横綱だけじゃない。店の「品格」を決めるたった3つの条件

ビジネスの現場において、営業スキルや接客術など実務的なことももちろん大切ですが、そこに「品格」が加われば企業やショップの価値がより向上するのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者でコンサルタントの梅本泰則さんが、新渡戸稲造の『武士道』を引きながら、品格を高めるために必要な3つのポイントを紹介しています。

お店の品格

連日、角界の騒動がニュースになっています。その中で、「横綱の品格」ということも話題に上りましたね。横綱には、それ相応の品格が求められるのです。「品格」とは、いったいどんなことを指すのでしょう。相撲協会では、「品格」について具体的には示していないようです。ネットで検索してみると、横綱の品格についていろいろな人がさまざまな意見を述べています。「品格」について、とらえ方は人それぞれです。

また、相撲には「相撲道」という言葉があります。これは、力士が守るべき考え方や行為ということでしょう。その「相撲道」を実践する模範となるのが横綱で、そこに「品格」が必要だということです。とはいえ、この「相撲道」も明文化はされていません。ですから、「相撲道」の解釈も人それぞれです。相撲協会は一刻も早く「品格」や「相撲道」について詳しく説明をする必要があります。

そこで、私なりに「品格」について考えてみました。もしかしたら、スポーツショップ経営者の「品格」につながるかもしれません。そして、そのことを考えるのに参考になる本がありました。新渡戸稲造の武士道』です。ご存知のように、新渡戸稲造は明治の教育者で旧五千円札の肖像にもなっています。

新渡戸は、外国の人達に日本人や日本人の心を理解させるために英語で『武士道』を著わしました。当時ベストセラーになり、その後日本の理解者が現れます。米大統領のルーズベルトもその一人です。

実は、この『武士道』の中に、「武士の品格」が書かれています。これは、「横綱の品格としてもとらえることが出来るのではないでしょうか。

レトロで行こう。長崎を走る「路面電車」で丸1日ノスタルジック

今もなおレトロな雰囲を残す長崎の街。その象徴とも言えるのが、市内を走る「チンチン電車」こと「路面電車」達です。日本一安い電車としても有名な長崎の路面電車は今なお、市民の足として愛され続けています。今回は、そんな路面電車で行ける長崎の名所をご紹介します。

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歴代の皇后も参拝。全国でも珍しい女性守護の神社「いちひめ神社」

古くから多くの神社・仏閣が建立されてきた京都。その中でも「女人守護」に関しては最高のご利益があると有名な神社が京都市下京区にある「市比賣(いちひめ)神社」です。795年に創建されて以降、歴代の皇后陛下もご崇敬されてきた由緒正しい神社ですが、実は京都駅から徒歩圏というアクセスの良さと、願いが一つ叶うというお人形「姫みくじ」が女子の間で大人気になっているのだとか。

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どうした新幹線。「のぞみ34号」の重大インシデントに残るナゾ

12月11日に発生した、新幹線「のぞみ34号」のトラブル。台車に亀裂が見つかるという、一歩間違えれば「高速での脱線」という大惨事となりかねない深刻なこの事態は、なぜ起きてしまったのでしょうか。アメリカ在住の作家で世界の鉄道事情にも精通する冷泉彰彦さんが、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で「現時点での疑問」を記すとともにその分析を試みています。

新幹線N700a系故障、現時点での疑問

12月11日に博多発東京行き「のぞみ34号」でモーター継手とギアボックス周辺での潤滑油漏れに加えて、台車枠に亀裂が入っていることが判明しました。この故障事例は、運輸安全委員会によって、新幹線としては初めてとなる「重大インシデント」に認定されています。特に台車のヒビ割れというのは、一歩間違えば脱線という最悪の事態を引き起こしかねないわけで、「重大インシデント」認定は当然の判断と言えます。

事態を受けて、国交省は「全ての新幹線の台車に関する緊急点検」を指示しましたが、これは即座に実施されて「異常なしと報告されています。少なくとも、これから年末年始へ向けての繁忙期において、故障した西日本保有のK5編成以外にも車両が「寝る」ことになれば大変でしたが、そうした事態は回避されそうです。

そうではあるのですが、今回の「台車のヒビ」というのは大変な問題です。詳細については調査結果を待たねばなりません。大きなストーリーとしては、東洋経済さんの「鉄道最前線 新幹線『重大インシデント』はなぜ起きたのか」にも書いたように、

  1. 金属疲労などで台車に亀裂、オイル漏れはその結果
  2. 発端は前科のあるギアボックス故障、その結果で台車に異常な力
  3. 何か異物(車両の他の部品など)が衝突して台車とギアボックスが破損

という3種類の可能性が考えられます。

トヨタ TOYOTA 水素自動車

EVで出遅れたトヨタの「水素自動車」が水の泡になりそうな訳

以前掲載の「トヨタに未来はあるのか? EV車への完全シフトに出遅れたウラ事情」で、トヨタがEV車に中途半端な参入しかしない理由を問われ、「水素自動車を捨てなければならなくなるから」との見方を示したメルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で世界的プログラマーの中島聡さん。今回は、欧米諸国のハイブリット車排除の動きでトヨタの思い描く夢がどうなっていくのかを考察。さらに、テスラの話題も併せてお伝えします。

私の目に止まった記事

なぜトヨタは先端技術を持ちながら純EVを量産しないのか

最近、この手の記事を読むことが多くなりました。一番の原因は、カリフォルニア州が(トヨタが世界をリードしている)ハイブリッド車を地球に優しい車だとは認めなくなってしまったことにあり、それに続いて、ヨーロッパの各国が2030年~40年にかけて(ハイブリッドを含めた)「内燃機関車を市場から排除しようという動きに出たからです。

この一連の動きにより、しばらくは自分たちが得意とするハイブリッドで繋ぎ、10年から20年かけて水素社会に向けたインフラを作った上で、水素自動車を地球温暖化の切り札として世界に普及させるというトヨタの計画が座礁してしまったことは、誰の目にも明らかです。

にも関わらず、戦略を変更して電気自動車にコミット出来ないのは、誰もが電気自動車を作るようになった世界で、トヨタがどこで勝負する会社になるのか、という「絵」が描けないからだと私は解釈しています。今の世界で「勝ち組」だからこそ、急激にその世界を壊すことは自分の首を締めることになるのです。典型的な「イノベーションのジレンマ」に陥っているのです。

このジレンマを打ち破るには、「別会社を作って、そこに本気で電気自動車を作らせる」とか、「テスラとの合弁会社を中国に作って、アジアの電気自動車市場はそこに任せる」などの少し乱暴なことをしなければ間に合わないと私は思います。特に中国市場のことを考えれば、ここから3~5年が勝負です。

中国は米国を経済侵略している。来日したトランプ元側近が衝撃発言

中国民主化運動の団体により東京で開催されるシンポジウムに参加するため来日中のスティーブン・バノン氏。トランプ大統領の右腕として知られていた同氏は都内で講演を行い、「アメリカは中国の属国だ」との衝撃発言をしました。この言葉が一体どんな意味を持つのか、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際政治に詳しい北野幸伯さんが、米中関係の歴史を紐解きながら解説しています。

バノン、「アメリカは、中国の属国」

バノンさんは17日、都内のシンポジウムで、衝撃発言をしました。なんと、アメリカは中国の属国」だというのです。

「米国は中国の属国に」バノン米元首席戦略官が講演

朝日新聞DIGITAL 12/17(日)18:42配信

 

トランプ米大統領の最側近だったスティーブン・バノン元首席戦略官(64)が17日、都内であったシンポジウムで講演した。バノン氏は北朝鮮問題などで中国を厳しく批判。「(中国は)我々を経済的に侵略しており、米国は中国の属国になってしまった」と述べた。

中国はアメリカを経済侵略している。それで、アメリカは、中国の属国になってしまった。どういう意味でしょうか????

バノン氏は、英国が欧州連合(EU)からの離脱を決め、米大統領選でトランプ氏が勝利した背景にも、中国の存在があると指摘。「中国に工場が移ったことで雇用が奪われ、米国や英国では『忘れられた人々』が生まれた。それらの人々が強い意志を示したから二つの現象が生まれた」と述べた。
(同上)

ブレグジットもトランプ勝利も中国が原因だそうです。あまり聞かない話ですが、理屈はわかります。日本の苦境も、企業が、大挙して中国に出ていってしまったことが大きな原因でしょう。

しかし、仕方ない面もありますね。たとえば、1993年当時、中国の賃金水準は、アメリカの50分の1だった。会社は、「愛国団体」ではないので、50分の1の賃金にあこがれて出ていってしまった

なぜ、客の少ない店内を賑やかにすると売り上げがUPするのか?

お客さんが誰もいないお店、とても入りにくいですよね。シーンとした店内で、自分の足音や商品を触る音が響いているような気がして、一層居づらくなり買う気も失せてしまいます。お店側として、そんなお客様の心理をプラスの方向に持ってゆく方法はあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、思わず納得のテクニックを明かしています。

賑やかさは居心地が良い

クリスマスシーズンセール時期ということもあり、どのお店でも、店頭が賑わっています。先月(11月)と比べても、お客様の数が増えていたり、売上が上がっているお店が多いのではないでしょうか。

こういう賑やかなときというのは、人の心理として、お金を使うことへの抵抗が薄れます。というより、楽しくなって思わず買い物をしてみたり、思わずお店に入店してしまう人が増えるのです。これは皆さんも肌で感じていることではないでしょうか。

お店に従業員しかいないときと、お客様が何人もいるときでは、入店率がまったく違いますよね。明らかにお客様がいるときの方が入店率は高くなります。同時に、周囲のみんなが買っていたり、わいわいしていると、購入率も自然と高くなりますね。一度レジに行列ができてしまうと、一気に人が並び出すようなものです。

常に賑やかであるということは、自然とお客様の購買意欲を上げているということでもあります(ハイブランドや百貨店などではその限りではありませんが)。そして、この話は、普段の店頭でも活きる話です。

トクホ飲料は飲む必要なし?科学者がそっと教えるトクホのホント

「脂肪や糖質の吸収を抑える」を謳い文句に売上を伸ばしているトクホ商品。果たしてその効果はいかほどのものなのでしょうか。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では著者で科学者のくられさんが、ほとんどのトクホ飲料に含まれる「難消化性デキストリン」の働きを解説するとともに、効果的な摂取法のヒントを記しています。

難消化性デキストリン

最近ブームの熱が過ぎた感じもありますが、トクホのコーラなどでお馴染みの成分が難消化性デキストリンというもの。

デキストリンというのはデンプンが適度な長さにブチブチとカットされた状態の事を指し示すわけです。しかしそのデキストリンの出来方にはいくつかあり特異な枝分かれのような状態の切れ方をしたデキストリンは人間が殆ど消化できずに腸内細菌に使われることが分かっており、これが結果として血糖値の急上昇を抑えたりコレステロールの吸収を抑えたりすることが分かっている(2006年 松谷化学工業株式会社 JSAG Development of Indigestible Dextrin)。

このレポートによると健常者の男性6人に毎日30gの難消化性デキストリンを投与、1週間の糞便から腸内細菌群のバランスや腸内バランスを整えることや、毎日10gのデキストリンで減量したという実験結果が書かれており、一応の国が信頼する程度の結果は出しているようだ。

たしかに、この難消化デキストリンを5g配合したコーラを飲んでいれば効果はある…と言えるのですが、そんなもので摂取する必要なんかどこにもないわけです。

アマゾンや楽天で「難消化性デキストリン 1kg」なんかで検索すれば…、あとは分かるなw。

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