諦めないで。おでこのシワに効果的な2つのマッサージとツボ刺激

加齢とともに肌の弾力は衰え、潤いも徐々に失われていき、それとともにシワも増えます。しかし実はちょっとした工夫で、シワは抑えることができるのだそう。今回の無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、頭皮のコリ・まぶたのたるみや目の疲労といった症状別に、マッサージ等によるおでこのシワの解消法について紹介しています。

おでこのシワの撃退法

一度できてしまったおでこのシワは、どうにかして無くしてしまいたいと思いますよね。そんな方はマッサージで解消してみてはいかがでしょうか?なかなか解消にくいといわれるシワでも、表情筋の影響を受けるおでこはマッサージで解消できる可能性があるそうです。

おでこのシワは実は頭皮のコリが影響しているそう。おでこのシワが見られる人に共通しているのが、頭皮のコリだそうで、頭をよく使う環境にある方は、頭皮の血行が悪くなっていて、一枚の皮膚で繋がっているおでこにも影響を及ぼしてしまうらしいです。頭皮のコリは、シャンプー時に頭皮を洗うついでに、指の腹を使って下から上に頭皮を持ち上げるようにマッサージすると、血流がよくなってきて解消できるそうです。

もうひとつおでこのシワの原因となっているのが、まぶたのたるみだそうで、日本人はもともとまぶたの脂肪が厚く、年齢ととともに下がってくるのだそうです。下がったまぶたを上げるために、よけいな力がおでこに入り、シワが寄っているというわけらしいです。

まぶたを刺激する方法は、

  • こめかみの部分を指で押さえながら目を見開いて5秒キープ
  • 薄目にして5秒キープ

を繰り返すと、おでこには多数のツボが存在しているため、目の疲労を解消できるそう。

現代人はパソコンやスマホを長時間見ることが多く、目の疲労がおでこのシワに繋がっていることもあるそうですので、心あたりのある方は、まぶたを鍛えて改善する方法も効果的らしいですよ。

NHKクロ現も紹介。「退職代行サービス」を利用せざるを得ぬ人々

訳あって自分で退職届を出すことができない人が利用する「退職代行サービス」が、NHKの人気番組『クローズアップ現代+』で取り上げられ話題となっています。このようなサービスが成り立つ背景には何があるのでしょうか。今回の無料メルマガ『新米社労士ドタバタ日記 奮闘編』で詳しく紹介されています。

退職代行サービス

あちこちでハラスメントが話題になっているこの頃、「退職代行サービス」なるものを知った。最近は、TVでも特集を組んだり、ネットで話題になったり…。なにより、「退職代行」とネット検索するだけで、たくさんの会社が広告を出しているのに驚いた。


新米 「この間、クローズアップ現代で『退職代行』っていうサービスのこと、見たんですけど、知ってます?」

E子 「それね、私も見たわよ。そういうサービスができているのは、知ってたけど、代行会社がそこまでたくさんあって、依頼する人もあそこまで多いとは知らなかったわ~」

大塚T 「辞めること位自分で伝えるべきだと思うけど、そういうサービスを使わないといけないってことは、相当な理由があるんでしょうね」

E子 対人関係に弱い人が増えているということもあるだろうけど、会社側にも問題があるんでしょうね」

新米 パワハラ上司がコワくて、退職願いを出せないとか、人手不足から代わりの人が入って、引き継ぎが完了しないと辞めさせてもらえないとかそういうのみたいです」

大塚T 「人手不足だから、退職届を受け取ってくれないっていう会社、のらりくらりとやり過ごす会社もあるって」

E子 「うつなど精神疾患の場合、復帰の意思がなければ、すぐにやめた方が良いケースもあるでしょうね」

新米 「対人関係が未熟だと、自分から退職を言い出せないこともあるんじゃないですか。僕だって辞めたいですっていうのは言いにくい…」

大塚T 「でも、辞めることくらいは自分で言ってほしいなぁ~」

それは本当に「些細なこと」か。常連客があなたの元から去る理由

こちらとしては「そのくらい別にいいじゃないか」と思うような些細なことで、相手が怒ってしまったり傷ついてしまうことは往々にしてありますが、それがビジネスシーンで自分の首を絞めているとしたら、事は深刻です。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、ビジネスにもプライベートにも関わる「些細なこと」の重要さを論じています。

些細だと思っていることが

先日、「人が辞めない」リアル座談会が、東京タワーのふもと、商業界会館で開催されました。現場に関わる多くの方にご来場いただき、また、WEBで受講された方もいらっしゃいました。ありがとうございます。

その会の中で、こんな話題がありました。「些細なことって重要ですよね」という話です。自分自身が些細だと思っていても、それが原因で人が辞めてしまうことがあるという話ですね。

座談会の中での詳しい話は割愛させていただきますが、あなたが、日頃、何とも思っていないこと、些細なことだと思っていることが、他の人にとっては決してそうではないなんてことはよくあります。例えば、ちょっと時間に遅れたり、ちょっと一言の声かけがなかったり、ちょっと書類に不備があったり。

「そのくらい別に良いじゃないか」と思っていても、それをとても気にする人はいて、それが原因で、思わぬことが大きなトラブルの元になったり、逆に、とても喜んでもらえるきっかけになったりする場合があります。もちろん、逆の場合もあって、自分自身が全く意識をせずにやっていたようなことが、誰かにとっては、とても嬉しいことだったりすることもあります。要は、些細なことにより利益を得ることもあれば大きな損失を引き起こすこともあるわけです。

この話は、一緒に働く同僚だけではなく、家族やそしてお客様へも関わる問題です。例えば、よくある話が、夫婦関係の中でのトラブルではないでしょうか。あくまで例えですが、旦那さんが、洋服を脱ぎ捨てているというちょっとしたことが、奥さんにとっては、とても大きなことだったりして、夫婦関係にヒビが入るなんてことは、耳にしますよね。旦那さんは何とも思っていなかったけど、突然、奥さんの我慢が限界を迎えて、大ゲンカになったりするようなことです。

これが接客の中でも起こります。常連さんだと思って、仲良くなっているつもりで、徐々に接客が雑になってしまう。「この人ならよく知っているから大丈夫だろう」とタカをくくって、ちょっと別のことをやり始める。店員側としては、大したことのない、些細なことだと思っていても、それがお客様にとっては、ものすごく不快な思いをさせられる原因になっているかもしれません。

なぜ、販売員が次々変わるお店はちっとも売上が上がらないのか?

売上げをなかなかあげることができないスタッフがいる場合、経営者や上司として最初に何を改善すれば良いのでしょうか。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者の梅本泰則さんが、「販売員各々は貴重な戦力」と認識し一緒に問題点を探ったり、具体的な売上げ目標を提示すること等が店舗全体の活性化に繋がることを解説しています。

販売目標が達成できない販売スタッフ

会社の先輩から、「営業マンはつぶしがきかない」と言われたものです。特に優れた資格や専門技術があるわけではないので職を変えても苦労をするという意味のようでした。

実は、これは逆に言えば、営業マンはその会社にとってなくてはならない存在だということです。これは、お店にとっても同じことです。

販売スタッフがお店にとって重要な戦力であるのは言うまでもありません。そして、それぞれの販売スタッフは、他の人にとって代わることはできません。つまり、かけがえの無い存在です。

どの販売スタッフも、お店の歴史を背負っていますし、お店の文化にも通じています。ですから、今の販売スタッフを大切にするのは経営者の役目です。

そして、次のようなことからも、かけがえの無い存在だと言えるでしょう。

例えば、違った業種のお店で販売をしていた人があなたのお店に移ってきたとします。すぐにスポーツショップの販売スタッフとして力を発揮できることはありません。接客技術が優れていたとしても、商品知識を身につけるにはそれ相当の時間を要するからです。

また、今までの販売スタッフと比べると、圧倒的にお客様の情報に疎いです。販売スタッフとして力を発揮するには時間がかかります

同じ業界から移ってきた販売スタッフも同じことです。例えば、大手のスポーツショップで販売を担当していた人が入ってきたとします。そこでの経験はあなたのお店の運営方法や考え方とは違っていますからお店に適応するには時間が必要です。また、この場合も当然それまでのお客様とは違っていますから、すぐには同じような力を発揮することはできません

つまり、このようなことから、今お店にいる販売スタッフは、かけがえのない戦力だといえるのです。ですから、新しい販売スタッフを雇うのも良いですが、今の販売員の能力をさらに伸ばすことを考えなければいけません。

もちろん、中にはなかなか意にそぐわない販売スタッフもいることでしょう。それでも、決してその販売スタッフをおろそかにしてはいけません。ましてや、辞めさせるようなことがあってはいけません。かけがえのない戦力なのですから。

人気作家が語る「方丈記」を日本三大随筆たらしめた鴨長明の眼力

神職としての出世争いに敗れ、出家して閑居生活に入った鴨長明(かもの ちょうめい)。山林での暮らしの中で、後に日本三大随筆の一つに数えられる『方丈記』を著します。そんな随筆と小学校高学年のころに出会ったという作家の三木卓さんが、無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』で、作家ならではの視点を交え自らの原点となった体験と重ね合わせながら、人間鴨長明の心情に迫っています。

日本の三大随筆の一つ『方丈記』の実力 三木卓(作家)

作家の三木卓さんが語る、「我が人生の古典」。それは小学生高学年の頃に出逢った鴨長明の方丈記』でした。


長明は1216年、その61年の生涯を閉じた。『方丈記』を読むと、晩年の長明は若い頃とはまた違った心境に至ったような印象を受ける。浄土宗の僧侶となった長明は、沈みゆく太陽を見つめながら、遥か西方浄土に思いを寄せるかと思えば、近くの童子と仲良く遊ぶのどかな心の面も覗(のぞ)かせている。

仏教には「観想かんそう)」という言葉がある。

物事の真の姿を捉えようとして思いを凝らすことである。最晩年の長明を思う時、僕はこの観想という言葉を真っ先に連想する。興味深いのは、彼の視線が西方浄土を仰ぎ見るだけでなく、四季豊かな現実の世界、その中で孤立を選んだ自分自身にもしっかりと向けられていることだ。それを象徴する文章がある。

静かなるあかつき、このことわりを思ひつづけて、みづから心に問ひて云はく、世をのがれて、山林にまじはるは、心を修めて道をおこなはむとなり。しかるを、汝(なんじ)、姿は聖人(ひじり)にして、心は濁(にご)りに染(し)めり

世を逃れて山林に隠れ暮らすことにしたのは仏様の道を学ぶはずだったのに、私は姿こそ僧だが世俗の考えで濁っている、という懺悔にも似た自己反省の思いがそこには込められている。

今年83歳になる僕だが、自分を客観的に観察し、その弱さを正直に吐露する長明の人間くさい一面にたまらない魅力を感じる。誰よりも僕自身がナマぐさい人間だからだ。

文章を生業とする者として、その男性的認識を示した文章鋭い観察眼にも感嘆を禁じ得ない。長明の生きた時代は政治が大きく変わっただけではない。人の生きる条件もいつも人々を脅かした。

京都でも大火やつむじ風、大地震などが次々と起きた。長明はその悲惨な状況や人々の動揺を冷静な目で見てつぶさに活写している。これほど優れた描写力は当時の文献として瞠目するものだ。まさに日本の三大随筆と呼ばれる所以である。

ソフトバンクが大規模障害発生も復旧。店先で飛び交う怒号

12月6日午後1時39分頃、ソフトバンク回線で大規模な障害が発生し、日本各地で「圏外」になる状況が続いていたが、同日18時過ぎに「4G」による通信が復旧した(6日18:50現在)。

六本木にあるソフトバンクショップでは、回線が繋がらない状況の説明を求めるユーザーが殺到し、怒号も飛び交っていた。

Image from iOS

ソフトバンクは公式ページでは、今回の通信障害について以下のような公式コメントを発表した。

このたび、2018年12月6日(木)午後1時39分ごろから午後6時4分までの間、全国で“ソフトバンク”および“ワイモバイル”の4G(LTE)携帯電話サービス、固定電話サービスの「おうちのでんわ」がご利用できないまたはご利用しづらい状況が発生していました。また、「SoftBank Air」についても、一部地域でご利用できないまたはご利用しづらい状況が発生していました。本障害は、全国をカバーするエリクソン社製の交換機のソフトウエアに異常が発生したことによるものです。

お客さまには、多大なるご迷惑とご不便をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます。弊社では今回このような事象が発生したことを重く受け止め、再発防止策の徹底を図り、サービスの安定的な運用に向けて全力で取り組んでいきます。

(発生日時)
2018年12月6日(木)午後1時39分ごろ

(復旧日時)
2018年12月6日(木)午後6時4分

(影響地域)
全国

(原因)

2018年12月6日(木)午後1時39分ごろ、全国のお客さまをカバーする、東京センターおよび大阪センターに配置してある、エリクソン社製パケット交換機全台数で、同社ソフトウエアに異常が発生しました。

なお、同ソフトウエアは9カ月前から運用しており、同ソフトウエアによる異常は、エリクソン社製の通信設備を使用する海外(11カ国)の通信事業者においても、ほぼ同じ時刻に同様に発生していると、エリクソン社から報告を受けています。

ソフトウエアを旧バージョンに戻すことで、復旧を行いました。

と、原因は「エリクソン社製パケット交換機全台数で発生した、ソフトウエアの異常」だったと発表している。

今回の通信障害を受けて、総務省は契約者全体という影響人数の多さと障害発生から復旧まで4時間余りという時間を、電気通信事業法上の「重大事故」と判断。30日以内にソフトバンクに対して事故の詳細と再発防止策の報告を求める方針で、業務改善命令を出すことも検討するという。

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また、訪日外国人などは、なぜ繋がらなくなったのかわからずパニックになっている人もいたといい、六本木のソフトバンクショップでは、店員が声を枯らして謝り続ける光景も見られた。

池袋のソフトバンクショップでは、入口を封鎖している店舗もあったという。

TWitterの反応

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: MAG2 NEWS

高知沖で在日米軍機2機が空中衝突し墜落、海自が救助も1人死亡

時事通信など各メディアによると、6日午前1時40分頃、米軍岩国基地(山口県岩国市)所属のFA18戦闘攻撃機とKC130給油機が、日本の高知沖で空中衝突し、墜落したと報じた。

NHKや朝日新聞などによると、2機は室戸岬(高知県)の南南東約100キロの海上で空中接触し、墜落した。

防衛省によると、乗員合計7名のうち2名を海上自衛隊が救助したものの、そのうち1人の死亡が確認された。1人は命に別状はないという。他の5名は安否不明という。海上自衛隊と航空自衛隊が艦艇や航空機を出して救助にあたっている。

米メディアによる情報では、空中給油の訓練中に衝突したとみられるという。

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image by: U.S. Navy photo by Paul Farley. [Public domain], via Wikimedia Commons

あまりに切ない、マラソン元日本代表を襲った「窃盗症」の深刻度

12月3日午後の記者会見の席で、自身の「クレプトマニア(窃盗症)」罹患を明らかにし、涙ながらに万引きについて謝罪した元マラソン選手の原裕美子さん。元日本代表ランナーという注目度もありメディアで大々的に報じられましたが、「クレプトマニア」とは一体どのような病なのでしょうか。健康社会学者の河合薫さんが自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で詳しく紹介しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年12月5日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

盗まずにはいられない病

万引きをしたとして12月3日に有罪判決を受けた、マラソン元日本代表の原裕美子さんが会見を開き、涙ながらに謝罪しました。

原さんは2005年の名古屋国際女子マラソンで初マラソン、初優勝という快挙を成し遂げ、世界選手権でも6位入賞というキャリアを持つアスリートです。

ところが、2018年2月、群馬県のスーパーでキャンディなど約380円相当を万引きした罪に問われ、逮捕・起訴。実はその約3か月前の2017年11月に、原さんはコンビニで万引きをしたとして、執行猶予つきの有罪判決を受けていたのです。

「(監督から)食べないで痩せるという指導もありました。日に日に私は食べ物に対する執着心が強くなり、食べては吐く、を繰り返す摂食障害に悩まされました。(モノを)盗ったら捕まる。捕まったらこの苦しみから解放される。苦しい生活から離れたい。それしか考えられなくて…」

当時の心境をこう振り返った原さんは、「クレプトマニア窃盗症)」。

摂食障害をきっかけに「クレプトマニア」を発症し、2度に渡って万引きをしたと告白したのです。

クレプトマニアはギリシア語の「kleptein」(盗む)に、狂気を意味する「mania」をつなげた用語で、何らかのストレスの回避あるいは発散の方策として、衝動的になされる精神疾患のひとつです。

つまり、「モノが欲しいから盗む」のではなく「モノを盗むときの興奮により不安を消すのを目的とする、いわば「窃盗のための窃盗」です。

窃盗をする直前の緊張の高まり、窃盗に成功したときの快感、満足、または解放感が味わいたい――。精神的な葛藤に直面する度に、「あのとき」の感覚を求め、万引きを無意識に繰り返してしまうのです。

窃盗は決して許されるものではありませんが、原さんのように摂食障害をきっかけに発症するケースが度々報告されており、男女比で言う1:3で女性に多いことがわかっています。

…切ない、というか、なんと言いましょうか。窃盗にあったお店にすれば「病気だろうとなんだろうと盗みは盗みだ!」と、憤るでしょうが、窃盗症がWHOも定義する精神疾患である以上専門家による治療が不可欠です。

そのためにも「窃盗症」「クレプトマニア」という病の存在を、世の中に広めるのは大切なこと。今回の原さんの会見を機に一人でも多くの人が知ってくれればいいなぁ、と心から願ってやみません。

安倍首相最大の外交成果「インド太平洋構想」の甚だしい時代錯誤

先日のG20首脳会議の場で初めて行われた日米印の首脳会談でもその重要性が確認された、インド太平洋構想。総理に近い専門家によれば、「安倍首相の最大の外交的成果」とのことなのですが、これを識者はどう見るのでしょうか。ジャーナリストの高野孟さんは自身のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』で、「時代錯誤も甚だしい前世紀の遺物」とバッサリ切り捨てた上でその理由を記しています。

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2018年12月3日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

「戦略」を「構想」に置き換えても中国包囲網の本質は不変──安倍首相の「インド太平洋」安全保障ダイヤモンド

アルゼンチンで開催されたG20首脳会議の舞台を利用した“廊下鳶外交”の一環として、安倍晋三首相は米トランプ大統領、インドのモディ首相との初の日米印3カ国首脳会談を実現し、その場で「自由民主主義法の支配などの基本的価値観を共有する3国が協力して開かれたインド太平洋を作り上げていく」ことの重要性を強調した。

安倍首相に近い外交・安保専門家によると、この「インド太平洋」というコンセプトを生み出し、それを米国が学んで自国の安保戦略に取り入れ、そしていまインドやオーストラリアも受け入れつつあることこそ、安倍首相の最大の外交的成果だそうである。しかしそれにしてはこれを持ち出す安倍首相の姿勢は鮮やかではなく、以前は「インド太平洋戦略」と呼んでいたものを、この秋からは「インド太平洋構想」と呼ぶようにした。「戦略」というと軍事的なとげとげしいニュアンスになるので、それを和らげて中国を刺激しないようにするには構想のほうがいいということになったというのである。

これはいかにも安倍首相流の“言葉遊び”で、北方領土外交に当たって「2島+α」と言って2島だけでなく他の島もいずれ返って来そうな幻想を与えて国民を欺こうとしているのと同じ。口先だけで言い繕ってその場を切り抜けようという詐欺師の手法である。

構想と呼び変えようとどうしようと、「インド太平洋」戦略とは米国を盟主と仰ぎ日本が副官となって反共諸国を糾合し中国に軍事的に立ち向かおうという冷戦型の中国包囲網」の提唱以外の何物でもなく、時代錯誤も甚だしい前世紀の遺物である。

安倍首相の詐欺に引っかからないために、そもそも彼が最初にこれを言い出した原点にまで遡って、きちんと読み直す必要がある。

安倍首相は2012年12月27日に、国際的な情報・論説ウェブサイト「プロジェクト・シンジケート」上に「アジアの民主主義国の安全保障ダイヤモンド」と題した英文の論文を寄稿した。英文ウェブサイトにのみ載って、なぜか和文が発表されることがなかったため、多くの人はしばらくの間、この存在に気がつかなかったのだが、ややもしてIWJの岩上安見などが発見して騒ぎ立て、ようやく知らるようになった。

●【岩上安身のニュースのトリセツ】
「対中国脅威論」の荒唐無稽――AIIBにより国際的孤立を深める日本~安倍総理による論文「セキュリティ・ダイヤモンド構想」全文翻訳掲載 2015.7.4

それでよく見てみると、その12月27日という日付は第2次安倍内閣が発足した翌日であり、つまりこれは安倍首相が再び政権を担うについての外交政策の基調演説である。それを、なぜ、余り目立たない英文サイトでのみ発表して日本国民に向かって正々堂々と披露しなかったのかは謎だが、ともかくも全文を読んで頂きたい。

世界的戦略家が猛批判。「極端な保守派」が日本を滅ぼす理由

日本がこれまで放置してきたと言っても過言ではない「少子化問題」ですが、解決策は未だに模索中です。有効な手立ては見つかるのでしょうか。国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の中で、世界的戦略家の著作を引きながら、少子化への「政策」が日本衰退を食い止める為の最重要課題である根拠をわかりやすく解説しています。

大戦略家ルトワックは【少子化問題】をどう考える?

北野の新刊発売になりました!

この本は、90%ぐらい国内問題を扱っています。そして、「少子化問題」についても、たくさん書いている。日本の人口は2050年には1億人を切る。2100年には5,000万人を切るこれから80年で、なんと7,000万人減少する(!)という予測です。そして、約900(!)の自治体が消滅する可能性がある。

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日本の生き筋 家族大切主義が日本を救う
発行・育鵬社 発売・扶桑社

「少子化問題」については、いろいろ立場があります。

1.少子化問題なんて全然問題じゃない」という立場

「人口が減っても、生産性を向上させることで、経済は成長する」とか「日本より人口が少ない国は山ほどある。一人当たりGDPを高めれば問題ない」といった主張。

2.少子化は不可避だから対応しなければならない」という立場

「高齢者にもっと働いてもらいましょう!」「女性にもっと活躍してもらいましょう!」「移民を大量に入れましょう!」「AIを活用して、人が減っても経済がまわるようにしましょう!」など。これらの「対策」はいずれも「少子化は不可避」という大前提をもとに構築されています。

3.少子化問題は解決できる政策で出生率は増やせる!」という立場

これが私の立場です。というのも、世界を見渡せばそういう例がたくさんありますから。今回の本では、出生率を1.16から1.75まで上げたロシアの秘策について書いています。

さて、皆さんは1.から3.までどの立場?実をいうと、それぞれ一理あるんですね。確かに、人口が減っていても経済成長は可能です(例、2000年~08年のロシアとか)。あるいは、日本の65歳はまだまだ若いので、どんどん活躍していただきたい。それに、女性だって、どんどん活躍していただきたい。AIだって普及が必要。「AI」とまでいかなくても、スーパーにいけば「無人レジ」が登場していますね。たくさん無人レジがあり、「指導員」が一人いるだけでまわっている。

そして、「出生率を増やすことができるのもまた事実。今日は、「世界最高の戦略家ルトワックさんは、「少子化問題」をどう考えているか、ご紹介します。