米国から逃避か。厳しい国内事情を放置して訪日したバイデンの崖っぷち

5月22日からの3日間の訪日中、QUADの首脳会談やIPEFの発足式等々精力的なスケジュールをこなしたバイデン大統領。しかしながら、今回の訪日自体を懐疑的に見る識者も存在するようです。今回のメルマガ『モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)』では著者でジャーナリストの伊東森さんが、バイデン大統領の訪日がアメリカからの「一時退避」にしか見えないとしてその理由を解説。米政権が難しい舵取りを強いられている現実を詳述しています。

 

バイデンは日本に来ている場合か? 荒れ狂うアメリカから一時退避 もはや“政治内戦”~1~不発に終わったクアッドとIPEF プーチンフレーション?

米国大統領ジョー・バイデンが日本にやってきた。米国の大統領としては2019年以来、そしてバイデン自身としては、大統領就任後、初めての訪日となる。

岸田首相とバイデン大統領は東京の元赤坂の迎賓館で会談した。バイデン大統領は22日から24日までの訪日中、クアッド(QUAD)という日米豪印(日本、アメリカ、オーストラリア、インド)による首脳会談にて対中国の軍事的包囲網の確認・強化するほか、新しく発足するIPEFというインド太平洋経済枠組みを通じ、経済的な面においても対中包囲網を形成するという。

また、ロシアによるウクライナ軍事侵攻を受け、対ロシア制裁などの面においても日本との連携を図る。

しかしながら、このような表向きの外交のなか、米国では内政面においてとんでもないことが、“いくつも”起きている。

ただでさえ政治的には米国は半年後に中間選挙を控えるが、バイデン率いる民主党は劣勢が伝えられている。もし、ここで負ければもともと、「指導力がない」「少々天然ボケ」といわれるバイデン大統領はさらに追い込まれ、“レームダック”化は必至だ。

目次

  • クアッド
  • IPEF
  • プーチンフレーション?
  • アメリカのガソリン価格 過去最高を記録

クアッド

24日、日米豪印のクアッド(QUAD)の首脳会合が開かれた。ロシアによるウクライナ軍事侵攻による国際秩序が揺らぐなか、会合は「力による現状変更」についての反対では一致したが、成果文書になった共同声明では侵略したロシア、あるいは覇権主義的な動きを強める中国には触れなかった。

このことは、インドに配慮したものだろう。結局、日米が期待したような中ロへの“けん制”は不発する。

クアッドの首脳会合では、まず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、今後5年間でインフラの整備に500億ドル(約6兆3,800億円)以上の支援や投資を目指す。

そして、共同声明において、「悲劇的な紛争」と表現。主権の尊重や平和的解決の重要性を強調したものの、しかし「ロシア」とは名指しはしなかった。

ほか、中国が進出する東・南シナ海において海洋秩序への挑戦に対抗。違法漁業監視で、周辺国による海洋状況の把握能力の向上を支援することも約束した。

クアッドは、日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国で安全保障や経済を協議する枠組みで、首脳や外相の会合がある。

クアッドの名称は、英語で「4つの」を意味する「QUAD」に由来。参加する4カ国で、軍事・防衛費は中国の4倍に相当、インド洋と太平洋を取り囲むように、自由や民主主義、法の支配といった共通の価値観を重視。

クアッドの構想は、安倍元首相が2006年に4カ国で戦略対話を訴えたのを契機に膨らんだ。

 

実は国外のリスクより深刻。「日本人が日本を滅ぼす」という国内のリスク

ウクライナ情勢を受けて、これまで「平和ボケよりタチ悪い。自分は大丈夫という思い込みが日本を滅ぼす」や「ロシアが日本に侵攻しない理由はない。それでも日本人が戦争に備えぬ訳」などで、日本人の危機意識の低さを指摘してきたジャーナリストで作家の宇田川敬介さん。今回のメルマガ『宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話』では、周辺の国々以上のリスクが実は国内にあるという現実を暴露。すなわち、経済優先や平和重視を叫び国を守る動きを妨害する人々の存在をあげ、「日本人が日本を滅ぼす」と警鐘を鳴らしています。

 

ウクライナ情勢を見て、日本はリスクを回避するために何をすべきか

ウクライナ情勢見て、「人の振り見て我が振り直せ」の事から見えるように「日本はどうなのか」ということを考えてみる第53話 ウクライナ情勢を見て思う「我が国は生きのこれるのか?」は今回が最終回になります。

最終回なので、少々いつもよりも短めになるかもしれませんが、頑張ってまとめてみましょう。日本はリスクが国の周辺で非常に多く、その為に、本来であればそのことに関して備えなければならない状態であるにもかかわらず、残念ながらそのようになっていないということになります。

実際に、「リスク」のほとんどが「日本の経済優先の政治体制」が問題になっており、そのことから、日本人が日本を攻撃する兵器づくりに寄与しているというような状態になっているのではないかということなのです。

そのうえ、日本人が平和憲法などということを言い、平和のために主権も領土も失うことを望むような書き込みをしてしまうということになっています。

一部の日本人が、日本を守ろうとすることを、他の日本人が経済優先ということを言い、またその他の日本人が平和だから軍備反対と言い、そのことで、日本を守ることを妨害するというようなことになっています。

学術に関しても、「軍事利用反対」と言いながら、外国によって軍事利用されることに関してはまったく口を閉ざしているというような状況なのです。

そのような状態では「日本人が日本を滅ぼす」ということになってしまい、国外のリスクということとは全く異なるということになってしまいます。

まさに、ロシアに侵攻されたウクライナの国民が、老人や子供を安全な場所に難民として避難させた後、自分たちは国に戻って国を守る行動をしていました。ビール工場の人々は、ビール瓶を加工して火炎瓶を作り、それを前線に送ることによって国を守ろうとしていました。「自分にできること」で、貢献し、そして国を守ろうとする姿は何度も報道されていたのです。

日本が、もしも諸外国に攻められたら、そのように「自分にできることで国を守ろうとする」人は何人いるのでしょうか。そして何ができるのでしょうか。

 

もはや銀行にも頼れない。コロナ融資の過剰債務で倒産寸前になる企業の行く末

新型コロナウイルスによって一時的に業績が悪化した企業に対しての救済として取り入れられているコロナ融資。それを利用していたものの、過剰債務に陥ってしまった人たちも多いようです。今回は、メルマガ『倒産危機は自力で乗り越えられる!』 by 吉田猫次郎』の著者で事業再生コンサルタント、作家、CTP認定事業再生士の顔を持つ吉田猫次郎さんが、その実情を語っています。

 

コロナ融資で目一杯借りて過剰債務に陥った方からの相談が増えてきた

過剰貸付の是非はともかくとして、コロナ融資で目一杯借りて過剰債務に陥った方からの相談が増えてきています。例えばこんな相談が…。

業種: イベント企画制作
業歴: 15年以上
売上: コロナ前までは年商1.5億 → 現在は4000万円以下
借入金:コロナ前までは5,000万円 → コロナ融資を借りて総額1.2億円

つまり、現在は年商5,000万円に対し、借入金がその倍以上も重くのしかかっています。

返済状況は、1年前から資金が底を尽き、リスケを開始していました。

最近では、利息の支払いすらもままならなくなり、リスケの際に必要な保証料も用意できず、消費税も猶予をお願いしており、もはや信用がないので追加融資も受けられず、結果として、延滞が始まっています。

このままでは、保証協会つきの借入金は事故扱いとなり、代位弁済になるのは時間の問題でしょう。

こんな時、どんな解決方法があり、どうアドバイスすべきなのかは、数字だけでは判断できません。

数字以外にも、その業種ならではの特性や、業績回復の可能性、許認可、担保、保証人、取引先との関係性など、さまざまな要因によって、解決策が違ってきます。

ちなみに、このイベント会社の場合、2022年2月頃までは売上がどん底でしたが、春先から徐々に回復。2022年5月の月商は、コロナ前の70%くらいまで回復しています。

小規模イベントを数多くこなしてきたので、取引先は多岐にわたります。許認可はあまり必要としません。担保は最初から無担保です。社長の自宅は住宅ローンで目一杯(無剰余)です。第三者保証人はなし。

取引先との関係はさほど堅苦しくなく、人間的つながりによるところが大きい様子です。

そうなると、銀行対策も、以下の2つの選択肢があるかと思います。

(1)銀行に経営改善計画書を提示して、業績回復の見込み、返済再開の見込みがあることを伝え、ギリギリのところで期限の利益の喪失(=代位弁済)を食い止め、リスケを再延長して、銀行との関係を保つ(通常は延滞3か月でアウトですが、中にはこのような状態で最長12か月近く待ってもらったケースもあります)。

(2)潔く代位弁済を受け入れる。そして、代位弁済後に保証協会と話し合い月々の返済金額を取り決める。しばらくはこれで延命できるし、ゆくゆくは、業績が1億円、1.5億円と回復して利益が出るようになったら、金融正常化に向けて次の方策を考える(例:求償権消滅保証制度による正常化・信用回復など)。

まだまだ生き残り策はあります。早まらず、落ち着いて情報収集しましょう。

 

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ホンマでっか池田教授が告白。「歳をとって増えたこと」とは何か?

歳をとって増えていくものといえば、白髪やシワの数など外見に関することに加えて「物忘れ」。特に有名人や古い知り合いの名前などの固有名詞は、喉元まで出かかってもなかなか引っ張り出せない場面が増えます。今回のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』では、今年75歳になる著者でCX系「ホンマでっか!?TV」でもおなじみの池田清彦教授が、そんな日常の「歳をとった」と感じる出来事をユーモアを交えながら綴り、それでも「自我」だけは保っている人間の脳の構造の不思議について考えています。

 

歳をとるということ

次の誕生日が来ると75歳になる。所謂後期高齢者である。年寄りになっても余り変わらないことと、激しく変わることがある。変わらないことの筆頭は自我である。「われ思うゆえにわれあり」で有名なデカルトは、自我は松果体に局在すると主張した。もちろんこの考えは現在では否定されているが、自我が脳のどこかに局在するという考えを支持する研究者は多い。脳科学者の澤口俊之は『「私」は脳のどこにいるのか』(ちくまプリマーブックス)と題する著書の中で、自我は前頭連合野に局在していると主張している。

もちろん、局在するという意味はスタティックに存在するということではなく、前頭連合野のダイナミックプロセスの結果生じるという意味である。脳は老化と共に徐々に縮退していくが、自我を司る部位はなかなか崩壊しないのであろう。私を含め多くの人は、昔の自分も今の自分も同じ自分だと思っている。

加齢に伴い、前頭連合野の神経細胞も多少は減衰するだろうし、それを構成する高分子は毎日入れ替わっているが、自我が不変のように見えるのは、このダイナミックプロセスがある幅の中で変動しても、それを同じだと看做すメカニズムが働くためだと思われる。考えてみれば、異なるものを同じだと看做すのは人類に与えられた特技である。言語はまさにそうだからだ。自我の発生と言語の発生はパラレルなのかもしれない。

自我はともかく、物忘れは確かにどんどんひどくなる。人の名前や山の名前といった固有名詞がなかなか思い出せないことがある。不思議なことに、同じように慣れ親しんでいる名前であっても、すぐに思い出せる名と、なかなか思いだせない名があるのはなぜだろう。

自宅の前の道を上って行ったどん詰まりに高乗寺という古刹があるが、代々の檀家の墓とは別に、新しく開発した墓地に、寺山修司と忌野清志郎の墓がある。私は寺山修司の名は昔から知っているし、忌野清志郎よりはるかになじみが深いが、忌野清志郎の名前はすぐに思い出せても、寺山修司の名前はとっさに思い出せないことの方が多い。

若い時はそういうことはなかった。特殊な固有名詞をなかなか思い出せないのは、何かトラウマでもあるのか、それとも固有名を格納している場所から、引き出して、言語化するプロセスがスムーズに働かなくなったのか、どちらかなのだろう。おそらく、私の場合はトラウマといった精神的なものとは関係なく、コトバの引き出し方に問題があるのだと思う。

 

下手すれば逆効果。韓国・尹錫悦に突き付けられた“反日”の封じ込め

尹錫悦大統領就任後、初めて開かれた韓米首脳会談も無事に終了しましたが、韓国としては課題が残る印象だったようです。無料メルマガ『キムチパワー』では、韓国在住歴30年を超える日本人著者が、その理由を分析。加えて、日韓関係改善のカギとなることについて記しています。

ゆっくり急げ。ジョー・バイデン米大統領のアジア歴訪

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が就任後初めて開かれた韓米首脳会談を成功裡に終えたが、20~24日のジョー・バイデン米大統領のアジア歴訪ハイライトは断然日本だった。

バイデン大統領は先に韓国に立ち寄って2泊3日滞在したが、日本でインド太平洋経済フレームワーク(IPEF)発足宣言、「クアッド」(米国・日本・オーストラリア・インドの4者安保協議体)首脳会議まで注目度の高い行事を相次いで開催した。

日本はバイデン政府の対アジア戦略であるインド太平洋戦略(FOIP)だけでなく、今回のIPEF発足にも事実上、共同提案国の役割を果たした。

日本の「コーナーストーン(礎石)」の役割がさらに大きくなっているわけだ。

特に、ブリンケン米国務長官が26日、自強(競争力・革新・民主主義投資)・同盟(同盟およびパートナーとの提携強化)・競争(安保・技術などで中国との競争)の3大対中戦略を発表しただけに、バイデン政府はアジア核心同盟である日韓との2国間および3者(日米韓)協力強化を本格化するものと見られる。

日本も日米同盟強化を名分に改憲を通じた「正常国家化」のための経路を着々と準備している。

岸田文夫首相は23日、日米首脳会談で北朝鮮・中国対応を名目に防衛費の大幅増強を事実上容認された。

7月の参議院選挙勝利後、現在国内総生産(GDP)対比1%である防衛費を2%まで増額し、適地反撃能力保有を推進する可能性も濃厚だ。

アジアでこのように事実上の「変更」がなされている状況で尹錫悦政府の対アジア政策は全般的に曖昧だ。特に韓米関係を後押ししなければならない日韓関係をどうするかが具体的に見えてこない。

5月3日、大統領職引継ぎ委員会が発表した「尹錫悦政府110大国政課題」には、「シャトル外交復元を通じた信頼回復」「金大中・小渕宣言精神の発展的継承」など原論的な話だけが盛り込まれている。

21日に発表された韓米首脳共同声明にも米国が要求する日韓関係改善と関連して「北朝鮮の挑戦に対応し、共同の価値を支持し規範に基づいた国際秩序を強化するための韓米日3国協力の重要性を強調した」と簡単に書かれているが、ちょうど1年前の文在寅政府の韓米首脳共同宣言文句と大差ない。

プーチンに握られた16億人の命。ロシア“海上封鎖”で世界を「食糧危機」が襲う

プーチン大統領の蛮行により、多くの罪なき一般市民が命を落としたウクライナ。しかし残虐極まりない独裁者は、この先桁違いの人命を奪おうとも良心の呵責を感じることはないようです。今回のメルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、ロシアによる海上封鎖で2億5,000万人が飢饉の瀬戸際に立たされているというニュースを取り上げ、全世界に及ぶウクライナ紛争の影響を解説。さらに独仏首脳の海上封鎖解除の要請に対して、プーチン大統領が口にした「脅迫」の内容を紹介しています。

世界的食糧危機を誘発するプーチン

ウクライナ戦争は、現状どうなっているのでしょうか?

2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻がはじまりました。プーチンは当初、首都キーウを電撃戦で陥落させようとしました。しかし、キーウは落ちなかった。

そこでプーチンは、東部に戦力を集中させることにしました。ルガンスク、ドネツク支配を確立することを目指し、「ドンバスの戦い」が開始されたのは4月18日です。目標は、5月9日の対ドイツ戦勝記念日までに、ルガンスク州、ドネツク州の支配を確立すること。

ここ少しわかりにくいですが。2014年に独立を宣言し、2022年2月21日にロシアが国家承認したルガンスク人民共和国とドネツク人民共和国。その支配領域は、ルガンスク州、ドネツク州全土に及んでいません。

だから、プーチンは、ルガンスク人民共和国の支配領域をルガンスク州全土に広げること、ドネツク人民共和国の支配領域をドネツク州全土に広げることを目指したのです。そして、5月9日の対独戦勝記念日で、【勝利宣言】をする。

しかし、2番目の目標も、達成できませんでした。その後どうなっているのでしょうか?

いわゆる「ドンバスの戦い」は、いまもつづいています。「いつまでに勝たなければならない」という縛りがなくなったロシア軍は、ゆっくりですが支配地域を広げることに成功しています。現状ルガンスクの要衝セベロドネツクで激しい戦いが続いています。

立憲民主党議員が“人糞”を放置か。高級焼肉店の個室であり得ない超迷惑行為

本当にこんなことが起こるのだろうか?愛知県名古屋市にある高級焼き肉店で“人糞放置事件”が発生、しかもその当事者とされているのが立憲民主党所属の県議や市議だったというから驚きだ。店に多大な迷惑をかけたにも関わらず、議員たちは説明責任を回避。国会では与党議員の不正を断罪する野党第一党の行為とはとても思えない。

人糞放置事件を起こしても「自分たちではない」責任逃れ

“それ”が放置されていたのは名古屋市内の焼き肉高級店の個室。この部屋を利用していた客が店を出ていった10分後に従業員が“人糞”を発見したという。週刊文春がその事件の詳細を報じている。

記事によると、5月8日の飲み会に参加したのは立憲民主党の県会議員と市会議員やその秘書など合計8人で、飲み放題コースを頼んで約2時間政治談義に花を咲かせていたという。

店主が全員を見送った後、店員が片付けのためその個室のドアを開けた瞬間、恐ろしい悪臭が…。テーブル下の床を見たところ、そこに放置されていたのはまぎれもない人糞だった。

コロナ禍で打撃を受けた飲食業界がようやく回復基調にある中、この仕打ちは運営的にも精神的にも計り知れないダメージだ。店長はすぐに汚物を片付け、翌日すぐに清掃業者に除菌・消毒洗浄を依頼したという。

立憲議員と長い付き合いだった店主も、さすがにこの前代未聞の事態を黙認することはできなかった。愛知県警に被害届を提出し、現在警察が器物破損容疑で捜査を行っているようだ。

店長が議員たちにこのことを報告すると、最初は半信半疑だった議員たちも証拠の写真を見てようやく納得し、議員2人が菓子折をもって謝罪に来たという。

店長はなぜこんな事態になったか事情説明を要求したが、議員たちは一様に「なぜこうなったかわからない」と事情説明を避けた。挙句の果てには「自分たちのせいではない」と言いはり、議員たちが帰って店員が清掃に入る前の空白時間に、何者か侵入して行ったのではないかと主張する始末。

みつけた時すぐに処分したので、今となっては汚物が誰のものか確認のしようがないといい、物的証拠がなければ犯人を特定しようもなく、泣き寝入りになる可能性が高そうだ。

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野党第一党としてのプライドはどこに行ったのか

今夏に行われる参院選を前に、あまりにも情けない事件が起きてしまった立憲民主党。何も見せ場が作れない中、まさか人糞騒ぎで注目が集まるとは思ってもみなかっただろう。

立憲民主党を巡っては、ここ最近ろくなニュースがない。

2月26日には衆議院議員の末松義規氏がウクライナのゼレンスキー大統領に対し、「『若さ』が『馬鹿さ』となったようにも感じます」とTwitterで投稿。母国を命がけで守る大統領に向けた不用意な発言で大炎上となり、のちに末松議員はその投稿を削除している。

また、5月8日には岐阜の常任顧問だった山下八洲夫元衆議院・参議院議員が、現役の国会議員の名前を使って、グリーンパスをだまし取ったことが発覚。「議員時代のことが忘れられなかった」という情けなさすぎる動機に、口をあんぐりさせられたことは記憶に新しい。

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既に立憲民主党内部からも次の参議院選挙は「負けるか、大負けするか」という声が上がっており、行き先は絶望的だ。

野党第一党としてもプライドはどこにいってしまったのか。自民党の揚げ足を取ることばかりに執着するのではなく、自らの足元を引き締める方が急務といえるだろう。

本田翼がイケメン研修医と破局?結婚間近から一転、恋愛より仕事を選んだワケ

ドラマや映画、CMにと引っ張りだこの女優・本田翼(29)。年下のイケメン研修医との熱愛が昨年に発覚し、「今年中にも結婚か」とまで言われていたが、一部メディアが破局していたことを伝えた。公私ともに順調と見られていただけに思わぬ展開となってきたが、果たしてこれは事実なのだろうか。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。

結婚間近とささやかれた本田翼に破局報道

来月30歳!…人生の節目を迎える本田翼に、突如“破局”情報が流れました。

年下イケメン研修医との“破局”を報じたのは『日刊大衆』。年始めに複数の芸能記者に“今年結婚しそうな芸能人”を聞いたところ、圧倒的に挙がった名前が多かったのが本田だっただけに、この報道には少しだけ驚かされました。

本田とイケメン研修医の交際が報じられたのは昨年6月の『FRIDAY』でした。同誌によれば、2019年秋頃に共通の友人の紹介で知り合ったふたりがほぼほぼ同棲状態にあると報じていました。

イケメン研修医は『FRIDAY』の直撃取材に結婚を見据えての交際だと答え、本田の所属事務所も同棲生活を否定しませんでした。こうなれば近い将来のゴールインは約束されていたと解釈されて当然でしょう。

ところが今回『日刊大衆』は、何の前振りも無いままふたりの破局を報じています。

さらに“昨年の秋頃には破局していた”というのですから驚いてしまいました。

昨年6月の『FRIDAY』報道から数ヶ月で破局…何か決定的となる大騒動が持ち上がったということになります。

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最近の本田の仕事上の“微妙な変化”に、私も薄々感じるところはありました。象徴的なのがドラマの仕事です。

ウクライナ苦戦。攻勢強めるプーチンが勝利宣言する「ロシアの日」

プーチン大統領による軍事侵攻開始から3ヶ月あまりが経過するも、未だ終わりが見えないウクライナ紛争。両軍ともに一歩も引かない姿勢を鮮明にしていますが、その疲弊もまた激しいものがあるようです。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、刻一刻と変化する当紛争の戦況を分析・紹介。その上で、現時点での停戦は困難であり紛争は長期化するとの見立てを示しています。

 

ロシア軍、最後の反撃

ウクライナ戦争の転換点にきている。ロシア軍が主力をセベロドネツク包囲に投入、ルガンスク州の完全な支配をして、当面の勝利宣言をするようである。今後を検討する。

ウクライナ東部での戦争は、ウ軍の主力が、イジュームやボルチャンスクに向けて進軍したが、ロシア軍の主力はセベロドネツク包囲に向けて攻撃しているが、これが成功している。

ロシア軍は、ポパスナ方面でウ軍前線を突破して、セベロドネツクの補給線を切った状態になったが、その後、ウ軍はメイン道路だけは確保したようである。

しかし、ロシア軍はポパスナの高い地点を占領したことで、広範囲のウ軍の動きが監視できるようになり、このため、再度、補給路が切られたようである。この高地にあるロシア軍の榴弾砲や多連装ロケット砲を潰さないと、ロシア軍が有利だ。

この高地の榴弾砲やロケット砲を潰すには、航空戦力が必要であるが、ウ軍には今時点で有効な航空戦力がない。

このため、ルガンスク州のガイダイ知事は、ウ軍の同州からの撤退が「可能性としてあり得る」とした。セベロドネツクはロシアが占領することになる。6月12日の「ロシアの日」を目指して、リマンなども取り、これでルガンスク州全体をロシアは完全制覇して、ロシア編入を進め、勝利宣言をしたいようだ。

この攻撃に、ロシア軍は有効に多連装ロケット砲を使うので、ウ軍は劣勢に立たされている。ロシア軍は、第2次大戦末期ドイツ軍の「バルジの戦い」のような攻撃であり、残り少ない現有の優秀な部隊を集め、それに多連装ロケット砲やBMP-Tなどの温存していた兵器を渡して戦っている。リマン方面でも同様であり、ウ軍はドネツ川東岸から撤退することになるようだ。

これに対して、宇ゼレンスキー大統領は27日、テレビ演説で東部ドンバス地方を死守するために「あらゆる手」を尽くすと明言し、「ミサイル攻撃や空爆、何でもありだ」と述べた。

このような事態になり、強くウクライナはM270多連装ロケット(MLRS)とM142高機動ロケット砲(HIMARS)を要求し、この供与を米国は事態改善のために決定するようだ。しかし、射程300キロのM26ロケット弾の提供はしない。射程70キロ程度のロケット弾だけの提供になる。M777榴弾砲の射程距離は25キロであり、それより長いし、集中的に1ケ所に弾を集めて攻撃できる。

これにより、ロシア軍と対抗ができるようになる、この訓練に1週間程度必要であるが、6月中には実戦で使用されることになるが、セベロドネツクの防衛には間に合わない可能性はある。

 

平和ボケ国家ニッポン。台湾問題への余計な「口出し」が祖国を滅ぼすワケ

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、国内でもこれまで以上に高まりを見せ始めた国防に関する議論。しかしそれは極めて冷静さに欠けた、自らを危険な状況に陥れてしまう可能性を含んだもののようです。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、著者で多くの中国関連書籍を執筆している拓殖大学教授の富坂聰さんが、米国を追従し進んで中国の「敵」になりに行くかのような我が国の外交姿勢を強く批判。さらにアジアの知日派大物政治家たちの日本に対する言葉を引きながら、日本政府に対して警告を発しています。

 

中国とロシア、北朝鮮は本当に日本の領土を狙っているのか?露ウクライナ紛争後に日本で囁かれる「軍事侵攻」の真偽

中国やロシア、北朝鮮が日本を攻めてくる未来はあるのか──。ロシア・ウクライナ戦争(以下、ロウ戦争)が起きて以降、こんなことをよく訊かれるようになった。

答えは簡単ではない。国際関係は常に多種多様の変数を抱え、変化し続けている。二国間関係もその影響下だ。新型コロナウイルス感染症の拡大によって世界を取り巻く環境は大きく変わったし、ロウ戦争は国際社会に深刻な亀裂をもたらした。今秋に予定されるアメリカの中間選挙も、その結果次第で世の中の空気を一変させることだろう。

つまり、我々の目に映る現実はどれも永遠ではないのだ。二国間関係にも不変なものはない。常に不可測性にさらされている。

実際、多くの専門家が「ない」と判断したロシアによるウクライナ侵攻──仕方がない判断だが──は目の前で起きた。米軍のアフガニスタン撤退に世界は驚愕し、また「老いぼれ」、「ロケットマン」と互いに罵り合い、日本のテレビ番組のなかでは専門家が「開戦前夜」と断じていた朝鮮半島では、トランプ大統領と金正恩北朝鮮労働党委員長が並んで板門店の軍事境界線を越えるというパフォーマンスを演じてみせた。

そうであれば、中国、ロシア、北朝鮮が日本に侵攻する可能性も排除することはできない。しかし、それが目下の情勢で「現実的か」と問われれば、答えはやはり「否」である。

侵攻による収支の計算が合わないからだ。民主主義体制であれ独裁体制であれ、自国の発展に鈍感な国はない。そして現代において領土の拡大がそのまま経済利益につながることはない。戦争のコストもさることながら侵攻後の経済制裁の逆風も重くのしかかる。

武力で奪った土地を支配しようとすれば、住民の強い反発が予測され、大きな負担だ。このプラスマイナスの計算こそが、国のトップに武力行使を思いとどまらせる壁となっているのだ。

現状を見る限り、中ロ朝がそれぞれ大きな代償を払ってまで日本の領土を狙う、とは考えにくい。また蓋然性も低い。中ロ朝軍が海を越えてくる能力にも限界があるだろう。

だが損得の壁は、ある特殊な条件下では機能不全に陥る。例えば歴史的経緯から侵攻を正当化でき、かつ為政者が国民にそれを政治的勝利として報告できるケースや対立する国に対し、公然とレッドラインを宣言し、相手がそれを踏み越えたときだ。そして、最も危ないのは民族感情を煽られた国民が熱狂し、武力行使を求めるケースだ。

第一次世界大戦から戦争は総力戦となり、終わらせることのできない戦争となった。戦勝国は戦いに勝っても破壊尽くされた敗者から得るものはないという厳しい現実と向き合わざるを得なくなった。凄まじい破壊に見合う利益はどこにものだ。

それはロウ戦争も同じだ。たとえロシアが戦争を有利に進めても、ウクライナがロシアを駆逐しても、戦争を避けて経済発展していた場合と比べればどちらも敗者だ。また長期的にみればユーラシア大陸を巻き込んだ広い範囲に大きなダメージが及び、欧州全体を負け組に落としてしまうことだろう。インフレ、エネルギー不足、食糧危機、難民、貿易不振……。たとえ対ロ制裁が効いたとしても欧州に明るい未来はない。