買い占めや盗難被害も。トイレットペーパー品薄「デマ投稿」謝罪

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「デマ情報」が拡散され、トイレットペーパーや食品などの品薄状態が続いている。そんな中、米子医療生活協同組合は3日、トイレットペーパーが品薄になるという旨のデマの投稿者の1人が同組合の職員だったことを公表した。


謝罪文の内容は?

米子医療生活協同組合のHP上には、理事長名義で「職員の不祥事のご報告とお詫び」といったタイトルで謝罪文が掲載された。以下に、その一部を抜粋する。

「このたび、新型コロナウィルスにかかわりトイレットペーパーが品薄になる旨の事実とは異なる誤った情報のSNSへの投稿者の1人が、当組合の事業所に勤務する職員であることが判明しました。当組合の職員の極めて不適切な行為により多くの皆様方にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」

安倍首相も国民に呼びかける事態

安倍首相が先月29日に行なった記者会見では、トイレットペーパーがほとんど国内生産であることについて触れ、「十分な供給量と在庫が確保されている」と冷静な判断を促した。しかし、現在もスーパーや薬局でトイレットペーパーを求める人が後を絶たず、駅やコンビニなどのトイレから盗まれる被害も出ていた。





盗難防止のために鎖で繋ぐ店舗も…

五輪延期では済まぬ。韓国式「新型肺炎」検査が日本経済を潰す訳

2月27日に安倍首相が突如発表した全国一斉休校が、各方面で大きな波紋を呼んでいます。なぜ政府は、混乱が予想されるこのような判断をするに至ったのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、今回の対策の真意、すなわち「国策」をあぶり出すとともに、もしも日本がこの先韓国のようにPCR検査を拡大した場合、経済崩壊に追い込まれる危険性があることを指摘しています。

全国小中高一斉休校、問題を抱えたギャンブルか?

それにしても唐突でした。改めて振り返ってみると、

2月25日(火)……基本方針発表、重症者増加回避策を最優先
2月26日(水)……基本方針に追加してイベント自粛要請
2月27日(木)……全国一斉休校方針発表
2月29日(土)……総理会見

という順序だったわけですが、いかにも急な判断であったという印象です。イベント全面自粛や全国一斉休校というのが、予め決定されていたら、25日の基本方針と一緒にまとめて発表すればよかったわけですが、日に日に厳しくなる情勢判断のもとでは仕方なかったのかもしれません。

良かったのは、この4つの発表には矛盾がないことで、1つの一貫したストーリーにはなっていることです。仮に、この4つの発表に矛盾点があるようですと、社会は大混乱に陥った可能性があり、少なくともそれだけは回避されたのは良かったと思います。

矛盾がない一貫したストーリーというのは、以下のような考え方です。

  • 市中感染は全国で相当に拡大していると見ている
  • また、若年層においては感染しても軽症でインフルと見分けがつかないか、無発症のケースも相当に出ているであろう
  • 市中感染が拡大し、その多くが無発症のケースだとすれば、これを放置すればどんどん拡大する。この点についてはSARSよりも、インフルよりも厳しい条件だと考えられる
  • その結果として、重症者が増加して医療機関が対応できなくなり、救命できる重症事例が救命できないケース、これが最悪シナリオであり、このシナリオを避けるのが国策の最優先事項である

この点に関しては、少なくとも2月25日以降の政府は「ブレて」はいません。例えば、加藤勝信大臣は、この25日の時点で「先手先手」ということを言っていました。この点に関して言えば、例えば春節時における膨大な入国許可とか、「ダイヤモンド・プリンセス」での防疫といった点に関しては「後手」であり、弁明の余地はありません。

ですから、この25日の「先手先手」という加藤発言は批判を浴びたわけですが、この発言に限って言えば、加藤大臣は「後手に回った過去の失態」を否定したり、ウヤムヤにしようとしたわけではないと思います。「医療機関の受け入れ体制が崩壊して、救命できるケースの救命ができない」という最悪シナリオに対しては、「まだ間に合うので先手を打っていく」という趣旨での発言であり、この点に関しては理解できますし、29日の総理会見に至る一連の施策との整合性もあると思います。

そこまでは良いことにしましょう。と言いますか、これは決定された国策であるばかりか、極めて大人数の生死のかかった判断であり、その対策の効果が見えないうちから否定したり妨害するべきものではないと思います。

問題は次の2点です。

1.子供は重症化しないという報告がある一方で、子供は無発症のまま感染を拡大させる可能性があり、高齢者や基礎疾患を持つ成人に感染させて重症患者を発生させるのを抑止するために、学校の一斉休校は有効と考えられます。

ところが、そのような説明は「結果を得られない」可能性があるため「子供の命と健康を守る」という説明に「言い換え」をしています。その判断が吉と出るか、凶と出るかはギャンブル性が高いと思います。

2.PCR検査については、キャパに限界がある中で軽症者、無症者が検査のために医療機関に殺到すると、必要な患者の検査ができず、治療体制を潰すことになります。また、医療機関こそ感染の場になりうることもあり、若年者や軽症、無症状の人を対象とした検査は最小限としたいわけです。

更に言えば、ウィルス量が少ない患者の場合は陰性判定となりますが、それで本人が100%安全と誤解するとかえって危険です。また韓国のように徹底的に検査しても一定程度以上感染拡大した場合は、制圧にはつながりません。従って、隠された国策としては、PCR検査の大規模化には消極的とならざるを得ません。

ですが、検査に消極的だなどという方針は明快に説明はできないので曖昧な説明をせざるを得ません。けれども、それが政府不信やモラルダウンを招くと感染拡大につながる可能性があり、この意図的な曖昧姿勢それ自体にもギャンブル性があるわけです。

原発事故と同じ構図。新型肺炎に官僚システムが太刀打ちできぬ訳

もはや国内での拡大を防ぐことは不可能となったと言っても過言ではない、新型コロナウイルスによる感染症。水際対策に失敗したばかりか蔓延にも打つ手なしという、国としての危機管理能力が疑われる事態となっているわけですが、その原因に「日本の官僚システム」を挙げるのは、世界的エンジニアの中島聡さん。中島さんはメルマガ『週刊 Life is beautiful』にそう判断する理由を記すとともに、官僚システムにメスを入れない限り日本が変わることはないとの見方を示しています。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2020年3月3日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール中島聡なかじま・さとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

危機に弱い日本の官僚システム

新型コロナウィルスに対する日本政府の対応は惨憺たるものです。原発事故の日本政府の対応に通じる部分もあり、「日本の官僚システムは危機に弱い」ことが証明されたと感じています。

二つの事例で共通する点をあげると、

  • 人権よりも秩序が重視される
  • 「国民のパニックを避ける」「国の評判を落とす」などの理由で情報が隠蔽される
  • 「痛みを伴う決定」が出来ない
  • 誰も責任を取らない

福島第一原子力発電所での過酷事故においては、事故後数時間の段階で炉心融解(メルトダウン)が起こっていることは、専門家の目から見れば明らかだったにも関わらず、東電も政府もその事実を隠蔽し続けました。「メルトダウンを起こす」ことは、原発を運営する国としてとても不名誉なことであり、なんとかメルトダウンという言葉を使わずに誤魔化そうとしたこと(当初は、「炉心損傷」という言葉が出てきたのがその証拠です)が明確です。さらに悪いのは、米国政府が空から測定したデータで、かなり広い地域が放射能で汚染されていることを把握しながらも、速やかな避難命令を出さずに、数多くの国民を被曝させてしまいました。

今回の新型コロナウィルスの件に関しても、既に感染の経路が特定出来ない感染者が出ているにも関わらず、日本政府は「市中感染が起こっている」ことをなかな公式には認めたがりません。それもこの状態を見れば、既に国内に数千人から数万人の感染者がいるだろうことは科学的に見て明らかなのだから、民間の力を使った大規模なPCR検査により、「現状の把握」をすることが何よりも大切なのにも関わらず、それをしないのは「見かけ上の感染者の数」を増やしたくないとしか思えない行動です。

二つのケースで共通するのは、専門家の意見(メルトダウンが起こっている、市中感染が起こっている)という意見が、専門的な知識に乏しい官僚と政治家によって握りつぶされ、「正確な情報に基づいた施策」というプロセスそのものが否定された結果、せっかく手に入れた情報を活用しない、自分たちに都合の悪い情報を隠蔽するなどの行動に出るというパターンです。

この手の話をすると、すぐに「政治家が悪い」、「官僚のモラルが低い」と批判する人がいますが、私はそんな考え方では、この問題は解決しないと思います。

根本的な問題は、日本の官僚システム(および、その結果の「票集めと利権争いだけをする政治家」)にあり、そこにメスを入れない限りは、未来永劫、何も変わらないと私は思います。

日本の官僚は、東大法学部に代表される、知能指数は高く、事務能力だけは高いが専門的な知識に乏しいエリート集団です。彼らに(システムから)与えられたミッションは、「誰が政治家になろうと、方針をコロコロと変えずに、国の秩序を安定して遂行すること」にあります。

この官僚システムにとっては、親から引き継いだ「票田」を活用して政治家になったビジョンのかけらもない二世議員だらけの政治家を、後ろから操る形で国を運営するのが一番都合が良いのです。

このシステムは、平時で、国としてやるべきことが明確な時はとても有効に作用します。戦後の高度成長期が良い例です。「欧米になんとか追いついて先進国の仲間入りをする」という一つの明確なゴールのために、政官民が一緒になって働くことが出来ました。

しかし、原発事故のような「想定外」の事態になると、途端に日本の官僚機構は機能不全を起こします。政治家はもちろんのこと、原子力安全・保安院すら経産省から出向した素人の集まりだったため、事故を起こした当事者である東電に適切な指示を出すことが出来ないのはもちろんのこと、人権よりも東電や保安院のメンツが重視されたりすることになってしまうのです。

本来ならば、菅総理が「脱原発」を宣言した時点で、日本は脱原発に舵を切るべきだったし、東電は破綻させて解体し、発送電分離を加速させる良いチャンスだったのですが、電力会社と持ちつ持たれるの関係になっていた経産省が、そんな急激な方針変更を許すわけがなかったのです。

今回の新型コロナウィルスに関しても、結局厚労省の役人も大臣も、伝染病に関して全くの素人であり、専門家の意見を聞きつつ、リーダーシップ不在で行動するしかないので、今回のような体たらくになってしまうのです。

一方、米国の場合、NCR(アメリカ合衆国原子力規制委員会)やCDC(アメリカ疾病予防管理センター)などの組織は、専門家集団の組織で、トップにはその道の専門家(原子力工学の博士号を持った人や医者)がおり、そこが専門知識と強い権限を持って事故や大流行に対処する仕組みになっています。

ちなみに、この問題と、私が常日頃から指摘している日本のITゼネコン問題は、根っこは同じところにあると思います。簡単には人を解雇できない解雇規制と終身雇用・年功序列制度が、専門職の人を要所に置くことを嫌い、霞ヶ関の官僚に代表される「専門知識はないけれど、事務処理能力や管理能力は高い人々」を重要なポストに置き、専門家は必要に応じて外部から調達する、というシステムが日本のあらゆる所に作られてしまっているのです。

今回の事件を受け、日本にも米国のCDCに相当する組織が必要という意見が聞かれますが、組織作りを官僚たちに任せておくと、厚労省からの出向者ばかりで構成される「非専門家集団」を作りかねないので、注意が必要です。

日本より中国の方が安心。上海在住日本人が漏らす日本への危機感

「これから1~2週間が急速な拡大に進むか収束できるかの瀬戸際となる」と、政府が異例の「小中高臨時休校」の要請を出し、イベントの中止・延期も多く見られるようになった日本。新型コロナウイルスの感染拡大防止にようやく動き出した感がありますが、中国・上海では今どのような状況のでしょうか。今回の無料メルマガ『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』では上海在住の日本人著者のジンダオさんが、現在の上海の様子と、日本のあまりの対応の遅さに思わず「中国のほうが安心」と呟いています。

ついに小区で体温検査実施!意外と安全な上海と危うい日本

前回の記事から1週間が経ちました。中国より日本に大きく変化が生じているように感じます。私の身の回りで起きた動きも含めて今回は紹介したいと思います。

2月28日深夜、小雨。自宅待機は1ヶ月超え。在宅勤務が始まって2週間という感じですが、日本との打ち合わせ準備や、現地で進めていたプロジェクトの準備など出来ることを進めている、という感じです。

湖北省武漢の工場が3月中旬を目処に稼働する可能性もある、と情報も聞いたのですが、臨機応変に変わるので状況を見守るばかりです。

小区で新しく始まった取り組み

週イチの買い出しを終えて自宅がある小区に戻ってくるとオバサマが近寄ってきてピッ。体温チェック体制が整い、小区に戻ってきた住民にチェックを開始。

上海でも他の場所では始まっていたと聞いていた取り組みなのですが、我が小区でも開始。

正直万に一つだと思うんです。高熱の人って。だけども目に見えないから、何とかして見える形で予防線を張ろうと取り組んでいます。

届いた宅配便用に机の準備も。もちろんすべて置けません。荷物の受け取り間違いの可能性も考え、届いた荷物にマジックで大きく住所情報を追加で書き加えたりと、管理部で対応をしています。

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日本、見習ってください。ここまで中国は徹底しています。

柔軟に対応ではなく強制的にでも一律中止にする意味

定例となった週イチの買い出しに行った時に中華麺の店舗が営業開始。店員は全てマスク。テーブルは4つくらいの小さい店で客は一人だけ。久しぶりに恋しい中華麺。客の入りも少ないのでちゃちゃっと食べて帰ろうと注文。

すぐさま出てきた麺をひと口すすると、マスクをした二人組の50代の上海人の女性が入店。入店とともにマスクを外して、あれこれと上海語を交えて喋りだしました。どんな感じで喋っているかは想像におまかせします。

「話さないでもらえます?」と注意しても「話して何が悪い」と言い返され、仕方なく食べかけの麺はテイクアウトで持ち帰る事に。

ストレス発散に喋りたい気持ちも分かります。

マスクは自衛のため。自分は感染していない、と勝手に思い込み。だから喋って何が悪いという発想なんでしょう。店舗にマスクが無い方の入店制限をしても、そんな人がいるのです。そんな人と場所を共有して食べても不愉快で美味しくないのでテイクアウト。

中国でも日本でも自分勝手な発想の人物は一定数いる訳です。だから柔軟に対応を求めるのではなく、強制的に徹底的に中止して行動を抑止する。時と場合で性悪説が必要です。

二人組を見て少し緩んでいた気を改めて張り直したのでした。ありがと!おばちゃん。

再予約と再延長になったクリニック

歯抜け生活10日。本当は3月2日に歯を詰める予定でしたが、歯医者より3月7日まで再延期の通知が。早速予約を変更したのですが、更に5日ほど歯無し生活の継続決定。歯の痛みじゃなくって良かった。詰め物が取れただけだもん。

そんな予約をした翌日、日系クリニックの延期通知。こちらは16日までの延長。うーん、歯医者も更に伸びる可能性大。更に伸びたら接着剤で接着しようかと検討中…。

逆輸入を恐れて強制隔離を開始し始めた中国

どうやら中国が日本からの訪中時に2週間の強制隔離を始める(始めた)との話しが。

日本人の訪中ノービザ入国は2週間。つまりノービザでは隔離されてそのまま日本に帰国となってしまいます。ビザ取得して入国しても強制隔離。そんな形では中国に出張できないので、ビジネスが遅延を始めています。

私個人の感覚ですが4月か5月まではこんな感じと腹を決めているので、慌てても仕方がありません。ジタバタしても一人では、どうしようもないので。

感染が増えている日本を見て、中国はすぐさま日本人の入国を厳しく取り締まりだしたようですが、中国ができて、なぜ日本が春節時に出来なかったのか?中国で起きたことが日本では起きないと思ったのか?日本は不思議でなりません。

新型肺炎検査もままならぬ日本。韓国は「足跡マップ」の共有も

新型肺炎を巡っては、すべてが後手に回っている感のある日本に対して、お隣の韓国では徹底的とも言える検査体制を敷き、罹患者の足跡もマップで公開されるなどその対応には差があるようです。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴31年の日本人著者が、新型肺炎罹患者を徹底的に洗い出し、感染拡大阻止に立ち向かう韓国の現状を伝えています。

新型コロナで「サンミルチョル」報道はほぼ聞かれず

韓国の3月1日は「サンミルチョル」といって1919年の3月1日に日本からの独立を叫ぶ全国民運動を記念する重要な日である。が、今年は新型コロナのせいでテレビのニュース画面は1日中新型コロナで持ち切りだ。「サンミルチョル」に関する報道はほとんど聞かれない。筆者が韓国へきて30年を越えたけれど、こういう3月1日ははじめてのこと。日本人としては心休まる3月1日となった。

その新型コロナ、3月1日午前10時基準で韓国は、確定者3,526人、死亡17人、退院(治癒)30人となっている。中国は確定者7万9,968人、死亡2,873人となっている。震源地中国はやはり桁が違う。日本では北海道などの一部の地域で検査したいのだけれど検査できない「検査難民」などというニュースもみられるようだ。安倍政権が積極的に検査を行わない“感染者隠し”の疑いが浮上しているという話もある。その点、韓国は隠蔽したり検査をわざとやらないという卑劣なやりかたはしていない。

筆者の住む天安(チョナン)市は、ソウルから南に約80キロくらいの中堅都市である。ここで数日前、ジュンバダンスのダンススタジオでコロナ感染者が発生した。ダンスの講師が感染者だったため、次から次へと伝染し、今3月1日現在62人の感染者がいる。死亡者はいまのところまだいないようだ。

感染者の動線が一目でわかるアプリがあって、彼らが立ち寄った喫茶店やマートや食堂などがどこにあるかが一目瞭然だ。そういった店は即消毒作業にはいり、店は閉店となる。何日間閉店措置しなければならないのかはわからないけど、店の経営者にとってはとんだ災難になるわけだ。客が感染していたというだけで店を閉めなければならないのだから。でも、それくらい厳しく対処しているということでもあり、近くの住民からすればそういう点ではかなり安心できるというものである。

ただ、きのうテレビに出ているパネリストの医者が、「消毒してコロナウィルスはいなくなっているので、お客さんはそこへ行っても大丈夫ですよ」と言っていたが、そんな医者の話を100%真に受けて店に行く人はほとんどいないと思われる。

韓国の確定者が3,526人と中国に次いで多い。これはキムチパワー262号「全韓国が憎悪に近い非難。新型肺炎を蔓延させた新天地教会とは」でお伝えしたように、大邱(テグ)の新天地教会の信徒らによる影響が大だ。新天地教会の信者の全数調査にはいってきょうで3、4日になるはずだが、だいたい80%ほど(21万人)の調査が終わっているらしい。まだ少しのこっているのであす、あさってあたりまでは確定者の数は増える見込みだ。新天地教会の信者の調査が終わってしまえば、韓国での確定者の数はそれほど増加しないものとみられている。

韓国では、コロナ対策として免疫力をあげるという観点から、ある種のきのこや、高麗人参などが爆発的な売れ行きを示している。高麗人参は、これを蒸して乾燥させた「ホンサム」(紅人参)が人気だ。これのエキスやちょっと飲みやすくした栄養ドリンクみたいなスティックタイプのものも人気だ。さらに味噌やニンニクなども免疫力を上げる食品として注目されている。

韓国の中では、上述の大邱が最大の危険地帯となったが、ソウルや釜山もそれに次いで危険地帯だ。そしてその次がわが天安(チョナン)。きょうは追加の感染者がいないからなのかどうかわからないけど、きのうは、1時間に1、2回の割合で「追加の感染者が1人」とか「2人追加」などの文字メールが来ていた。さらに感染者の動線がわかるファイルがついていたり。文字メールがつくと、地震などの自然災害が発生したときのような特殊な音が鳴るので、きのうは1日中落ち着かない時間を過ごすことになった。きょうは増加がないのか日曜日からなのか、ドキッとするあの着信音がならない。平和な日曜日を過ごしている。

生後45日の赤ちゃんが感染したというニュースがあって、ちょっと心が痛い。この子の親も二人とも感染者だという。高齢者はかなり危険だけれど、若い夫婦の場合は今のところは症状がほとんどないという。45日の赤ちゃんといっしょに快癒してほしいところだ。

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稲盛和夫が驚く、一流研究者が経験する「ひらめき」を受ける瞬間

新しいビジネスモデルの構築、技術のイノベーション等々、革新的な仕事をやってのけてきた先人たちの「創造の源」はどこにあるのでしょう。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、新しい発想やひらめきが生まれる瞬間と源泉について、稲盛和夫・京セラ名誉会長が綴ったコラムを紹介しています。

「創造」の瞬間はいつ訪れるのか?

京セラやKDDIを、日本を代表する大企業に育て上げ、不可能と言われたJAL再生を成し遂げた稲盛和夫さん。

本日は『致知』2006年4月号に掲載され、当時大きな反響を呼んだ「知恵の蔵をひらく」という巻頭コラムの記事をご紹介します。

「知恵の蔵をひらく」 稲盛和夫(京セラ名誉会長)

私は技術者として、また経営者として、長く「ものづくり」に携わる中で、偉大な存在を実感し、敬虔な思いを新たにすることが少なくありませんでした。

大きな叡知に触れた思いがして、それに導かれるように、様々な新製品開発に成功し、事業を成長発展させ、さらには充実した人生を歩んできたように思うのです。

このことを、私は次のように考えています。

それは偶然でもなければ、私の才能がもたらした必然でもない。

この宇宙のどこかに、「知恵の蔵(真理の蔵)」ともいうべき場所があって、私は自分でも気がつかないうちに、その蔵に蓄えられた「叡知」を、新しい発想やひらめきとして、そのつど引き出してきた。

汲めども尽きない「叡知の井戸」、それは宇宙、または神が蔵している普遍の真理のようなもので、その叡知を授けられたことで、人類は技術を進歩させ、文明を発達させることができた。

私自身もまた、必死になって研究に打ち込んでいる時に、その叡知の一端に触れることで、画期的な新材料や新製品を世に送り出すことができた――そのように思えてならないのです。

私は「京都賞」の授賞式のときなどに、世界の知性ともいうべき、各分野を代表する研究者と接することがあります。

そのとき、彼らが一様に、画期的な発明発見に至るプロセスで、創造的なひらめき(インスピレーション)を、あたかも神の啓示のごとく受けた瞬間があることを知り、驚くのです。

彼らが言うには、「創造」の瞬間とは、人知れず努力を重ねている研究生活のさなかに、ふとした休息をとった瞬間であったり、ときには就寝時の夢の中であったりするそうです。

そのようなときに、「知恵の蔵」の扉がひらき、ヒントが与えられるというのです。

エジソンが電気通信の分野で、画期的な発明発見を続けることができたのも、まさに人並み外れた凄まじい研鑽を重ねた結果、「知恵の蔵」から人より多くインスピレーションを授けられたということではなかったでしょうか。

人類に新しい地平をひらいた偉大な先人たちの功績を顧みるとき、彼らは「知恵の蔵」からもたらされた叡知を創造力の源として、神業のごとき高度な技術を我がものとして、文明を発展させてきたのだと、私には思えてならないのです。

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なぜ総理は学校を休校しても中国全土からの入国を禁止しないのか

新型肺炎対策として、小中高の全国一斉休校や各種イベントの中止を要請した日本政府。2月29日には首相自らが記者会見を行いましたが、その内容は国民を納得させられるものではありませんでした。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、新型肺炎蔓延を防ぐためにも、そして国民の理解を得るためにも、政府が今すぐ実行すべきことを記しています。

安倍総理、「中国全土からの入国拒否」について回答

2月29日、安倍総理は、記者会見を行いました。もちろんテーマは、「新型コロナウイルス対策」についてです。全文は、こちらで読む(見る)ことができます。

● 令和2年2月29日 安倍内閣総理大臣記者会見

私が気になったところは、こちらです。

中国全土から入国拒否について

読売新聞今井さんからの質問。

入国拒否措置についてお伺いします。政府は、これまでに中国の湖北省、浙江(せっこう)省、韓国の大邱(テグ)などからの入国を拒否しております。一方で、自民党内などからは中国全土に広げるべきとの意見も出ていますが、今後、中国全土を含め、対象を拡大していくお考えはありますでしょうか。

総理の回答

政府においてはですね、これまで、新型コロナウイルス感染症が蔓(まん)延をしている地域から来訪する外国人や、感染症が発生しているおそれのある旅客船に乗船する外国人について、入管法に基づき、入国拒否の措置を講じてきたところであります。

 

まず、感染の中心地である武漢市を含む湖北省を、その感染者数や移動制限措置の有無を踏まえて、2月1日に対象地域としたほか、13日には浙江省を追加したところであります。また、27日には感染者数の増加が顕著である韓国の大邱広域市等を対象としたところであります。

 

感染拡大の状況が時々刻々と変化をしているわけでありますが、どこの地域を入国拒否の対象地域とするかについてはですね、政府として、今後も感染者数や移動制限措置の動向等をしっかりと分析をし、機動的な措置を、必要であれば、国民の健康を守るために躊躇なく講じていく考えであります。

この回答には、心底失望しました。

新型コロナウイルスは武漢で発生しました。

  • 武漢 → 中国全土 → 世界

という経路で広がったことは、誰にも否定できません。日本においても、初期の頃は、中国人の感染者と接触した人が発症し、感染経路がはっきりしていた。ところが、そのうち2次感染、3次感染がはじまり、感染経路がわからなくなった。

町を見ると、中国人の数は激減しました。それでも、彼らはほとんど自由に日本に入ってきています。その中には、おそらく感染者もいて、無意識のうちに感染を広げていることでしょう。

総理は、すべての学校を休校にするほど「重大な事態」だといっている。しかし、中国全土からの入国を禁止するほどではないというのです。本当に理解しがたいです。ちなみに、韓国についても、全土からの入国を禁止すべきです。

安倍総理は、いいます。

内閣総理大臣として国民の命と暮らしを守る。その大きな責任を果たすため、これからも先頭に立って、為すべきことは決断していく。その決意であります。

総理は昨日、さまざまな方策について語られました。しかし、たった一つの重要事項を軽く見ることで、ほとんどすべてを台無しにしています。

今回の話、「そのとおりだ」と思われた方。是非、総理官邸にメールをお送りください。「東京五輪を無事開催するためにも、中国全土からの渡航、中国全土への渡航を禁止してください」と。デモより、効果は大きいそうです。

ご意見募集(首相官邸に対するご意見・ご感想)

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休校で外遊びも難しい子どもたちを家で運動させるグッズとは?

新型肺炎対策として、突如政府が発表した「小中高の全国一斉休校」の要請。学校で思い切り体を動かしていたお子さんが毎日自宅で過ごすとなると、そのストレスは相当なものになると思われます。そこで!今回の無料メルマガ『育児に成功する【楽しい子育て絵本講座】』では著者の山口りかさんが、室内での運動を可能にするさまざまなグッズを紹介してくださっています。

全国一斉休校 運動不足解消法?

こんにちは、子育て絵本アドバイザーの山口りかです。

新型コロナウイルス対策のため、全国一斉休校の要請が国から出されましたね。都道府県や市町村によって、対応の違いはあるようですが、休校になる学校は多いようですね。

中学3年生の私の娘は、3月2日から休校なので、授業も給食も突然の最後!次は、公立高校受験の前日指導と卒業式のみの登校です。学校大好きなので、休校の知らせを聞いたときは号泣しました。あなたのお子さんはいかがでしょうか。

国の要請通り、3月2日から休校になると、新学期までなんと!40日以上のお休みとなります。これは、夏休みと同じくらいの長さですよね。しかも、通常の夏休みは、公共施設も遊びに行く場所も開いていますし、塾やおけいこ事などの外出も自由です。しかし、今回は、外出は控え自宅待機が原則ですよね。

もし、あなたにお子さんがいるのでしたら、一斉休校中、どのように過ごそうと思っていますか?ご存知かもしれませんが、免疫力を高め、心身ともに健康に過ごすためには、運動が大事です。でも、気候やお天気、何よりもコロナウイルス対策を考えると、外遊びをするのは厳しいと思いますよね…。

そこで、お子さんたちが運動をできるお道具を3つ紹介します。よろしければ、どれか1つでも取り入れてみてくださいね。

トランポリン

1つめはトランポリンです。家庭用トランポリンは直径1メートルのスペースで、全身運動ができます。また、トランポリンはダイエットや心肺機能の向上(スタミナが付く)や基礎代謝を上げるどの効果がある、有酸素運動です。

しかも、ウォーキングや水泳などの一般的な有酸素運動は最低20分以上しないと効果がないと言われていますが、トランポリンは5分で効果があると言われています。実際に5分飛ぶとかなりの運動量になります。

コンクール常勝のバレエスクールでは、通っているお子さんの9割が、トランポリンを置いていたそうです。

※ ご参考:DABADA(ダバダ)トランポリン 大型102cm【耐荷重110kg】

体重80キロまで使用できるので、家族で使えるのではないでしょうか?

室内鉄棒

2つめは室内鉄棒です。逆上がりや前回りなどで遊べます。背の低いお子さんはぶら下がることもできるのではないでしょうか?逆上がりを苦手のお子さんは、この機会に練習もできますよね。

※ ご参考:DABADA(ダバダ)折りたたみ 鉄棒 耐荷重(約)70kg 4段階調節可 室内使用可 子供用

バランスボール

3つめはバランスボールです。ふくらました大きなボールに座ってゆらゆらするだけで、体幹を鍛えることができます。椅子として、姿勢矯正、筋力強化、全身の痛みを和らげ、バランス感覚をアップさせることができます。座りながら運動することもできます。

※ ご参考:RGGD&RGGL 45cm/55cm/65cm/75cm バランスボール

耐荷重997kgなので、ご家族で使えますよね。

  • トランポリン
  • 室内鉄棒
  • バランスボール

この3つは、どれも小さなスペースでかなりの運動をできる道具です。もちろん、これで十分な運動をできるかどうかは保証できません。ただ、何もしなければ0ですが、何かをすれば、結果は掛け算となりますよね!

紹介した3つの道具は、何色もあります。お好みや風水やインテリアに合わせて選べるので、気分もアップしますよね。よろしければお試しください。

image by: Shutterstock.com

本気かポーズか。「100年マンション」を目指す管理組合の不合理

マンションの寿命を左右するとされる「給排水設備」。最近ではマンション管理組合が、こうした設備を一時的な修理で済ますか、新しいものに交換するのかの判断を迫られるケースが増えてきているようです。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者でマンション管理士の廣田信子さんが、多額の修繕積立金が動くであろう「給排水設備の工事内容」を巡り、揺れるマンション管理組合の実態を記しています。

「100年マンションを目指す」というスローガンを上げても…

こんにちは!廣田信子です。

マンションの長寿命化に欠かせず、高経年マンションの市場価値に直結する給排水設備の更新に対する関心がようやく高まってきていると感じています。

長寿命化を目指すのであれば、昭和のころ建築され、当時採用されていた短命配管には早めに見切りをつける方が合理的だと言われます。概ね30年以上前の給排水設備の材料や工法は、今使われているものとは違って、いつかは取り換えるしかないのです。で、一度取り換えれば、半永久(建物の寿命まで)は取り換えずに済むので、早ければ早いほどいいと専門家は言います。

先日相談があったマンションは、「100年マンション」を目指していると言います。しかし、給排水管の更新工事(新しいものに変える)は、お金もかかるし、露出配管になるので更生工事(管の内壁をライニング)を重ねてできるだけ今のものを長持ちさせるつもりだ…と。

「更生工事」は、30年ほど前から、ビルやマンションの配管の劣化が問題になって、その対応策として幅広く行われてきたものです。費用も工事期間も負担が少なく、もちろんそれなりの効果はあります。

このマンションでも、劣化が始まったころの配管材では、更新しても、また取り換えなければならなかったので、今の配管を、「更生」によって、できるだけ長持ちさせようというのは、合理的な考え方だったと思います。

しかし、100年マンションを目指すのであれば、応急措置的な改修には限界があります。「築45年のマンションが築100年目指すのなら、今度は『更新工事』を検討した方がいい。いつかは、更新しなければならないのだから」とお話ししましたが、これまで「更生工事(ライニング)」で乗り切れたし、ラインイング工事の業者はまだ大丈夫だという。それなのに、桁違いにお金が掛かり、工事もたいへんな「更新工事(取り換え)」は必要ないと言われるから、更新は難しい…と。

住民が運営も改修工事も主体的に行ってきて、修繕積立金もそれなりにあるマンションです。どうも、過去の修繕委員で、採用した「更生工事(ライニング)」のシンパの方がいるようです。その当時は、それがベストだったとしても、配管材や工法は進化していますし、100年を目指そうというのですから、長期的な視点で今後を考える必要がありますが、なかなか変えるのが難しいようです。

「100年を目指すと決めたのだから、そのために必要なことは、今、やってしまった方が将来のためじゃないかと、話し合ってみたら…」という話をすると、「自分たちは、せいぜいあと10年だから、その後のことは後の人に考えてもらうしかない」…と。「100年マンションを目指す」といっても、長期的視点で修繕・改修計画を考え、実行することがいかに難しいことなのかを改めて実感しました。

「100年マンションを目指す」というスローガンを上げても、管理組合運営や修繕・改修工事が行き当たりばったりでは、ただの「この先ずっとこのマンションは壊させないぞ宣言」という呪縛になってしまいます。過去の「成功体験」をリセットして、自分がいないであろう未来のマンションやそのときの住民のことを考えるということはやはり簡単ではないのです。

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人気コンサルお勧め、最高の防犯対策「お巡りさんと仲良くする」

読者からのどんな質問にもスバッと回答してくれる、メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さん。今回は、「自宅の防犯対策はどうしている?」という質問に答えます。永江さんは、建物周りの対策のほかに、とっておきの、お巡りさんとの付き合い方についてアドバイスしています。

わたしの自宅の防犯対策

Question

shitumon

先日、「自宅敷地内での迷惑行為への対処法」を相談した者です。ようやく犯人を捕まえましたので、まずはお礼申し上げます。アドバイス頂きありがとうございました。

特に最後の一文、「本当に困っているなら自分で捕まえるのが一番手っ取り早いです。その時は決して怒鳴ったり殴ったりせず、冷静に対処して後は警察に一任すれば解決出来ると思います」は、まさにこの通りで本当に参考になりました(状況や犯人については「話さないように」と警察から言われているため詳細は控えます)。

敷地には以前から防犯砂利を敷いていましたが、今回の件でセンサーライト2台、防犯カメラは合計4台購入しました。意外と死角が多いことに改めて気づいたり、結果的に防犯について考え直す良いきっかけになったと思います。

永江さんは自宅の防犯対策はどうしていますか?答えられる範囲で結構ですので是非お聞かせください。

永江さんからの回答

実はわたし、工学部の建築学科出身です。まずわたしは自宅を建てる際、周囲からよく見えるようにオープンな設計にしました。なぜなら泥棒が入りやすいのは塀があって中が見えにくい家だからです。塀さえ乗り越えて敷地内に入ってしまったら、外からは中で誰が何をしているのか全く分かりませんからね。泥棒にとっては好都合でしょう。

ですから塀や垣根のある昔ながらの日本家屋は狙われやすいです。中でも勝手口はメジャーな侵入経路です。うちにはないです、勝手口。あとは人体感知センサー付きのライトを設置しています。人が近づいたら反応してライトが点くアレです。数千円とお手頃価格で売ってます。

泥棒が嫌がるような家周りの環境対策も大切ですが、何と言ってもわたしのおすすめダントツ1番の防犯対策は「お巡りさんと仲良くなる」ことです。

うちの周りは住宅街なので空き巣も結構発生します。するとお巡りさんが巡回したり訪問でやって来たりします。そんな時に面倒くさがらずにちゃんと話をするのです。お巡りさんも人間ですからね。コミュニケーションを取って良い関係を築いておくと「あそこの家は大丈夫かな」と自分の家を気にかけてよく見てくれるようになるのです。

わたしなんて10年前に軒先で干していたウェットスーツを盗まれた時、お巡りさんに言ったららすぐに巡回してくれて今だに「最近は盗まれていませんか」って声をかけてくれます(笑)。

それにこちらが質問すれば、お巡りさんもいろいろなことを話してくれます。アンケートなどで日頃困っていることや心配なことを書いたりした日にゃお巡りさんは速攻でやって来ると思いますよ。だってそれは貴重な情報提供でもありますからね。

お巡りさんだって地域住民の情報は欲しいに決まってます。当然のことながらお巡りさんが回っているところにわざわざ泥棒はやって来ません。ですから結局のところ近所の交番のお巡りさんと仲良くなることが最善の防犯対策ではないかと断言します。

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