阿部寛 台湾地震 寄付

阿部寛、台湾地震に「1000万円寄付」で台湾人から感謝の声が殺到

台湾東部の花蓮市で2月6日23時50分(日本時間7日 0時50分)頃、マグニチュード6.4の地震が発生し、現地のホテルなど複数の建物が倒壊・損壊。現在までに17人の死亡が確認され、日本人9人を含む280人以上が負傷、行方不明者を2人残して救出活動は11日午前に打ち切られました。

そんな台湾に、地震が発生した6日から滞在していたという日本の俳優・阿部寛さん(53)が8日、台湾で行われたエアコンの発表会イベントに登場し、今回の台湾地震のために1000万円(270万台湾元)を寄付することを、会見終了後に司会者を通じて発表しました。その男気ある行動に、台湾全土から賞賛と感謝の声が多数あがっていると、台湾の現地メディア「アップルデイリー」などが報じています。

阿部さんは、今回の地震が発生した6日に、日本の三菱重工の台湾現地法人が主催するエアコンの商品発表イベントに出演するため、台湾に現地入り。地震当日は、台北市内に宿泊していたとみられています。

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6日夜、阿部さんは花蓮市を震源とするM6.4の揺れを経験。台北市内にいたことから震度3程度の揺れを感じたということです。

阿部さんは8日のイベント冒頭で、今回の地震について、亡くなった被災者の方々や行方不明者、負傷者に対して「つらく悲しい思いです」と哀悼とお見舞いの言葉を述べ、震災による崩壊現場で不明者の救出にあたっているレスキュー隊員らに対して「大変だとは思いますが頑張って欲しい。1日も早く平穏な生活が戻ることをお祈り申し上げます」と労いと現状復旧への思いを話しました。

イベント後に、あるスタッフから地震の話をしたことについてたしなめられる場面もあったそうですが、それに対して阿部さんは「いまこの話をしないで、何を話せばいいんだ」と不快感を示したということです。

そして、会見終了後、司会者の口を通じて「今回の台湾地震に対して1000万円の寄付をする」と発表。この寄付金額は、現時点で台湾のどの芸能人からの寄付金よりも多かったため、会場にいたマスコミからは大きなどよめきが起きたということです。

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このことはすぐに台湾のインターネット掲示板やニュースサイトを通じて拡散され、台湾の地震に対する真摯な態度と、この男気ある行動、そして多額の寄付金について「感謝します!」「さすが!」「ありがとうローマ人!」などといった声が殺到。

台湾全土の人々が、日本の阿部寛さんに感謝の気持ちを数多く投稿しています。

※現地報道、写真について台湾蘋果日報(アップルデイリー)の記事を参考にしました。

● 【首位日星】阿部寬來台捐270萬 「希望你們加油」(アップルデイリー)

【三田ドラゴン桜×坪田ビリギャル2】モチベーションに左右されるな!

『モーニング』誌で漫画『ドラゴン桜2』の新連載がスタートし、最新話をメルマガ『三田紀房公式メルマガ連載「ドラゴン桜+」』でも配信を開始した人気マンガ家・三田紀房氏。ベストセラー『ビリギャル』著書で、新刊『どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法』も好評な坪田塾の塾長である坪田信貴氏。「受験マンガ」のパイオニアと、カリスマ塾長の受験対談の第2弾をお届けいたします。前回の2020年教育改革に関する言いたい放題の対談第一弾に続き、今回は受験勉強に対する「モチベーション」について、お二人がそれぞれの思いを熱く語っています!

(関連記事)【三田ドラゴン桜×坪田ビリギャル】教育改革に期待なんてしない!

モチベーションなんかに左右されてるからダメなんだ

――今回は「大人になっても学び続けるということの意義とは」ということで、ご意見をお聞きしたいと思っているのですが、実際のところ「どういう目標を立てればいいのか」とか「自分に合った勉強の仕方とは」ということで、迷ってる方は結構多いんじゃないかと思います。そこでお二人に、「大人になってからの学びはどうやって進めていけばいいのか」っていうことをアドバイスいただければと思うのですが……。

三田:うーん。「学び」っていう大きなくくりでものを考えると、恐らく僕も含めてほとんどそれに対する答えを用意することって、まず無理だと思うんですよ。何というか、まるで哲学を語るような話になるわけだから。

ただ『ドラゴン桜』の中では、主人公の桜木が「試験に出る所だけやれ」って言うんですよね。「出ないのはやらなくていい」と。それを書いたときに、ものすごい批判来たんですよ。「ちゃんと教科書全部やらなきゃ駄目じゃないか」って。でも、試験に出ないんだから、やる必要はないじゃないっていうのは思うんです。

世界史の試験で例えるなら、過去3年間でインドのある時代の歴史についての問題が出てないとなれば、4年目もそれはほぼ出ないわけですよ。それはなぜかっていうと、その時代のインドの歴史がさほど重要じゃないってことなんです。世界史の問題っていうのは基本、その時代のトレンドの場所が選ばれて出るわけだから。「いやそうじゃない、中国とか他の国の歴史も、ちゃんと学ばなきゃダメなんだ」と言う人もいるかもしれないけど、試験に出ないんだからいいじゃん、別にやらなくてもっていう風な選択がキッチリとやれる子は、東大に入れるんですよ。逆にどの国の歴史も全部やらなきゃって、出ない問題までやるタイプは、絶対東大には入れないんですよ、残念ながら。

人生っていうのはあっという間で、仮に寿命が80歳だとしても、脳が活発な時期って大体60年ぐらいしかないじゃないですか。それだったら、自分が好きなことを選んでやったほうがいいと、僕は思うんですけどね。例えば、競走馬の血統とかを調べるのが好きっていう人なら競馬を一生懸命やったほうがいいし、パチンコの出玉とかそういうのを調べるのが好きならパチンコをやればいい。……何もそんな日本の全国民が、真っ当な学びに勤しむ必要なんて全然ないんですよ。今の時代、英会話ぐらいはできなきゃってことで、英語塾に行ってそこらへんの外国人講師に教えてもらって高い授業料を払うよりも、「俺はそんなことやらない」って決めて競馬新聞でも見てたほうが、よっぽどその人の人生は幸せだと思います。身も蓋もない言い方ですけど。

――なるほど。要領よくっていうところがキーワードになってくると。

三田:そうです。要領よくっていうと、みんなすごい批判するんですよ。「小ずるいやつ」みたいな。でも、東大行く人間って、みんな要領のいい人間ばかりですよ。要領がよくないと東大なんか入れないわけだから。だから「要領いいっていうことの何がいけないの」って僕は思うわけです。

だって高校までは「要領よく考えるな」「ちゃんとやれ」「真面目に勉強しろ」と、先生は言うじゃないですか。でも、大学を出て社会人になると「おまえ、もうちょっと要領よくやれよ」って言われるわけですよ。これって、もう矛盾してるじゃないですか。だから、ちっちゃいうちから「要領よくやれ」って言っておいたほうがいいんですよ。そのほうが、無駄なエネルギーを消費しないでいいし、エコな人生になりますよね。

坪田:確かにそうですよね。

三田:人間って基本、無駄なことをいっぱいやってるんですよ。それでいて「その無駄がいいんだ」とか「人生は幅だ」みたいなことを言うんだけど、それって全く意味が分からない。

坪田:無駄なことたくさんやるんじゃなくて、むしろ意味のあることを、たくさんやったほうがいいですよね。

三田:そう。

坪田:三田先生がおっしゃっている要領って何なのかっていったら、それは選択と集中っていう話だと思うんですよ。戦略っていう言葉がありますけど、まさに戦いを略すって書くと。要するに、戦いをいかに略していくかっていうことじゃないですか。それで、同じ成果をどう上げていくかだと思うんで。そう考えたときに、さっき三田先生が「どうすればいいかを答えるのは難しい」ということをおっしゃっていましたけど、僕は1個あると思っていて。それは何かっていうと、「まずは三田先生の本を全部読め」っていうのを僕はオススメしたいんですよ。

三田:えっ?

坪田:いや、本当に(笑)。『ドラゴン桜』に限らず、『エンジェルバンク』もそうだし、なかでも僕が好きなのが……拳さん。タイトルをド忘れしちゃったんですが。

三田:『マネーの拳』ですか。

坪田:そうです。あれを読んでいると「いつも部下に言ってることのまんまだな」って、いつも思うんですよね。三田先生の漫画を読んでいると、ホントあらゆる業界や分野に精通されているなっていうところにいつも驚かされるんですけど、漫画以外にも何かビジネスをされているんですか。

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三田:『マネーの拳』っていうのは、編集者に「なんか描いてください」って言われて、じゃぁ何かやろうってなった時に、ちょうど僕がアパレルの世界にいて、お店を経営してたんですよ。

坪田:そうなんですね。だからなんだ。

三田:まぁ経営っていうか、家業を引き継いでやってたんですけど。いわゆる商店街の中の路面店なんですけど、経営はガタガタで、お客さんは来ないし、まったく売れないと。そういう状態が約7年ぐらい続いてたんですが、そういう状況下で、どうしても「売れた」っていう一言が書きたくて、あの漫画をやってたんですよ。

坪田:なるほど。やはり、ご自身の経験がベースにあるからなんですね。僕自身も企業の再生を手掛ける会社の取締役をしていたことがあるんですけど、『マネーの拳』にはそういう経験をされている人しか分からないようなことが書いてあって。それで「なんで、こんなことまで……」って思っていたんですよ。

で、どうして三田先生の本を読むのがいいのかというと、要するにみんなが何かを学ぼうってなった時に、「自分が何を学ぶべきか」っていうのが分かんなくて悩むわけじゃないですか。そういう人は、三田先生の作品を通じて、いろんな分野や世界を知るっていうことを、最初の一歩にしてみたらいいんじゃないかなって思うんですよ。

――確かにそれはいいかもしれないですね。

三田:それにしても日本人って、何事を始めるにしても、まずは準備をしないと気が済まないところがあるというか。そういうのって、僕はいらないと思うんですけど。

坪田:確かに、全部計画とかをしっかり立てないと始めないというところはありますよね。僕も「事業を始めるにはどうしたらいいですか」「何から始めたらいいですか」みたいに聞かれることがあるんですけど、「いや、聞く前にとりあえず何か始めてみればいいじゃない」と思います。「失敗しながら微調整していくんだよ」って。

三田:「事業をやりたいんですけど、どうしたらいいですか」って聞きに来る人で、うまくいってる人って、ほとんどいないんじゃないかな。

坪田:それって例えるならば、水泳を始めるときに、まず水泳の本をめっちゃ読むっていうのとすごい似ているというか、「本を100冊ぐらい読んで、いろんな理論を知らないとプールに行けません」って言ってるのと同じなんですよ。そうじゃなくって、「とりあえずプール行って、まず溺れてこい」みたいな。もし溺れたとしても、傍にビート板をパッて出してくれる人がいて、「これだったら泳げる」って気付くみたいなこともあると思うし。

三田:事業もそうだけど、勉強に関しても「できるようになるにはどうしたらいいですか」って聞かれることが多いんだけど、そういうのには基本、処方箋って1個しかないんです。それは四の五の言わずコツコツやるしかないってこと。

――『ドラゴン桜』でも、最後のほうでは「コツコツやれ」っていうことが描かれてますよね。

三田:そう。みんなウルトラCのような方法を求めて聞いてくるんだろうけど、そういう方法っていうのはなくって、結局はコツコツやったヤツが勝つんですよ。

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坪田:僕もよく『ビリギャル』を見たファンから手紙をもらうんですけど、そこに「私、勉強のやる気が出なくて、とりあえず映画版のビリギャルを見て、やる気になってから始めようとしているんです」みたいに書かれていることがあります。「いや、その映画を見ている2時間、勉強しようよ」って(笑)。そういう準備というかマインドセットみたいなのをやってから始めるっていう、この2時間って何なんだろうかって思いませんか。そうじゃなくて、とりあえず選択と集中を心がけながら、まずはコツコツやるべきなんですよ。

三田:『ドラゴン桜』の中でも、「歯磨くように勉強しろ」って描いてるんですけど、3日で3時間勉強しようとするやつより、1日30分ずつでも毎日勉強するやつのほうが、絶対に勝つんです。東大に行く子っていうのは、とにかく10分でも15分でも毎日勉強してる。「とりあえず問題1個、これをやってから寝よう」「今日は何も勉強をやってないから気持ち悪いな」っていう子が、やっぱり受かるんですよ。

坪田:習慣化ですよね。

三田:そう。そういう小さな習慣を、まずは1週間必ず続けるとか、そういうところから始まるんですよ。例えば禁煙でも、1週間吸わなかったら「じゃぁ、10日間頑張ろう」ってなるし、それもクリアしたら「1か月いけそうだな」ってなるじゃないですか。勉強も同じで、まずは計算問題を1ページだけ、とりあえず1週間続けるとかね。そこで、いきなり「1日3時間ずつやるぞ」なんて言うと長続きしないというか、2日間ぐらいは頑張るけど、それ以降は絶対に嫌んなっちゃう。だから10分、15分ぐらいずつを少しずつ積み重ねるのがいいんですよ。

坪田:あとはモチベーションに左右されているようじゃダメっていうか、そもそもモチベーションを上げないとできないっていう風にしちゃうのは問題だよなっていうのも、僕は思います。

今まで、東大や医学部にいった子をいっぱい見てきていますけど、そういう子たちの行動って共通点がすごくあって、ちょっとでも時間があったら何か勉強しているんですよ。例えば、僕の妹は国立大の医学部に行って、今はお医者さんをしているんですけど、この前うちの家族と遊園地へ遊びに行ったんです。で、「ちょっとトイレに行ってくる」ってなったんだけど、ああいうところのトイレってすごく並ぶじゃないですか。それで戻ってくるまでちょっと時間がかかったんですが、その間に彼女は何をしていたかっていうと、救急外来の何ちゃらっていう本を取り出して、それをトイレ待ちの長蛇の列の中で読んでいたんです。「おまえ、遊園地でも勉強してんの?」って驚きました。そういういつでもどこでも時間がちょっとでも空いたら、とりあえず何か知識を入れようとするっていうのがクセになっているんですよね。

本人にとって、それって勉強をしているっていうよりか、単に習慣なんですよ。まさに朝起きたら歯を磨くのと同じで、手持ち無沙汰になったら勉強するみたいな。だから僕も生徒に必ず言うことがあって、それはとにかくまず1分でもいいから机につく、ペンを持つ……そこをまずは目標にしろって言うんです。

――すごく低い目標ですよね。

坪田:そう。ただ、慌ただしい現代社会のなかで、例えば3時間も時間が空くってことなんてなかなかないと思うんですが、「外出するまで30分間、時間がある」って状況はよくあると思うんです。そんな時、「あと30分しかない」って思うんじゃなくて、「じゃぁ、1分間ぐらいはやってみよう」っていう考え方ができる人が成功するというか、実際仕事なんかもデキる人なんじゃないかなって。面白いのが、そういうことが習慣化している人っていうのは、「1分だけでも……」ってやり始めてもたいていは1分じゃ終わらないというか、ある意味ズルズルやってしまうものなんですよ。

三田:デキる人間っていうのは、勉強するタイミングもそうだけど、何でも後回しにしないですよね。さっきも話に出た最初の担当編集の佐渡島も東大出身なんだけど、これまでいろんな編集者を見てきたなかでも、彼が一番レスポンスが早いんですよね。何かを聞くと、必ず1時間以内には返ってくるという。

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優秀な人間っていうのは、何事もリターンが早いっていうか、打ったサーブに対してすぐ反応して返してくれるんです。逆に能力が低いなって思う人は、そのリターン返すまでがものすごい長い。早くて半日、下手すると翌日に返ってきたりする。そういうところの能力の高さっていうのは、勉強ができる人に通じてると思うんですよね。「今分かんないことは、今分かるようにならないと嫌だ」っていう人が東大に行くっていうか、優秀な人なんだと。

――そこは要領とかっていう話にも通じてるところがありますよね。

三田:自然とそれが身に付いたんでしょうね。来たサーブをばんばん返してるうちに、だんだん無駄な動きが減って、その速さに対応できる能力がどんどん高まっていくと。そのためには、たくさんサーブを受けないといけないんだけど、逆に勉強が不得意な人って、そのサーブを受けるのも嫌がるわけですよ。質問されるのも嫌になっちゃうので。だから、たくさんサーブを受けるのを避けるか、積極的に受けに行くかっていう違いじゃないかな。

――なるほど。世間一般では「仕事や勉強のモチベーションはどうやってキープするのか」っていうのは、結構取り沙汰されるところなんですが、お二人にとってモチベーションとは、さほど重要視すべきものではないというか……。

三田:そもそもモチベーションって言葉が、いつの時代から言い出したか分かんないけど、あんまりそういうものには振り回されないほうがいいっていうか。モチベーションを上げるっていうことが世間で言われてるから、自分もモチベーションの上げ方を学ばなきゃっていう、その時点で無駄なことしてると思うので。もっと言えば、世間で流行ってることは信用しない、簡単に使わないってこと。街を歩いてる時に行列があったからって、安易に並ぶなってことですよ。

坪田:成功した人っていうのは、例えば子どもの頃に自転車を買ってもらうために勉強したとか、そういう原体験の段階でモチベーションを上げて成功した経験があって、そういうことを経てそれが習慣になっていったっていうのはあると思うんです。ただ、そういうのは若いうちに済ませたほうがいいっていうか、大人になってからもモチベーションを気にしたりとか、「こういうことするために頑張らなきゃ」っていう考えになっちゃうのって、それはそれで問題だと思うんです。

これは有名な話で、一流のトップセールスマンと二流の人の違いは何かというと、人間って誰しもバイオリズムがあるので、調子がいい時と悪い時があるじゃないですか。そこで二流の人っていうのは、プラス10になる時があれば、ゼロになる時もあるし、マイナス10になることもあるっていう風に、とにかく振れ幅が広いんです。でも一流の人っていうのは、プラス8から10の間でバイオリズムが出てくるんですよね。

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だから、「今日は何か調子悪いよね」っていう日、モチベーションが湧かないという時でも、最低限プラス8のところまではやろうとするのが重要で。「今日は調子悪いから一切やらない」っていうんじゃなくて、どんな時でも8から10のバイオリズムをキープできるようにするというのが、日々の勉強にしてもうまくいく秘訣じゃないでしょうか。

――あと、これも世間一般でよくありがちな話ではあるんですが、「私は人よりも地頭が悪いから……」ということで、学ぶことから遠ざかる人も多いと思うんですが、それについてお二人はどうお思いでしょうか。

三田:僕自身は頭自体にいい、悪いといったスペックの差はないと思ってて、要するに使い方が分かってるかどうかの違いだけじゃないかと。だから、使い方次第でどうにでもなるんじゃないかな。

坪田:僕もそうだと思います。例えば、目の前に肉の塊があって食べやすくするために、手に持って力いっぱい引きちぎろうとする人と、フォークとナイフ使って切るっていう人がいるとします。で、結果的にはどちらも食べやすいサイズになるんですが、頭がいいって呼ばれているのって、フォークとナイフ使って切った人が「あいつ、めっちゃ筋力があるじゃん」って言われる感覚に近いと思うんです。実際は適切な道具を使っただけの話なんですけどね。ましてや、肉を力づくで引きちぎることができなかった人からすれば、そのフォークとナイフを使った人は「すごい力持ち」に見えるんでしょうけど、そういうのって他人を見て「あの人は頭がいいから」って言っている人たちと同じというか、もっといえばそういう人たちが頭の悪い人たちだと思うんですね。

そういう意味でいうと、頭がいい人と悪い人の差っていうのは、自分がちゃんと頭がいいと思っているかどうかっていうところにあると思うんです。本当は頭の差なんてそんなになくて、要は目的と目標と適切な手段の選択、選択と集中が問われるわけだし。なのに、自分の能力を信じられていない人っていうのは、何かをやろうとしないんですよ。だって、自分はできないと思っているから。あるいは、誰かが助けてくれないとできないと思っちゃっているから。またあるいは、出会いに恵まれてないと感じているから。

『ビリギャル』を読んでいただいた方に話を聞いていると、みんな一様に「私も坪田先生みたいな人に出会っていたら……」みたいなことを言うんですよ。「いやいや、あなたは僕と出会っていても、そうはいかないよ」って思います。というのも、本当にやろうとする人って、自分でそういう人を探し出してくるし、そういう出会いに恵まれないことを嘆くのって、それはもう人任せというか「他責」なんですよ。

「自分を信じられているかどうか」っていうと、なんだか月並みな言い方をかもしれないですけど、とはいえ「自分は頭がいい」って本当に思っている人は頭が良くなりやすいし、逆に「成功している人は頭がいいんだな」と思っている人は、頭が悪い人なんだと思います。

三田:おっしゃるとおりですね。頭がいい、悪いということ考えてる時点で、何かとの比較が頭の中に入ってるんですよね。テストの点数だったり、仕事の成果だったり……。そういう客観的な事実があるのかもしれないけど、比較とか差というものを意識の中に取り込んだ時点で、それは間違いだと僕は思うんですね。そんなものを考えるぐらいなら、もっと別のこと考えたほうがいいということなので。だから、何かとの比較っていうことを考える習慣こそ、やめたほうがいい。他人との差なんか、そんなのはホントどうでもいいことなんですよ。


……と話の尽きないお二人ですが、熱き受験戦争対談はここまで。毎回濃密なコラムも読めるドラゴン桜・三田紀房先生の有料メルマガのご登録は→コチラ。初月無料ですので、この機会にぜひご登録して見てはいかがでしょうか。また、坪田先生の新刊『どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法』も好評発売中です。これを読んでいる受験生、そして受験生の親御さん、最後まで頑張ってください!!

【練馬】ラーメン官僚がスープ内の肉片に感動した中華そば【真しま】

日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・練馬「麺匠真しま」の中華そば。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、あえて鶏の肉片を残したスープをべた褒めする、「麺匠真しま」の中華そばのお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】麺匠真しま

麺匠真しま@練馬にて、中華そば。

ロケーションは、西武池袋線練馬駅から徒歩7分程度。

昨年12月にオープンした『麺匠真しま』は、最近においては珍しい、完全な独学でラーメンづくりに打ち込んだ店主が構えた砦だ。

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「飲食業の経験はありますが、ラーメンづくりは素人。このお店を開業するに当たっては、散々試行錯誤しましたよ」と笑う店主。

新たにラーメン開発する際、「開業地近傍の店で提供されているラーメンとは異なる味を創る」ことを目標として掲げ、その目標に自らの個性を加えることを心掛けたという。

その結果出来上がったのが、鶏を徹底的に煮込んだ出汁に、静岡県の名門醸造所の醤油を用いたタレを合わせたフルボディのスープ。

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鶏は敢えて漉し切らず、細かな肉片がスープ中に含まれる状態を志向。

この肉片が、スープのコクに厚みを加える役割を果たすとともに、飲み口に絶妙なメリハリを与えている。

タレの風味が良好であることも相まって、さり気ないビジュアルとは裏腹に、惹きはかなり強い。

このスープに合わせる麺は、口の中でパツンとバネのように弾ける『三河屋製麺』製のストレート。

総じて、適度に自分らしさを演出しながらも、基本的なラーメンづくりのセオリーは堅実に押さえた佳作。

練馬駅で食事をされる際などには是非、選択肢の一つとして同店を加えてみていただきたい。

自身が食べて美味かったラーメンのみUPする、田中一明さんの記事をチェックしたい方はこちらでフォロー

DATA

麺匠真しま

営業時間 11:00~15:00 18:00~22:00

住所 東京都練馬区練馬3-17-1

定休日 月曜

中国 国歌 暴徒 習近平

なぜ世界中で暴れている中国人たちは中国国歌を大合唱するのか?

世界中でトラブルを起こしている一部の中国人たちが、みな一様に「中国国歌」を大合唱するという現象が話題になっています。彼らはなぜ、海外で問題行動を起こした際、まるでテーマ曲かのように国歌を歌い出し始めたのでしょうか? その背景には、習近平政権が推し進めてきたナショナリズムが深く影響しているようです。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の著者で台湾出身の評論家である黄さんは、習政権の国威発揚に乗っかった「中国人暴徒」たちの目に余る蛮行を厳しく批判するとともに、その責任は習近平氏の神格化を目論む中国国家にこそあると指摘しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年2月6日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め1月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】中国国歌が中国人暴徒のテーマ曲となる理由

成田空港で中国国歌大合唱、立て続けに起こる海外での中国人トラブルに中国国営テレビが苦言

1月24日、上海行きジェットスター航空35便が、到着地の悪天候によって欠航になったことで、不満に思った多数の中国人乗客が成田空港で中国国歌を歌いながら大暴れするという事件が起こりました。その模様は動画で撮影され、中国国内でも流されました。

成田空港で欠航に苛立った中国人男性が暴れる 中国国歌を歌う集団も

さすがに中国国営テレビCCTVも「祖国は危険が迫った時の後ろ盾であって、スケープゴートではない。何かにつけて中国などと叫ぶのは、国外の空港での理解が得られないだけでなく、国内の同胞の賛同も得られないと苦言を呈しました。

世界各地で見られる一部の中国人のマナーの悪さについては、いまさら説明する必要はないでしょうが、今回の件で中国政府が警戒したのは、ちょっとした不満が反日行動に結びつき、コントロールできなくなることを恐れたのだと思います。

この中国人たちが大合唱した中国国歌は、「義勇軍進行曲」という題名ですが、もともとは日中戦争中の抗日曲でした。1935年に抗日プロパガンダ映画として製作された「風雲児女」という映画のなかで歌われたものです。

● 风云儿女(Wikipedia)

その歌詞は、「起て! 奴隷となることを望まぬ人びとよ! 我らが血肉で築こう新たな長城を! 中華民族に最大の危機せまる、一人ひとりが最後の雄叫びをあげる時だ。起て! 起て! 起て! 我々すべてが心を一つにして、敵の砲火をついて進め! 敵の砲火をついて進め! 進め!進め!進め!」という、非常に好戦的な内容です。

小川和久 西恭之 NEWSを疑え! 米軍 CIA フィットネス アプリ 情報漏洩

米軍やCIAの情報も漏れた「フィットネスアプリ」に潜む危険性

なかなか続かない運動も、今の時代は「フィットネスアプリ」を利用し、気軽に楽しく続けられるようになりました。しかし、そこには予想だにしなかった危険性が潜んでいるようです。軍事アナリストの小川和久さんが主宰するメルマガ『NEWSを疑え!』の中で、静岡県立大学グローバル地域センター特任助教の西恭之さんが、軍事的な機密情報が軍人のフィットネスアプリの利用で漏洩していたという衝撃の事実を伝えています。

フィットネスアプリで軍や情報機関の位置が特定

米軍やCIA(米中央情報局)の秘密基地の位置や各国軍の基地内の人員の行動パターンが、ジョギングなどの運動を記録するウェアラブル(装着用)端末やスマートフォンのデータから明らかになっていることが判明、各方面に波紋が拡がっている。

米ストラヴァ社は、こうした端末のGPS機能を用いて、フィットネスアプリ利用者の位置情報を集めて、「アスリートのソーシャルネットワーク」を提供しており、2017年9月までの運動のヒートマップ(数量を色として可視化したグラフで、この場合は地図に落とされている)を11月1日に発表していた。ストラヴァ社が2009年にデータ収集を始めてから、世界各地の利用者が10億回運動し、のべ20万年間にのべ270億キロの道のりを通った際の、3兆カ所の位置情報が含まれている。

豪国立大生のネイサン・ルーサー氏は、「金持ちの白人がどこにいるか」を示しているという父親の一言をヒントに、ストラヴァ社のヒートマップを眺めたところ、シリアに展開した米軍の配置がわかることを発見し、1月28日にツイッター(Nrg8000)で指摘した。ルーサー氏は安全保障と中東研究を専攻しており、2月から3年生になる。

ルーサー氏の指摘を受けて、ビッグデータや軍事の専門家が、それぞれ関心のある地域の活動を分析し、ツイッターやネットメディアで速報することになった。一般紙では、まずワシントンポストが1月29日に報じている。

河合薫 がんサバイバー 社会復帰

がんと診断された人でも、働き続けられる社会は来るのか?

日本人の2人に1人が罹患すると言われている“がん”ですが、いまだに「がんサバイバー」の社会復帰への道のりは険しいようです。メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』の著者で健康社会学者の河合薫さんは、がんサバイバーたちの「働きたい」という思いを紹介するとともに、東京都が新たに創設した「東京都難病・がん患者就業支援奨励金制度」のことも紹介しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年2月7日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

サバイバーからの助言

2月4日は「世界がんデー」でした。

これは世界100カ国以上の350を超える対ガン組織からなる国際対がん連合(UICC)が定めた記念日。がんに関する意識と教育を高めることで、予防可能な死亡者を削減し、がんと上手くつきあっていくことを目的としています。

日本では2人にひとりががんになるとされ、男女とも50歳を過ぎるとがん患者は増加し男性は55歳以降急増します。

私の周りの同年代の中にもがんと診断され、手術をしたり、今もがんと戦っている人たちがいるので、他人事ではないと痛感しています。

ところが、50代といえば働き盛りにもかかわらず、がんと診断された人の3人にひとりが依願退職したり、解雇されているのです。

政府は2000年から支援策を打ち出しているのですが、2003年が34.7%で、10年後の2013年でも34.6%と、離職する人の割合は10年間変化なし。

がん罹患者への配慮内容等の教育」を行っている企業はわずか1%で、「がん等私傷病に罹患した従業員に対する柔軟な雇用体制」を提示しているのは16%、「がんに罹患した場合の相談窓口がある」も18%と、想像以上に企業の取り組みは遅れています(独立行政法人労働者健康福祉安全機構調べ)。

赤井英和の娘、モデルから「ボコりたい!」と喧嘩を売られる

2月2日、AbemaTVで『必殺!バカリズム地獄』が放送された。

同番組は、“ヤンキー鬼”に扮したお笑い芸人・バカリズムが、様々な女性たちが経験した“鬼ギレ”エピソードを吟味していく1時間のレギュラー番組。

今回は、ゲストにタレントの相沢まき、團遥香、赤井沙希、グラビアアイドルの久松かおりを迎えた。

早速、ゲストに“鬼ギレ”したエピソードを聞いてみると、プロレスラーとしても活躍する赤井は「私、元々モデルをやっていまして、モデルの仕事で、レセプションに呼ばれたので、ご挨拶をしていたら、ある1人のモデルさんが、『赤井沙希さん、プロレスされているんですよね?』って近寄ってきて、(その子は)見るからに、元ヤンな感じがしたんです。そしたら、『私も、プロレスやりたい。プロレス楽しそう!』とか言い出して、『練習生から始めて、デビューに向けて頑張ってね』って言ったら、『赤井さんのことも、ボコれるんですよね? ボコりたい!』って言って。私は、リングの下では淑女でいたいから我慢していたけど、『今、ヤルけ?』って思った。(その子は)喧嘩を売りたかったのかな…。なめとると思って、血が沸騰して、(手に持っていた)シャンパンが震えました」と、怒りを露わにし、バカリズムは「そいつ、すごいですね! でも(赤井さんは)格闘家だから、手は出せないですもんね…」と、驚きながらも、赤井に同情した様子を見せた。

続いて、團は「昨年、グラビアとはちょっと違うんですけど、ちょっとお色気な雑誌の表紙をやりまして。今まで、そういう仕事は全くやっていなくて、初めてやったから、『グラビアみたいなのやるんだ!』って、みんなが驚いて。『見たよ!』とか、周りの男性スタッフさんとかが言ってきたんですけど、その中で、ある偉いディレクターの方が、『お前さ、あれ(雑誌)見たんだけど、そんなに胸を出したかったんか?』って、言ってきたんですよ。『いや、私、仕事だし! 胸を披露したかったわけじゃないし!』と思って、イラっとしました」と“鬼ギレ”エピソードを披露。

それを聞いていたバカリズムは「それは失礼ですね。今後の参考にさせて頂きたいんですけど、そういう場合って、言う言葉として、何が正解なんですか?」と問いかけ、これに團は「見たのに言われないのも…。『あれ見たよ! よかったじゃん』が1番良いです」と答えた。

そして久松は、「この前、結婚式に行ったんですけど、私の名前が無かった!」と切り出し、「しかもそれが、人生初めて(出席した)の結婚式だったんですよ。すごく仲の良い従兄弟の結婚式で、わざわざ東京から大阪に行ったのに、私の名前が無くて…。相手側の親戚が、『あれ? いる。どうしよう。披露宴の時のご飯あるかな』みたいな、私も気付くくらいの焦り具合。結局それは、私のお姉ちゃんに『私、行く』って伝えていたのに、来ないものだと勝手に思われていた。すごく幸せな席だけど、めっちゃイライラした」と、“鬼ギレ” エピソードを披露。これに、バカリズムは「うわ!呼ばれてないのに、来たやつだ。それ面白いな」と、笑いながらコメントした。

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最後に、相沢は「仕事で唯一なんですけど、お蔵入りさせたことがあって。2回で完結のロケで、1回目は都内を回るロケで、2回目は泊まりのロケだったんです。その時のディレクターさんが、ちょっとチャラい感じの方で、移動中も世間話をする人で、泊まりロケの前に、『僕、実は昔、タレントさんと泊まりのロケで、その人とキスしたことがあってさ』って言ってきたんです。気持ち悪いなと思って…。しかも、その(泊まりの)ロケにはマネージャーさんが居ないのが分かっていた。あんまり好きな感じじゃないなと思いながらも、ロケはロケで頑張って。その日、今日のロケの打ち上げがあって、あまり長居をしたくないので、途中でマネージャーさんに、私に電話してもらって、『すいません。私、明日早くて、なのでまた次のロケでお願いします』って言ったら、(ディレクターが)『はあ? まだ(打ち上げ)やっているのに帰るの? そんなんだから、売れないんだよ。お前ムカつくんだよ』って言われた」と激白。その日、相沢は、泣きながら帰ったと、“鬼ギレ”した エピソードを明かした。

©AbemaTV

<関連サイト>
指原莉乃がドン引きしたセクシー男優の無意識の行動
http://www.entameplex.com/archives/41194

「カメラ止めよう」バナナマン日村のハワイロケが衝撃的
http://www.entameplex.com/archives/41381

干された? インパルス板倉の仕事が減る理由
http://www.entameplex.com/archives/41355

 

 

記事提供EntamePlex

【動画】NASAが火星のパノラマ映像を公開『あれ、これ地球?』

1961年、ユーリ・ガガーリンが「地球は青かった」と発言してから57年。

NASAが火星探査機「キュリオシティ」が撮影した火星の画像から作成されたパノラマ映像を公開しました。

その映像がこちら。

 

 

公開されて間も無くTwitterでのリツイート数が1万を超えるほど話題になっています。

これまで、火星の画像が公開されたことは何度かありましたが、このように今まで探索した場所をパノラマでとして一望するのはNASAでも初めてのことだそうです。

公開された動画には、火星のクレーターの様子やその先に見える丘なども映されていたり、キュリオシティが着地した地点から移動した経路も線で示されています。

こちらの動画では、赤っぽく見える火星の風景が、地球上だとどんな色に見えるかということで、多少の色調調整がされているそう。

この動画が公開されたことで、宇宙への夢がさらに広がりますね。

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(NASA Jet Propulsion Laboratory)

 

記事提供ViRATES

ナポリタンとミートソースだけ。ニッチなパスタ店が大成功の理由

パスタは洋風・和風・中華と、ソースや具を変えることによってさまざまなバリエーションが楽しめるのが大きな特徴のひとつ。しかし、あえてメニューをナポリタンとミートソースのみに絞った店が人気を集めています。今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』では著者でMBAホルダーの青山烈士さんが、ナポリタン専門店「スパゲッティのパンチョ」の戦略・戦術を分析しています。

メニューを絞る意味

業績好調なナポリタン専門店を分析します。

● B級グルメ研究所が展開するナポリタン専門店の「スパゲッティのパンチョ」を分析します。

戦略ショートストーリー

昔ながらのナポリタンが好きな方をターゲットに「昔懐かしのナポリタンへのこだわり」に支えられた「昔ながらの懐かしい味」「満足できるボリューム」等の強みで差別化しています。

パスタの種類をナポリタンとミートソースに絞り込みつつも、ボリュームやトッピングなどで、顧客の好みに応じたメニューを提供することで、顧客から支持を得ています。

■ 分析のポイント

メニューを絞る意味

一般的なパスタチェーン店では、多彩なパスタが楽しめるお店が多いと思います。例えば、洋麺屋五右衛門では、ミートソースやトマトソースに加えて、カルボナーラ、ペペロンチーノ、たらこスパゲッティなどを展開していますし、ポポラマーマでは、オリーブオイル、和風味、トマト味、ジェノベーゼ味、クリーム味、スープタイプといった形で、様々な味のメニューを展開しています。

これらのパスタチェーンは、より多くの方にパスタを楽しんでもらう(来店してもらう)ためには、メニューの充実を図ることが重要だと考えたうえで、様々な種類のパスタを展開していると想定されます。

この考え方を逆に言うと、メニューを絞ってしまうと集客は難しくなるという見方もできます。ですから、この考え方のもとでは、メニューを絞るのは怖いでしょうし、なかなか真似することができないと思います。

では、なぜ「スパゲッティのパンチョ」はナポリタンとミートソースに絞り込んだのでしょうか。理由はいくつか考えられますが、まず、対外向けな理由としてあげられるのが専門店としてのイメージ作りです。

例えば、ラーメン店の場合、しょうゆラーメン専門店、みそラーメン専門店、とんこつラーメン専門店、しおラーメン専門店といった専門店としょうゆ、みそ、とんこつ、しおなど、多彩なメニューを展開するラーメン店のどちらに行きたいですか? 自分の好きな(食べたい)ラーメンが、決まっているのであれば多くの方は専門店を選択するのではないでしょうか。しょうゆラーメンが好きな方は、しょうゆにこだわっていそうなしょうゆラーメン専門店のほうが魅力的に映りますからね。

やはり、顧客へのメッセージとして、「あれもこれも美味しいよ」より「これだけは誰にも負けないよ」の方が、顧客に刺さりやすいです。「スパゲッティのパンチョ」は、顧客へのメッセージが明確であることが人気となっている要因の一つと言えるでしょう。

また、社内的な理由としてはオペレーションの簡素化につながることも重要な要素だと思います。様々な味のパスタをラインナップするためには、材料も多岐にわたりますし、作り方も異なりますので、作る側としては、管理もオペレーションも煩雑になることが懸念されます。「スパゲッティのパンチョ」のようにメニューを絞れば材料の管理もしやすいでしょうし、作り手にとっても非常にやりやすいと思います。

現在、特に外食は、人員の確保が困難となっており、オペレーションの簡素化を課題としている企業は多いですから、メニューを絞るということは理にかなっていると言えるでしょう。

ちなみに、「スパゲッティのパンチョ」は、より少人数で店舗を運営できるよう、店舗のレイアウトを見直すなど、オペレーションの簡素化に取り組んでいるようです。こういった、たゆまぬ企業努力があるからこそ、手ごろな価格で美味しいパスタを提供できているのだと思います。

ラーメン店の場合、専門店が多い印象がありますが、パスタ店の場合、「スパゲッティのパンチョ」のような専門店は珍しい存在だと思いますので、今後、「スパゲッティのパンチョ」がどのように拡がっていくのか注目していきたいです。

名護市長選の結果は「民意」ではない?朝日新聞社の呆れた主張

米軍基地問題に揺れる沖縄県の名護市で行われた市長選挙。結果は自公が推薦する新人候補の当選となりましたが、この「民意」を否定するマスコミもあるようです。今回の無料メルマガ『マスコミでは言えないこと』では著者でITジャーナリストの宮脇睦(みやわき・あつし)さんが、そうした一部メディアの矛盾した報道姿勢を理詰めで批判しています。

選挙後に聞こえてくる「断末魔」

2018年2月4日投開票された沖縄県名護市の市長選挙。米軍普天間基地の移設先である「辺野古」を擁する自治体の首長選挙。

安倍政権・与党の全面バックアップを受けた、基地移設に原理主義的反対派ではない渡具知武豊とぐち・たけとよ氏が当選しました。積極的賛成と書かないのは、名護市民も悩んだ果ての決断だからです。

ただし、そもそも論でいえば、すべての手続きが完了している以上、機械的に移設作業が進められ、可能な限りそれに協力するのが法治国家の国民であり自治体ながら、なぜか「左派を名乗る方々はこれに抵抗します。

基地反対派の抵抗がそれですが、いまだに「トランプ大統領を認めないかの米国リベラルも同じくです。グラミー賞その他の芸能を政治舞台にするのは、ご勝手に。といったところで、それはエンタメですから「いやなら見るな」の話し。

ちなみに視聴率の凋落激しいフジテレビ。かつて栄華を誇っていた頃に「イヤなら見るな」とはフジテレビの発言ではなく、ナインティナイン岡村隆史のラジオでの発言。

グラミー賞の視聴者数も「イヤなら見るな」。露骨なトランプ批判に視聴者は飽きており、ロイターはこう伝えています。

CBSは29日、第60回グラミー賞授賞式の米テレビ視聴者数が、前年から600万人超減少したと明らかにした。グラミー賞は米音楽界で最高の栄誉とされている。授賞式は28日に3時間半にわたり放映された。CBSはニールセンのデータとして、米国でのテレビ視聴者数が1980万人だったと発表。これは2006年以来の低水準となる。2017年は2610万人だった。

米グラミー賞のテレビ視聴者数が低迷、厳しい評価も

一般的な感覚を持つ市民、国民からすれば、ある極端な政治信条に触れたとき、しばらくの共感はあっても、それを執拗に繰り返されれば嫌気がさすもの。

例えば「らっきょう」が好きな人がいたとして、その「らっきょう愛」を熱く語られたとき、何度かは面白がって話しに耳をかたむけ、お愛想的に相づちをうったとしても、会うたびどころか、電話やLINE、メールなどで、執拗に「らっきょうをヨロシコ」と繰り返されたら嫌いになる。こともあるということ。

平昌五輪を前に執拗にマスコミ、すなわち新聞やテレビといった「オールドメディア」が繰り返す「韓流マンセー」に重なります。好き嫌いの明確な感情がなくても、不可思議を通り越して異様な韓流文化やタレントの紹介はもちろん、「大ブーム」という前提での切り取り方に、皮膚感覚(市民感覚・街角雑感)からの温度差、すなわち違和感は嫌韓に転じやすいものです。

先日、ある主婦がこう言っていました。

「韓国は嫌いって思うほどよく知らないけど、テレビの嘘は大嫌い。チーズダッカルビ? 食べたことないし」