米大統領選“恒例”の「中国叩き」競争で自国の首を締める米国指導者たち

バイデン大統領が遊説先で中国製鉄鋼とアルミへの関税を3倍以上に引き上げると宣言。自身の「対中強硬」路線を強調しました。この発言について、世界のメディアは大統領選イヤーの「中国叩き」と嘲笑気味に伝えたようです。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』で、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂聰教授は、トランプ時代の対中制裁関税を負担したのは米国民だとする指摘や、米国も重要産業の多くの項目に大規模な補助金を出している指摘を紹介。選挙に勝つための政策が自国の首を締めている可能性を伝えています。

大統領選挙の本格化で「対中強硬」を競う政界こそが経済の最大のリスクという皮肉

4月17日、大統領選の激戦地と予測されるペンシルベニア州ピッツバーグの労働組合で演説したジョー・バイデン大統領は、中国製鉄鋼とアルミの関税を従来の「3倍以上に引き上げる」と気勢を上げた。理由は、中国が「自分たちが必要とする以上の鉄をつくり、ダンピングしている」ことだという。そのバイデンの発言を少し詳しく以下に引用しよう。

「アメリカの鉄鋼労働者は、公正な競争がある限り、競争に打ち勝つことができる。しかし、あまりにも長い間、中国政府は中国の鉄鋼会社に国費を投入し、補助金を注ぎながら、できるだけ多くの鉄鋼を製造するよう押し付けてきた。中国の鉄鋼会社は中国が必要とする以上の鉄鋼を生産し、不当に安い価格で世界市場に流してきた。彼らは競争しているのではなく、不正をしているのだ。そして私たちは、ここアメリカでその被害を目の当たりにしている。(中略)

 

私は中国との公正な競争を望んでいるのであって、対立を望んでいるのではない。そして、私たちは中国や他の誰に対しても、21世紀の経済競争に勝つためのより強い立場にある」

つまりダンピングへの報復だという。だが、世界の多くのメディアはこれを、大統領選挙を見据えた「中国叩き」だととらえたようだ。例えば、韓国KBSテレビ(4月18日)の朝のニュース番組は、冒頭「再選を目指すバイデン大統領が『中国叩き』を強めています」と紹介。香港のテレビTVBも「明らかに大統領選挙やトラバルとなりそうなトランプを意識した発言」(『NEWS AT 7:30』 4月18日)と解説した。

バイデン自身も、「私は中国に対して厳しい発言をしますが、前大統領はまったくそういうことはしませんでした」と語っているのだから意図は明らかだ。

ドナルド・トランプも、自分が当選したら「中国からのすべての輸入品に60%以上の関税を課すことを検討する」と米FOXニュースの番組で発言している。今回のバイデンの演説はトランプの関税効果を狙い打ちし、相殺する意味を込めたものだったのだ。

ただ一方、アメリカが「過剰生産問題」を問題視し、関税という「中国叩きの新たな棍棒」(CCTV『今日亜州』4月18日)を振り回し始めたことに対しては、米中関係や中国に与えるダメージ以上に、長期的に見ればアメリカ自身をかえって弱体化させてしまうのではないかとの懸念も指摘される。

そもそもトランプ政権下で発動された対中制裁関税を実際に負担したのはアメリカ消費者だという皮肉(ロイター通信 2019年8月4日「アングル:トランプ氏の対中関税、負担は米企業と消費者に」など)は、いまやよく知られた話だ。

2023年10月7日より“以前”、イスラエルとハマスの間に一体何があったのか?

2023年10月7日、ハマスがイスラエルに対して奇襲攻撃をおこなったことで、多くの民間人を巻き込みながら今も続いている激しい戦闘。今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、中東情勢の現実を発信している石田和靖さんが、なぜこんなことが起きているのか、現在の状況とともに語っています。

「中東」から世界のいまを読み解く

イスラエルとハマスの戦闘が激化の一途を辿り、その成り行きを世界が固唾を飲んで見守っている中東。石油などのエネルギーを通じて国際情勢・経済の大きな影響力を持つ中東でいま何が起こっているのか──

現地で長くビジネスや文化交流に携わり、「越境3.0チャンネル」などSNSを通して中東情勢の現実を発信してきた石田和靖さんに、ガザ紛争の内情、中東でいま起こっている大変化についてお話いただきました。

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(石田)
2023年10月7日、パレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配しているイスラム組織・ハマスが、イスラエルに対して大規模な奇襲攻撃を行いました。

それに対してイスラエル側も激しい報復攻撃を行い、多くの民間人を巻き込んだ戦闘がいまなお続いています。

日本の主要メディアの報道を見ると、過激なテロ組織であるハマスが突然奇襲攻撃を仕掛け、あくまでもイスラエルはそれへの報復として攻撃を行っているという論調がほとんどです。

もちろんハマスが行った民間人の拉致・殺害は許されることではありません。しかしそれではそもそもなぜハマスは奇襲攻撃を行ったのか、いま中東全体で何が起こっているのか、物事の本質が全まったく見えなくなってしまいます。

いま必要なのは「10月7日」以後でなく、むしろ「10月7日」より前の情報なのです。

私は長く中東・東南アジア地域のビジネス、文化事業に携わってきた経験をもとに、テレビやラジオ出演、講演、SNS投稿、書籍の出版等を通じ、現地の生の情報を発信してきました。

主宰するYouTubeチャンネル「越境3.0チャンネル」では、毎日夜の8時に最新の世界情勢の解説を行っており、再生回数4000万回、20万人に登録していただいています。

今回のイスラエルとハマスの武力衝突に関しても、私はその1年ほど前から、近いうちに「イスラエル側」が大きな戦争を引き起こすだろうと警告してきました。

詳しい経緯はとても紹介し切れませんが、パレスチナ問題の根本は、イギリスの「三枚舌外交」によって1948年にイスラエルが現在の地に建国されたことに始まります。

以後、イスラエルはパレスチナ人の住んでいた地域に入植を進め、何度か和平の機運は高まったものの、イスラエルとアラブ諸国、パレスチナは現在に至るまで対立を続けてきたのでした。

なぜ、花粉症の人は「シソジュースを飲め」と言われるのか?

つらい花粉症やアレルギー症状、でもできれば薬を飲み続けるのは避けたいところですよね。今回の無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、とある食材に含まれている成分でアレルギー症状の改善ができるというお話を紹介しています。

出来れば薬には頼りたくない

シソは、抗菌、防腐効果に優れ、栄養も豊富で、特に青シソにはルテオリンと言う成分が含まれているため、花粉症やアレルギー症状の改善に効果があるそうです。効率的に摂るなら、シソを手軽に摂取できるシソジュースがお勧めらしいです。

水1Lを沸かし、青じそ90枚を入れて10分間煮て、その煮汁をこし、熱いうちに砂糖100g、クエン酸大さじ1、を加えるだけで出来上がり。冷蔵庫で1週間保存が可能らしいです。

因みに、花粉症などのアレルギー性の病気でよく使われている薬には、抗ヒスタミン剤と抗アレルギー剤の2種類があり、抗ヒスタミン剤は、症状の直接原因であるヒスタミンが悪さをしないように抑える薬で、一方、抗アレルギー剤は、肥満細胞からヒスタミンが放出されないようにするための薬なのだそう。

どちらも効果はあるそうですが、あくまで症状を抑えるものであり、根本的に治しているものではないそうです。

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これから君たちはどう生きるのか?成功者365人から聞く「心に刺さった言葉」

中高生のうちに、成功者が感銘を受けた言葉やエピソードに触れることで、自分の将来の生き方を考える。そんな本を今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが、ご紹介しています。

【熱くなれます】⇒『13歳からの生き方の教科書』

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13歳からの生き方の教科書

藤尾秀昭・監修 致知出版社

こんにちは、土井英司です。

昔、雑誌の仕事でカメラマンの撮影に同行していた時、クオリティを上げる、重要なポイントを学びました。

それは、「とにかく量をこなす」ということ。

プロカメラマンの写真が素晴らしいのは、撮影技術が素晴らしいこともありますが、それ以上に「さくさん撮って、そこから厳選している」ことが大きいのです。

本日ご紹介する一冊は、大ベストセラー『1日1話、読めば心が熱くなる365人の教科書』シリーズを中心に、中高生に贈りたい52話を厳選した、珠玉のインタビュー集。

1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書

1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書

成功したスポーツ選手や指導者、宇宙開発に関わる研究者、音楽家、料理人、学者、作家、経営者など、さまざまな分野の第一人者が、自分が感銘を受けた思想や言葉、エピソードを紹介しています。

なかでも感銘を受けたのは、大谷翔平選手に指導した花巻東高等学校硬式野球部監督、佐々木洋氏の言葉。

「棒ほど願って針ほど叶う」は、土井の座右の銘でもありますが、こんなことを若い頃の大谷翔平選手に教えていたのかと、驚きました。

なるほど、限界を越える目標設定ができるわけです。(詳しくは、赤ペンチェックをご覧ください)

そういえば、こんまりさんも100万部を達成した後、「私の理想はこの世から片づけを終わらせること。それには100万部じゃ足りないんです!」と言っていました。(1400万部達成)

人生がときめく片づけの魔法

中高生には、若い頃にこういう思想に触れて、スケール感のある大人に育って欲しいですね。

ちょっと時代が古いものもありますが、感動エピソード満載で、興味深く読めると思います。

医師ストライキによる医療崩壊の韓国で、ようやく見えた“修復の兆し”

韓国でのストライキによる医療崩壊ですが、ようやく「修復の兆し」を見せ始めたようです。無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が、今回の記事で最新の情報を伝えています。

【関連記事】

韓国の医療破綻、多少は修復可能になるか

韓国政府は19日、医科大学の増員分を割り当てられた国立大学が、大学別増員分の50~100%の範囲内で自律的に2025学年度の新入生を募集できるようにしてほしいという国立大学総長らの建議を受け入れるという意思を明らかにした。

これは既存の「医学部定員2000人増員」方針に固執しないという宣言で、解決の兆しを見せずにきた医学部定員増員論難が転換点を迎えることになるか注目される。

ハン・ドクス首相はこの日の午後、ソウル鍾路区の政府ソウル庁舎で中央災難安全対策本部会議を終えた後、特別ブリーフィングを通じて「医大生を積極的に保護し、医大教育が正常化し、医療現場の葛藤を解決していく一つの糸口を用意しようと決断した」とし、「政府は国立大学総長らの建議を前向きに受け入れる」と明らかにした。

ハン総理は「大学別教育条件を考慮して今年に医大定員が拡大した32の大学の中で希望する場合、増員された人員の50%以上100%範囲内で2025学年度に限り新入生を自律的に募集できるよう許容する」と説明した。

続けて「各大学は2025学年度大学入試選考施行計画を変更し、許容された範囲内で自律的に募集人員を4月末までに決める」と話した。これは江原(カンウォン)大学、慶北(キョンブク)大学、慶尚(キョンサン)国立大学、忠南(チュンナム)大学、忠北(チュンブク)大学、済州(チェジュ)大学の6校の非首都圏国立大学総長らが前日建議した内容をそのまま受け入れたものとなる。

ハン首相は「医学生を積極的に保護し、医学部教育が正常化し、医療現場の葛藤を解決していく一つの糸口を作ろうと決断した」とし、「政府は国立大学総長らの建議を前向きに受け入れる」と述べた。また、「政府は医療界の単一化された代案提示が難しい状況で、医療空白による被害をそのまま放置することはできず、問題解決を促す国民と患者の要求を重く受け止め、果敢な決断が必要だと判断した」と述べた。

ハン総理は続けて「2025学年度入試日程まであまり残っていないので予備受験生と保護者の方々の不安を最小化しなければならないという点と医大学事日程の正常化が非常に至急だという点も共に考慮した」と説明した。

ハン首相は医療界に向けては「今回の決断には医療界と開かれた心でどんなテーマでも対話するという政府の意志が込められている」と繰り返し、対話に応じるよう促した。

ユン・ソンヨルの頑固が多少後退した格好となったわけだが、結局は「自律」に任せるとなるんだったらなんではじめからもう少し頑固を抑えて相手方(医療界)のことを慮ったらよかったんじゃないのと思う。医療界の自己中心には辟易しながらも国の医療がめちゃくちゃになってからでは遅いのだから。まだ完全に来年度の医学生の枠組みが決定したわけではないけれど、受験生らの心の準備および勉学の準備はできるようになったかと思われる。

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麻生太郎副総裁が「トランプとの会談」で掘る墓穴。「6月解散」もくろむ自民党に“凶人の情念”を浴びる覚悟はあるか?

訪米中の自民党・麻生太郎副総裁が、トランプ前米大統領と日本時間24日午前にも会談を持つことになった。その目的は何なのか。「麻生氏の行動は独断専行ではなく、当然ながら岸田総理も承認しているはず」とした上で、「6月に都議選とダブルで解散総選挙という構想があり、そこから逆算して有権者に『もしトラ』対策ができている自民党をアピールする狙いがある」と分析するのは米国在住作家の冷泉彰彦氏だ。だが冷泉氏によれば、今回の会談は2016年暮れの安倍総理(当時)と比較しても拙速であり、一歩間違えれば日本の国益を大きく損なう恐れがある。(メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2024年4月23日号より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:24年バージョンのトランプ現象とは何か?

自民・麻生太郎副総裁とトランプ前大統領の「会談」に大きな懸念

本稿の時点で、飛び込んできたのですが、訪米中の自民党の麻生太郎副総裁が現地時間の23日(火)、つまり本号配信のほぼ1日後に、ドナルド・トランプと面会ができることになったようです。

この麻生太郎によるトランプとの個人的関係を構築する試みということでは、既に一回失敗しており、二度目の今回やっと成功ということになります。もしも、実現したらの話です。

この動きですが、何度かこの欄でお話したように、2016年暮れに当時の安倍晋三総理が、当選したばかりの、したがってまだ就任していない「次期大統領」であったトランプを、NYの私邸に訪ねたことがあります。

あの時の安倍氏の行動については、日本国内ではかなり批判がありました。

つまり、就任もしていないのに、こちらから出向いて頭を下げるのは総理として自国を貶める行為だというような批判です。批判としては筋が通る話でしたが、結果的には安倍政権はトランプ政権と「ギリギリのところ」で良好な関係を築くことが出来ました。

結果的にというのは、例えばですが2017年から21年の第一次トランプ政権の期間中には、トヨタや日産の工場配置に文句を言われたり保護主義的な動きはありましたが、日本に直接の「実害」はありませんでした。特に、懸念された在日米軍の引き上げなど、安保見直し論は表面化しませんでした。

また、G7サミットの結束を破壊しようとしたトランプに対して、当時の安倍総理はドイツのメルケル首相(当時)などと連携して、かなり強めの抵抗を示し、一定のプレッシャーをかけることに成功もしています。

麻生氏の「軽率短慮」、安倍氏との比較で明らか

この16年暮れの動きと比較すると、今回の麻生氏の動きはやはり軽率であると思います。

何よりも、アメリカの大統領選において、1期目の現職が2期目を目指して立候補し、選挙運動を行っている最中に、対立候補にも政府与党の特使を派遣したわけです。

このような「二股をかける」行動は、あまり聞いたことがありません。

例えば、ジョージ・W・ブッシュ政権の2004年に民主党のケリー候補に会いに行ったとか、オバマ政権の2012年に共和党のロムニー候補と会ったというようなシーンを考えてみましょう。いかにも不自然であり、現職、つまり現政権のことを考えると、外交儀礼としても、政治的な関係としても、かなり反する行動になります。

また、16年暮れの安倍氏の訪問は、とにかくペルーでのAPEC会議への参加が目的の出張であり、その経由地としてNYに寄ったついでにトランプタワーに立ち寄ったという体裁でした。

さらに言えば、このタイミングでのトランプは、まだまだ心理的にも物理的にも政権を担当する準備ができておらず(といいますか、4年の任期中も今もできていないといえば、できていないのですが)、安倍氏との対面が初仕事のようなものでした。

会談後に、安倍氏が「トランプは信頼に足る」という(勿論、正確な意味での外交辞令)コメントを出した際も、そのコメントはG7首脳の一人として、ある意味「お墨付きを与える」的な効果もあったように思います。

あの時点では、真ん中から左の世論にとっては、ドナルド・トランプという人は、不道徳で女性の敵であり、まともな政治家ではないと世界中が思って(今でもある程度そうですが)いますが、そんな中で「安倍氏のお墨付き」は意味を持ちました。

もっといえば、安倍氏が立ち寄り、お墨付きを与えたということで、日本政府としては、少なくともトランプに「貸し」を作る格好に持ち込めていたのだと思います。

噂によれば、外務省と官邸は、NYの人脈を総動員してトランプ家にリーチしたそうで、ある意味でファインプレーでした。

習近平とプーチンは大喜び。イラン核施設破壊に巻き込まれるアメリカが「全面戦争」を望まないワケ

4月19日、イランによる初の「本土攻撃」への報復としてドローンでのイラン直接攻撃に踏み切ったイスラエル。各国大手メディアはこの攻撃を警告の意味合いが強い「限定的」なものであったと報じていますが、国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは「別の見方」もあると言います。今回北野さんは自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、イスラエルの攻撃が大規模作戦前の「偵察」である可能性を示唆。さらにイランの核施設破壊を目論むイスラエルとアメリカ両国首脳が今後の展開に関して頭を悩ませていると見て、その理由を解説しています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:今度はイスラエルがイランを攻撃。その「実に悩ましい現状」とは?

「4正面作戦」を望まぬアメリカを何としてでも巻き込みたいイスラエル

全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!北野です。

今度はイスラエルが4月19日、イラン攻撃を行ったようです。『日テレニュース』4月20日。「“イスラエルがイラン攻撃”当局者が認める 米メディア報道」

イラン中部の空軍基地への無人機による攻撃について、アメリカのメディアは、複数のイスラエル当局者がイスラエルによる攻撃であることを認めたと報じました。

 

中部・イスファハン近郊の空軍施設への攻撃について、イランのメディアは、防空システムによって3機の無人機が撃墜されたと伝えました。

 

イスラエルは正式な声明などは出していませんが、「ニューヨーク・タイムズ」は2人のイスラエル当局者などがイスラエルによる攻撃であることを認めたと報じました。さらに、他のアメリカメディアはこの攻撃について、「限定的だった」という見方も伝えています。

ここまでの流れを、とてもざっくり振り返ってみましょう。

まず、2023年10月7日、ハマスがイスラエルを奇襲し、民間人を虐殺しました。イスラエルがこれに反撃し、戦争がはじまりました。イスラエルの攻撃は非常に激しく、「民間人の犠牲が大きすぎる」と批判されています。

ハマスの黒幕はイランです。そして、イランの手下の、レバノン・ヒズボラ、イエメン・フーシ派などが、イスラエルを攻撃しています。

2024年4月1日、イスラエルは、シリアのイラン大使館を攻撃。イラン軍の将官を含む13人が亡くなりました。

2024年4月13~14日、イランは多数のミサイルとドローンでイスラエルを攻撃しました。ちなみに、イランがイスラエルを直接攻撃するのは、これがはじめてです。

そして、2024年4月19日、今度はイスラエルがイラン領を攻撃しました。ドローンによる攻撃だったようです

※ ちなみに、「なぜそもそもハマスはイスラエルを攻撃したの?」に関しては、これまで何度も書いてきたので、今回は触れません。「報道されていないから理由がわからない」という方は、必ず以下の記事をご一読ください。

【関連】イランがイスラエルを報復攻撃。なぜイスラエルはイラン大使館空爆という“挑発”に出たのか?(『まぐまぐニュース』4月16日付)

今回の攻撃、国際社会は「限定的だった」という見方で一致しています。「中東大戦争に発展しないで、世界中がホッとしている」といった感じでしょう。

しかし、今後の展開については、二つの見方が存在します。

一つは、「イスラエルは、イランとの全面戦争を望まない。国内世論を考えて報復しないわけにはいかないが、限定的にすることで、イランからの再反撃を抑えた。つまり対立の鎮静化を図っている」というもの。

もう一つは、「今回のは、大規模な作戦を行う前の『偵察攻撃だった』」というもの。

「逆張りが成り立つ」ことの面白さ。“厳しい”と思われがちな大箱総合居酒屋の客足を伸ばすメニュー展開とは?

コロナ禍で苦戦を強いられた飲食業の中でももっとも厳しい立場に置かれたのが、大箱総合居酒屋。しかし今、そんなお店の需要が高まりつつあるのも事実のようです。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、現在「宴会需要」の受け皿として客足が戻った大箱居酒屋の次のステージを見据えたメニューの組み方を解説。さらに「1組あたり人数が少ないお客様」の獲得方法もレクチャーしています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:大箱総合居酒屋を専門業態にする商品MDの考え方

大箱総合居酒屋を専門業態にする商品MDの考え方

大箱居酒屋を展開し成長されるご支援先。

「えっ、大箱ってもう厳しいんじゃ?」

この辺りは通説だとは思うのですが、経営で面白いのが逆張りが成り立つという事。

コロナ禍でこの手の業態が減った事もあり、逆に今はその受け皿が少なくなりました。

その結果、人口50-60万人以下の都市では大箱居酒屋が成り立つという面白い状況に。

とはいえ。

これがいける!となれば速攻市場は飽和するのは既にわかっている未来でもあります。

その為、徐々にリモデルする事も大切。今日はそのリモデルに関して、どのようにやっていけば良いのか。

この辺りを書きました。

■お客様にどう見られるか?

マーケティングの基本は、

  • どのようなお客様の
  • どのようなお困りごとを
  • どのように事業で解決するか

これに尽きます。

例えば今であれば久々の宴会だが、やれるところが少ない。

この受け皿になったので一気に伸びた。このようなのが今の背景。

次はここからの深掘りです。

上記お困り事は解決しつつも、

  • せっかくなら特徴があるところにいきたい
  • 他府県の人を連れていく大義名分が欲しい
  • 宴会屋は飽きてしまう

このような事も早めに解決しようという事ですね。

特にこちらは他府県からの流入が多いエリアでもあったので、そこの強化をする事にしました。

■重要なメニューの組み方

  • 7アイテム
  • 30アイテム

これを重要な数字として組み立てます。

7アイテムの考え方

この店に来たなら絶対これ食べてね!これの設定です。

人の記憶に残りやすいのは、最初・途中・最後。

ここに3大名物をしっかり準備しつつ、その間に4アイテム入れる感じです。

この7アイテムの中で3-5アイテムは地域特化にしています。

郷土料理があるところはそれで組みます。

この7アイテムはA4のPOPで準備するか、メニューの見開き右側に欲しいところです。

メニューの見開き左側は自分達のコンセプト。右側にこの「初めてならこれ!」の訴求です。

30アイテムの考え方

専門性を訴求するには大切なのはここです。

焼き鳥専門なら関連含めてそれぐらいの品数、串揚げなら関連含めてそれぐらいの品数。

この辺りがないとお客様が早々に、「飽きてしまう」のと「専門が伝わらない」というマイナスポイントが入ってしまいます。

その為、上記のコンセプトと7アイテムの見開きの次の見開きページはこの30アイテムになります。

北海道なら北海道関連を全部詰めますし、青森でも同じく、福岡でも宮崎でも同じくという感じ。

郷土料理としてのポジションがある県だと、この辺りを組みやすいのが良いですよね。

ここではスピードメニューから締めまで、雑多に入っていて大丈夫です。

このページで専門性が視覚的にも伝わり、頼みきれない程の選ぶ楽しさを訴求する。この辺りがポイントになってくるので。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

俳優・榎木孝明が語る、劇団四季研究生時代の壮絶な日々と浅利慶太のこと

書籍化され話題となっている致知の人気連載「20代をどう生きるか」。今回のメルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、劇団四季出身で俳優として活躍する榎木孝明氏のお話を掲載しています。

劇団四季の浅利慶太氏が繰り返していた言葉

月刊『致知』で約15年にわたって続く人気連載「20代をどう生きるか」。

今月初旬には、『20代の仕事の教科書』として書籍化され、発売直後に増刷されるなど、好評を博しています。

最新号では、俳優として活躍する榎木孝明氏にご登場いただき、貴重なお話を聴かせていただきました。

その記事の一部をご紹介いたします。

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劇団四季での最初の3年間は研究生として呼吸法や発声訓練、ダンスに至る様々なレッスンを受けます。

また実践の学びに重きを置き、研究生時代から昼間は子供ミュージカル、夜は劇団の本公演にエキストラ出演することも日常茶飯事でした。

何より厳しかったのは、3か月に一度行われる進級試験です。

試験ではレッスンで学んだ歌や演技の習得度を見られ、基準に満たなかった場合はロッカーの荷物をまとめ、翌日には退団を余儀なくされます。

ですから中退後もレッスンと舞台にバイトと、文字通り寝る暇もない日々の連続でした。

いま振り返るとあんなに精力的な時代があったのかと懐かしく思いますが、芝居が好きだからこそ、一切苦痛に感じませんでした。

むしろ忙しかったおかげで、考え込まなかったことがよかったのかもしれません。

バイトの休憩中に駐車場で振り付けを覚えるなど、僅かな時間も自主稽古に充あてました。

不器用なりに根気強く、地道な努力が実を結んだのでしょうか。

55人の同期が6人に絞り込まれる中、3年間の研修生生活を終え、劇団員になることが叶ったのです。

この経験から置かれた環境に不平不満を零したり、将来への不安に苛まれるのではなく、目の前の一瞬に全力を注ぐことが最高の生き方であると学びました。

また、創立者の浅利慶太さんより、芝居の基礎を徹底的に叩きこまれたことは感謝してもし切れません。

一挙一動、ひと言発するごとに叱咤が飛んでくる。演技指導は厳しいものでしたが、この世界で生きていくためには欠かせないメンタルを鍛えていただきました。

「演技は“そう思って、そう演ずること”がすべての基本だ」

そこに嘘があったら、嘘の表現にしかならない。単純明快ながらも浅利さんが口癖のように繰り返していたこの言葉は、自分の中に刷り込まれています。

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まさに救世主「激安190円のり弁」の弁当屋さんは、経済活動として“健全”なのか?

激安の弁当屋さんは、お金のない人たちにとっては「救世主」になります。しかし、今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』で、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが案じているのは「果たして健全な経済活動であるといえるのか」という点のようです。

『190円のり弁当』誕生!お客さまの「嬉しい!」を感じるために……

「早くて!! 安くて!! 大満足!!」というキャッチフレーズを掲げたお弁当屋さんが、神奈川県にあります。

2023年、物価急上昇の中、あり得ない安さのお弁当を販売するお店が誕生しました。

「のり弁当190円(税抜き)」「焼きそば190円」「かつ丼290円」「アジフライ弁当290円」「そぼろ丼290円」「みそかつ弁当390円」など。

他に、「ホイコーロー弁当」「チキン南蛮弁当」「ハンバーグ弁当」「しょうが焼き弁当」「からあげ弁当」など、約40種類の中から、日替わりで10種類ほどを販売しています。

また、金土日はカレーもあり、190円。

毎日約700個のお弁当を作っています。

なぜ、ここまで安くしているのでしょうか。

いま、ほか弁屋さんでも短期間の値上げが続く中、これほど安いお店は、地域の人びとにとって救世主のような存在。

実質賃金の上がらないほとんどの人は、節約に追われる生活を強いられているので、こうしたお店ができることは、非常に有難いのです。

店主は、生きづらい社会を嘆き、どうすれば人びとを笑顔にできるのか、何をすれば喜んでもらえるのかを考え、激安のお弁当屋さんを作ったのです。

「高くもなく、お店が潰れない程度に、安過ぎもしない値段にしたい。お客さまに嬉しいと思って欲しい」と店主は言いますが、充分に安過ぎるのではないでしょうか。

いま飲食店では、見ためばかりで、ぼったくりのような食べ物がたくさん出てきています。

そんな悪どい商売とは対極にある、真の商売人だと言えるのではないでしょうか。

人を喜ばすことに心血を注ぐ、誇り高き商売人だとも言えます。