【1日断食】ほうれん草とフルーツジュースでできる最強の体内クリーニング

あなたのカラダは余計なモノ、溜めこんでな~い?

『下半身がみるみるヤセる!』(2015/1/15号) より一部抜粋

腸のクリーニング便秘予防のために食物繊維をたくさん摂ったほうがいいっていわれるよね。たしかに、果物や野菜類、コンニャク、海藻を日々、コンスタントに食卓にのせていくのは大切。

でも、食物繊維を毎日食べてさえいれば腸内はいつもキレイ!というわけではないのよ。だって問題の根底には、食べたものがきちんと消化されていないという大問題がひそんでいるからね。

良く噛んで食べる、酵素をうまく利用するなどして、未消化物質をまず、残さないようしなくっちゃね。

ホリスティック栄養学では、4:00am~正午までを体内を浄化する時間帯とされるの。この時間帯を有効につかって、体内ヘドロの追いだし作戦をすすめていくといいね。

起きたらすぐ、コップ1~2杯のミネラル水(常温か人肌程度で。レモン1個を絞るとより効果的。前の晩から、板コブをつけた水でもグッド)を、ゆっくり飲んでから、新鮮なフルーツや、生のフルーツジュースを飲むようにすると◎。

腸のクリーニングには、生のほうれん草ジュースを(にんじん+ほうれん草)飲むのがベストだけど、野菜系のジュースは、午後から。もっちろん、ジューサーをつかってジューシングしてね。

1~3日間、普通の食事を絶って、午前中はフルーツでつくった生ジュースを、正午から夜にかけては、ほうれん草ジュースを中心に野菜の生ジュースを食事がわりに飲む絶食法は、体内クリーニング法としては最強といえる。

小腸の絨毛のヘドロも、血液中の毒素もスッキリ排出されて、体内ピカピカっ♪

ポッコリ下腹もペッタリよ。

『下半身がみるみるヤセる!』(2015/1/15号) より一部抜粋
著者/ナターシャ・スタルヒン
ダイエットすると胸ばかり小さくなり、かんじんの下半身はちっともやせないと嘆くあなた。そんなあなたに、下半身痩せ指導歴約30年、美容健康界カリスマ、ナターシャ・スタルヒンが、厄介なセルライトさえスッキリさせる美脚痩身術の全ノウハウを伝授します。
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【バレンタイン限定】『SEX AND CITY』に登場したお店のラブリーなカップケーキ

マグノリアベーカリーの
バレンタインコレクションが日本に初上陸!

 

6-2,Sweet Sayings Truffle Cupcakes_re映画『SEX AND CITY』にも登場したニューヨークのクラシックアメリカンスイーツ専門店・マグノリアベーカリー日本では初となるバレンタインコレクションを発表!1月24日から東京・表参道店(~2月14日)、西武池袋本店(~2月15日)、玉川タカシマヤ(1月28日~2月3日)、東急百貨店 渋谷駅・東横店(2月5~14日)で販売を開始します。

6-3,Chocolate Covered Strawberry Cupcakes_re同コレクションは、キュートなハートのモチーフを散りばめた「バレンタインカップケーキ」(写真上)、愛のメッセージが手書きされた「バレンタイン トリュフ カップケーキ」(写真中)、バラのデコレーションがロマンチックな「チョコレート&ストロベリーカップケーキ」(写真下、玉川タカシマヤ・催事限定)など、バレンタインならではの装飾を施したラブリーなラインナップ。イベント限定の商品もあるので、レア物好きは必見です。

好きな人への贈り物や女子会の差し入れはもちろん、おいしい物でプチ贅沢気分を味わいたいときにもオススメですよ♪

information
『マグノリアベーカリー表参道』
東京都渋谷区神宮前5-10-1表参道GYRE B1

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小川和久

【ISIL人質事件】「安倍首相の会見場からイスラエル国旗を引っ込めさせろ」への違和感

会見場のイスラエル国旗を外せとは…

『NEWSを疑え!』第366号より一部抜粋

「イスラム国」人質事件をめぐる報道で、違和感を覚えざるを得ないものが少なくありません。

例えば、事件発生直後に安倍首相がエルサレムで記者会見し、中東諸国首脳と会談や電話会談を行ったこと、親イスラエルロビーの中心に位置する中山泰秀外務副大臣を現地対策本部長としてヨルダンに派遣したこと、に対する批判です。

私は1月26日号の編集後記で、それは現実の外交を知らないがゆえの一般論でしかなく、むしろ安倍首相に率いられる「チーム安倍」は各国首脳と連携して事態の処理に取り組んでいるとご説明しました。

前号では触れられなかったので、今回は「イスラエル国旗問題」について書きます。安倍首相への批判のひとつが、イスラエル国旗の前で記者会見をしたことに集中しているからです。

例えば、1月23日の『日刊ゲンダイ』は次のように書きました。

「『卑劣なテロはいかなる理由でも許されない。断固として非難する』──。事件後、安倍首相はエルサレムで行った緊急会見でこう強調していたが、会見映像を見て驚いた人は多かっただろう。背景に白地に青い六芒星のイスラエル国旗が掲げてあったからだ。

イスラエルは、イスラム世界で敵視されている。そのイスラエルに日本の軍需産業の幹部を引き連れて訪問しただけでなく、国旗の前で戦う姿勢を示したのだ。『イスラム国』だけでなく、イスラム世界全体にケンカを売ったのも同然だろう」

こうした報道を受けて、ネット上を中心に「イスラエル国旗を引っ込めさせてから記者会見すべきだった」といった声が飛び交いました。

このメルマガの読者諸賢はおわかりだと思いますが、これは国際政治を「イスラエル対中東諸国」という一面からしか見ていない、非常に視野の狭い意見です。

安倍首相がエルサレムから中東諸国の首相と電話会談をしたことを見ても明らかなように、これは先方の了解のもとの電話会談なのです。イスラエルと情報共有を表明している安倍首相に反発しているのなら、中東諸国の首脳は電話会談を断っていたでしょう。中東諸国としても、歴史的背景をもつイスラエルとの関係を自国に有利な形で改善していくことにもまして「イスラム国」という「いまそこにある危機」への対処が優先するからこそ、電話会談に応じたわけです。

これを見てもわかるように、中東諸国を含む国際社会が一丸となって「イスラム国」の脅威を取り除こうとする意思が表明されたわけですから、この記者会見に反発するのは「イスラム国」と支持者だけのはずです。安倍首相に批判的であるにせよ、日本の世論は「イスラム国」を支持しているわけではないでしょう。

それに、「イスラエルの国旗を引っ込めさせろ」というのも、国際常識を踏まえない議論です。訪問国における記者会見は、両国の国旗を背景に行うのが慣例となっているからです。

仮に中東諸国とイスラエルが険悪な状態になっているとき、日本の首相が中東諸国を訪問した場合でも、それは同じです。中東の国の国旗を背景に記者会見する日本の首相を、それを理由にイスラエルが非難することはありません。

そう遠くない将来、尖閣諸島問題を抱える中国と首脳会談が行われ、それを受けた記者会見が行われるときも、日中両国の国旗にはさまれて両国首脳の会見は行われるのです。

今回は、前号で舌足らずになった部分を書かせていただきました。

 

『NEWSを疑え!』第366号より一部抜粋

著者/小川和久(軍事アナリスト)
地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。
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【レア物だらけ?】ふるさと納税でもらえる珍特産・特典5選

2015年の確定申告期間が迫ってきましたね。
この時期、一部のファンの間で盛り上がるのが「ふるさと納税」です。

ふるさと納税は、都道府県や市町村など地方自治体へ行う寄付金のこと。寄付すると税額控除が受けられ、特産品・特典が貰えるというメリットがあります。

この「特産品・特典」、多くの自治体ではその土地で獲れた野菜やお肉、お魚というのが一般的なんですが、中には「何それ?」と目を疑うようなものを打ち出しているところも数多くあります。それらを紹介していきましょう。

ふるさと納税でもらえる変わり種特典あれこれ

●フィギュア(鳥取県倉吉市

鳥取県倉吉市ではネットからの申し込み限定で「ねんどろいど 桜ミク Bloomed in Japan」がもらえます。なぜフィギュアが?と調べてみると、こちらのフィギュアの発売元「株式会社グッドスマイルカンパニー」の製造工場があるのが倉吉市なんだとか。こちらが欲しい方は1月30日までに申し込まなければならないのでお急ぎください!

●パソコン(長野県飯山市ほか)

10万円以上、20万円未満の寄付でマウスコンピューターの15.6型ノートPC「LB-F511B-IIYAMA」がもらえます。こちらの商品は飯山市内の工場で生産されているもの。まさに地元の特産品と言って良いでしょう。

メッセージ付き速射連発花火(静岡県 賀茂郡西伊豆町

100万円以上の寄付でもらえるのがメッセージ付き速射連発花火。西伊豆の「堂ヶ島火祭り」で打ち上げられる花火にメッセージを添えてくれますので、プロポーズなどにも最適!先着1名限定です。

●1日町長体験(山形県最上郡真室川町ほか)

山形県最上郡真室川町では100万円以上の寄付で町長体験ができます。行う仕事内容は町内視察や職員への訓示、町長室での記念撮影など。1日町長なんて普通、芸能人やスポーツ選手などにならない限りできませんよ。

●ニュースキャスターになれる券(兵庫県多可郡多可町

100万円以上ふるさと納税で寄付すると兵庫県多可町のケーブルテレビ局「たかテレビ」のニュースキャスターになれる券を限定一名でもらえます。テレビ番組のキャスターというとものすごく難関というイメージがありますが、ふるさと納税ならその夢が叶います!

いかがでしたでしょうか。人気フィギュアがゲットできたり、夢までかなってしまう「ふるさと納税」。気になった方はぜひチェックしてみてください!

(まぐまぐニュース編集部)

高城剛

【世界一美しい島】遠い、高い、面倒、でもトリップアドバイザー1位の小島

こんな面倒臭くて高価な島に誰が行くか、とお思いでしょうが……

『高城未来研究所「Future Report」』第187号(2015年1月16日発行)より一部抜粋

今週は、ブラジルのフェルナンド・デ・ノローニャ島にいます。

もともとこの島は、人口数百人の小さな島でしたが、近年の世界的な観光ビジネスの爆発とともに多くの観光客が押し寄せる場所になり、島民は5000人を超えるまでになりました。

しかし、この島が面白いのは観光客の入域数を制限し、1日あたり450人程度の入島に限定していることにあります。

まず、飛行機が到着するとブラジルの入国検査より厳しい入島審査があります。滞在先とその日数にあわせて、1日あたりの滞在費を日数分前払いしなくてはならず、これがないと、例えば「宿を取ってない」「行き当たりばったり」のゲストは、ここで入島を断られる可能性もあります。

しかも、この金額は安価ではありません。その上、島にはホテルが一軒もなく、「ポウサダ」と呼ばれる民宿が100軒程度しかありませんので、ゲストは、ハイシーズンには事実上言い値の「ポウサダ」の奪い合いとなります。街には、ホテルどころかチェーン店の飲食店も信号もありませんが、その分、この島には素晴らしい海(国立公園)があります。

この素晴らしい海は、2001年に「世界遺産」になったのですが、日本を除く世界の旅行者には「世界遺産」をありがたがる風習はありませんので、面白いことに島内にはまったく「世界遺産」の表記がありません(空港と町役場のそばにわずか)。

その上、この国立公園の特定ビーチに入るには、「事前予約」が必要です。このビーチに入る「事前予約」は無料ですが、オンラインの予約を受け付けていません。しかも、ビーチに入る時間まで細かく指定されている上に、すぐに「予約いっぱい」になってしまいますので、旅行に来る二週間前には、地元のツアーガイドを「事前予約」して、彼らに特定ビーチに入る「事前予約」をしてもらうしかありません。

さらに、この国立公園内に入るには、空港で支払った入島税とは別に、高額な入園料(10日間有効でおよそ1万円)を支払う必要があります。飛行機はブラジルの大都会、例えばサンパウロやリオデジャネイロからの直行便を拒否していますので、ブラジルのレシフェかナタルまで、乗り継ぎのために行く必要もあります。

すなわち、このフェルナンド・デ・ノローニャ島に行くには、ハイシーズンには驚くべき高額になる民宿を予約して、ブラジルの主要都市からレシフェかナタルまで行き、そこから数少ないフェルナンド・デ・ノローニャ行きの飛行機に乗り換え、空港で滞在日数にあわせて入島税を支払い、さらに国立公園の入園料を支払って、高価なツアーガイドに特別なビーチの事前予約とトランスポーテーションをお願いするしかないのです。

いくら海がキレイだ、といっても、こんな面倒臭くて高価な島に誰が行くか、とお思いでしょうが、旅行業界でもっとも影響力があると言われるサイト「トリップアドバイザー」で、昨年「世界でもっとも美しい島第1位」に選ばれたのは、このフェルナンド・デ・ノローニャ島なのです。

多くの旅行者や観光業関係者が誤解していると僕はよく思うのですが、レストランも観光地も、そこに来る「人」がもっとも価値であり、ダメなゲストばかりが来ている場所は、どんなに一時的に人気が上がっても、中長期的に見れば良い観光地やレストランになることはありません。すなわち、「良いゲスト」を呼び込むことが「良い観光地」や「良いレストラン」を作る最大の秘訣です。

この「良い」意味は色々あると思いますが、少なくても「治安」の意味において、観光地では大きな意味を持ちます。このフェルナンド・デ・ノローニャ島では、表のドアに鍵をかける人は、ほとんどいません。また、島の平均的乗り物であるドアがないオープン・バギーに、カバンをおいたまま出かける人は少なくありません。僕が知る限り「東京より治安がいいブラジル」は、ここだけです。

前述しましたように「いくら海がキレイだ、といっても、こんな面倒臭くて高価な島に誰が行くか」と考えるような人はここにはいませんので、それなりにお金があって、それなりに旅行上手な人たちだけが、結果的にこの島に訪れることになります。ですので、あらゆる意味でトラブルが滅多になく、その人たちが「良い環境」を作り上げ、その「良い環境」が「世界でもっとも美しい島第1位」となって世界に発信されているのです。

実は、この島の大きなターニングポイントは、数年前にありました。5年ほど前まで、このフェルナンド・デ・ノローニャ島は、いまほど大きな評価を得ていませんでしたが、国立公園のマネージメントを役所が行うのではなく、数年前に私企業に任せたことが大きなターニングポイントとなりました。それまで、ボロボロで歩くのもままならなかった木の遊歩道は、キレイな再利用可能なプラスティック製に置き換わり、主だったビーチにトイレなどが常設され、マーケティング活動も刷新されました。

あわせて、マネージメントを手がける国立公園の入園料は年々高額になり、当初は地元の人たちからも反発を呼んでいましたが、それによって良い顧客が集まり、治安が著しく良くなったこともあって、いまではその「戦略」に地元の人たちも納得しています。

ダサい役所や古くからの地元の人たちではなく、その地とは関係無いプロフェッショナルに任せたことが、この島のターニングポイントとなって、「東京より治安がいいブラジル」を作り、「世界でもっとも美しい島第1位」に押し上げることに成功したのです。

その成功理由は明白です。ダメな観光地がいつまでたっても飛躍しないのは、その地にいる役所の人々や古くからの権力者が、求める「良いゲスト」と正反対の人たちだからなのです。それをフェルナンド・デ・ノローニャ島は、教えています。

 

『高城未来研究所「Future Report」』第187号(2015年1月16日発行)より一部抜粋

著者/高城剛
1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ!デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。
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【イジメ対策】マンガで学ぶ、知能犯との戦いに効果的な作戦


累計10万部を超える『大原さんちシリーズ』がまぐまぐに帰ってきた!
舞台を東京から九州・長崎面佐世保市に移し、
大原さんちの九州ダイナミック!』として大絶賛配信中!
そして!過去の名作マンガをプレイバック掲載!
今回のテーマは「知能犯との戦い」。次男くん、なかなかの策士!?


メルマガvol.111-2-入稿メルマガvol.111-3-入稿メルマガvol.111-4-入稿メルマガvol.111-5-入稿メルマガvol.111-6-入稿メルマガvol.111-7-入稿メルマガvol.111-8-入稿メルマガvol.111-9-入稿メルマガvol.111-10-入稿メルマガvol.111-11-入稿メルマガvol.111-12-入稿メルマガvol.111-13-入稿メルマガvol.111-14-入稿メルマガvol.111-15-入稿メルマガvol.111-16-入稿メルマガvol.111-17-入稿メルマガvol.111-18-入稿

大原さんちの九州ダイナミック

著者・大原由軌子さんからひと言
東京から長崎県佐世保市に引っ越してから約4年。
私たち一家にとって地方都市はとてつもなく住みやすい場所でした。
首都圏にない地方都市のよさや具体的な生活情報、
そしてまさかのリアル艦これコーナーなどなど、
笑いを交えつつマンガと写真で綴っていきます。
『大原さんちシリーズin九州』、よろしくお願いします。
<<サンプルはこちら>>

【雪道】ノーマルタイヤ装着時に大雪・・・覚えておきたい5つの運転術

あまり雪の降らない地域に住んでいると、とかく雪への対策がおろそかになりがち。とくに日頃クルマをよく運転される方のなかで、夏用タイヤで大雪に降られてしまい、立ち往生してしまった経験のある方は、多いのではないだろうか。

そこで今回は、自動車学校の現役教習指導員が配信するメルマガ『運転が好きになる成長のメールマガジン』より、“ノーマルタイヤで雪道を乗り切るためのコツ5つ”をご紹介しよう。

(※あまり雪の降らない都内などで、運転中に雪が降った時のとっさの対応法であり、準備無しでの雪道走行を推奨するものではありません。ノーマルタイヤでの雪道走行は、命の危険があるばかりでなく、交通渋滞で多大の迷惑を引き起こします。絶対にやめましょう)
 

 

ノーマルタイヤで雪道を乗り切るためのコツ5つ

(1)なるべく大きな幹線道路を選ぶ

大きな道路は交通量が多いので路面に雪が積もりにくいですし、除雪車が走る可能性が高いです。

その反面、脇道や抜け道といった細い道は、交通量が少ない上に日光も当たりにくいので雪が路面に残りやすいのです。

あと怖いのは橋の上やトンネルの出口。

特に橋は、その特性から凍結しやすい場所ナンバーワンです。

できることなら橋を通過することは避けましょう。

(2)わだちをトレースする

わだちとは、他のクルマが通過したタイヤの跡のことです。

積雪が少ないうちは、わだちの部分だけ雪がない状態ですから、そこを電車のレールのようになぞっていきましょう。

(3)アクセル・ブレーキ・ハンドル操作は、デリケートに

『滑る!』ということを念頭に置いて、それぞれの操作は羽毛のようなデリケートさで。

4WDを選べるクルマは、迷わず4WDにします。

ただし、ブレーキ性能はどのクルマでも同じで4つの車輪にブレーキが効きますので、下手にシフトダウンをしてエンジンブレーキを急激に掛けるよりも、そ~っとブレーキペダルを踏む方がベター。

(4)上り坂では停止しないようにコントロールを

雪道の上り坂で一旦クルマを止まらせてしまうと、再発進ができなくなる可能性があるので、停止しないように速度を調整するのです。

例えば、上り坂で前方が赤信号の時は、停止線手前で最徐行して青信号になるまで止まらないように時間稼ぎをします。

ただし、『感知式信号』の場合は、停止線直前までクルマを進めないとセンサーに感知されませんのでご注意を。

(5)タイヤの空気を抜く

これはとっておきの手段としてお伝えしますが、タイヤの空気圧を低くすることで、摩擦力の低い道路の走破性が上がります。

タイヤの空気を抜くのは、タイヤが明らかにたわむぐらいまでにしましょう(完全にゼロにしてはいけません、タイヤが傷みます)。

その後雪道を乗り切ったら、ソク空気を補充し空気圧を元通りにしてください。

ABS付きのクルマでもタイヤがロック可能性も

これはノーマルタイヤに限らず言えることですが、もしその場でタイヤが空転してしまったら、バックをして進路をずらしてみるか、駆動輪(動くタイヤ)の下に毛布や板切れを差し込んでみましょう。

そしてここが重要なポイントですが、ブレーキを掛けても滑っていくとき、より強くブレーキを踏んだりサイドブレーキを掛けたりしても意味がありません。

それどころか逆効果です。

ブレーキを踏んでも止まらければ、その恐怖心からブレーキを緩める方向には持って行きにくいのですが、ブレーキを掛けても滑っているということは、タイヤがロック(回転が停止)しているわけです。

ABSが付いているクルマならロックしないと思われるかもしれませんが、そうではありません。

というのは、昨年これでヒヤッとしたことがあって、途中まではABSが作動して車体がまっすぐ安定していたのですが、停止直前にタイヤがロックして急に車体が斜めになったことがありました。

これは、最後の停止時にはABSを解除しないといつまでも停止できないわけですから、最後の最後にはタイヤがロックするという理屈です。

このことから、最近のクルマのほとんどであるABSつきのクルマは、停止寸前にタイヤのグリップを失って滑る可能性があるので、最後まで気を抜かないようご注意を。

information:
『運転が好きになる成長のメールマガジン』
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【入江悠監督】KAT-TUN主題歌の裏話も!『ジョーカー・ゲーム』制作秘話に迫る

『ジョーカー・ゲーム』公開直前!入江悠監督、独占インタビュー

1月31日に、亀梨和也さん主演で公開される本格スパイサスペンス映画『ジョーカー・ゲーム』で監督を務める、入江悠さん。まぐまぐでは現在、『入江悠presents「僕らのモテるための映画聖典」』というタイトルで有料メルマガを配信している。今回は、以前、まぐまぐで有料メルマガを立ち上げる時に行ったインタビューと現在のメルマガの内容が大きく変わっているということで、再度インタビューを行った。

 

――それでは入江監督、よろしくお願いします。

入江「よろしくお願いします」

――今回は前回インタビューをした3年前から、メルマガの内容が大きく変わったので、インタビューを再収録するということでお越し頂いたんですが、監督の最新作『ジョーカー・ゲーム』のことなども合わせてお話しを聞かせて頂ければと思います。

入江「はい、わかりました。よろしくお願いします」

――以前、入江監督は『SR サイタマノラッパー』という3部作映画の制作費用捻出のためにメルマガを配信していたと思います。3部作の制作が終わり、メルマガも辞めてしまうのかなと思った読者さんもいたかと思いますが、現在もタイトルを変え配信を続けてらっしゃいます。この「続けよう」と思った動機から教えて頂きたいのですが。

入江「そうですね、昔は自主映画を作る費用捻出のためにやっていました。で、その制作が終わって、メルマガのことを振り返ってみた時に、このまま辞めてしまうのはもったいないと思ったんです。そんな時に、『映画の評論をガチでする媒体ってあまりないな』ということに気がついたんですよね」

――なるほど、そしてこのメルマガをそういった媒体にしようと思ったということでしょうか?

入江「そうですね、結局、雑誌とかって売るためにはアイドルに出てもらったり、話題性のあるモノを取り扱わないといけないじゃないですか。そういう状況だと『この演技は良かったけど、前はダメだった』みたいなことをガチで書くと差し障りがあるんだろうなと思ったんです。昔だと一般的な映画誌が女優の高峰秀子さんの演技を「前作は良かったけど、今回は駄目だ」とか、しっかり論拠をあげて書いているんですね。提灯記事とは言いませんが、今はある程度、その人を立てなきゃいけないという側面があると思うんです」

――はい確かにそれはあると思います。

入江「もちろん、ゴリゴリに批評している雑誌もあるにはあるんですよ。でも、僕も寄稿したことがあるんですが、その雑誌、原稿料はゼロだったんですね。要するに“好きに書いて良いよ、だけど原稿料はないよ”っていう(笑)。何というか、いびつな二極化が進んでいるなと感じたんです。『もうちょっと読者寄りのメディアがあって良いんじゃないか?』と思っていた時に、だったらメルマガでやれば良いじゃんと思ったんですよ」

――なるほど、確かにメルマガならできますしね。

入江「もうひとつテーマとして持っているのが“映画館に行って欲しいな、映画館に行くきっかけになればいいな”というのがあります。僕らのメルマガは毎週新作も取り上げるので、メルマガを読んで気に入った作品、興味を持った作品を見るために映画館に行ってもらうというサイクルを作りたかったんです」

――入江監督はご自身が映画監督でありながら、メルマガ内で他の方の作品を評論するじゃないですか。この点についてはどうお考えですか?

入江「そうですね、僕自身も映画監督だし、メルマガに寄稿してもらってる駒木根隆介は俳優、林賢一は脚本家ですし、まあ何というかリスクはありますよね。同業者には「よくやってるよね、そんなことして大丈夫?」ってたまに言われます」

――でも辞めずに続けてらっしゃいますよね。

入江「でも昔の本とか読むと先輩方もけっこうやってるんですよね。大島渚監督なんかも同世代の映画監督の作品をけっこう批評してますし、僕の大好きな映画『陸軍中野学校』の増村保造監督なんかも同時代の映画や、ある種アンタッチャブルだった大巨匠、黒澤明監督の作品だってちゃんと正面から良いところと悪いところを論じているんですよ。むしろそういうのがなくなっているのは今だけなのではという思いがあるんです」

――映画制作の大変さを知っているだけに同業者を評論することに抵抗はありませんか?

入江「いわゆる映画評論家ではない“作り手側”が評論することは、新たな切り口として読者さんも喜んでくれるのではないかなと思ったんです。作り手側だからこそわかる『ここ手を抜いたでしょ』とか『このシーンはよく思いついたな~』とかがあるんです。また、映画を作る上で外せないお金の話とか俳優の気持ちなどは当事者だからこそしっかりと語れることではと思っています」

――ご自身の作品を同業者に評論されることもあるんじゃないですか?

入江「僕も評論されることはありますけど、何というか、それで逆に鍛えらている感じもあります。その評論に対してツッコミが入ることもあるでしょうし、そうなれば執筆者も鍛えられますし、ある意味対等だと思います」

――入江監督はどんな目線で映画を見て評論するんですか?

入江「最初の頃はダメだなと思うところが目に付きました。でも、だんだんと良いところを見つけようという目線に変わりました」

――具体的にはどんなところでしょうか。

入江「そうですね……僕はハリウッド映画が大好きで、ハリウッド映画を見て育ったんですが、やっぱりどう頑張っても日本映画はハリウッド映画にはならないんですよ。ということは『良いところをひたすら追求するしかない』ということに気づいたんです。最近では大林宣彦監督にそれを感じました。自分の得意なところ、好きなことだけをひたすら追い続けていった結果、ある種いびつかもしれませんがしっかりと面白いものになるということですかね」

――なるほど、弱点を克服するのではなく、ひたすら良いところを伸ばしていくという感じですかね。

入江「最近では『るろうに剣心』のアクションにも凄さを感じましたね。あの作品は本当に日本の生ぬるいアクション映画を駆逐するような勢いがあるんですよ。あのクオリティのアクションが基準になれば、ダメなアクションを撮ってる人は『ああ、俺の映画は恥ずかしいな』と思うんじゃないでしょうか。高いスタンダードにみんなが慣れ、それが基準になると良いんだと思います」

――その結果、もっと面白い日本映画界になるということですかね。

入江「もちろん僕自身も映画を作るので、それより下のことをやったら『お前できてないじゃん』って言われるとも思っています。でも、それだからこそ自分のやる気にもなりますし、自分にハッパをかける意味もあります」

冷泉彰彦

【イラク戦争~イスラム国へ】ぶれる米国軍事政策が生み出した脅威

ISIL誕生に至った経緯をアメリカは反省しているのか?

『冷泉彰彦のプリンストン通信』第48号

読者の方から、Q&Aの欄に次のような質問をいただきました。本稿の時点では、依然として日本人人質事件は進行中であり、ISILの問題は日本でも大きな関心を呼んでいると思います。そんな中で、この質問は非常に重要な論点と思いましたので、この「通信」の欄でお話することにしました。

いただいた質問は、次のようなものです。

「連日のISISの報道を見て少し疑問に思ったことがございます。ISISの「建国」の経緯を見ると、アメリカの対イスラム戦争が大きな要因となっているように感じられます。確かにISISの暴挙は目に余るものがありますが、アメリカの世論では「ISISを生んでしまったこと」を反省する声は一般的ではないのでしょうか。素人的な発想で申し訳ないのですが、自らの戦争が非人道的な組織を生んでしまったことを反省せず、その組織をまた軍事力で壊滅させてたとしても、あたかも北方謙三が『水滸伝』で描いた梁山泊軍のように、完全なる根絶は不可能であり、同じようなテロが延々と続くことになるような危惧を感じます。」

誠におっしゃる通りであると思います。ISILというグループは、例えばその頭領というべき、アル・バグダディの辿ってきた軌跡において正にアメリカの軍事作戦がもたらした「陰画」であり「因果」であるような性格を持っています。

一つにはブッシュのイラク戦争という問題があります。2003年に始まったイラク戦争では、当初はサダム・フセイン政権を打倒してその大量破壊兵器の脅威を除去する、それが戦争目的であるとされました。空爆に続く短期間の地上戦でバグダッドを陥落させて、サダムを捕縛すれば戦争は片づき、脅威は消滅する、そのようなイメージです。

事実、3月に開始された戦闘は5月に入ると「戦果」は具体的なものとなり、ブッシュ大統領は太平洋上の空母で「着艦パフォーマンス」などという派手なことをやった上で、事実上の勝利宣言を行ったのでした。

ところが、実際はそう簡単に物事は進みませんでした。サダムの残党というべき、旧共和国防衛軍は地下に潜ってゲリラ戦を進め、その中の先鋭的な部分は、アル・ザカルウィという頭領の指導の下で、様々なテロ活動を行うに至っています。

問題は、イラクの新体制作りにおいて、クルド人とシーア派の連合政権が正当とされる中、スンニー派は完全に「締め出し」を食らった格好になったということにあります。1991年の湾岸戦争当時には、先代のジョージ・H・W・ブッシュが「バグダッドに進軍してサダムの政権を瓦解させては、イラクは3つのグループが互いに抗争する中で不安定に陥る」という判断から、サダムの政権を「温存」したわけですが、その際の予言が当たってしまったわけです。

もう一つは、イラク戦争の過程でアメリカをはじめとする多国籍軍と、例えばアル・ザカルウィのような「地下に潜ったスンニー派」との間で、血みどろの「果たし合い」が続いたという問題です。ゲリラの方は、爆弾テロを多角的に繰り出してきて、米英の派遣軍を揺さぶりました。

パトロール中の道路脇、不審な車の突入による自爆テロなどといった手口で、多くの米英の兵士が殺傷され、また生き残った兵士の多くは深刻なPTSDを抱えるに至っています。一方で、米英軍はこうした爆弾テロを抑止するためということで、戦術的には「敵の拠点」を猛爆する、あるいは凄惨な市街戦を仕掛けて面の制圧を図るといった攻撃を繰り返しました。

三番目としては、そうした「どちらかと言えば正攻法」の攻撃では十分な効果が得られない一方で、味方の損害は甚大であり、そうした「守勢」を挽回するために、そして「正攻法では勝てない以上、何とかして巧妙な作戦を」という思いから、米軍は「限りなくグレーな戦闘」へとのめり込んで行ったのです。

要するに人類の常識や国際法の「すき間」をかいくぐったような作戦で、自国の兵士の犠牲を抑え、敵に大きな損害を与えようというのです。それは「電子戦」と言うべきものです。逮捕拘束した敵兵の告白による諜報、盗聴行為の結果として得られた盗聴、そして偵察衛星が察知した情報を総合して、「その場所に敵がいる」という判断ができれば「無人機(ドローン)」を繰り出して、ピンポイントで殺害を行うという方法です。

この新しい「電子戦」というのは、人道的に大きな問題をはらんでいます。一つには、捕虜から情報を得るために拷問行為が日常化していたということであり、もう一つはドローンの使用によって国際法上の規制を逃れるということであり、更には「ピンポイント」攻撃の結果として誤爆による民間人犠牲が不可避という問題です。

こうした戦闘に進む段階では、既に米軍とスンニー派というのは「お互い様」になっており、お互いに「泥沼の中で手段を選ばぬ抗争にのめり込んで行って」いたのは事実かもしれません。ですが、明らかに国際法上の疑念があり、またどう考えても人道上認められない拷問行為が横行し、誤爆による民間人犠牲が不可避となれば、これは「やられた側」としては「どっちもどっち」という話にはなりません。

イラクで一旦は捕縛されたものの、米軍の収容所における過酷な環境に身を置くことによって、自身の中に憎悪を蓄積して行ったのが、アル・バグダディのある種の原点であるのならば、ISILという怪物を生んだ一方の責任がアメリカにあるということは否定できません。

では、アメリカにはそのような「反省の論」はあるのでしょうか?