ある意味「事故」。ソフトバンクはバルミューダフォンと“心中”するのか

スタイリッシュなデザインを武器に、一躍家電業界の寵児に躍り出たバルミューダ。そんなクリエイティビティ溢れるプロダクトメーカーがリリースしたスマートフォンですが、ネット上では「期待はずれ」という声が多く聞かれるなど、散々な有り様となっています。このような状況を招いた責任の一端を、独占販売契約を結ぶソフトバンクに求めているのは、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さん。石川さんは自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で今回、同社がバルミューダ側に適切な助言を与えていれば、かような「事故」は起こらなかったとの見方を示すとともに、バルミューダフォンとグーグルPixelとの間の「意外な共通点」を指摘しています。

 

なぜ、ソフトバンクはバルミューダと心中する気になったのか――バルミューダとGoogle・Pixleに見る共通点とは

バルミューダが発表した「BALMUDA Phone」について、いろいろと思うことがある。率直な感想はエンガジェット日本版やアスキーの記事で執筆しているので、そちらを参考にして欲しい。

● バルミューダの名前に負けた「BALMUDA Phone」

ネットの反響を見る限り、総じて「不評」なのだが、そもそもBALMUDA Phoneを独占販売するソフトバンクはこの状況を、どう思っているのか。

BALMUDA Phoneの発表会では、4Gスマートフォンとして開発を進めていたバルミューダに対してソフトバンクが「絶対に5G対応にして欲しい」と懇願したという。そこで、バルミューダは設計をイチから見直し5Gに対応。結果として、当初、予定していた、持ちやすいとされる4.8インチディスプレイは諦め、4.9インチに変更。さらに本来であれば2021年春発売の予定だったスケジュールも後ろ倒しされ、この11月になったという。

設計を見直させるほどの助言をするのでであれば、ソフトバンクはもうちょっと「これじゃ売れない」というアドバイスもすべきだったのではないか。

ソフトバンクなどキャリア各社は、いまのスマートフォンにおける売れ筋やトレンドを誰よりも熟知しているはずだ。メーカーが提案してきた多数の本体カラーに対しても、売れる色しか調達しないなど、厳しい目でスマートフォンを取り扱っている。

いくら「独占販売」に目がくらんだからといって、ソフトバンクがちゃんとバルミューダに助言していれば、こんな事故は起きなかったのではないか。

ソフトバンクとしては世間から注目を浴びているバルミューダにデザインをすべて託したのだろうが、とはいっても、バルミューダはスマートフォンの世界においては素人だ。

なぜ、ソフトバンクはバルミューダと心中する気になったのか。14万円のスマートフォンを売らないといけない販売代理店はまさに被害者ではないか。

バルミューダはかつて経営危機を迎えたこともあったが、寺尾玄社長は「2020年の正月に初めてこの会社はしばらく潰れないだろう」と感じ、自分が一番やりたかった「パソコン」を作ろうと思ったという。しかし、パソコンは手のひらサイズのスマートフォンになっていたことから、BALMUDA Phoneを開発したという。

 

汚職に不倫とスキャンダル続き。英国政界で何が起きているのか?

新型コロナウイルス対策や環境問題対策に資金が注がれ、注がれる先に疑惑の目が向けられる──日本のことではなく、紳士の国イギリスでのことです。汚職スキャンダルで大揺れのイギリス政界とプライベートの問題でも苦境に陥るジョンソン首相の現在の状況を伝えるのは、メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』著者で国際政治経済学者の浜田和幸さん。24歳下の恋人が公邸を金の壁紙で模様替えしてしまい、その費用の工面にも苦労しているのだそう。ジョンソン首相は窮地を脱することができるのでしょうか。

 

汚職スキャンダルで苦境に陥るイギリスのジョンソン首相

ぶっちゃけ、イギリスの政界が大揺れしています。つい先ごろ、国連主導のCOP26を開催したばかりですが、イギリスでは環境問題やコロナウイルス対策と称して、政府の資金が特定の政治家の係わる企業に横流しされていたとのスキャンダルが相次ぎ、ジョンソン首相は防戦一方です。

同首相曰く「イギリスは汚職国家ではないはずだ、議会も政府機関も腐敗しているとは思わない」。とはいえ、元愛人による「浮気と不倫三昧」を糾弾する暴露発言もあり、信用ガタ落ちのジョンソン首相です。

この2週間、ジョンソン首相の率いる保守党はコロナ用のワクチン購入に関する利益誘導に関して厳しい批判を受けています。パターソン大臣が職権を乱用し、私的な利益を得ていたというわけで、結局、議員辞任に追い込まれてしまいました。

実は、イギリスでは国会議員の兼職が認められています。そのため、360人の保守党の国会議員の内、90人以上は別の仕事をし、収入を得ているようです。労働党の場合には兼職議員は3人しかいません。

与党の保守党で閣僚経験者は特に派手な利益誘導活動に熱心に取り組んでいます。ジョンソン首相はこうした問題にメスを入れる姿勢を見せていたのですが、一転して、前言を翻してしまったため、猛反発を招いたわけです。

ジョンソン首相夫妻が住むダウニング街の公邸の内装を巡っても問題が発生しました。というのもジョンソン首相はイギリスの歴史をいくつも塗り替えており、その一つは24歳年下のガールフレンドを連れて公邸に移り住んだことです。

2番目の夫人と離婚協議中でしたが、離婚が成立する前に、ジョンソン首相の子を身ごもったキャリーさんと首相公邸で暮らし始めたわけで、世間をあっと言わせました。しかも、キャリーさんは知人のデザイナーに依頼し、公邸の全面的な模様替えを行ない、金の壁紙を使ったのです。そのため、国が定めた予算を7倍も超えてしまいました。

その差額をどう工面するかで、党が負担するとか、寄付金を募るとか、ひと悶着もふた悶着もあったのです。最終的にジョンソン首相が個人で負担するということになりましたが、「俺には金がない」とこぼしていた首相が、どう資金を工面するのか、いまだに決着がついていません。

そうこうするうちに、金の壁紙が剥がれ始めたため、補修工事が始まりました。ぶっちゃけ、イギリスが誇ってきた民主政治のメッキが剥げ始めたことを象徴しているようです。

 

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なぜ、現役精神科医は“笑顔で食べ物のこと”を考える癖をつけろと言うのか

寒くなってくるとどうしても気持ちがネガティブに傾きやすいですよね。今回のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では現役精神科医のゆうきゆう先生が、気持ちを前向きにしてストレスにも強くなる行動を教えてくれています。

心の防御力を3倍まで強める究極の技術!

こんにちは、ゆうきゆうです。

今日も元気でお過ごしでしょうか。

さて皆さんは、気持ちを前向きにして、ストレスにも強くなる「ちょっとした行動」をご存じでしょうか。

人間というのは、感情と表情もしくは行動がリンクしていると言われています。例えばネガティブな感情になると、「姿勢が縮こまって悲しい顔」になります。逆に楽しくなってくると姿勢を伸ばして明るい表情になってくるでしょう。そのため相手の表情を見て、「何か悲しいことあった?」とか「楽しいことあった?」と判断できるわけです。表情が感情にリンクしているということですね。

よって心理学的には悲しい感情、嬉しい感情によって表情が変わってくると言われているのですが、逆に「表情によって感情が作られる」という面もあるとも言われています。例えばわざと悲しいような顔をしていると、本当に悲しい気分になってきますし、姿勢を猫背に丸めるとネガティブな気持ちになってきたりするものです。逆に笑顔を作ったり姿勢を正したりすると、どんどんポジティブな気持ちになってきます。

実は体と感情の間には、このような働きがあるのです。ですので、できれば普段から意識的に笑顔を作るようにしてみましょう。

笑顔になれないときは…

ところが人によっては「楽しいことないのに笑顔になるなんて虚しい」とか「自分の感情を強制的に変えようとしている気がして、居心地が悪い」であったり「楽しいことがないのに無理して笑うなんて、強がりみたいでイヤだ」と感じてしまうことがあると思います。

そういった心理によって抵抗を感じてしまったり、もしくは楽しい笑顔を作っているはずなのに悲しくなってしまうような心理があったりと、この笑顔を作るという方法がなじまない人も一定数います。

ここで今回強くおすすめしたいのは、「笑顔を作りながら楽しいことを1つ考える」という方法です。

外見だけではなく内面においても、笑顔に合ったものを1個考えてみよう!ということですね。

あり得ない。中国による「台湾の軍事的制圧」などほぼ不可能なワケ

「台湾有事」を懸念し危機を煽るような報道に加え、元自衛隊将官OBまでもがその危険性を訴えるに至り、「軍事アナリストが仰天。前統合幕僚長「台湾有事」言及の認識不足」で、「近い将来『有事』が起きる可能性は低い」との米軍トップのミリー陸軍大将の発言を尊重すべきとした軍事アナリストの小川和久さん。今回のメルマガ『NEWSを疑え!』では、中国軍が台湾を武力制圧しようとする際の上陸作戦をより具体的に検証。海で囲まれた台湾を制圧するには「上陸適地」の問題で、どれほど困難を極める作戦となるかを伝えます。その上で、「有事」を懸念するよりは台湾内部からの崩壊を狙うハイブリッド戦にこそ注意を向けるべきと訴えています。

※本記事は有料メルマガ『NEWSを疑え!』2021年11月15日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:小川和久(おがわ・かずひさ)
1945年12月、熊本県生まれ。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わり、国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。著書は『フテンマ戦記』『アメリカ式 銃撃テロ対策ハンドブック』『日米同盟のリアリズム』『戦争が大嫌いな人のための正しく学ぶ安保法制』『危機管理の死角 狙われる企業、安全な企業』『日本人が知らない集団的自衛権』『中国の戦争力』『日本の「戦争力」』『日本は「国境」を守れるか』『危機と戦うテロ・災害・戦争にどう立ち向かうか』ほか多数。

 

上陸適地を忘れた台湾有事論

台湾有事について、中国側には上陸部隊を輸送する船舶が決定的に足りないことを繰り返し指摘してきましたが、自衛隊の将官OBでも忘れているか、まったく知識のない人が少なくないようです。

渡洋上陸作戦が成り立つかどうかは、必要な規模の上陸部隊を戦車などの装備品、燃料、弾薬、食料とともに輸送できるかどうかで判断することになりますが、その海上輸送の計算式は陸上自衛隊の指揮幕僚課程CGSでは必ず教育されたものです。ちなみに、私よりひとまわり若い方面総監OBに尋ねたところ、1989年当時にCGSで習ったとのことです。

船の問題もそうなのですが、同じように忘れられているのが上陸適地の問題です。かりに必要なだけの船腹量を備えていたとしても、その輸送船団に乗った陸上部隊をきちんと上陸させることができなければ台湾の武力統一など夢のまた夢です。

台湾の場合、中国の陸上部隊は台湾側の砲兵の射程圏外、沿岸から70キロほどの海域で輸送船団から上陸用舟艇やホバークラフトに移乗して海岸を目指すことになります。この段階では、対艦戦闘能力を突出させた台湾の海軍、空軍の攻撃によって中国の陸上部隊は既に相当な損害を受けていることは想像に難くありません。

当然ながら、海岸に近づくほどに台湾側の攻撃にさらされます。上空からの攻撃も、中国の戦闘機部隊が航空優勢(制空権)を握らない限り、避けられません。

中国側は来援する米軍の攻撃にも耐えなければなりません。台湾を国家として承認しているかどうかといった政治的な要素に関係なく、台湾を自国の国益として位置づけている米国が来援を躊躇うことはないのです。その点は中国も理解しています。

これは渡洋上陸作戦では想定内の状況ですから、中国側もその損耗を前提に陸上部隊の規模を決めることになります。台湾への渡洋上陸作戦に100万人規模の陸上兵力が必要とされる根拠はそこにあります。

そこで上陸適地です。台湾側の反撃や米軍の攻撃に堪えて上陸しようとするとき、中国軍を待っているのは容易に上陸できない海岸線ばかりだとしたら、この段階で狙い撃ちの標的にされてしまうのです。

 

残業代の単価はどう決まる?現役税理士がわかりにくい賃金額の計算を解説

残業代の単価を計算する際には、1時間あたりの賃金額を計算しなくてはなりません。しかし、諸々の手当がついている場合はどこまでをその賃金に含めるべきなのでしょうか?無料メルマガ『採用から退社まで!正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』の著者である社会保険労務士の飯田弘和さんが詳しく解説しています。

残業単価の計算に皆勤手当を含めるか?

ある建設会社さんから、こんな質問を受けました。

「残業代の単価を計算する際、皆勤手当も計算に含めるのですか?」

残業代の単価を計算するには、まず、“1時間あたりの賃金額”を算出する必要があります(※ 算出した1時間あたりの賃金額に割増率を掛けて残業単価を算出します)。時給制の場合には、その時給が“1時間あたりの賃金額”となります。

しかし、その場合であっても、職務手当や役職手当等が月額の固定手当として支払われている場合には、それらの手当の“1時間あたりの単価”を算出し、先ほどの時給と合わせた合計金額が“1時間あたりの賃金額”となります。

次に、月給制の場合の“1時間当たりの賃金額”の算出方法ですが、以下の計算方法になります。

 月給÷1年間における1か月平均所定労働時間 

ここで、“1年間における1か月平均所定労働時間”とは、年間の総所定労働時間数を12で割ったものとなります。

※ 所定労働時間とは、雇用契約によってあらかじめ決められた労働時間をいいます。

※ 年間の総所定労働時間数は、具体的には、年間の歴日数(365日)から年間の休日数を引き、1日の所定労働時間数を掛けて出します。

また、ここでいう“月給”には、基本給はもちろん、職務手当や役職手当等の手当も含まれます。ただし、“家族手当”や“通勤手当”、“住宅手当”などは、月給に含める必要はありません。

注意していただきたいのが、ここでいう“家族手当”、“通勤手当”、“住宅手当”とは、家族数や実際の交通費や距離、家賃に比例して支給されるものであって、それらに関係なく一律で支給するものは“月給”とされ、残業代の計算の際に除外できません。

“臨時的、突発的事由に基づいて支給されるもの”や“支給事由の発生が不確定で、非常にまれに発生するもの”についても、“月給”に含めなくても構いません。たとえば、“結婚手当や出産手当は、上記に示した“臨時の手当”に該当します。

年の瀬に高まる断捨離欲。何を捨てるべきか悩んだら検討すべきこととは

年末に向けて断捨離をする決意を固めたものの、何を捨てればいいのかわからない。そんなお悩みをお持ちの方に、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者である真井花さんが、ものを捨てたり整理する際の検討事項について語っています。

多いか少ないかというより

さて、本日は数ではナイお話。

年末に向けて、ちょっとずつモノを整理&処分しています。消耗品の下着やタオル類はもちろんですが、過剰にあるモノも見直しています。

・ジャム用に取っておいた空きビン
・どっかでもらったけど書きにくいペン
・テイストの違うバッグ
・お掃除便利グッズ

などなど。モノが多すぎると、それだけでイライラしてくるから不思議ですね。モノが増えすぎて困ることからくるストレスは

・モノを管理できない

ということと、もうひとつは

・大切にしていない

という罪悪感や後ろめたさでしょう。ここで大切にしていないのは、モノそれ自体だけでなく

・人生や自分自身

です。いや、うすうすそう感じていると思いますよ。はっきりそうとは言葉にしていないかもしれませんが。

モノがありすぎるということは、世界の中から必要以上にモノを入手してしまっているということであり、それはとりもなおさず

・世界から与えられたいモノが分かっていない

ということを表しています。

少ないモノで暮らすことが幸せとは限らないのに(事実歴史的には長い間モノが多いことの方が豊かで幸せでした)幸せそうに思えるのは、

・豊かな社会の中で
・世界から与えられたいモノがはっきり分かっている

からです。欲しいモノがはっきりしていて、コレを得ている人は幸せなのであり、そのはっきりした要求が

・人生と自分自身に対する願望の鮮明さ

を想像させるからです。そして、モノを得ることによって

・その願望を叶えている

からです。

そうなるとさ。そうなんですよ。片付けでモノの数を減らすだけの方向でやっていくと

・上手く行かない

んですよ。モノを増やしてもそれだけでは幸せにならないのと同じように。真因がソコにはないからです。

・人生や自分自身に対する願望の不明確さ・未練がましさ

にあるからです。

日本ハム新庄監督、陽キャの裏に隠されたメジャー時代の陰湿イジメ。究極プラス思考の原点とは?

日本ハムの「ビッグボス」こと新庄剛志監督(49)が21日、自身のインスタグラムを更新。「白髪の人は白髪染めしてもらいます」と話したことについて、「実は白髪染めをしてなかったら、僕の髪は真っ白なんです」と衝撃的な告白。思わぬ事実にファンからは驚きの声があがった。

新庄監督、清宮に「まだ痩せてない」愛あるダメ出し

新庄監督は20日に就任後初めて千葉・鎌ケ谷の2軍施設を訪問。初めて監督としてコーチミーティングを行い、「太っている人は減量、白髪の人は白髪染めしてもらいます」と身なりにも言及していた。

しかし、ダイエットについては賛同する声が多かったものの、白髪染めについては「野球と関係ない」「白髪染めについては体質に合わない人もいる」など、批判的な意見も聞かれた。

今回はそれを意識したSNSでのコメントとみられ、「コーチの方 もしカラーアレルギーをお持ちの方は染めないで下さい」と呼び掛けた。

一方、直接本人に減量を指示した清宮幸太郎内野手と20日、打撃練習を終えたところで立ち話。数日前には「この短期間で想像を超える減量に驚いてます 凄い!!」と自身のインスタグラムでその努力を称えていたが、「でも今日見たらそうでもなかったというね。そんなにやせてなくね!?」と愛のムチともいえる厳しい言葉を述べた。

「僕たちでプロ野球を変えていこう。かっこいいチームになろう」と既成概念を変えるべく、チームを鼓舞する新庄監督。そんなポジティブ思考の新庄監督にも想像を絶するような辛い時期があったという。

新庄がメジャーで体験した壮絶なイジメ

新庄監督はフリーエージェントで2000年オフにニューヨーク・メッツへ移籍。日本人野手としてMLBで初めて4番打者を務めるなど大きなインパクトを残した。

しかし、2002年にはトレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍したが、そこで壮絶な人種差別を受けてしまう。

デイリー新潮によると、当時のジャイアンツは「クラブハウスの雰囲気はMLB球団の中でもワースト」とまで言われたほど、白人と黒人やラテン系の有色人種が対立しており、新庄もまたこの争いに巻き込まれたという。

その中心人物とみられたジェフ・ケントは新庄をチームの顔であったバリー・ボンズと同じ一派とみなし、ネチネチと陰湿な嫌がらせを繰り返していたとされている。

新庄を取材する日本人メディアへも「俺の前からすぐ消えろ」など露骨な態度で対応。こうした行動が新庄にも精神的なプレッシャーを与えることとなり、あの超ポジティブ思考な新庄ですらクラブハウスで暗く、ダンマリを決め込むようになったという。

「辛い時期ではあったようですが、アメリカに行かなければ経験できなかったこととして、新庄さんは今でも前向きに捉えているようです。普通の選手なら潰れてしまうと思いますが、新庄さんは負けることなくプレーで納得させ、ボンズ選手も『新庄はナイスガイだ』と認めています」(スポーツ紙記者)

アメリカで壮絶なイジメを体験した新庄監督。こうした経験も知りうるからこそ、日本ハムの再建には最適な男といえるかもしれない。

「貯金は美徳」という嘘。お金は「使うことに意味がある」と断言できるワケ

稼いだお金は貯金するのが美徳とされ、ともすれば使うことを戒めるような風潮すらある日本社会ですが、そのような考え方は誰も幸せにしないようです。今回のメルマガ『【退屈な人生からの脱出法】鴨頭嘉人が教える「成長を続ける大人の情報源!チームカモガシラジャパン」』では、日本マクドナルドでの勤務を経て、現在は人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「YouTube講演家」として活躍中の鴨頭嘉人(かもがしら・よしひと)さんが、お金は稼ぎ方より使い方のほうが重要としてその理由を解説。「使った方が誰かを幸せにしている」を“基本原理”として訴えています。

【プロフィール】鴨頭 嘉人(かもがしら・よしひと)
講演家、YouTuber。日本マクドナルドでの勤務を経て、2010年独立。人材育成やマネジメント、リーダーシップについての講演・研修を熱い想いで行う「YouTube講演家」として活躍。これらを記した著書も多数。YouTubeチャンネル登録者数100万人以上、再生回数2億回以上を数える。

 

お金は稼いでも価値がない!!

お金って「どう稼ぐか」ばかり考えてしまって、「どう使うか」ってあまり考えないですよね。

ですが、実はお金って稼ぎ方より使い方の方が重要なんです!

どうして使い方の方が重要だと思いますか?

ぜひ予想しながら読んでください*\(^o^)/*

まず前提として、どうしても日本人は「お金というものは汚いものである」という教育を、子供の頃から親や先生から刷り込まれて大人になってきています(≧∇≦)

僕たちのお父さんとお母さんはお金がなかった時代、しかもお金の使い方が日本国として歪んでいた時代の人たちなのでそう考えるのは当然なんです。

もちろん年齢にもよりますが、僕の例を挙げてみます*\(^o^)/*

僕のお父さんとお母さんは昭和13年生まれで、戦後に生まれました。

なので、戦争があった頃の親に育てられているんです。

戦争中は「貯金をしなさい」という教育でした。

「お金は使っちゃだめ」
「我慢するのが美徳だ」
「贅沢は非国民だ」

なんだか聞いたことがあるような言葉ですよね。

当時の日本は軍国主義、つまり「戦争によって豊かになろう!」という国でした。

戦争に勝つためにどこにお金をかければいいか。

それはもちろん戦車や銃、そしてミサイルなどの兵器ですよね。

アメリカがこれほどまでに世界の覇権を取った理由は、世界一軍事コストが大きかったからです。

軍事力はコストで決まるので、日本も必死になって軍事力のためにお金を集めていました。

そのお金をどうやって集めるのか。

日本の場合は内需、つまり日本国民が働いたお金を武器に変えようとしていました。

当時国営だった「郵便貯金」が軍事力を高める上で重要だったため、「とにかく郵便貯金しなさい」と言われてきたわけです。

これが刷り込まれている親から「貯金しなさい」「とにかく無駄遣いはダメよ」「無駄遣いは悪いことよ」と言われて育てられた子供が僕たちのお父さんお母さんなので、仕方ないと思います。

ただここで考えて欲しいのは、今生きてる私達って軍国主義ですか?

私たちのお金って国に吸い上げられるような仕組みになってますか?

そうですよね、なっていないんです。

今はどちらかと言うと資本主義の中でも「自由経済」と言って、簡単にいうと「自分で稼いで自分で使うことによって経済を豊かにする」という時代です。

つまり昔のように「国の力で豊かにする」という仕組みになっていません。

国が経済対策を打っているのは、ほとんどが国債の発行と税金の調整だけです。

逆に国がそれ以上マーケットに介入すると、市場が伸びにくくなります。

ちょっとほったらかした方が伸びる、と言われているのが今の時代です。

これが資本主義社会にとって最も経済が豊かになる仕組みだと言われています。

もちろん生活保護のような、何らかの事情で生活が出来ない人に対して税金を回すことはしているのですが、基本は「国民一人一人が自分の分は自分で稼いで、全て自由に使ってくださいね」という国になっています。

 

「米は中国を止めることなど出来ぬ」米中首脳会談の直後ある筋から届いた衝撃の一報

日本時間の11月16日、オンライン形式で行われた米中首脳会談。序盤こそ友好的なムードに包まれた雰囲気となりましたが、両国間に横たわる深い溝は如何ともし難く、亀裂の深さを際立たせるだけの結果に終わってしまったようです。米中両大国が、ここまで対立姿勢を露わにする意図はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、二人の首脳が置かれている退くことが許されない状況を解説。さらに両国と深い関係性を持つ日本が米中対立の緊張緩和のため、今後果たすべき2つの役割を挙げています。

 

歩み寄れない米中関係が分割する国際情勢

「アメリカのバイデン政権は、中国を止めることなどできない」

名前や所属は明かせませんが、11月16日にオンラインで米中首脳会談が行われた直後にこのような連絡が届きました。

元々はエスカレートする米中間の対立を受け、緊張緩和の機会を探るために行われた首脳間の協議で、開始直後は互いに旧友と呼び合って親交を再度温めるような和んだ雰囲気で、両国間に存在する緊張の緩和の必要性という“総論”では合意し、「競争はしつつも衝突は避ける」という方向性は共有できたようです。

しかし、議論が各論に入ると、両国間の主張の違いが鮮明化し、双方の“譲れない一線”をぶつけ合う形で、議論は平行線をたどり、米中対立の構図がなかなか解決できないことを露呈しました。

主に台湾情勢の緊迫化への懸念、新疆ウイグル自治区における人権問題、南シナ海問題、経済・貿易問題などが、米中間での対立軸ですが、それぞれが従来の主張を繰り返され、歩み寄りの姿勢が全く見られなかったとのことです。

例えば、台湾問題ですが、副国家主席時代から「中国および中国共産党にとって、不可分な利害」と呼び、国家主席就任後は、One China, One Asia構想の下、台湾の“平和的”統一を目指してきた習近平氏にとって、ここにアメリカのプレゼンスが日に日に増えている状況は看過できない問題と位置付けられています。

今回の協議でも「台湾への行き過ぎた介入は中国にとっては強硬かつ断固とした措置を取らざるを得ないレッドラインだ」と珍しく強い口調で主張し、台湾に対する高まるアメリカ政府による肩入れを非難し、牽制するという選択に出たようです。

平和的な統一が望ましいとしつつも、米中首脳間の意見として、明確に台湾への軍事力による侵攻と統一という選択肢を取ることも厭わないと発言するのは異例では済まされないと思われます。

今のところ、以前お話ししたように、軍事的な作戦を通じて台湾を急襲し、アメリカ他からの反撃に備えつつ、台湾占領及び統一のための人員や物資の動員を短期間で行う能力は“まだ”ないものと思われますが、グアムキラーや対潜水艦のミサイルはもとより、最近、繰り返し行われる空母攻撃群の連携演習や、空軍との連携、ミサイル部隊の強化といったように、中国および台湾に駆け付ける米軍への対抗・対応の準備及び能力、体制は徐々に整ってきているように見えます。

そして、最近、ペンタゴンが出した年次報告書でも、予想よりも早く中国の戦力の充実化が図られるとの予想も出ており、もし来年、習近平国家主席が3選目を迎えるようになれば、核心的利益と位置付ける台湾併合を実現するために、より強硬な手段に打って出る可能性は高まると考えられます。

それを察知してか、バイデン大統領は「米国は現状を変更する試みには加担しない」と発言し、米国政府は、台湾の独立そのものは支持しない旨、明確化し、不必要な衝突は避けようとの意思は見えます。

しかし、同時に「現状を変更したり、台湾海峡の平和と安定を損なうような一方的な取り組みには反対し、断固として対応する」とも述べ、中国の企みを牽制しています。

実際に台湾海峡有事が現実化するような事態になった場合、アメリカがどの程度、コミットするのかは不明ですが、AUKUSの結成により、中国の強硬姿勢に対する複次的な対応の意図を示し、中国に自制を促すものと考えます。そして、極めつけは、台湾に米軍の精鋭部隊を送り込んで、台湾軍をトレーニングしているという状況で、これは、直接的・間接的な対応をアメリカ軍が取ることを示唆していると思われ、中国に対する抑止力強化の戦略が見て取れます。

 

「理事会オンライン化」に成功したマンションは最初に何をした?

先日掲載の「マンション住民大喜び。コロナ禍で説明会をオンラインにした思わぬ利点」では、「ネット視聴可能」としたところ、住民サイドから思わぬ好反響を得たというマンション説明会の様子を紹介した、一級建築士でマンション管理士の廣田信子さん。では、その説明会を開催する立場である理事会自体のオンライン化は、はたして進んでいるものなのでしょうか。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』で廣田さんが、その現状をレポートしています。

【関連】マンション住民大喜び。コロナ禍で説明会をオンラインにした思わぬ利点

理事会へのオンライン活用のその後

こんにちは!廣田信子です。

先日、マンションコミュニティ研究会の意見交換会「オンライン会議システムの活用は進んだか」を開催しました。1年前の状況からどうなったか…を知りたいという趣旨です。

私たちの持っている情報としては、

  • オンラインの会議システムの利用が始まったところは、どんどん進化している
  • でも、オンラインの活用がなくても理事会運営できたところは、オンラインの活用を特に考えていない

というものでしたが、意見交換会の内容は、まさにその通りでした。でも、活用していないところも、その価値を感じているというのも事実でした。やはり、感染状況が大きかった首都圏と地方都市では少し開きがありました。あるマンションは、

「管理会社からの反対があって大変だったが、理事全員がそれを望んでいるということで、オンライン理事会を始めた。高齢者にも、メールとオンラインソフトを入れた不要スマホを貸し出すことで、全員が参加できるようにした。今は、リアル理事会を開催しているが、2、3人は、オンラインで参加。それぞれ意見も述べている。いつでも、理事会には、リアルでもオンラインでも参加可能なシステムが、すでにできている。リアルとオンライン両方で参加するハイブリット型のときは、ハウリングしない方法を工夫している。したがって、単身赴任中の人も理事ができる」

とのことでした。

すでに、コロナ禍が収まっても、オンライン参加ができることが当たり前になっています。それでも、感染状況が一段落すると、多くの理事はリアル参加するということも分かりました。オンライン参加の方は、特に理由は必要ではなく、本人の考え方が大きいようだとのことでした。

子育て中の人は、子供を置いて家から出ることが、たいへんなので、オンラインなら参加できます。仕事で、オンライン会議に慣れている人は、そもそも集まって会議をするということに抵抗感がある人もいます。

二極化しているという話も出ました。リアル参加をしたい人が多い、顔を合わせてのおしゃべりをたのしみにしているケース。子供がいるお母さんさんはオンライン参加が多い、主張先からの参加もできる、というプラスの要素を感じているケース。