の広報誌になっていれば、正しいということはその地域に生きている人からすれば、わかってはいるがそれでは生きていけない無駄なものになるだろう。

この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ

「どうにかしてやれよ」木原誠二事件の幕を引いた“官邸の守護神”の名前

週刊文春の報道により大きな注目を集めることとなった、木原誠二官房副長官の妻「元夫不審死事件」。当の木原氏はだんまりを決め込んだままですが、その裏で粛々と事件の幕引きが進んでいたことが判明しました。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、文春オンラインに掲載された「幕引き劇」の一部始終と、火消しを命じた官邸の守護神の名を紹介。その上で、報じられた内容が事実であるならば我が国は「民主主義国家として失格」との厳しい見解を記しています。

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木原誠二官房副長官の妻「元夫怪死事件」の捜査幕引きに暗躍した官邸の守護神

妻の元夫の不審死事件をめぐる週刊文春の一連の報道で記者の前から遠ざかっていた内閣官房副長官、木原誠二氏は、岸田首相の米国訪問に同行するなど、以前の仕事ぶりに戻りつつある。

大手メディアがこの件に関して沈黙を続けているのをこれ幸いと、文春側の熱が冷めるのを待っているように見えるが、内心は、薄氷を踏む思いではあるのだろう。

木原氏が表面的にせよ強気を装っていられるのは、警察庁と警視庁が、木原氏の妻の疑惑を打ち消し、事件性はないと公式に表明しているからにちがいない。不審死事件を再捜査したさい木原氏の妻、X子さんを取り調べた元警視庁刑事、佐藤誠氏が「あれは事件だ。自殺だと言える証拠はない」と断言するにもかかわらずである。

今回の件で、浮かび上がっているのは警察上層部と、実際に捜査にあたる刑事たちとの意識の乖離だ。

週刊文春が、X子さんの元夫、安田種雄さんの死にまつわる疑惑を報じ続けていられるのも、取材によって数多くの捜査員や元捜査員たちから証言が得られているからだろう。記事を読めば、証言の具体性、信ぴょう性が伝わってくる。佐藤氏も捜査を完遂できなかった悔しさを胸に、あの記者会見にのぞんだにちがいない。

安田さんの遺族は、事件の真相を闇に葬ってはならないという文春報道や捜査員の思いに勇気づけられ、先月17日、警視庁大塚署あてに「再捜査の続行」を求める上申書を提出した。だが、それに対して8月9日、警視庁捜査一課のW警部が捜査終了を告げるための説明を遺族にしていたことが明らかになった。文春オンラインにこう書かれている。

「捜査の結果、部屋の状況やご遺体の状況から、争ったような跡は認められなかったんですね。自殺と考えて矛盾はありません」

 

8月9日午後4時、警視庁世田谷署内の一室。捜査一課特命捜査第一係長のW警部は、安田種雄さん(享年28)の父、2人の姉と向き合うと、事前に用意された“模範解答”を淀みなく披露した。

“模範解答”は、警察組織の「事件性はない」との判断に平仄を合わせるための「嘘」だと文春の記事は断定し、「彼らはいかにして無理筋の結論に至ったのか」として、次のような事実を提示した。

7月26日の夜のこと。警視庁の重松弘教刑事部長の執務室に集まったのは、刑事部のナンバー2である井ノ口徹参事官と、國府田(こうだ)剛捜査一課長だ。(中略)警視庁幹部が膝を突き合わせたのは、組織のトップの“鶴の一声”がきっかけだったという。

 

「露木長官が『火消しをしろ』と重松部長に命じたそうです。後輩の露木長官に『どうにかしてやれよ』と発破をかけたのは、元警察庁長官で現在は木原氏とともに官房副長官を務める栗生俊一氏だったそうです」(捜査関係者)

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