プーチンの「バレーボールサーブ」からは絶対に逃げられない!

ロシアのプーチン大統領がバレーボールサーブを打ったらどうなるのか?

プーチンのサーブに狙われたら、一溜まりもなかった・・・。

 

 

ロックオンされたら、完全に終わりだ。

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Figli di Putin)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供:ViRATES

 

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同僚にいるいる!部下にパワハラしてるダメ男は劣等感の塊だった

なにかにつけて部下を傷つけるようなパワハラ発言をする…あなたの周りにはこんなタイプの人、いませんか? 無料メルマガ『うまくいく人の目標達成術』の著者で心理カウンセラーでもある吉田こうじさんは、パワハラを繰り返す人間の心理状態を解説するとともに、その対処法について詳しく記しています。

絶対に自分が正しいと信じてパワハラする人の心理

□質問

なにかと部下の人格を傷つけるようなパワハラ上司がいます。そういうパワハラする人も内面には劣等感を持っているのでしょうか?

□回答

はい。

これまで、仕事柄そういうパワハラする人をたくさん見てきましたが、もれなく強い劣等感を持ってます。例えば、

  • 評価が絡むことに過度に反応する
  • 部下が思い通りに動かないことに過度に反応する
  • ミスをすることを過度に反応する
  • ライバルの動向に過度に反応する

こうしたことに過度に反応する背景には「ありのままの自分は認められていない」「ありのままの自分はいけない」といった劣等感があります。そして、こうした劣等感があると、役職や権威、名声や評判にとても執着します。

ちょっと複雑なのは、「自分の指導のあり方が正しい」という強い信念を持ってパワハラしている場合です。こういう上司は、部下を徹底的に批判することが「反省につながる」という信念を持っていたりします。ただ、その背景にあるのが劣等感なんですけどね。上司自身がいつも自分を誰かと比較して自分を責めて苦しんでいるからこそ、部下にもそのやり方を強く押し付けてくるわけですね。「もっと反省しろ!」「もっと反省しろ!」とあの手この手で責めるのです。

電通で注目の過労自殺、遺族は会社に勝てるのか? 弁護士が解説

電通の新入社員の過労自殺が話題となっていますが、この件は氷山の一角に過ぎず、「過労」が死因の一端となっているケースは無数にあるとみられています。そのような場合、遺族たちは泣き寝入りするしかないのでしょうか。無料メルマガ『知らなきゃ損する面白法律講座』では、残された家族のための「法的対応策」について詳述しています。

電通過労死事件 遺族に残された法的対応策は?

大手広告代理店の電通で入社間もない女性社員が業務量の負担を苦に、自殺を図るという事件がありました。自殺を図る直前の残業時間はなんと100時間を超えるものとされています。これを受けて、電通には労働監督基準局が臨検を行うなどし、重い行政処分がくだされるのではないかと見られています。

なぜ、そのような異常な残業時間が続いたのかは、行政のチェックが待たれるところですが、残された遺族にはどのような法的対応策があるでしょうか?

まず、報道などでよく目にする「過労死」は、法律上の言葉ではなく、「こうした基準に当てはまれば過労死と呼ばれる」あるいは「過労死にあてはまるから、ただちにこうした法的手続きが取れる」ということはなく、既存の法令に照らして法的対応を検討することになります。

遺族側からの対応としては、刑事処分を求めたいと考えることもあるかと思いますが、正直に言ってあまり実効性がないのが残念な部分です。例えば、捜査機関に対して「業務上過失致死傷罪(法211条)」や「労働基準法違反(具体的には労働基準法32条違反)」であると告発するということが考えられます。

もっとも、告発したからといって、捜査機関が捜査を開始するかはわからない部分があり、仮に処罰されたとしてもせいぜい罰金刑。しかも金額は数十万円レベルと、命の重さとは全く釣り合わない内容となっています。したがって、「それでも一矢報いたい。法的に罰してほしい」という遺族側の心情があれば検討するという手段といえます。

【迷信か事実か】「夫婦は似てくる」ってホントなの?

芸能人が夫婦でテレビに出ているのを見たとき、「この夫婦、最近似てきたな」と思うことはありませんか?

「似たもの夫婦」という言葉もありますが、夫婦というのは似てくるものなのでしょうか?

今回は、心理学的な視点からこの謎に迫っていきます。

日本人に浸透する「夫婦は似てくる」

「夫婦は似てくる」という考えは、私たちの生活に当たり前のように根付いているようです。このことは、コトバやことわざにも見ることができます。

たとえば、「似た者夫婦」という言葉。『goo 辞書」によると、似た者夫婦とは、『夫婦は互いに性質や好みが似るということ。また、性質や好みが似ている夫婦。」と書かれています。

また「夫婦はいとこ(従兄弟)ほど似る」ということわざもあります。「血のつながっていない夫婦でも、長年連れ添うことで血のつながったいとこのように似てくる」ことを意味しています。

このように、一般的には「夫婦が似てくる」という考えは私たちの生活にかなり溶け込んでいます。しかし、実際はどうなのでしょうか?

ネット上では「同じ空間にいるから」「同じ食べ物を食べているから」など、「似てくる」ことを支持する意見がもろもろ出ています。

しかし心理学的な視点からは、「同調傾向(シンクロニー)」という現象として、夫婦が似てくることをとらえることができます。これはどのような現象なのでしょうか?

夫婦が似てくる理由「同調傾向(シンクロニー)」

「同調傾向」とは、相手とやり取りするうちに、表情やしぐさ、姿勢、癖、声質などが似てくる現象のことをいいます。英語では「シンクロニー」といいますが、これは「相手と行動などを一致させること」を意味する「シンクロナイズ」に由来しています。

これまで行われた研究では、同調傾向は本能的、無意識的に起こるものと考えられています。また、相手との関係性や過ごす時間も同調傾向を起こしやすくする要因のひとつとされています。

それではその相手との関係性や、相手と過ごす時間の長さについて詳しく見てましょう。

1. 相手との関係性
相手と協力関係にあるときや、同じ立場のときに同調傾向が起きやすいことが分かっています。

たとえば、ゲームをする時。相手と対戦するような競争関係にある場合には、表情やしぐさなどは似てきませんが、相手と協力して行うゲームでは、表情、しぐさなどが似る、という結果が出ています。また、旅行の計画などの協調的な会話をしている場合にも、姿勢などが似てくるといわれています。

これを「夫婦」という関係に当てはめてみると、どうでしょうか。

互いに協力して物事を解決したり、一緒に計画を立てる機会が多い夫婦という関係では無意識のうちに同調傾向が起き、表情やしぐさ、動作などが似てくると考えられるでしょう。

2. 相手と過ごす時間の長さ
相手と過ごす時間が長いほど、同調傾向が強くなるといわれています。そのため、夫婦として長い時間一緒に過ごすことも、さまざまな点で夫婦が似てくる理由といえます。

似ている夫婦ほど良好な関係!?

ここまでお話してきたように、同調傾向によって長年連れ添った夫婦の表情やしぐさ、姿勢、癖、声質などが似てくることはあると考えられるでしょう。

また、お互いに強く信頼しあっている仲であるほど、同調傾向は一層強くなるともいわれています。

一概には言えませんが、この理論から考えると、「似ている夫婦ほど、信頼関係が強い」という傾向はあるのかもしれません。

同調傾向がもたらす効果とは

同調傾向には相手の感情への理解を深めたり、相手と信頼関係を作る効果があることもわかっています。

そこで、相手との信頼関係が重要になるカウンセリングなど臨床の現場では、この同調傾向の効果を利用して、面接者との関係づくりのために、カウンセラーがあえて相手の動作や姿勢をまねすることもあります。

これを「ミラーリング」といいます。

ですから「最近、夫(または妻)との関係がうまくいっていないな」というときには、この同調傾向を利用して、相手を真似してみるというのもひとつの方法かもしれません。

とはいっても、ただ単に相手の真似をしているだけで相手との関係が良くなるということではありません。先ほどお話したように、相手と協調的な会話をしながら、一緒に過ごす時間を作るように心がけましょう。

その上でミラーリングを行えば、同調傾向の効果を実感できることでしょう。

またミラーリングや同調傾向を行う場合にもう一つ気をつけたいのが、相手に依存し過ぎないことです。

相手との関係を良くしたいからと言って、自己犠牲を顧みなかったり、相手のやることなすことをすべて従う、まねるというのは、「共依存」という関係にあたり、健全な関係とはいえません。ミラーリングを行うとしても、あくまでもお互いが自律し、尊重しあえる関係が築けていることが大前提として必要といえるでしょう。

執筆:伊坂 八重(メンタルヘルスライター)

image by: Shutterstock

 

<執筆者プロフィール>
伊坂 八重(いさか・やえ)
メンタルヘルスライター。株式会社 とらうべ 社員。精神障害者の相談援助を行うための国家資格・精神保健福祉士取得。

 

【関連リンク】

まずは何から?「食べる順序」が胃痛や口臭まで防いでくれる

昔やっていたテレビ番組で、一般の方が食べる食事の品目の順番をゲスト回答者たちが当てるというものがありました。そのクイズでほとんどの人が最初に手をつけるのは「汁物」でしたが、『∞魔女の家庭医学∞(特別版)』の著者で生活習慣病予防指導士の資格を持つさのよう子さんは「消化器の粘膜への刺激を和らげるためにも、最初に水分を摂るのはとても重要」と述べています。果たして、胃痛や口臭を防ぐ理想の食べ方とは?

口臭予防にもなる『あるクセ』

あなたは、起きてからすぐに水を飲みますか?

すぐでなくても、顔を洗うために洗面所や台所に立った時に、水を飲むでしょうか。

起きて最初に食道を通るのは水が最適です。

これから寒い季節になるので、朝の水は冷たくて飲みにくいかもしれません。

その時には、昨日お話をしたように体温に近い水にして、飲んでくださいね。

風邪で喉が荒れたことのある人は、分かると思うのですが、かなりよく噛んだご飯でも飲み込む時には喉に痛みを感じるものです。

寝ている間は、何時間も水分が通っていないので、消化器全体の表面が乾いた状態になっています。

その状態でいきなり朝食を食べると、どんなによく噛んでも消化器、特に食道や胃に食べ物で傷をつけてしまうかもしれないんですね。

食べ物が摩擦なく喉を通るためには、まず水分を摂る必要があるのです。

日中のしばらく水を飲む機会がないときでも、最初の一口は水分を摂るようにします。

水がない時には、味噌汁やスープを、まず一口飲むと消化器が濡れますよね。

本来なら、味がついていない水分なら、粘膜に刺激の少ないのですが、どうしてもない場合は、せめて一口目は味噌汁やスープで食道を濡らしてから食事をしてくださいね

そんなクセをつけるだけでも、胃が悪くなるのを防ぐことができますよ。

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私を上海に連れてって。お上りさんには定番の場所へ朝行くと…

弊社のマスコットキャラクター「まぐまぐちゃん」を上海観光に連れてって! とのお願いを快く引き受けてくださった無料メルマガ『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』の日本人著者で上海在住のジンダオさん。前回掲載の記事「まぐまぐちゃん in 上海。地元民が列をなすアツアツ小籠包とは?」では美味しい小籠包をごちそうしてくれました。さて、今回はどんな場所にまぐまぐちゃんを?

まぐまぐちゃん in 上海。おのぼり観光。東方明珠【东方明珠】

腹ごしらえの後は、上海のメジャーお上りさん観光地です。

佳家汤包」から歩いて5分で到着。南京東路の歩行者天国。小籠包の食べ過ぎで身体が大きくなってしまった、「まぐまぐちゃん」

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南京東路は日本で言う所の銀座辺りでしょうか、上海で老舗と呼ばれる店舗が集まる界隈です。そのため上海市民以外、外国人観光客以外にも中国人観光客もワンサカ。

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南京東路と言えば、夜のネオンのイメージが強いですが、早朝の時間帯は現地上海人の憩いの場となっています。日中と比べると人通りも激しくなく、ゆっくりと街の雰囲気を楽しむなら朝もオススメです。

人通りが多くなると、観光客を狙った軽犯罪者も多くなるので、赤と緑と黄のカラフル三色が目立つ「まぐまぐちゃん」には、早朝散歩がちょうどよかったようです。

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場所:南京東路歩行者天国
アクセス:地下鉄1号、2号、8号。人民広場19号出口
地図:地図はココから

南京東路を西から東へ渡りきると、外灘(バンド)に到着。外灘から浦東金融区の東方明珠パールタワー)をバックに一枚。

この東方明珠、東京タワーのようにテレビ塔でもあり、エレベーターで登ることも可能。奇抜でロケットのような風貌ですが、今の上海にはなくてはならない観光名所の一つです。

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【書評】「21世紀の原理」に移行しない株式会社はすべて無くなる

「投資というものに、ものすごい行き詰まり感を感じている」と嘆息するのは、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者・土井英司さん。「資本主義はどこにいってしまうのか、これから私たちはどう行動するべきなのか」。今回紹介されているのは、土井さんのそんな疑問を一気に解消してくれたという一冊だそうです。その内容とは?

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株式会社の終焉』水野和夫・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン

こんにちは、土井英司です。

最近、投資というものに対して、ものすごい行き詰まり感を感じています。

周囲には投資で大儲けしている人もいますが、資本家が投資することによって、社会の豊かさが増しているようには思えないのです。

土井がフランスで見たような豊かな生活を実現しようと思えば、日々使う食材を見直したり、インテリアの壁紙を変えたりといった実需が発生するでしょうが、多くの人が「お金を生むものにしかお金を使わない」という行動を取ると、資本家の資本は増えても人々は幸せにならない

企業や資本家が資本を蓄積しても、それが人々に分配されなければ、結局賃金上昇を伴わず、家賃は上がらないことになるのです。

今は、オリンピックの影響で地価も上がっているけれど、これから先はどうなるかわからない。

一体われわれはどう行動するべきか。資本主義はどこへ向かうのか。

そんなことを悶々と考えていたところ、ちょうどいい本に出合いました。

本日ご紹介する一冊は、法政大学教授の水野和夫さんが、大ベストセラー『資本主義の終焉と歴史の危機』に次いで出した論考。

「資本主義が資本の自己増殖ができなくなったとき、その主役である株式会社に未来があるのかどうか」を論じています。

高度な内容を丁寧に解説する、相変わらずの上手な説明ぶりで、現在のわれわれが置かれた状況、今後の見通しが良くわかります。

中国の農村で「村ぐるみ」の集団詐欺が多発。地元で産業化も深刻

世界一の人口を誇る中国には、まだまだ私たちの知らない「事実」が山ほどあるようです。無料メルマガ『石平(せきへい)のチャイナウォッチ』によると、中国の農村部の集合体である「郷」の一部が、近頃「詐欺の郷」という不名誉な呼ばれ方をし始めているのだとか。地場産業の衰退などで食べていけなくなった郷が、どのようにして詐欺集団へと変貌を遂げたのか。メルマガ著者で評論家の石平さんに、この驚くべき現状を詳しく解説していただきました。

オレオレ詐欺や偽証明書の偽造…もはや「地場産業」化した「郷」がはびこる中国

中国の国内メディアで最近「詐欺の郷」という言葉をよく見かける。農村部の村々の集合である「郷」で、郷民の多くが詐欺集団と化し、郷ぐるみの詐欺犯罪を行う、という意味である。

たとえば、江西省余幹県の江埠郷は、「子供を欲しがる貴婦人詐欺」の本拠地として有名である。

各地で発覚したこの詐欺とは「夫から莫大(ばくだい)な遺産を相続した子を持たない貴婦人が、子作りのパートナーとなる若く健康な男性を大金で募集する」という嘘のメールを不特定多数に送り、釣られた人に「信用保証金」を要求するという手口である。これまで、この詐欺で全国で捕まった三百六十数人のうち、200人程度が江埠郷の石渓村と李家村の村民であることが判明している。

2つの村の村民の大半が詐欺に関わっており、多くの場合、家族単位、あるいは親族単位で詐欺グループを作り、「貴婦人」「弁護士」を演じる役割やネット情報を拡散する役割を分担し全国で暗躍してきたという。

遼寧省豊寧県の西官営郷が詐欺の郷」との悪名をとどろかせたのは、「ヤクザを装う詐欺」の本拠地となっているからである。中国では、遼寧省を含めた東北地方の「黒社会=ヤクザ」が全国的に恐れられており、西官営郷の村民はそれを利用した。彼らは全国各地で「本物の東北ヤクザ」と装い、わざとぞんざいな東北弁を使って人々に恐喝の電話をかけ、お金をゆすりまくっているのである。

アップルペイに気をつけろ。Suicaは手数料狙いの「お布施カード」に

iPhoneユーザー待望のアップルペイのサービスがいよいよ日本でもスタートします。その技術にSuica機能が使われるとあって大きな話題となっていますが、肝要の使い勝手はどのようなものになるのでしょうか。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で公開中の、ノンフィクション作家・立石泰則さんの記事では、iPhone7をSuica対応にしたアップルの本音と予想される使い勝手について論じています。

iPhone7をFeliCa対応にしたアップルの本音

iPhone7などにソニーの非接触ICカード技術FeliCaが搭載されたことで各方面で話題になり、ネット、紙媒体を問わずさまざまなメディアでも取り上げられている。その半面、FeliCaに対する理解が不十分のまま、誤解とは言わないまでも誤った報道が続いているように感じる。

例えば、9月11日付の日経電子版の記事「iPhone7、Suicaが選ばれた理由」では、次のように「夢」を語っている。

アップルがフェリカに対応することで、これまでガラパゴス技術と揶揄(やゆ)されてきた日本の電子マネー技術が海外へ広がる可能性も出てきました。

電子マネーは「手段であって目的ではないのだが、こうした勘違いが依然として大手を振っていることが問題だと思う。そこで、アップルがiPhone7などにFeliCaを搭載した意味を正しく理解するために、FeliCaとはどんな技術でどのような役割を期待して開発されたか、いまいちど簡単に振り返ることから始めたい。

なお、FeliCaの開発及びビジネス展開の詳細は、拙著『フェリカの真実──ソニーが技術開発に成功し、ビジネスで失敗した理由』(草思社、2010年)を参照していただきたい。

もともとFeliCaは、いまのような電子乗車券&電子マネーを想定して開発されたものではない。ある宅配業者が荷物を自動仕分けしたいという要望をソニーに持ち込み、それに応じた厚木の情報処理研究所がいわゆる「無線タグとして開発に着手したことから始まったものだ。

その後、「無線タグ」の開発を聞きつけたJRの鉄道研究所が改札口の混雑の緩和のため、磁気式カードに代わって非接触ICカードが利用できないかと打診してきたことから電子乗車券&電子マネーの開発へ舵を切ることになる。

現職・警察官が怒り心頭。道路交通法を仕切る「司法」がクズすぎる

メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』の著者・吉田武さんが、現職の交通機動隊員Sさんに生の声を聞く人気シリーズ。今回は、自転車の二人乗りの取り締まり方の話題に始まり、現場の警官たちが抱える「司法」への不満を思い切り暴露します!

爆発寸前。警察官が抱える「司法」への不満

吉田「違反するのを待たなくても警官の判断で職務質問は可能じゃないですか? 特に自転車。昔は無灯火を中心に、夜の警らで捕まえたりしてましたよね。日中含めると二人乗りで捕まえることも多かったと思いますが、一度警官の行動を遠目から観察していた時、信号待ちで二人乗り状態で停止している自転車の後ろに立ち止ま青信号になって自転車が発進するのを待っていたんですよね。しかもその行為していたのが交通安全運動の期間中だったんです」

Sさん「吉田が言いたいのは自転車が発進する前に注意すれば未然に二人乗り行為は防げたってことなんだよな?」

吉田「ええ、そうです」

Sさん「うーん、これは判断が難しいんだよ。止まっている自転車の荷台、つまり後ろに誰かが座っているとする。でも、状況証拠的に走ってない自転車なので二人乗りしているとの判断ができない。仮に後ろの者が”疲れたから自転車の荷台に座っているだけなんです”と言い張れば、走行している部分を目撃していない警官側はその説明を受け入れなくてはならない」

吉田「つまり状況証拠だけでは立証できないという観点から二人乗りして停車しているけども走り出すのを待っている……っていうことなんでしょうか?」

Sさん「その通り」

吉田「でも、誰がどう見たって疲れたから自転車の荷台にわざわざまたがって腰掛けているわけじゃないだろうと、ほとんどの人は思いますけどね」

Sさん「結局のところ現行犯を捕まえるのと一緒なんだよな。警官側としても罠にハメるっていう感覚ではなくて、実際に二人乗りで走り出すのかどうかを見極めるのが重要になっているだけ。違反をするのを待つという感覚は警官側は誰も思ってないぞ」

吉田「なんだか納得行くようで納得行かない気がします……が、それもこれも交通違反をしなければ始まらない事案ですから、Sさんのおっしゃる通り、違反者が何かアクションを起こすのを待つとの感覚はちょっと理解できます」

Sさん「だってさ、違反する前に怒られたら不愉快だろう?」

吉田「それもそうですね。でも警官っていう職業はつくづくストレスが溜まりますね。仮に自転車で二人乗り状態で停止しているとします。走り出すのを待たなければならないわけで、未然に”二人乗り禁止だぞ!”と注意したとしても”ただ座っているだけですが何か?”って返されたら警官側も不愉快にしか感じられないし、最終的に現行犯で捕まえないと何も始まらない日本の司法に対しても不満しか出てこなくなるとかありませんか?