なぜイギリスはあらゆる国からの亡命希望者をルワンダに送るのか。日本人が知らな過ぎる不法移民・難民問題

アメリカや欧州で大問題となって久しい不法移民や難民を巡るトラブル。しかしこれらの実情が日本で報じられることは稀で、よって国民はこの問題に極めて「鈍感」であることも事実です。今回のメルマガ『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤さんが、国民に事実を伝えない国内メディアを問題視。そのバランス感覚を欠いた報道姿勢を強く批判しています。

世界政治を動かす不法移民・難民問題

世界政治を動かす大きな要因として不法移民・難民問題があります。

この問題を取り上げる日本のメディアは少ないです。

極東の島国なので経験、実感がないといえます。

しかし、トランプ元大統領の人気、EUにおける極右政党の台頭など、不法移民・難民問題が分からずに世界の政治状況は理解できません。

それぐらい政治の大きな原動力となるのです。

今日、ご紹介するのはNYタイムズの4月22日に掲載された記事です。

英国、亡命希望者をルワンダに送る法案を承認

 

英国議会は亡命希望者の送還を可能にするルワンダ強制送還法案を制定した。

 

この法案は、政府が一部の亡命希望者をルワンダへ片道航空券で乗せ、中央アフリカのルワンダ当局が難民申請を処理することを可能にするものである。

 

その後、難民として認められた場合、彼らはイギリスではなくルワンダに再定住することになる。

 

現首相のリシ・スナック氏は、毎月複数のチャーター便を運航すると主張した。

 

最終投票の数時間前、スナック首相は「何があろうとも、これらのフライトは運航する」と述べた。

解説

イギリスへの難民申請者ら(出身国は問わない)をルワンダに移送するのです。

ルワンダはイギリスから約6,500キロ離れたアフリカの国です。

現在は権威主義を強める指導者ポール・カガメによって統治されています。ポール・カガメに公然と異議を唱える者は、逮捕、拷問、死の危険にさらされます。

イギリス政府は「ルワンダは安全な国であり難民申請者の安全を保障する」としています。

しかし反対する専門家たちは、国内法および国際法におけるイギリスの人権義務に違反すると指摘しています。

どこからみても強引なイギリスの政策です。

それぐらい、イギリス人の不法移民・難民に対する反感、危機感が強いのです。

そもそもイギリスのEUからの離脱もそれが大きな原因でした。

日本のマスコミが時々言う「EUで極右政党が躍進している」というのも同じです。

そしてトランプが今でも人気がある理由も同じです。

なぜ、日本でこういった問題をしっかりと報道しないのか不思議です。

実際に同じような大規模な不法移民・難民問題が日本に起こったら、日本人は絶対にトランプやEU極右政党の政策を支持します。

PS

上記はトランプや極右政党の支持ではありません。彼らを支持する意見もバランスよく報道しろという事なのです。変なレッテルをはらずに!

【関連】不適切にもほどがある。アメリカ大統領選挙の報道で“意図的”に曲げられていること

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(『在米14年&海外販路コンサルタント・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』2024年4月28日号より。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をご登録の上、4月分のバックナンバーをお求め下さい)

社会の分断化を推し進める「バランスを欠いた報道」を見極めるために

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保守王国の衆院補選で自民が惨敗。ジャーナリストが政治の遺産「ベタ踏み坂」の雄大さを思い出しながら考えた政治のあるべき姿

4月28日に行われた衆院の補欠選挙で、2つの選挙区では不戦敗、唯一候補者を立て立憲民主党との一騎打ちとなった島根1区では惨敗を喫した自民党。「保守王国」と呼ばれる島根での敗北は、岸田政権に大きな打撃を与えるとの分析も上がっています。今回のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』では要支援者への学びの場を提供する「みんなの大学校」学長で、新聞記者時代に島根と鳥取を結ぶ江島大橋を何度も利用したという引地達也さんが、この通称「ベタ踏み坂」の思い出を綴りつつ政治と選挙について考察。公共事業における政治家の役割についても、「政治倫理」を考えるプロセスとして熟議されるべきとの見方を記しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:島根の橋が伝える政治と選挙、雄大な景色と政治風土

島根の橋が伝える政治と選挙、雄大な景色と政治風土

衆議院議員の補欠選挙は東京15区、島根1区、長崎3区の3選挙区で行われ、自民党が全敗した。

特に与野党対決となった「保守王国」島根での敗北は、派閥議員の裏金事件の影響の大きさを示したと同時に、自民党政治の在り方を問う象徴との指摘も多い。

過去の衆院選で島根県は、竹下登元首相や桜内義雄元衆議院議長をはじめ自民党が議席を堅持し続けてきた。

島根県選挙管理委員会によると、同県の衆院選投票率(選挙区)は昭和44年から平成26年の間、16回連続で全国1位(読売新聞)を記録している。

この高い投票率から島根県は選挙が「政」(まつりごと)として機能してきた地域ともいえる。

選挙結果を受けて県内に架かる江島大橋の雄大さを思い出しながら、公共工事の推進を争点にするのか、政治家の倫理観を優先するのか、考えるよい機会を与えてくれたと思う。

記者として鳥取に赴任していた若い頃、車で隣の島根県に行くのが楽しみだった。

鳥取県西部にある大山を見ながら米子、境港から中海を眺めながら江島大橋を渡り島根県へ。

この橋は通称「ベタ踏み坂」。

最上部は高さ約45mに達し、急な勾配に車のアクセルを踏み込ことからそう呼ばれる。

橋の高さと急な勾配はそれだけでも非日常。気持ちは昂る。

コンクリート製の桁橋として日本最大の橋から山、空、水を眺める。

無邪気な感動と、この橋が架かることに尽力した人と、国会議員の力を感じずにはいられない。

自民党政治が推進してきた地域の公共事業は大物議員の存在と大型公共事業がつながり、それが政治の力とみなされてきた。

瀬戸内海にかかる本州と四国を結ぶいくつもの橋も同様で、日本にある大きな橋には何らかの国会議員の影響がある。

地域と地域を結ぶ橋は住民のつながりを象徴する事業であり、建設には莫大な予算執行を指示できる力を常に必要としていた。

未だに政治家の贈収賄事件が定期的に発覚するから、公共工事をめぐる汚職は皆無ではないのであろう。

大きな工事を見ると、そのきな臭さは常につきまとう。

それを浄化し無駄な公共事業を監視するには、正しい議員を選ぶことだとの道筋はまだ描き切れていない。

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ゲームのし過ぎは悪いこと?メディア利用時間と精神病体験の最新研究

子どもの頃からゲームやスマホに夢中になりすぎることに、精神面への悪影響を心配する声がありますが、科学的な裏付けはあるのでしょうか。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』では、テレビ、ビデオゲーム、コンピューター、読書に費やす時間と精神病体験の関連性を長期間にわたって追跡調査したカナダの研究結果を紹介しています。

メディア使用時間と精神病症状

◎要約:『思春期のメディア使用時間は、種類によってはその後の精神病症状に影響するかもしれないが、介在する要素としての早期の精神疾患や対人関係の問題を含んでいるかもしれない』

ゲームやスマートフォン、コンピューター等のメディア使用時間による精神状態への影響が指摘されてきました。今回は、思春期における各種メディアの使用時間の経過が、その後の精神病症状の経験に対してどのように影響するかを調べた研究をご紹介します。

思春期のメディア使用時間と精神病症状の関連
Trajectories of Adolescent Media Use and Their Associations With Psychotic Experiences

カナダのケベック州における研究 the Quebec Longitudinal Study of Child Development(1998-2021)を元にしており、1,226(58.2%女性)の対象者を含んでいます。

12、13、15、17歳における週ごとのテレビ、ビデオゲーム、コンピューター、読書の時間を調べて、23歳までの精神病症状の経験を調べています。
結果として、以下のような内容が示されました。

  • ビデオゲームの使用時間が長いグループでは、短いグループに比較すると、12歳時点での精神状態や対人関係の問題が多くなっていました。
  • ビデオゲームの使用時間が長いグループでは、23歳までの精神病症状の経験が多くなっていましたが、上記の要素を調整すると影響は少なくなっていました。
  • コンピューターの使用時間が15歳を頂点とするカーブを描くグループでは、使用時間が短いグループに比較して精神病症状の経験が多くなっていました(+5.3%)。

メディアの長時間使用が直接的な影響を与えているとは考えにくい結果でしたが、広い意味での精神状態や対人関係との関連は否定できない内容でした。

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能の世阿弥と将軍・足利義満「美少年カップル」はその後どうなったのか?

現代にも引き継がれる能という文化。それを室町時代に大成した世阿弥はその美貌ゆえ多くのエピソードを残しています。今回のメルマガ『歴史時代作家 早見俊の無料メルマガ」』では時代小説の名手として知られる作家の早見俊さんが紹介しています。

能は武士の嗜み

室町時代、能を大成した世阿弥は超美少年でした。幼い頃から父観阿弥が率いる猿楽一座に加わり、十二歳の頃、熊野神社で催した猿楽に出演し、室町幕府三代将軍足利義満に一目惚れされます。義満は十七歳、義満も花の色香に優ると評された美少年でした。世阿弥と義満は美少年カップルであったのです。

義満よりも先に世阿弥を愛した人物がいます。摂政、関白二条良基です。良基は五十代で世阿弥少年を見初め、連歌などの教養を身に着けさせました。

世阿弥を愛する余り、年老いた自分より若き権力者の寵愛を受けるべきだと義満に紹介したのです。将軍と関白という武家と公家の頂点に立つ有力者の庇護を受け、世阿弥は評判を高めてゆきます。世阿弥への羨望は複雑な形で展開されました。

義満に取り入ろうという野心と世阿弥と親しくなりたいという下心を同時に叶えようという公家たちが現れたのです。何しろ世阿弥はスーパースター、ちょっとやそっとの誉め言葉では振り向いてくれません。

そこで、彼らは世阿弥への恋情を綴った文を書き、わざと義満の目に入るようにしてから世阿弥に送りました。義満の嫉妬を見越しての処置です。義満は嫉妬にかられますが、一方で彼らの世阿弥への熱い思いも理解し、彼らを取り巻きに加えました。

やがて義満は京都の室町に花の御所と呼ばれる豪壮華麗な屋形を作り、贅を尽くした暮らしを始めます。贅沢で華美な暮らしを彩ったのは世阿弥でした。

そんな美貌により世に出た世阿弥でしたが、彼はそれに甘んずることなく、二十歳で父観阿弥を亡くすと一座の座頭となり、猿楽を進化させて芸術性を高め、能楽を完成させます。義満は優れた政治手腕と共に高い教養、美意識の持ち主でした。単に世阿弥の美形ぶりに惚れたのではなく、世阿弥の芸術的才能を見抜いたのかもしれません。

とはいえ、年齢と共に容色が衰えるのはやむを得ず、世阿弥は次第に義満の寵愛を失っていきました。それを憂いたのか彼は自著で少年の美を時の流れと共に移り変わる、「時分の花」と書いています。義満死後、世阿弥は息子の義教に嫌われ佐渡に流されました。自らの美貌に翻弄された生涯でした。

「褒めて伸びる」のは普通レベルまで。然るべき時に“叱る”ことの重要性

「叱るのは悪」という考えは少し前に流行り、今ではすっかり“なり”を潜めています。しかし、「叱る」ことと「怒る」ことの違いが難しいと思ってはいませんか? メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』。その著者で現役小学校教師の松尾英明さんは今回、子供であっても上司や同僚であっても、然るべき時に「叱る勇気」を持つべきだと語っています。

然るべき時に叱る勇気をもて

「叱るは悪くほめるは良い」というのは、少し前には流行ったが、今ではすっかりなりを潜めた理論である。ちなみに私は「褒めて伸びるのは普通レベルまで」というのが持論である。(元々は、私のオリジナルではなく、友人の言である。)

次の本から。

「叱らない」が子どもを苦しめる』 藪下 遊・ 高坂 康雅 著 ちくまプリマ─新書

この本の主張の中心は「叱る」ことと「押し返す」ことのバランスの大切さである。

叱られない世界。理想的であるように思われている。これは、全くの誤解である。

人間は、誤る。それは、叱られることによって気付ける。

教えられても、わからないことがある。優しく諭されても、わからないことがある。叱られて初めてわかることがある。

小学校において全く叱られないということは、端的に言って、不幸である。どんなに「優良」な子どもであっても、誤った行動をとる。むしろ、真面目な子どもほど、陰で、婉曲的に、知らず知らずのうちに意地悪をしてしまうという面もある。あからさまに悪い行動をとる子どもの方が、よほど対処しやすいというのが真実である。ここへの理解は、人間という生き物を相手にする上で、大切なことである。

ここは「善魔」にも似ている。誰にも言われないから、実は悪いことをしているのに気付けない。勇気ある人に叱られて(指摘されて)初めて気付く。

学級担任に断然必要なのは、勇気である。

勇気とは、危ないことを恐れず突っ込むことではない。危ないのに平気だと思ってやってしまうのは、単なる蛮勇でしかない。「為すべきを為す」という実行力そのものが勇気である。

つまり、言うべきことを言う、というのが勇気である。これは対子どもに限らず、対保護者、対同僚、対上司、全てに言える。

叱るというのは、愛情がないとやれない。愛情がない場合は、叱っているのではなく、単なる憂さ晴らしである。叱るということのベースには、相手を慮りながら、自身が傷つくかもしれない覚悟がある。見返りを求めない行為、即ち愛情そのものである。

子どもに対しては、然るべき時に叱るべきである。相手は未完成で未熟でこれから伸び行く存在なのだから、当然である。対若手にだってそうである。言うべきことを言ってくれた相手には、感謝こそすれ恨むことはない。(もし恨まれたとしたら、それまでの話である。それは相手自身の課題である。)

叱るという言葉が、怒るとか憂さ晴らしとかと混同されているのが問題である。然るべきは叱る。別に怖く言う必要は全くない。「それはいけない」と伝えるのが、叱ることである。

相手を慮って叱ることができるようになれば、学校は確実に変わっていくと思われる。

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なぜ、現役精神科医は「うつでも動くべきだ」と語るのか?

人間は運動量が多くなるほど「うつ」になりづらいと言われています。メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生は、うつの重度によっては少しの運動を取り入れることで改善しやすくなるとして、その理由を解説しています。

「うつ」の時に試してほしい、心の切り替え方

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

以前「動作の速さと気持ちの持ち上がりは比例する」というお話をさせていただきました。

人間は運動量が多くなるほど、うつになりづらいと言われています。

ですので、

「日常生活の行動をできる限りスピーディに行う」

これを心がけることによって、気持ちが活性化してうつになりづらくなるという内容です。

すると読者の方から、

「うつというのは心のエネルギーが落ちているという状態ですので、そんな時に動こうとしても動けなくて当然ではないでしょうか」

というご質問いただきました。

今回はこちらにお答えしていきます。

■ うつの度合いによって変わる対処法

確かに、うつになってしまうとエネルギーが湧きづらいです。

ただ、これはうつの重度によっても変わってきます。

重度のうつの場合は、エネルギーを湧かせようと思っても湧かないですし、動こうと思っても動けないのが当然だったりします。

しかしながら、軽度、もしくは中等度のうつであれば、できる限り、動ける範囲で動いた方が気持ちにも良いですし、改善も早いと言われています。

本当になけなしのエネルギーであれば無理して動かなくても良いと思いますが、

動ける気力がまだ少し残っているレベルのうつであれば、できる限りその気力を使って動いていただく方が良いです。

重度のうつの方には「頑張って」と言ってはいけないと言われています。

ですが、軽度や中等度のうつの方であれば「頑張る」ということは決して悪いアドバイスではありません。

少し積極的に活動性をアップしようと意識するだけでも軽度、中等度のうつレベルであるならば改善しやすくなると言われております。

ですので、自分自身どこまで動けるか試してみましょう。

例えば、普段より気持ち早歩きする、というように「このくらいならできるかも」という範囲を狙って、

無理のない範囲で少し動きを早くするというのを心がけていただくと、ご自身のできる範囲内でうつが改善しやすくなると考えます。

なぜ?「赤いウインナー」を付け合わせにしただけで集客が伸びる不思議な現象

ウインナーに集客力がある!? 今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』で、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、その不思議な「ウインナー繁盛現象」について検証しています。

ウインナーをつけ合わせにすると、飲食店は繁盛する!?

ウインナー。それは、多くの人に愛されている大人気食材。

子どもの頃から親しみ、大人になっても、あれば嬉しいと思う食べ物です。

幼稚園に始まり、小学校時代の遠足、中学・高校にいたるまで、“入っていると嬉しい”お弁当のおかずでもありました。

焼くだけで済むので、作る人の手間も減らせる、便利な食材です。

ソーセージと呼ばれる時には、高級感のある食材となりますが、ソーセージの一種としてのウインナーになると、庶民的な存在に化ける、不思議な食材です。

この庶民的なウインナーは、さまざまな食の場面で、名脇役として輝く存在感を見せつけてくれます。

お弁当の一品として、定食のつけ合わせとして、煮込み料理などでも確かな働きをしています。

お弁当屋さんや定食屋さんで、メニューに迷うことがあれば、ウインナーの入っているものを選んでしまう人も多いのではないでしょうか。

そんなウインナーの不思議な集客力を巧みに利用しているお店があります。

ウインナーの使い方をちょっと変えているだけなのに、お客さまが喜んで注文してくれるのです。

この現象を2つのお店のメニューで検証してみました。

「翼をください」「学生街の喫茶店」から「水戸黄門」「ベルばら」まで。作詞家・山上路夫さんがメロディーから紡ぎ出した昭和の大ヒット曲“誕生秘話”

高度経済成長期から80年代にいたる昭和時代に、大ヒット曲の作詞を数多く手掛けてきた日本を代表する作詞家・山上路夫。「世界は二人のために」「瀬戸の花嫁」「翼をください」「お世話になりました」などの歌謡曲から、「水戸黄門」「…

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次は令和の大飢饉か?国民を餓死に追いやる農水官僚の保身と作文「食料自給率向上を諦め国内農業生産増大」のデタラメぶり

「農業の憲法」とも呼ばれる食料・農業・農村基本法が、国民のあずかり知らぬところでデタラメに改正されようとしているのをご存じだろうか。この改正案を「二重に辻褄が合わない論理的混乱に陥っている」と厳しく批判するのはジャーナリストの高野孟氏だ。食料自給率の向上を諦める一方で、同時に国内農業生産の増大はめざすとぶち上げ、さらに海外からの食料輸入を増やすと謳う、あまりに支離滅裂な今回の改正案。このような農水官僚の自己保身がまかり通るようでは、有事の日本国民は本当に餓死してしまいかねない。(メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:「食料自給率」目標を捨てる?食料・農業・農村基本法改正案/参議院でまともな原理的議論をしてほしい

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

国民が知らぬ間に「農業の憲法」食料・農業・農村基本法が改正へ

食料・農業・農村基本法」を25年ぶりに改正する法案が4月19日に衆議院で自公両党と維新の賛成で通過、26日から参議院での審議が始まった。

農政の憲法」と呼ばれる同法の改正は、我々の暮らしの基盤である農と食をいかに確保していくかを方向づける大事な議論のテーマであるはずだが、その割に国民はほとんど無関心で、マスコミも中身に踏み込んだ報道を全くしていない。

「国民の理解が深まる議論を」と叫んでいるのは農協の機関紙=日本農業新聞(4月20日付解説)くらいのもので、このままでは多くの人々が知らない間に同法の骨抜き化が罷り通っていくことになろう。

格下げになった「食料自給率」目標

改正案の最大の問題点は、すでに本誌No.1247で詳細に論じたように、現行法で中心的な目標とされていた「食料自給率の向上」をこっそりと取り下げようとしていることである。

【関連】有事に日本国民は餓死する。農水省がコッソリ降ろした「食料自給率向上」の看板

いや、取り下げたいなら取り下げればいいのだが、その目標を掲げて25年間取り組んで、現行法制定当時40%だった自給率が現在38%の微減という無惨な結果に終わったのは何故かの総括をキチンとしないのは、卑怯というものだろう。

その目標を掲げたこと自体が間違いだったのか、そうではなくてそれを達成するための施策が適切でなかったのか、それとも何やら制定当時には想定されなかった事象が生じて阻害されたのか。そこをはっきりさせなければ、この国は二度と「自給率」について語ることができなくなってしまう。

しかし農水に限らず官僚にとっては、誤りを認めてしまえば責任を取らなければならず、それは官僚人生の破滅を意味するから、No.1247で解析したようにありとあらゆる屁理屈を捏ねてうやむやの内に方向転換をしてしまおうと悪戦苦闘する。

それでもさすがに「食料自給率の向上」という言葉そのものを消し去ることは出来ず、結局、改正案では「食料安全保障の確保」を前面に打ち出し、その中に「食料自給率の向上」も含まれるーーつまり食料安全保障の目標がいろいろある中の1つに食料自給率も入っているという形に収めようとしたのである。

具体的には、現行法では「食料・農業・農村基本計画」で定めるべき事項の1つとして「食料自給率の目標」と明記していたのに対し、改正案の第17条では「食料自給率その他の食料安全保障に関する事項の目標」と書き換えて、食料自給率を食料安全保障という言葉の中に吸収してボヤかしてしまおうとしている。

繰り返すが、食料自給率最優先を止めたいなら止めればいい。ただコソコソやらずに、正々堂々と国民=主権者に説明し納得させた上で止めるべきなのである。

若手から出なかった「自民党をぶっ潰す」の声。政権与党が衆院補選2選挙区で候補者すら立てられなかった裏事情

4月28日に行われた衆院3補選で、2つの不戦敗を含む3戦全敗を喫した自民党。唯一候補者を立てた「自民王国」である島根1区でも惨敗と言っていい結果に終わりましたが、何が政権与党このような惨状を招いたのでしょうか。政治学者で立命館大学政策科学部教授の上久保誠人さんは今回、その理由を詳細に解説。さらに補選すべてで勝ちを収めた立憲民主党が、政権を奪取するため打ち出すべき2つの政策等を考察しています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:衆院3補選「自民惨敗」と「立憲3戦全勝」を総括する

プロフィール:上久保誠人(かみくぼ・まさと)
立命館大学政策科学部教授。1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。

衆院3補選「自民惨敗」と「立憲3戦全勝」を総括する

衆院東京15区、島根1区、長崎3区の補欠選挙が投開票された。3補選は自民派閥による「政治資金パーティー収入の裏金問題」後の最初の国政選挙だった。「政治とカネ」が最大の争点となった。自民党(以下、自民)は、東京と長崎で候補者の擁立を見送った。唯一候補者を立てた島根で敗れ全敗を喫した。一方、立憲民主党(以下、立民)は、候補者を降ろした共産党(以下、共産)の協力を得て、3戦全勝した。

この3補選は「幽霊同士の闘い」だった。実質的に「自民VS共産」という裏の構図があったからだ。「裏金問題」は、共産党の機関紙『赤旗』日曜版の22年11月5日号が「パー券収入 脱法的隠ぺい 2500万円分不記載 岸田派など主要5派閥」とスクープしたことから始まった。その後、安倍派、二階派など派閥の解体、安倍派幹部などの処分、二階俊博元幹事長の引退に至った。他の野党とは次元が違う、幅広く、深く社会に食い込んだ情報源を持つ共産が、裏金問題追及の実質的な中心だった。

だが、補選での共産の戦略は「候補者を降ろして、反自民の候補者を応援し勝たせる」だった。結果として、共産はすべての補選で候補者を擁立せず、自民も3つのうち2つで「不戦敗」となった。しかし、裏では両党の間で凄まじい駆け引きが繰り広げられた。姿のみえない「幽霊同士の闘い」だったのだ。

自民は、東京と長崎2つの補選で候補者を擁立できず「不戦敗」を選択せざるをなかった。東京15区は、秋元司氏、柿沢未途氏と2人続けて自民党の現職議員が汚職事件で逮捕されて辞職した。長崎3区は、「裏金事件」で、安倍派の谷川弥一衆議院議員が辞職した。

島根は、故・細田博之前衆院議長の地元で「保守王国」だった。だが、自民新人の錦織功政氏は、立民元職の亀井亜紀子氏に敗れた。汚職に揺れる自民が敗れること自体に驚きはない。だが、3つの補選のうち2つで「不戦敗」は異例だ。

異例というのは、以前ならば自民の危機には「改革派」が現れ、首相・党執行部を突き上げて自民は再生したからだ。80年代後半の「リクルート事件」で自民が世論の厳しい批判に晒された時、石破茂氏、岡田克也氏など多くの若手が「政治改革」の声を挙げた。彼らは自民党を出て新党に参加し、改革を実現した。2000年、森喜朗首相(当時)の度重なる失言等で自民が危機的状況に陥った時にも、小泉純一郎氏が「自民党をぶっ潰す」と言い放ち首相になり、自民を救った。