新入生はロボット?中国が開発した「AI女子大生」の高すぎる人気と評判

今年6月、中国の名門・清華大学に入学した「女子大生」が話題となっていることをご存知でしょうか。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では国際政治経済学者の浜田和幸さんが、北京人工知能アカデミーと複数のIT企業が作り上げた、AIロボット女子大生を紹介。その実力を評価しつつ、「人間の子供が要らなくなってしまうのでは」との不安の念を記しています。

 

中国で誕生した世界初のAIロボット大学生:未来の先取りか?

ぶっちゃけ、中国は世界最大の人口14億人を誇っていたのだが、長年続いた「一人っ子政策」の影響もあり、このところ人口の減少が顕著になりつつある。

このままでは、早晩、隣国インドに「人口世界1の座」を奪われるだろう。

そうした危機感からか、中国では新たな国家プロジェクトが始まった。

何かと言えば、人工知能(AI)付きのロボット大学生が誕生したのである。

学習能力を身に着けたAIロボットが名門、清華大学のコンピュータ科学部への入学を認められたという。

彼女の名前は華智氷。

しかも、美人のロボットなのだ。

多彩な能力の持ち主であり、詩を書き、絵も描く上に、ダンスも得意で、ニュース記事の執筆もお手の物。

彼女の生みの親は「北京人工知能アカデミー」と複数のAIに特化したIT企業である。

中国が世界をリードする機械学習モデルの象徴といえそうだ。

何しろ、彼女に内蔵されているAIの情報処理能力は1.75兆パラメーターで、グーグルが達成した1.6兆パラメーターをはるかに上回る。

現時点での彼女の理解力は小学生程度のようであるが、恐らくあっという間にノーベル賞級の頭脳に進化を遂げるかも知れない。

しかも、ディープラーニングの技術も装着されているため、知識だけではなく人と同じような感情も日々学習して体得することが期待されているのである。

例えば、幼い子と話すような時には、優しい声や表情を醸し出すことが自然にできる。

この6月から大学の門をくぐったばかりだが、キャンパス内でもネット上でも超人気者になっている。

キャンパス内を自由に歩き回り、皆に気楽に声をかけ、交流を重ねているためだろう。

彼女曰く「私は生まれた時から文学とアートに夢中です。私を生んでくれた科学者の先生たちは、私らしい顔や声も選んでくれました。しかも詩や歌も書けるようにもしてくれたんです」。

確かに、彼女のようなスーパー学生が増えていけば、生まれてくる子供の数が減っても問題はないかも知れない。

とはいえ、逆に考えれば、人間の子供は要らなくなってしまうのでは。

ぶっちゃけ、前代未聞の実験がAI大国の中国で始まったことは注目に値するだろう。

 

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リモート婚活で出逢った妻が“逆ギレ”離婚。なぜ夫は数千万円と家族を失ったのか?

先行きが見えないコロナ禍の影響で急激に増えているという「リモート婚活」。一人暮らしは不安で早く結婚したいと思う気持ちは分かりますが、入籍を急ぐあまり、相手のことをよく知る前に一生のお相手を決めることはリスクだらけだと語るのは、無料メルマガ『10年後に後悔しない最強の離婚交渉術』の発行者で、開業から16年で相談2万件の実績を誇る行政書士の露木幸彦さん。今回、露木さんはリモート婚活で知り合ったという女性と結婚し、大金と家族を失うことになった男性の実話を紹介しています。

「警察を呼びますよ」里帰り出産した鬼嫁が逆ギレ離婚。養育費&住宅ローンも背負わされた36歳男性の婚活悲話

昨年2020年の婚姻数は、前年比で12%も減少。2007年以降で最大の落ち込みを記録しましたが、もちろん、これは新型コロナウイルスの影響です。今年はどうでしょうか? リクルートブライダル総研によると、2021年の婚姻数は約58万組と予想。2020年に比べ、11%も増える見通しで、コロナ禍で入籍を見合わせたカップルの婚姻が実現するとみているようです。そんな、先行きが不安な時代に流行るのは、いつも「結婚ビジネス」。

あちらこちらでクラスターが発生しかねない昨今、どこでウイルスに感染し、重症化し、命を落とすか分かりません。「今後いつ何があるか分からない」と、何も誰も信じることができず、疑心暗鬼に陥ったら人間はどうなるのでしょうか。 

誰かと話したい、頼りたい、守って欲しい……人間は孤独であればあるほど「誰か」を求める傾向にありますが、「このコロナ後の異常な生活がいつまで続くのか」という不安な気持ちが「結婚願望」を後押しするのです。そして「両親に嫁を自慢したい」「孫を抱かせたい」、そして何より「安心させたい」。そんな一心で婚活に励んだ結果、養育費2千万円と住宅ローン4千万円を背負わされ、6百万円の貯金を失うことになったのが、今回の主人公である中井陽一さん(仮名、35歳)です。

「月10万円の返済に、さらに4千万円の負債を抱え、家族を失い、わが子の顔も見られない。もう、この先の人生は真っ暗です」

陽一さんは私の事務所に電話をかけてきたのですが、真っ赤な色をしている陽一さんの顔が容易に想像できました。

「彼女とは婚活アプリで知り合いました。僕が高所得(年収900万円)なので、すぐ相手が見つかりました」

陽一さんは女性との出会いをこう振り返りました。当時は緊急事態宣言中で、婚活はリモートでした。この「リモート婚活」は、自分と相手をオンラインで結び、画面上には相手の顔が表示され、スピーカーから相手の声が流れるという仕組み。多くの婚活サイトで利用できるツールの1つです。婚活サイトでは、会員登録したサイト上で相性の良い異性を簡単に探すことができます。

具体的には住所地や出身地、年収や業種、趣味や好みのタイプなどを登録し、異性からのアプローチを待ったり、自分からアプローチしたりして接点を持ちます。最初はサイトの中でやり取りをしますが、途中からLINEのIDやメールアドレス、携帯番号などを教え合い、サイトの外へ移行します。そして最終的にはスマホの世界を抜け、現実の世界で直接会い、そして交際に発展するという流れです。 

陽一さんと彼女が直接会うことができたのは宣言が解除されたタイミングでした。3ヵ月の交際を経て、彼女の妊娠がわかり、それをきっかけに入籍したのですが、2人の関係は順風満帆とはいきませんでした。

 

暑くてグズってたのに一変。登校を嫌がる子供を送り出す3ステップ

大人であってもテキパキと動くのが辛くなるような鬱陶しい暑さが続くこの時期、小さなお子さんがグズってしまうのは仕方がないこと。しかしそれが登校前のタイミングだったとしたら、なんとか手を打たないわけにはいきませんよね。今回の無料メルマガ『子どもが育つ“父親術”』では、そんなときに役立つ「学校に送り出す作戦」を紹介。試す価値アリの「3ステップ」です。

暑いとグズる

いよいよ夏本番、な気候になってきました。最近困っているのは、朝の気温が高い(だいたい28℃以上)と、娘が必ずグズること。今朝も、

  • 着替えるの、面倒~
  • っていうか、起きるのもおっくう
  • 学校行きたくない~

とグダグダ。壁の温度計を見れば、ちょうど28℃。非常に正確な温度感覚です(苦笑)。

私は子どもに「学校は絶対必ず行くべし」とは伝えていません。「体調が悪ければ、無理せず休め」ですし、たまにはサボるのも(大きな声では言えませんが)アリだと思っています。

ですが、28℃を超えると必ず休むでは、当分の間、学校に行けなくなってしまいます。なので今日は、うまく娘をサポートして、学校に送り出す作戦で対応しました。

1.冷却!

最初にやったのは、娘の体を冷やすこと。暑すぎると動けなくなるのは自然なことなので、まずは体・頭にこもった熱の解消から。濡れタオルを持ち出して、顔・頭・体を拭く。その間、扇風機もつけておく。

コレ、本当によく効くんです。

すっきりした娘は、声まで変わっていました(笑)。

2.気分転換!

さっきまでグズっていた娘は、一度言ってしまった手前、体が冷えてもまだ「行きたくなぁい~」と言っています。

そこで、古新聞を持ち出して、“新聞びりびり”開始!

※ “新聞びりびり”の詳細は、過去のブログ「やり場のない怒り」を参照ください

もちろんわたくし自ら率先して、実践いたします。

「もう、面倒だぁっ」
「暑くなると必ず『行きたくない』っていうから、やってらんね!」
「だだだだだだだぁ」

父の奇声に、思わず「ぷっ」と吹き出す娘。ここまでくれば、ほぼ大丈夫です。

娘は、私の手から新聞紙を奪い取ると

「もう、やだぁ!」
「お父さん、うるさい!」
「お父さん、変な声~!」

10枚くらい破って、気が済んだ様子。私が片付け始めると、「これも片付けといて~」と愛想良く、自分の破りカスを押し付けてきます(笑)

3.景気付け!

気分はすっかり元気モードに切り替わった娘、次には「お父さんのデッカイおにぎり食べたい!」とのリクエスト。いいでしょういいでしょう。作って差し上げましょう。

妻が用意を始めていた、おにぎり2つ分のご飯に、さらにご飯を追加して、ゆかりを混ぜて、どどーんと握ります。わざわざ我が家で一番小さいお皿を選んで載せて、

「はいよっ!デッカイおにぎり、一丁上がり!」

いつものように

「うわ、でかい」
「おお~、壊れる壊れる」
「っていうかお父さん、お皿小さいよぉ」

と楽しそうにブツクサ言いながら、モリモリ食べていました。

食べ終わって時計を見ると、ちょうど8時。娘の感覚では、かなりギリギリのきわどい時刻です。それでも、パニックになることもなく、

「歯磨きして、8時5分に出発する。そしたら、8時10分に着くから、大丈夫なんだよ」

と私を優しく諭してくれました(なぜ私に?)。

「行ってきまぁ~す」

いつものように大きな声で言って、出発していきました。

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赤瀬川原平の「路上観察学会」に学ぶ、日常生活の中にネタを見つける方法

コロナ禍で気ままな外出も制限され暇を持て余しているという方、そんなときこそ「新たに興味を持てるもの」を探す好機かもしれません。今回のメルマガ『久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽」』ではiU情報経営イノベーション専門職大学教授の久米信行さんが、「路上観察学会」を紹介しつつ自身も日々実践しているという、日常生活の中に隠れている面白い物事や身近にあるお宝の探し方をレクチャー。さらに、こうして見つけたテーマを追いかけ続けることで得られる、ある「効用」も記しています。

 

オトナの放課後相談室「ルーティーン生活でのネタ集め」

Question

shitumon

コロナ禍でリモートワークになってから、毎日とても規則正しい生活を送ってます。
毎日規則正しく、仕事をして、決まった曜日と時間にジムへ行き、毎週土日は、子供たちの習い事の引率。飲み会もお出かけもご無沙汰で、健康的で、穏やかな生活はある意味で幸せなのですが、趣味で書いていたブログに書けるようなおもしろネタが激減して困っています。

以前なら通勤中に触れる世間の空気、飲み会で出会うおもしろい人たちや話、外回りで訪れる知らない街の景色が、ブログのネタになっていましたが、今は、決まった場所で決まった人に会う生活が続いていて、ブロガーとしては、停滞しているなと焦りを感じています。

依然として、飲み会やお出かけに気を遣う日々ですが、久米さんは、このコロナ禍でこのメルマガやnoteのネタ集めにご苦労はありませんか?

この1年半での久米さんのネタ集めのやり方の変遷などがあれば教えてください。(千葉県・46歳、男性)

久米さんからの回答

路上観察学会をマネして日常のルーティンに美を見出す喜びを味わいましょう。

藤森照信さんや赤瀬川原平さんの『路上観察学入門』『超芸術トマソン』の写真を見れば、面白い物事は、見慣れたはずのご近所や、通い慣れた道の路地裏に隠されていることがわかるでしょう。

※ 『路上観察学入門』とは……マンホール、エントツ、看板、ハリガミ、建物のカケラ…。路上から観察できるすべてのものを対象とした〈路上観察学〉。その旗印の下に都市のフィールド・ワーカーたちが集まって、隠された街の表情を発見する喜びとその方法をご披露する。街歩きが好きな人には、欠かせない、路上観察マニュアル。ちくま文庫刊

「路上観察学会」の面白達人たちを見ていると、まずは、自分ならではのテーマを見つけています。

路上観察学会メンバーの松田哲夫さんは、こう語っています。

この学会のメンバーが、後に路上観察と名づけられる行為を始めたのは70年代のことだった。

 

70年、林さんがマンホールの蓋に着目し、日本や世界の蓋を観察する。その過程で、ニワトリ小屋に変貌したテレビ(「ニワトリ・テレビ」)なども発見、しだいに路上観察に目覚めていく。林さんは、ヨーロッパに行った時、旅行の間にしたオナラの音と回数を記録したり、街を歩いていて靴にはさまった小石を毎日蒐集し、小さな瓶に入れるなど、森羅万象なんでも観察する人だった。

 

72年、今和次郎さんの考現学に興味を持っていた赤瀬川さん、南さん、そしてぼくが、ただ登って降りるだけの階段(「純粋階段」)を発見。これを契機に、町中にあって無用だけど大切に保存されている物件、無意識に作成された造形である「超芸術トマソン」を探索するようになる。

路上観察学会 マンホールの蓋の観察、オナラの音の記録行う

例えば「純粋階段」と画像検索してみてください。こんな無意味で愛らしい?ものを見つけて喜んでいるオトナがたくさんいることに驚くでしょう。そしてクスッと笑ってしまうでしょう。ちょっとマネしたくなるでしょう。

文中に出てきた林丈二さんは、今もfacebookで「日刊 林丈二の本 J.Books」というのを続けられています。最近も、有名な路上観察のテーマ「植物ワイパー」について投稿されていました。

日刊 林丈二の本 J.Books「植物ワイパー」

「植物ワイパー」って何?と思われるかもしれませんが、これもGoogleで画像検索してみてください。「ああ、これか。見たことある。ご近所にもある。」って気づくはず。

でも、こんなもの!?を見逃さずに写真に撮って「植物ワイパー」と名付けて、みんなで楽しむところが素敵なのです。

 

知ってか知らずか尾行される父。母が突き止めた衝撃の「行き先」は?

毎回想像を超えるヤンチャな父親のエピソードを紹介してくれるメルマガ『ファンキー過ぎる家族がいてもマジメに生きてる娘の話』著者のミーミーさん。今回披露しているのは、ミーミーさんが生まれる前に両親が大阪で暮らしていた頃のお話。自由過ぎる父の行動を怪しんだ母が思いきって尾行をしてみたら、想像もしていない場所に向かう父を見送ることになったようです。若かりし日のお父さんは黙ってどこに行ったのでしょうか。

 

父の「笑った!困った!驚いた!」エピソード:尾行、その行方…

突然ですが、皆さんは「尾行」をしたことがありますか?私は…ありません。まぁ、ご職業が「探偵」の方がいらっしゃったら日常にもあることかもしれませんが、なかなか一般人は尾行はしませんよね。特に現代だとスマホのGPS機能等もありますし、自ら危険をおかして尾行せずとも居場所はわかりますもんね(ちなみに私はGPSで探ったこともありませんよ!念のため)。

約45年前。まだGPS機能も何もない時代。自ら尾行をした一般人がおりました。母です。誰を尾行したのか? 「父を」です。今回は、遊び人の父を「今日こそは尻尾をつかんでやる!」と尾行した母のトホホなエピソードをお聞きください。

ちなみに母から聞かされた話ですし45年も前のことです。多少「盛ってる」と思われます。いや、むしろ盛っててほしい。これが100%事実なら怖いです。

45年前。まだ私が生まれる前。両親は大阪に住んでいました。当時から浮気したり逃げたり隠れたり、大騒ぎだった父。ある日、いそいそと荷物を準備する父を見て、母は「怪しい」と思ったそうです。母は出かけた父のあとを追うことにしました。

多分なのですが、母は尾行なんて器用なことはできないタイプです。ちょっと抜けているので、追われている方からすれば丸わかりだったと思います。しかし、父はグングン進みます。母もグングン追いかけます。進む、追いかける、進む、追いかける…の先に行き着いた場所。そこは港だったそうです。

父は船に乗って「台湾に行ってしまった」と。

台湾…たしかに私が生まれた時にも日本にはおらず、台湾から私の名前だけ送られてきたと聞きました。父の中でその数年、台湾ブームだったんでしょうね。さすがに夫を「怪しい」と思って、尾行した末、船に乗って旅立たれてしまうと、母もどうしようもありません。

そのことを淡々と語る母の話を当時は(おいおい、嘘でしょう?!)と思いながら聞いていましたが、どうやらわりと本当の話のようで…。娘としては少しくらい「盛っていてほしかった」と思うのでした。

 

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なぜトヨタ生産方式「生みの親」大野耐一は“型破り”でも許されたのか

マネジメントの代表格として名高い「トヨタ生産方式」ですが、その生みの親である大野耐一氏についてみなさんはご存知でしょうか? メルマガ『戦略経営の「よもやま話」』の著者、浅井良一さんは「こんな型破りな人がどうして活躍できたのか」という疑問を抱き、その人物像とトヨタという企業について、マネジメントの観点から詳しく掘り下げています。

エクセレント・カンパニーの資産  問題解決中毒

トヨタの株価が、1949年の上場以来初めて1万円台に乗せたそうです。時価総額は32兆円を超え2位のソフトバンクの2倍以上で、地味だけれどその底強さはひときわ際立っています。

そんなトヨタに、常々不思議に思っていたことがあったのです。それは「トヨタ生産方式」の生みの親・大野耐一さんの存在で、この型破りな人物がどうして活躍ができたのかということです。その活動は、豊田喜一郎さんの「ジャストインタイム」や豊田佐吉翁のものづくりの考えを含む、他に類を見ない独創です。

「トヨタ生産方式」では「かんばん方式」や「ニンベンの付いた自働化」などがあげられるのですが、そのことにもまして“現場の専門家”である“従業員の知恵”が総動員される「カイゼン」が驚きなのです。そこがポイントで、ものづくりの「真実の瞬間」に“現地”で“現物”に“現実”に「智恵」が尽きることなくつくり込まれるのです。

「三人寄れば文殊の知恵」なのですが、繰り返しになりますが現場にいて、最も現物と現実と知悉する従業員が「カイゼン」の知恵を絞り出すのだから戦略的な判断が間違えなければ“強さ”は続くでしょう。故にトヨタは、経営者および起業家が、そのマネジメントの根源をベンチマーク(取り込み)しなければならないモデルとなるのです。

ところが、多くの学ぶ意欲のある企業がトヨタをベンチマーキングして、その仕組みを取り込もうとするのですが「方式」を学ぶことはできるのですが“文化”までは取り込めず「強みの形成」にまで至りません。あの経営の神様・松下幸之助さんでも、それを学ぼうとしてもトヨタ通りにはいかず、そのあり様に感嘆しているのです。

トヨタの社員を評して、こんなことが言われています。「社員が『問題解決中毒』になっているような状態だ」と。問題がないところに課題を見つけ“カイゼン”を尽きることなく続けます。その基盤をつくり上げた立役者が、トヨタ生産方式の生みの親である大野耐一さんという型破りな人物でした。

トヨタには大野耐一さんを活躍させる環境があり、それを探ろうとしているのですが、マニュアル的にハウツーを学べばよいといった表層のものでなく、多くの要因が重層的に重なっております。よりよく理解するために、いくつかの予備知識を得たいので、すこし横道に逸れるのですが確認して行きたいと思います。

ビジネス書は“読む”な。時間管理のプロが勧める「カップラーメン速読法」

日々多くのビジネス書が刊行され、何を読むべきか、もしくは読まずにいていいものか、悩み不安になってはいないでしょうか。今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』では、著者で「5つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家」石川和男さんが、ビジネス書の選び方から伝授し、選んだ本からエッセンスを抜き出す「カップラーメン速読法」を教えてくれます。石川さん自身は読むのが遅いにも関わらず、そうやって年間250冊ものビジネス書から必要な部分を抽出、実践し、自らの血肉にしていると伝えています。

※この夏、読みたいメルマガ「最高の1記事」決定! 本記事は「まぐまぐ!サマーアワード2021」読者特別賞を受賞しました。

 

ビジネス書は読んではいけない!カップラーメン速読法とは?

効率的な読書のために、ビジネス書を「読む」という概念は捨てましょう!

私は、各国の小説、エッセイ、マンガなど、幅広く本を読んでいて、それらを読むときは、純粋に楽しんで読みます。もちろん、楽しみながらも、心に響く言葉や、ビジネスでも役に立つ言葉があるときは、それらの言葉を書き留めはします。でも、基本は、心をフラットにして、サスペンスでもホラーでも恋愛モノでも、最初から最後までハラハラ、ドキドキ。楽しみながら読んでいます。

余談ですが、「〇〇の本読んだ?」なんて人に聞くとウッカリ結末をいう輩がいたりするので聞きません。結末を言わないまでも、「最後は、感動したよ」「ラストは意外だったよ」とか、そういうワードを聞くことすらイヤなのです。大好きなマンガの最終巻がでたら、もうたいへん。人気漫画だとSNSで内容を投稿する人もいるので、なるべくSNSは見ないで、すぐに購入して読むようにしています。

間違いないビジネス書の選び方

いっぽう、ビジネス書は、これとはまったく違った読み方をしています。まず、選び方からして違う。次のような手順で選びます。

  1. タイトルに興味が湧いたら、目次を開き、自分が知りたいことが書いてあるか確認する。
  2. 知りたい情報なら、「はじめに」と「おわりに」を読んで本の概要を把握し、読みたい本か判断する。
    「はじめに」までは読む人が多いと思いますが、私は「おわりに」まで読んでしまいます。これなど、ビジネス書以外の本では絶対にやらないことです。
  3. そこまでやって「買おうかな」と思った本は、巻末のプロフィールを見る。
    これが最後の判断材料。このテーマを書くに値する人物か見極めるためです。勉強法の本なのに「無資格、現在、行政書士試験勉強中」とか、節税や節約の本なのに「公認会計士、税理士、FPなどの資格もなく、収入も少ない」、ダイエットの本なのに「身長160センチ、体重100キロ」など、そのテーマを書くに値する人物とは思えません。
     
    勉強法なら、偏差値30から1日1時間の勉強で司法試験に合格。節税なら、有資格者。節約なら、夫の年収が300万でも子ども6人の8人家族で楽しく暮らしているズボラ主婦。ダイエットなら、100キロから朝昼晩3食を食べても6か月で30キロ痩せた……など、それなら、執筆の資格あり!買ってみようかな……となりますよね。

吉岡里帆が狙う“セクシー下剋上”。新垣結衣との「男を巡る」戦いに圧勝、Fカップバスト解禁&グラビア凌ぐ脱ぎっぷりにファン歓喜

今、30歳前後の女優たちに大きな変化が訪れている。5月には男性からも女性からも絶大な人気を誇った新垣結衣(33)が星野源(40)と結婚。最近では本田翼(29)がイケメン研修医と熱愛中であることが発覚し、昨年末には石原さとみ(34)や戸田恵梨香(32)も結婚してしまった。そんな中、ジワジワと存在感を示しているのが吉岡里帆(28)だ。

吉岡里帆が新垣結衣や本田翼に圧勝で女優業界に異変

結婚相手紹介サービスのオーネットが6月、20~34歳の未婚男女を対象に調査した「恋人にしたい著名人」ランキングの男性部門で、吉岡はダントツの1位を獲得。同種のランキングでは常にトップをキープしていた新垣結衣を破り、“新女王”に輝いた。

これは明らかに星野源との結婚が影響したもので、大きな世代交代が起きたといっても過言ではない。CM業界などはこうしたランキングの結果を重視するため、これまで以上に吉岡里帆が注目されることになる。

他にも、これまで上位の常連だった綾瀬はるかや石原さとみらが下位に沈み、有村架純(28)や川口春奈(26)、浜辺美波(20)といった名前が上位にランクイン。世代がひとつ更新されたような印象を受ける。

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“脱ぐこと”を惜しまなくなった吉岡里帆の狙いとは

この絶好のチャンスを掴むべく、吉岡は自身のインスタグラムでこれまでには見せなかったような露出の高い写真をアップするようになった。

5月25日には胸の谷間を大胆に見せたショットを披露して、22.5万いいね!がついている。また、6月13日の投稿では胸元が強調された黒いシースルー姿の画像をアップ。こちらは38万ものいいね!を獲得した。

直近では8日に背中がパックリと開いたホワイトドレス姿の写真を投稿し、ファンから「美しすぎる」「天使が舞い降りた」など絶賛する声があがった。

男性ファンのハートを鷲掴みする吉岡里帆のインスタ。芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「これまで吉岡さんのインスタはどちらかというとおとなしめで、セクシー系はあまりありませんでした。しかし、吉岡さんの売りはなんといってもその豊満なボディ。それを売りにしないのは宝の持ち腐れです。一発で男性ファンを虜にし、ネットニュースを賑わすことができますから、インスタ戦略を変えたといえるのではないでしょうか」

大胆な肌露出をすれば話題になることは明らかな一方、それと反比例するかのように、嫌悪感を抱くアンチ吉岡里帆の女性たちも増える。

それこそ吉岡里帆の真骨頂ではあるものの、そのちょうど良いバランスを保つのはとても難しい。

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なぜ、吉岡はここへ来て、“禁じ手”ともいえるセクシー系に舵を切り出したのか?そこにはなりふり構わってはいられない、吉岡を悩ます事情があった。

西村康稔“セルフ経済制裁”担当相の飲食店いじめに「ヤクザかよ」国民の怒り爆発。私怨で日本潰しか?菅内閣は反日勢力との見方まで

西村康稔経済再生担当相は8日午前、酒類提供を続ける飲食店と取引を行わないよう酒類販売事業者に要請する意向を示した。また、同日夜には酒の提供を続ける飲食店の情報を取引先の金融機関と共有し、金融機関からも働きかけるよう関係省庁と調整していることも明かした。飲食店を狙い撃ちした、まるで“陰湿ないじめ”のような政府の対応に批判の声が殺到している。

「飲食店と取引するな」メーカーと金融機関に圧力、まるで反社のやり口

新型コロナウイルスの基本的対処方針分科会で、飲食店に対するさらなる締め付けを行う方針であることを明かした西村氏。その理由について「酒類提供停止を徹底するため」と説明した。

だが、飲食店への“兵糧攻め”はこれだけでは終わらない。金融機関は日常的に飲食店とやり取りをしているとしたうえで、「金融機関からも働きかけを行っていただきたい」と酒の提供を辞めるよう促すことを要望した。

また、酒類の提供停止は「法律に基づく要請、命令」とし、今後は罰則を厳しく適用していく考えを改めて強調した。

まるで酒を提供する店ばかりが悪いと決めつける西村氏の発言。各方面に圧力をかけ、あとはそれぞれに丸投げした形だといってよい。

さらに西村氏は8日に行われた衆院議院運営委員会で、東京五輪は中止の判断を決断すべきとの質問に対して、「開催権限は国際オリンピック委員会(IOC)が判断されると聞いている」と述べた。ロイターなどが報じた。

目前に迫った東京五輪開催については政府が決める立場にはないとし、ここでもIOCに責任を丸投げしている。

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スキャンダルまみれの西村大臣、日本国民に“報復”か?

新型コロナウイルスに対する担当大臣でありながら、横暴とも取れる発言を繰り返す西村氏。そんな西村氏は過去にさまざまな問題行動を起こしている。

2018年7月、西日本で豪雨による災害が懸念されていた中、衆議院の議員宿舎で安倍晋三首相(当時)らを招いて宴会を開き、その集合写真を自身のツイッターに投稿。それを指摘され「多くの方々に不快な思いをさせてしまい、おわびを申し上げたい。反省もしている」と陳謝する事態となった。

また、政府の専門家会議が感染拡大を防ぐために立食パーティーや飲み会を避けるよう呼びかけた直後の2020年2月25日の夜、西村氏は性差別発言で批判を受けている自民党の杉田水脈議員の政治資金パーティーに出席。参加した事実は認めたものの「(会場の)入り口に消毒液も置いてあった」など苦しい言い訳を繰り返した。

さらに、2012年7月には出張先であるベトナムでの買春疑惑が報道された。西村氏は現地のクラブホステス7人をお持ち帰りし、宿泊する最上階のスイートルームでお気に入りの女性3人を選んで、行為に及んだと週刊文春が報じている。西村氏は出張こそ認めたが、性行為はおろかクラブに行ったことさえも否定した。

新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、ストレスがたまるのもわかるが、買春の真偽はさておき、国民への八つ当たりはやめてほしいものだ。

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菅政権は反日勢力!? 無能ではなく意図的な日本潰しの可能性

西村氏だけではなく、菅首相をはじめ現在の政権は「無能だ」「すべてが後手だ」などと批判されているが、実は菅政権というのは無能でも利権でもなく、“日本潰し”を意図的に行っているのではないか?そんな疑いの声まで聞こえてくる。

それを疑う人たちは「現内閣と統一教会(家庭連合/天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合)との距離の近さ」に懸念を抱いているといい、菅内閣による“意図的な日本潰し”を心配している。

にわかに信じがたい話ではあるが、現内閣と統一教会の距離が近いのは陰謀論ではなく事実のようで、ハーバービジネスオンラインによると、菅政権の閣僚9人が統一教会と関りがあるという。

統一教会といえば韓国発祥のカルト宗教で、日本国民を搾取する「反日」組織の最右翼といえる。だからこそ、統一教会は逆に周囲を「反日」呼ばわりすることを好むのだ。

先日、安倍晋三前首相が突然、東京五輪について「反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」と月刊誌の対談で主張した。統一教会と極めて近い安倍氏が、このタイミングで国民を「反日」呼ばわりしはじめたのは、単なる偶然なのだろうか?

【関連】五輪反対だけで「反日」呼ばわり。辞任後も分断を煽る安倍前首相のネトウヨ脳

こうした状況を踏まえると、現政権による意図的な日本潰しではなく、政府はせめて“単なる無能”であってほしいと思わざるを得ない。

五輪反対だけで「反日」呼ばわり。辞任後も分断を煽る安倍前首相のネトウヨ脳

月刊誌上の対談で、五輪開催反対派に対して「反日」という言葉を用いた安倍前首相。掲載誌編集部はその対象を「五輪を政治利用する野党」とし、前首相の発言を批判する向きについては「印象操作」だとしていますが、仮にも一国の宰相を務めた人物が自国民に対し「反日」呼ばわりすることは、果たして許されるものなのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、掲載誌の内容を紹介しつつ、彼らの話の進め方そのものが「極めて政治的な意図」に基づいていると指摘。その上で、「愛国」や「反日」といった二元思考は国民を分断するもとであるとして、前首相の発言を容認できないものとする姿勢を示しています。

 

五輪開催反対派は「反日」なのか。安倍前首相の貧困なネトウヨ思考

どうやら、安倍前首相の脳内には、「反日的な人々」というカテゴリーの国民が存在するようである。共産党や朝日新聞がその代表例で、「東京五輪の成功が不快」だから開催に反対するのだと、奇妙なことを言う。

月刊誌の対談で、安倍前首相が発言した内容だが、「反日」なる言葉の強烈さも手伝って、ネット上に波紋を広げている。

発端は、7月3日に掲載された毎日新聞のこの記事だった。

安倍晋三前首相は発売中の月刊誌「Hanada」で、東京オリンピック・パラリンピックについて、「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」と批判した。具体的には共産党や5月の社説で中止を求めた朝日新聞を挙げた。

ざっと読んだ限りでは、五輪開催に反対しているのは「反日」的な人、と前首相が決めつけている印象を受ける。

まさか。なんということを。新型コロナの感染拡大を恐れるからで、「反日」とかなんとか関係ない。今夏の開催を中止、または延期すべきだと世論調査で答えている人々はみんな「反日」なのか。そう訝る人が多いだろう。SNSやブログなどで次々と批判の声が上がり始めた。

作家、平野啓一郎氏のツイッター。

こういう人物が前首相で、10年がかりで日本をぶち壊し、あわよくばもう一度と考えている現実を直視すべき。「非常に自己愛が強いので、批判されることに耐えられない」とは、自分のことではなく枝野氏の分析らしい。失笑。

タレント、モト冬樹氏のブログ。

一国の首相だった人が反日という言葉を軽々しく使ったことにも驚いたが 国民はこのコロナの状況で 無理やり開催される東京五輪に反対している 反日どころか 日本のことを思って反対しているんだ

モト冬樹オフィスブログ ツルの一声「あきれた発言」

あまりの“炎上”ぶりに、月刊「Hanada」編集部のツイッターが反応した。

毎日新聞の「安倍前首相『反日的な人が五輪開催に強く反対』」の見出しに釣られて大騒ぎしていますが、安倍前総理の発言は五輪を政治利用する野党に向けられたものであり、「共産党に代表されるように、」が前置きです。悪質な印象操作!

「反日」はあくまで野党に向けられたものだという。安倍氏になりかわったご親切な弁明だ。これだけではない。実名をあげて、個人への反撃まではじめた。

志位和夫さん、小沢一郎さん、山口二郎さん、鳥越俊太郎さん、米山隆一さん……おなじみの面々が猛抗議していますが、毎日新聞の見出し・引用記事だけで批判しているとしたら、政治家、大学教授、ジャーナリスト、失格です!まさかとは思いますが…。

志位、小沢、山口、鳥越、米山…各氏のツイッターを確認すると、なるほどこの件についてコメントしている。