アメリカが、中国経済を潰すまで「貿易戦争」を止めない理由

現在、アメリカ経済は絶好調で日米ともに株高となっていますが、この景気はいつまで続くのでしょうか。そして、米国が中国から輸入する多くの品目に関税をかけて「米中貿易戦争」が始まっていますが、この戦いは日本にどのような影響を及ぼすのでしょうか。メルマガ『国際戦略コラム有料版』の著者・津田慶治さんは自身のメルマガで、日々変わる世界経済の動きと、日本人のとるべき行動について、その根拠を並べながら解説しています。

円独歩安で円変調か?

円独歩安(えんどっぽやす)で、日米ともに株高になり、バブルが大きく成長している。米国消費者物価は2%になり、米経済は過熱で今以上の物価上昇も視野。FRB(連邦準備理事会)は年内に4回の利上げを行うという。今後を検討しよう。

0. 米経済過熱

米国経済が順調である。米国消費者物価が2%以上も上昇して、FRBは年4回の利上げを行うとしている。この金利上昇でドルの還流が起きてドル高になり、企業決算も利益幅が上昇し、実質的な失業率も下がり、経済は絶好調である。還流したドルで10年国債を買っているために、10年米国債の金利も低下してきた。

このため、10年国債と2年国債の金利差が縮小し、イールドカーブの平坦化が起きている。しかし、この現状は心配ないという意見が出てきた。

ホワイトハウスの経済顧問だったジャレッド・バーンスタインなどが、景気後退の前触れとされるイールドカーブの平坦化ないし逆イールドカーブは、今回は心配するに及ばないという。今回は今までとは違い景気が良いからであるという。現時点の米国景気は絶好調であることは間違いないが、現時点が最高点を示しているともいえるわけである。そして、野村證券の見解も同じ様だ。

またもや、「今回も心配ない」が出てきた。今までのすべてで逆イールド」になって1、2年程度で、景気後退して株価が下落していた。強い相関がある。でも毎回、「今回は心配がない」という株アナリストや学者が出てくる。

1. 円変調

しかし、今回は何かが違う。「イールドカーブの平坦化」や「米中貿易戦争へのリスク回避」で円買いになるはずが、逆イールドは心配なく、米中貿易戦争は中国の負けだから中国が妥協するはずで貿易戦争は心配がないと、リスクオンではなくリスクオフになり、米株価のナスダックは最高値を更新し、ダウも2万5000ドルを回復している。リスクオフなので円安になって、日経平均は400円も上昇している。このように、日米でヘッジファンドがバブルを作り始めた

このため、貿易戦争で世界経済に変調をきたすというファンダメンタルではなく、当面の企業収益を期待したテクニカル的な取引が中心になっているようである。このため、円が急落したことで、コンピューター取引で売りが売りを呼んでいる。ヘッジファンドも円持ちを解消したという。

今まで成り立っていたいろいろな相関関係はトランプツイードで破壊されているが、とうとうリスクオンの考え方も変化して、円は多くの通貨に対して安くなり、円独歩安ということになっている。ドル円だけで円安というわけではない。これには理由がある。

世界の投資家たち円の見え方が変化したように感じる。日本の将来は、人口減少経済規模が縮小して、2019年にも衰退が始まり将来が暗いと見られ始めている。「アベノミクスで経済発展する」と安倍首相は数年前に宣言したが、そうなっていないことに気がついて、日本投資を引き揚げている。海外投資家の日本売りが始まっているからだ。5月のGDPはマイナスで、やはりという感じになっている。

ドイツに大声で激怒するトランプが「最大最強の味方」を失う日

7月11日、NATO加盟国の首脳会議で米トランプ大統領はドイツを名指しで非難しました。これは、アメリカがNATO全加盟国の国防支出の7割近くを占めるのに対して、ドイツなど他の加盟国の負担が少なすぎることに腹を立てたのです。こうしたドイツと米国の関係悪化について、国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは、自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、非難の理由はわかるとしながらも「対中露のために、米欧は協調路線を目指すべきだ」と論じています。

米欧関係を破壊するトランプ

ブリュッセルで7月11日、NATO首脳会議がはじまりました。ベルギーを訪れたトランプさん。早速、NATO加盟国、特にドイツを大声で非難しました。

トランプ大統領はイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)NATO事務総長との朝食会の冒頭、儀礼的なものにするという慣行を破り、ドイツをはじめとする加盟国が費用を負担していないと激しく非難。
(AFP=時事 7月11日)

なぜ、トランプさんは、NATO加盟国、特にドイツに腹を立てているのでしょうか? 問題は二つです。

一つ目、トランプは、他のNATO加盟国の負担が少なすぎると主張している。毎日新聞7月11日。

NATOは2014年、対ロシア関係の緊張高まりを受け、24年までにすべての加盟国が国防費をGDP比で2%以上に引き上げる目標を設定した。しかし18年中に達成が見込まれるのは、加盟29カ国のうち米英やロシアに近い東欧中心の計8カ国のみだ。これに対し、米国はNATO全加盟国の国防支出の7割近くを占める。

アメリカはNATO全加盟国の国防支出の7割近くを占める。これは、ムカつく要因ですね。トランプさんが、「他の加盟国は、安保タダ乗りだ!」と考えるのも仕方ありません。それで、トランプさんは、この件でたくさんツイートしています。

こうした点に不満を持つトランプ氏は首脳会議前日の10日、「NATO加盟国はもっと多く、米国はより少なく払うべきだ。とても不公平だ」と主張するなど、通商問題も絡めながら欧州の加盟国を批判するツイートを繰り返した。(同上)

アメリカは、欧州を守っているのに、彼らは実質何もしないし、金も出さない。不公平だと思わないか?」

こういうロジックは、わかりやすく庶民受けするのでしょう。トランプさん、選挙戦中ずいぶん日本をたたいていました。その時は、「日本が攻められたら、アメリカは、日本を助けなければならない。しかし、アメリカが攻められたら、日本は何もしなくていいんだ。これは、不公平だと思わないか?」というと、支持者の皆さんが「いえ~~~す!!!!」と大声で叫んでいました。

そして、トランプさんの主要なターゲットは、欧州最大の経済大国ドイツです。なぜ?

とりわけトランプ氏が標的とするのは欧州最大の経済大国ドイツだ。ドイツの国防費はGDP比約1.2%で、24年までの引き上げ目標も1.5%にとどまる。(同上)

なるほど~。ドイツは、GDP世界4位、欧州1の経済大国。エマニュエル・トッドさんは、「EUは実質ドイツ帝国だ!」と断言している。それほどパワーのある国なのに、国防費は、GDPの1.2%しかない(ちなみにアメリカの軍事費は、GDP比で3.1%。日本は、約1%)。

「もっと時間があれば」「良い上司になれば」では何も解決しない

人間は失礼な他人の振る舞いや偶然の出来事に対し、腹を立てることもできれば冷静に対処することもできます。つまり外的要因に振り回されることなく、自分自身の行動を選択することができるのです。 今回の無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では、著者で現役弁護士の谷原さんが、自己正当化の罠から抜け出しセルフコントロールを促す処方箋を紹介しています。

自己正当化の罠から抜け出す

こんにちは。

弁護士の谷原誠です。

今の自分に満足しない人は、多いのではないでしょうか。そして、私たちは、その原因を外的条件に求めようとします。

  • 資金に余裕があれば…
  • もっと時間があれば…
  • 良い上司に代わってくれれば…
  • もっと痩せさえすれば…

こう思えば、自分を正当化し、自尊心が傷つくのを避けることができるからです

しかし、こう思っている限り、残念ながら、進歩から遠のいてしまいます。自己正当化をした以上、それ以上辛い努力をする必要がなくなってしまうためです。

イソップ寓話の「酸っぱいブドウ」のキツネと同じです。「どうせ、あのブドウは酸っぱいに決まっているよ」。そうやって自己正当化をした以上、ブドウを取ろうという努力をやめてしまいます。

しかし、私は、常に進歩していきたいと思っています。先ほどのような自己正当化をなるべくしたくないと思っています。では、どうすれば、自己正当化の罠から抜け出すことができるのでしょうか。

私は、そんなとき、自分に質問をするようにしています。できる前提で、質問をします。

  • 資金がなくてもできる方法はどんな方法だろうか?
  • 時間がなくてもやり切るには、どうしたら、良いだろうか?
  • この上司の下で、このプロジェクトを成功させるためには?
  • 今現在の体型で、うまくいくには?

これらの質問は、今現在の条件でうまくいく方法を探す質問です。もちろん、外的条件を整えようとする質問もありますね。

  • では、資金を得るには、どんな方法があるだろうか?

というような質問です。全く違うことを考え出しますね。

いずれにしても、私たちは、自分のことを放っておくと、自動的に自己正当化をしようとし、自己正当化をした結果、行動を起こさなくなってしまいがちです

考えるということは、「自分に質問をする」ということなので、上手に自分に質問することによって、自分の思考をうまくコントロールしたいものです。そうすれば、常に前向きに生きられるのだと思います。物事のどの面を見るかが重要なのだと思います。

「顔をいつも太陽のほうにむけていて。影なんて見ていることはないわ」(ヘレン・ケラー)

今日は、ここまでです。

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小5女児「いじめ自殺」、SOSを見て見ぬフリした学校の隠蔽体質

教育の現場で頻発する「いじめ」を見つめ続けてきた、無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』。今回の記事で代表の井澤一明さんは、いじめに関して新しい取り組みを始めた自治体などについて紹介しつつも、教育現場の「事なかれ主義」や隠ぺい体質、責任逃れは相変わらずで、いじめ問題を抱えた子どもたちに頼られるような活動や体制づくりにむけた改革が急がれる、と訴えています。 

子どもたちから信頼される「相談体制」が求められる

夏休みが目前に迫ってまいりました。私たちのところへの相談も毎日届いています。高校生が、部活で吊し上げにあって、校長に相談したら「学校の対応が悪かったので謝罪いたします」と言ってはくれたのですが、「加害生徒が心から悪いことをしたと思うかどうかは本人次第ですので、謝罪をするように指導はできません」と逃げてしまったという相談もきています。校長が責任を放棄したのでは何事もすすみません。

また、私立の小学校でも「金、もってこい」、「死ね」などと脅されたので学校に相談したところ「加害生徒とその保護者には伝えました。ただ学校は両者の間には入りませんので」と謝罪の会も開いてくれないというのです。

責任を放棄し、さらには隠蔽を図る学校が跡を絶ちません。報道によると、去年、兵庫県多可町で小学5年の女子児童が自殺した問題で、第三者委員会は「いじめ」が自殺の要因だったと認定しました。同委員会は、学校が児童のSOSを見逃し、積極的な関与ができなかったことを指摘すると共に、組織的な対応の重要性を掲げています。学校側は「女児からいじめの訴えはなかった」としていたのですが、実際には、女児が4年時のアンケートで3回、「はい」に○を付けてから消し、「いいえ」に○を付けた形跡があったことがわかりました。また、他の児童からもいじめられているとの指摘があったことが判明いたしています。女児は年2回の「ストレスチェック」でも高いストレスへの移行がみられていたとのことです。

第三者委は、学校が表面的な対応にとどまったこと、女児の苦痛をキャッチできなかったと指摘し、要因として、

  1. いじめの組織的対応が未整備
  2. 前思春期の女子グループの理解不足
  3. 学校の統廃合による教職員の多忙

をあげています。第三者委員会はよくやったと思いますが、学校はSOSを見逃したのではなく、故意に見ようとしなかったとしか思えない内容です。事実であるなら、学校による組織的隠蔽があったと言わざるを得ません。学校が隠蔽すればするほど、教員の時間と労力を無駄に消費するだけです。さらに、学校の評判や自治体の評判まで貶めてしまうことになります。

残念な対応をし続ける学校がある一方で、いじめに対する新たな取組みも進み始めています。同じ兵庫県では通信アプリ「LINE」を使った無料通話相談を始めています。「LINE」のサービスを利用し「友だち登録」すると専用のアカウントにアクセスでき、無料通話機能を使って精神保健福祉士や臨床心理士らが相談に応じるシステムとのことです。

このSNSを利用したいじめ等の相談機能は、全国的に広がりつつあります。6月1日には、北陸で初めて、富山県がLINEによるSNSいじめ相談を始めています。茨城県でも、1月の取手市に続いて牛久市でも専用アプリ「STOP it」を導入しての相談が開始されました。

しかしながら、相談システムを立ち上げただけでは意味がありません。保護者の皆様には、この相談体制が本当に機能するようになるかどうかを、見守っていただきたいと思います。積極的な意見を自治体に対してお伝えいただきたいと思います。

簡単に解決できると言うと語弊があるかもしれませんが、いじめ解決の秘策があります。電話でも、メールでも、SNSでも構わないのですが、相談を受けた教育委員会が、該当する学校に対して「そちらの学校の○年○組の○○さんから相談がきました。至急、いじめを対処して、明日までに教育委員会に報告書を提出してください」と連絡をするだけで、大抵のいじめは解決するはずです。

なおさら、文科省の「24時間子供SOSダイヤル」の電話に入ったものは「文科省まで報告書を提出すること」にしたら学校は本気で取り組むはずです。そうすれば、「いじめは一日で解決できる」と私たちが訴えておりますように、まさに「いじめ解決は一日で足りる」ということが日本の常識になります。

隠蔽を画策する学校があります。子どもたちを守りたいという対策もあります。「いじめ問題」を解決するためのポイントは、「解決するかどうか」にかかっています。何度も繰り返し述べていますが「早期発見・早期解決」しなければ意味がないのです。

子どもたちの中に、「あそこに相談したら解決してくれる」という評判が立てば、電話相談でもSNS相談でも相談する子は増えてきます。子どもたちからの「信頼を得ること」、それは「いじめを解決できる」という実績を積み上げていくことが必要です。教師、保護者を中心に大人たちが力を結集して、日本のどの地域においてもいじめを「解決できる」ような体制を作り上げていかなければなりません。

さあ、まもなく夏休みです。夏休みを前にして、いじめを持ち越さないことが大切です。早めに学校と相談して、夏休み前に解決してあげてください。不安に思うことがございましたら、ご遠慮無くご相談ください。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

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豪雨被害でわかった、被災したあとに「家族写真」を探す気持ち

いまだに大きな爪痕を残す、西日本で発生した「平成30年7月豪雨」。被災した後、人々が取り戻したいと語っていたものの一つに「写真」がありました。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、著者の須田將昭さんが、いまの時代でもやっておきたい「写真のプリント」、そして被害を受けた写真やアルバムなどの復旧方法などを紹介しています。

写真を残すということ

今回の豪雨災害に関連する話題として「写真」について少しだけ書いてみます。「災害」と「写真」となると、報道写真が思い浮かぶかもしれませんが、ここでの「写真」は家族の写真普通の写真を指します。

「写真とは何か?」という議論は、その誕生以来、「芸術なのか否か」という議論からずっと続いています。「写真」が持っている非常に大きな特徴として、「記録」というのは欠かせない一面です。そしてこれが最大の強みだと思っています。

今回の災害のように、家の中に水が入り込み、一切合切が流されてしまったようなあとで、人々が取り戻したいと思うものの一つに家族の記録写真と言われています。東北の震災でも、写真を探して歩く方々が大変多くいらしたと聞いております。

失われたものを取り戻したい…そういう気持ちのよすがとなるのが、ある時点での家族の肖像、知人の肖像を記録してくれていた写真なのです。

失われることを前提に今を撮っておきましょう…と呼びかけるのはなんとも切ないことなのですが、ある程度年齢を重ねてくると、「今、この人の写真を撮っておきたい。撮っておかねば」という気持ちが強くなってきたのは事実です。

家族の写真もできるだけきちんと撮っておき、すぐにプリントして、それぞれに渡すようにしています。友達もそうです。何人かを写したらできるだけみんなに手渡しておく。

「今時はデジタルデータがあるからプリントなんて…」

そう思われるかもしれませんが、いざという時、手元にプリントされた写真を見ることほど、心を癒していくもの時を解けさせていくものはないだろうと思います。

みなさんもきっとたくさんの写真を残していらっしゃると思います。今は本当に簡単に写真を残せる時代です。そこでもう一歩進んで、ぜひプリントをして、周りにも配っておいてください。別に災害対策ということだけでなく、ひょっこりとプリントされた写真が出てくるのを見るだけで、「あ、こんな写真撮ってくれていたんだなぁ」と振り返ることもできて、きっと喜ばれますよ。

今回の災害に対応して、富士フイルムが

被害を受けた写真・アルバムに関する対処法

というページを用意して、写真アルバムやフィルムが水や泥をかぶってしまってもあきらめないで、すみやかに適切に処理すれば、劣化を最小限に防げますよ、思い出を長く残していけますよ…と呼びかけています。

ぜひ、こういったところも参照してください。もしまた身近に被災した方がいらして、写真をなんとかして見られるようにしたいという方がいらしたら、この情報をお伝えいただければ…と思います。

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「家事は女性がやるもの」という不公平が家事をツマラナくしてる

ここ70年余りで、洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器が家庭に登場し、物理的な家事の負担は大きく減りました。しかし、相変わらずなのは「家事は女性がやるもの」という固定観念です。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、「夫婦での分担が家事を楽しいものに変える」と説き、実現に向けたアイデアも紹介しています。

偏りが楽しみを食いつぶす

さて、本日は偏りのお話。

日本料理界の重鎮、分けとく山の野崎さん。正統派の日本料理だけでなく缶詰やレトルトなどを非常に上手く使う料理本などを出版しています。いやー、分けとく山は美味しいよね(*^O^*)。

とはいえ、日本料理といえば、厳しい修行と上下関係で有名ですよね。彼ももちろん若いウチには、厳しい修行をくぐり抜けてきたわけです。いや、厳しい修行って、要は「料理の下ごしらえ」とか「皿洗い」とか、家庭でもやっているようなことなんですけどね。そんな彼が

労働や作業だけと考えていたら、こんなに長く続かなかったでしょう

と語っています。そりゃそーですよね。楽しさや面白さがなきゃ続かないよ。

ところが、そうした楽しさや面白さが全く失われそうになっているのが

  • 家事

です。家事こそが、そこから喜びや誇りをなくしてしまった仕事のひとつなんです。だからこそ、どれほど早くやるかどれほど手軽にやるかだけが競われ、家庭内でも誰が「負担」するのかが問題になるのです。

だいたい「負担」っていうコトバ自体が家事に対する考え方を表していますよね。楽しいことをするとき、「負担」というコトバは使わないでしょ。税金を負担する、負担に感じる…など、イヤだけど仕方がないからシブシブというニュアンスのコトバですよね。そう、つまり今現在家事って「イヤだけど仕方がないからシブシブ」やるもんになっているんですよ。

ここで考えたいことが二つあるんです。ひとつは

  • 楽しい労働とはどんなものか

です。日本ではこの点について、近年非常にマズい状況になっていると思います。すなわち、過酷な労働が常態化しているために

  • 労働とは須(すべから)くツマラナイ

という認識が広がってしまっていると感じるんです。すべての仕事には、労働や作業の部分、要はツマンナくってルーティンな部分ってあるものです。ま、ハッキリ言えばそれが大半です。だから

  • そうした部分のない仕事を探してもムダ

なんですよ。なので、念のため言っておきますが、そうした部分を

  • 家事から取り除こうとする

のは、もう全くムリですよ。そうではなくて、楽しみを見いだすことを考えた方がいいのです。

家事をツマラナイものにしているもうヒトツ。

  • 家事の分担について

です。家事が他の労働と同じく、ツマラナイ部分もクリエイティブで楽しい部分を併せ持っていてなるべく後者の部分にフォーカスしながらやるのだとしても、分担に偏りがある場合には、ツマラナイ部分が楽しい部分を食い尽くして

  • なんでこんなことばっかり…!

になってしまうからです。そして、ここで残念なことを改めて言うことになるんですが、日本の現状については言うまでもなく

  • 圧倒的に女性

が分担しているんです。SNSにはその不公平を嘆く怨嗟に溢れていますよね。共働きが全くフツーとなったのに、女性が9割以上を分担しその大変さに想像力のない男性から「疲れているなら、カンタンにトンカツでいいよ」とか言われたりするわけですから。そりゃ文句を言うなって方が、ハッキリ間違っていますよね。

この圧倒的な不公平の下ではどうしたって、「家事はツマラナイもの、負担するもの」になるでしょう。この点で、おそらく日本の家事は

  • 世界一(言い過ぎか。OECD一)ツマラナイ家事

と言えるのです。

こう考えてくると、家事に対して積極的になれないのは家事がツマラナイかどうかではなく

  • 分担に偏りがあるのがモンダイ

なんだろうということが解ってきますよね。家事のスキルを磨いたり、効率化を図るのももちろん大事ですが、

  • じっくりパートナーと話し合う方が

ずっと家事を楽しくやるためには大事なんです。

え? 言っても変わらない( ̄∇ ̄)? うん、まあ、それはよく解る。だけどそれは確実に突破出来る方法があるんですよ。それは

  • 社会の趨勢がどうなっているのか

を教えることです。同調圧力の強い日本では大多数がどうやっているのかが、自分の身の振り方を決めるときの

  • 重要な判断要素

なんです。つまり

  • え? 幼稚園の迎えってパパの仕事だよね?
  • 夕食作れないの? マジで!? ウソだろ?
  • ゴミ出ししかできないなんて、おムコに行けないよ(^Д^)
  • 高い場所の掃除は、男性がやる方が効率的だよね

とか言われるようになると、同調圧力がかかって

  • 怒濤のように一気に変化

するんです。なので、現在特に世界では

  • イケてる男は家事をする

というのが趨勢であることを、根気強く根気強く根気強く教えてください。

家事を楽しくやるには、パートナーとの分担が不可欠。スキルよりなにより、それが根本的な解決方法ですよ。

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40代以上で夏風邪をひきやすい人に共通する生活習慣

連日のようにうだるような暑さが続いていますが、そんなとき油断してひきがちなのが「夏風邪」です。よく「風邪は万病のもと」などと言われますが、場合によっては命にかかわる病気の原因になる場合もあると警告するのは、メルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』の著者で現役医師の徳田安春先生。徳田先生は、そんな風邪にまつわる注意点と、風邪の原因になると言われている「生活習慣」とその対策についても詳しく解説しています。

風邪は万病のもと

よく「風邪は万病のもと」と言われています。鼻水喉の痛み、これが風邪の三大症状です。このうち、二つ以上あれば風邪の可能性は高くなります。しかし、鼻水だけ、喉の痛みだけ、咳だけ、などのときには、風邪以外の病気のことがあります。鼻水だけのときは副鼻腔炎、喉の痛みだけのときは咽頭炎かもしれません、咳だけのときは気管支炎かもしれません。

風邪と思っていたら、実は重篤な病気であった、ということがときにあります。咳、黄色痰、呼吸困難では肺炎を考えます。咳が2週間以上続くときはまれに、結核のこともあります。喉の痛みが強いときには、急性喉頭蓋炎扁桃周囲膿瘍後咽頭膿瘍などのことがあります。これらは命にかかわる重大な病気です。

しかし、風邪も侮れません。風邪をこじらせて肺炎になることがあります。厳密には、風邪とインフルエンザは区別していますが、インフルエンザにかかった後に、細菌による肺炎がおこることはよく知られています。古典的には、ブドウ球菌による肺炎が有名ですが、最近では肺炎球菌による肺炎が多いです。

また、体力の低下している高齢者や、慢性臓器障害のある人が風邪にかかると、もともと障害されている臓器の急性増悪をおこすことがあります。心臓病では心不全、腎臓病では高カリウム血症による不整脈、肝硬変では肝性脳症、などです。いずれの病態でも、命を落とす可能性があります。

約4万人のデータから風邪に迫る

風邪は万病のもとですが、もともと健康な人が風邪にかかって医療機関に受診したとき、「念のため」と処方されることのある抗菌薬を内服することも問題です。風邪はウイルス性ですので、抗菌薬は効きません。また、抗菌薬にはさまざまな副作用があります。アレルギー、皮疹、下痢、発熱、肝機能障害などです。重症の場合には死亡することもあります。

風邪にかかると仕事や学業にも影響が出ることがあります。私の知り合いのとある医学生は、医師国家試験の前日から風邪をひいたために、試験に不合格となりました。1年間浪人した後、無事に合格しましたが、この間はとてもつらかったと思います。

最近、40代から70代までの年齢層の約4万人の日本人男女を調査した研究が発表されました。その研究の目的は、風邪をひきやすい人に共通の生活習慣を調べるというもの。これだけの規模の研究はこれまでになかったもので、ビッグデータ研究といえます。その結果、肥満運動不足睡眠不足大量飲酒お菓子をよく食べること、などの生活習慣が、風邪をひきやすい人に共通していたことがわかりました。

新iPhoneは結局安くならない? アップル「独禁法違反」騒動の余波

公正取引委員会から、iPhone販売に関して携帯大手3キャリアと結んでいる契約が、「独禁法違反」に抵触する疑いありとの指摘を受けたAppleが、その内容を見直す意向を示したとの報道がなされました。これを受け各メディアは「iPhoneの低額料金プラン」の登場の可能性を期待を込めて報じていますが、ユーザーは恩恵にあずかることができるのでしょうか。ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんが、自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で今後の動きを占っています。

公取委、アップルに対する独禁法違反の疑いを解消――NTTドコモはdocomo withでiPhoneを扱うようになるのか

iPhone日本上陸10周年を迎えた2018年7月11日、公正取引委員会は、アップルのiPhone販売に対する独占禁止法違反の容疑が解消されたとして、審査を終了したと発表した。

アップルと3キャリアには「iPhone Agreement」という契約書が存在するのだが、アップルは3キャリアに対して、iPhoneの販売台数や料金プラン、下取り、端末補助金などで様々な圧力があるのではないかという疑いがかけられていたのだった。

業界内ではその存在がまことしやかにささやかれていたが、まさかアップルとキャリアの契約関係が、今回、公取委の手によって、公にされた事自体に驚きを隠せない。

ソフトバンクがiPhoneを扱い始めて10年が経過するが、おそらく契約当初には存在した条項もあったのだろう。しかし、iPhoneが3キャリアで取り扱われるようになってきたことで、契約内容も何度も変更され、今の形になったのだと思われる。公取委の審査を受け、アップルと3キャリアが契約を見直したことでお咎め無しとなった格好だ。

7月11日の朝、朝日新聞がすっぱ抜いた形となっていたが、実は、筆者は今週、アップルと公取委に動きがあるというのはなんとなく知っていた。ちなみに11日には、14時半から、NTTドコモ・吉澤和弘社長のインタビューが入っていた。ぜひとも吉澤社長に「iPhone Agreementについて聞いてみようと意気込んでいたのだった。

11日に朝日新聞がすっぱ抜いたことで、昼過ぎに「公取委が15時から会見を開くこと」が明らかになった。この段階でインタビューと会見がかぶることになり、会見にはいけないのが確定した。しかも、14時半から15時のインタビュー取材ということで、公取委が世間的に何をいうか、明らかにならないまま、インタビューを始めなくてはいけなくなった。

ユーチューバー・ヒカキンが豪雨へ寄付呼びかけ1日で16万人増

多くの被害者を出した「平成30年7月豪雨」の報道を受け、被災地の復興活動支援への募金活動の輪が広がっています。『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』の著者でNY在住の、りばてぃさんは、自分自身の日常からできる形で支援をするべきと呼びかけ、人気ユーチューバー・ヒカキンさんが、わずか数分で募金ができることを動画で簡潔に説明したり、海外スポーツ選手の体をはったクラウドファンディングによる災害支援資金集めの例などを紹介しています。

災害後の支援方法

(1)まずはできることから

甚大な被害を残した西日本豪雨。すでに多くの方々が様々な形で、募金や支援活動を行なっている。

例えば、超有名ユーチューバーのヒカキンさんは、7月9日に「【拡散希望】ヒカキンと一緒に西日本豪雨の被災地に募金しませんか?」と題して募金を呼びかけた。

ヒカキンさんは「好きなことでいきていく」というキャッチコピーでユーチューブの広告宣伝に日本のユーチューバー代表の1人として出演した方。ユーチューブチャンネルの登録フォロワー数は600万人超もいるめちゃくちゃ有名なユーチューバーさんなので知っているという方も多いと思う。

ご参考
● 好きなことで、生きていく HIKAKIN YouTube Long ver

そんなヒカキンさんが豪雨で被災した方々を支援するためにヤフージャパンの募金ページから100万円以上ご寄付。しかも、寄付した際、募金の手続きを説明しながら行い、その様子を「【拡散希望】ヒカキンと一緒に西日本豪雨の被災地に募金しませんか?」と題して自身のユーチューブページに掲載し、とても簡単に寄付できることを伝えている

また、「僕、1人が100万円募金するよりも今見て下さっている皆さんの100円の方がずっとずっとすごいパワーをもってます!」と強く語るヒカキンさんの影響があったようで、ヒカキンさんの動画内では寄付金およそ7987万円、寄付人数11万250人だったのが、7月10日時点で、寄付金およそ2億1900万円、寄付人数は27万人に増加。すごい。

ちなみに、この動画からはヒカキンさんは収益を受けていないとのことで、すべてが完全なるボランティアなのである。

ご参考
● 【拡散希望】ヒカキンと一緒に西日本豪雨の被災地に募金しませんか?
● 平成30年7月豪雨緊急災害支援募金(Yahoo!基金)

(2)海外でのこんな支援方法も

今回の西日本の豪雨もだが、世界中で多くの災害が起きているような気がする。

特に、大雨の被害は大変で、断水や停電などのライフラインの断絶だけじゃなく、家自体が流されてしまったり、ひどいと街全体が浸水してしまったりする。それを生活できる環境まで戻すのは大変だ。普通に更地に家を建てるだけでも時間も手間もお金もかかるが、きっとそれ以上にかかるのではないだろうか。

だから継続的な支援が必要なのだろうと考えていたら、プロの自転車選手がレースに出るたびに100ドルを寄付しているというニュースがあった。

ローソン・クラドック(Lawson Craddock)さんというアメリカのテキサス州ヒューストン出身。現在、フランスで開催中の1年に1度の自転車の大きな大会であるツール・ド・フランス(7/9~7/29)にチーム「EFエデュケーションファースト・ドラパック・P/Bキャノンデール」の一員として出場している。スポンサー3社の名前をすべて並べたのでチーム名がやたら長い(笑)

ご参考
● チームEFエデュケーション・ファースト・ドラパック・P/Bキャノンデール

ツール・ド・フランスはフランス国内をほぼ1ヶ月ほどで駆け巡る超耐久レースで21のステージ(レース)がある。ローソン・クラドックさんは、ゴールする毎に100ドルを寄付。ツール・ド・フランスは世界でも非常に困難なレースとして知られているのに、その上で、寄付するというのはすごい。2017年8月にテキサス州を襲ったハリケーン・ハービーで被害を受けた競輪場の復興支援のためだそうだ。(2000億ドルもの被害)

例えば、ツール・ド・フランスで21レースすべてゴールすれば2100ドル(約21万円)になる。クラドックさんはこの他にカスタムメイドの自転車用のシューズをオークションに出してその利益も寄付している。さらに、ツール・ド・フランスがはじまって間も無く、クラドックさんはクラウドファンドサイトのGofundmeで寄付ページを立ち上げ、支援金を募集

実は、クラドックさんは、初日のステージ1で肩甲骨にヒビが入り、目の上を数針縫うほどのひどい転倒事故に遭ったのだ。目の上からは血も流れレース後にレントゲンを取るまでわからなかったとはいえ相当の痛みがあったヒビの入った肩甲骨で転倒事故の地点から残り80キロもあったレースをゴールしたのだ。ゴールできなくてもおかしくない状況の中でだ。でも、クラドックさんは負けなかったのだ。

むしろ、初日に大きな転倒事故にあったことでメディアが大きく取り上げるだろうことを逆手に取り、Gofundmeを立ち上げ、新たに寄付金を募集したのである。その意気込みは多くの人々の心を動かし、目標金額2万1000ドルを超える3万8000ドルが集まっている。

メディア報道の中には「ツール・ド・フランスははじまったばかりだがローソン・クラドックはすでにヒーローだ」と報じているものもあるほど。どうか、クラドックさんが無事にすべてのレースでゴールできるように…。

ご参考

● Lawson Craddock ready to ‘fight like hell’ to stay in Tour de France after breaking scapula

● Lawson Craddock is Turning His Tenacity at the Tour de France into Charity

● LC’s Fight for Paris

image by: YouTube(HikakinTV : 【拡散希望】ヒカキンと一緒に西日本豪雨の被災地に募金しませんか?)

ICE BOXにビール入れた「ビールボックス」が旨すぎて流行りそう

ほろよいメロンサワーや氷結メロン味にバニラアイスを入れて「大人のクリームソーダ」が、最近ツイッターなどで話題になりましたよね。そんな「酒クズ」をさらにダメにする、最強のカクテルがツイッターで話題になっています。

それは、コンビニに売っている森永「ICE BOX」シリーズをビールと混ぜて、大人のビールカクテルにしちゃおう!っていう試みです。

どんなテイストなのか、まずは最初に拡散された、ツイッターユーザーの猫ぽん(@DJ_NekopoN)さんのツイートをさっそくご覧ください。

 

 

アカン、これ絶対にアカンやつや! こんなの飲んだら本当の「酒クズ」になってしまう。。。

というわけで、猛暑で35度もあるなか、さっそく近くのセブンイレブンまでサンダルで走り、「ICE BOX濃い果実氷〈巨峰〉」とセブンのPBビール(第3のビール)「ザ・ブリュー」を買って混ぜてみました(結局やるんかい!)。

まずは、大きめのビールジョッキを用意します。アンクルトリスの巨大なジョッキが家にあったので使ってみました。

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つづいて、ジョッキに巨砲な巨峰のICE BOXをぶち込みます、はい、全部です。

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そして、ここにビール飲料を惜しげもなく注ぐだけ、簡単ですよねー。。。もうすでにヤバい光景です。

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アカン!!(宮川大輔の声で)、この「ビールボックス」半端ないって。こんなん思いつきひんやん、普通。

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たしかに少しづつ溶けてくるとペースト状の氷になってきて、これがまた旨っ!

飲むほどにアルコールが回ってきて、これはもうダメ人間になりそうです、旨いけど。。。

猫ぽんさんが名付けた、この究極のビールカクテル「ビールボックス」。今年の夏、猛暑の夏、金鳥の夏、なんか流行りそうな気がします。知らんけど。

<おまけ>

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。