ペロシ訪台という米国の大戦略的ミス。中国と揉めている暇などない現実

中国の再三に渡る牽制にも聞く耳をもたず、8月2日に台湾を訪問したペロシ米下院議長。メンツを潰された形の中国は激怒しましたが、この訪台はどう評価されるべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、「大戦略的ミス」としてその理由を解説。ウクライナ戦争で実質ロシアと戦っているアメリカが、この状況下で中国までをも刺激する愚行を批判しています。

ペロシの台湾訪問とアメリカの大戦略的ミス

さて、今回は、ペロシさんの台湾訪問と、アメリカの大戦略的ミスについてです。

アメリカのペロシ下院議長は8月2日、台湾を訪問しました。3日、蔡英文総統と会談しています。激怒した中国は4日から、台湾を取り囲むように6か所で軍事演習を行いました。

皆さんご存知のように、私は台湾の味方です。しかし、アメリカのやっていることがすべて「大戦略的に正しい」とは思いません。

今回は、アメリカの「大戦略的ミス」について考えてみましょう。

NATO拡大とアメリカの大戦略的ミス

「リアリズムの神」ミアシャイマー教授は、ロシアのウクライナ侵攻について、「アメリカに責任がある!」と断言しています。要するに、「プーチンを無視して、NATOを拡大しつづけたアメリカの責任だ」というのです。

証拠↓
世界的な米国際政治学者・ジョン・ミアシャイマー「ウクライナ戦争を起こした責任はアメリカにある!」【日本語字幕付き】(YouTube)

「あのミアシャイマーが、アメリカを批判し、ロシアを擁護している!」

これは、ロシア擁護派、反米派に大いに利用されています。しかし、大昔からミアシャイマーの言動を追いつづけてきた人たちには、彼の真意がわかるでしょう。

ミアシャイマーは、2001年に『大国政治の悲劇』を出版した当時から、「アメリカ最大の仮想敵は中国である」と主張しつづけてきました。今になって、ミアシャイマーの予測が正確だったことがわかります。

そして彼は、一貫して「中国に勝つために、ロシアと組め!」と語っていたのです。

かつて、アメリカは、ナチスドイツに勝つために、ソ連と組みました。戦後はソ連に勝つために、かつての敵ドイツ(西ドイツ)、日本と組みました。それでもソ連が優勢なので、70年代初めに共産中国と組んだのです。これが、「アメリカ流リアリズム大戦略」です。

繰り返しますが、2001年時点でミアシャイマーは、

  • アメリカ最大の仮想敵は中国である
  • 中国に勝つためにロシアと組め!

と主張していたのです。

ちなみに私の07年の本は、『中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日~一極主義対多極主義』といいます。この本の中で私は、「日本は、中ロを分断しよう」と書いています。

要するに、ほとんどのリアリストは、「最大の脅威は中国」「中国に勝つためには、ロシアと組んだ方がいい」と考えていたのです。ちなみに世界一の戦略家ルトワックさんも、日本は「中国とロシアを分断すべき」と主張していました。

ところが、アメリカ政府はどう動いたのでしょうか?NATOを拡大することで、プーチンは危機感を強めていった。そして、プーチンは、どんどん中国に接近していったのです。まさに、私の07年の本『中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』の方向に向かっていったのです。

ミアシャイマーは、

  • 最大の仮想敵は中国
  • 中国に勝つためにロシアを味方につけた方がいい

という基本的認識を20年前から持っていた。それで、今回のウクライナ侵攻について、「アメリカの責任だ」というのです。別にミアシャイマーが「親ロシア」だとか「ロシアの行動を擁護している」わけではありません。ただ、アメリカ政府がやっていることが「大戦略的に愚かだ」ということなのです。

考えてみてください。ロシアが、いわゆる西側陣営に加わっていれば?西側陣営は、楽勝ではないですか?

ペロシ訪台の余波。「1つの中国」という“踏み絵”を迫られる台湾芸能界

中国を激怒させ、東アジア情勢に少なからぬ影響を与えたペロシ米下院議長の台湾訪問。その余波は思わぬところにまで広がっているようです。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では著者で台湾出身の評論家・黄文雄さんが、中国でも活動する台湾や香港の芸能人たちが、ペロシ氏訪台後に中国人ネットユーザーから「踏み絵」を迫られている実態を紹介。この流れは今後も強くなると予測した上で、チャイナリスク回避法考案の重要性を訴えています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2022年8月10日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

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プロフィール:黄文雄こう・ぶんゆう
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。 

【台湾】「ペロシ・ショック」で中国に踏み絵を迫られる台湾芸能界

台湾芸能人「1つの中国」微博で相次ぎ表明 ペロシ氏訪台に中国猛反発で

ペロシ米下院議長の訪台による波紋、いわゆる「ペロシ・ショック」は、様々な方面に影響を及ぼし、中国の軍事行動を正当化する口実にも利用されていますが、エンターテインメント業界にも大きく広がっています。

冒頭のニュースでは、ナナ(欧陽娜娜)、レイニー・ヤン(楊丞琳)、アンバー・クォ(郭采潔)など、台湾の芸能界で第一線で活躍する人たちが、自身のSNSで「中国はひとつだ」というハッシュタグを付けたと報道されています。

一方で、全く関係のない投稿さえも無理やりに政治的な問題にされてしまっています。以下、報道を一部引用します。

女性グループ「S.H.E」のメンバー、ヒビ・ティエン(田馥甄)のアカウントが炎上している。やり玉に挙げられたのは、2日に投稿したパスタを食べる写真で、ペロシ氏がイタリア系米国人であることから「ペロシ氏の訪台を支持している」として中国人ネットユーザーの怒りを買ったとみられる。この投稿はすでに削除された。

台湾芸能人「1つの中国」微博で相次ぎ表明 ペロシ氏訪台に中国猛反発で

政治的なことに巻き込まれたくない芸能人は沈黙を保ったり、自身のSNSを閉鎖したりしていますが、沈黙さえも中国側からネットで叩かれてしまっています。以下、報道を一部引用します。

台湾出身の女性3人組アイドルグループ「S.H.E」のメンバー・田馥甄(ヒビ・ティエン)や台湾の人気男性アイドルグループ「飛輪海」のメンバーの炎亜綸(イェン・ヤールン)は、一つの中国原則を支持する発言を行わなかったため、炎上した。

台湾アイドルが“1つの中国”拒否で炎上! いずれは日本の芸能人にも「踏み絵」

台湾の芸能人が「ひとつの中国」を支持するかどうかの踏み絵を踏まされるのは今に始まったことではありません。台湾人に限らず、中国人や中国系韓国人など、中国と少しでも関係のある芸能人は、この踏み絵を踏まなければならない状況にあります。

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ネットスーパーの成功に学ぶ「想定外に売れたとき」の売り伸ばし方

コロナ禍の巣ごもり需要が落ち着いた今でも、アマゾンなどのプラットフォームを利用した地方のネットスーパーが好調のようです。今回のメルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』では著者の理央さんが、その理由を紐解きます。水やお米など運ぶのがたいへんな重い物以外の、想定外に売れているモノに着目した売り伸ばし方は、マーケティングにおいて大事な視点で、多くのサービスで参考になると伝えています。

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変化に敏感になると“なぜ売り伸ばせる”のか?ネットスーパーに学ぶ仮説と検証の手法

ネットスーパーが頑張っています。巣篭もり需要がひと段落しても、新しくネットで様々なものを買うようになった人たちが、これまではスーパーマーケットで買うような、生鮮食品などを買うようになりました。それにともなって、食材などを扱うネットスーパーの需要が増えています。

そんな中で、先日日経MJに、面白い記事が載っていました。それは、想定していたものとは違う商品が売れている、ということだそうです。

もともとは、ネットで家まで届けてもらうのであれば、運ぶのが面倒な米や水などの、“重いもの”が売れるだろう、と考えていたそうです。ところが蓋を開けてみると、意外と肉や魚、野菜などの生鮮食品が売れている、ということでした。

私も料理をするのですが、歩いて10分くらいのところにスーパーがあるので、通販で食材を買ったことはほとんどありません。生鮮食品が売れるという傾向については、地方のスーパー、記事には北関東のベイシアや、愛知県のバローの例が載っていました。

これはアマゾンなど大手のネット通販の会社が、スーパー用にプラットフォーム=場所を提供して、そこでスーパー各社が店を出して売れるようにしました。自社でECやそのための流通網を用意しなくても、ネットで売りやすい環境が整ってきたため、イオンなどの大手でなくても、アマゾンを活用すればできるようになったのです。

考えてみれば、こういったスーパーは、40代くらいの子育て世代が多いと想定できます。かれらは、仕事の帰りなどに、毎日の食材を買いに行く時間を節約したい、と考えることも多いため、生鮮食品などが売れるのでしょう。

アマゾンの中にある、バローのネットショップを見てみると、「1時間単位で時間指定ができるようになりました」と書いてあり、便利さを訴求しています。また、お買い得セールの告知や、プライベートブランドなども揃っていて、お値打ちさもわかるようになっています。私もリアル店舗によく買いに行くのでわかりますが、ECでの値段も、リアルの他のスーパーと、あまり変わらないくらいです。

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酒好きに安心データ。酒量とがんの発生率に因果関係はなかった!

楽しくてもツラくても飲みたいお酒。「昨日は飲みすぎた」と毎日つぶやいてしまうような酒好きでも気になるのは、アルコール摂取と病気との関係。がんに関しては、喫煙とセットでなければ摂取量が発生率に影響することはないようです。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では、医師で糖質制限食の提唱者である江部康二先生が、国立がん研究センターによる研究レポートの要点を解説。がんの部位によっては発生率上昇が疑われるケースもあることから、糖尿病など他の生活習慣病を予防するためにも、1日の適量を示しています。

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

飲酒とガンについて

今回は、飲酒とがん全体の発生率について、考えてみます。私は、タバコは吸いませんが、お酒はそこそこ飲むので、おおいに気になるところです。

結論としては、喫煙がなければ、飲酒量が増えても、がんの発生率は不変ということです。タバコを吸わない酒飲みには、とても嬉しいお話しですね。

以下、国立がん研究センター「飲酒とがん全体の発生率との関係について」を要約してみました。
飲酒とがん全体の発生率との関係について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト

─多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果報告─

平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に、アンケート調査。そのうち、40~59歳の男女約73,000人について、その後平成13年(2001年)まで追跡した調査結果に基づいて、飲酒とがん全体の発生率との関係について調べた結果を論文発表。(British Journal of Cancer 2005年92巻182-187ページ)。

[お酒も量が過ぎれば将来がんになりやすい]

調査開始時の飲酒の程度により6つのグループに分けて、その後のがん全体の発生率を比較。調査開始から約10年間の追跡期間中に、調査対象者約73,000人のうち約3,500人が何らかのがんに罹患。

時々飲酒しているグループと比べると、男性では、アルコール摂取量が日本酒にして1日平均2合未満のグループは、がん全体の発生率は変わりなし。

一方、飲酒の量が1日平均2合以上3合未満のグループは、がん全体の発生率が1.4倍、1日平均3合以上のグループは、1.6倍。日本酒1合と同じアルコール量は、焼酎で0.6合、泡盛で0.5合、ビールで大ビン1本、ワインでグラス2杯(200ml)、ウイスキーダブルで1杯。

女性では、定期的に飲酒する人が多くないためか、はっきりした傾向がみられず。

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トランプ土俵際。FBIの「ガサ入れ」に見るアメリカ司法省の本気度

8月8日、ドナルド・トランプ前大統領の別荘を家宅捜索した米連邦捜査局(FBI)。トランプ氏はこれを「魔女狩り」として強く批判していますが、果たして真実はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では著者で国際政治経済学者の浜田和幸さんが、FBIが突然の家宅捜索に踏み切った背景を解説。さらにFBIに元大統領を立件できる確証がなければ「ガサ入れ」などできることではないとして、この先トランプ氏が被るであろう大きな痛手と、宿敵であるペロシ氏の反応を紹介しています。

この記事の著者・浜田和幸さんのメルマガ

 

FBIのガサ入れを受けたトランプ前大統領:生き残れるのか?

ぶっちゃけ、トランプ前大統領は「不動産王」と呼ばれていた頃から、好き勝手な言動で話題を巻き散らしてきていました。

そして、今週は大統領経験者としては初の不名誉な称号を得たのです。

何かと言えば、FBIによる「家宅捜査」と「不正疑惑の証拠没収」に他なりません。

司法省のお墨付きの下、FBIの捜査官がフロリダ州にある別荘に踏み込んだのです。

その時、トランプ氏はニューヨーク近郊でゴルフ三昧でした。

ガサ入れの知らせを受けて、本人は「バイデン政権による違法行為だ。アメリカは腐敗国家になってしまった。この悲惨な状況を克服するには、自分がホワイトハウスを奪還するしかない」と、新たな闘志を燃やしているようです。

しかも、「秋の中間選挙で民主党を追い出し、共和党が議会多数派となれば、今回のような非合法な活動を容認した司法省や実行犯のFBIのトップの首を挿げ替える」とまで公言。

共和党内のトランプ支持派やバイデン政権に不満を抱く熱心なトランプ教の信者の間では、「そうだ!そうだ!バイデンは地獄行きだ」と拍手喝采しています。

では、そもそもなぜFBIは前大統領の家宅捜査に踏み切ったのでしょうか。

それなりの立件に向けての確証がなければできない話です。

実は、トランプ氏の不正疑惑は長年に渡ってくすぶっていました。

不動産王の時代にも、土地や物件の評価額を不正操作し、金融機関から法外な融資を引き出し、更には税金逃れに血道を上げていたとのこと。

また、政治家を動かし、公的な土地をあり得ない安価で落札し、自分の名前を冠したゴルフ場や別荘地に作り替えたりしていました。

その他、セクハラで訴えられた案件は枚挙の暇がありません。

有名なポルノ女優には莫大な口止め料を支払っていました。

今回の家宅捜査の直接の引き金になったのは、ホワイトハウスを去る際に国家機密文書を大量に持ち出したという疑惑が内部告発されていたためです。

アメリカの法律では「大統領はその職にあった際に目にしたり、使った文書は全て返却し、公文書館が保管すること」が決められています。

後々、歴史的な検証が公平公正に行われるようにするためです。

しかし、トランプ氏はホワイトハウスからそうした機密文書をごっそりと別荘に持ち出し、金庫に保管していたわけです。

この違法行為が立証されると、トランプ氏は罰金で終わらず3年の禁固刑に処され、当然、2024年の大統領選挙には立候補できなくなります。

ぶっちゃけ、いかなる手段を講じても来る中間選挙で共和党が議会多数派となり、トランプ氏の無罪を勝ち取るしか、トランプ教の生き残りはあり得ません。

先に台湾訪問で話題の主となったペロシ下院議長は「私のことを批判してたけど天罰が下ったようね」と、ほくそ笑んでいるようです。

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ノーベル賞受賞者たちが口を揃えて苦言。日本が先進国で唯一「低学歴」な理由

この春に成立した『国際卓越研究大学法』という法律をご存知でしょうか。政府が検討し認定された大学に国が元手を貸す、いわゆる『官製ファンド』に認定されるべくある2つの大学が手を取り合いました。今回のメルマガ『』では、著者で健康社会学者の河合薫さんが、この官製ファンドの背景にあるものや、世界の先進国の中でも唯一低学歴になっている日本の原因について語っています。

「目指せ!稼ぐ大学」は危機脱出になるか?

「東京医科歯科大と東京工業大が統合に向けた協議を開始」という、驚きのニュースが飛び込んできました。

早ければ2024年春にも統合が実現する見通しだとか。1つの大学とするか? はたまた、運営法人の傘下に2つの大学を置くか?は今後詰めていくそうですが、個人的には、後者希望です。外野の戯言ではありますが、「大学名は昔のまま」それぞれのアイデンティティを大切にしてほしいなぁ、と。都立大の例もありますし、ね。

それはさておき、両大学が手を組む目的は「めざせ!国際卓越研究大学」。これはこの春、国会で可決・成立した新しい法律「国際卓越研究大学法」に基づくもので、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が検討し、認定します。

法律では、国際卓越研究大学を、「国際的に卓越した研究の展開および経済社会に変化をもたらす研究成果の活用が相当程度見込まれる大学」と定義。「産学連携や寄付などで年3%の事業成長」「重要事項を決定するための、学外者が多数を占める合議体の設置」などの条件があり、CSTIは岸田首相が議長を務め、6人の閣僚、および大企業の会長や役員、大学の教授など、計14人のメンバーで構成されています。

政府は10兆円規模の「大学ファンド」で年3000億円の運用益を得る目標で数校を指定。1校あたり年数百億円を支援する予定です。科学技術を「成長戦略の柱」とする岸田文雄政権の看板政策の一つで、世界でも珍しい、国が元手を貸す「官製ファンド」。うまくいけば、世界から評価されること間違いなし……らしいです。

今回の統合は、両大学が得意とする医療や工学など幅広い分野で先端研究を展開することで、「世界と戦える大学になるための大型の公的支援をゲットしよう!」ってこと。東工大はこれまでも攻めてましたから。その手があったか!あっぱれ!ですね。

さて、国が官製ファンドという“切り札“を切った背景にあるもの。それは「日本の科学技術力の衰退ぶり」への危機感です。

まさか此処に?なぜ「千葉県印西市」にこれから人が集まるのか

千葉市の北に位置し、成田空港にもほど近い千葉県印西市。実はこの街が「これから賑やかになるだろう」という予測がたっているのをご存知でしょうか。いったい、なぜ印西市なのか? メルマガ『見ル野栄司のシブすぎ技術秘話』の著者で元エンジニア漫画家の見ル野栄司さんが、その理由について紹介しています。

この記事の著者・見ル野栄司さんのメルマガ

ものづくり秘話 中央製作所

仙台の配電盤の企業さん。中央製作所さん。

こちらは昨今のサーバーセンターやデータセンターの乱立でとっても忙しいのです。クラウドが当たり前になったこともありますし、日本の関東近郊にそういった施設を置くことが増えたからです。

それで、どうも千葉の印西市にそれが集中しているそうです。その理由はこちらにあります。

印西市にデータセンターの理由はBCP機能 地震に強い地盤の固さ – 土地売却奮闘記(totibaikyaku.com)

なんとこの印西市にグーグルでは日本初のデータセンターができるのです。これはデカイ。

印西市は、なんといっても地震に強い地盤がある。さらに、東京との物流がいい。あと、記事には書いてませんが、たしか太平洋横断光ファイバーの東京湾とも近い。

ですって!

これはなにか起こり気配がぷんぷんします。この千葉県印西市の土地を買うなら今でっせー(笑)。私はお金が無いので無理ですが…。

多分、こういったビジネス話につきものなのが、この印西市では多分これからビジネスホテルが乱立するはずです。人が増えるし、出張マンも多く訪れるわけです。スパやサウナもできるでしょう。

スパなんてものは2,000メートルも掘れば自然と温泉が湧きます。これは取材で聞いた話です。

はてさて、もしかしてみなさんのご近所の地盤が強い場所にサーバーセンターなどできるかもしれません。そこには何かの特需があるはずです。調べてみてはいかがでしょうか?

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目の前にあるドアを開ける人、開けない人の「違い」と「差」は何か?

あることについて、やろうか、やらないかで迷うことは日常でもビジネスでもよくありますよね。迷っても結論がでないことも多いかもしれません。そこで今回は、メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんが、自身は迷うことがほとんどなくなったという理由になった思考法について語っています。

やってみれば分かる

あることをやろうか、やるまいかで迷うことがほとんどなくなりました。やるかやらないかを決める際に、もちろん頭を使って考えるんですよ。何をどう考えるかは、知識や経験の問題で、これは加齢と共にレベルが上がってきたということもあるのですが、それよりも大きいのは、

 ● やりながら軌道修正をすれば、ほとんどの事はどうにかなる

ということが分かったからなんですね。

やる前は、手を出す前は、これをやったらどうなるんだろうか?失敗したら困るよなということを考えてしまうものですが、そこに拘ってしまうと怖くて手を出せなくなるんですね。

そんな時には、まずはじっくりと考えてみる。これ以上考えても先のことは分からないよなというレベルになるまで考えてみる。そしてそこまで考えたのなら、原則として手を出してみるということを、自分のルールにしたら良いと思います。

あれこれ考えたんですよね。で、思考としては行き着くところまで行ったわけですよね。そこから先は、やってみないと何が起こるか分からないんですよ。そこまで考えて、まだ迷っているということは、

 ● その時点では極端に悪くなる未来がイメージ出来ない

ということなんです。

ダメなことって、思考の途中で、あれもダメ、これもダメと、上手く行かない未来像が立て続けに出て来るモノです。それは手を出しちゃダメなケースなんです。しかし、あれこれ考えたのに、そこまで悪くなる未来が思いつかないのなら、そしてそれでもまだ迷っているのなら、それはやってみるまで、手を出してみるまで、ドアの向こう側の未来は見えないということなんですよ。

だからそのドアを開けるための行動をやってみるしか、未来がどうなるのかを見る方法は無いんです。

この時点まで来たら、もう迷っちゃダメなんです。迷うヒマがあるのなら、やってみる、始めてみるべきなんです。

その時に、恐怖心が立ち上がってしまうのは分かりますよ。あなたにとって初めてのことならなおさら怖いに決まっています。でも怖いから「やらない」というのは間違いなんですよ。怖いから「やってみる」べきなんです。

プーチンの軍事侵攻が誘発した「世界大乱時代」に日本が果たすべき3つの自立

世界中の誰もが目と耳を疑った、プーチン大統領によるウクライナへの軍事侵攻。未だ先行きが見通せないこの戦争は世界各地で対立や紛争を誘発していますが、日本もその影響から逃れることはできないようです。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、長期化するウクライナ戦争の最新の戦況を詳細に解説。さらに同戦争により扉が開かれてしまった世界大乱時代に国民の命を守るため、日本政府が早急に自立を果たすべき3つの分野を提示しています。

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ウクライナ戦争の推移

ウクライナ戦争に刺激されて、ナゴルノカラバフ、セルビアとコソボ紛争、ペロシ訪台で中国軍大規模演習とイランの他国攻撃の準備と世界の各所で火が付き始めた。今後を検討しよう。

ウクライナ東部での戦闘では、ロ軍は部隊を南部ヘルソン州やザポリージャ州に送り、手薄の状態になっている。このため、イジューム西・南側では、すでにウ軍が反撃をして、ブラジスカやスリヒフカなどを奪還している。

しかし、スラビアンスクの南に位置するバクムットには、ロシアは傭兵会社ワグナーや特殊部隊を使い、攻撃してくるので、ウ軍との激しい戦闘にもなっている。

しかし、この方面でも、ロ軍は激しく砲撃後、バクムート市を攻撃したが、ウ軍の砲撃で損害が大きく撤退した。現在ロ軍で最強のワグナー部隊や特殊部隊でも、ウ軍を打ち負かすことができないようで、ロ軍の限界点に来ているようだ。この部隊の損耗も大きくなっているようだ。

ロ軍の激しい砲撃は、ベラルーシの弾薬庫から運んだ弾薬であり、それも残り少なくなっているようである。また、シリア、イランや北朝鮮の弾薬も持ってきた可能性もあるようだ。同盟国の弾薬も使い果たすと弾薬不足になると思われる。

それと、北朝鮮は10万人も兵員をロ軍に送るとロシアのTVが言っている。本当か疑問もわくが、もし本当なら、北朝鮮は外貨欲しさに、兵員を死地に送る。ロ軍の兵員不足で北朝鮮軍を傭兵として使うことになる。月30万円でも月300億円が北朝鮮の収入になる。

そして、ウ軍がドネツク市をハイマース(HIMARS)で攻撃するので、ドネツク市から80km以上をロ軍は確保して、HIMARSの攻撃を阻止したいようであるが、この攻撃も撃退されている。

また、火力発電所をロ軍に奪われて、冬場のエネルギー供給ができないドネツク州から住民を強制避難させることにして、順次退避をさせているが、それが終われば東部全体でも本格的な反撃に出るようだ。

ロ軍は南部と東部の2つの戦場で戦う必要があるが、兵員が不足していて、優先順位を付けるしかない状態であり、現状は南部を主戦場としたいようである。

ザポリージャ方面でも、ウ軍が前進しているが、ロ軍はここにも12の大隊戦術群(BTG)の増援部隊を送ったようである。今後、この地域でもウ軍とロ軍の激しい戦闘になるのであろうが、今は静かである。

そして、ザポリージャ原発では、核を盾にして、ロ軍の武器などの保管場所としているが、原発が「完全な制御不能」状態になっているという。砲撃もあり、破壊や事故等が起きれば、大きな被害が出ることになる。IAEAは、原発の状態を調査するために、ロシアとウクライナに合意を求めている。

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逆風の時こそ強さを発揮。地域一番のとんかつ和食店「驚きの戦術」

コロナの感染状況に翻弄される飲食業界。今年も第6波、第7波と感染が拡大するにつれ客足が遠のき、売上減に悩むお店が数多くあります。しかし、そんな逆風の影響を受けていない地域一番のとんかつ和食店があるようです。どんな秘密があるのでしょうか。メルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』著者で、船井総合研究所で史上最年少のフード部マネージャー職に就き、現在は京都で外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポートする堀部太一さんが、逆風時ほど“地域一番店”が強いワケを解説。このお店ならでは特徴として、飲食業界の常識を打破する固定費のかけ方を紹介しています。

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逆風時にこそ強さを発揮する地域一番店の特徴

先週打ち合わせをしていたのが、ある県で地域一番業態をもたれるご支援先。

  • 業態はとんかつ和食
  • 立地はロードサイド大箱(100席超)
  • 事業規模は数十億円

このような企業なのですがコロナ禍でも業績の落ち込みが小さく、今年に入ってからはむしろ良い状況に。足元の第七波も、あれ、影響特にない!?という感じで推移されています。ここで強く感じたのが「地域一番」の強さ。逆風時には毎度強いのがここのポジションです。

本日は、

  • なぜ逆風時に一番店は強いのか?
  • 一番店になるために何をしてきたのか?

この辺りを振り返ってみましたので、参考になることがあれば幸いです。

何故逆風時に地域一番は強いのか?

  • 不景気なとき
  • 外食をし辛いとき

今回のコロナ禍に限らず過去にもこのようなシーンは多々ありましたよね。リーマンショックに東日本大震災。危機は常に襲ってきます。このような逆風時に一気にダメになる企業と、影響が軽微な企業の差はやはり「一番」か否か。

その理由として、

  • どうせ行くなら失敗しないお店
  • どうせ行くなら好きな店

ポジティブな「好き!」という感情だけでなく、上記のように「失敗したくない」という気持ちも集客要素の一つになってくるからです。この「失敗したくない」を因数分解するなら下記のようなイメージでしょうか。

  • 集客=商圏人口×認知率×好感率×来店率

地域一番という事は客数が多いという事。この地点で「認知」のアドバンテージは他社に比べて非常に大きなものと言えます。実際に、この10年の間でも「完全パクリ」な業態は何度も現れ、何度も撤退しました。

「あそこが儲かっているらしい!」というそこだけに着目して競合は動いてくるのですが、そもそも「認知の壁」を越えるのが大変です。ここは「諦めずにやり続ける」のも大切ですね。

そしてもう一つが「好感率」です。一度、非常に大きな企業がガッツリ販促費用もかけて参入してきたことがありました。オープン販促も立派な大判チラシを乱発。初回来店客には次回使えるクーポンを実施。値引きは50%オフと大きなものでした。

最初の3ヶ月は超繁盛!流石に影響を受けました。しかし4ヶ月目以降は売上が問題なく戻り、最終的には全く影響がなくなりました。その差が「好感率」であり、地域一番店が一番であり続けるポイントです。

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